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Author:やる夫達のいる日常
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やる夫は神獣の大地で戦うようです 外伝 汝、誰がために祈るや

目次 現行スレ

35 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:21:28 ID:QiWLVieY0



                               _
        ◯――┐     ―ァ_      ,. -―┬ '゙  ヽ__/!/|  /|
              └‐┬‐‐∠_\,.-/ ◯ー┴乂__ノ      l/ └―◯
          ,.、     __.⊥ ._  |  ./       __       ◯   _____
.        / `―‐、| .| ./| |.| ̄ ̄ ̄ヽ   ./ /,,,,,_ ┌―┴―┐!____ \
        / ,. ―ァ ./| .|'― | |  ̄ ̄/ /  / ,. ―ァ 〉└―――┘   rーi / ./
.     ヽ/ ,. ' イ l___l  .ノ j   ./ ヽ ヽ/ <`' ./   ◯‐┼―、_ ノ .ノヽ/
   ◯── / ,イ    ./ イ,. '"./ ヽ \  / ,. 、 >r――――‐┐/ ,.' \
.      < / ̄ ̄| ヽ./  ヽ '"  ヽ ` '゙ ヽ /  ` ''''''''''''''''''''''''''''ヽ/     `ー―‐◯
         ´      !           \           /
                 ト┬__j.7__    l'7     ノ7__,.、 ー ゝ.j.ゝ
                 |.l王ノ__ヽ、ー‐l├一 /.l.----- 三 !.lニ!.!
                ハトj ll.ロl| |    | |   '´l.l._//_ヽ !ーi.| ァ, rィ
                 `ヽノ ヽノ  ''''''''''''''''  .レヽ-‐ ゝ'.レー''ノ l_j

               __________________________________________________________
               |!’                          !
              _..│  外伝  汝、誰がために祈るや    │..,,
              ! ヘtーァ一一一一一一一一一一一一一一一っヘ丿
              1_..-宀                     宀ー-f




36 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:22:02 ID:QiWLVieY0

┌───────────────────┐
│北クリスタニア大陸のダナーン王国・・・   ....│    _,,,,............;
└───────────────────┘   /;´   /´
                              ,-'"/"" ̄"''ツ’
                           ┌iゝ ダナーン地方
                           !ゝrlィー--‐ ,/
                   _,,,..c     ./--/゙_'  ノ>-..
                ,..../''´ /´    ,-‐'^ニィl  .ニ上辷'
               /  丿 _..-....-'⌒゙゙''"宀亠--彡-イ..--、
           ゙‐ツ''' ̄ ../冖''    _,,_....,,__   _彡 、^7   ゙゙`┐
       ベルディア地方   イスカリア地方┌''´ ,,゙ー丿      `'t
         _ノ亡  ?逢     _,,,, _ ,,,,    -'"゛,ノ''-   ,....,,   ^l,,
        .ノーニ:-    ヽ    ^''^'''' ''''      /   " -''''ー‐"゙ヽ ヽ
       ノ..,,ぃ 々   └_.-.-..--..- 、-,,_-彡个   ワイアーナ地方¦
      _//゙''‐l   ゙゙̄''  ノく二ノ゙ ̄ ニ゙个 ン-<ンゝ  ,,---:'''''‐''''''''‐   ハ
     ノ‐"''ニヘ=、....--;:‐l゙\_フォレースル地方ヘ..    -ィー-一    丿
   丿-'''ヽ..,,     ,,ン'ナヘニー  下'´  -'ニ_/゙''`ー、            /
   フィンガル地方 _-'冖‐-_..,, =イ-っ-∠/ ゛   ゙ヽ、       ...‐ー'
   | _....│゙ー    ,ノソヾニ'゙ 'ヘ=:-ぃ- ^ヽ       `ー宀‐‐''''''"
  ./_  `    ム宀 、_ ノ^ヽ..,,,  冫 ̄'''┐    _..../     _,,,,_
 ┌"  `''     /  ,_-'ヘ::―一"    !   ...../´ _-'''‐'''''´  ^゙ヽ......,,
  ヽ     ,, /         -/7-‐  )-‐∟_......‐´           ゝ
  1  _,,..‐冫           ラブラドル地方               │
   ゙''^"   !       ,....,,ノ''''"´゙'';                    ,..../_
        ヽ     ..-'       ^`ー一'''`''''っニ-‐’       ,..-っ-''゙゙イ
┌───────────────────────┐  ゙゙''''"   l
│そこの首都スパイアーが僕の生まれた土地だ・・・  ......│        !
└───────────────────────┘

38 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:22:42 ID:QiWLVieY0

┌─────────────────────┐ : : : : : : : : : : ://  .|  ./ . |
│そこの中々、大きめの商家で僕は生れた・・・    │ : : : : : : : : ://    :|/    |
└─────────────────────┘_ : : : : ://     :|      |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| :::| 「 г|            / | 「 「 |: : : : :/ \__\//       |      |
ТТТТ | :::|   ` |             |  |    .| : : :./  .|   |/   _    |      |
⊥⊥⊥⊥ | :::| .∧、.|             |  | 「 「/: : : :| r‐、|   |   ./|\ \.   |      |
      .::| :::| .|::.|| |           /|  |  /: : :/| |.:::| |   |  / .|  \. \ |      |
  __     | :::| :|:::|| |      /...:::| .:| ./: //:| |::::| |   |  / :|   \ `|      |
 l⌒l゙l  .:| :::|.i┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬|__| .∧ ./\   /` |    .|
 |  |:|   ::| :::|:|┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴|    |/ ∨:/:::.\/  |_,,,... -‐:| ̄ ̄
┌──────────────────────────────┐      |
│当時はまだマリード宰相による独裁政治が行われていた時代だ・・・   │      |
└──────────────────────────────┘      |
 ` ̄  .:::| :::|    .|エエエエエエエエエエエエエエエl:..  |  :::|   Т´   . : : : ::::::::|      |
______;;| :::| 「 「 |─────────、.|:::  |  .::|   |       . : : : |___|__
_____| :::|    :| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ |\/./\[二二:l二二]             |  .......:::}:::::::::::
      :| :::|    :|      n ∩ |   | ..:| /:/::: |   |   |            | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
  _.   .:| :::| 「 「 |        Ll . |   | :::| | |::::: |   |   |            |      |
┌──────────────────────────────────────┐
│血生臭いなかで、商家を拡大した父は、つまりそう言う部類の人間だったのだろう・・・   ....│
└──────────────────────────────────────┘
 |  |:|   ::| :::| L   |            |   |. |    |   |   |            |      |
 |ェェ|:|   ::| :::|    :|::.. ~゛'' ‐- ...,,_.:|   |: |:\.  |   |   |            |~゛'‐- ,::|__
 ` ̄  .:::| :::|    .|         \.:|: |、  \ |   |   |            |      |
      :| :::|    :|                ̄ \   |   |   |            |      |
      :| :::|    :|                     \|   |   |            |      |
┌───────────────────────────────────────────┐
│子供心の僕にも、父は少々、付き合いにくい人間だったので、そう言う想像も容易く受け入れられる   │
└───────────────────────────────────────────┘
                                                 |      |
                                                 |      |
                                                 |      |
┌────────────────────────────────────────┐
│*補足説明:マリード                                              │
│ 初出は「漂流伝説」                                             ..│
│ 王女ジェシスを幽閉し、権力の独占を図った人物で貴族達を数多く処断した事で知られる   ..│
│ レードンの父のハーフェン侯爵殺害を、血煙りの騎士ラッセルに命じた               .│
└────────────────────────────────────────┘

39 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:23:19 ID:QiWLVieY0

┌──────────────────────────────────┐_n
│僕が10になる頃、僕はスパイアーから離れた小さな町の神殿に預けられた    │...|
└──────────────────────────────────┘_ |       xヘ
                            __                /:::::::::::/ ∩ \    ./_____ヽ
                            ! ..."'-、-、___          /:::::::::::/  . ̄.  _ヾ、   |¨.|! 田 i|‐==ニ二/ヽ
                            !    ヽ\::""''''‐-、__===/:::::::::::/ ...┌!   .i|   . | |!  ζ 三三/
                            !     ', \::::::::::.:::/:::::::::/_x-イ¨    |_|   .i| /::.| |! ./三三./
┌────────────────────────────────┐    r´ / 三.i__.!/三 三 ./.  ____
│当時、レイルズ王がマリード宰相への反乱を行おうとしていた時期だった    │     i| /.三三三_x-‐‐‐ゞ、  |_」_
└────────────────────────────────┘    i| /_x-‐''''´¨ . ロ [田] | . | .|
                       _、-‐''"/// ゝ ! ヽヾ ../;:;:;:;:/            \ o ロ          | ヾニニ
                   _、==´////////// | !ヽ- ./;;:;:;:;:/                \            |
         _、,,,, ,,,、_ニ、-‐ ´"///////////// /:::ム イ________ |  、-----、   __ __ __ __ ム‐-----------! |二二
 __、、_、-‐‐‐''""///////////////////////// /:::/   ./:::: :/..|  !ゝ==ーゝ . [] [] [] [] .|  γヽ     ! γ‐
┌────────────────────────────────────────────┐ !
│戦乱を避けさせたとも取れるが、当時、レイルズ王の勢力は弱く、誰も彼が勝てるとは思ってなかった    .│ _|
└────────────────────────────────────────────┘
. :::..:.............:::::.:.::.::.::::::: ... :::..:.............::::: / """"''''''‐‐‐‐-、____  ""''''''┘--┘‐-、'!,==',-‐‐‐‐‐‐‐‐┘、
:.:.::.::.:::::::.....:::::.:.....:::::.:.::.::.::    ,''"´  "'==、____      ` ヽ-‐、____                   `ヽ
 ::::::: ... :::..:........::::::: ... _、-'   .__    .__    .__ ‐‐‐ ..__     __  ̄"'''' ._、_   .__          \
. ..|..ト、____, オ.ト、___.__.,オ.ト、______,オ.ト、____._,オ.ト、____._,オ.ト、.__,オ.ト、.___,オ.ト、__._,オ.ト、__.,オ.|ヽ、          .\
___| |____| |___| |_____| |____.| |____.| |____| |____.| |____.| |____| |_ .ヽ、_        ノ
┌────────────────────────┐  .__     .__     ',__   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│だから、単に父は僕を厄介払いしたかっただけだろう    │ _,オ.ト、.____,オ.ト、____,オ.|ヽ、
└────────────────────────┘  .| |     .| |      | |  .ヽ、_______x-‐‐==''´
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌───────────────────────────────────────────┐
│*補足説明:レイルズ                                                 .│
│ 「漂流伝説」の主人公でリプレイと小説で扱いがだいぶ違う人で【血煙りの騎士】ラッセルの子息     .│
│ クリスタニアが閉じられていた時、銀狼の族長マリスを助けて数多くの戦いを経験した          .│
│ そこでクリスタニアの開放と沈降に、関わりのある人物                             .│
│ ダナーンに帰還後は王女ジェシスを救出し、マリードを倒して国王となった                 .│
└───────────────────────────────────────────┘

40 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:24:11 ID:QiWLVieY0

┌───────────────────────┐
│優秀な兄の方に多大な期待を寄せたのだろう・・・  ......│
└───────────────────────┘

┌───────────────┐
│そんな事はどうでもいいか・・・   ...│
└───────────────┘

┌─────────────────────────────────┐
│村とも言える、小さな町にある、町の規模に見合った小さなファリスの教会   ..│
└─────────────────────────────────┘
                      |
                     ,.!
                     / iヽ
                   ∠___i__ヽ
                    |iiiiiii|iiiii|
                    |iiiiiii|iiiii|
           , -―――一 ''''iー一,大
         /           ,/三\
        ∠_______,,/三三三,\
         |三|[]|三|[:]|三|[::]|三|三,/\,三|
--――''''''"^''|三三三三三三三三|三i|[]|[]!三|ー-――wwvv,,,,,__
"'i、ー-  ,,_ ,,~~~''''''~~~~~~~''''~~~'' ' ´ `''''''"~~     ~~

┌────────────────────────────┐
│父は莫大な寄進と共に、僕をこの小さな教会に押し込んだ・・・    │
└────────────────────────────┘


                               - -、
                               ● ●) ヽ
                               、-'-   ノ
                              /      ヽ
                .                (|     し'
                              .し    J


┌───────────────────────────────┐
│そんな事より問題なのは、この教会のファリスの司祭様や神官は・・・    .│
└───────────────────────────────┘

┌──────────────────────────────────────────┐
│神学や聖典の解釈は得意だが、誰も神聖魔法、つまりファリスからの加護を得ていなかった事だ   │
└──────────────────────────────────────────┘


              ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
             /": : : : : : : : \
           /-─-,,,_: : : : : : : : :\
          /     '''-,,,: : : : : : : :i
          /、      /: : : : : : : : i       ________
         r-、 ,,,,,,,,,,、 /: : : : : : : : : :i     /
         L_, ,   、 \: : : : : : : : :i   / 働いたら
         /●) (●>   |: :__,=-、: / <   負けかなと思ってる
        l イ  '-      |:/ tbノノ    \
        l ,`-=-'\    `l ι';/      \ 
        ヽトェ-ェェ-:)     -r'          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ヾ=-'     / /
     ____ヽ::::...   / ::::|
  / ̄ ::::::::::::::l `──''''   :::|
/,,,,,,,    ::::::::\\::::     :::|__
/::::::'''-,     ::::\\____ノ '''l__
::::::::::::::::ノ        \____,,-''':::::\
::::::::::/                    ::\

┌───────────────────────────────────────────┐
│まあ司祭職にいるのが、親のコネで生活している男なのだから、当たり前と言えば当たり前か・・・     .│
└───────────────────────────────────────────┘

41 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:24:47 ID:QiWLVieY0

┌────────────────────────────────┐
│まあ、そんな訳で、僕自身に熱心な信仰心とやらが芽生える訳もなく・・・  .....│
└────────────────────────────────┘
                -  - 、
                 / (● ●)ヽ
                ゝ  -'- ノ
              /    ヽ
.                (|      |)
              .し    J

┌───────────────────────────────────┐
│神様って言うのは案外無力だなと、妙に達観した態度だけが身に付いていった   ..│
└───────────────────────────────────┘


┌───────────────────────────┐
│そんな教会で、自分と同じような境遇の女の子と知り合った  ......│
└───────────────────────────┘


          ,。 '"  ̄ ̄ 丶⌒
.       / ,        ヽ
      ,'  /!  i ト,     ',
.     i i /‐l  !ヽl‐',       i
.     ノ l,'  ', l   ', l     !
   /   l O ヽl  O l./  /  l   / ̄ ̄ ̄ ̄
    ̄ハ人〃 _  〃 イ  /   ', < ・ ・ ・
    〈 ハ l_.>r--‐rく //   ハ ヽ  \____
    〆r' : ノ : : `<.ゝ〈/、  ,'  \)
  ⊿ 人:/┬-、;_;_;_;_;〈〉.:.:> i
   /:::/ヽノ:::::li:::::::::::トl.lく:.\l
  く\:/ /;;;;;;;へ;;;:.イ:`リ `く_フ
     ̄   l: :i: :i: : :i: :i: : :〉   \
.       `r-L;,;,;レイ  \.   ヽ
        }lili/  ヽ_人   ヽ.    i
       l二l.   Y =〉   \ _/
       ヽ__!    し'

┌──────────────────────────────────────┐
│その子の名前はイア、僕と同じ年の子で、これまた同じように教会に置かれた子だった    .│
└──────────────────────────────────────┘

┌────────────────────────┐
│同じような境遇という事もあり、僕たちは仲良くなった   .│
└────────────────────────┘

42 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:25:19 ID:QiWLVieY0

┌───────────────────┐
│そして瞬く間に時間は過ぎって行った・・・  ....│
└───────────────────┘

┌─────────────────────────┐
│レイルズ王の即位が成り・・・早くも7年が経過していた    .│
└─────────────────────────┘

┌───────────────────────┐
│僕とイアは教会で雑務をしながら生活していた・・・    │
└───────────────────────┘

              ( ヽ、
     /.:. ̄ ̄__\ \
    /: : :    <__ \ \
  /: : : _  <__ \ \ ヘ /⌒/
/: : : : ´  , `└--ミ ヽ、\ - \ |
: : : : :/´ `ヽ    丶  -     〉                      はぁ・・・・・
: : : :.( ー‐ l    ( \        !
: : : : ヽ_ ` _ノ      \_ヽ     {
: : : : : : ´"''"   '   "''ヘ      > 、
: : : : : : . .    `     \   ∠/ヽヘ
\: : : : : : :. ⊂ニニつ    \(⌒)   ノ \
/ヽ: : : : : : : : : : :         ヾ、 /    \
   /: : : :``ー- -‐'"´     \/ \(
,'⌒ ゝ ハァ
ヽ_ノ





                 -ー=''"
               / /_ -― - 、
             ィ |/   __     ` 、
            . /   -     `  、    ヽ               どうしたの?できる夫
         /              ` 、    ヽ
        / /     - 、        ` < ハ
        ' ,'          :::ヽ            -  _
       ' ./ /          ::::\         ハ_ー  ̄       貧相な顔が、さらに貧相になっているよ?
       |/ /             ::::ヽ   ヽー       ー-ニ__
       i'  l              ::::ヽ  ヽ   ̄ ',  ̄
         l      ::::!  ::::ヽ、   __  ::::\  ',     V
      /   |     ::::|ヽ  ::::斗 、     ::::        V         γ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.∧
      ∥  ハ   _::::--ヽ  :::ヽ  ィ笊示バ     ',   V        l  相変わらず酷いですね  (__;)
     ノ/ /!  ',   ::::|  \ .::\'" 辷シ     !  ,   V        ヽ、___________,ノ
    /イ  |  ! ,  x笊示ハ \ :::ヽ      ',:::..  !\::\  V
   /     | | ::|、∧ 辷シ   \ ::::、    ∧::. |::  \:: ー‐-‐ミ
         | ! ::! 、        、 ` 、\ .イ ',:: !:::..  l l::l.    ヽ     ふふふ、まあまあ
        / | ::|、 ヽ :::ゝ     __    \//  ! ',:::. l l::l    ハ
         r'  | ::| ヽ   ヽ ..::>   __ / //イ }: ! .!::: l l::l     l
       |::ト ! ::!  ',  ::::\  ミ--| L_イ/イ '::: |  !:::. ! !::!    |    で、何悩んでたの?
       |::::::\:::!   ',   ::::\  ー-i_|-‐'' .':: |  l:::  ! !::!     |_
         .|:::::::::::, ::,  ,   ::ハ::::\         ,'::: | ,':::  | |::|    |::〉
          !:::::::::::, ::丶 .}   ::::}        /   ,'::::   ! l::lイ   /::,
        |:::::::::::' , ::y   ::::}}        l l { ::lイ::::.  l l l  /:::::!

43 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:25:53 ID:QiWLVieY0

             ________
            /            \
          /               \
         /              ´ ̄`    ´ ̄`           気のせいなら良いんですけど
        /                          \
      /               /     ヽ   /   ヽ
       |            ゝ  ー' 丿  ゝー'  く         ただ、最近、薬の減りが早いなっと・・・
       |                        ,     |
       |                          |
       ヽ                       `´ ̄`´  /
        \                         /
            >           ヽ  _____/
          /                ヽ




                                         i、
                                          \         __
                                          .   ー―-- /  ヽ _
                                          ヽ      {       \__
                                           >     {         \`ヽ  }、
                              .        、_   ''^´   /   ∧       、\ ∨/
                              .       、__>-‐ _,  /     /  :.        、 ` ニ=‐-
     へ?                              ̄ ̄/       -―-  :.            \ :,
                                      _ノィ /    { ,{  , '{ :. __         、\}
                                     ̄  / :   { /|/ { { { /ヽ `ヽ、 '.   ヽー ニ=‐‐
     おかしいね?                         / , {   灯ハ{ { ル' j/ \    '.   :. }
                                      // ∧ { ハ ヒ:リ{ {   ,ィ=ミx | \   '.   V
                              .        /   { ヽ{{     、{   ん:心| }  `ー ゝ   }
     この前、薬草師の人から仕入れたばかりだよね?     | l! ハ      \  ゞ--'j/       /  {
                                        | :ル' ∧  。   ー=ァ'´  /  / /    '.
                                        N  У 、 ___....<   /  / / i    '.
                                          /_,r-< -< -=≦... -=' /    、 ヽ
                              .         ,.-z=≦.> ^´ヽ..___>-t-ァ-- イ   {   \ \
                                    〈∨‐' /      }}   / /    {    {    ゙ヽ、ヽ
                              .      /ヽ:> '       }}   '        :.          :.  ヾ:、
                                  /´     l          }}  { ′      :.          :.    `ヽ、



:::

44 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:26:28 ID:QiWLVieY0

┌──────────────────────────────────┐
│薬を自前で買えない人達の為に、教会が薬草師から一括で買い上げていく    .│
└──────────────────────────────────┘

┌──────────────────────┐
│そして病気の貧しい人々に無償で配布するのだ    .│
└──────────────────────┘

      / ̄ ̄ ̄\
    / _,ノ  ⌒ \                       あまり考えたくありませんが・・・・
   /  (●)  (●) \
  |       、 ´      |
  \      ̄ ̄    /                      いや、止めましょう、薬を待っている人がいます・・・
   ノ           \




┌────────────────────────────┐
│この方法を考えたのは、勿論、あの働かない司祭ではなく・・・    .│
└────────────────────────────┘




                                        ー=== ニ       `  、
                                          , '   ィ             \
                                         / / / {\      \ ヽ  ヽ
    ・・・・・・・・・・・・・?                          { / ,^ヽ{ :{ ヽ     ヽ. }   '.
                                        /,{ {/ト、 { :{ :}        ゙}   '.
                                       〃 { } 抃、{ :. :}、\    }     '.
                                .      / r-'、{ jソ  \{ } ヽ`ニ=‐   :} } } }
    そうだね、お薬届けに行かなくちゃね              }  {     {ヽレヽ       } j//
                                        丶         { {ムノ { }}   ノ} // ヽ
                                         l         { {´ ヽV/ ィ  { { ヽ  '.
                                          ̄ 7 ァ、   { {`:t /Vヽ: :{  乂: ノ   '.
                                           { { ィヽ { { :{ ヽ}ノ : :}   {_:ハ  '.
                                           { {/, ⌒ヽ{\{: :{ ト、 :}   (_:ノ   :
                                           {//    { :ハ: 〉y〈: :}  〈_:三}  { '.
                                           { {    / , :' :_{__ノ: :′   }:}   :  '.
                                           {.ハ  / /. :〈__三} /    { {   {  ',
┌───────────────────┐
│レイルズ王の神殿改革の一環だった・・・    .│
└───────────────────┘

45 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:26:59 ID:QiWLVieY0

                      ,. -‐ァ   ̄` 、
                /  /        \ーァ
                 /,       _」_ \ ヽ
                /  {      / 八{\ }   ゝ
             {i /     / /{ 代リ  )ハ、 }、___ノ)
                乂_____∠. イ { ゝ   、/ヽ/く⌒´
              /}     /  ハ { ー  ハ,从 j、\                できる夫ー!
             //   ,  /   /∧ゝ_/ {`ヽ)⌒ヾ
               //  /   /  :{ {\\   ハ
           //: /    /ハ   乂  `'ーく__ \_____________
             //:/   // ∨7'ー=>=ニ=ーx-ゝ-く⌒ヽL「``'ー'⌒ヽ       早くしないと置いてっちゃうよ?
         //    //\_/∧-=ニニニニニ〉   〈7、 \
        /  / //ニニニニニ{/ニニニ/       ヽハ \ __,
.      /  //  ハ{ニニヽニニニ/ニニニニ〈        `⌒゙`´
.      /  //{ /ニニニ}ニニ>=ニニニニ/}
   / / / {ニニ}/ニニニ/}/ニニr――ァVニ{
.  ,  ./  /  /ニ{i\ニニ//ニ<三/、__,/7ニ〈
 /,/   { /ニニ{乂i ̄ くニニE/ニニニ./ニ/
.//:′ ,.>=ニニニ/{    ノ>-/ニニニ/<{
{/ {   /ニニニニ/ \.{  /ニノ{-/ニニニ/ニく,          ⌒ヽ
{ rー'{ニニニニ/ー=>: ':´: ̄: : :Vニニニ/ニニニ>____ __,.ノ{_____
{\`T⌒'ー―',. :':´ : : /: : ://ニニニ/ニニニニニニ/ー----- .,_\
.\ ヽ\_,.. :'": : : : :/: : : ::/〈ニニニニ{ニニニニニニイ: :\        `ヽ
.  `⌒{: : : : : : :/: : : : : /: /ー-- 、ニ}、ニニ>:'": : : ヽ : : ヽ         j}
      \: : : : : : : : : : :,: : :〉ー-、 ∨ : : : :ヽ : : : : : : : } : : : }`ヽ      ,人





                   ____
.                /⌒  ⌒\
                 /( ●)  (●)\                   ははは、待ってくださいよイア
              /    ___'___    \
             |     |r┬-|     |
            /´ ̄``゛'- ._‐´    /
            |   ___)    \                 ・・・・・て、足速いな!
              |                \
               |                 ̄)
           |               | ̄ ̄ ̄             本当に置いて行こうとしないで!!

46 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:27:28 ID:QiWLVieY0

┌───────────────────────────────┐
│御多分にもれず、この小さな町にも貧しい人々が暮らす区域があった   .│
└───────────────────────────────┘
::::::::_;l__;;_l:::ヾl_」__l;;;!;_;l_/_」;;___|_i__|_li_:::::::::::::::::
::::::::::::::__l`:::::_| 、_;;rl_,,lニ'!'´⌒''lri、;;_l,,i__l_|_:::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::|_::\_l、L,ゞ_k‐"´       .~`ニi、/yI_|_::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::_、_ニ,:'´l'´             ~、;i !二l_|´:::::::::::::::::
:::::::::: :::::: _,,.|.l´           .._,_n_,_ `|.|,,_,,,_|,,_,,.,|:::::::
:::::: : : :: __,|_.,_|.|         ..,- ''`/ ll ヽ`|.[_|__|,,.:::::::::::
:::::::::::::::::: :: :__|.|         `''─--;ii;--::|,|_<_;l_::::::::::::::::::::
:::::::::|__|_|,|          .∧.∧||.  |.|,;_;,__!__,,.|_::::::
:::::::: :: ::___|.| ,,、_,._._、 ,,_∧   .(Д^,,.||.  |.|_,l__|_,,:::_::::::
::::::::::::.. _|_,_] |,;'ヾ_,,.._、.(#゚;;-)   | つ0   .|.|_、,i.__;;:__|_,,.::::
i-‐‐::i┐__.,,|:|,;i~i#;;;-;i':~ `J  . |  |   . |.|,_|,;___:: ::: ::::: ::::
|l旦l;;|z|_|_|:|\|;_;、_;;;__;#y!  ..:U´J    .|'|___i;;__,,i_:::::::
|l丱l;:|lI|_____|.| ::: ::: ::: ::: ::: :::  :: ::: :: ::   |.|_,|__|,_;;::__::::::::
|l爿l::|k|_|_|」 : :: ::: ::: ::: ::: :  : ::: :: :::.   .l,|;、_|__|_;_::::::::
|」HLl,/      ::: ::: ::: ::: :   :: ::: :: ::::::..... 、   '
         '      ..,  .::::: :::: :::: :: :::  ,; -~。'‐、 ~
  "   、,            ::::: ::::: ::::: ::::::   ~'-‐'ヾ、ノ

┌─────────────────────────┐
│こういう人達の為に、定期的に、薬を届けて行っていた    │
└─────────────────────────┘


                         ,.斗*-=ニニ=ミ*、   /
                       x≦ .//       \{ハ
                 〃〃///イ_/ /     V}⌒ヽ
                 .′ : : : : :  ___  乂八   八
                   /_,.斗 : : : 〃^⌒ヽ  xく ./ }I}   }              おうおう、すまないねぇ・・・
                  /.′ } : : : :x*=-     .∨/⌒}____ノ  __
                {: :(”㍉; : : : :〈´   ヽ   .}{ (う 〈_,.斗*''”ニニニニ=‐
                { : :j⌒ヽ : : : :j}x≦=  ニ   }{ }__ }ニニニニニニニニニニニ=‐
                  乂 :kzzァ〉:/ヽく⌒^    .}{ : : r彡ニニニニニニニニニニニニニニ=‐   薬を届けてくれるなんて
               リ}´〃 {;    `ー      .ル : : ∨ニニニニニニニニニニニニニニニニニ=‐
                ( : : : ハ  .〃> : ⌒ヽ/ : : : : : 〉ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=‐
               ≧=-く\_/_,,xrァア;;}〉 : : : : /ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-
                { : : /ゝz≦,.斗*'′ }}. : : /ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-
                 \.′ : : : :/       r≦ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=‐
                  { : : : : : {     ノニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-
                 乂 : : : ::{__,,,.. イニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-
                      アニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-
                     /ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-
                 ==ニ三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-

47 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:28:00 ID:QiWLVieY0

┌────────────────────────────┐
│僕とイアが必ずこうした事を行うには、ちょっとした訳があった   ...│
└────────────────────────────┘
                     (三三三三三三三三三三三三三三三三(@)
                /,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','/,',',','\
                /,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','/,',',',',',',',',','\
                 /,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','/,',',',',',',',',',',',',',',','\
            /,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','/,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','\
            /,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','/',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',\
        {{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{(_)}}}}}}}}}}}}}}}}}}}}}}}(_)
           | | ! i |  # .:,,;     ,;:::   ;:::, ,::  | ; i !|    ,;, #   ,;,::. メ ,:: | | ! i |
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           |l ; l| .: 〉',',',',',',',',',{   ;;:: ,;,,:..   | ; i !|   ;::;;:..::::   ;;::  ..;;,  |l ; l|
           | l i ; |,;.: :{,',',',',',',',',',',{ # ;;;:.  .::;;.  | | ! i |    ,,;':;::  ;;::,    | l i ; |
WWjjWwjwiwwjjwW|i ; l |   {川川川川{  メ  ;/:,,:: |i ; l |  メ  ;;;..  ;:;.:.    |i ; l |wwWjjwWjijww
WWWWWWWWIIiiiiWiiiwwwjjjWWwwwwwwiiWwiwjiWWjiIwjWwwwWIwjiwjWjjjWwwwiiWwwwiiwwWWWWWW
WiWwiwiwiw、´ゞ,,"""、   jwiwwjjwwWWwwW  ,,,, "`  ''IwjiwjW ´゛゛゛ 、、、  ´wjwiwwjjwwiWWWwiwjwiww


┌───────────────────────────────────┐
│それは、こんな区域の外れに一人で暮らしている少女が気になっていたからだ    .│
└───────────────────────────────────┘


            .  ニ二  ̄`ヽ  -――-
       /´     `'^´  =-     `ヽ、
             _/   '  \  ヽ、  \ \
.           / ,   /  j   ヽ   \      丶
.         /  ,/     {    :.      V  \   ィ
            /  :i    ;{    |ハ     ∨: V  、 _`彡'
.          j/′   |   :/{     L.∨   V  V  \
.      / ,|   :|  /-‐V   |  ∨    }: |ヽ、 `ー-‐ァ'’          来たよー!
  、_  ´ /i|   :レ'   ∨  |   \  :j  |   \ ̄
   `ー-‐ ´ , {   :i{'      ∨ :| ィ=ミ`Y:.   :!\   ヽ
.          / ハ   |ト. ィ=ミ V {       { !  レ /ヽ   }
.       /,/i:∧   :ドハ       >\ ┐  ハ| j/:/!  }   }
      /, {|{∧ !:人   く: : : : : :メ、イ:.| l |:{{ ,′ :,'\
.     //| | | :{ ∧ {:{:i: :}> .    ̄ .イl\ | l |:{ ∨   :/ ヽヽ
...    〃 | | | V:∧ ∨: ハ|: : : :.}  ̄   |: : :l j ト :V   /  |:|
    /   !Vゝ..`¨~\V : { : : :ノミニヒュニヲ\:;  /、_厶_,..イ:.\  } :|
        У ,/  ̄,,7j\> ´lil_  ′_,//`'( Ljt\ \: ヽ' j

48 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:28:33 ID:QiWLVieY0

                  , -r- 、 。.,
               _,. rT´.::;;|_;;;;;| ヽ `
              l´_,..L!-=─-<
             ,.ィ/.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::ヽ、  _ノ
            / 〃.... /..:.ハ......:..:...   ヽ
           l..:.:ll.:.:.:.l l_ L.!Lヽl\/l l l.ハ           できる夫お兄ちゃん、イアお姉ちゃん!
              |.::.:ll.:.:.:.!Vl,l‐テ、`  ,.ニヽリ_,}
              !.::.:ll.:.:.:| / {ヾ|   'lrl`//ノ
           l.::.::ll.:..:l  ゝ┘   |_j { |!
           _V::::l、:.ト    r‐ァ  ノリ            来てくれたんですね!
           {``ヽ-ヽr `‐-,. ー' -r'「ノ
              l ...::::::::::>'´ ニ介「ノ//
           l...:::::::::/ L__フソ_.l/〈
           ヽ::::::/ _,l_r-─// ハ          イア ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
            >!~ヒi⌒r ̄ {⌒i 〉        |    びんちょうタンの為なら例え火の中、水の中!  |
            / /!  T-f、_三r-' {         \_____________________/
           く/.:l   |_|_|_|.  |
            /.::|   | !l.:.:.l |  !
             ,r'..::└r‐r゙ / l.:.:! ├┘            エヘヘヘ、ありがとうございます!
  _,. -─- 、_,..イ..:::::...::/ / .,'  l.:.:| |!_
  ヽ..:..:... .:.. ヽ .:. :::::::{ ! {  l.:.:! |ヽ`ヽ、._
   `ヽ、..:...:.. .:.,__,ノ | ヽ.  `l==ト-----`
     ` ー '      `ー-゙ └ ┘
        びんちょうタン:人間(新しき民)





         ____
       /      \
      / ─    ─ \                    ははは、まあイアの言う事も確かですね・・・
    /   (●)  (●)  \
    |     ___'___      |
     \    `ー'´    ,/                  はい、お薬・・・・
     /⌒ヽ   ー‐    ィヽ
    /      ,⊆ニ_ヽ、  |                   びんちょうタン从_人_人从/
   /    / r─--⊃、  |                   _)                (__
   | ヽ,.イ   `二ニニうヽ. |                    ) ありがとうございます! (
                                    ̄ ̄)              ( ̄ ̄
                                     /⌒Y⌒Y⌒⌒Y⌒Y⌒Y⌒\

┌────────────────────────────────┐
│僕たち二人は、この一人で暮らしている少女が心配で仕方が無かった    .│
└────────────────────────────────┘

49 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:29:18 ID:QiWLVieY0


┌─────────────────────────────────┐
│以前、一人で暮らしていると知った僕たちは、教会に来るように説得したが    .│
└─────────────────────────────────┘
    ,/                             丶.|   ヽ
    /                                 !|     !
   '        |   /|           |::           ||     |
   | |  !::. /::| _ _/_|_   /::/: ____::!::::::::::    !   |    |      二人ともいつもありがとうございます
   |/! ヽ::::::::::イ!::.::/__ | !:::  :::/ヽ:::ト:::::: ::| ヽ ::::!:. ::::/     |     |
      /!::::::::::| \|― 、Vヽ:::: :::|  ∨=\::::ト::::::: , :::::/     |    │
    ∨!\..:::V/ l ::::::|  \:::|   ヽ::::ヽ!ヾ:::/:::::/      ,.    │
      | !::Y`ト,|`′::::|    ヽ トー' :::::::: | '∨j/      ,      !      あがっていってください!
      | !:::| ' |∧:_ヘ,        |r、:::: ,、:::| |!  !    ./     /
      | !::,!   ヽ-- '         ! ー' V ' /    /::! ..   /
      | V!              `ー‐ '′ /     ' /::::: .,
.       ! ! ゝ        r --_、         /    /::::::::: /
      ヾ|ヽ::\.     |´  /       / ::::::/::::::::://  コホコホ
         \:rヽ、   ー       'イ::_.: _:::::::ィ/レ ̄ ̄ ̄ ヽ
            \! >, ,= r-.=.、-─ く ´ '´j/レ         |
              /  !f 〃 ||/ヾ !  /ヽ.              |
               / .∧イ! ゞ=="/   \           /

┌────────────────────────────────────────────┐
│頑として、彼女は聞き入れなかった・・・母親が帰って来た時に誰も居なかったら可哀想という事だった   │
└────────────────────────────────────────────┘


┌────────────────────────┐
│彼女の母親は・・・ある時、ふっと失踪したそうだ・・・     │
└────────────────────────┘

             /                ヽ
          /     :/{     :!   i
.           ′   :!  / |    | 、  |      i
              :|._/_  |     | ヽ |      |            あら?・・・・・・風邪?
.         l  {   |,'  `^ト    |-‐''^ト、i      |
.         |  {  :扞汞カ V   :扞汞カ^|     '. |
         ,  ∧  :{ ゞ- '  \ { ゞ- ' |  ハ '.!
.        //l ∧ :∧      ゙ \ u. ,|  ,':∧ '.           大丈夫なの!?
       /   | :/\∧、   ⊂=⊃  .イ |i /∧∧^\
            | {i  ヽゝ>.. _ .. < | j/ :' l }
           l V  | i| : j   ,ィ   {: :| イ| { j ,
          人 V: j/ i|'ニニ〈 〉ニニ゙ | i|  y ,/           びんちょうタン ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
.         r=:/\:/  /_   '’   _| i| / /__           | 大丈夫です、大丈夫ですよ!   |
         /三{   { .イ   `   '´  人 :∨ /  ヽ           乂_____________ノ
       /::三∧ :j/ i|三ニ=-        {\j∧   '.
        マニ三ハ^´ ノ三三三三三ニ=八   ,/[]-[]_'._
..     /三三ヽ 7´}三三三三ニニニ{   y }三三三ニ{

┌───────────────────────────────────────────┐
│レイルズ王の反乱の混乱時に、夫を失った彼女の母親は、気がおかしくなりかけていたそうだ・・・   ....│
└───────────────────────────────────────────┘

50 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:30:04 ID:QiWLVieY0

三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三二 ニ - ‐ ‐
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三二 ニ - ‐ ‐
三三三三三三三三┌──────────────────────────────┐
三三三三三三三三│あの野郎・・・彼女の母親からは寄進を受けてないと言いやがり・・・  .....│
三三三三三三三三└──────────────────────────────┘
三三三三三三三三三三三二 ニ - ‐ ‐     ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
三三三三三三二 ニ - ‐ ‐          /": : : : : : : : \
三三三二 ニ - ‐ ‐             /-─-,,,_: : : : : : : : :\
二 ニ - ‐ ‐                 /     '''-,,,: : : : : : : :i
‐ ‐                     /、      /: : : : : : : : i       ________
                       r-、 ,,,,,,,,,,、 /: : : : : : : : : :i     /
                       L_, ,   、 \: : : : : : : : :i   /  受け入れたら
                      /●) (●>   |: :__,=-、: / <   負けかなと思ってる
                      l イ  '-      |:/ tbノノ    \
                      l ,`-=-'\    `l ι';/      \ 
                      ヽトェ-ェェ-:)     -r'          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                       ヾ=-'     / /
                   ____ヽ::::...   / ::::|
                / ̄ ::::::::::::::l `──''''   :::|
              /,,,,,,,    ::::::::\\::::     :::|__
              /::::::'''-,     ::::\\____ノ '''l__
              ::::::::::::::::ノ        \____,,-''':::::\
              ::::::::::/                    ::\
              \/                       \
              '                           ヽ
┌───────────────────┐
│受け入れを台無しにしてくれやがった・・・   │
└───────────────────┘
- - - - - - - - - - - - - -
--------- ┌────────────────────────────────────┐
========= │今思えば、殴ってでも無理やり、受け入れに同意させれば良かったと後悔している   │
ニニニニニニニニニニ└────────────────────────────────────┘
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニニニ
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三二二二

51 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:30:32 ID:QiWLVieY0

     / /  .:;'  .::/.:;'  .:              ヽ
    i /|.:  .::.! .::/.::j!   .;: .::.    ;.         ',
    レ' !::.. .::.:レ、ハ:/、:. .::j:. .:;.::..   j:.  :         ,
.       リ、:.::.:;ハ/、 ' ヽ:.::ハ.:jト、  ;'::..  ,'       i
       〉、:! /:ヽ  'V - 、j、::.:〉/::.: : /:  ;::      '            大丈夫ですから!
        /.::.:l lc:|  '´ ,.:´:::ヽV/::.::/:   ,'::.   .:;'
       ,イ.::.::.:!. |:''j   j:0:;;:::::l/ィ::´::.  .: ,'::.:.::.:..:.:::/
      | ::.::.:ト、`′  |::::''':::j:' !::.:   .::.:/.::.::.::.::.::/
      ヽi、:::ヽ´ 、_ 丶ゝ:':ノ ,ノ::.:..:.::.::./.::.::.::.::.:; '              あがってください、お茶入れますね
        ヽ::j\ `' (⌒ヽ. /.::.::.::.:::/.::.::.::,:/
            >'「 ̄: `丶::_:.-<∠´ ̄ コホコホ
            /   ヽ: : : : : :\一'  ヽ
           /{ . . .  \:_: : : : :ヽ.  i \_
       _.. ‐'  ヽ: : : .    ̄. . ̄ト、_,」r'´: : : :ヽ
r(ゝ,r、___../     ( :      : :ゝ:_: :|: . }`  ̄ ̄ )
⊂、  ノ|      /: : .    . : : :_:ノ : :/、:ヽ: : . 〈 \
   ̄ ̄`ヽ       、      : : :/jr‐く:、:`:   ノ  |
        i      \__  _,.ィ:´: /: ! |`「ゝt一´   |
       |       / /  ̄ ,ノ:/: :/ .| :j:ヽ:|\   ,ノ





          ____
       / ノ  \\
      / (●)  (●)\                         あのですね・・・あ、行っちゃった・・・・
    / u   ___'__    \
    |       `ー'´     |
     \ /⌒)⌒)⌒)   //⌒)⌒)⌒)
    ノ  | / / /   (⌒) / / / /                 しょうがない、あがらせてもらいますよ?
   /    | :::::::::::(⌒)  ゝ  :::::::::::/
   |  l  |     ノ  /  )  /
   ヽ  ヽ_ヽ    /'   /    /
    ヽ __  /    /   /





              ,.  ´      `  、
       \ー---‐ '"            ハ
           ≧          ヽ          \
         /         }          ,
         /        ,ハ  }\  :{  \   ′
.       ∠..,_/    / |   }-‐ヽ‐{  V∧   i              うん・・・・そうだね
       ⌒7    -/‐ |  ノ.芹弐k   ゝ、\ {
        / ,    /ィ=ミ}/  弋りV  :} j:} `'ト
          / /   /ハ代り,:      }   ハノV |
.       }/ 〉  / /イ       /  /イ  〉 |
        〈   ,/ /ハ:、  ´   /  ∧:{  /i  |               じゃあ、おじゃましまーす
          \  〈////>--イ{  /./ /: i  |
.            ヽ {///___: : :_:ノ人 {/ /、: :|  ,
          /ノ j/´   /ー、  〉>〈/´ ̄ヽ. ′
.          〈  ノ}  i,/i    //  }    :i、 \
     rー―く// :r={___./.ニ|  {/ イ    { \.  \
    ノ二   V ./:}三二ニ≠=={    ノ====ー┴、:ハ   ヽ
   /ー‐    V: :}==ニ二三三{/ }三二ニニ==〉:}ヽ   ,
  ,:{_r-、      〉-、三二ニニ=={___.ノニニ二三三/ : {  ,   ′
./ /} ー\__,/  /\ニγ⌒ヽ〉 〈二二三三/|: : :|  ′  :!
 /  ,ハ__.ノ{  /ニニ=\乂__ノ{ .ノニニ==イ: : :|: : :|   i  :|
:'  / }、   >-{三二ニ=\ニニ}./ニ二三三} : :|: : :|   |  :|

52 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:31:07 ID:QiWLVieY0

【家の中】

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             / ,ノ'⌒)  /: . : . : . : . : /: !_.l ̄;;|_|
     ,;:'       |.l/ゞ__ノ_/: . : . : . : . : / /」 .l_;;|/
            |.|´  ̄ ̄ l''''--   - --- - ー 「| ,r'゙     /
          /|」 ̄ ̄ ̄'-''~~―-ー~ー~|」´    /
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                               .       /       `  ー----―ァ
                                  //  ̄`ヽ   、____,. < \
                                  / / { `ヽ    :i       ヽ  \ \
                               .  /        }\  :}  :i }   i  `'ー‐`ー――- 、
                                /イ   /i  },二\}  :l }   | `'ー------ 、   :
                               .   |. / ∧j  }弌心ハ   .ハ、  |   :}   :     }   ,′
                               .   |/ ∧`}  } '"´/ :}  ./})ノ   |   :}   :    /  /
                               .   //  〉}  ,′   :} / /    j  :}      /  /:}
     ねえ・・・できる夫                 //  /`j / __   / / /   .ハ  /    .;   /イ
                               . / {   / ./\こ  ,: / /  / / ∨ /  /   /  /
                               / :} , /  ./ヽ--{/ヽ{ / /   ∨  ./   /  /
                                 乂     //   , ‐/ //      \/   /  /
                                 ゝーr ´ / / / /{ / _/         /` < /
                                 }  |  .// ./} i「 { _ }         ,/    ` ー- 、
                                 }___/ ./  /, }__j| {_ _} ´ ̄ ̄ l}         }≧
                                 `i「  / / / /∧ 〈_ _〉      j|┌┬┬≦三三Ξ
                               .   l|  {./   / ///∧{__}  ,.。o≦三|__||__|三三三三
                               .   il  j{   / /////∧j{o≦三三三三三三三三三三




         ___
      /)/\  /\                     解っています
     / .イ ' (●)  (●)\ 
    /,'才.ミ).   、_',__,    \ 
    | ≧シ'           |                  あのバ・・司祭を説得して、引き取りましょう
    \ ヽ           /

53 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:31:38 ID:QiWLVieY0

                               _
                          \. `Y
                      斗 七 ¨¨ ̄ ⌒l  } - ミ
                /           } ノ     、
                / ィ          `´      ヽ
            / /     /               ヽ
.            / /      イ  :ト、          、   ',   Y
           / /     / }   } '., }   ',  l   ',  .l
             / /    ./ .   }   }  l }    ',  l   l  l         ん、よろしい
.           イ  }    / _   }   }  l },.     ', l   l  l
       /    }   ./  `ヽ.}   }  l }.',.     ', l   l  l
..     /    /}   /      }   }  l }. ',    .リ   ト、 l        さすが、できる夫
      ⌒ 7 ̄ .人  :{ イ7ぅ心. }  .′ } .厂 ',     l:    l \
         /  ./ /ヽ { l しハ } .′ /  レ'   ',    ┌┐  ┌┐
      / /  イ . l`{ 弋orソ/  イ  イ7ら心ヽ.   l||  |├┐
      Y  T ⌒ .l  l      ./ /   { しハリ / \ {||  └┤|⌒
.      人   l    l 圦     /イ ,    弋orイ /  ノ } |└――┼┘  ┌─―┐
   ,. ´ ̄ヽ. l    l l ヽ  ノ          イ七.l . } |┌――┘    | □ |
.  /       `l    l l  .`ト、 ` ー ‐     イ . . } . l . } ||          |┌┐│
.  ,.       ',   l :   l ` ー‐‐ 七 ´/. l . ../. .リ. .}/└┘          └┘││  ┌――――┐  ┌――┐  / ̄/
. .zl        ',   ',     l>rt-rtー七.ハ _.l./ . /. .l.. .. ..l . . l. . l        ||  └――┬┐|  └――┘  /  /
/〉∧     、 ヽ ヽ   lー Lj-Lj一七´l:::} ._/.... .l.. .. ..l . . l  l        └┘        |├┘            /  /
/〉/∧     Y l::..     ト、    _ 斗::}、... .. .../l.. .. ..l . . l  l                ┌┘|          /  /
/〉//∧       l l:::::l 、   l   ´ ̄    l:::} ヽ._.イ .l.. .. ..l   l  l                └―┘     | ̄ ̄ ̄ ̄  /
/〉////ヽ    .l_/:::::l ヽ .∧        l:::}     l.   .l  八 ',                        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/〉//////>.、 l:::::::: l  Y  }       j:::} ,.ィ  .l.  .l ./ }ヽ.{
/////////////>- l   ', :}、____....斗:七:::::レ'ヽ. /l   }/ .∧ `       ・・・・・・へ?
////////////////∧  }: 〈::::::::::::::::::::::::::::::r-t-y /∧  / .//∧
//////////////////〉、 {  }777777777 L 」 」.///〉ノ  {///∧
/////////////////〈  ヽ、 〉///////////r-、 ///〈´  ノ〉///∧





      ____
     /ノ   ヽ、_\    r ⌒j
   /( ○)}liil{(○)\   /   /
  /    _'__     ヽ/   /  /  )
 |     |i|||||||i|     /  /  /  /               な!?
 \     |ェェェェ|     /   '` ´  /
   r´  (⌒'ー―- イ′     ´廴
  /    > 、     ヽ      _  ̄ ̄ ̄)            大変ですよ!!
 /        -、      }        (  ̄¨´
/           ヽ._       __  \
             `   --‐'´ `゙' 、_.)

54 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:32:22 ID:QiWLVieY0


                                     __,.....
                                ,.ィ':´ー'´:: :: :: ::
                              ,_ノ::゙´:: :: :: :: :: :: :: :
                          ___     /:: :: :: :: ノ:: z:: :: ::_,:.‐'
                  _ <ゞノハ   /:: :: :: :: :: :: :: :: ´´:: :: ィ、_ |\     /\     / |   //  /
                  /     `\;;;;;;しべ、:: :: :: :: _::z :: ::_::;_:ノ´´ _|  \/\/   \/\/ |∧/ ///
            _  _ /         ヾノ  ヾ\:: ::._...- '' ゙´     \                     /
         ,. '´_厂: `ヽ        :l!三  、,}:.ノ´´         ∠     びんちょうタン!!    >
         {  /´: : : : : !:〉      ..:::ノ_三__ノニ `ヽ,         /_                 _ \
         `ーヘ: : 〈、:_:.i/、::.. ...::...:/:::/ヾ_ぅ三    `゙          ̄ / /∨| /W\  /\|\  .|  ̄
 ____,. ‐‐-----r彡て::-z::}、`゙^ーー‐Z:レ'  {三                 //   |/     \/     \|
   ,. -─---≦、 /´:、〉: }ム.:´..      〉三
 /  _,. - ''´ _,.ム`ー个ー!三ニj:.       /
   /´゙j}-‐ "´ / \/: . |   〈:   _...:/
   ー ´    / ,. ‐'´f:ー ;;〉  `ー─‐'′
      /´ツ´  /  {
      `¨´  /   j

┌─────────────────────────────────────────┐
│びんちょうタンが倒れてしまったので・・・僕たちは予定を早めて、彼女を教会に連れ帰った・・・   .│
└─────────────────────────────────────────┘



             /                ヽ
          /     :/{     :!   i
.           ′   :!  / |    | 、  |      i
              :|._/_  |     | ヽ |      |           びんちょうタン!
.         l  {   |,'  `^ト    |-‐''^ト、i      |
.         |  {  :扞汞カ V   :扞汞カ^|     '. |
         ,  ∧  :{ ゞ- '  \ { ゞ- ' |  ハ '.!          あと少しで教会だからね!
.        //l ∧ :∧      ゙ \ u. ,|  ,':∧ '.
       /   | :/\∧、   ⊂=⊃  .イ |i /∧∧^\
            | {i  ヽゝ>.. _ .. < | j/ :' l }          部屋を暖かくして、眠れるからね!
           l V  | i| : j   ,ィ   {: :| イ| { j ,
          人 V: j/ i|'ニニ〈 〉ニニ゙ | i|  y ,/
.         r=:/\:/  /_   '’   _| i| / /__
         /三{   { .イ   `   '´  人 :∨ /  ヽ
       /::三∧ :j/ i|三ニ=-        {\j∧   '.
        マニ三ハ^´ ノ三三三三三ニ=八   ,/[]-[]_'._
..     /三三ヽ 7´}三三三三ニニニ{   y }三三三ニ{
┌─────────────────────────┐
│イアがとても泣きそうな顔をしていたのを覚えている・・・    .│
└─────────────────────────┘

55 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:33:00 ID:QiWLVieY0

┌──────────────────────────┐
│しかし、またしてもバ・・・司祭が邪魔してくれやがった・・・   ...│
└──────────────────────────┘

                                              ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
                                             /": : : : : : : : \
                                           /-─-,,,_: : : : : : : : :\
        ダメだよ・・・何言っているのさ                /     '''-,,,: : : : : : : :i
                                          /、      /: : : : : : : : i 
                                         r-、 ,,,,,,,,,,、 /: : : : : : : : : :i
        以前も言ったでしょ?                    L_, ,   、 \: : : : : : : : :i
                                         /●) (─>   |: :__,=-、: / 
                                        l イ  '-      |:/ tbノノ 
        彼女の親から寄進受けてないからダメって       l ,`-=-'\    `l ι';/ 
                                        ヽトェ-ェェ-:)     -r'   
                                         ヾ=-'     / /
                                     ____ヽ::::...   / ::::|
                                  / ̄ ::::::::::::::l `──''''   :::|




             //  .,-、ヘ'ヘ,-"` -,   ,. --_.、
            l//l...-.,_ゝ_`,'-'    ,-',-'-.,_ノノ
         /`, .//,.-'゙゙゙ ノ/./, .__, --__l .(.,_    ゙` ‐- .,, _
        ,' ニ,_/. 'l゙゙゙゙´///,'ノ,  '"´ ,..ゝ  ` - .,_      `゙`‐ 、_
        l l____l ノ///__/ /    /      ヽ. ` -.,_        `゙ -.,_
       _ヘ`////// , " , ' ,./         ヽ  ヘ` - ..,_    ,.    l
       ゙l///////  ./  /.  /.l   ll  .l ヘ  .ヽ ヘ.   `゙ 7'   /      あ”・・・なんつった?
      //ヽ、///.l   /, /  ,". l   l ゙、 ヘ .l   .ヽ`l`=.._  /   ./
     .//   >-┘ , ",' /  ,"  |   l  `、 ヘ .l   `、l |.   /   ./
     //  ./  _,-"/,' l ,_'____ .l   l   ゙、l`l  、_ .` 、 .,-'    ,."    できる夫人∧从_人_∧_人_从_//
    .//  /     /.lll |l .゙, /:::`l ヘ   l'",'゙゙゙゙゙`‐  l`` ‐ァニ=- ,.'       )                  >
   //  /    /-" l゙、 l゙、 l 込__ソ. ヘ ヘ.ヘ::::丿   .,' l.| "    ./       <ちょ!流石にそれは不味い!>
  .//  /  -"´   .l ,` `.l    , ヽ.ヘ   /  ,.' , 'l|.   , '         <                  (
  //  /         /|l  l.ヘ       ヘl  / , '/-".|   .,.'l゙,         /^Y ̄∨ ̄∨^Y^⌒Y^YY^^Y^
.//  /         / |l .|l  ヽ、. ` ´ ._,../ _/,./    , ' l、゙、
//  /.        /  |l l.l l|  `l - '"/ノ ,- '". ,   ,.'   l.ベ、
/ ./         ./   /l ヘl `l  ノ---_l / / . ,'   ,'   l. ヘ.゙、
  ,.'        ,.'  _,.",-ヘ、 l |"´ . ̄l'.l ノ//  ,'   ,'   ∧  .ベ、
,'     .  ,.'   , ' .,'  ./`, .ノ ` ' ,ゝイ,.l |  ,'   ,' ヘ  .∧  ヘ 、
┌────────────────────────────┐
│今思えば、彼女を止めずに僕も参加していればと後悔している   │
└────────────────────────────┘

56 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:33:36 ID:QiWLVieY0

┌─────────────────────────────────┐
│怒り狂うイアをなだめて、びんちょうタンはイアの部屋で休ませることにした  .....│
└─────────────────────────────────┘
              |`'’ベゝ _
              l‐、 /ヽ 'リ'l‐''-エー-、
              へ ゙べ1 | 、`"’ 1 | ゝ、
             ゝ,,」 、 l ,'、゙‐‐‐..〕 | `ー`゙''!'y
           _....-‐'' `''''''''''''‐ーニ ー-  `ヽJ<‐┤
         ,/´           `'ー,,ニニミ_ 、ノ
       /             、   ゙l〉ヽ、`
      /′   、          ゝ    lゝ \
      / _、  丿 、  丿      l    ヘ'、 ヘ              ごめんなさい・・・
     l ,,ノ  /{_ | _. ,/│   ィ  」    !|   1
     l/ ! :!/'|,,入/’ 〔 ''‐..く丿 |    |f   '、
     〕 ゙! ! ノ′ 丿   |..=ヽ 〉、 !    !   |
     |   | ''゙!′ ′   ゙/  ゙'< l''′   ノ    !
     'l  ) l 、丿    {フ   ! 卜   ノ   丿             迷惑かけちゃって・・・・
      l   ! ``'´    │ _ 卜ノ    /   ./
      ヘ `ゝ       ''‐とン´ ./    /    /′
       ゝ _゙ゝ   ''      _/    丿   ノ′
        ゙l`ヘ`‐..__      j‐´ 、 _ノ _,' _〉'′
            ,ノ广゙T ̄├< 〕''  ̄" . .... 、
      ,,_-冖''ー-(‐ ....-"´ `'1   ,..‐"   `┐
      ¦'ワ`ー''ゝ1 / ,,..‐" - l /′      ゝ
       'j..__..‐-|''‐'‐∟、  fノ ゙l、       l
      / r"lー-|   く ゛  イ....-'' |_r ニゝ    」




                        __
                     .    ̄`>――- `   、
                    ´    // / ̄ `  、 `ニ==-‐
                   / . ´   / / /     \  丶 ヽ、
             , /  /    / :, ' '       ヽ  ヽ   :.
            // ./ /   //  {、  {  ヽ \   .   :.            そんなこと気にするんじゃないの
          〃/ /  / /.ィ {   { 丶 '.   \ ヽ :.  } .ィ
  \        {{ /  / /∠..{l {'.  { ‐ヽ‐\    ー--‐ 彡'
   ヽ―---‐  ´  ... -=彡'/  ヽ{ '.  {     \{`ー-  -‐<}            あなたは元気になる事だけを
.     ` ‐--‐ .ァ'´/ /  灯示丐ヽ '. '. '乍¨丐ヽ..   :  '. ゙ミ 、           . ⌒
          /´/ /{   /{ とぅツ    \ヽ 辷とぅ' { \  :.  V \ 、        / . -
.       /  { / l{/{ ∧  :゚      ,  ` 、   :  ハ l}\}   }   `  二ニ=彡^´ 考えればいいのよ
.     ,/   /∨/{ l{ {l∧ :           ヽ.: ∧ V  ` 、}
   〃    〃  イi  { { {l{ ∧ :.    r__,  o.:メ、:.', ',  }  }` 、
  //    / ,/ {,  { ヽ{  { `゜..。      。イi  ハ ', ',  ハ  }   ` 、 .
. { {     {//  {       { !   !}゜ ≧-≦  { {/ }} ハ V '  }        ` ミ 、
. { {     //   ヽ  ヽ { }ハ  ハ三=/、=三} { ,ノ .' } } /  ハ          \ヽ
..八 ヽ  //{   ,ィ}\  '. ∨ } ,' ,′ ヽ/==‐'’>- .'.. } }' .イ  '. ー-- ....    \\
.{  `ー` ====ニ彡,' __,{\ V // /―-、'’ ,   ´-‐   }:}// ̄`ヽ、 \       ̄ ̄  ヽ
{   //  {   //.:::::{   ヽ/' /}                }//     :.\ \         '.
,'   〃    {  ;/.::::::;:.ヽ.  {´ ..イ:\             //{       :. `ヽ、゙ 、        ,

57 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:34:17 ID:QiWLVieY0

┌─────────────────────────────────┐
│その後、三日ほど看病したが・・・びんちょうタンの症状は重くなっていった     │
└─────────────────────────────────┘

┌─────────────────────────────────────────┐
│彼女に渡した薬も尽き、何かないかと薬の保管室に行った所・・・決定的な証拠を見てしまった   .│
└─────────────────────────────────────────┘

┌──────────────────────────────────────────┐
│司祭が貴重な薬を、懐に入れていたのだ・・・彼はそれを売って、小遣い稼ぎをしていたのだった    │
└──────────────────────────────────────────┘

       ____
     :/::::::::::::::::\:    
   :/ ⌒三 ⌒::::::\   
  /  (○)}ililli{(○ ):::\:               ああ、やっぱ・・・あんただったのか!
 :|      __´___::::::::::::::::::| 
  \      `ー'´::::::::::::/:




                                                ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
                                               /": : : : : : : : \
                                             /-─-,,,_: : : : : : : : :\
                                            /     '''-,,,: : : : : : : :i
                                            /、    U /: : : : : : : : i 
                                           r-、 ,,,,,,,,,,、 /: : : : : : : : : :i  
     や、やあ・・・できる夫・・・奇遇だな                  L_, ,   、 \: : : : : : : : :i  
                                           /●) (●>   |: :__,=-、: / 
                                          l イ  '-      |:/ tbノノ 
    え?薬草・・・・?                            l ,`-=-'\  U `l ι';/  
                                          ヽトェ-ェェ-:)     -r'  
                                           ヾ=-'     / /
    ま、まあ、良いじゃないか・・・特に必要って訳じゃ・・・    ____ヽ::::...   / ::::|
                                    / ̄ ::::::::::::::l `──''''   :::|
                                  /,,,,,,,    ::::::::\\::::     :::|__
                                  /::::::'''-,     ::::\\____ノ '''l__
                                  ::::::::::::::::ノ        \____,,-''':::::\
                                  ::::::::::/                    ::\

58 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:34:45 ID:QiWLVieY0


┌───────────────────┐
│正直、その後の事はあまり覚えていない  .....│
└───────────────────┘
{    !    、,ゝ===く::::            _       、,ゝ===く::::        !    }
ィ彡三ミヽ `ヽγ      `ヾ,              、  γ       `ヾ,    /` ィ彡三ミヽ
彡'⌒ヾミヽーく(   r,J三;ヾ   )>                 く(  r,J三;ヾ    )>   ー彡'⌒ヾミヽ
     ヾ、  ;   {三●;= } ,=               ′  ヽ;{三●;= }   ,=ソ  /
  _   `ー―'ゝ≡三=ノ                    ゝ≡三=ノ `ー―'
彡三ミミヽ                                            彡三ミミヽ
彡'   ヾ、    _ノ                              \_   ヾ´    ´ミ
      `ー '                 ____                 `ー ´
 ,ィ彡三ニミヽ  __ノ            /::::::::::::::::::\                  ,ィ彡三ニミヽ
彡'                     /::::-::::::::::::-:::\                       ミ'
      _  __ ノ       /  (   ):::::(   )  \              _
   ,ィ彡'        .      |    :::::::__´___:::::::   |               ,ィミ'
ミ三彡'        /⌒      \    ::::::::::::::::::::   /                  ミ三ミ'
       ィニニ=- '         ./ ::::::::::::::::::::::::::::::: \              ィニニ=- '
     ,ィ彡'                  |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|                 `ミィ,



                                      ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
                                    /": : : : : : : : \
                                   /-─-,,,_: : : : : : : : :\
                                  /U    '''-,,,: : : : : : : :i
                                 /、   U  /: : : : : : : : i 
                                 r-、 ,,,,,,,,,,、 /: : : : : : : : : :i
     ま、待て!僕は司祭だぞ!!          L_, ,   、 \: : : : : : : : :i  
                                /○) (○>   |: :__,=-、: / 
                                l イ  '-   U  |:/ tbノノ 
     偉いんだぞ!!                 l ,`-=-'\ U   `l ι';/ 
                                ヽトェ-ェェ-:)  U  -r'
                                 ヾ=-'     / /
                             ____ヽ::::...   / ::::|
                          / ̄ ::::::::::::::l `──''''   :::|



┌────────────────────────────┐
│気付いた時には僕の足元にバカが血まみれで気絶してた・・・   ...│
└────────────────────────────┘

59 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:35:23 ID:QiWLVieY0

┌────────────────────────────────────────┐
│僕から事情を聞いたイアは、薬草師の所へ行って、事情を話して薬を分けてもらいに行った   .│
└────────────────────────────────────────┘
.       /       `  ー----―ァ
     //  ̄`ヽ   、____,. < \
   / / { `ヽ    :i       ヽ  \ \
.  /        }\  :}  :i }   i  `'ー‐`ー――- 、
  /イ   /i  },二\}  :l }   | `'ー------ 、   :
.   |. / ∧j  }弌心ハ   .ハ、  |   :}   :     }   ,′         私、薬草師さんのとこ
.   |/ ∧`}  } '"´/ :}  ./})ノ   |   :}   :    /  / 
.   //  〉}  ,′   :} / /    j  :}      /  /:}
  //  /`j / __   / / /   .ハ  /    .;   /イ          行ってくる!!
. / {   / ./\こ  ,: / /  / / ∨ /  /   /  /
/ :} , /  ./ヽ--{/ヽ{ / /   ∨  ./   /  /
  乂     //   , ‐/ //      \/   /  /
  ゝーr ´ / / / /{ / _/         /` < /
  }  |  .// ./} i「 { _ }         ,/    ` ー- 、 /  ̄ ̄ ̄ / .__
  }___/ ./  /, }__j| {_ _} ´ ̄ ̄ l}         }/_/ ̄/  /// 7
  `i「  / / / /∧ 〈_ _〉      j|┌┬┬≦三三Ξ 匚  ./i/i/ ∧∧ ,ヘ
.   l|  {./   / ///∧{__}  ,.。o≦三|__||__|三三三三  / ./     l /l / / ./
.   il  j{   / /////∧j{o≦三三三三三三三三三三 / ./        /./
                                  ̄          ̄




┌───────────────────────────────┐
│足の遅い僕は、びんちょうタンの横で祈りながら待つしかできなかった    .│
└───────────────────────────────┘

           ____
          /   u \
     :/ \    / \:                   ファリスよ!
    :/ U(@) (@)  \
    |    u _´,_   U  |:
    :\u     |___|    /:                  生まれて初めてあなたに対して、心から祈ります
.    ノ     / )ヽ    \
   (  \  /__ノi )     )
.   \  ゙  /  ヽ ヽ / /                  どうかこの子をお救いください!
     \_/     \_ ノ

┌───────────────────────────┐
│今まで軽んじていた神に、その神の慈悲を必死で願った・・・   .│
└───────────────────────────┘

60 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:36:06 ID:QiWLVieY0

┌──────────────────────┐
│意識が朦朧としていただけなのかもしれない・・・  ....│
└──────────────────────┘

┌──────────────────────────┐
│しかし・・・何か温かい声が聞こえてきたような気がした・・・   │
└──────────────────────────┘

                       ., -―=''''''¨¨´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"゛'''=―-、
                   ―-=三     汝、何を望むや・・・神を望まぬ僕よ・・・     三=-─
           .....:::::::::::::::::__    .`‐―= ..,,,,___ _____________,,..=―‐´
              .:.::::::::::::::::: ̄ ̄≧x、             /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                           `ヽ         〃V´
             _______                           _______
           /    __      \                   /     __     \
          /     /   \    \ヾ    ::::::.       〃/    /   \    \
       〈      |   〇  |         ::::::::        :::           |  〇   |      〉
                \___/        ::::::::::            ::::::::::       \___/
                     _彡                   ミ_           と 二 つ
         三三三三三三三三三                      三三三三三三三三三⌒ ゚o
                             ....::
 γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ      .....::::                               し
 | ファリス!この子を救い給え!   |
  乂______________ノ

                            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                           |     この子は僕とは違って良い子なんだ!      |
                            \_____________________/




                       __
               __ - ´´ ̄       `¨ ‐ 、
           , -'"´:                 丿   ヽ
        /. : : : :          _/  、 丶        ファリスよ!
        ,,.'. : : : :             / /::::::ヽ l   ヽ、
       /. : : : : :              {  {:::::::::ノ !   ヽ
      /. : : : : :                丶 ` ´ ノ       ヽ _    あなたの法の保護にはこの子は含まれないのですか?
    /. : : : : :                    `ー‐ ´          |
   ./. : : : : :                            i
  /. : : : : :         U            `i` ニ二-- i   人それぞれが、幸せに生きる為に、あなたの法が
  /. : : : : :                            `´       l
 ,'. : : : : : :                               /
 i : : : : : : :                               /   あるのではないのですか?
 i : : : : : : :                                /
 ', : : : : : : :                              /
 ', : : : : : : :                         /     ファリスよ、そうであるなら、この子を救い給え!!
  ヽ、: : : : : : .                      /
   ヽ、:_: : : : .                    /
      `¨i : : : : :                  ヽ

62 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:36:37 ID:QiWLVieY0

┌──────────────────────────┐
│その時、光が見えた・・・幻覚だったのかもしれないが・・・  ......│
└──────────────────────────┘

        ., -―=''''''¨¨´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"゛'''=―-、
 ―-=三     心弱き人の子よ、我は直接は助けない     三=-─
        .`‐―= ..,,,,___ _____________,,..=―‐´
      _
   , ´   `.ヽ
  ,'       ヽ                 __
 .!         .!                   , ´  `ヽ                       - ‐‐ - 、
 .ヽ       , ′                !      .}                          , ´     `
   ` .、 ___   ´                、 .     ,'                         ,'        ',
                         ヽ __  ´                        !        !
                                                      ヽ、     , ′
                                                        `  -  ´
                         ., -―=''''''¨¨´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"゛'''=―-、
                    ―-=三      されど・・助けるための力を与えよう・・・     三=-─
                         .`‐―= ..,,,,___ _____________,,..=―‐´
                                                      !    !
                                                          ` .- .´
.       _ _                                                _
.     , ´   `ヽ                                          , ´   `ヽ
     !     .!                                          !     !
    ヽ、__ , .′                                         ヽ、__,.ノ
        ., -―=''''''¨¨´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"゛'''=―-、
 ―-=三   後は汝の努力とその娘の生命力次第である    三=-─
        .`‐―= ..,,,,___ _____________,,..=―‐´



                          ., -―=''''''¨¨´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"゛'''=―-、
                     ―-=三  祈るが良い、人の子よ・・・神の為ではなく人の為に  三=-─
                           .`‐―= ..,,,,___ _____________,,..=―‐´

63 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:37:20 ID:QiWLVieY0

┌──────────────────────────┐
│暖かい声が聞こえなくなった時、僕はハッと現実に帰った   ..│
└──────────────────────────┘

                 __
            _..-''''゙゙゙´     ゙゙゙゙'''ー,,、
          ./      U       \
         , '     ___     __ .ヽ             ・・・・・・まさか・・・・今のは・・・・
        ./    (  ●  .)  ( ● )  '.,
       /  u .    ̄ ̄ ̄     ̄ ̄   '.,
     . .,'                、         .l
       l   U                       l            いや、それよりも・・・ひょっとしたら・・・
       .'.,            ―――――       ,'
     .   ' ,                     /
          ゝ、               /
         /` ー――――― ‐=''' く
        /                      \
       /                    ヽ
     . /.                      ',




┌────────────────────────────────────┐
│恐る恐る、びんちょうタンに手をかざし、心に自然に思いつく言葉を並べてみた・・・  ....│
└────────────────────────────────────┘

            l⌒l
        l⌒l   |  |
       ', ',    |  |                         ファリスよ・・・
       ', \  |  |   , -、
  r- 、     \  ー'  ヽ  /  /
   \ ` ー- _,ゝ     `フ  /_ __                  この者の病を、苦しみを除きたまえ!
      ー-、    _  /  〈 `ヽ   ヽヽ
   r―――'   / /      l   |
   丶-----く         /   /     /
         \     /   ∠ _ ィ/
           ー一'  ̄ ̄  ̄

┌────────────────────────┐
│上手く行ってほしい・・・ただそう願うしかなかった・・・  ......│
└────────────────────────┘

64 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:37:53 ID:QiWLVieY0

┌───────────────────────────┐
│先ほど見た光と同じような光が、びんちょうタンを包んだ・・・  ......│
└───────────────────────────┘
         :.
   ...:: : : ::...   ::    . . : : : : : : : : : . .
  .:: :     : ::.  .:   ...:: : :         : : ::...                       *  * ゚
 .::      ::. .::  .:: : :           : : ::                       +
 ::.      .::    .:: :                 : ::                     ゚
  :: :..   ..: ::    :::                   :::                           .:: : ::..
  : :::.. . .::: :     :::                   :::                       :: :   : ::
           ::.  。 ο.           ::                    :: : : ::.      ::
      .    +:. *         .:                      : :   : :.   .:
.∴’  ’  ×  。  ..: : : :         .:                        ::     ::.. . . .:
    。     o  .:     : : : : : : : : : :                        ::    ::
 。+ ゚  ゚ 。 *   ::     ::           __,n_   ____         :: : : ::
       °     ::.. . . ..::           └┐r┘  Lr┐ ! 
゚                           <フLK゙>    くノ   [][]「l 
  ...: : : :                                   くノ 
 .: :   : :
 :     ::
 :.      .:: :: ::.
  : :. . .:.:.   ::
     ::    ::
      ::. . . .::

┌────────────────────┐
│やがて、彼女の寝息が穏やかになった・・・    │
└────────────────────┘




┌────────────────────────────┐
│薬草師から薬をもらって帰ってきたイアは相当、驚いていたが   ..│
└────────────────────────────┘
                   __
               ,、__( ̄_ .. -‐ ⌒ 、
              /       ⌒ヽ    \
         /            :,       ー-=ァ
          ∠/       i     i   \: . ,__/
          ′        :i\  l     \ \
         i :     :|  ハi⌒\| :  :   \⌒              さすが、できる夫!
.          ノ i  : /j  /  ^笊ぃ: i  i 、   \
.       ∠イ |   :ィ笊(/   弋ソ | :ハ  :i  \   \
        ,:八  ハ弋ソ '     |:/  :′:   \ \)
.       / :/∨八/   、   ア /V  :/  i :   \ \          できる夫なら何とかしてくれるって思ってたよ!
      / /i :  /ゝ .  `   //  /   :i  :  :、 \  :,
.      ,/ / : /    :|≧r /  /''" ̄`ヽ :  \   ヽ ′
.    /  / : /   /-┴7 /    /       _}_:   \ ノ }
       {  : ,:  /   / {/   / ,. -‐=ニニニ}:     \ノ
      /乂__{:  /ニニf⌒ヽ{∨ /≦ニニニニニニ}:  i   ヽ
      ,    {ニ{V }/⌒{ニ <\{ニニニニニニニ{ : :i   :,  ,
.     /    〈ニ{v ,ノ ニ{_r、 :{\>_ニニニニニニハ. :  i   :i  ′
    / /   }-[二{  ノ┘ニ\} {ニ≧xニニニニニ} : ¦   |   i
.   / :′ /},ノ ,ノ´ ̄}ニニニ{/} {ニニニ\‐¬冖マノ :  :i   i  |
  :  i / //\_ノニニニ{__乂\ニニニー-ニニ}/  ′  :   :|
┌────────────────────────┐
│そう言って、抱きついてきた・・・柔らかかったなぁ・・・    │
└────────────────────────┘

65 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:38:31 ID:QiWLVieY0


┌────────────────────────────┐
│話がずれてしまった、とにかくそれから安心すべきじゃなかった    │
└────────────────────────────┘
                        __
                     .    ̄`>――- `   、
                    ´    // / ̄ `  、 `ニ==-‐
                   / . ´   / / /     \  丶 ヽ、
             , /  /    / :, ' '       ヽ  ヽ   :.      
            // ./ /   //  {、  {  ヽ \   .   :.
          〃/ /  / /.ィ {   { 丶 '.   \ ヽ :.  } .ィ            びんちょうタン、しっかりして!
  \        {{ /  / /∠..{l {'.  { ‐ヽ‐\    ー--‐ 彡'
   ヽ―---‐  ´  ... -=彡'/  ヽ{ '.  {     \{`ー-  -‐<}
.     ` ‐--‐ .ァ'´/ /  灯示丐ヽ '. '. '乍¨丐ヽ..   :  '. ゙ミ 、           . ⌒
          /´/ /{   /{ とぅツ    \ヽ 辷とぅ' { \  :.  V \ 、        / . -
.       /  { / l{/{ ∧  :゚      ,  ` 、   :  ハ l}\}   }   `  二ニ=彡^´    できる夫!
.     ,/   /∨/{ l{ {l∧ :           ヽ.: ∧ V  ` 、}
   〃    〃  イi  { { {l{ ∧ :.    r__,  o.:メ、:.', ',  }  }` 、
  //    / ,/ {,  { ヽ{  { `゜..。      。イi  ハ ', ',  ハ  }   ` 、 .
. { {     {//  {       { !   !}゜ ≧-≦  { {/ }} ハ V '  }        ` ミ 、     お願い!神聖魔法を!
. { {     //   ヽ  ヽ { }ハ  ハ三=/、=三} { ,ノ .' } } /  ハ          \ヽ
..八 ヽ  //{   ,ィ}\  '. ∨ } ,' ,′ ヽ/==‐'’>- .'.. } }' .イ  '. ー-- ....    \
.{  `ー` ====ニ彡,' __,{\ V // /―-、'’ ,   ´-‐   }:}// ̄`ヽ、 \       ̄ ̄ 
{   //  {   //.:::::{   ヽ/' /}                }//     :.\ \       \できる夫人从_人_人从/
,'   〃    {  ;/.::::::;:.ヽ.  {´ ..イ:\             //{       :. `ヽ、゙ 、     _)                (__
  /      {,/{:::::::::::::::::{\{'´ }:::::.`::...、        /∧:',       }、   `  二ニニニニ)   解ってますよ!!   (
  ,'     /{/{:::::::::::::::::.ヽ ヽ /::::::.ヽ:::::::.`::‐-...ー=彡' ,ノrt_rt   /、 ヽニ==- -== ̄ ̄)              ( ̄ ̄
  {   // {  }:::::::::::Y::匚 二}::::::::::::.\:::::::::::::::::::::. ̄ ̄Ll:Llー-‐'::::|、 \、       /⌒Y⌒Y⌒⌒Y⌒Y⌒Y⌒\

┌──────────────────────────┐
│その夜、再び、びんちょうタンの容体が悪化したのだった    .│
└──────────────────────────┘




              , - ―――― - 、
         /              \
.          /         u.     \
      /                 \               なんで・・・・
     /                        ヽ
      |      ´ ̄` 、     '`ー―-    | 
      |   ( ◯ )      ( ◯ )     |              なんで・・・またすぐに悪化するんです
      |     ´" "      ´" "       |
.       \        _´_        /
.         \       f ー  ヽ       /               神よ・・・何故なのですか!?
        /ヽ                 イ\
       /                  \

┌───────────────────────────────────────┐
│当時の僕はこれが寿命なのだと・・・びんちょうタンの命の限界なのだと認めたくなかった   ...│
└───────────────────────────────────────┘

66 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:39:08 ID:QiWLVieY0

┌───────────────────────────────────────┐
│どれだけ癒しの術を唱えたか、判らなくなった時・・・びんちょうタンがうっすらを目を開けた   │
└───────────────────────────────────────┘

┌──────────────────────────────────┐
│良くなったのか!?と僕たちは一瞬、喜ぼうとした時、彼女は微笑んで言った    .│
└──────────────────────────────────┘

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      | V             ゝ. __ノ   /    /    / 
      | ハ       __         /     '     ,         できる夫お兄ちゃん・・・・ありがとう
      ',. | \     V  ノ         '    /   /
       ヽ!\ lゝ、    ー       イ   . ' ,  イ/
          \ハヽ ` ー_‐_-- _-,- ‐‐<ノ /l/ !/   
                ' ((フ/^|.!ヽゝ : : :ハ´                   でも、もう・・・いいよ?
             / /::ヾイ/!Lノノ:.:./  ヽ
             イ !: : //:.:.| 「: /     \
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


┌────────────────────────────────────┐
│そう言って、この子はゆっくりと目を閉じて・・・二度と目を開ける事は無かった・・・   ...│
└────────────────────────────────────┘


┌─────────────────────────────────┐
│あの時の僕は・・・この世の全てが理不尽に見えて、全てを呪いたくなった     │
└─────────────────────────────────┘


                           :         γ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄γ
                           i         l    何で・・・      l
                           ;         ヽ、________,/
                              .|
                           |:
                           。
                             o
                              .;
                          O
                           :
                           i              \__人_人从_人_人从/
                           ;              _)                (__
                              .|               )     何でだ!!    (
                           |              ̄ ̄)              ( ̄ ̄
                           |:               /⌒Y⌒Y⌒⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
                           。
                           |
                                !
                              :|
                           :
                             :!
                              .;: 。
                           、  .  |   .。
                            ゚ ,、人,、'
                         `^⌒^´

67 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:39:48 ID:QiWLVieY0

┌───────────────────┐
│イアの顔を見ることは出来なかった・・・     .│
└───────────────────┘

┌─────────────────────────┐
│まるで僕の無力を責めているかのように感じたから・・・  .....│
└─────────────────────────┘

┌───────────────────────────────────┐
│いや、それは正しくない・・・本当は自分が、自分の無力を嫌悪していたのだ・・・  .....│
└───────────────────────────────────┘

                          __
                            / ´ ̄`ヽ
                     __{//`ヽ
                       ´        ∧  \‐
                    /          / :∧   ∨ \
               /            /   :∧   !   ヽ
                      /       /  /  l  :|     、     }
                    /    /   '  /  :|   :|    '.     ,/}
           /     ,     ,/  '{  {   |  ,      '.  ニ彡'
.          /    /    / __|    :    j  /  |    :ト '.
          /     /  /  / ̄ ̄,i`  :| :i / -=ミ |    :| '. :}       何で・・・何で・・・
               /  /  / // |    | :|ハ  :  `      | '. }
.     ,    l:    /  ′ ,ィ=≠=ミxV   :| :| ∨{      :|  }:}
     /{    { , /    ,イ{  ,:⌒ハ  ∨ | :ァ==ミ、  {   |  j:j       びんちょうタンが死ななきゃいけないの?
.    { ハ    / /   / j /゙`oとぅツ   \! l ,:⌒ハ V '.   |//
     `ー-=彡    / :/ イ    ゚     | l弋__ツ j'、 V |/
       〃 厶イj//人{           , { {   ヽ_) ,| :ヽ ∨!     }:      この子が何をしたというの・・・?
.     //  { :/ ! /:  i∧  :          v∧  : / |i | \'.{\__,ノノ
     { {  | { |:i |i  i{ i 、 :.     ‐=  V∧ j) 八{   :{`\  ̄
       >―v|: j { |i  i| ∧\。        \∨ ,': { \ :∧         こんなのが・・・運命なの?
.    /     ト:{ V{   { { i{  し:..  _  .。ィ j/ :/-| | ‐< Λ 
  r</       {人 ヾ、 :∨ :}    `ー' / | i{  :i  | |    `v:..
  | \     \ \ \、{ /         ,/| |   |  | ト、    ∨!       そんなの・・・酷過ぎるよ・・・
  }   `  ―- 、 ー\ ヽt/}      0.  { { |   |  | | :}     ! |
 /             \  (\j/} `^ヽ、   人: {  { ,' j }   j: }
./            \ {゙〈_:ハ           ゙ーz、 ∨  /    |/
{          {        .(`〈.ノ             八\j イ      |\
.∨       '.   :{  [.二ニコー- .. 、_,,   /  :{ V }―――'  }
 ∨       '.  {   / {           ̄ ̄ ̄八/ :ノ
.  }          '.  '. /   {   、        , i ( y )  /   /
.  }      、   ヽ '.{  ∧   \      // l  [二コ /     'i
 ∧     '.     \V   ∧       / / l   }∧      |





┌───────────────────────────────────────────┐
│だけどあの時の僕は、イアと向き合う事もせず、そして自分の自己嫌悪に向き合おうともしなかった    .│
└───────────────────────────────────────────┘

           ____
         /   ∪  \
       γ⌒) ノ三三三ゞ(⌒ヽ
      / _ノ (>)三(<) \ `、
     (  <:::∪::::  __',__::::∪|  )
      \ ヽ ::∪:: `ー'´∪:://

68 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:40:24 ID:QiWLVieY0


┌──────────────────────┐
│びんちょうタンのお墓は教会の裏手に作った・・・   │
└──────────────────────┘
 ゙" ゙"  ゙""'' ゙"''"  "゙" ゙"  ゙"'' ゙"  ゙"  ゙" ''゙"  ゙"゙''" "゙"  "''" "゙" ゙"  ゙"'' ゙"゙"  ゙"
゙"  ゙"  ゙"  ゙""'  ゙"''"  "゙"  ゙"  ゙"''  ゙"゙"  ゙"  ''゙"  ゙"゙''""゙"  "''""゙"  ゙"  ゙"'' "
  ゙" ゙"  ゙""'' ゙"''"  "゙" ゙"  ゙"''   _____ ゙"゙''" "゙"  "''" "゙" ゙"  ゙"'' ゙"゙"  ゙"
 ゙"  ゙"  ゙"  ゙""'  ゙"''"  "゙"  ゙"/::ヽ::::..   :: ::ヾ"  ''゙"  ゙"゙''""゙"  "''""゙"  ゙"  ゙"''
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゙"  ゙"   ゙"  ゙""'  ゙"''"  "wWWlヽ::'ヽ|:::::_::______:_|::\W/ ゙"゙''""゙"  "''""゙"  ゙"  ゙"''
  ゙" ゙"  ゙""'' ゙"''"  "゙"  V/Wヽ`―――――――――lV/W  "''" "゙" ゙"  ゙"'' ゙"゙"  ゙
 ゙"  ゙"  ゙"  ゙""'  ゙"''"  "゙"WW''―――――――wwww'  ゙"゙''""゙"  "''""゙"  ゙"  ゙"''
┌──────────────────────────┐  ゙"  ゙" ''゙"  ゙"゙''"
│バカとその一派が文句を言いたげだったが黙らせた・・・   ....│゙"  "''""゙"  ゙"  ゙"''
└──────────────────────────┘:''" "゙" ゙"  ゙"'' ゙"゙"
 ゙"  ゙"  ゙"  ゙""'' ゙"''" ;; ;;;:: ;; ;;;:: ::: ::;; ;;;;; ;;;:: ;; ;;;:: :::::;;;;;;; ;;;;; ;;;:: ;; ;;;:: ::: ::;; ;"''""゙"  ゙"  ゙"''
┌──────────────────────────────────────┐
│神聖魔法を実際に使えるかどうかで、僕とあいつの発言力は正反対となった訳だ・・・    .│
└──────────────────────────────────────┘

106 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/28(土) 17:21:39 ID:bpzK9vLc0

┌────────────────────────────────────────┐
│びんちょうタンの葬儀を何とか終わらせた時、スパイアーの本神殿から司祭がやってきた    ...│
└────────────────────────────────────────┘

         ,;彡ミミミ;'""'''""'''""""'''''""''彡ミミ;,
         フ彡彡;;, ヽ、,, ,..:::..  ,.:'   ゞ;;,ミミゝ
         ';彡ミシ,;r==::;,,':.':::::::..,,,;r=ニニゝ;,,ミ7"'
         "'';;彡'",;;;;;;;;;;;;;;,ヽ:::....r;;;;;;;;;;;;;;;;;,,Y"'ヽ,
         /"'iシi,;;;;;;;;;;;;;;;;;;',l::::"''!;;;;;;;;;;;;;;;;;,ノl⌒"l,
         ,i /,;"ソヾ::;;;;;;;::ノ.l:::.."''ヾ:::::;;;;,''"::l ノ ノ             あなたは薬を私的に売りさばき
         i., y 'l,  ....:::::::l',;'' ;,, ヽ、   l〆/
          \ヽ;'i:.   "',;':::::::::....ゝ "'ヽ.,:l /"
           \,'l..     "':::;;;'''""     i''               懐に収めいたそうですね?
            "l,::..:...          ...:::l
             l:::...::.. -‐ - ""''' ..:.::/l
             'lヽ、.:::...  ""   ...::::/ .l               あなたの処罰が決まりました
              l;;;;;ヽ、 . :.: :::. . : ..::../  l
            ,r'"l;;;;;;;;;ヽ,,;;,,;,;;;;;;;;;;;;;;/   l"';,
             l;(く;l..:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''''"" ,;;l)):l              聖職禄のはく奪となりました・・・
            l;;,"''ー-::;;;;;;;;;;''  _,,,...r'':::::::;;ー;,,
          i''"";ii;;:::::::::::::;i::i:ヽニニン,i,;:,:::::::::::,;l'::ヾ:'i_,,
 __,,,,,,,.....:.....,i"::::::::::::::;ii;:"'t.,::::::::;;;l   /:::::::::;;;;::i'i::;;:::ヾ:::::ー―- ...,,,,,
::



                                            ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
                                          /": : : : : : : : \
                                         /-─-,,,_: : : : : : : : :\
                                        /     '''-,,,: : : : : : : :i
    そんな・・・・                             /、      /: : : : : : : : i 
                                       r-、 ,,,,,,,,,,、 /: : : : : : : : : :i
                                       L_, ,   、 \: : : : : : : : :i
    司祭じゃなくなったら働かなきゃいけなくなる        /○) (○>   |: :__,=-、: /
                                      l イ  '-      |:/ tbノノ 
                                      l ,`-=-'\    `l ι';/ 
    それは嫌だ・・・                         ヽトェ-ェェ-:)     -r'  
                                       ヾ=-'     / /
                                   ____ヽ::::...   / ::::|
                                / ̄ ::::::::::::::l `──''''   :::|

┌─────────────────────────────────┐
│薬の代金が本神殿から出てたんだから、当然と言えば当然の処置だった     │
└─────────────────────────────────┘

70 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:42:10 ID:QiWLVieY0

┌──────────────────────────────────┐
│しかしバカがいなくなるのは良い事だが、良くない事は重なるものだった・・・     .│
└──────────────────────────────────┘

┌─────────────────────────┐
│ある日、イアが深刻そうな顔で僕の所にやってきた・・・  ......│
└─────────────────────────┘


               ___{ {/  _____>
              //⌒\V´ ̄       \
             ;/ /         \ 、\ \
                /   /    /|    、  \':,  ヽ :. ___,
       、___/__/ /   / |  :i   : \   ` ̄ ̄ ̄/
           ̄ ̄/ ./  /   ]  ハ  :   |`'ー┬―=彳
       、_/_/  /   ,.. -ヨ/|: |   |   |   :|
         ⌒)// /),ユk  ィ芹弐k_| j |   |    \ : |                できる夫・・・
.          / / /: : : ::V    Vリ ]リ j/   ハ    \{
.        /   / {/i: : :く        厶/   /ノ{  \  \
       /   {  |: :V: :: :.、_     /   /  {、 \ \   \             ・・・・話しがあるの
.      /:    {  |: : i\:.j沁,     ./   ∧  {: \ \     \
     / :i   八 V/|: ::{: :i :`iァセ′/{ i: ハ: : :\ \___ \__
.    | :l  ./ / \Ⅵ>{: リ: / //  :{ l: /}:\: : :.  .\  \⌒ ̄ ̄ ̄    
.    | :| / /  ∧ ./ヽ. イ、/    \___ ^ヽ_:\: :.  \\  \
     \.V / _,/  V{:、 ノ \_   __/{_ ,}` 、: .    : :\_ \_
      /ハゞ{ヽ/  { ノ _}            {` \ `:、:   : : :「 ̄ ̄\\
     ///  {  \ /` `く-\      /   ヽ,_ .ノ_ |:   :|: : |      \':.
    / //   /\  { j: :}---\  V     ノ{、  } :| :i:  :|: : |、       |:|
.   / / |:   {     / ̄ ̄|<---\ :i   _,、<---V/ ̄|匸]i :|:|: : | \     |:|
  / | |:  ∧   l∠二/  ` ー‐一<-------- |∠/´ _{ :|:|: : |  \   //
 {  | |:/', V  〃            ̄ ̄ ̄ ̄> }`:、   V.:|: /|:    \//
 {  |///∧ V :}{:   \       __ く/__ \\   ̄ ̄\___//\
  〉, {//////V^V/:{       \     ̄ ̄γ⌒ヽ } _|   \``丶、  〉: : : :/   \
   \V//////ヽ/ {\     \     乂__.ノ〈ノ     /\   `'くー―く: .    \
    /{ V//////j{: :{ : : `ト、     ー=ニ二_    _,∠二ィフ\  \   \: : . .    >
   { { ∨/////{: :{: : : :{'/\     △ []   _.. v7/\__|/} : : : \___>    ̄ ̄ ̄
   V /:\///∧: \:.,ノ////>―┬‐r―‐<{:: :  V//////: : : : : i: : :{
      {: : : :\///\: \//////// | :|/////∧:  }/////{: : : : : /\:{




       . ─―─‐ 、
      , "          \
    /           \
.    /        _/::::::\_ヽ
    |            :::::::::::::: :..                    ・・・・・・なんですか?
    |  u    ( ー):::::::::( ー)
.    \             ´   /
     ,\        ` ー‐‐/
    /  ` ー─         \

71 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:43:02 ID:QiWLVieY0

┌─────────────┐
│要はこう言う事だった・・・   ...│
└─────────────┘

┌─────────────────────┐
│実家から久しぶりに手紙が届いたそうだ・・・   ....│
└─────────────────────┘

         ___,,_,_,,._...、 、、、、、、  --- ―――┐
        .|                         | :. ::.
      .|  ____                     |         ::.
     ::  |            __,,_,_,,._..、、、、   |   :.
    :  :. |  '''' ""゙ ´´ ̄ ̄                 |     ::.::.
     :: : : |                __,,_,_,,._..、、、   | :.::.
       .::.: |   '''' ""゙ ´´ ̄ ̄               .|´`""''' ―- 、
       :. ::..|                _,,_,_,, _、、、 |     _,. -''´ヽ
       .: : |   '''''_""゙_´´ _ ̄_ _,._,.,, 、,、、 -z- =-'、,. -''´:::::::::::::::::::\
   :     ゙、"``""´´ ̄ ̄    ̄__,,_,_,,._..、、、、  ゙、:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
   ::       ゙、  '''' ""゙ ´´ ̄ ̄              ゙、::::::::::::::::::::::::::::::::::: \
   ::      ゙、   __,,_,, _、、、、  ----- ―――   ゙、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 ::..    .      ゙、              __,,_,_,、、、、  ゙、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
            ゙、   '''' ""゙´´ ̄ ̄                ゙、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   ::        ゙、    __,,_,, _、、、、  ---- ――― .  ゙、:::::::::::::::::::::::::::::::_,. -
     ::    .   ゙、          _,,._,,. 、、、、、、 --――''`::::::::::::::::::_,. -''´
         ┌────────────────────────────────────┐
        │そして、許嫁がいるから、その人と結婚する為に帰ってくるように、という事だった   ...│
        └────────────────────────────────────┘




                { {____
            ´乂ゝ    `  、
.         /        \       、
      /     :i    、  ヽ    \
      /         /!    ヽ       、\
.   /   /  /   / {     {   \   {   \
   ⌒ ̄/  i   / :!     {\、   \ {⌒ ̄`
      ,    | .ハ{  ∨     {  \ー--r≧
.     {   V_{____,.\  __{___j{__   Vハ                 ねえ・・・どう思う?
.     { : { V_二,__  \___廴__{、   V{
.     { i {: 弋忙尤}”   弌忙朮「ハ    \
      ∨ {:  \ ̄        \厂/ノ} }、   ヽ
      /  :{     \          ∧/,}ハ{\    ,
.     /.  乂__\  \ ‐ー   イ: : V     \  i、
    /    /}⌒:{\  \__  イヽ|: : }__: . \  ヽ{ \
.   /  , -―}  :{  :\ {   :|、:_:_: : ′`ヽ: \     \
  ,   /    }  :{  : } V   :|/L_{_:_:ー- }、:_:_. \    `'ー―------=ニ..,,_____ノ
/イ  /    乂__  :ハ       ⅥL`ー-=ニ.,__: `ヽ \                     /
.  ,   {      {  {  }__      Ⅵlz‐     `ヽ:}: : . \            ̄` <
  ′ .ハ     ____乂_` ノ\ヽ  /ⅥL         }\: : .            \      \
 j  /∧≦ニニニニ{ ヾ :}> 、   ⅥL      }∠、: : .          \      \

┌──────────────────────────────┐
│彼女は何かを伺うように・・・伏し目がちに、僕を見ながら話していた  ....│
└──────────────────────────────┘

72 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:43:48 ID:QiWLVieY0

┌────────────────────────────┐
│何も言わない僕に痺れを切らしたのか・・・彼女が付け加えた   ....│
└────────────────────────────┘

                                      ー=== ニ       `  、
                                        , '   ィ             \
                                       / / / {\      \ ヽ  ヽ
                                       { / ,^ヽ{ :{ ヽ     ヽ. }   '.
                                      /,{ {/ト、 { :{ :}        ゙}   '.
       今まで放ったらかしだったくせに           〃 { } 抃、{ :. :}、\    }     '.
                              .      / r-'、{ jソ  \{ } ヽ`ニ=‐   :} } } }
                                      }  {     {ヽレヽ       } j//
       随分な話だと思わない?                丶         { {ムノ { }}   ノ} // ヽ
                                       l         { {´ ヽV/ ィ  { { ヽ  '.
                                        ̄ 7 ァ、   { {`:t /Vヽ: :{  乂: ノ   '.
                                         { { ィヽ { { :{ ヽ}ノ : :}   {_:ハ  '.
                                         { {/, ⌒ヽ{\{: :{ ト、 :}   (_:ノ   :
                                         {//    { :ハ: 〉y〈: :}  〈_:三}  { '.
                                         { {    / , :' :_{__ノ: :′   }:}   :  '.
                                         {.ハ  / /. :〈__三} /    { {   {  ',

┌───────────────────────┐
│彼女が何を望んでいるのか明々白々だったが・・・  .....│
└───────────────────────┘




┌─────────────────────┐
│僕は思ってもいない事を、敢えて口にした・・・  .....│
└─────────────────────┘
                 _____
               /           \
.           /             \
.          /               \                 ・・・・・・・・・・そうでしょうか?
.         /                  \
     /                     ヽ
      |        ̄`丶      ' ´  ̄      |              このままこんな田舎で
      |      ‐ュ::::ェ‐      ‐ェ::::ェ‐      | 
      |                          |
.       \             ´             /              朽ち果てさせたくないという
.         \      - ――-        /
        /ヽ              イ\
       /                     \               親心かもしれませんよ?

74 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:44:22 ID:QiWLVieY0

                        __
                     .    ̄`>――- `   、
                    ´    // / ̄ `  、 `ニ==-‐
                   / . ´   / / /     \  丶 ヽ、
             , /  /    / :, ' '       ヽ  ヽ   :.
            // ./ /   //  {、  {  ヽ \   .   :.
          〃/ /  / /.ィ {   { 丶 '.   \ ヽ :.  } .ィ               反対・・・しないんだね?
  \        {{ /  / /∠..{l {'.  { ‐ヽ‐\    ー--‐ 彡'
   ヽ―---‐  ´  ... -=彡'/  ヽ{ '.  {     \{`ー-  -‐<}
.     ` ‐--‐ .ァ'´/ /  灯示丐ヽ '. '. '乍¨丐ヽ..   :  '. ゙ミ 、           . ⌒
          /´/ /{   /{ とぅツ    \ヽ 辷とぅ' { \  :.  V \ 、        / . -
.       /  { / l{/{ ∧  :゚      ,  ` 、   :  ハ l}\}   }   `  二ニ=彡^´
.     ,/   /∨/{ l{ {l∧ :           ヽ.: ∧ V  ` 、}
   〃    〃  イi  { { {l{ ∧ :.    r__,  o.:メ、:.', ',  }  }` 、
  //    / ,/ {,  { ヽ{  { `゜..。      。イi  ハ ', ',  ハ  }   ` 、 .
. { {     {//  {       { !   !}゜ ≧-≦  { {/ }} ハ V '  }        ` ミ 、
. { {     //   ヽ  ヽ { }ハ  ハ三=/、=三} { ,ノ .' } } /  ハ          \ヽ
..八 ヽ  //{   ,ィ}\  '. ∨ } ,' ,′ ヽ/==‐'’>- .'.. } }' .イ  '. ー-- ....    \\
.{  `ー` ====ニ彡,' __,{\ V // /―-、'’ ,   ´-‐   }:}// ̄`ヽ、 \       ̄ ̄  ヽ
{   //  {   //.:::::{   ヽ/' /}                }//     :.\ \         '.
,'   〃    {  ;/.::::::;:.ヽ.  {´ ..イ:\             //{       :. `ヽ、゙ 、        ,
  /      {,/{:::::::::::::::::{\{'´ }:::::.`::...、        /∧:',       }、   `  二ニニニニ彡
  ,'     /{/{:::::::::::::::::.ヽ ヽ /::::::.ヽ:::::::.`::‐-...ー=彡' ,ノrt_rt   /、 ヽニ==- -==彡
  {   // {  }:::::::::::Y::匚 二}::::::::::::.\:::::::::::::::::::::. ̄ ̄Ll:Llー-‐'::::|、 \





                 _____
               /         \
.           /                \
.          /                  \
.         /                    \                  ・・・何故、僕が反対する理由が?
     /     ´ ̄` 、    , ´ ̄     ヽ
      |                           |
      |       ( __ )     ( __ )       |                 良い縁談なのでしょう?
      |                           |
.       \            ´          /
.         \        - ─‐‐-        /                   祝福しますよ・・・・
        /ヽ              イ\
       /                     \

┌─────────────────────────────────────────┐
│思ってもいない出まかせを並べた・・・でも、彼女が幸せになってほしいというのは本心だった    .│
└─────────────────────────────────────────┘


75 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:45:05 ID:QiWLVieY0

┌──────────────────────────────────┐
│僕みたいな奴に付き合わせ良いはずがない・・・だから、こんなウソもついた     │
└──────────────────────────────────┘

           ____
           /⌒  ⌒\                        あ、そうそう、ご結婚されるなら
        /( ●)  (●)\  
      /    ___'___    \
       |     |r┬-|     |                     スパイアーに帰るのでしょう?
       \    `,. -'"´´ ̄`ヽ 
        /    (___   |
      /              |                   僕は胸の平たい子が好きなので
   ( ̄                | 
     ̄ ̄ ̄|               |
                                        そういう子がいたら紹介してくださいね!



┌────────────────────────────┐
│これで僕を毛嫌いでもしてくれればという計算でもあったが・・・    │
└────────────────────────────┘

                                                  /⌒>
                                             -‐…‐/ <
                                         /          `
                                        ,                 \
                                 .        / ,  /     :、         ,
                                       } ./ /   .ハ  [\   ]    ′
                                       }/ /   // :}  {  \ ]     〈i
                                      / イi|  {/―}  {  ―ヽ| ト、   \
                                 .    ∠ イ  i|  {==ミ\ { ィ==ki| |: :`'ー-=ゝ
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      乂___.ノ}   i|  弋ツ  \ 弋ツ | .ハ   :{
                                      /ハ /ハ  {     : ヽ   |/ }  .ハ
                                     {/} iV  :}   :、   _ _ i . イ  }  j |
                                     { :} i  、}\ ヽ}  -- '{: :/   / /ハ|
                                     { :} i、\{: :/\j二£二{/  / /:イ :|
                                     乂ノ、\  { イ     {   //  ノノ
                                      ///\{   ノー   ‐ゝ 〈(  /ヽ
                                 .     //////{  }≧o。.,   { ヽ }___  ,
                                     ヽ//////〉-〈//////≧o{ イ | | |__」___
                                     ///////[二二]////「 ̄ >-〈/LLl////ハ
                                 .    ////ハ////{  :}/////\ [二二]///////}
                                   //////}////|  |///γ⌒ヽ:{  :{///<>〈
┌─────────────────┐
│彼女は僕をしばらく見つめた後・・・   ...│
└─────────────────┘

76 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:45:34 ID:QiWLVieY0

┌────────────────┐
│彼女は踵を返し、つぶやいた・・・    │
└────────────────┘

                     ___
                         ´ ̄ ̄`ヽ} _
                     ´ ̄ ̄  `ヽ
                       ,            \
                    / ;
                 〃 /            :
                 {'{/  /    }   :     }
                 /  イ    , /   }    }
.               ―=彡 1  }   .:     ,' {   }
                   /} ,     /   / V{   {
                 / ,}    /   ,/==t{ }  {                 ・・・・・・・バカ
               / / } :   /   /‐=== V
              ' ' j/ .. -―'^´  \  / \ {__
.                { {  }/        `メ、  >':ム
                 ヽ{ /{          /  } /三ニム
                  λ,' :|          .厶=ニ三三三三}ヽ
                  {.y  |     {. -=ニ三三三三三/.三}:ム
               tァ′ ..L..-=ニニ三三三三三三ハニニ}ニニヽ
.                ′  {三三三三三三三三三/ニ{三三三三\
             /     {三三ニ{ニ}三三三三ニニニム三三三三ニ>
               / /   /三三ニV三三三三三三三}三三ニ;x<{´
           / /   {三三三ニ}ヲ''´:ニニニニ::/  マ三三/ニニ::ハ





                      `^ ァ=\   /:`i三ニニ:ム
                          ゙ー- 、\ /: :, ′   !ヽ、
                          ゙t会x'      |_/ニ\
                                ヽ\     {三二ニ
                               t ヽ   i|三ニニ=        /  ̄ ̄ ̄ / .__
                                 i    :i|\三ニニ:.、     /_/ ̄/  /// 7
                                |    /;   \三ニニヽ       匚  ./i/i/ ∧∧ ,ヘ
                                | r‐' /      、三ニニ{ 、     / ./     l /l / / ./
                                    j : リ     t\{⌒\\   / ./        /./
                                   `¨´        \\  >ヘ   ̄          ̄
                                          ヽ >': :/ 、`ー= =-、
                                            t会x   ヽ、  j:ハ
                                              \\     /、/
                                             Vj     i}
                                               }    :{
                                              ,    //
                                             /   ,.:/
                                               {/`/
                                              ` ´

┌─────────────────┐
│そして全力で駆け出していった・・・   ....│
└─────────────────┘

77 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:46:03 ID:QiWLVieY0

┌───────────────────────┐
│彼女の後姿を、僕は何もせずに見つめていた・・・  ......│
└───────────────────────┘

┌─────────────────────────┐
│彼女の名前を叫べば良かったのか・・・今もわからない   ..│
└─────────────────────────┘

             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
            /                     \
          /                        \
         /      ―――            ――― \
       /          _                _   \
      /          /´ ,..::::::::::.ヽ ヽ         /´ ,..:::::::::::.ヽ ヽ \
    /        ,'  ,;::::::::::::::::::', ',       ,'  ,;:::::::::::::::::::', ', \
   /          {  {:::::::::::::::::::::} }        {  {::::::::::::::::::::::} }  \
 /           '、 ヽ::::::::::::::/ /        '、 ヽ::::::::::::::/ /      \
 |            (;;;;;;;;;;)) ̄       ,             ̄         |
 |            /'             <                   |
 |          {{                                     |
 |           ヽ        ___  __  ___                 |
 \          人        ヽ   ´    `  '             /
   \           ( し.)                                 /
    \       `¨                           /

79 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:46:48 ID:QiWLVieY0

┌───────────────────────────────────┐
│後日・・・本神殿から来た司祭様が僕に正式な神官の位の授与を伝えてきた・・・    │
└───────────────────────────────────┘

┌────────────────────────────────┐
│そして、この教会の管理を依頼してきたが・・・僕は丁重にお断りした・・・  .....│
└────────────────────────────────┘

┌───────────────────────────────────┐
│僕はもう・・・この町に居たくなかったから・・・どこか遠くに行きたかったから・・・    │
└───────────────────────────────────┘

                                 ー=ミメ爻}\
                           __彡   ヾ   从{
                           }三ニ=ミ       从
                            /三=‐く ミメ゙゙`゙ヾ =≦
                              /三ニ{ノ└<     'ミ =ミ
                          /::>¬´   \⌒ヽ ハツ
                          _/´  /廴      >'7ノ           そうですか・・・残念です
                     /( /::.   { 三    ゝ ':|
                         /7:.: \:.:.:\  、ニ= __ 、   |
                ....:.´ ̄{:.ヽ:.:.:.:. \:.:.:\ ヾッ,,,, .ン `¨´            君のような有為な若者がいてくれたら
                ...:´ :.:.:.:.:.:.: ヽ:.:\:.:.:.:. \:.:.:ヽ ー〈
              __...:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:\:.:.:.:. ヽ.: }‐}::::::,
.           /.:.:´ ̄\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: \:.:.: ト┴ハ:. /、              とても心強いのですが・・・
.        /´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`゙く:.|:.:i:.Κ\\
.          i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:. ヽ:.V :.|::::}:.:.ト、
.          |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. \:.:.:.:.:l:::/ :.:.:.:. |:.:.:.:| :.:.: |::::{:.:.| {
.          |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Y.:. |/:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:∧ :.: |::::}:.:.|:.:,
       (ゝ:.:__ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:./ :.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:{:.:}:.:.:.|::::{:.:.|:.:.:,

┌────────────────────────┐
│司祭様は随分と渋ったが・・最後は諦めてくれた・・・   ...│
└────────────────────────┘

┌────────────────────────────────────────────┐
│しかし、神聖魔法を使える者が神官で無いのはおかしいという事で神官の位は押し付けられたが・・・    .│
└────────────────────────────────────────────┘

80 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:47:23 ID:QiWLVieY0

┌──────────────────────────────┐
│そしてイアがスパイアーに帰るのを見届けてすぐに、僕も町を出た    │
└──────────────────────────────┘

                 .:.:.. .: .: .  : . . :
              .:.:.. :.:.:. :.:.:. :. :.:. :..  .: .: .  : . . :
           . : .:.:.. :.:.:. :.:.:. :. :.:. : .: . : .: . :.<ニ|: . . : . : . :
      _,,,,..___.        , ;, ; .:. : ;; : . :. :. . :. .: .|ニ> .:      __... - "
    "" .:.:. .:.: .: ""ー-,,,__  ______.......________.: .|l.__,,,, -‐""   __:,,-‐ ゛ .:
     "   ,, :: ....::.:. :.:. :.゙`゙''ー-、_        "      -ニ二_ :.: .:. .:.
     ,,      ノ  ::. :.: .: ,,":. ~`;:。‐-,, _  -   _  ‐ _ "'‐、
          ,,   "     ,,o  ノ.:.:..:::.:)   - =-_   - =-_ヽ   ,.
      ".    。  vi   ,,      ,,‐'"‐=‐_  - =-_  =-  -,'
          vノ "     ._,,,.,,,,-‐'"~‐=‐ _-= _=-  ̄,-'~
   "   "     " ,.,,,,-‐'"~―=―  ニ_ -=―  _,,-'″ ,,.
     "   ._,,,.,,,,-‐'"~ ―=- - =―=―     ,,‐'"~       ノiu
   ._,,,.,,,,-‐'"~ ―=- - =―  =―  .    ,,‐'"   "    "  ,
      ニ  ―≡- - =―  =―  _  ,,'   "    ,
   ―  -ニ― _―   _ニ-― _   ̄-  ;;"




┌────────────────────────────┐
│行き先など特に決めてない・・・自殺行為にも似た、彷徨だった    .│
└────────────────────────────┘
                   _____
                   /
              /                  \
             /                     \
            /                       \
           /                          ',             さて・・・・どこか行こうかな・・・
          /                               ',
        i                              .
        |                              i
        |                              |
        .
         '.                             }
           __',_______________      ノ
      /二二二二二二二二二二二二二二二二ニ\   /
     /二二二二二二二二二二二二二二二二二二二}/
     }二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニニ∧
     i二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ

81 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:48:05 ID:QiWLVieY0


┌───────────────────┐
│そして初めての野宿の夜・・・僕は泣いた    .│
└───────────────────┘

     ‘       `  , .. .    +    ’‘     :: . ..
 .    .         ,   ,:‘.。 +   ,..
    ,              ’‘ +   ,.. . ..; ',   ,:‘
         . .; : ’   ' ,:‘.
  ,:‘.      +  ☆彡    ,..        ,.. . ..; ',   ,:‘
   ..             .. ' ,:‘.. ...::      ’‘ ’‘.; 。        ,.. . ..; ',   ,:‘
   .     。  ,:‘. 。      ,.. .    .; ',   ,:  ‘
        ,     .. '            ,:‘.     , ;   `
:: . ..                                 .. ' ,:‘. γ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄γ
  ,   ,:‘.         ..;               ',   ,:‘  ’‘l    うううう・・・・    l
      + , .. .+    ’。              .. ' ,:‘.. ...::    ヽ、________,/
   ,:‘. 。 .. . .    :::  ' ,:‘.  , .. . +
         .. ' ,:‘.. ...::      ’‘ ’‘.; 。



┌────────────────────────────────────────┐
│夜の暗闇の中で、冷静になって考える時間が出来て・・・狂おしいほどの後悔が襲ってきた   ....│
└────────────────────────────────────────┘


┌────────────────────┐
│自分で手放してしまった事への後悔だった   ..│
└────────────────────┘

         / ̄ ̄ ̄\
       /        \
     /  _ノ  ヽ、_   \.
     |  o゚⌒   ⌒゚o   |
     \::::  __´___  :::: /
        /  ` ⌒´    \ ヒックヒック
       |             )
.     |  | .    . /  /
       |   |       /  / |
       |  |      /  /  |
      (YYYヾ  Y (YYYヽ |
     (___ノ-'-('___)_ノ

┌──────────────────────────────────┐
│後悔は止めども無く襲ってきたが、それでもどうした良いのか、判らなかった   ...│
└──────────────────────────────────┘












       ___  │ /
     /      \  ′/                   γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
   /   _ノ  ヽ、\                      |こんな夜更けに何を泣いているんだ?  |
  /   o゚((●)) ((●)゚o                     乂__________ ______ノ
  |       __´___    | 
  \       ` ⌒´  /                   ・・・・・へ?


┌────────────────────────────┐
│静かに泣いたところ、いきなり見知らぬ人から声をかけられた   ..│
└────────────────────────────┘

82 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:48:46 ID:QiWLVieY0

┌────────────────────────────────┐
│随分と体の逞しい、頭がハ・・・綺麗に剃られた神官風の男が立っていた  ....│
└────────────────────────────────┘

                   ,  ‐‐ 、
                      /メ_    ヽ
                    {.ィ.=ァ‐ィ= 、 }!
                  (Y ¨ }! ¨ Y)
                 ∧  , -、 ∧                         男たるものが
                 / :∧    / ∧
               ィ∠:::/∧ ー‐‐'イ/ ≧、
          ∠-{ィ´ ∨//. ∧   /   7. メァ=、
       __ ∠ニニニゝ   ∨   ヽ__/ ___ノ   }}ニ≧                  何を泣いている?
  ___ ∠二二二二ニニ‐     ̄ ゙ヽ / ̄ ̄/   ァニ二二≧
ニ二二二二二二二二ニゝ.   ∨.  |!      ァニ二二二二≧
>ニ二二二二二二二ニニ‐.        |!.  /   -ニ二二二二二二≧ァッ__
  寸二二二二二二二ニゝ   ∨ |!     ./ニ二二二二二二二二ヲ/7
   寸二二二二二二二ニ‐     八 /   /ニ二二二二二二二ヲ´ ¨ヽ
    寸二二二二二二二ニゝ  ∨ ./  ≦二二二二二二二二/    ∧
     寸二二二二二二ニ∠   ∨   __}ニ二二二二二二二/
   /   寸二二二二二二二ニゝ. /  /二二二二二二二二/.  |
  ./    ,Ⅵ二二二二二二二ニ‐./  ∠二二二二二二二二/   |
 /    / }}二二二二二二二二≧≦.ニ二二二二二二二ニ/   |







┌─────────────────────────────────────┐
│グラントと名乗った彼は、古の神の神官で、ダナーンに布教の為、足を運んだらしい   ..│
└─────────────────────────────────────┘

┌───────────────────────────┐
│彼は特に口をはさむ事無く、ただ僕の話を聞いてくれた・・・   ...│
└───────────────────────────┘

     /    /  >''´__ ―        ヽ
    /   >   <_   ̄             ,
     }  >'
  _く/                          }
/ --) /¨ヽ _____               |
_彡'{7 /::ヽ ゝ<__  ̄ ――= __         |
    { {:辷   ̄ィァ,、____  ̄ ‐―‐_‐'__イ フ                ・・・・ふむ、なるほど
   ∧ ヽ:7   `<王ミヽ_r::ッ_≧= ̄,7rァニイ7´
―‐/  \ ゞ.    ヾミ王彡"     {ヾミ王イ}
彡7     ー }
 /      |::|               ∨ /                   それは確かに悲しいものだな・・・
、      |:.>             ‐‐ ィ ,
.∧     |:::::.\       -====ァ ∠ ___
/ ,    l{::::::::::.\    ー― // > ¨   ̄¨
  ∧ \  ∨::::::::::::.\      //     _ `―-、__
//  ,  \ \:::::::::::::::.>、 _ ィ{{//  >  ̄       ) )ヽ
 /  .      \ :::::::::7:::::::::::::∨//{  __ ―‐=≠―- ィ_\
./   ∧ー―― __ヽ::::::::|{:::::::::::::::::∨/≧ ィ´ ̄   ) ) )  }
  // .∧      \:::/:::::: ̄:: ̄∨//    ――<― 、‐、__ (
        グラント:人間(古の民)
        クラス:司祭(古の神:古チャ・ザ)
            戦士(ファイター)

┌────────────────────────────┐
│*補足説明:グラント                            │
│ 「黄金伝説」で登場し、テューレらと共に黄金郷を目指した     │
│ 冒険の後は、ダナーンで古の神の神殿を立てようと奮闘する    .│
│ なお、当初の彼は禿げてはいなかった・・・             .....│
└────────────────────────────┘

83 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:49:23 ID:QiWLVieY0

┌──────────────────┐
│全てを聞いた後、彼は僕に言った・・・  ......│
└──────────────────┘

             / / __.. ―      ∧
                 }/                | 
           --くィ≦  ァ‐ 、__‐=='  {           逃げて、その先で新しい繋がりを見つけるのも
           ゝ= ァ‐  ̄〈 (i ミ ゞ:::::::ァ‐‐ゝ
           /__ノ〉__..  \l    ¨   ヽ  
            /        |      _r‐'            悪い事ではない・・・・
              /        {、     '7
        /厂 ̄ ̄7= .、 ∧:\    )
       ))ニゝ __    \.ヽ/_`ー               もし、行くあてが無いなら・・・・
       -‐=ニ二二二ニ=‐   ∨∧ァ
     -‐=ニ二二二二二ニ=‐  V}トヘ
    -‐=ニ二二二二二二二ニ=‐ ヾ=‐,              フォレースルに行く気はないか?
   -‐=ニァ ̄ ̄     `寸二ニニ=‐  ∨  
  /ニ/ /  |       }寸二ニ=‐  ∨',
.  {ニ/ /   .|         | }}二ニニ=‐.  ∨             私の友人たちが、新しく獣の牙を設立しようとしている
. 〃イ //   .|        | ||二二ニ=‐  ∨',
 {ニ{  /    ,      / |!二二ニニ=‐ V}}
 |=/ ./    ∨    ./  .|!二二ニニ=-  }}|            お前さえ良ければ・・・協力してやってほしい
 |/ /      .∨   /  .|!二二二ニ=‐ }}|
 |{        ∨       |!二二二ニニ=‐ ll|





                                        _. -―――- 、.__
                                      /          `ヽ、
                                    /         ___    \
                                   /      ,-‐ ゙´ ̄        \
                                 ./,__      ,-―- 、        \
                                 「         {r'゙ ̄:::ハ i         .ヽ.
                                 }  /´ヾ.     ii:::::::::::::::i i            \
                                /  .iソ::::ii      ii:::::::::::::ノノ             ヘ.
                               /   i;::::::ii     ヾ-‐゙´´              ヘ.
                               {    ヽノ'                                i.
     フォレースルの・・・・獣の牙・・・       i        、                     }
                               {                              ノ
                               ヘ.    ,. ‐   ― ―   、             ノ
                                \                        /
                                  \                     _. -‐ ´
                                   ゙> 、_ _    ___. _/ ̄  ̄ ヽ、
                                     i /    ̄ ̄      ./        \
                                    / /                           ヽ

86 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:50:03 ID:QiWLVieY0

┌────────────────┐
│翌日、僕はグラントさんと別れた     │
└────────────────┘

   (⌒ 、    .. . ... :. .:.:.:.: .: .... ..:.:.:.:..       .:.:.:.. ..  .. .... .:.:.:...
 (     ヽ⌒ヽ 、            /   / .. .:.:.:..: .:.:.:.. ....:.:...
(             ) ... :. .:.:.:.: .: ..   ___┐     /     /ヽ
          `ヽ         /  |´            , へ
  , ⌒ヽ . .. :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:. . |___/    / . ... ..   |   |  .. .... .. .:.:.:.
 (    '               /       ./       ヽノ
  ゝ     `ヽ          / .... .:.:.:.:.:... / .:.:.:..:.:. ..   | . ......  .. .
(⌒         ... .... . /... :. .:.:. ..     /         |
        .:.:.... .... /         /  .... .:.:.:. . ..  | ... :. .:.:.:.: .: ....
   .. .... .. .:.:.:..: /           / . .....:.:.:.:.:.:.:.. ...  |     . .. ...:.:.
.. ..... .. ..:.:.:.. ..:.:.:.:.:.:... ......  .. .... ..                 i
         /       (⌒ 、   .. .... ..  .:.:.:..: .:.:...  , ⌒ヽ . :. .:.:...
  . .. .... .. .:.:.:..: .:.. ... (     ヽ⌒ヽ 、         (      Y⌒ ヽ


           .,―   ̄ ̄ ̄`
         /            \
          ./ __        \ \ヽ.
        /  ̄   __      \ .V(_
        〈    __―/r‐ \=―- ..._>、フ
         }  _ィ彡フ 彡 ニ }! 〉     < ー} 7__
        v:< ワ/    ) / /_       `ー'「{ヽ }
        / ヾ:(    イ/ /  ̄ー‐‐、_ .八ー‐                 ではな・・・・若者
       ノ           lY        ̄〈
      ゝ-、__      |!  |       ,
         r‐`     ノ ./        V                   お前の道が明るくなる事を祈っている
           |    /  / _ ィ ‐‐――‐}ト_
           |   /  .ィ7   ||       || ヽ
           ゝ≦≠´.  /_   ||       ||__\
        ‐=ニ二 ≧ <_二二二二二二二二ニニ=‐、
   -‐=ニニ二二二二二二二≧ 二二二二二二二二ニ=‐
二二二二二二二二二二二二二二≧ 二二二二二二二二ニ==‐
二二二二二二二二二二二二二二二二≧三三三三三二二二二ニ=‐
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ=‐
二二二二二二|二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ=‐
二二二二二二|二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ=‐
二二二二二二|二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ=‐





        ___
       /     \
     / ⌒   ⌒ \                     ありがとうございました、グラントさん
    /  (⌒)  (⌒)  \ 
    |     ___´___     |
    ヽ、   `ー '´   /                   僕もあなたの道が幸多からん事を祈っています
     ノ          \

                                      グラント ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
                                       |     フッありがとう            |
                                       乂______________ノ

87 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:50:46 ID:QiWLVieY0

,.:,; ' ''.. .,;.'..:⌒`;,: .  ..;;.,                              ` 、  '
 ,,.;. ; :.,   .. .''... .. '   ..;,):.,,                         ‐―  ○ - ‐
        ''  '.': ;,::. .  ..., ;)                         , ' ヽ
 .''.:.:´⌒`.: .: ...    . ...,. . ,;                             ,.    ヾ
.''':. .,'''.:;. .:: .'. ,.:,;  ...,; ''                          , '
-'' ' '   ー'' ー  ''' ''
                                       .:: ..'...:⌒`  : .: ..,,;.,
                                 .: ...:::⌒` ''           '.':. .,.; ,..
                             (    .: .....:   ...:.: .: ⌒` .: ..:.: .: ... .  .:.:.
                              (., .: ... : .  .:  .  ::: ....::.. :  . .: ... .. .
                                 ` . :. .;;,  .:;.   .  .  .:    . ..::
                                      '' ' 'ー '''  '' ―''' '' ‐-''

       ;"ヾ;   ;"ヾ ;"     ;:;:.;:ヾ     ノ ;ヾ
  ;"ヾ  ;":;:.;:ヾノ)) " ;";  "ヾ ;" "  ;ヾ " ;  ヾ ;ヾ    ;;;ヾ ";;;ヾ";""
    ;ヾ ;ヾ ;";ヾ;"  ;ヾ ;ヾ ;  r""ヾ ;))ヾ ;":;:.;:ヾ ; ;ヾ     ;ヾ ;;: ノ
  ;"ヾノ:;:.;: ;ヾ r:;:.;:;":;:.;:;ヾ ;ヾ ;"ヾ ;:;:.:;:))      ";ヾ   ":(^);r ;ヾ  ;   ";:""; ";
:;:.;: ; " ;;" ヾ((ヾ:;:.;: ;"  ;ノヾ" ; ;:(^) ヾ ;";ヾ ;ヾ   "〃;ヾ ;ヾ":;:.;: ; ;ヾr ;;"  ..,,






       / ̄ ̄ ̄ \
     / ノ    ヽ \
    /   (ー)  (ー)  \                    さて、僕も行くとしましょうか・・・・
    |      __´ _      |
    \        ̄    /
    ノ           \

88 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:51:18 ID:QiWLVieY0

__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄―――  ___―― ̄ ̄___ ̄―==
―― ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄―  ――――    ==  ̄―― ̄ ̄___ ̄―===━
                                        ___
                               -‐      ..二=- ..
                               / /    /     `ニ=- .. _
                              . ァ'   /        {       ` ヽ、
                          / /. :     . :   _{ {ヽ  ヽ : \ヽ、
                            〃  {: : ,      :/   ,:ト、{ ̄、` ,} }   ヽ '.
                         ;′  /. : / ,   . : ;   / t=ミ、 V }ヽ}  } }/
                      {{   ': : / /. ://  イ 弋:タ  }ノ xjl`ヽ}/
                       \ { / . : . '´  .イ: :{  {   / 〈ツ/  ハ         できる夫!
                        `ァ'==ニ..  '^´/ : :∧ {  ´   ' .:}l: ∧ '.
                       //. :       .:  {: :{ : '. { ` ‐ ..: ハ{ ヽト、
                       //. :      . :/. :  : ∧:.{`{    / {  \ }  ー'
                      ー'^´ ,. : : :    /. :/: :  {/ ∧{ ,:=‐个: . {    メ
                      /. :    /. : / {: :   :{ :{: ∨: .  { : : : . 、
                         /. :  /. :  '′ハ: .  :、`{: . \__ゝ.._ \
                      /. : : : ´ :  / /{{ \____....___父 ヽ`^t父父丈kュ={}=ニ二ニ==‐'^⌒ヽ、
                     '/. :    / , '  ヽ /      ...-=ニニ三`t父父艾{}――- 、
                  / . :     / / ヽ  /\_...-=ニニ三三三三三}      `ヽ、  \
                  / . :    //:/三三ニニニ三三三{三三三三三ニ{         `   . ヽ. ___,,
                   /      /,イ//ニヽニ三三三三三,'三三三三三ニ{             `ー―'^´
             /     .  ´ /ニ〃ニニニ'.三三三三三三三三三三三ニ{
             /    . :/   /三/三三三三三三三三三三三三三三ニ:}
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄―――  ___―― ̄ ̄___ ̄―==
―― ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄―  ――――    ==  ̄―― ̄ ̄___ ̄―===━





                 _____
               /         \
.           /                \
.          /                  \
.         /                    \
     /     ´ ̄` 、    , ´ ̄     ヽ         (  未練がましいな・・・・僕は・・・・・
      |                           |
      |       ( __ )     ( __ )       |
      |                           |           諦めるのが筋だと言うのに・・・・  )
.       \            ´          /
.         \        - ─‐‐-        /
        /ヽ              イ\
       /                     \

89 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:51:50 ID:QiWLVieY0

    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
   /             \
  /       " ̄ ̄`    \                   それにしても・・・「平たい胸の子が好き」か・・・
  l  '´ ̄`   ( ー );;:::    ヽ
 l ;::(● )    "''"´       l
 |  ´"',                |                 我ながらよくとっさに出たモノだ・・・
 l    ヽ              i
  \   、__,__,         丿
   \             /





        ____
      /     \
    / ―   ― \                        いっそ・・・これからそういう方向性で行ってみますか・・・
  /   (一)  (一)  \
 |      __´___     |
 \      `ー'´     /                      ウソもつき続ければ・・・・いつかは本当になると言いますし
 /     ∩ノ ⊃   /
 (  \ / _ノ |  |
. \ “  /__|  |                        ・・・・諦めもつくでしょうか?
   \ /___ /





              _. -―――- 、.__
            /          `ヽ、
           /         ___    \
         /      ,-‐ ゙´ ̄        \            ・・・・・それはともかく、行き先を決めませんとね
         ./,__      ,-―- 、        \
       「         {r'゙ ̄:::ハ i         .ヽ.
       }  /´ヾ.     ii:::::::::::::::i i            \        フォレースルか・・・
      /  .iソ::::ii      ii:::::::::::::ノノ             ヘ.
      /   i;::::::ii     ヾ-‐゙´´              ヘ.
     {    ヽノ'                                i.      見知らぬ土地で生きて行くのも・・・
     i        、                     }
      {                              ノ
     ヘ.    ,. ‐   ― ―   、             ノ       それはそれで・・・僕らしいですかね・・・
       \                        /
        \                     _. -‐ ´
             ゙> 、_ _    ___. _/ ̄  ̄ ヽ、        このまま行くあても無く彷徨うより
           i /    ̄ ̄      ./        \
          / /                           ヽ
         / ./                              遥かにマシでしょう・・・
        / .i
        i /                ヾi.
        i /                  i.

90 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:52:24 ID:QiWLVieY0

   (⌒ 、    .. . ... :. .:.:.:.: .: .... ..:.:.:.:..       .:.:.:.. ..  .. .... .:.:.:...
 (     ヽ⌒ヽ 、            /   / .. .:.:.:..: .:.:.:.. ....:.:...
(             ) ... :. .:.:.:.: .: ..   ___┐     /     /ヽ
          `ヽ         /  |´            , へ
  , ⌒ヽ . .. :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:. . |___/    / . ... ..   |   |  .. .... .. .:.:.:.
 (    '               /       ./       ヽノ
  ゝ     `ヽ          / .... .:.:.:.:.:... / .:.:.:..:.:. ..   | . ......  .. .
(⌒         ... .... . /... :. .:.:. ..     /         |
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.. ..... .. ..:.:.:.. ..:.:.:.:.:.:... ......  .. .... ..                 i
         /       (⌒ 、   .. .... ..  .:.:.:..: .:.:...  , ⌒ヽ . :. .:.:...

         ___
       /     \
      /   \ , , /\
    /    (●):::::(●) \              さて、目的地も決まった所で
     |       ___´__    |  
      \      |r┬-|  ,/、
     , -‐ (_).ヽ`ー'´   ィヽ             まだ見ぬ、ちっぱいを探しに行きますよ!
      l_j_j_j と)         i
       ̄`ヽ        | l









                                 ,イ  __  , -
.            ∧ ,. -‐==‐- 、           ///≦////≧=-‐'
          / У /       `ヽ       ,ィニY///////////,ミ、
          /  ヽ /i , -、  ヽ i , ハ     ./._/イ////l//lヘ/////ハヽ
         {.  () } jハハ ノル'}八{j丿    / ',イ'//l厶|//トミ_V///ト|ヽ
          乂_ノ人, 〇ノ'´ 〇iノリ        l从⊂⊃Ⅵ⊂⊃ハ:i|ノ  \_人_人∧从_人_∧_人_从_//
          / 入 ハ. ~   ' ~ ∨` ヽ      liト、i  ´  `u;リ ノリ   )                  >
         /  { ∧ ヘ/⌒ ^ソ ノハ`ー 、      r' >、⊂つ...ィ从   <   変な人がいる!!    >
         八,. -=≦{  厂ハこ爪 /  }:::::::::::`ヽ   rト、 `ーy-< .ム、    <                 (
       x≦:::::::::::::::/ 爪ヾ/::::::r‐ヮУ´ ̄   〉} / `ヽ、 }}  ./. \   /^Y ̄∨ ̄∨^Y^⌒Y^YY^^Y^
ェr‐nn,  / 、r‐>:::::/  弋. ヽ厂     ≠ /:/      l`Yl¨ll´    ヽ
` ヽ / ̄  /:::::::::::::/  ,厶 ` ┴‐-、__/ ̄:::::::l∨      |: || :l|     .ハ
 ゝ匕{_/|:::::::::::::::八  ゞ 〃 ll  ヽ  丿::::::::::|∨  ,':  |: || :l|   l .,.:'  i
       }::::::::::::::{    `ヽ    }  ハ::::::::::::::|l ∨ ;::l  |: || :l|  ∨  |
          ┌─────────────────┐
          │偶々、通りかかったルイズとサイト     .│
          └─────────────────┘



                                      __________________________________________________________
                                     |!’                          !
                                    _..│ 外伝  汝、誰がために祈るや  了  │..,,
                                    ! ヘtーァ一一一一一一一一一一一一一一一っヘ丿
                                    1_..-宀                     宀ー-f

91 : ◆0u9GXJLSqo : 2015/02/26(木) 22:55:30 ID:QiWLVieY0
では突然の投下失礼しました
びんちょうタンの起用は最後まで悩みました
死なせる為に出したような形になりますので・・・
あまりキャラの使い捨てはしないように思ってますので・・・
(中には例外もありますが)

グラントの配役は
聖職者で、ハゲの人がこの人ぐらいしか思いつかず・・・

では少々、強引な所もありましたが、できる夫の短編でした

本編は予定通りに土曜日にやれると思います
では失礼しました

92 : 名無しのやる夫だお : 2015/02/26(木) 22:55:31 ID:Fg198wOE0
乙 まあ、なんだかんだで彼もこれから成長していくでしょう
プリ―ストは貴重だしな

93 : 名無しのやる夫だお : 2015/02/26(木) 22:56:48 ID:pmrVqrxw0
乙。

見える・・・
「女の人を胸と年齢でしか判断できないんですか!
それじゃあテメェの粗チンと職歴はどうなんだ!」
と、なじられる未来のできる夫が・・・w

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