Author:やる夫達のいる日常
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_ ri__
f´lユ[l Lヌト| とりあえずコテハンはいらんか…
_|」[_]」―‐rf7了iュ―‐rr┬┐
,ィ'´/`ー-fユミ、ー'>ー、‐'_rァ┴┴-. 、 それでは、投下開始です。
| ̄|`冖¬ー--キ----ヾ[r≡fー――ーro
/^ー'- 、=-'´--≠'´rェュ=‐ `≦- ̄- ̄7、´、_ 戦車運用の歴史 第二回
「` ー- 、ト、_rooュ、_- - - - - - - - - く rooャ、
ヽi. 7f' ̄ ̄|pァ ャq、| ̄ ̄`l 戦間期の戦車開発と運用・研究について
|`ー-'、/='┬┬┼┬゚―゚―゚―゚―゚┬7=┬┬'
├'、」」llヾリ互互リ;_;_;_;______/リ互互{ …「前編」です
`ヽマ「リ/_瓦瓦/´ ヾリリ/瓦瓦/
` ー=== ' `ー'=== '
_ _
_rtュ゚ ̄ft‐'_ l| 第一次大戦終了~第二次大戦開始までおよそ20年
__fL]‐_r「]l]|_|]_r‐f|____
r,────,─f'´─-<_/_´_/_ -‐士、、-- ───f_rt 黎明期特有の技術開発速度と
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄[\ ̄´_l]ヽ、__\_______r‐┘___
_rot!-ェ_''"´  ̄_ ,.rot‐っ‐_''"´_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ | それによる運用の変化のせいで
/__/|f' ̄ ̄ ̄ ̄`\'__/´、ロ ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄|
}:三{::\_ft_ _ _ _ft _ }:三:{rj :`r─.r─r─r─r─r─r─r‐、'" 一回の投下量ではでまとめきれませんでした…
\三ヽ::ゝゝ‐、‐:ッ─\三\:|__l__l_,l_,l_;l_;l_:|ッ/
`ー‐`ー────‐`ー‐`ー゙─'‐゙─'‐゙─'‐゙─'‐゙─'"
___
|__[]__ rr=r===・ ___
______|__| ̄| __Liニi,===ュ__i__|[][]|___、
.|| || | ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄"ヘ---ヘ ̄ヘ-,r‐‐r"―‐―‐r,――――r―‐,ー、
.||__||_| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄/ ̄}-ゝ-.k____ゞ―――‐‐`---`-"
┌―――‐‐`======┴----┴k--"==t'=oi===i=i=ik__
|--------------------------}、oo、二_ __''→oo 前編では1918~1929ぐらいまでをざっくり扱います。
\__________________/ヘ二ヘ"u ̄ ̄ ̄u"/ヘ二ヘ
ゝ,,|_|__|___|___|___|___|o)ニllニ)――――‐クニllニ) 皆様、紅茶を片手にご歓談しながら御覧ください。
\_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソゞ_ソ_/ニllニノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノニllニノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´
.
/ ,
,,, , j|l
〈/ ;i;| ,,
; ;i;i| ,, {;i{
; { |:;i|V;} }从;i)
′ }ハ {::i;i;i;{ }円|
;'i: { }:: ;i| /百; 第一次世界大戦後、とりあえず一旦落ち着いた各国は
{:: V:: i::!  ̄
:; }_ ::{ すぐさま第一次世界大戦で得られた戦訓の分析をはじめました
〈__Z;;i:i 乂){
)! {V:: :;i ::} が、大戦が終わり世はまさに大軍縮時代
^ {:i :i: ″ }
; }:: :i; ;;i| 理論は机上でいくらでも考えられますが、
` { }:i: :: :i ::{ ,,, }:i!
,,,、 ″ !V:i; }:; ;i; }:i{ (:i;i 実戦に使う戦車は驚くほど高価です
(:i:;i }:i :i: ;i; ;i; ___、‐''゛\
|`ー一´|″ ン:: :i:i j!: :; \___、‐''゛ ドイツから多額の賠償金をせしめた英仏ですら
| 百円.| (:i:i 从:i[三三三]:: :: {
`ー一´ \:i:i [三从三三]:i:i :: ノ ’ 自由に戦車の開発・研究ができるとは言い難い状況でした
___从 三ヽ:i:三从:i:从:i:i:从イ ,
⌒ヽ_;i;i;)[三:;ヽ三从从从从三]
陸軍としては、陸軍の提案に反対である…
彡⌒ミ 砲兵
(`w´'') 将校
/ : ヽ
( `*´) | : |
歩兵 / ヽ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ) さらに、軍内部ですら戦車の発展を妨げる論争が起こります
将校 | :/ _____ /::::::::::ヽ
( `*´) / / / /|:::::::::::::| 「戦車は歩兵科の物か、騎兵科のものか、はたまた砲兵科のものか?」
/ ヽ / / 戦車隊 / /( )
| :/ / 指揮権 / // 騎兵ヽ …すなわち、この新兵器の支配権を巡った派閥争いです
( `*´) / / / / |::::将校 :|
/ ヽ/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /( ) 戦車利権の奪い合いで、←のような事になっていました
| / / /:::::::::::ヽ
/ |::::::::::::::::|
.
_ ri__
f´lユ[l Lヌト|
_|」[_]」―‐rf7了iュ―‐rr┬┐ イギリスでは、J.F.C.フラーが戦車運用を研究し、
,ィ'´/`ー-fユミ、ー'>ー、‐'_rァ┴┴-. 、
| ̄|`冖¬ー--キ----ヾ[r≡fー――ーro Plan1919という、非常に先進的な作戦計画を立てました。
/^ー'- 、=-'´--≠'´rェュ=‐ `≦- ̄- ̄7、´、_
「` ー- 、ト、_rooュ、_- - - - - - - - - く rooャ、 これは従来戦が敵戦力撃滅を重視していたのに対して
ヽi. 7f' ̄ ̄|pァ ャq、| ̄ ̄`l
|`ー-'、/='┬┬┼┬゚―゚―゚―゚―゚┬7=┬┬' 指揮系統のみの破壊をもって戦闘の決着を図る
├'、」」llヾリ互互リ;_;_;_;______/リ互互{
`ヽマ「リ/_瓦瓦/´ ヾリリ/瓦瓦/ 当時の常識からすれば異質な理論の作戦です。
` ー=== ' `ー'=== '
l
l l
___ _ l l
 ̄ ̄L]了]コ l ┌‐┬┐ l
]≦ l ____|囗!|..| l
__ ]エ二エ二エl___ |__|__|__| ̄|≧-、_ l|
_______ 、----、 /__ _  ̄o/7lコニ-'──‐┬'´ ̄ ̄!ttti!|
(::)二)______))__)__) )_〈 〈<三 ̄| = | lエエi7
L_ヽ_ヽ_ ̄___ヽヽ_`-_| | |_」 __ __ その中核は最新兵器である戦車と戦闘機の運用、
__.-‐´二≧ ̄ ̄ ̄ ̄ ェiニニi!‐ュ ─>─┴─‐,‐' ───‐´ |!
_.──≦-─´ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_二>---≦___∠_________i| 特に高速と高い走破性を両立した戦車でもって
<___\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/____/¨ ̄ ̄| ̄l| ̄l| ̄| ̄| |_「
ヾ/亙亙/i!、 ──────────∨亙亙亙7i\ | _l| _l| | _| |i! 防御が薄い場所を突破し、指揮系統を破壊すること。
l!圭圭 i!:::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i!圭圭圭i!i i! \__|_l|_l|_|_|i_」i!
i!圭圭 ヾ、 ノ \_________i!圭圭圭i! ノγ`Y'´Y'`Y'`Y'`Y'ヾ i! これにはより快速な新型戦車の開発と十分な数の配備
ヾ弐弐ヾ、、::::::::`¬¨:::::::::::::::::::::::::::::::i`-ヾ弐弐弐ヾl:l 0:i| 0i| 0i| 0i| 0i| 0i|i!
ヾ弐弐ヾ_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,/' ヾ弐弐弐ヾ、_人_人_人_人_人_〃 航空機と戦車の緊密な連携が必要でした。
゙゙゙~゙゙゙゙゙”~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ゙゙゙゙゙~゙゙゙゙゙゙゙”~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~
.
|l!i│il |i! |! | i| !i| !li| l|i│il!li|
|l!i│il |i! l: i| !li| l|i│il!li|
|l!i│il |i! | :l !li| l|i│il!li|
|l!i│il |i li| l|i│il!li|
|l!i│il | i| l|i│il!li|
|l!i│i l | l|i│il!li|
|l!i│ l l l│il!li|
|l!i ___ _ l l !li|
|l  ̄ ̄L]了]コ l ┌‐┬┐ l li|
]≦ l ____|囗!|..| l しかし、この画期的な作戦計画はドイツ降伏により採用されず
__ ]エ二エ二エl___ |__|__|__| ̄|≧-、_ l|
_______ 、----、 /__ _  ̄o/7lコニ-'──‐┬'´ ̄ ̄!ttti!| フラー自身も、上層部との不仲から左遷に近い扱いを受け、
(::)二)______))__)__) )_〈 〈<三 ̄| = | lエエi7
L_ヽ_ヽ_ ̄___ヽヽ_`-_| | |_」 __ __ 歩兵科・騎兵科・砲兵科の全てから賛同を得られなかった上
__.-‐´二≧ ̄ ̄ ̄ ̄ ェiニニi!‐ュ ─>─┴─‐,‐' ───‐´ |!
_.──≦-─´ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_二>---≦___∠_________i| どうあがいても金食い虫なフラーのPlan 1919は
<___\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/____/¨ ̄ ̄| ̄l| ̄l| ̄| ̄| |_「
ヾ/亙亙/i!、 ──────────∨亙亙亙7i\ | _l| _l| | _| |i! 最終的に英国内で不当なほど低い評価を受けました。
l!圭圭 i!:::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i!圭圭圭i!i i! \__|_l|_l|_|_|i_」i!
i!圭圭 ヾ、 ノ \_________i!圭圭圭i! ノγ`Y'´Y'`Y'`Y'`Y'ヾ i! 多額の開発費を投じた新型戦車も大失敗に終わり
ヾ弐弐ヾ、、::::::::`¬¨:::::::::::::::::::::::::::::::i`-ヾ弐弐弐ヾl:l 0:i| 0i| 0i| 0i| 0i| 0i|i!
ヾ弐弐ヾ_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,/' ヾ弐弐弐ヾ、_人_人_人_人_人_〃 1923年には英国軍の戦車設計局自体が閉鎖に追い込まれます。
゙゙゙~゙゙゙゙゙”~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ゙゙゙゙゙~゙゙゙゙゙゙゙”~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~
.
_________,,,_
|_丶、 ̄  ̄,.x ´| しかし、戦車の必要性は認識されていたため
=========ァ仁|」 `「 ̄ ̄ __ ´г ¬|
` ̄_|_n_|__└'_l__=_」| ヴィッカース社の私的な計画として開発は続行されました。
┌_‐┬‐| ┌ ‐┐ ┌_― ┐ ̄匚」  ̄ ̄ ̄ ̄ `l
. r 、 -=≦=〒,二| |= | | ̄ | ◎ |〕 ただし作られたのは従来的な歩兵支援用の軽戦車や
___丁=≦´‐_┴_‐_┴‐_┴ュー__┘_、}==__|___,r_‐_‐_‐_‐_-_-_-_-L.、
´,,孑================‐_‐_‐_‐三三-二二二二二二ニー-\ より低コストで軽戦車を代用する豆戦車です。
{{| ̄ ̄``ヾ'’、'了  ̄_n_ヾ'|| ̄_n_ ̄||ヾ'n_¨¨ll _n_ =、=γ´三`ヽ ⌒′
ヾ、`丶、、 ``丶、Ц|_ {] |Ц| {] lЦ| {] |Ц| __」{{-‐ァ))}}
\´ ∥`丶=r―-、=r┴-、=r―‐-、=r―-、=r―L -‐≦=_彡'
`ヾ<◯云◯__◯云◯_◯云◯__◯云◯__◯云◯__◯_,.,"´
`¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨´
【ヴィッカース 中戦車 MK.Ⅰ】
rzzzュ-rzzzュ これらの戦車は大なり小なり輸出され、特に豆戦車は
} ̄}「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{
_⊂ニ「 |ヨ |i _Ω_ | 「金はないが、戦車はほしい」という国にバカ売れ。
└―‐┴| | `¨´ |
{_{______」 実際、植民地の警備や後進国相手の戦争なら十分活躍したようです
/|三三三三三三三三| _,. ┐_
_[})_ / |пlTTニ⊃ ____|=ー- rぅ_ ├/ ├:| とはいえ、豆戦車は結局
/ ̄__ ̄¨¨二ニ===―┴'┴―---- ⊥L 二ニ===‐\_ レ __|_∩
γく] 「>ヽ””””(_ )”” ¨¨¨“|γヽ“ ''' ‥…, -、,,..,,_  ̄¨¨二ニ===―く)) 「性能不足著しい」という理由で姿を消していきます。
. {{>(_ )<}} l ` '′ ゝ-' | ””(_ )¨“''γ <Tl>ヽ`
ゞく]_「>ノ ,. ´ ̄`ヽ| lγ´ ̄`丶、 {{.>◯く}} 大事に使い続けた国もありましたが結果は…
`丶ぐ´丶――{o ,,‐Ω⊥‐-_、―――‐,_-‐LΩ‐_- 、o}―― ゞ∠ヾ'ノ
`丶、(◎┴┴◎)(◎┴┴◎)(◎┴┴◎)(◎┴┴◎) ,,..,''"´
``¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨^¨ ´
【ヴィッカース Mk.E軽戦車】(通称6トン戦車)
.
r‐r‐ ┐
,. -─┴┴-┼┐
8三三}) i 在庫一掃 .l
}にソ」 | 50%OFF ヽ| 次に当時最大の陸軍国、フランスです。
ノにニニ´_ _ _ _」 ̄__L
|¨T¨¨T¨i i __ _ 」_ フランスでは、当初砲兵科が戦車の指揮権を握っていましたが
,. -‐. -‐==L_L___L_} ,. ィニニニニ====- `、
/__/.::::::// / //‐‐//孑ニニニニニニミヽ 1920年に戦車の指揮権は歩兵科にある、とする法律が通っちゃいました
/_ _ /.:.:::::::// ___///´  ̄/.:.:.:弋戒シ尨シシノハ!
./ _ _/.:.:.::::「「`ー‐‐‐イ/ニニニニ/ハ.::::::::::::::::.:フ /:シノ そのため、歩兵支援用の重戦車が優先して開発されます。
/ニニニ:;′.:.:.:.:l。!FT-17 /.::l ,′ 1.:::::::::::::シ' /:シノ
{ _ _,′.:.:.:.:: l。! . . /.:::::l__ ____|ヽ_ソ.:::::::::シ' /.〃 軽・中戦車の必要性も理解されていましたが…
{ _ _{.:.{にニニ!‐‐‐‐〈.::::::::!¨¨¨¨¨ |匁 ノノ/ /:〃
ヽ__ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.二ニニ===| !.::::/ /:〃 フランスには大量生産した初期の傑作軽戦車「ルノーFT-17」が
`ー--ヽ弐シ'シ'"´  ̄ ̄にニニニニ!.:::::::::::フ´.::〃
ヽ ̄ ̄ `ヽ::::::::::::/ 海外に売りまくってもなお余るほど残されていました。
`ー===‐'
_ _
_rtュ゚ ̄ft‐'_ l|
__fL]‐_r「]l]|_|]_r‐f|____
r,────,─f'´─-<_/_´_/_ -‐士、、-- ───f_rt 旧式になりつつあるとはいえ、まずはあるもので解決すべし…
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄[\ ̄´_l]ヽ、__\_______r‐┘___
_rot!-ェ_''"´  ̄_ ,.rot‐っ‐_''"´_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ | ということで新型軽戦車の開発はストップ!
/__/|f' ̄ ̄ ̄ ̄`\'__/´、ロ ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄|
}:三{::\_ft_ _ _ _ft _ }:三:{rj :`r─.r─r─r─r─r─r─r‐、'" 今あるFT-17を使いつつ、何度も改良を施して使い続けます。
\三ヽ::ゝゝ‐、‐:ッ─\三\:|__l__l_,l_,l_;l_;l_:|ッ/
`ー‐`ー────‐`ー‐`ー゙─'‐゙─'‐゙─'‐゙─'‐゙─'"
.
___
|__[]__ rr=r===・ ___
______|__| ̄| __Liニi,===ュ__i__|[][]|___、
.|| || | ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄"ヘ---ヘ ̄ヘ-,r‐‐r"―‐―‐r,――――r―‐,ー、 中戦車の開発も遅々として進みません。
.||__||_| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄/ ̄}-ゝ-.k____ゞ―――‐‐`---`-"
┌―――‐‐`======┴----┴k--"==t'=oi===i=i=ik__ というのも、肝心のフランス陸軍上層部と
|--------------------------}、oo、二_ __''→oo
\__________________/ヘ二ヘ"u ̄ ̄ ̄u"/ヘ二ヘ 戦車部隊総監であったエスティエンヌ将軍には
ゝ,,|_|__|___|___|___|___|o)ニllニ)――――‐クニllニ)
\_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソゞ_ソ_/ニllニノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノニllニノ 致命的なレベルで戦車に対する認識の差がありました。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´
l
l l エスティエンヌ将軍は戦車を主力として
___ _ l l
 ̄ ̄L]了]コ l ┌‐┬┐ l 歩兵・砲兵・工兵がそれを支援しつつ、
]≦ l ____|囗!|..| l
__ ]エ二エ二エl___ |__|__|__| ̄|≧-、_ l| 戦車の機動力でもって迅速に敵領域の奥深くまで
_______ 、----、 /__ _  ̄o/7lコニ-'──‐┬'´ ̄ ̄!ttti!|
(::)二)______))__)__) )_〈 〈<三 ̄| = | lエエi7 浸透する戦術を構想していました
L_ヽ_ヽ_ ̄___ヽヽ_`-_| | |_」 __ __
__.-‐´二≧ ̄ ̄ ̄ ̄ ェiニニi!‐ュ ─>─┴─‐,‐' ───‐´ |!
_.──≦-─´ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_二>---≦___∠_________i|
<___\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/____/¨ ̄ ̄| ̄l| ̄l| ̄| ̄| |_「
ヾ/亙亙/i!、 ──────────∨亙亙亙7i\ | _l| _l| | _| |i!
l!圭圭 i!:::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i!圭圭圭i!i i! \__|_l|_l|_|_|i_」i!
i!圭圭 ヾ、 ノ \_________i!圭圭圭i! ノγ`Y'´Y'`Y'`Y'`Y'ヾ i!
ヾ弐弐ヾ、、::::::::`¬¨:::::::::::::::::::::::::::::::i`-ヾ弐弐弐ヾl:l 0:i| 0i| 0i| 0i| 0i| 0i|i!
ヾ弐弐ヾ_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,/' ヾ弐弐弐ヾ、_人_人_人_人_人_〃
゙゙゙~゙゙゙゙゙”~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ゙゙゙゙゙~゙゙゙゙゙゙゙”~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~
.
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| アパム!アパム!戦車!戦車持ってこい!アパーーーム! それに対する陸軍上層部は、あくまで歩兵の進軍速度に
\_____ ________________
∨ 戦車が合わせるという発想です。
/ ̄ ̄ \ ホウゲキコワイ
/\ _. /  ̄ ̄\ |_____.| / ̄\ 戦車は歩兵に着いていくべし、過剰な速度は不要!
/| ̄ ̄|\/_ ヽ |____ |∩(・∀・;||┘ | ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| (´д`; ||┘ _ユ_II___ | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| 歩兵に遅れない程度の速度と、歩兵を相手にできる火力
/ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|( ” つつ[三≡_[----─゚  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| ⌒\⌒\ || / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| 砲撃から歩兵を守る装甲が必要としました。
/ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄] \_)_)..||| | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄
 ̄ ̄ /|\
/ニ\
//:. \〉
〈/ :. \
/ :. \
/ :. \
/ :. \
/ .:. \ エスティエンヌの構想では、中戦車は戦力の中核をなす存在です。
/ .:. \
/ _ ri__ \ しかし上層部には、速くても装甲が薄く
/ f´lユ[l Lヌト| \
. / _|」[_]」―‐rf7了iュ―‐rr┬┐ \ 盾として使えない中戦車は無駄に見えたのです。
/ .,ィ'´/`ー-fユミ、ー'>ー、‐'_rァ┴┴-. 、. \
/ | ̄|`冖¬ー--キ----ヾ[r≡fー――ーro. \
. / /^ー'- 、=-'´--≠'´rェュ=‐ `≦- ̄- ̄7、´、_ \ 結局、既に高齢であったエスティエンヌは定年を迎え退任。
/ .「` ー- 、ト、_rooュ、_- - - - - - - - - く rooャ、 \
. / ヽi. 7f' ̄ ̄|pァ ャq、| ̄ ̄`l \ 陸軍は従来の歩兵中心のドクトリンに傾倒し、
. /. . :|`ー-'、/='┬┬┼┬゚―゚―゚―゚―゚┬7=┬┬' \
/ . : ├'、」」llヾリ互互リ;_;_;_;______/リ互互{. \ 移動砲台じみた重戦車が採用されました。
. / . : .`ヽマ「リ/_瓦瓦/´ ヾリリ/瓦瓦/ : : . . \
. /〉 . : ` ー=== ' `ー'=== ' : : . 〈\
//. : : : . \\
. 〈ニl二二>--------------------------- <二二lニ〉
.
',ヽ/ヽ/ヽ/::::::::::::::::::_;;::::--‐─
V /ヽ/:::::::::::::;:::<:::_::-rt──
Vヽ,/::::::::::;::::':;. '"´ {(((C}))
V::::::::::::/::/ 、ノハ))}リ
V:::::::/ / __ ==ミ、Vチイノ) 残る戦勝国イタリアは、少しまずい状況でした。
__';:::/∠lL ィ'"フォテ- ヽ }Y/ニ
/::::_V,代} ='T´` ̄´ u lミl/i } 戦争で多数の死傷者を出したにもかかわらず
に.ィ:l ,' ; U u r‐'ノ
u`¨∨ -‐ノ し ,.イ ̄ 英仏のような多額の賠償金は得られずじまい、
ハtニフ,.,、 ,. ::'´::::::::::::
、_}「 tェョ ゙li_,. /:::::::::::::::::::::: 結果、深刻な経済不安がイタリアを襲います。
| ー u. /::::::::::::::::::::::::::
,.--..、', _/:::::::::::::::__.. -‐
/:/⌒V::ヽ---|::::::::::::r'´ __ 【当時の伊国王 ヴィットーリオ・エマヌエーレ・フェルディナンド・マリーア・ジェンナーロ・ディ・サヴォイア陛下】
:::i r‐ァ'⌒):/::::::::__/ '´,.ニ
:::ヽ{__{= 〈::::::::/´ / /
ニ|ニ .ニ|ニ --|‐l l i _ |
r_j-、゚ ゚ ゚ r_j-、 └j レ ´ ) !
_/_/_/_/ / / /_
_/_/_/_/ / / /)))
_/_/__/ // /ヽ)))
_/_// / /| ヽ)) それでもなんとかFT-17を輸入しコピー、製造技術を獲得。
_/_/ / /| | | /:|
__/ / / ヽ ヽ ,//| 地道にその生産数を増やしつつ、輸出にも挑戦しています。
´ ,.-'´ / ヽ、) r彡/| |
,..-'´ _/_‐-、、!ヽ rt;;)/u.|
_,.-'´ _,.、_ー-ニ>ヽ 〈'""´ ヽ しかし独自に改良した豆戦車を製造できる頃には
ニ-‐r;;ヽ_,.-‐':::‐‐--ゝ ヽ :::::::: |
`'''`"´:::::::::  ̄`"''ゝ ヽ :::: | 第二次世界大戦の足音が聞こえていました…
::::::::::::::::::::::: u ヽヽ:::: |
u ::: :::: __ ! ヽ , |
:: ::::: イ´ | Y: | ということで、イタリア戦車史の残りは後編に回します。
u :: u' r‐---`三ミゝ7-ヽ|
: //~,.ニニ''_ー-‐''ハ 'l、
-‐'川.〈__、_、_, ̄ブ| 'Y
`:''''''´ \_ " '' ̄):)i |
: u' `''ー‐‐´´ノ |
: ...ー---‐''´i |
: ::ノ ノ
.
_
/-‐-\
ノ ,=u=、ヽ、 __人__人__人__
/~ト=. // \\ ) ( 敗戦国であったドイツはヴェルサイユ条約によって戦車の保有が禁止されます。
/ヽ_ノノ三 〈 ,/ o二〔咒〕二o `、 〉 ) 知 条 (
, く _/三.__ \_ト、_______,.イ_/ ) る 約 (
/ ./三./ ノ }三 ハ|テェェv:レェェラレ.、 ) か な ( …が、水面下では当時出来たてホヤホヤであったソ連や
/、__ /=/`ー' /三..ヾ〈 「|_|〉 〉ソ ) | ど (
/ ,/丶 /三三三. | l'ニミ! |'l ) ッ ( 間に挟まれたスウェーデンの協力により戦車の研究・開発が行われました。
/ /ヽ、 /三三三. - .」\`==-'/i| ) (
/,/ _,∠ -┬―‐┬┬‐=="'' ‐<..,,_|_|"'''‐-、 ⌒Y⌒Y⌒Y⌒
,.-:「 ;:''' ! :! L..ノノ三- 、_ ハ. iヘヽ、 この時期のドイツは戦車こそ試作の域を出ませんが
/|:! ,! ::::-=二王 ̄三 ̄ ̄ `'′入oヽ ´‐\
|:|:! | i'''""" !  ̄ !丁 ヽ三. ト、 ̄o ̄]ニヽ ヽ'''""ヽ 運用研究は盛んに行われ、高度な理論が練られていきました。
|| ! ! ,| ,;:::-┬―――三'三. |  ̄ ̄ lニヽoヽ__,,,...`、
|| !| | :::: l三|= |三. | ノ_,ヽ. ヽ_,,,.| まぁ敗戦国ほど、負けた理由は丹念に調べるものです。
ヽ|l,l|l___;;;;;__ノ三!= /三三  ̄ ̄_,,.. -ヽ. ヽ
 ̄ ̄::::三三/= /三三三 """ ̄
___
, -‐く  ̄`ヽ、
〃 \、゙`` il!ヽ
;l!' ヾ、、 i|!゙:、
i|l! ヽ、_ i1 |i ヾ、,,. l|l!
i^Y ,; i`tァ、! jl,ィァ'"! `Y^!
/> k' ゙`,.ン";' `゙ヾ~´ トリ /> ヒトラーが政権を握り、グデーリアンを見出すことで
< </\ ゙、_, '″, ;. 、 〟ヽ、 r' < </\
<\> <\> | / 嵶寥 、 | <\> <\> 水面下の努力は急速に実を結ぶのですが
\/> > ゙! ;' / ̄` ', ,! \/> >
</ ,:! ! r'´ / ゙` ! / </ 詳細は後編に回しましょう。
.:::'~/ト、 /゙k、_
ヾ、iレ':::::! ヽ、.____,ノ /:゙i:::`ヽ、
.::::/:::::::::i ヽ._/ /:::::::!:::::::::.
.:::く::::::::::::| ,イ ト、 ,':::::::::::、:::::::::.
::::::::゙フ::::::::゙、/ ゝく Y:::::::::::く:::::::::::.
:::::::::\::::::::::、 ! i ;::::::::::::::::〉:::::::::
.
,,,.、 -‐ ''''"":⌒~、
,.斗ニミx ( (rイ⌒ニ彡"ノノノノx、
,ィr::::::⌒ミ^ "'`'・ .,彡'≠ミ=、
/:;:;:;:/::∥ Vi、
/;:;:;/:::::// ヾ:.
':;:;:,′ ;' ヾ:.
. |;:;v,, ,...‐::=::v、、 ,,.....,, |;
. |:;:;:彡'' ノ'' _⌒^Y ''''""´ v
. |:;:;:;:;:| ィ弋,ッ'' ミ V"代ッハ
;'⌒ 'Ⅵ! `¨::;:;:,:' ゙' `¨
. | :{ r,, r {
{r / r 、 ,,ィ |
Λー `¨ハ'' l さて、お次はソ連です。
. 乂 ノ:. /_,. -‐_ _~、 .:
| :. ノ ー- - '' ` 第二次大戦でT-34を山程おかわりしてきた為、戦車強国のイメージが強いですが
|: : : : :. ,/
|: : : : : : : : .. ,.イ この時期は出来たてほやほやの新興国。
,ィニム、: : : : : : : : : : :‐- : : : : }h
ィi{ニニニh.、 : : : : : : : : : : : : /ニh 近代工業はほとんど普及しておらず、開発は大幅に遅れます
―=¬冖¨{ニニニニニh.、: : : : : ,イ=マニ}i
ニニニニ マニニニニ/ `'守h.、: ,.イF" マニ}iニ-_
ニニニニニ寸ニニ/ `'守h.、 ,.ィF" 寸ニ}ニニニ=- しかし、1925年に参謀長に就任したトゥハチェフスキーは
ニニニニニニ 寸ノ Λ `守h.イF" __/ |_ `'守ニニニニニ
ニニニニニニニh, < フ /ニニ、 〉 / /ニニニニニ ポーランド・ソビエト戦争の戦訓から戦車の必要性を感じており、
ニニニニニニニニh, |/\| /|ニ○.h、 / ,xヘ | /ニニニニニニ
ニニニニニニニニニh, /f|ニニニニh、 /ニニニニニニ 英仏の戦車をコピーしながら急ピッチで分析を進めます。
ニニニニニニニニニニh,_ノニ|ニニニニニh.、 ,ィiニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニ|ニニニニニニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニ|ニニニニニニニニニニニニニニ
Михаил Николаевич Тухачевский
ミハイル・ニコラエヴィチ・トゥハチェフスキー(1893ロシア - 1937 ソビエト)
.
__r‐{¬_
r‐┐ }升ノ三}
丿=彡<「} 辷{ 「 ̄厂}
_ニ二._ー──┴─┴─升─ヵ<=r┬ ミ
(:::)) `Yニ==ミ 辷_/ ./ / ノ:┘ >、 他国の戦車推進派と異なり、トゥハチェフスキーは、
| ̄二ニ=‐- _ } √ ̄ ̄ ̄⌒V´ .i
_L_____`¨ニ´___」._____∧___j そもそも専門的な軍人が少ない新興国、ソビエト連邦において
rz、__辷ー< 辷  ̄ ____ / ̄ ̄}
∠___} _ _ __辷___/-‐==ニ } 数少ない帝政ロシアからの生粋の軍人でした。
i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ハ一  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´廴__|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;ハ ノ
L:.:_.:.__:.:.:._」 .{ n _ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:|_,斗匕:| また本人が多数の実績を残した優秀な前線士官であり
}ニ} {ニ={ ∧ ハj 〔ノ 丁二ニニ二´ー{:.:i:.|:.i:.|」
{ニ} {ニ八 .∧ ________ }ニ=ニ}{=ニ{ .l: |:.|/i 陸軍内でも非常に高い発言力を誇っていました。
`辷ニ三\ `ニ¨´ い / >‐マニ=ム=ニム . レ´ 丿
`辷ニ三≧=‐-=彡イ マニ=ム=ニム /
 ̄ ̄ ̄ ̄ `ー=ニ=}ニ彡イ
';'
';';,..
';;';';;,.,
''';;';';;'';;;,., ザッ
''';;';'';';''';;'';;;,., ザッ
;;''';;';'';';';;;'';;'';;; そして、戦力の逐次投入による連続的攻撃によって
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
vymyvwymyvymyvy ザッ 防御を食い破り敵を包囲・殲滅する戦闘教義
ザッ n_n,n_n、n_n,n_n、n_n,n_n、
∩_∩^-^∩_∩^-^∩_∩^- 「縦深攻撃理論」にたどり着いたトゥハチェフスキーは
ザッ ∩__∩ ∩__∩ ∩__∩ ∩__∩
∩_ ∩__∩ ∩__∩ _∩ ∩_ ザッ 理論の完成には大量の戦車が、
∩___∩ ∩___∩ ∩___∩ ∩___∩
| ノ ヽ | ノ ヽ | ノ ヽノ ヽ それも快速の中戦車と高火力の重戦車が必須であると確信します。
/ ● ● | / ● ● | ● ● | ● ● |
| ( _●_) ミ | ( _●_) ミ ( _●_) ミ ( _●_) ミ ソ連陸軍は、トゥハチェフスキー指導の元
彡、 |∪| 、` 彡、 |∪| 、`\ |∪| 、`\ |∪| 、`\
/ __ ヽノ / / __ ヽノ /´> ) ヽノ / ノ //ヽノ /´> ) 戦車の大量生産体制を整えていきました
(___) / (___) / (_/_) / (_/ / (_/
.
_ ri__
f´lユ[l Lヌト|
_|」[_]」―‐rf7了iュ―‐rr┬┐
,ィ'´/`ー-fユミ、ー'>ー、‐'_rァ┴┴-. 、
| ̄|`冖¬ー--キ----ヾ[r≡fー――ーro 海の向こうに目を向けて、自由の国アメリカです。
/^ー'- 、=-'´--≠'´rェュ=‐ `≦- ̄- ̄7、´、_
「` ー- 、ト、_rooュ、_- - - - - - - - - く rooャ、 …が、地続きで敵国と接続していない為、陸軍の扱いは低かった上
ヽi. 7f' ̄ ̄|pァ ャq、| ̄ ̄`l
|`ー-'、/='┬┬┼┬゚―゚―゚―゚―゚┬7=┬┬' 戦争終結により軍縮の機運が高まっていました。
├'、」」llヾリ互互リ;_;_;_;______/リ互互{
`ヽマ「リ/_瓦瓦/´ ヾリリ/瓦瓦/
` ー=== ' `ー'=== '
,,,,,,,,,,,,,,,,__
,彡彡彡ミミミミミx.、 輸入したルノーFT-17のコピーこそ成功しましたが
/~ヽ ,彡彡彡彡ミミミミミミミュ、
/ / ,彡彡彡'¨´ `ヾミミミミミ、 戦車開発はそこで停滞します。
/ / ,彡彡彡 ,z=x、 `ヾミミミュ、
/ / /¨ヾ彡' ::: ,ztッ、` `ヾミミュ、 それどころか騎兵隊からの圧力で専門の戦車部隊は解体され
/ ,t- ! ヽ. | l!,ィ :::...~`::''´ ::==ニミミミミミ,
. / , -~''ヽ .∧'ヾ. _.ノ i,.=ッ、 }iiミミ 歩兵部隊の一部として組み込まれてしまいます。
l ----,〉 彡itー' ,:' ゙=、_ ノ '::..,イiiミ''
! ___`, ,彡/ .: ___ ~i!. !ミ'' / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!. ,ィ__ノ 'V .: :. 匁卅i》 ! ,ィミ < お馬さんの仕事とったら可哀想でしょ!!
. l i _,/ヽ .: ::  ̄ / ` \_______________
. _ノ / _,.イ/ \ :: , /
__/ヽ /ー─t≦ニ∧ ヽ ` ::...__,;:::'´,イ
/ニ,イ. ヽ. /二二/二二ニ∧. ヽ / 結局1930年代に入り、世界的な緊張状態と第2世代戦車の開発が始まるまで
. /ニ/ニヽ \イ|!二二/二二二二', `ァ、 _ ,ィ
. //ニニニ\ `t|!ニニ\二二二ニ', ,イ::::::::::', .,イヽ 軍部は殆ど戦車を省みることはありませんでした。
/二二二二二\_,イi}ニニニ>二ニニニ,_>''´ ヽー-〈V. V:',>。.
/ニニニニニニニニ`Z7ニニく二二ニニニニ, l::::::::l Vヽニニ>。
/ニニニニニニニニニV二二ニVニニニニニ, l:::::::::!. V=\二二>。、
.
,.-''"::::::::::::::::::::::::::::::::``'''‐--、
、 _,./ ,.、-‐‐‐‐‐--、 _,,.、-‐‐''"´``'‐-ァ、.__
ヾ:‐-、/!''"/_,、-''" `ヽ、__,.、-‐''''''''''''‐--、`゙'''-;'"
,.-、`ヾ`ヽ<-, _,.、-‐'ニニニ,ヾ'、‐、\:::::::::::.... `ヽ、  ̄`ヾ、
,.-''" ̄ ̄`` ゙, ,.-゙/ / ,,.-‐-ァ` \ヽ、ヽ::::::::::::::..... ``''7
,..-''" _,.、-‐‐r''''''''゙"/, ' ィ'" _O/ ゙):::`ヾ、.,__:::::::::::::.... /
,-/ _,. -‐、'"/!. ,.ァ‐゙、.l ヾ‐'゙ '''" ,ィ゙;:::::::::,'´r-,ヽ,:::::::::::: /
r-、./,..-''ヽ, l/ |/l l/´ ノ ´/::::::::;:゙/ヽ }:::::::: <゙
,/‐'"ヽ |゙l l ヽ,.>-、 | 、 /:::::::::/ r' | |::::::: ,.,゙ヽ,
'"、 |. ゙,! ,,..,/.,ィ'゙ l ヽ _,,..,,_/' イ:::::/ ヽ、',ノ !::::::: / ``ヽ
,.! .l_ r7l j/ ゙ ,r'゙! _,,.-'''"´_,,l/ |/ r-‐'゙l::::: {
l `_,ィ"rッ'゙ ノ`'''゙i / ヽ. -<,.-‐''"´ l j、_r-、:::::〉
`'''''゙`‐'゙/ ' .j \ '゙ ‐ ''' ""´ _,.、'-―――'-'゙、
. | ,.-'゙ ヽ ::::::: __,.、-‐'''"´ | 一方、民間では特異な戦車が開発されます。
,,.-'゙ _,.r'゙ | l
,.-''T゙´ { | 当時快速戦車であっても20~30km/hが常識であったところに
\.,__,,./ ! ゙ヽ、.,__,,,..ィ''" |
`ヽ-‐'''゙ ノ r‐----‐''"'、 | 無限軌道で70km/h弱、履帯を外せば110km/hの超高速を出せる
/ l l ヽ | ,.、-''"
/ _,,,,,,,,,,__,,,>、' 、. ゙l! ,,.-''"´:::::: 驚異のスピードモンスター、クリスティー式戦車です。
/ ,r''':''''"::::::::::::::::::;.、-‐''ヽ、゙'-、 /! ,、-''"::::::::::::::
,イ⋀|╲⋀ト 、
. Λ,イ/:::::::::::::::::: ╲,イ
ト 、 ╲::::::::::::::::::::::::::::>
|:::╲ ╲:::::::::::::::::::/::╲ このクリスティー式戦車で採用されたサスペンションは
_‗」:::::: \ \::::::::::::;:: ヘ::: ╲
≧:::::::: ゞ''ノ゙゙゙゙'''"\" i \╲ アメリカ…ではなく、ソ連と英国の戦車開発に
<:::::| i 「 ● ● l `˞
ヾ::川 ⊂⊃ 、_,、_, ⊂l 多大な影響を与えました。
i⌒ヽ (_.ノ /___ /⌒)
ヽ/ヽx>、 __, イ7;;;;;; \/ その影響については…後編でご説明しましょう。
∧__,ヘ}::╲╲ / /:::\;;;;;ハ
ヾ;;;;;;ノ::::> Y <:::::::::| /
.
___
,ィ彡三三三ミト、
辷ブ,ィ☆ュ、`ヾ:〉
`丁=-―-==ミ}
(レ-○-○--レ')
`l. l , l/
゙ミ. ‐=‐ /!
|`=-='´,圦、_
,ィ.-'''"!ミ=|彡///>、,_
/レ′ ゙!歹.// </⌒、
l. | / // /. ∧ さらに海を超えて、今度は日本です。
l ::l // ,'. ∧
. l ::|==ァイ/ _,. -=-┐| ∧ かなり早い段階から戦車に注目し、はるばる英仏から輸入・研究した後
l ::ト、,=' /o !_ 。 _/ :| ヽ , ィ'´|
. l :::! / / ! `´ ミ/ 陸 ! 日本軍の特色を踏まえた独自の戦車開発へと乗り出します
l :::レ./ l ,' /'ミ 軍_ -=!
l ::::K彡、| o ,' / j-='´ }
l
l l
___ _ l l
 ̄ ̄L]了]コ l ┌‐┬┐ l
]≦ l ____|囗!|..| l
__ ]エ二エ二エl___ |__|__|__| ̄|≧-、_ l|
_______ 、----、 /__ _  ̄o/7lコニ-'──‐┬'´ ̄ ̄!ttti!|
(::)二)______))__)__) )_〈 〈<三 ̄| = | lエエi7 日本帝国陸軍は輸入した菱形戦車マークⅣ戦車の試験結果から
L_ヽ_ヽ_ ̄___ヽヽ_`-_| | |_」 __ __
__.-‐´二≧ ̄ ̄ ̄ ̄ ェiニニi!‐ュ ─>─┴─‐,‐' ───‐´ |! アジアの戦場は地盤がゆるく、ヨーロッパ製の戦車では
_.──≦-─´ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_二>---≦___∠_________i|
<___\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/____/¨ ̄ ̄| ̄l| ̄l| ̄| ̄| |_「 泥濘地に足を取られ、動けなくなると考えました。
ヾ/亙亙/i!、 ──────────∨亙亙亙7i\ | _l| _l| | _| |i!
l!圭圭 i!:::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i!圭圭圭i!i i! \__|_l|_l|_|_|i_」i! また海上輸送の必要もあったため
i!圭圭 ヾ、 ノ \_________i!圭圭圭i! ノγ`Y'´Y'`Y'`Y'`Y'ヾ i!
ヾ弐弐ヾ、、::::::::`¬¨:::::::::::::::::::::::::::::::i`-ヾ弐弐弐ヾl:l 0:i| 0i| 0i| 0i| 0i| 0i|i! 必然的に軽戦車が優先されました。
ヾ弐弐ヾ_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,/' ヾ弐弐弐ヾ、_人_人_人_人_人_〃
゙゙゙~゙゙゙゙゙”~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ゙゙゙゙゙~゙゙゙゙゙゙゙”~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~
.
/´ ̄ ̄ \
/ _\ ───
/´ { /´ ⌒ヽ ..::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::> 、
ノ 〈 i}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/´ '、 V´ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
{ ゙、 丶 xイ´ヘ__,, イ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
| , 〈 } ノハ:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
iト、 、 V斗_ナ ̄ 〈 ノ::::::,′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 完成した戦車は、予定よりやや重かったものの
∧\ 丶__ ノー( r‐<∧:::::∧:::::::::::::|::::::::::::::::|::::::::::::::::
i|\ーイ /⌒´ ヘ::}::: | \::i i::::::::::: |:::|:::::::::: |:::::::::::::::: 従来の歩兵支援用軽戦車としては
i| ー‐ |:|乂!=ミト、 , ::::::: |:::ト、:::::::|::::::::::::::::
∧ / | i{ iトノ。ハ , ::::∧:{ 、: :∧:::::::::::::: 非常に高い完成度を誇っていました。
丶 ,代 |i 弋廴ソ ,::::| ,r勹ム{ミ、〉:::::::::::
ヽ /ハ 〈,i|"""`¨´ ∨i代。ノ,ソ ,ノイ:::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i| }ヽ } ─‐ ' 又シ′/ ̄Y::: < 八九式中戦車のことだな!!
∧ ′ ∧ { マ """ ∠/⌒ /:::: \______________
,′ヘ // }\ 、 / / ,イ::/::
| { ∧ // i| \ ー __ イ ̄`フ/jノ ヘ 尤も完成する頃には陳腐化しつつありましたが…
| | У./ |ヘ  ̄ て}!\ー/
{ し ´./ ト, \ /´,ノ ノ >-、
\´ \ ー / \ なお、日本の工業力が未発達であったため量産は遅々として進まず
Y  ̄ \
結局日本がマトモに戦車を戦力化できたのはもうすこし後のことでした
_ ri__ ちなみに、陸軍は軽戦車だけではソ連に対抗できないと考え、
f´lユ[l Lヌト|
_|」[_]」―‐rf7了iュ―‐rr┬┐ 結局ソ連に対抗するための重戦車の開発にも着手しています。
,ィ'´/`ー-fユミ、ー'>ー、‐'_rァ┴┴-. 、
| ̄|`冖¬ー--キ----ヾ[r≡fー――ーro といっても、他国の水準から見ると重めの中戦車レベルです。
/^ー'- 、=-'´--≠'´rェュ=‐ `≦- ̄- ̄7、´、_
「` ー- 、ト、_rooュ、_- - - - - - - - - く rooャ、
ヽi. 7f' ̄ ̄|pァ ャq、| ̄ ̄`l こちらは結局実用的な性能に達することができず
|`ー-'、/='┬┬┼┬゚―゚―゚―゚―゚┬7=┬┬'
├'、」」llヾリ互互リ;_;_;_;______/リ互互{ 最終的に重戦車開発計画自体が下火になっていきます。
`ヽマ「リ/_瓦瓦/´ ヾリリ/瓦瓦/
` ー=== ' `ー'=== ' 数少ないその成果については、後編にて。
.
ト、__
,, , -‐= '' ¨_< 〈 ..ニ ニ二二ニニニ==‐__∧____
r ( γ''"~ レ^┘ . ̄ ̄  ̄  ̄ ̄ `i,.、i´ `)ヾ
` ー ,,`'' ... __/{ . ___ __ __ __,./\__.-ー~" ,ノ 以上で戦間期の戦車運用の歴史 前編 の投下を終了します。
~"''. .〉 >.ニ ー- - ‐‐ニ ニ.`、 〈 .==''~
― 、/  ̄  ̄ ̄  ̄  ̄ !/`ヽ l …文量が多い!!!!!!!!!
l l
___ _ l l これでもPlan 1919の詳細な内容とか
 ̄ ̄L]了]コ l ┌‐┬┐ l
]≦ l ____|囗!|..| l その試験的な運用がもたらした戦果とか
__ ]エ二エ二エl___ |__|__|__| ̄|≧-、_ l|
_______ 、----、 /__ _  ̄o/7lコニ-'──‐┬'´ ̄ ̄!ttti!| 主要国以外の戦車の話とか色々すっ飛ばしてるんですが…
(::)二)______))__)__) )_〈 〈<三 ̄| = | lエエi7
L_ヽ_ヽ_ ̄___ヽヽ_`-_| | |_」 __ __
__.-‐´二≧ ̄ ̄ ̄ ̄ ェiニニi!‐ュ ─>─┴─‐,‐' ───‐´ |!
_.──≦-─´ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_二>---≦___∠_________i|
<___\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/____/¨ ̄ ̄| ̄l| ̄l| ̄| ̄| |_「
ヾ/亙亙/i!、 ──────────∨亙亙亙7i\ | _l| _l| | _| |i!
l!圭圭 i!:::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i!圭圭圭i!i i! \__|_l|_l|_|_|i_」i!
i!圭圭 ヾ、 ノ \_________i!圭圭圭i! ノγ`Y'´Y'`Y'`Y'`Y'ヾ i!
ヾ弐弐ヾ、、::::::::`¬¨:::::::::::::::::::::::::::::::i`-ヾ弐弐弐ヾl:l 0:i| 0i| 0i| 0i| 0i| 0i|i!
ヾ弐弐ヾ_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,/' ヾ弐弐弐ヾ、_人_人_人_人_人_〃
゙゙゙~゙゙゙゙゙”~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ゙゙゙゙゙~゙゙゙゙゙゙゙”~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~
.
\ ヽ
ち 裸 そ > 丿 観 身か
ょ を の | ヽ た ら
う み 子 | | い 体だ
だ せ の 〉 丿 わ を
い て ( ヽ !
!! 〉 ノ
| __r‐{¬_ `ヽ
( r‐┐ }升ノ三} 丿
Y⌒ 丿=彡<「} 辷{ 「 ̄厂} ⌒,
ー ⌒ヽ/⌒ヽ/⌒ _ニ二._ー──┴─┴─升─ヵ<=r┬ ミ //⌒ー ⌒
(:::)) `Yニ==ミ 辷_/ ./ / ノ:┘ >、
| ̄二ニ=‐- _ } √ ̄ ̄ ̄⌒V´ .i
_L_____`¨ニ´___」._____∧___j
rz、__辷ー< 辷  ̄ ____ / ̄ ̄} ちなみにこの時期の各国の戦車力(せんしゃちから)を
∠___} _ _ __辷___/-‐==ニ }
i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ハ一  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´廴__|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;ハ ノ 雑に比較すると
L:.:_.:.__:.:.:._」 .{ n _ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:|_,斗匕:|
}ニ} {ニ={ ∧ ハj 〔ノ 丁二ニニ二´ー{:.:i:.|:.i:.|」 仏>英>伊>(輸出の壁)>日≧ソ>米>独
{ニ} {ニ八 .∧ ________ }ニ=ニ}{=ニ{ .l: |:.|/i
`辷ニ三\ `ニ¨´ い / >‐マニ=ム=ニム . レ´ 丿 って感じになります
`辷ニ三≧=‐-=彡イ マニ=ム=ニム /
 ̄ ̄ ̄ ̄ `ー=ニ=}ニ彡イ 極東の新興国めっちゃ頑張ってるやんけ!
/
/ /
./≠} r─┐ /
/ニT´ x仆ー:| /
r───一く辷ニf'T T 'T゙i ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄i
/ / i┼┼┼| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄} …まぁ、ここから十数年で
,/ ______j┼┼┼|二|二|二|二|二|二j二j二j
_j /r‐´ ̄ ̄ ̄ ̄二二二 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄}ーtー────┐ このランキングもガラッと様変わりします
__r<  ̄ ̄ ̄ .fr==i .o.`Y iニニニニニニiニニニニiニニニニニi__」
.{  ̄ ¨¨ ニ=‐-=ニ .__ |Lニ」 f三ニi |ニニニニニニ|ニニニニ|ニニニニニ|三| では今回はこのへんで
}-=ニ.._ | | |三ニ| |ニニニニニニ|ニニニニ|ニニニニニ|三|
|.:j:.|:.:.i:.` r=.__ ___」ノニ==ニ` ̄´''、jニニニニニニ|ニニニニ|ニニニニ 」 ¨} 次回は「戦車運用の歴史 戦間期後編」です!
弋-:.:」:.:.:.|:.:.:.:|:.:.:.:.T¨´}ニ{_」ー─一.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄¨ノニ=ニ} ̄
`゙≪>:.:.:. |:.:.:..:.|`マニ=.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.| 辷ニ=-‐ ¨ __/ニ=/
`゙≪弋t 、:.:| /=ニ=|:.:.:.:.:.:.:.:.:.|-‐‐‐==ニニ≪_三三/ニ=/
`゙≪入/ニ二ニ=/ ̄ ̄ ` ̄ ̄ ̄´
`ー==二='"
.
投稿おつー
うーん、戦車はWOTで各国のタンク印象あるけど、初期からみるとなるべくしてああなったのだなあw
乙ー
\ \
\ \___
\ _|_l□l_ rr=r===・___
\____|_|二|_,=====、__Liニi,ュ_/_|[][]|_
||_|ム ̄ ̄ ̄/”'''=ー-,iコ二ヘ_\_ヘ,r-r`'ー―r,‐――――,r―‐,ー、
||_| ̄l ̄l ̄'|”“''l'''=--/―-/二フニ入,,k___,,ゞ‐―――‐‐`---`-"
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|-------------------------"'',-oo、______"''→oo、.. .どうも初投稿です(欺瞞)
\__________________∠ヘ二ヘ i)) i))"フヘ二ヘ
ゝ,,|_|__|___|___|__|__|(O)ニllニ)――――‐クニllニ). 今日はここの住民やイッチーズが気に入りそうな
\_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソゞ_ソ_ンニllニノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノニllニノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .フリーゲームを紹介していきます!
_,‐/.| ヽ.,лi'\,‐i
ノ .| ,ノ うどん.´i
/ `'‐´`'-,_,‐'v'‐-ー,__,、,-、_`'!_ _
_ __ノ‐-ー' ,‐^'‐‐,iー,,l´ ~ ,}
‐‐=''‐'`フ みかん ,‐´ `\ 踊り /"
.t_ . i`ヽ_/ 橋本 ~j `i、
.л) .`j ___,,,--、 '‐! ζ
__| . jヽ‐'´~ /''/ \ .ヽ, ,,---'´´~
`フ `i ノ //| l | ヽ, /
`'''ーt´ ,‐,/~ | | | | | .i /
< _j | |/ /| | ..`
`^'ヽ.j. | || / | | .四国史大戦 ~県知事の野望~
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| || | ttps://wargame.jp/?page_id=254
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// | | 後にシェアウェアで後継作が出ていますが
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// | | 今回はロハで遊べる初代のご紹介です
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___ _ l l ジャンルはごく一般的ではない戦略級SLG
 ̄ ̄L]了]コ l ┌‐┬┐ l
]≦ l ____|囗!|..| l 特徴は「2015~2017までの四国の情報をそのままデータとして使用している」
__ ]エ二エ二エl___ |__|__|__| ̄|≧-、_ l|
_______ 、----、 /__ _  ̄o/7lコニ-'──‐┬'´ ̄ ̄!ttti!| という部分に尽きるでしょう!
(::)二)______))__)__) )_〈 〈<三 ̄| = | lエエi7
L_ヽ_ヽ_ ̄___ヽヽ_`-_| | |_」 __ __. なのでどこも財政難で大赤字!
__.-‐´二≧ ̄ ̄ ̄ ̄ ェiニニi!‐ュ ─>─┴─‐,‐' ───‐´ |!
_.──≦-─´ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_二>---≦___∠_________i|. 保有戦力(自衛隊)もかなり極端な偏りがあるなど
<___\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/____/¨ ̄ ̄| ̄l| ̄l| ̄| ̄| |_「
ヾ/亙亙/i!、 ──────────∨亙亙亙7i\ | _l| _l| | _| |i! .ちょろっと遊ぶだけで四国のヤバみがわかる
l!圭圭 i!:::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i!圭圭圭i!i i! \__|_l|_l|_|_|i_」i!
i!圭圭 ヾ、 ノ \_________i!圭圭圭i! ノγ`Y'´Y'`Y'`Y'`Y'ヾ i! それでいてちゃんと遊べるよく出来たゲームです
ヾ弐弐ヾ、、::::::::`¬¨:::::::::::::::::::::::::::::::i`-ヾ弐弐弐ヾl:l 0:i| 0i| 0i| 0i| 0i| 0i|i!
ヾ弐弐ヾ_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,/' ヾ弐弐弐ヾ、_人_人_人_人_人_〃 ...皆さんも是非高知でプレイして絶望してください
゙゙゙~゙゙゙゙゙”~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ゙゙゙゙゙~゙゙゙゙゙゙゙”~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~゙~
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./≠} r─┐ /
/ニT´ x仆ー:| /
r───一く辷ニf'T T 'T゙i ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄i またおまけとして
/ / i┼┼┼| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄}
,/ ______j┼┼┼|二|二|二|二|二|二j二j二j 作者による四国鉄道の旅の手引や
_j /r‐´ ̄ ̄ ̄ ̄二二二 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄}ーtー────┐
__r<  ̄ ̄ ̄ .fr==i .o.`Y iニニニニニニiニニニニiニニニニニi__」 .....四国ふるさと納税レビュー
.{  ̄ ¨¨ ニ=‐-=ニ .__ |Lニ」 f三ニi |ニニニニニニ|ニニニニ|ニニニニニ|三|
}-=ニ.._ | | |三ニ| |ニニニニニニ|ニニニニ|ニニニニニ|三| .等が憑いてきます
|.:j:.|:.:.i:.` r=.__ ___」ノニ==ニ` ̄´''、jニニニニニニ|ニニニニ|ニニニニ 」 ¨}
弋-:.:」:.:.:.|:.:.:.:|:.:.:.:.T¨´}ニ{_」ー─一.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄¨ノニ=ニ} ̄ .皆さんも是非愛媛香川徳島を蹂躙して
`゙≪>:.:.:. |:.:.:..:.|`マニ=.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.| 辷ニ=-‐ ¨ __/ニ=/
`゙≪弋t 、:.:| /=ニ=|:.:.:.:.:.:.:.:.:.|-‐‐‐==ニニ≪_三三/ニ=/ .四国観光を楽しんでください
`゙≪入/ニ二ニ=/ ̄ ̄ ` ̄ ̄ ̄´
`ー==二='" それでは!
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憑いてるんかーい!
乙ー
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上層部「僻地へ行ってね(中央の柵無くなるし権力はあるけど仕事は多くないから暇を使って上手くやってよ)」
フラー氏「左遷じゃね~かふざくんなバッキャロー!!!」(本当に窓際へ) な話もあるのがにんともかんとも
なお彼の著作はグデーリアン氏が教本にした模様