Author:やる夫達のいる日常
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西田哲学・前回の補足
, -――一ァー―‐- .
/: : : : : : / `丶
{: : : : / `丶 前回は西田哲学の基本的な認識論をやったな。
/⌒ヽ‐'´ /´ ̄`ヽ \- 、
/ ヽ " l , -―- 、 ',: :}
/ V ・ /: : : : : : :\ ∨ 純粋経験についてだが、
,' V ・ {:: : : : : : : : :}- 、l
| ', ・ ヽ::::::::: : : : / l| もっと分かりやすい例えが思いついたので
| l /\ 丶--‐'´・ |
| | | 丶 _ ・; 復習がてらみんなも考えてみよう!!
‘. jー- 、 l > /
/ ∧ ' ヽ ヽ _,/ ・/
{ ハ / | /
ヽ、 \ / j _,. イノ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `)
`T `¨¨´ /ー---‐=ニ´ /\ /
| _/ \ /
| \‐'´
_,,.. ..,,_
r::::::::ァ'"´ `丶:::::::┐
l:::/ \:::l
〃 ___ ヾ 今回、考えてほしいのは
' === /´: : :`ヽ === ',
{ /// ゝ: : : : :ノ /// }
', , ' ` ̄´ ' , ' 『自分』
ヽ ' /\ ' /
/ >/⌒\` ̄´/⌒ヽ<ヽ
乂 'ー一' 乂 と呼んでいる存在の範囲についてだ。
V⌒\ /⌒V
r― 八 ヽ ⌒ / 八
ヽ:::::{ 丶 _ノ 、_ ´ } つまり、周りの景色と自分は何が違うのかってことだ。
ヾ', > < /
ヽ、  ̄ ̄ 〃
/::::` ァー----‐r::::´\ じゃあ、考え方の方針としてヒントを出す。
く/:::/:::/ ',:::',:::', >
` ̄´ ` ̄´
.
_,,.. ...,_
, .:'´ ノ }<´ ̄`ヽ
/ ,.:: ´. '´ ` 、:::}
〃r ―― -='´. ´ \ そもそも考えないといけないのは、
ゝ-――-‐='´ ヽ
/:::} 、 _ ', 「山」、「小屋」、「寒い」といった情報の区分けは
〃:::::ノ , -― 、 lし:::', ',
三二ニ= _ /: : : : : : :', ,:::::::} | 脳の演算に掛けられる結果
三二二二ニ= _ ノ、 ,: : : : : : : : : :} ー' |
三三二二二二ニ=_T::::しハ { : : : : : : : : / ・ ・l 整理される情報にしか過ぎないということなんだ。
三三三二二二二ニ=_ :::::ノ 丶----‐='´ ・/
三三三三三三三二ニ=_ ・ r‐v::::::´ V} /⌒ヽ
三/´ ̄ ̄ ̄`\三二ニ=_ \ ___,ノ / }
/二二二二二二.\三二ニニ=_ -、 { ノ .:: :: . 例えば、唐辛子とお湯、この二つの情報っていうのは
三三三三三二二二 ヽ三三二ニ=_\_/ ..: :: :::
三二二二三三三./´ ̄ \三二ニニ=_ ....: :: .:. :: .: 受容体的には区別がつかない。
二二二二二三/三二二二\二二ニ=_ .:: .: ::.: .:
二二二三三/三三三二二二l三三二ニ=_:: : でも、人はこの2つの情報を区別するんだ。
_,,... ...,,_
/⌒\'"´ `丶、
/:::::::::::/ \
{:::::::/ ヽ- 、 これって言ってみれば、舌の刺激っていう雑な分け方が
/ー' _,,.. ..,,_ ヽ:::〉
,' /: : : : : : `ヽ V 「辛み」や「熱さ」について整理された状態になったってことだ。
| ー-‐'´ {: : : : : : : : : } ',
| . \: : : : : : ノヽ __ |
| . ` ¨¨¨´ . | このように、意識されるものっていうのは
、_ . .
/´ ヽ ⌒'ー--――- 、 ./ 一般的に考えてみると、
{ /´ ̄ `ヽ― 、 \ /
/´ ̄ ̄`\ \ ヽ / 脳内で、情報が組み立てられて作られるんだ。
/:| ::.. \ 丶 __)、└- '´ ̄`ヽxく
/ :| ::... \ \ /´ ̄`\ )
.
| __
|/::::::::>-―‐- 、
|:::/ 丶
|' 、_ \ これらを踏まえて、今見えている世界とか景色っていうのは
| /:し> ヽ
|八:::ノ , -‐- 、 ',\ お前さん方の頭の中で演算された結果のはずだが、
| , {: : : : : :ヽ 、 |::::::〉
| /l>、 \: : : : : ノ /し:7 ,:/
|ヽ\ \_丶-‐' {:::ノ /
| l \ l>、 ' , 〃 じゃあ、その世界の中で
|ー---=、⌒ヽノ ' /
|、 \ )ーァ '´
|/\_ 丿 _/_ 『自分』
| / } ̄ }:::::::::::::ヽ
|\ァ'ー' /:::::::::::/
| /  ̄ ̄ の範囲はどこから、どこまでだろう?詳しく定義してみてくれ。
|ー-r― く
| 乂_)_)_)
難しいので60分+α(AA貼り付けの都合上)後に戻ってくる。
5165: 尋常な名無しさん :2020/12/05(土) 21:05:23 ID:.BoJhgag
情報を演算して組み立てるもの?
組み立てる際の基準かな?
__
, -‐ァ"´ `丶 _
/::/ , -―-、 \::::}
, -―-、 {/ 丶==' {:::::::::::::::} V これは良い線行っていて、
/ \ } / ' , '、 丶--- ' 丶=' |
/、 \_/ l \_ _ ' , ' ; 『自分』という存在そのものではなく、
{ \ } 八  ̄ ̄ /
ヽ __ >、_ノ{⌒丶ゝ _ / それを成り立たせる仕組みに着目している。
\ 〈 Y⌒ヽ _/⌒V´ `Y
\/ , ―<
/ 〈 )
___ { `T¨ ̄ 基準というよりも、組み立てる作業そのものを
{-‐ :::::::::::ヽ. l___
ヽ-‐::::::::/ \ /:::::::::::\ 『自分』としていたら完璧だったぞ!
 ̄ 丶--- r<::::::::::::::::::::::}
/:/::l:::|  ̄ ̄ ̄
ヽ--‐'
.
5166: 語り人 ◆MlbFIuQyJ6 :2020/12/05(土) 21:06:47 ID:W7q2txRI
自分の範囲について
所詮世界とは自分が認識したものあんだから、その瞬間「これが自分だ」と認識したもの全て。
例えば、スレを作るために今私はPCを使っているが、このPCも今この返答を書いているときには「自分」という存在の一部であると自分は認識している。
よって、今現在自分が自分であると認識できるもの全て、である。
___
_ , '"´ `丶―-、
/´.: : : ノ /^ヽ __ \:/
{:: : : :/ / ・ l /.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ‘ ヽ それ言おうとしてたやつー!!
ヽ_/ l| | ヽ :.:.:.:.:.:.ノ ',
| ヽゝ __,ノ  ̄ l
| , , /^ヽ ' ' l 詳しくいうと、これは没頭しているということだ。
、 , / ⌒\l ' /
\ \ / /
\ ヽ./-‐、イ }-‐ 7 自他の区別をつけないようにして、
/^ ー/⌒ヽ---‐{ ノ /
r―― ゝ. _ ヽ / 自分が使っているツールを使いこなす。
ヽ、 / , -―- 、 V
 ̄{ / { } 〉 , ⊥.. _
| \ ヽ. ノ//: :/: :/: ) さすが仏教徒だなーと思いました。
ヽ ∟ -┘ /: : : : :/
> 、 _ _人_,/
/: : : : :/  ̄
(:_(_:_:(_/
.
5179: 尋常な名無しさん :2020/12/05(土) 21:13:50 ID:.BoJhgag
脳が世界のマップデータ作って、自分はその世界マップの中で動かすPCキャラ。
答えになってないな。
_,,.. ..,,_
r ー ァ '"´ `丶__
{:/ {: : : : 〉
/ __ 丶:_:/l これが哲学における人間の捉え方の基本だ。
,' /し:}, -- 、 、_ノ |-- 、
{ V//{:::::::::::::::} {しハ ,': : /
八∵ 丶 --‐' V// /}-‐'―┐_ これめっちゃ参考になるので、
\ /^\ ∵, - 、/ / /:::::)
/`/⌒\ / く _/::/´ いつか例として使っていきたい(所信表明)
/ \ ` ̄´ |/
丶 -----{ , -―- 、 '
ヽ 〈 { { 〉 /
\` Z _く /
` T::::::::T"´
/::::::::::::〉
ヽ{:;;:{/
.
5196: 尋常な名無しさん :2020/12/05(土) 21:20:02 ID:G.wUyOac
自分の定義
感覚がある物質
例えば特定のDNAを有する生きている細胞を持つ存在と定義すると
ディオゲネス的な手法になるけど、腕が今ここで切り落とされると
切り落とされた腕も自分という事になる
なので感覚がある物質
| | : : : : : : : : |, -‐ 、 _
| | : : : : : : : : |∠´  ̄`丶、
| | : : : : : : : : |;;(ノ _>、
| | : : : : : : : : |/⌒\ /:.:.:.:\ 感覚という情報はそもそも、
| | : : : : : : : : |{ } {:.:.:.:.:.:.:}
| | : : : : : : : : |、\__ノ {__,ノ \_/ | 視覚的情報や音などと分けられるのだろうか?
| | : : : : : : : : | |`¬ ・ ・ /
| | : : : : : : : : | V_ノ ・ / , -- 、
| | : : : : : : : : |⌒ヽ__/⌒\/⌒ く /.:.:.:.:.:.:.:ヽ そもそも演算に組み込む前の情報は
| | : : : : : : : : | / , -―-、 V '.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
` T¬---‐'(_l_/ } ∨.:.:.:.:.:.:.:./ 感覚的な性質を有しているのか?
/\_ ./ \_ _/ ':.:.:.:.:./
,' / /  ̄ `ヽ /.:.:/
{、 / / } ∠´ むしろ感覚は自分の成立と同時にあるだろうな。
└、二` ー '、____ ノ}ーrく:.:.:.:.\
` ー 、____/ 丶.:.:):.:.)ノ
5202: 尋常な名無しさん :2020/12/05(土) 21:21:51 ID:94.bxDtY
>>5196
爪や髪の毛は?
突き詰めると例外が出てしまう不思議
_,. -――-
/⌒ヽ `丶、
: : : : : :| 丶
: : : : : :| \
: : : : :.ノ /{_,ハ /´ ̄`\ この突き詰めると例外が出るというのがいいね!
\_/ |:::::::::} l. . . . . . . l
ゝ._ノ , |. . . . . . . |
, ヽ . . . ./
' `T´
.
5190: 提督 ◆clDIOx66pY :2020/12/05(土) 21:17:35 ID:14vfhgcM
自分の範囲ねぇ……
物理的には触覚の及ぶ範囲が基本
視覚的な面から見た場合、触覚の及ぶ範囲が視界に入っていればそれが自分の一部と認識している
触覚の及ぶ範囲以外は外部と認識できる
というか、自他の境界線が引けている人にしてみれば、考える事でもないように思える(引けていない人は疾患の恐れあり)
うん、詰まらない答えになったorz
, "´ ̄ `¨f´ ̄`!
r‐;.' \ _ノ 自他の境界線が引ける人には関係ないって言葉、
V , ⌒ヽ ○ `',
,' ○ゝ-‐' ∵ } 正鵠を射てます…。
', ∵_,ノニ ¬┬ /
ゝ. ヽ、 丿 /
〈⌒ヽ{ ^ ⌒ヽニ/⌒ Y/ ⌒〉 これも後で解説すると思う。
\ 〉 _ { /
//l /\ ヽ イ
5240: 闇深兄さん ◆Gs8J4TBCv6 :2020/12/05(土) 21:37:24 ID:621gvHP2
ミジュニキのお題について、どこまでが「自分」の定義って言われると今の情報社会だと段々わからなくなるよね
自分としては目で見て肌で感じられる範囲の情報までかなー
ネットや本の情報は自分で観測できるまでは確度半分ぐらいで考えてる。
|
\ | . -―- 、
丶|´ \_
|x.j〈 _,,..,,_ 〉j.xヽ:::} え…、目に写っている世界を
|::::::} (: : : : :){:::::} V
|ー' ` ニ ´ ー' | そのまま『自分』だと思っているんですか…?(震え声)
| u ' /^ヽ ' 'u ,
_ | ' 丶---' ' /
 ̄|r―- 、/⌒ヽ _/} , -― 、 まぁ実際には、その通りなんだけど、
|:.、 \ 、ノ /:::::::::::/
|//\ 〉 \ /:::::::::::/ その意味だとネットの情報とか『自分』だな。
|/7ヽ丶- ' ヽ /:::::::::::/
| { 〉 }:::::::::/
| >' ノ:::/ …このスレ色物多くない?(誉め言葉)
5244: 尋常な名無しさん :2020/12/05(土) 21:39:58 ID:IxcrsE9E
自己の範囲
脳内映像を表現するのも思うように行かないし思うように体を動かすことも訛ってしまって今では難しい
内蔵どころか手足も自由に思ったとおり動かないので認識する意識だけが自分と言ってみる
_,. -―- ._
r― ァ'´ `ヽー┐
|::/ ヽ|
/´ ', この認識する意識っていうのは
, _, 、_ l
{ 、__, /´ ̄`ヽ 、_, | 主観と客観が分けられている状態で、
〉、 , , ヽ __ ノ , , /
{ \ ' _,ノヽ ' ,.〈 西田哲学を考える上では違うな。
>-‐く´ ̄`\`ニ´/ ̄`Y´ /
/⌒´ } ` ̄´ イ `⌒\
└-、 ノ } , -┘
5264: 尋常な名無しさん :2020/12/05(土) 21:46:57 ID:wyu11kaM
>>5164
自分は認識するまでは世界そのものの一部で、「自分」を意識した瞬間に世界から切り取られる事象すべてですかね
自分の範囲は、自身が世界から切り離した部位というところでしょう
-―- .
r::ァ'´ >‐ 、
V ヽ:::::::}
{ `¨} おぉ…すごい。
', ー(::::::::) ー ' u /
ヽ∵ーv―vク∵ / そこにもう二歩足を踏み入れると完璧だ。
(⌒>-=く⌒⌒) __
`(_ /⌒`ヽV´::::::::}
/ 〈_厂`ト┬―' |:::::::/
{ 〈_ノ ̄ ノ:/ やっぱり日本人には簡単だったかな?
_ゝ. _ _ く´
((_(ノ  ̄ ̄ {_{__))
.
5215: 鬱ボ ◆MutJBUECtM :2020/12/05(土) 21:27:16 ID:cR1NHeAE
自分の範囲について
受容体に刺激を受ける事によって脳内での情報の組み立てが開始されると考えると
・受容体に刺激をもたらすものを認知した時点で対象の情報は自己の範囲内に含まれる
・しかし受容体に与えられる刺激そのものは自己の存在と無関係に存在しているので自己とは言えない
・すなわち受容体で刺激を認知する瞬間まで、対象は自己の範囲内であるとは言えない
上の3項目から『認知できているものが自己の範囲内であり、認知できていないものは範囲外である』となる
この手の論理の組み立て苦手なんだがこんなんで良いのだろうか
, -―――- 、
__/ \ __
/:::::} ヽ:::}
|:::::::/ V
ヽノ , -―- 、 ',
| /⌒ヽ {:.:.:.:.:.:.:.:.:.} /⌒ヽ |
l ' ' 丶---‐' ' ' '
、 ' く´ 厂 ̄`> ' / やっぱり、このスレ民すげーわ。
`Y⌒ >―┐、__/ イ
{ / /⌒ヽ_ノ⌒ヽ/ }
/ / _,/丶、
, -― 、八__,/ __ | ) たぶん、満点回答かな?
く::::::::::::::::::ヽ| /ヘ ∧ | ̄ ̄
\:::::::::::::::| \ } }ノ ,'
丶--- \ く___〉 /
/:\ /:\
/:/::::::::/` ̄ ̄ ̄´ヽ::::::ヽヽ
(::(:::(:ノ ヽ::):::)::)
なんだこのスレ(誉め言葉)
5219: 尋常な名無しさん :2020/12/05(土) 21:28:32 ID:WwG5082A
水槽の脳仮説に基づくなら全てが"自分"
そこから考えれば認識している全ては"自分"であり
その認識を生んでいる刺激の生成主体が"自分以外"
その意味では例えば手足は自分の外側に存在すると言えなくもない
生物学的に考えれば細胞膜の内外で切り分けが可能であり、その外側が自分以外
また極端な議論では"自分"とは"世界"の構成因子であるので
世界とはすなわち自分を含意する
故に自分とは最大限拡張すれば全てを意味する
逆に最小限に縮小すれば景色などを意識上に構成している部位とは別に
その構成された存在を認識している部位があるはずであり
その断片の集合体が自分
すなわち自分とは脳のごく一部の断片を指す
これはさらに最小化が可能かもしれないが現時点はむりぽ
個人的には生物学的な定義を推したい
正しいか否か、ではなく分かりやすく生活において実用的な定義なので
, -――- ._
. ´ `ヽ‐- 、
-‐f´ ',:::::::::)
(:::::::::::; ヽ:ノ
'、::::::/ {
Y ,f^li ,f^li | 細胞膜の外って言っても
| |:しl| , -‐- 、 |:しl| |
', ゞ_ノ {:.:.:.:.:.:.:.:} ゞ_ノ '
ヽ ' , ' 丶--- ' ' , ' / 人間は細胞の群体だが、
r\ _ /
, - 、 人_ 丶. _ (__/⌒ヽ/⌒ヽ
/^丶 ∨ /  ̄/ / そこらへん詳しく聞きたい。
/ \|_,/ /´ ̄`ヽ . _
,^ 丶. └! ヽ. _):::::`ヽ
| \ ,| /  ̄.:::::::::::::::ノ
丶---‐'^{_/ ゝ /------‐=彡
/:::::::::`ァー----‐r.::´::::::::\
く:(:::(::::::::/ ヽ:::::):::::)::ノ
`⌒ ´ ` ⌒´
.
5297: 尋常な名無しさん :2020/12/05(土) 21:59:44 ID:HSJKluJY
外からの情報をX
整理された今見ている世界をY
XからYの演算をF()
としてこれらの関係は
Y=F(X)・・・【a】
で、まずこのF()を『自分』と定義する。
一方で人は何時も同じ演算F()を繰り返す訳でなく認識した世界Yに対して行動し、
それに対する評価と世界に対する認識を改める場合がある。つまり演算F()を更新された演算F´()に変える。
この2つ演算の差の部分をG()とするとF´()とF()の関係は以外のようになる。
F´()=F()+G(Y)
ここでYは【a】なので
=F()+G(F(X))
となる。演算F()も演算F´()も『自分』ならG()も『自分』と見なして良い。
何が言いたたいかというと、『自分』は演算F()と『自分』を客観視してをそれを変えていく部分G()からなっている。
がワイの解答でオナシャス!
o ○ ° ○
。 ○ _
o . -―――‐=ニ、:::::::::::ヽ o
。 , ´ > 、_ `丶::::::| 。
/ , -―- 、. {i _ノ::::::ヽ ヽl ○
○ ,/ ィ 〃: : : : : : : :ヽ ∨ :::::ノヽ} ヽ
///:しi| {: : : : : : : : : :ノ ヽ. __/ ', 。 それ絶対矛盾的自己同一ーーー!!!
o {:::;' l:::::::リ 丶 : : : : : :/ , l
V {`ー/ ` ̄´ , vヘ ' |
| `¨´, rv― '´ \ ' 〃`:, ! 次回やろうとしたのも当てやがったよ!!!!!!
| ' | ヽ / V
', ' ', /´ ̄` 〉 / ,
、 、 / / /7 | , -―‐-、
丶 \ / /, -―-' / |. /::::::::::::::::::/
{ \ _,≧、ー='´ / { , /::::::::::::::::::::::/
', {` ー'´ \_,/ 丶 / / :::::::::::::::::::::::/
', ヽ、 , ー-〈 '::::::::::::::::::::::::::/
、 `/ ∨:::::::::::::::::::::/
\/ ',::::::::::::::::/
| ',:::::::/
| }/
', ノ
\ /
他にもいっぱいあるが、体力面から見て打ち止め。
一番最後で爆弾を投下された気分だが続けるぞ(濁った眼)
じゃあ、これからは説明していきます。
..::::..、 '"´ ̄ ̄ ̄`丶、
/::::/ r::::....、
{〃 {:::::::::::ヽ まず、脳というのは
/ ヽ:::::::::::}
/ \_ノ 「目に見えている景色を内包している。」
{ |
' /⌒ヽ , -―- 、 , -‐-、 }
、 , { : : : : : } , ヽ / 言い換えれば、自分たちが世界だと思っているのは
\ , ' 、_ー--‐'_ , ' /
i>'⌒ヽV ̄ ̄V }, --、/⌒Y 単的に言えば脳の演算処理そのもので、
, へ、 l ヽ _// ノ
/ /  ̄ ̄´ /⌒ 丶、
く _ ' , -‐- 、 { \- 、 単純に脳を『自分』と定義してしまえば、
 ̄{ く / / ヽ 丶 ___ ノ::::::\
', ヽ {_,/ }:::::::::::::::::::::::::::::ノ 見えている世界そのものが『自分』ということになってしまうな。
ヽ く_.〉 /:::::::::::_,, -‐'´
/ \ /l  ̄ ̄
, ニ=‐ _, -―‐ .._
/-‐, '´- `丶.
{ /-‐ `ヽ
/-‐ \- 、 もしそうだとしよう。
〃-/´ ̄`\ ヽ \
/-‐/ l , -―- ._ ', /
,'-i |ハ // \ ∨ もはや、求道者じゃねーか!!!
|-‐ ヽ` ー--‐ ' { ', , -― 、 |
l--- \ / / ', |
_ ',--- ` _/ l 〉,'
l-‐ `ヽ >- - -‐ァ ' "¨´ヽ \ //
|-‐ \ /´- \- - / \ `二ニ´./ ということで一応、これは間違い、
',-‐ \{ -‐ ./ ̄` / l\ -/
',--- ヽ-‐/ 〈 /― 、__, / …ということにする。(一応ってのが大事)
_,. -――- ..,_
, '´ `丶.
, -― 、 \¨ 丶
/::::::::::::::ノ \::::}
{:::::::::/ ∨ じゃあ単純に脳が『自分』ではないとして
ハ_/ ',
l し ', 『自分』と呼んでいる範囲はどこまでだろうか?
| |
', , '"´  ̄ `ヽ ;
'、 ー-‐ ''´ {: : : : : : : : } ` ''ー, /
丶 ' , ` ー----‐' ' / そもそも、人間にはなんとなく
{ \ , . -‐- 、 /^! , -- 、 ' /
, -―‐-ゝ ` ー' ヽ 'ー-‐'/ `フ 『自分』と『それ以外のもの』を分ける能力を備えている。
〈:::::::::::::::::::::/ , -―- 、 'ー--' イヽ
ヽ:::::::::::::::,′ { \ | \
ヽ::::::::::i ゝ、 > | ', でもそれって別に厳格なものって訳でもない。
\:::| ` ー--‐'′ ;'ー-- '
`', / 例えば、自分を想像するときに服とか着ていても、
ヽ /
>、 /.、 テニスラケットを持っていても、
/::::::` ァー----r…'´:::::::::\
/::/::::;::::::/ \::::::::、:::\:} 『自分』というのは成立できるんだ。
〈::/::::/::::/ 丶 _> '"
` ー='
.
, -――- ._
. ´ `ヽ‐- 、
-‐f´ ',:::::::::)
(:::::::::::; ヽ:ノ サッカーなんかをしている自分なんかを思い浮かべても
'、::::::/ {
Y ,f^li ,f^li | 『自分』と呼ぶこともできる。
| |:しl| , -‐- 、 |:しl| |
', ゞ_ノ {:.:.:.:.:.:.:.:} ゞ_ノ '
ヽ ' , ' 丶--- ' ' , ' / こんなふうに、『自分』というのは緩い概念なんだ。
r\ _ /
, - 、 人_ 丶. _ (__/⌒ヽ/⌒ヽ
/^丶 ∨ /  ̄/ / これを西洋の哲学者たちは何世紀にもわたって綿密に分析していた。
/ \|_,/ /´ ̄`ヽ . _
,^ 丶. └! ヽ. _):::::`ヽ そこに仏教的な方法を持ち込んだのが西田幾多郎だ。
| \ ,| /  ̄.:::::::::::::::ノ
丶---‐'^{_/ ゝ /------‐=彡
/:::::::::`ァー----‐r.::´::::::::\ その方法とは 「分析しないこと。」 なんだ。
く:(:::(::::::::/ ヽ:::::):::::)::ノ
`⌒ ´ ` ⌒´
.
_, -―‐- ..,,_
, ´ ` 、 西田幾多郎が言うのは、
/ __ \
〃 /.:.:.:} ヽ
/ {:.:.:.:.:.;' ゝ_ ', 「もともと『自分』というものは緩くしか存在せず、
,' ゝ._,ノ /:しハ 〃⌒ヽ
| {:::::::::j |:..:..:..:..} 分析、つまり主観と客観にわけると、
l ゝ _ノ ':..:..:..:.ノ
', , , ァー' そもそもの『自分』という存在が持つ意識の統合作用を
'、 , /V
ヽ (_ 〃 '⌒l 無視していることになる。
\/⌒ 丶 , -―- 、 / ノ
{: : : : : : : : : : : : : : ヽ-‐=≦) / つまり、自分というものが本来持つ性質が失われるんだ。」 といった感じだ。
ヽ, - 、: : : : : : : : : : : : : : : ヽ./
.
/⌒l
/ ,' __
/ /, '"´, , - 、`丶‐- 、
, -―…‐く / ' , く > ヽ \::::', 『自分』という概念を知るには
./ `/⌒ヽ ___ ` _/ ヽ:j
_〃 ノf ヽ<| , -‐-、 ヽ 意識の統合作用によってしか成立せず、
' r-‐' ノ l 〈 /: : : : : ', ',
L._ 〈 | ノ !: : : : : : l | いくら分析していっても把握できないということだ。
`', | { ',: : : : : ノ l
} ,'<) ヽ--‐' '
ノ、 / / , -‐ 、 / 意識の統合作用に不具合が起きた例が
', , -‐ 、ヽ`~ , ' { へ ヽ /
::ゝ. / ヽ} , ヽ-‐'/ / 統合失調症などの精神病だと言われているな。
/ \ { ',、 イ
` ー---‐ ヘ. | ` ー---=ニ´::::::::/
\ ,⊥,  ̄´ そんなわけで、『自分』という定義ははっきりできない、
`く └- 、
/ 、 ヽ./ …と答えるのが西田哲学での答えだ。
ヽ l /
 ̄
| __
|/::::::::>-―‐- 、
|:::/ 丶
|' 、_ \ 逆に言うと、『自分』を成り立たせているのが統合作用で
| /:し> ヽ
|八:::ノ , -‐- 、 ',\ このとき、『自分』と『それ以外』を分ける。
| , {: : : : : :ヽ 、 |::::::〉
| /l>、 \: : : : : ノ /し:7 ,:/
|ヽ\ \_丶-‐' {:::ノ / この『自分』と『それ以外』を切り離す前の意識を
| l \ l>、 ' , 〃
|ー---=、⌒ヽノ ' / 『純粋経験』とよび、
|、 \ )ーァ '´
|/\_ 丿 _/_ ここでは詳しく語らないが、『純粋経験』に近づくことで
| / } ̄ }:::::::::::::ヽ
|\ァ'ー' /:::::::::::/ 矛盾した世界を統合する作用をもつ『自分』
| /  ̄ ̄
|ー-r― く 仏教用語でいえば『ブラフマン』に近づくことができるんだ。
| 乂_)_)_)
*ここらへんは絶対矛盾的自己同一でやる。
_,,.. ...,_
, .:'´ ノ }<´ ̄`ヽ
/ ,.:: ´. '´ ` 、:::}
〃r ―― -='´. ´ \ つまるところ、
ゝ-――-‐='´ ヽ
/:::} 、 _ ', 明確な『自分』という範囲はなく、
〃:::::ノ , -― 、 lし:::', ',
三二ニ= _ /: : : : : : :', ,:::::::} |
三二二二ニ= _ ノ、 ,: : : : : : : : : :} ー' | 主観と客観を分けて考えすぎると
三三二二二二ニ=_T::::しハ { : : : : : : : : / ・ ・l
三三三二二二二ニ=_ :::::ノ 丶----‐='´ ・/ 自分の本質を見失うっていうことだ。
三三三三三三三二ニ=_ ・ r‐v::::::´ V} /⌒ヽ
三/´ ̄ ̄ ̄`\三二ニ=_ \ ___,ノ / }
/二二二二二二.\三二ニニ=_ -、 { ノ .:: :: .
三三三三三二二二 ヽ三三二ニ=_\_/ ..: :: :::
三二二二三三三./´ ̄ \三二ニニ=_ ....: :: .:. :: .:
二二二二二三/三二二二\二二ニ=_ .:: .: ::.: .:
二二二三三/三三三二二二l三三二ニ=_:: : ~~~おわり~~~
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ラベリングするということは物事の把握を容易にするが本質の理解からは遠ざかるってことかなぁ
月を指差す事で月に目が行きやすくなるがそれは月を見ているのか差された指を見ているのか
>>5414
めっちゃ詩的な表現だなぁ。認識論においてはラベリングとはなにかを考えたりするんですよ。
乙ー
乙ー
投下乙でしたー
あれ、ホントにアレで良かったの?
俺担がれてない?!(挙動不審)
おつです。なるほどなぁ…
考えてみれば幻覚なんかは当人の頭の中にしかない物だけど、当人からすれば外に見えてる訳だもんね
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