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Author:やる夫達のいる日常
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そういえばいつのまにやらコメントの№が8万を突破
10万が先か一日400が先か


11/8 342
11/9 359
11/10 367
一日のコメント数がついにここまで……
400はいつ頃になるかなー?


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やらない夫は、届かない手紙を届けるそうです。 IF的な番外編

目次 現行スレ

388 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:19:05 ID:LzppYjpc

埋めるのにはまだまだ先があるのですが、
ちょっとした番外編的なものを投下いたします。

あくまでIF的な作品と思ってくれて結構です…

では、完全な蛇足、投下いたします!
BGMはこちらを聞かせてもらいながら、投下します。

http://www.youtube.com/watch?v=9TQEMZRo6fA

389 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:19:26 ID:LzppYjpc


   「私は、いつもの様に家中を歩く」


                  ヽ、::::::\!\  ___
                  _ >‐-, <´__   `ヽ __
               <´::_::// /          __`   、
              _ ノ/ / //       /        ヽ、ヽノl__
       -― _ ̄ -― ´/   /     /  ′       \    V´<_
   /  -―          //   /  / /  /             丶   V´ヽ
  く /          /// /   ′ /  l  l        l    l  ヽ   !\ \
   \ヽ       /  l/| l  ! !   ! /l  l  l    ! l   l  !    !  l、
           /    l/! ! l `/ト l、i /l  !  / !   l l  l l  ト ヽ
       \             l/! l /,l _L!/`ヽl|  ト、〃 ∧ / !   ! l  ! ヽ\   お風呂掃除…できた…!
        >、             >、!∧!=ミ爻ゞ! l /{!/_!/!_/   ! /i  !  i!
       /  ヽ/     ///l ヽ 戈i::ツ'  レ′!V´,r=_-‐、ヽ ! / / /  !l
    _/__ 」〉  / / / i 、!          j∧〈:i´r=ミ:〉/l/ /! /! / !
 ̄ _/-― 二_//     / ∧_|               Vl/ト彡l/// l/ l/  !
 ̄/  / |>、:::::::`ヽ、   / / / ハ         ′   ヾ二 メ/l/        !
/   / /.::::::/.::::__::::\/ / |/  ヽ、    `  -   、_ノ /ノl /  l    l
  /  .:/.:::::::::::: ̄::::::\`ヽ:\  l     >、             ̄∠ ノl/   l    l
   ...:::! :::::::::::::::::::::::::::::::∨.:::::::\! <´_ \ _  -‐__ ´ //.::::′   !    l
  ....:::::::| ::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::ヽ<´:::\`ヽ _ `V´  `ヽ:::::/l:.   i    !
..:::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ _::::::::: ̄::::::::ハ::::::\)_ノヽ-―く::::/::l:::..   !    l
:::::::::::::::/、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::`ヽ、::::/.::::ヽ:::::r= ヘ、__ノ::/.::::!::::..  l      l


                 「ありふれた、春の日の夕暮れのことだ」




390 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:19:38 ID:LzppYjpc


  「春の日差しが、さらにやわらかくなる時間」


                            -―― 、
                          ´         ___ Y´イァ  __
                   ャト-、/ _      ´  \ ノ≦三<´_
                __ ム_ヽ/ ̄      .、 ヽ  ヽ  ヘヾ≦、 ̄
                ̄>―‐,イ   /   {   ト l  | l ヘヾャ―`\‐ 、
               /_ ィ // l  l l _」___ハ  l-t大 ̄| .l  l .ヘ     \ヽ   次は…ごはんの準備…
              , ̄ // /  |  l「Ⅳヽ | ヘ/ rオ会ァ-ァト /  ヘ     \ヽ
            // ̄ '  l / l  |lィif芯xミ  lゝ芝シ'/' l,イ   .ヘ        \ヽ
           //      lハ ヽ∧ `V:ツ'    `ー-<V .l     .ヘ       ヽヽ
          //       /| ヽ| 'l .^ '''    ' __,   / |  l       ヘ       /`〉
          `\       / /   / |`\   `  ′,/ァ_|   l     ヘ     ./ /
           `ヽ   / ,/   /  / tェ≧- __ ャ´テ'ア|  |__       ヘ   / /
            } } / //  /   /  ゝヘ≧ュこヘ‐ァ/`|__ l >―-ァ、 ヘ / /
           / /  //  / __∠-<::_::ヽ:::::〉::/::'::::::::::::: ̄:::::::::::::// / /
          / / / / /__∠-―::::::::::::::::::::::;ヘ薔/ヽ::::::::::::::_:::::::}ヽ/ /\
     __/イ´ / / / ./\::::::::::_:::::::::::/ニ r‐ヽ、ア 三ヽ::/::::::: ̄:::/ /    ヘ
   // ̄ ̄/ ./ / / ./  /`ーヘ:::::::::::::;レ__ l   ト、ゝ>__/::::::::::::::::l.∧     ヘ


          「私はこんな時間が一番好きだった」

391 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:19:51 ID:LzppYjpc


   「それは、きっと色んなものが綺麗に見えるからだと思う」


                 /  /                            ヽ
              ′ .′   /
            イ       ′     __                  .
            / i   i         \(⌒i}     i           i   .
          /   |   |    i    i{  i \{{ Ν 1 | i        |  i
.        丶  !   |    Τi/ト八 || }トJノノ斗vヒ人     }  !   あの子たちにも…
           /     !    kr‐-ミ,ハ|| {{ ,>‐┴┴‐-ミ  j| ハ  '.     ごはんをあげなきゃ…
.          /      \人  ,小. h_j゙刈人/乂{,__Y7⌒ミY } i从/ 八   .
              .' .:ヽ,/ ハ  乂_ッ      ヽ 乂_r穀ハ ,ハ/|  V  : .   、
                / .: : /V               \ ー少く   |i  {  : : .  \
            / .: : / / 八     〈      `⌒)) \,|{  {   : : : .   ヽ
              / .: : / / /. : ぃ、   、      `¨´   /八   、   :. : : .
.             / .: : / /  ' . : 八 \       ´     r=ィ^了:.ヽ  \ : : : : .
.           _,.  -‐‥・・‥‐<. : :Y⌒>、      . :___ ノノ ,レ' { : : : \  、: : : : .
.         <⌒ヽ         `マ⌒r‐ 辷_ ´: :/⌒ア´  ____,\ : : : : .  \: : : : .
            Lノ⌒'           \乂,____ `Vl  / /´ / /\: : : : .   \: : : .
.           )´ ̄〕             \〔 ̄\>‐‥・・ァ /   ヽ : : :.ヽ  ヽ: : .



                  「淡いオレンジ色に染まる町並みは、とても優しくて綺麗だ」

392 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:20:03 ID:LzppYjpc


   「そんなことを思いつつ、私は飼っている熱帯魚に餌をあげる」


.          _____                   ___
.         /メ、/≧7〃ミ≡=           - ==彳ハ三三三≫
        ←―‐'/:i:/ / ,'                  ∨ヽ\、\
          /./:i:/ l  l   /             '.   ',  マ、メ∧\ヽ
        /, '//   j  l  ,' li !    l| l | :! ! !   }  '.` ̄´  ヽ\
       //. '"     / /|  | l| | l| _l| | l l| | |   !   |
     //        /   |  | l| | l| ⌒i} | l l| | | | |   、|
    //        ./ /   ヽ! lr=≧トx| `メ、l!ム斗也l/! ,'/   l|    ほら…おいで…
  //         /ィ'   / Ⅶ从l| l| ハ  /f:i{(f卮});〉|从.  八
イ´/   _  - 、.ノ    /  .::rヘ x==ミ V  ∨ゞYノ;/!ム:::.    \    ごはん…
 弋ー ニ ‐  テ 〃     /   .: ト-ハ     i:  ヾ=イ::ト-|:::. ヽ.   \
` ̄ ̄´   // ̄`冖<  /::::'::i::入           J:イz、:::::.  ヾ   \
       //: : : : : : : : :.\/:::::::::i::fニ≧x  ` ´  .:≦リ:. /:::::::..   ヾ ,r― イ
     //{ハ: : : : : : : : : : : `ヽ、 :::入「 ̄ス>z イr勹/: /、__  _, -ィ: : : : : :
   // ,'∧ `ー、: : : : : : : : : : : ゝイΤ` :Kヲ「`Y´于テ}:´: :´:  ̄: : : : : : : : : : : /
 //  ,'  ハ : : `ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ|ミ:7 ://: : : : : : : : : : : : :_: :-:': ̄: :
イ .::′  ,'  { ヘ: : : 入: : : : : : : : : : : : : : : : : : ハ: : : : : : : : : : : : : : :,イ: : : : : : : :


     「ガラス蓋をあけると水面が光を反射して、私の目を惑わせた」

393 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:20:15 ID:LzppYjpc


   「水槽の中では、ベタという熱帯魚が優雅に泳いでいる」


               ,zー=ニニ二三ヾヽ
             ,Z三二ニニニニヾヾヽ
                 ⌒うミニニニニニミニヾヾヽ____
             , =≦三ラヾミニ二三> ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. `丶、
             /, ‐ァ=ァ=ニ三Xミニン'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:(   c >
           〈///, -ァ‐ァ=ァ=X .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.> ´
.           ノ'´///////>=ァァァァァァァァrmヾゝ
           {////////, イ ////////l川
           〈////////リリ/////////|川
         レ //////} ,ハ//////// レ{人j」
         ヾ∠∠∠∠/ // ////////'´
                      〈/ ///////´
                     ////⌒´
                    ⌒´


   「この魚のオスは、縄張り意識が強くて一匹でしか飼えないのだ、と彼は言っていた」

394 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:20:25 ID:LzppYjpc


   「ベタは、とても孤独な魚だと彼は言う」


     〃    /   /         爪   ヽ ハ  ',     ヽ
     爪     /   / 〃 〃    } }||   |i       ,   {   ',
   / |l ',   ′   !  ″ ″,, =ミ、 } }リ   ||  }   }   }
  ´   .| } {  i |  | |  i|  i{ {{  }}ハ /    刈     .′  ;
 \   |l ィ {  i |‐-{ L _i{ 八i{\〃 i}ハ  }/ |   ′ /   ,′   えらいね…
   〉  从{   N ∧{∧「 Iト i{  {{ リ斗=ァ7T{ /  /    i{
.  /     Ⅵ{  |v'{ Ⅵ苧ミ、 }八 乂{__rセi{rnヘ.ヽ  |} /  八    全部…食べちゃった…
 /     Ⅸ\ト込. 弋(り介   ′弋Z_{八ゞソ} i} / |}八 i{  \
.       川 丶{ ,ハ`¨¨´         `マハ辷ツノ ′|  | i|
       / jリ  }   :     ;      `ーヘ{`ヽ   l|  | i|
.      / ″ ′ 八     `      乂.ノ  〉ー┤ !八
     //  /  /   丶.   ー 一        厶-ァl ! 丶
.    /′  /  /    {ト .       ,.  ノ´  {八 ‘,  \
  -=ニ二 ̄ ̄二ニ=ミ  r'⌒Y> -=≦/⌒ア , -=ミ ヘ  ’,
  }  }        ` <⌒'ー'⌒ヽ /  /  /  /   丶 \
  └rく _             \廴{__ V  /  /  /     \ \
   }    }             \ { }{⌒⌒´  /


       「誰とも共に生きられない、孤独な魚だ、と」

          「だが、そう言いつつも、彼はこう言っていた」

395 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:20:37 ID:LzppYjpc


  「ベタは自分の子を守る、綺麗な泡の城を作るのだと」


       rtァx<            >xt}-‐= ミ
   /「三彡'                  \<〉__ >
 ∠ =ァ'  /                   ヽ  \_
    /  ,/   / ,                    不「 ̄
.   厶ィ7.:   / /            l i    ト ` .
   // {   | i '   /     ィ /l l } l   | \\
.  // ハ ! i|-┼- 、i {   //厶イ/ // ; , .:|   '. '   うん…
. /.′/ ∧トx!∧从ハ!  ィ/{「r7/}/r},イ //!{   / /
彡'  / / 从{ヾ{ =弌ミ.`ヾⅣ 込ヾvソ/ / 厶' / //   じゃあ…つぎは…私たちのごはん…
   / / / ∧ ドヽ         ` ==彡ィク/   j//
.  / / , / /{圦     '      /j/   '/
/ ' 〃,  / /、_\   ` ´   /   , /ィ′
/ / / / / jハ<`ト  _  <ィ7′/ // /
. /  / / ' / rtヘ ` ̄ヽr ⌒ 厶xイ { {/    _
⌒^>x,/ ' /  〉: : \   \ 斗彡/ : 〈  x≦: :
ハ: : : : : : :>ー=彡: \ : : 丶/: : : x个ー气 く: : : : :


     「案外、彼らはロマンティックな魚なのかも知れないね、と」

396 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:20:49 ID:LzppYjpc


 「そして、私たちもその、ロマンティックなお城が見たいため、雌雄で飼育している」



     /: :: : : : :::: /: : : ::/.: ; : : :|: .:: : : : : : ::: : :|: : : : :l. : : : : l:::. : : : :|.: : : : : : :
   //: .::: . :::::::/ : : .::/: .:|. : : | .:::: : : : : :.:::: : |:: : : |. |:. : : : |:::::. : : : |: : :i: : : :
 / /:: ;:::::::: ::::::/: : .:::::l .:::|、: : :|.:::i::: : _: : .::l::. :|::: : :|:::|::. : l : |::::::. : | :| : : |:.: : :
'   .l: l :::i::: ::::::l |: .:::::::| ::;|::;:\|:::::|r'´ヾi .:::l|:: :|:::: : |:::|:::::. :|: :|::::::: .:|: |: : : :|: : :
   .| l| :::|::::::::::| | .:::::::;l.:::l|:::|:. :|\ト:: : :/.:::/|::::l|::::: l|:λ:::. |:. :|::::::: :|:: | : : : |::. :
   .|:l.| :::|l::::::::| |゙.:‐-:A,,|_|::|:::.|l::::l|\ /:::/ |::/.|:::::/.|/ |:::: l::::|::::::::::|:::;l: : : : :|::::.   ふふ…ん…
    l| l:::::|.|:::::::|l| :::::/ .|:| ゙|ト:、|::| |::::.゙ト:/ |/,,|=:/‐|゛'''|:‐:|-:|、:::::::l|:::l: : : : : :|:::
.    ゙ .l::::|λ::::l':|:::::l  l|, l、l:|、|l |:::::λ゙rl'´ |7_''=≡''|-/|/|:::::::/.|:/:. : : : : : |:
     ヘ:|l :〉::::::l|::::|!  ´ ̄`ヾ、  |::/ ゙{、、,,}/:l ゙l´{lソ}/}、 ゙}:::::イ |/::::. : : : : : |
      〉 ハ:::::|l:::|゙l ィ=≠ミ、   ゙'   ヘ`゙l、 ヘ ゙i,}ニ'ソ/ ノ|:/ |./: :::::::. : : : : :
      ./:/: : ヾlヘ:|::|.               \ ヾ、ヾ二'_ノ/'´ |.': : :::::::::. : : : :
      //: : ..::::/ .::::l         ,      ヽ、._,>.ィ'゙\   ||.: : ::::::::::.. : : :
     /': : : .::::/ .::::::ヘ      ヽ       ,,   ,}l  \ -|:|: : ::::::::::::.. : :
     /': : : .:::/: .:::::::::::丶              ゙''-‐''   ., |.゙´|:|: : ::::::::::::::.. :
     / : : : .:/ : .:::::::::::::::::::\    ` ー‐           /--‐''|:|: : ::::::::::::::::..
   ./ : : : .:/: : .:::::::::::::::::::::::::〈.ヽ、           ,.イ : : .::::::::_|:.| : ::::::::::::::::
、_,. -'‐'''゙´ ̄ ̄`゙''‐-.、_:::::::::::,rヘ. :゙lヽ.   __,, -‐ ‐-'ァ:'' : ..::::/,ハ::| : :::::::::::::::
ヽ,`ヽ : : : : : : : : : : : : : `ヽ、く;;;:::::\ヘ-`'''ヾi´:: : : ;/ : ,r''´ ̄`゙`ニ=l:ヘ: ::::::::::::::



    「ベタたちは、透明な壁で区切られたところで、ゆっくりと恋に身を焦がしているところだ」


         「相性がよさそうだと判断したら、壁を外すと彼は言っていた」

397 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:21:00 ID:LzppYjpc


  「私と彼は、その瞬間を楽しみにしている」


              rvヘ ,,-''´ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
       ____ {`ヽ}'⌒''        \`、 _,-´v
       >―-ァ ≧f= /    /      `ヽ=´ソ
         ,二///| ,' 丶、 /        `、
        イ∠>く | /  l|l l ∨!            il
 , =≠'´/'      '′ ; lハ | ト」 |\l   |   i  l
〃    /         /l | 弋圷ミx { (^Y! |   |  |     今日は…和食…
′    /          / ! l   ゞン'` ヽN|斥示、 .ノ
.     /      ′  /  ハ! xxxx    {{r迂}7 ,′
    /     /   〃 l| l|        / ヾイl/レ′
.   /   /     〃  人 l|    丶、  (廴_,...-ァ
. /  ∠ -―‐-< /ー:/ハ     , イ /:: /
´   r个ー-、 : : : : : : `ヽ::/∧:`‐ァr</ / /:: :::/
  / | : : : :`ー'⌒): : : ∨: : `7ク/ /`ヾ、:::,'
  ,′!: : : : : : : : { : : : : }`ヽ、{::〈 ̄´: : : : :`二フ
// ,' l : : : : : : : : :`ー-v' : : : r行h: : : : : : : :./}
/ /   ヽ、: : : : : : : : .:└-ヘ: {ヾ彳}: : : ; : -‐'ノ


   「触れあえなかった二匹のベタが踊るように泳ぐ姿を見たい、と思っている」

398 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:21:25 ID:LzppYjpc


   「私とベタたちは、夕陽に染められながら、一人を待っていた」


             /: :: : : : :::: /: : : ::/.: ; : : :|: .:: : : : : : ::: : :|: : : : :l. : : : : l:::. : : : :|.: : : : : : :
              /: .::: . :::::::/ : : .::/: .:|. : : | .:::: : : : : :.:::: : |:: : : |. |:. : : : |:::::. : : : |: : :i: : : :
            /: ;:::::::: ::::::/: : .:::::l .:::|、: : :|.:::i::: : _: : .::l::. :|::: : :|:::|::. : l : |::::::. : | :| : : |:.: : :
            l: l :::i::: ::::::l |: .:::::::| ::;|::;:\|:::::|r'´ヾi .:::l|:: :|:::: : |:::|:::::. :|: :|::::::: .:|: |: : : :|: : :
           .| l| :::|::::::::::| | .:::::::;l.:::l|:::|:. :|\ト:: : :/.:::/|::::l|::::: l|:λ:::. |:. :|::::::: :|:: | : : : |::. :
           .|:l.| :::|l::::::::| |゙.:‐-:A,,|_|::|:::.|l::::l|\ /:::/ |::/.|:::::/.|/ |:::: l::::|::::::::::|:::;l: : : : :|::::.
            l| l:::::|.|:::::::|l| :::::/ .|:| ゙|ト:、|::| |::::.゙ト:/ |/,,|=:/‐|゛'''|:‐:|-:|、:::::::l|:::l: : : : : :|:::   味付け…よし…
.            ゙ .l::::|λ::::l':|:::::lヾ=l|,=-l、l:|、| |:::::λ゙rl'´ |7_''=≡''|-/|/|:::::::/.|:/:. : : : : : |:
             ヘ:|l :〉::::::l|::::| ヘ ゙{: : il ヾ、  |::/ ゙{、、,,}/:l ゙l´{lソ}/}、 ゙}:::::イ |/::::. : : : : : |
              ,.-、ハ:::::|l:::|゙l ゙ ゞ: :': :ノ.゙  ゙'   ヘ`゙l、 ヘ ゙i,}ニ'ソ/ ノ|:/ |./: :::::::. : : : : :
     ,.-、.,_      /  l!: : ヾlヘ:|::|.  ゙´ ̄`       \ ヾ、ヾ二'_ノ/'´ |.': : :::::::::. : : : :
     /  ヾ`'''‐-、. ゙、  .l!: ..::::/ .::::l       ,      ヽ、._,>.ィ'゙\   ||.: : ::::::::::.. : : :
     ヽ、   \ノ_,.,ヽ.l   ヽ::::/ .::::::ヘ      ヽ       ,,   ,}l  \ -|:|: : ::::::::::::.. : :
   _,,,..r‐゙ヽ、  ヽ‐'゙ /`  ゙、/ .::::::::::丶      _       ゙''-‐''   ., |.゙´|:|: : ::::::::::::::.. :
-‐'''"_,,.、-‐'''"\.__ノ  l.     ゙,:.:::::::::::::::::::\    `二¨`        /--‐''|:|: : ::::::::::::::::..
‐'''"´   ヽ、.   ゙ヽ、  '、    ノ:::::::::::::::::::::::::〈.ヽ、   ゙        ,.イ : : .::::::::_|:.| : ::::::::::::::::
       〈`ヽ、.   `ヽ.  、/`゙'‐-.、_:::::::::::,rヘ. :゙lヽ.   __,, -‐ ‐-'ァ:'' : ..::::/,ハ::| : :::::::::::::::
      /! _ ``''‐、._,ノ-、.l、_,.:: : : : : `ヽ、く;;;:::::\ヘ-`'''ヾi´:: : : ;/ : ,r''´ ̄`゙`ニ=l:ヘ: ::::::::::::::
      /:::l、.\.,____/:lヽ,`ヽ: : : : : : -‐゙ヽ: : ;;;l:\ : : l:: : :/::::: :/:::::: : :/::::::::ヘ::ヘ:::::::::::::
     /::::::::::`ヽ、,,,. -'":::/ノ   ヘ : : : : : : : : :\ ゝ、:ヘ : |: :/::::: /::::::: : :/::::::::::::::::ヘ::ヘ::::::::::


               「そう、もう一人の家族の帰宅を心待ちにしているのだ」

399 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:21:38 ID:LzppYjpc


    「私は焼き魚と、小鉢に盛り付けたおひたしを食卓に並べた」


     < 二‐ 、ー-_/ ,   /  /    l      ヽ_ニ―<_
       /:::::_/::::_/ ./ /  ,'   !       !  !  ',   ヽ :\::::__`‐-、
     ∠ィ-,‐'´l// ./ | .|   l      |  l  !    !、::_ヽ_、 ̄``
      /./   / l  !l| l!  l,イ  ∩ | ,l ,l !l |  l    !l ヽ`ー 、_
.   / /     | l | ! 斗l┼'ト、ll ',  .`乂/|ノ廾ナノイ.!|| l !  ヽ、  `ー-、
.  /   /     ,!',! l | |ヾl !l レ' ヽ ヽノ/'´r'イΞトlィノ|ノ / !/ |   `i   /  よし…出来た…
 ,'   !     ,' ´ヽ|`ヽ! x===、     ヽ)〈ヘ'ly''/'|/l ノ'   !   ,'   /
 ヽ 、_.ヽ   /   .| ,l l .:.:::::::::::      `ヾ='<´\||   !   / /
     \ヽ /    |  !〈|         ′     、ノ' /l |    レ' /
       )ヽ   l  l'ー、      、 ___,      /,r||  /.,ィ'
      / 〉  |  |  |\              /|  ! |  / / ',
    _/  /   |  l|   ! _r‐ヽ、     _, -'ヽ、_|.  l|〈  \ ',
._, -' ,, -'" /    l  l.|  .Κ._ ヽ.__`ーィ'"冫 __,∠   l !  `‐ 、_`ー─ ----
‐''´    /     l  !.|  く :::`:´::::::l___ 'y-, -': : : _> |.l      `', ̄ ̄ ̄
     ,' ___.l  .! !   l``,ー、 ::/ /⌒ヽ <ー|   l.l     ____L
. ┌―'匸__    ̄``ヽ、_,-'´  :::Y  ,/⌒ヾ) ::: `‐-、__|└' ´ ̄    ` ー/
  !     ヽ_ __      `   |   l´⌒|:           `ー--、:_  /
  l        :l. `ー ー-    `|   l_つ !     :ヽ、         /  / /
  !        `ー--、    / , !   ,j   :l        ノー'   ー '   / /
  ヽ:::::         :::ン--‐-、__、 j  ,ハ、   :V`'ー--<´:::        / / ::::


        「それと同時に、玄関が開く音がする」

          「待ち人来たり、だ」

400 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:21:49 ID:LzppYjpc


    「彼はやはり、オレンジ色に染まった顔をしていた」


                   _ __ _ __
           __  , . "´   ´      ` rく ___
       ← 、__ト-!ヽ=ニ=         =彡ゞ< ̄<_´
      /三三>ァ       /        、  .∧ `ト- →
       ̄// /  /  ,,   l!    i!   ヾ   ',   Ⅶ\》ヾ\
       ム//  /  〃  ||   }i  } |  |  ハ ハ  丶 ヽ
        〃/l        l| __ji   ! li   j  ,' } ハ   \ヽ
.        〃/ l! l  i l|  `ヽ!l、l"⌒i!  |l ||l /  l/ ハ    丶\
      〃/ {  l  ! l! i_!」Ll」_ `ト i|、  孑士ナナノノ从/ハ     〉 }    おかえり…なさい…!
      〃/  ヘ l! l!  云-‐-、ヽ  ,ヘ{:::{、Yリイj::}|レ′  ハ   //
      {L{..__ l| ヾレ仆从 ,r=≠ミ. V′ ヾト-rァ/ ハ     . .//
      `¬7メ、/    |ヘ       ,    `ーイj/ l|     .∨/
          }ハ 、 〃T 、    _ _ ,    / i l|      y ∧
          ノノ }i! l| . i^i.,ゝ、../ン′ ,ィ>、_l l|      { {ハ
        / ∠⊥⊥ |{. ,//ノ^〉、´/   ル. l|     ≧ニニニミ 、
       / /.     { У./シ /〉..゙ヽ. r、/ l| lr'´ ̄` ー - 、__ ) )
      // ハ _ _ ,  ハ   ¨´./ .イ . | | { { Y´ ′     __, - '/レ' /
    /〃,'  {  し~ 、 _ 〉     イ l `v′ヽ、∨       ノ   / / /
    `≒=、 ハ       i    ノ  ヽ     }    ,r~´   / { {_
    / . \\ヘ.       !   l!       |\ /ー‐ ' ´      ノ   ≒ 、`ヽ


             / ̄ ̄\
           /   _,ノ `⌒
            |   .( ⌒)(⌒)
.             |    (___人__)    うん、ただいまだろ。
             |        ノ
              .|        |
              人、       |
          ,イ:. ト、ヽ、 __ ,_ ノ
    ,. -ーー -‐ ´:::::::::::::::::::::::::::::7
  /..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: メ、
  { :::::::::::::::::::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. 、_
  | ::::::::::::::::::::::..`、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::..`ヽ
  '| ::::::::::::::::::::::::::::i_::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::ゝ
   ト、:::/ / ̄`` ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::.ヽ
   `,ヘ ´:::::::::::::::::. ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::_,rー'、
    }:,∨ :::::::::::::::::: ト、:::::::::::::::::::::::::>< ̄\::..\
.    }:::∨::::::::::::::::、-''゙~ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::...\ ム:::::ヽ
     l::::∨ :::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.、/...:::::::::ヽ}
    {::::::\,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/" ̄:::::::::::::::::::::::::ノ


             「穏やかな日差しに、目を細めながら笑っていた」

401 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:22:01 ID:LzppYjpc


    「私の目もきっと、細くなっているのだろう」


       rtァx<            >xt}-‐= ミ
   /「三彡'                  \<〉__ >
 ∠ =ァ'  /                   ヽ  \_
    /  ,/   / ,                    不「 ̄
.   厶ィ7.:   / /            l i    ト ` .
   // {   | i '   /     ィ /l l } l   | \\   ごはん…できてるよ…
.  // ハ ! i|-┼- 、i {   //厶イ/ // ; , .:|   '. '
. /.′/ ∧トx!ャ芯ミ灯  ィ/{「r7/}/r},イ //!{   / /
彡'  / / 从{ヾ{代zrソ`ヾⅣ 込ヾvソ/ / 厶' / //
   / / / ∧ ドヽ ̄       ` ==彡ィク/   j//
.  / / , / /{圦     '      /j/   '/
/ ' 〃,  / /、_\   ` ´   /   , /ィ′
/ / / / / jハ<`ト  _  <ィ7′/ // /
. /  / / ' / rtヘ ` ̄ヽr ⌒ 厶xイ { {/    _
⌒^>x,/ ' /  〉: : \   \ 斗彡/ : 〈  x≦: :
ハ: : : : : : :>ー=彡: \ : : 丶/: : : x个ー气 く: : : : :


                  / ̄ ̄\
                /  __,ノ `⌒
                |    ( ⌒) (⌒)
                .|     (___人__)   ありがとうだろ。
                |     ` ⌒´ノ.
                |        |    じゃあ、食べようか。
       ,. --、― --ー y:ヽ      丿
      / ::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::..\ __ _ r.〉
     / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..... _ ィ\
    //:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ヽ
   ノ ..::::::::::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. 丶
  / ...::::::::::::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. `,
 / ..:::::: -、::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... `,
 i :::::::::::.. -‐-、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: r/ノ::.. `、
 ヽ::::::::::::::::::::.. \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: j::::::::::::::::.. ヽ
  \::::::::::::::::::::::.. 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /ヽ:::::::::::::::::::.. ・、
    \:::::::::::::::::::::.. \:::::::::::::::::::::::::::: /   ヽ::::::::::::::::::::::::.. 、


       「彼の顔のように、淡いオレンジ色に染まっているのだろう」

402 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:22:12 ID:LzppYjpc


     「私たちは食卓を囲み、夕食を食べる」


           ヽ、::::::\!\  ___
           _ >‐-, <´__   `ヽ __
        <´::_::// /          __`   、
       _ ノ/ / //       /        ヽ、ヽノl__
-― _ ̄ -― ´/   /     /  ′       \    V´<_
―        //   /  / /  /             丶   V´ヽ
       /// /   ′ /  l  l        l    l  ヽ   !\ \
      /  l/| l  ! !   ! /l  l  l    ! l   l  !    !  l、
    /    l/! ! l `/ト l ! /l  !  / !   l l  l l  ト ヽ
\           l/! l /_l_ !`ヽl ト、 !〃ヽ ∧ / !  l l   ! ヽ\
  >、             >、!∧!   !ヽ!ヽ! lヽ/{!/_!/!_/   ! !  ! !
/  ヽ/     ///l ヽ ー=ミ、 レ′!V´,r=_-‐、ヽ ! / / / !l       …うん!
__ 」〉  / / / i 、!  /////    j∧〈:i´r=ミ:〉/l/ /! /! / !
  二_//     / ∧_|               Vl/ト彡l/// l/ l/  !
 |>、:::::::`ヽ、  / / / ハ         ′   ヾ二 メ/l/        !
::::::::/.::::__::::\/ / |/  ヽ、    `  -   、_ノ /ノl /      !
::::::::: ̄::::::\`ヽ:\  l     >、             ̄∠ ノl/   l    l
::::::::::::::::::::::::::∨.:::::::\! <´_ \ _  -‐__ ´ //.::::′   !    l
:::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::ヽ<´:::\`ヽ _ `V´  `ヽ:::::/l:.        !
::::::::::::::::::::::::::::::ヽ _::::::::: ̄::::::::ハ::::::\)_ノヽ-―く::::/::l:::..   !    l
:::::::::::::::::::::::::::::::::::\::`ヽ、::::/.::::ヽ:::::r=ヘ、__ノ::/.::::!::::..  l      l


      「何もかもが優しくなる、魔法の時間の中の食事だ」

         「私の心は、小気味良く踊りだしている」

403 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:22:23 ID:LzppYjpc


  「彼は器用に箸を使って、まるで宝石を採掘するかのように、魚の身を解す」


             / ̄ ̄\
           /   _,ノ `⌒
            |   .( ●)(●)
.             |    (___人__)   …おっ!
             |        ノ
              .|        |    今日はサワラか。
              人、       |
          ,イ:. ト、ヽ、 __ ,_ ノ     好きなんだよなぁ、サワラ。
    ,. -ーー -‐ ´:::::::::::::::::::::::::::::7
  /..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: く'、
. { :::::::::::::::::::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. 、_
  '| ::::::::::::::::::::::..`、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::..`ヽ
  '| ::::::::::::::::::::::::::::i_::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::ゝ


                   _ __ _ __
           __  , . "´   ´      ` rく ___
       ← 、__ト-!ヽ=ニ=         =彡ゞ< ̄<_´
      /三三>ァ       /        、  .∧ `ト- →
       ̄// /  /  ,,   l!    i!   ヾ   ',   Ⅶ\》ヾ\
       ム//  /  〃  ||   }i  } |  |  ハ ハ  丶 ヽ
        〃/l        l| __ji   ! li   j  ,' } ハ   \ヽ
.        〃/ l! l  i l|  `ヽ!l、l"⌒i!  |l ||l /  l/ ハ    丶\   ふふっ…
      〃/ {  l  ! l! i_!」Ll」_ `ト i|、  孑士ナナノノ从/ハ     〉 }
      〃/  ヘ l! l!  云=ミl ヽ  ,ヘ{:::{、Yリイj::}|レ′  ハ   //    知ってるよ…
      {L{..__ l| ヾレ仆从 弋:l! }` V′ ヾト-rァ/ ハ     . .//
      `¬7メ、/    |ヘ ´ ̄`  ,    `ーイj/ l|     .∨/
          }ハ 、 〃T 、   _  ,    / i l|      y ∧
         ノノ }i! l|  i ,ゝ、      ィ>、_l l|      { {ハ
        / ∠⊥⊥....i^i   `/〉 r、´/   ル. l|     ≧ニニニミ 、
      / /     |{_ノ..//ノ^〉. ヽ. r、/ l| lr'´ ̄` ー - 、__ ) )
     // ハ _ _ ,  { У./シ /〉.| | { { Y´ ′     __, - '/レ' /
    /〃,'  {  し~ 、. ハ   ¨´./ .イ゙v′ヽ、∨       ノ   / / /
    `≒=、 ハ      ヾ〉     イ ヽ     }    ,r~´   / { {_
    / . \\ヘ.      i    ノ     |\ /ー‐ ' ´      ノ   ≒ 、`ヽ
               !   l!


    「私はそんな彼の、柔らかな手つきが好きだった」

404 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:22:35 ID:LzppYjpc


   「そして、彼が口にした言葉で、私の心はさらに躍る」


             / ̄ ̄\
            /   _,.ノ  ヽ、_
            |    ( ⌒) (⌒)   魚を見てたら思い出したけど…
           |    (___人__)
            .|         ノ__
            |     _/  ̄\ヽ    そろそろ、ベタもお見合いをさせてみようか?
               人、   '、/  ̄ ヽ '、
            _,/(:::::ヽ、  __'-r´ ̄ヽ  v
   _, 、 -― ''"::::::::::\ :::::::::::::::j_√    |
  /.:::::::゙:':、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ    r、
 丿::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゞニニ彡〉,
. i ::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::( :::::::::::::::::∧^
/.::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ :::::::::::::::::∧i
::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::∧ ::::::::::::::::∧|
:::::::::::::::::::::::丿::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ :::::::::::::::::::v
:::::::::::::::::::::イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ ::::::::::::::::::ノ


       ,. <,ィ //、、__                 〃/ |\
   ,. <   // //  `==ニ二´       `二ニ==彳/ 仆、\
 ∠ ___/ / /,′                l         |l /l | \〉
/       厶∨    |     l  ¦     | l|  、 |   |/ l| ∧  ヽ\
        / l ,    l    |  |    l  |  | |  l l l |ヽ.  \\
         /  | /   | , | `ヽ、 |    l  l  | |   | | l| l |   \\
.        /  | |l | l | | l   |l \!    |  l  | |   ! | l| l |      ヽ ヽ
       /  /||l | |Ll」_|_  |l| | \   ハ ∧ / l  / , j |l/|      l |
‐- 、  /  /  | ト、 | l |ヽ ト`丶」 |l  \/ 厶斗‐メ、/!l / / / {     | |   できる…の?
 ̄ヽ冫, ′, ′ ヽ! Nト| ,.ィ≠ミk `  ヘ  リr¬〒ryfz-{ |/レヘ j  \    l |
 //  ,    /  レ,' =代〃 :ハヾ   ∨ Vヘ{(f卮}_) 〉ト、   ヽ  ヽ、 / /
´/  /    ,′ 八rヘ. Vヘ:::j.|      ∨ ゞミYシ/ハ !`丶、 \  ∨ /
  /     /  /> 、_〉 ゝ-‐'     ,    `ー…く /_/ヽ、 \  \ `ヽ、
 '′     /  / ,   ∧      ___   、_ノ /´ヽ   `、  `、  丶   l
  ___ /  / ,′  / rへ、   ∨  リ    / 〉 l|   l.   丶  }  |
 ̄: : : : : :.: ̄`丶、/   / /しヘこ> 、 ー '   .r~'⌒r勹 l|    l|       /   |
_: : : : : : : : : : : : \ /  \: : : : : : : >‐</⌒Y´: :/  | _ _,"-──-.、〈  ∧
: : : :ヽ_ __: : : : : : : : ::\ _ ノ/\: : `ー--、 /: : :フ,.イ __ /: : : : : : : : : : :  ̄ ̄`丶、
: : : : : : :l : `ー ー-: : : : : :/゙\フ⌒! : : : :\: : : : ( `>ーヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : `ー--、: : : : : : :/  / `〈 : : : l:ヽ \: : /⌒ヽ  ヽ: : : : : : : :` ー--、:_: : - : :
: : : : : : : : : : : : : ン--‐/ _,/   /¨ヽ-、_!、:ヽ:〃 \  \_ ヽ: : : : :_:_: : : : /: : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : {   _ イ  / ヽy`t!/⌒ヽ   `ー     }: : ー'   ー ': : : : : : : :


        「お見合いということは、透明な壁を外すということだ」

405 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:22:48 ID:LzppYjpc


  「ベタたちの相性がどうなるかは分からないが、それは大きな一歩だ」


                / ̄ ̄ \
               ⌒  `⌒  \     v-,
            ( ●) ( ●)   |     | r    うん、だけど、相性が悪かったら、
             (__人___)     |      | |      カップル不成立になるだろ。
             '、        |     | |,.-、.
          ,,. -ー|         |ヽ__/ ̄ヽ` r´
         / .::::::、::|       /ィ::::〔 ̄ ̄ `' ト-、   まずは試しに、だな。
        l :::::::::::::::::ヽ__、____,. ":::/::::〔 ̄   l:::. ヽ
        」 ::::::::l:::: ::::::「二二::::/ :::::::ヽ y   l::::::. ',
        l :::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l    l:::::::: i
       / ::::::ー-ミ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_/:: L::::|
      / :::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::く::::::::::::::::::|::|
     / ::::::::::::::::::::/ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::「 ::::::::::::::::::||
    / :::::::::::::::::::/  \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::V ::::::::::::::: |


                  ヽ、::::::\!\  ___
                  _ >‐-, <´__   `ヽ __
               <´::_::// /          __`   、
              _ ノ/ / //       /        ヽ、ヽノl__
       -― _ ̄ -― ´/   /     /  ′       \    V´<_
   /  -―          //   /  / /  /             丶   V´ヽ
  く /          /// /   ′ /  l  l        l    l  ヽ   !\ \
   \ヽ       /  l/| l  ! !   ! /l  l  l    ! l   l  !    !  l、
           /    l/! ! l `/ト l、i /l  !  / !   l l  l l  ト ヽ
       \             l/! l /,l _L!/`ヽl|  ト、〃 ∧ / !   ! l  ! ヽ\
        >、             >、!∧!=ミ爻ゞ! l /{!/_!/!_/   ! /i  !  i!      うん…分かってる…
       /  ヽ/     ///l ヽ 戈i::ツ'  レ′!V´,r=_-‐、ヽ ! / / /  !l
    _/__ 」〉  / / / i 、!          j∧〈:i´r=ミ:〉/l/ /! /! / !
 ̄ _/-― 二_//     / ∧_|               Vl/ト彡l/// l/ l/  !
 ̄/  / |>、:::::::`ヽ、   / / / ハ         ′   ヾ二 メ/l/        !
/   / /.::::::/.::::__::::\/ / |/  ヽ、    `  -   、_ノ /ノl /  l    l
  /  .:/.:::::::::::: ̄::::::\`ヽ:\  l     >、             ̄∠ ノl/   l    l
   ...:::! :::::::::::::::::::::::::::::::∨.:::::::\! <´_ \ _  -‐__ ´ //.::::′   !    l
  ....:::::::| ::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::ヽ<´:::\`ヽ _ `V´  `ヽ:::::/l:.   i    !
..:::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ _::::::::: ̄::::::::ハ::::::\)_ノヽ-―く::::/::l:::..   !    l
:::::::::::::::/、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::`ヽ、::::/.::::ヽ:::::r= ヘ、__ノ::/.::::!::::..  l      l



            「彼らは傷つけあうかもしれないが、触れ合うことは出来る」

406 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:22:59 ID:LzppYjpc


    「私は大急ぎで食器を洗い、棚に戻して彼のところに向かう」


     < 二‐ 、ー-_/ ,   /  /    l      ヽ_ニ―<_
       /:::::_/::::_/ ./ /  ,'   !       !  !  ',   ヽ :\::::__`‐-、
     ∠ィ-,‐'´l// ./ | .|   l      |  l  !    !、::_ヽ_、 ̄``
      /./   / l  !l| l!  l,イ  ∩ | ,l ,l !l |  l    !l ヽ`ー 、_
.   / /     | l | ! -l┼'ト ll ',  .`乂/|ノ廾ナノイ.!|| l !  ヽ、  `ー-、
.   /   /     ,!',! l | |ヾl‐!lニ、ヽ ヽノ/'´r'イΞトlィノ|ノ / !/ |   `i   /
 ,'   !     ,' ´ヽ|`ヽ! ` いソ`     ヽ)〈ヘ'ly''/'|/l ノ'   !   ,'  ./   片付け…終わったよ…!
 ヽ 、_.ヽ   /   .| ,l l   ̄       `ヾ='<´\||    !   / /
     \ヽ /    |  !〈|         ′     、ノ' /l |    レ' /
       )ヽ   l  l'ー、      r ===ァ       /,r||  /.,ィ'
      / 〉  |  |  |\   ゝ _ ノ    ,/|  ! |  / / ',
    _/  /   |  l|   ! _r‐ヽ、     _, -'ヽ、_|.  l|〈  \ ',
._, -' ,, -'" /    l  l.|  .Κ._ ヽ.__`ーィ'"冫 __,∠   l !  `‐ 、_`ー─ ----
‐''´     /     l  !.|  く :::`:´:::::::L 'y-, -': : _> |.l      `', ̄ ̄ ̄
     ,' ___.l  .! !   l``,ー、 ::::::::ヽ_:::::: .<ー|   l.l     ____L
. ┌―'匸__    ̄``ヽ、_,-'´  :::::::::._-、_!、:::::::::: `‐-、__|└' ´ ̄    ` ー/
  !     ヽ_ __      `   /`<y`t!\            `ー--、:_  /
  l        :l. `ー ー-    `iヽ/)l∠ィ'"     :ヽ、         /  / /
  !        `ー--、    / ,‐、`ヽlン   ヽ      ノー'   ー '   / /
  ヽ:::::         :::ン--‐-、__、 `l ー' `ーr`'ー---<´:::        / / ::::



                / ̄ ̄ \
               ⌒  `⌒  \
            ( >) ( ●)   |
             (__人___)     |         ありがとう。
             '、        |
          ,,. -ー|         |ヽ___       じゃあ、ご対面といこうか。
         / .::::>-、_ ___     /ィ::::::::::::..`' ー-、
        l ::::://// ,ヽ__,. ":::/::::::::::::::::::::::.. ヽ
        」 :::/     代_|二::::/ :::::::::::::::::::::::::::::::..\
       l ::::/__    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::: i
       L√:::::>、<:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l :::::::::::::::::: |
       ハ::::::::::::::::v":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::::::: |
       ハ::::::::::::::::: 〉ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::/::||
      ハ:::::::::::::::::: i/\:::::::::::::::::::::::::::::::::::;| ::::::::::::::::::: ノ::|


    「彼は既に、水槽の前に座り、その準備をしていた」

407 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:23:14 ID:LzppYjpc


   「彼は袖をまくり、二匹のベタを隔てる壁を取り払った」


            / ̄ ̄\
          /    _,.ノ  ヽ、_
          |    ( ●)(●)    さぁ…仲良くやってくれよ…
          .| U   (___人__)
           |     ` ⌒´ノ
           |        |_,-‐、_ -、
          .人、      厂丶,丶 v 〉.
        _,/::::ヽ、.,ヽ., ___,く_ソ    __ノ
 _, 、 -― ''"::::::::::::\::::::::::::::::::::(    <"ニ‐-、
/;;;;;;::゙:':、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r  /⌒ヽ;;;;;;; )
;;;;;;;;;;;:::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;V/..... ̄ ',;;;;|
;;;;;;;;;;;;;:::|;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;〈 ;;;;:::::::::::... ',;;i
;;;;;;;;;;;::::!;;;;;;;;;;::::::\::::::::::::::::::::::;;;;;;;;ハ ::;;;;;;;;::::::::. ',


       ,. <,ィ //、、__                 〃/ |\
   ,. <   // //  `==ニ二´       `二ニ==彳/ 仆、\
 ∠ ___/ / /,′                l         |l /l | \〉
/       厶∨    |     l  |     | l|  、 |   |/ l| ∧  ヽ\
        / l ,    l    |  |    l  |  | |  l l l |ヽ.  \\
         /  | /   | , | `ヽ、 |    l  l  | |   | | l| l |   \\
.        /  | |l | l | | l   |l \!    |  l  | |   ! | l| l |      ヽ ヽ
       /  /||l | |l l l | _j.Lゝ‐|\   ハ ∧ / l  / , j |l/|      l |
‐- 、  /  /  | ト、 | l斗七i !| 」{ |l  \/ 厶斗‐メ、/!l / / / {     | |
 ̄ヽ冫, ′, ′ ヽ! Nト|ィ==弐ゞ、 ヘ リr¬〒ryfz-{ |/レヘ j  \     l |
 //  ,    /  レ∧ ヽ {Ч;;'j}    ∨ Vヘ{(f卮}_) 〉ト、   ヽ  ヽ、 / /
´/  /    ,′ 八rヘ.  ゞニ-      ∨ ゞミYシ/ハ !`丶、 \  ∨ /
  /     /  /> 、_〉            `ー…く /_/ヽ、 \  \ `ヽ、
 '′     /  / ,   ∧          i    、_ノ/´ヽ   `、  `、  丶   l
  ___ /  / ,′  / rへ、    - -     / 〉 l|   l   丶  }  |
 ̄: : : : : :.: ̄`丶、/   / /しヘこ> 、     r~'⌒r勹 l|    l|       /   |
: : : : : : : : : : : : : : \ /  \: : : : : : : >‐</⌒Y´: :/  |     |     〈  ∧


         「私たちは彼らの様子を、固唾を飲んで見守る」

408 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:23:25 ID:LzppYjpc


   「私が見たところ、ベタたちは距離を置いていた」


            / ̄ ̄\
          /    _,.ノ ⌒
          |    ( ー)(ー)   …ふむ。
          .|    (___人__)
           |         ノ
           |        |_,-‐、_ -、
          .人、      厂丶,丶 v 〉
        _,/::::ヽ、.,ヽ., ___,く_ソ    __ノ
 _, 、 -― ''"...:::::::::\::::::::::::::::::::(    〔"ニ‐-、
/.::::::: ':、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r  /⌒ヽ:::::: )
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V/..... ̄ ',::::|
:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈 :::::::::::::::... ',::i
:::::::::::::::!::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::ハ ::::::::::::::::::. ',


       ,. <,ィ //、、__                 〃/ |\
   ,. <   // //  `==ニ二´       `二ニ==彳/ 仆、\
 ∠ ___/ / /,′                l         |l /l | \〉
/       厶∨    |     l  |     | l|  、 |   |/ l| ∧  ヽ\
        / l ,    l    |  |    l  |  | |  l l l |ヽ.  \\
         /  | /   | , | `ヽ、 |    l  l  | |   | | l| l |   \\
.        /  | |l | l | | l   |l \!    |  l  | |   ! | l| l |      ヽ ヽ   どう…?
       /  /||l | |l l l | _j.Lゝ‐|\   ハ ∧ / l  / , j |l/|      l |
‐- 、  /  /  | ト、 | l斗七i !| 」{ |l  \/ 厶斗‐メ、/!l / / / {     | |
 ̄ヽ冫, ′, ′ ヽ! Nト|ィ==弐ゞ、 ヘ リr¬〒ryfz-{ |/レヘ j  \     l |
 //  ,    /  レ∧ ヽ {Ч;;'j}    ∨ Vヘ{(f卮}_) 〉ト、   ヽ  ヽ、 / /
´/  /    ,′ 八rヘ.  ゞニ-      ∨ ゞミYシ/ハ !`丶、 \  ∨ /
  /     /  /> 、_〉            `ー…く /_/ヽ、 \  \ `ヽ、
 '′     /  / ,   ∧         '    、_ノ/´ヽ   `、  `、  丶   l
  ___ /  / ,′  / rへ    rー-―ュ   / 〉 l|   l   丶  }  |
 ̄: : : : : :.: ̄`丶、/   / /しヘこ> 、 ` ̄ ̄ r~'⌒r勹 l|    l|       /   |
: : : : : : : : : : : : : : \ /  \: : : : : : : >‐</⌒Y´: :/  |     |     〈  ∧


   「その姿が、少しだけ不安を誘うので、私は彼に問いかける」

409 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:23:36 ID:LzppYjpc


   「だが、彼の返答よりも先に、ベタたちが私の不安を取り払ってくれた」


       rtァx<            >xt}-‐= ミ
   /「三彡'                  \<〉__ >
 ∠ =ァ'  /                   ヽ  \_
    /  ,/   / ,                    不「 ̄
.   厶ィ7.:   / /            l i    ト ` .
   // {   | i '   /     ィ /l l } l   | \\
.  // ハ ! i|-┼- 、i {   //厶イ/ // ; , .:|   '. '
. /.′/ ∧トx!ャ芯ミ灯  ィ/{「r7/}/r},イ //!{   / /   あ…
彡'  / / 从{ヾ{代zrソ`ヾⅣ 込ヾvソ/ / 厶' / //
   / / / ∧ ドヽ ̄       ` ==彡ィク/   j//
.  / / , / /{圦     '      /j/   '/
/ ' 〃,  / /、_\   ` ´   /   , /ィ′
/ / / / / jハ<`ト  _  <ィ7′/ // /
. /  / / ' / rtヘ ` ̄ヽr ⌒ 厶xイ { {/    _
⌒^>x,/ ' /  〉: : \   \ 斗彡/ : 〈  x≦: :
ハ: : : : : : :>ー=彡: \ : : 丶/: : : x个ー气 く: : : : :



             / ̄ ̄\
            /   _,.ノ  ヽ、_
            |    ( ⌒) (⌒)
           |    (___人__)   大丈夫みたいだろ…
            .|         ノ__
            |     _/  ̄\ヽ
               人、   '、/  ̄ ヽ '、   ほら、並んで泳ぎだした。
            _,/(:::::ヽ、  __'-r´ ̄ヽ  v
   _, 、 -― ''"::::::::::\ :::::::::::::::j_√    |
  /.:::::::゙:':、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ    r、
 丿::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゞニニ彡〉,
. i ::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::( :::::::::::::::::∧^
/.::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ :::::::::::::::::∧i
::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::∧ ::::::::::::::::∧|
:::::::::::::::::::::::丿::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ :::::::::::::::::::v
:::::::::::::::::::::イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ ::::::::::::::::::ノ


   「二匹は、鮮やかな身体を水中に溶かし込むように、並んで泳いでいた」

410 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:23:47 ID:LzppYjpc


   「私は大きなため息をついて、彼は大きく身体を伸ばしていた」


              - ― 、―‐ -
          rt=z /´          ヽ_
 r====ミ _ゞYソ     ,         ゞミ======z
 ヾ;、    >≫7|ミニ /       、     ヽ\      /7
.  `\ /メ∠/::!   /     \  :l}  ヽ   ‘,゙     /7
    }7/ 才//!:/  /   ハ :}\ハr=;、l|:!    }ト   / ′
  //  ̄  イ  レ .八_rt、.l:| -/イ/ヽr≠从   八   〃     よかった…
. //     /   .: : :///「从==ミ ′ {泌7从イく  〃    _
 {:(    ノ   .: : :〈〈〈 { |  xwx  , ヾメハ: : :l| :ハ  {{  / ⌒ヽ
 ヾ\/   /: : .:人_ \ 、―‐ ,  ィ  トミ:l|: : }  し     }ノ
-‐イX}   .:<:r===くヽ. \ ヽ  ̄ / ′/:}: :V:ノ       /
. // .: : : :/~⌒~¨`ヽ∧ミ \}「不八_,ノイ : :ハ      /
// .: : : : :∧: : : : : : : : : : :》-く_;))ス∧: : : |: : : :l      /
!′ .: : : : : : :∧: : : : : : : : :7/: : : : :}薔∧ : :V:. : :| r 一 ´
ゞ;、 : : : : : : : :∧: : : .:x≦Z/: : : : .:ム>く_∧: .:V: : K
: :ヽ\: : : : : : : .:ゞ=く: :〃:{: : : : : :{-く<ノノハ: :.V: :トミ===ミ、
: : : \\: : : : : : : /:|∧: :.:!: : : : : :|: : `¨ヾ\::ノ: :': : :} \  ヾ\
: : : : : \\: : : : /゚∧:_ヽ:(: : : : : : }: : : : : :\\: : : : |   \  \ヽ
: : : : : : : ヽ \ : レ′l/ : \: : : : : :): : : : : : : ) ): : : ノ ノハ }ハ   )′


                      ___
                    /:::::::::::::::::ヽ         ____
                  / :::::::::./ ̄ ̄ \____ ,. --ー.....:::::::::::::::::::.. \
                 / :::::::::: ⌒´ ヽ、,_  \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i
                    | :::::::::::(⌒).(⌒ )    |::::::::::::::::::γ:::::::::::::::::::: ノ   …うん。
                     | :::::::::::(__人___)     .|:::::::,. -ーy:::::::::::::::::::: /
                      | :::::::::::/::'、           | ̄   _/::::::::::::::::::::: /
                 | :::::::/::::: |        |   /):::::::::::::::::::::: /
                  | :::::::::::::/|       /レ-,.イ:::::/:::::::::::::::::: /
                 i ::::::::::::::::. ヽ__、____,. "//::ノ.:::::/:::::::::::::::: j
                   r/:::::::::::::::::「二二二 ::::::::::/::::::::ノ::: 、:::: //
                /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::r


    「ベタたちはきっと、大きな喜びに打ち震えているのだと思う」

411 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:23:58 ID:LzppYjpc


   「彼は活き活きとした様子で、ベタのことを話している」


                / ̄ ̄ \
               ⌒  `⌒  \     v-,
            ( ●) ( ●)   |     | r   ほら、オスが卵を泡の巣に持って行ってるだろ。
             (__人___)     |      | |
             '、        |     | |,.-、.
          ,,. -ー|         |ヽ__/ ̄ヽ` r´    こうして、オスが卵を守っていくんだ。
         / .::::::、::|       /ィ::::〔 ̄ ̄ `' ト-、
        l :::::::::::::::::ヽ__、____,. ":::/::::〔 ̄   l:::. ヽ
        」 ::::::::l:::: ::::::「二二::::/ :::::::ヽ y   l::::::. ',
        l :::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l    l:::::::: i
       / ::::::ー-ミ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_/:: L::::|
      / :::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::く::::::::::::::::::|::|
     / ::::::::::::::::::::/ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::「 ::::::::::::::::::||
    / :::::::::::::::::::/  \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::V ::::::::::::::: |


       __  rz、 _ - ―- ― - .f:izィ―‐z
       `ヽメ\|マィ ´   _  ー - 彡≦三←、
        ≫三イ ミ=    ̄      、ヾ. \
      //¨7     /  ,   l|   l}  ', ',\\
    //  }    ,'  / l| l|`ト、l| l l} '. \\
  //    |   .: | 卞二士{ l `メ士セl l|  \\    すごい…
//     ,′ .: |  代 { リヾ、j/{:fヨz:ハ/l′    \\
\{ヽ     /  .:  j  lヘ  ̄   " ゞ=チ |      ムイ
  \\  ./  .:  Ⅵ.::ゝ      ′ メ  |     /ノ
    \\'  .:    ,rzⅦ.、   ー‐ ィ   !    //
      \\.::   ( iゝ‐z >x  イ |:.   ヘ  // __
     ./__\\   〉 ̄ト 辷ラ七彡 :!::..   ハ  ̄ ̄7 /
    ハ ̄ ̄ ̄`ー"-: :ヽニユ辷ラソ、.-―z、ハ    / /
   ,'{/ ̄`Y: : : : : : : : : : : : ゝ:Yr=x: : : : : ム '.  ./ /
.  /く_ : : └──z: : : : : : : : :《ィ泌>: : : : ヾ、ハ / /
./  .〉: \: : : : : : :∧: : : : : : : :.ゞXイ: : : / ̄: ス 〈
   .: \: : `ー─: : :.ノ>─~ー、_: 〉ーく: : /:ノ\\
  ..::  ム: : : : : : :イ/: : : : : : : : : : ̄): :ヽ: : く  :. \\
 .::  .:  〉: : : : : : :|′:ヽ: : : : : : :_:._ノ、:_:_ノ!: : :ヘ. :.  \\


        「私は、口に卵を含んで運ぶ、オスのベタを見ながら彼の話に頷く」

412 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:24:10 ID:LzppYjpc


   「それから、私たちは何も言わず、しばらく水槽を眺めていた」


                  / ̄ ̄\
                /  ヽ、__ .\
               (⌒)(⌒ )   |
              (__人___)     |
                    l`⌒ ´    |
               |         |
                  | 、   _,.ーへ
            _. -: ::::ヽ__「     v、___
       __,. <::::::::::::::∧:::二〈 、      ∨:::::\
     /:::::::ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_〉、    -ー、:::::∧
     /::::::::::::::ト、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー/ ::::::::>:、::ハ
    〈::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::く::::::::::::::::::::::::v::、
    /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Λ::::::::::::::::::::::::ヽ|


                 .  ´ ̄ ̄ ` ´ ̄ ̄` ヽ
          r:tz .´              \
        , ―ゞイ7彡               、 マfヲz__
.       ←―イ:/!  /  /  /   ',     ヽ Y-イ―→
       / 7才メ| ,′ 〃 l .{     l|   !  }  ∨::!\ ̄
      // ′レ7  !   l| `ト、!  __ ハ  |  |  |∨\|ヽ\
    //    八  '  斗云ミ|ヽ{{⌒j}厶云ミハ  ,}  |   ヽ ヽ
   //      .′ N ヽり从リ从ト \ム=r≠_=-イ /   |     \\
.  / /      /  / ヽ { x≠ミ `ヽノヾ:(ヾ<Yイ/lイ   ∧       \\
 / /      /  /  /∧     i  \7})ソム !    ヽ      \ヽ
./ /       ′ ,′ィ‐Zxハ    __    ̄ /_八r-、、  \      }X}
{X{      /  ∧ヘ { トイ_>‐.、` ´   ノーイ r 17ム   ヽ     /〃
\ヽ    .′ .′>_`’ `      Y⌒Y  ̄   `` レイ_    \ /:/
  \\  /  .:i /_: :`ー――ュ   jヾ::イ   ┬―一'’: : : : :>ァ  ∨/
   \ V  . .:K : ヽ、: : :/ムK~~7{f泌ハ__ トミx― : : : : /: : |   /∧
      И}   . :|,ハ: : :  ̄{トミニ≧彡:ム  {:⌒7⌒7lイ7-―~': : :/   { | !
     / 7  . :|: :|\_:_}|l|l|: : : : : :}~ヘ: : : : : |li:|リ : : : : : : ;イ   ヽ\
   //  . : :|: :|才>イハ|リ: : : : :/ : : : } : : : : ∨}: :‐x‐z<: !     \ヽ
 //|   . : :l : |7^∧|7{7: : : : 〈 : : : 〈: : : : : : V : Y∨ヽ→|:.      | ヽ\
,´/  |   . : :l : Kイ|ノヘ/: : : : : イ: : : : :}: : : : : : ヽ: :!:i:\|¨’|: .     |  \`
./    |   . : :l : | l:l |>、: : : : : : : }=彡、;ハ: : : : : : : : :} i:  |  |: .     |
'    八   . : : :l : | l:l |: くヽ: : : : :人ニ=-‐入: : : : : /ヾ:  |  |: .     |


 「もう外は真っ暗なのに、夕暮れの魔法が残っているかのような、優しい時間だった」

413 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:24:43 ID:LzppYjpc


   「その夜、私は夢を見た」


                ○ O   。
                 O 0      O      。
                   O O   O           O
                   ○O 0  0        O
                   0 O    ○    0        O
                    ○ ○ 0   O
                    ○ 0   O    0
                      0 O  0   。            。
                     ○   0   O    O
                      ○    0   O
                      ○  0   O
                       ○ O    O
                      ○ 0   O     。
                       ○O  。
                        O O
                         ○    。
                        ○  O
                        O
                        ○  O



        「泡の中で、彼に優しく抱きとめられる夢をだ」

414 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:24:57 ID:LzppYjpc


   「夢の中の私たちは、おぼろげな幻のようだった」


     /: :: : : : :::: /: : : ::/.: ; : : :|: .:: : : : : : ::: : :|: : : : :l. : : : : l:::. : : : :|.: : : : : : :
   //: .::: . :::::::/ : : .::/: .:|. : : | .:::: : : : : :.:::: : |:: : : |. |:. : : : |:::::. : : : |: : :i: : : :
 / /:: ;:::::::: ::::::/: : .:::::l .:::|、: : :|.:::i::: : _: : .::l::. :|::: : :|:::|::. : l : |::::::. : | :| : : |:.: : :
'   .l: l :::i::: ::::::l |: .:::::::| ::;|::;:\|:::::|r'´ヾi .:::l|:: :|:::: : |:::|:::::. :|: :|::::::: .:|: |: : : :|: : :
   .| l| :::|::::::::::| | .:::::::;l.:::l|:::|:. :|\ト:: : :/.:::/|::::l|::::: l|:λ:::. |:. :|::::::: :|:: | : : : |::. :
   .|:l.| :::|l::::::::| |゙.:‐-:A,,|_|::|:::.|l::::l|\ /:::/ |::/.|:::::/.|/ |:::: l::::|::::::::::|:::;l: : : : :|::::.
    l| l:::::|.|:::::::|l| :::::/ .|:| ゙|ト:、|::| |::::.゙ト:/ |/,,|=:/‐|゛'''|:‐:|-:|、:::::::l|:::l: : : : : :|:::
.    ゙ .l::::|λ::::l':|:::::l  l|, l、l:|、|l |:::::λ゙rl'´ |7_''=≡''|-/|/|:::::::/.|:/:. : : : : : |:
     ヘ:|l :〉::::::l|::::|!  ´ ̄`ヾ、  |::/ ゙{、、,,}/:l ゙l´{lソ}/}、 ゙}:::::イ |/::::. : : : : : |
      〉 ハ:::::|l:::|゙l ィ=≠ミ、   ゙'   ヘ`゙l、 ヘ ゙i,}ニ'ソ/ ノ|:/ |./: :::::::. : : : : :
      ./:/: : ヾlヘ:|::|.               \ ヾ、ヾ二'_ノ/'´ |.': : :::::::::. : : : :
      //: : ..::::/ .::::l         ,      ヽ、._,>.ィ'゙\   ||.: : ::::::::::.. : : :
     /': : : .::::/ .::::::ヘ      ヽ       ,,   ,}l  \ -|:|: : ::::::::::::.. : :
     /': : : .:::/: .:::::::::::丶              ゙''-‐''   ., |.゙´|:|: : ::::::::::::::.. :
     / : : : .:/ : .:::::::::::::::::::\    ` ー‐           /--‐''|:|: : ::::::::::::::::..
   ./ : : : .:/: : .:::::::::::::::::::::::::〈.ヽ、           ,.イ : : .::::::::_|:.| : ::::::::::::::::
、_,. -'‐'''゙´ ̄ ̄`゙''‐-.、_:::::::::::,rヘ. :゙lヽ.   __,, -‐ ‐-'ァ:'' : ..::::/,ハ::| : :::::::::::::::
ヽ,`ヽ : : : : : : : : : : : : : `ヽ、く;;;:::::\ヘ-`'''ヾi´:: : : ;/ : ,r''´ ̄`゙`ニ=l:ヘ: ::::::::::::::

    
      「彼に抱かれていると、互いの境界線まで曖昧になるようだった」

           「それはとても、暖かな夢だ」

415 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:25:08 ID:LzppYjpc


   「私が夢の余韻にひたっていると、彼が眠たげな顔をして起きてきた」


            / ̄ ̄\
          __ノ ヽ、,_  \
          (=)(= )    |
          (__人___)     |    …おはよう。
              |         |
           |        |   よく眠れた?
            ヽ      .イ_
          __「ヽー'ーー"/ L
    _, 、 -― ''":::\::: ̄ ̄::::/::::::ヽ、
   /;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'ー、
  / r二\;;;:::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
  i ;;;::::::::\\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、:::: !
 /;;;;;:::::::::::::У ̄\ー, :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i:::::: |
 l ;;;;;::::::::::::// ̄}<r´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |:::::: |


                          _
                     .    ´        `>
                                  ヽ
                  /                      \
            /      //   /            ヽ
               /  /     / /    /     .::          ゙.
.             /  イ   // ム  //      /  .:        ヾ=ニ`ヽ
            //./   / 7厂  `ゝ/    /   /′           ) )
              {/ {/  ,' イ斗 ⌒ヽ、/ \.  X    ,.イ         } / (
              /リ  /ハ;/ ,r=≠ィ、゙⌒  \  ヽ、 ノ /       l.//   うん…眠れたよ…
             刈 { ///.  ´   `';    x≦ミxゝ、/        川
          /人匕兆シ             }乂薔人フ /       / ヾ;:.
    〃ニニ≠ ´  ,// l.         ,      }辷ニ彡' /ノ  /  ′  l )
   /  // // l  、.    、         ⌒ / / ′ /   /   /
      / ヒ{ /  ′/,  vヘ.     ` ー     /へ/  イ :/  /    ′
    / 小j'人/ 〈 .,二_, ´__ ヽ. _      _. <乂兆シ } {/   /
    /Yj{//,r-‐―ュ ,_ ,:''  )ヽ    ̄,:''  Y´  ̄`ヽ、 { :/    ′
    / /ヒ//    /|>一 ヒ}    乂_ _ノ     ∨ ′   {
  ./  {ヒフ/、  / 乂シ  }ス   /}刈          }/    |


    「私はそんな彼が可愛くて、笑ってしまう」

416 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:25:20 ID:LzppYjpc


   「私と彼は並んで、リビングに向かう」


       rtァx<            >xt}-‐= ミ
   /「三彡'                  \<〉__ >
 ∠ =ァ'  /                   ヽ  \_
    /  ,/   / ,                    不「 ̄
.   厶ィ7.:   / /            l i    ト ` .
   // {   | i '   /     ィ /l l } l   | \\
.  // ハ ! i|-┼- 、i {   //厶イ/ // ; , .:|   '. '   あっ…
. /.′/ ∧トx!ャ芯ミ灯  ィ/{「r7/}/r},イ //!{   / /
彡'  / / 从{ヾ{代zrソ`ヾⅣ 込ヾvソ/ / 厶' / //
   / / / ∧ ドヽ ̄       ` ==彡ィク/   j//
.  / / , / /{圦     '      /j/   '/
/ ' 〃,  / /、_\   ` ´   /   , /ィ′
/ / / / / jハ<`ト  _  <ィ7′/ // /
. /  / / ' / rtヘ ` ̄ヽr ⌒ 厶xイ { {/    _
⌒^>x,/ ' /  〉: : \   \ 斗彡/ : 〈  x≦: :
ハ: : : : : : :>ー=彡: \ : : 丶/: : : x个ー气 く: : : : :


                  / ̄ ̄\
                /  ヽ、__ .\
               (⌒)(⌒ )   |
              (__人___)     |    おおっ…
                    l`⌒ ´    |
               |         |
                  | 、   _,.ーへ
            _. -: ::::ヽ__「     v、___
       __,. <::::::::::::::∧:::二〈 、      ∨:::::\
     /:::::::ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_〉、    -ー、:::::∧
     /::::::::::::::ト、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー/ ::::::::>:、::ハ
    〈::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::く::::::::::::::::::::::::v::、
    /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Λ::::::::::::::::::::::::ヽ|


    「そして、同時に言葉を口にする」

417 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:25:36 ID:LzppYjpc


   「昨日のうちに、産卵で体力の低下したメスは隔離していたが、
      オスは変わらずに、泡で出来た巣を守っていた」

                      ___
                    /:::::::::::::::::ヽ         ____
                  / :::::::::./ ̄ ̄ \____ ,. --ー.....:::::::::::::::::::.. \
                 / :::::::::: ⌒´ ヽ、,_  \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i
                    | :::::::::::(⌒).(⌒ )    |::::::::::::::::::γ:::::::::::::::::::: ノ
                     | :::::::::::(__人___)     .|:::::::,. -ーy:::::::::::::::::::: /
                      | :::::::::::/::'、           | ̄   _/::::::::::::::::::::: /   立派なもんだろ…
                 | :::::::/::::: |        |   /):::::::::::::::::::::: /
                  | :::::::::::::/|       /レ-,.イ:::::/:::::::::::::::::: /
                 i ::::::::::::::::. ヽ__、____,. "//::ノ.:::::/:::::::::::::::: j
                   r/:::::::::::::::::「二二二 ::::::::::/::::::::ノ::: 、:::: //
                /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::r



                  ヽ、::::::\!\  ___
                  _ >‐-, <´__   `ヽ __
               <´::_::// /          __`   、
              _ ノ/ / //       /        ヽ、ヽノl__
       -― _ ̄ -― ´/   /     /  ′       \    V´<_
   /  -―          //   /  / /  /             丶   V´ヽ
  く /          /// /   ′ /  l  l        l    l  ヽ   !\ \
   \ヽ       /  l/| l  ! !   ! /l  l  l    ! l   l  !    !  l、
           /    l/! ! l `/ト l ! /l  !  / !   l l  l l  ト ヽ
       \             l/! l /_l_ !`ヽl ト、 !〃ヽ ∧ / !  l l   ! ヽ\
        >、             >、!∧!    !ヽ! lヽ/{!/_!/!_/   ! !  ! !
       /  ヽ/     ///l ヽ ー=ミ、 レ′!V´,r=_-‐、ヽ ! / / / !l     本当に…
    _/__ 」〉  / / / i 、!          j∧〈:i´r=ミ:〉/l/ /! /! / !
 ̄ _/-― 二_//     / ∧_|               Vl/ト彡l/// l/ l/  !
 ̄/  / |>、:::::::`ヽ、   / / / ハ         ′   ヾ二 メ/l/        !
/   / /.::::::/.::::__::::\/ / |/  ヽ、    `  -   、_ノ /ノl /
  /  .:/.:::::::::::: ̄::::::\`ヽ:\  l     >、             ̄∠ ノl/   l    l
   ...:::! :::::::::::::::::::::::::::::::∨.:::::::\! <´_ \ _  -‐__ ´ //.::::′   !    l
  ....:::::::| ::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::ヽ<´:::\`ヽ _ `V´  `ヽ:::::/l:.        !
..:::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ _::::::::: ̄::::::::ハ::::::\)_ノヽ-―く::::/::l:::..   !    l
:::::::::::::::/、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::`ヽ、::::/.::::ヽ:::::r= ヘ、__ノ::/.::::!::::..  l      l


    「その姿は、孤独から程遠い、優しい父の姿だった」

418 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:25:54 ID:LzppYjpc


   「私たちは二人で朝食をとり、彼はそのまま仕事に向かった」


                / ̄ ̄ \
               ⌒  `⌒  \
            ( >) ( ●)   |    じゃあ、仕事に行ってきます。
             (__人___)     |
             '、        |
          ,,. -ー|         |ヽ___
         / .::::>-、_ ___     /ィ::::::::::::..`' ー-、
        l ::::://// ,ヽ__,. ":::/::::::::::::::::::::::.. ヽ
        」 :::/     代_|二::::/ :::::::::::::::::::::::::::::::..\
       l ::::/__    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::: i
       L√:::::>、<:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l :::::::::::::::::: |
       ハ::::::::::::::::v":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::::::: |
       ハ::::::::::::::::: 〉ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::/::||
      ハ:::::::::::::::::: i/\:::::::::::::::::::::::::::::::::::;| ::::::::::::::::::: ノ::|



                   _ __ _ __
           __  , . "´   ´      ` rく ___
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      /三三>ァ       /        、  .∧ `ト- →
       ̄// /  /  ,,   l!    i!   ヾ   ',   Ⅶ\》ヾ\
       ム//  /  〃  ||   }i  } |  |  ハ ハ  丶 ヽ
        〃/l        l| __ji   ! li   j  ,' } ハ   \ヽ
.        〃/ l! l  i l|  `ヽ!l、l"⌒i!  |l ||l /  l/ ハ    丶\
      〃/ {  l  ! l! i_!」Ll」_ `ト i|、  孑士ナナノノ从/ハ     〉 }   行ってらっしゃい…!
      〃/  ヘ l! l!  云-‐-、ヽ  ,ヘ{:::{、Yリイj::}|レ′  ハ   //
      {L{..__ l| ヾレ仆从 ,r=≠ミ. V′ ヾト-rァ/ ハ     . .//
      `¬7メ、/    |ヘ       ,    `ーイj/ l|     .∨/
          }ハ 、 〃T 、    _ _ ,    / i l|      y ∧
          ノノ }i! l| . i^i.,ゝ、../ン′ ,ィ>、_l l|      { {ハ
        / ∠⊥⊥ |{. ,//ノ^〉、´/   ル. l|     ≧ニニニミ 、
       / /.     { У./シ /〉..゙ヽ. r、/ l| lr'´ ̄` ー - 、__ ) )
      // ハ _ _ ,  ハ   ¨´./ .イ . | | { { Y´ ′     __, - '/レ' /
    /〃,'  {  し~ 、 _ 〉     イ l `v′ヽ、∨       ノ   / / /
    `≒=、 ハ       i    ノ  ヽ     }    ,r~´   / { {_
    / . \\ヘ.       !   l!       |\ /ー‐ ' ´      ノ   ≒ 、`ヽ


    「私はその後姿が見えなくなるまで、見つめていた」

419 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:26:06 ID:LzppYjpc


   「彼のいなくなった部屋を、私はひとしきり歩いてみる」


                  __
                  \_メ、\{尤),. -──‐- 、
                   _二二ン´-─‐‐‐‐-  `ー_‐- 、
.                 /_」 /´ /     /´   ヽ 丶、 ヽ
.               _/-一/  .´    /  /      |  ヽ `ヽ_r厂}ァ__
     ,. -─_,. -‐  ̄  // / /  / /  ´      |   !   ヾ≦__
   /  /´       / / / /  .´ '   '          l  ヽ 乂、<
  <___<        /  /イ l !    ' ' i !  i  :      i   !    | ll\
     `ヽ\    /     |イ | l. _ l ! l l  i  i      |   |   !  | l:l
       ヽヽ  /       ト! |! `|_ト !、| |  l | 〃ヽ  j!   l!|  | │';'、
        }r‐く          !`、{`寸ラミ、 ト、lヽ. ト、l {!/_!/_ リj  l  l| ゙、ヽ
.      /ヽ ヽ  /    .:  /ト {ノij.::ぇ!ヽ!  l ! !V´,r=_-‐、ヽ !  |  l|  ヽ`   よし…お掃除…
 _ ̄二 ≠-_、_ハ  V     .::  /j |  ゞ─く      j∧〈:i´r=ミ:〉/l/! j /八   ヽ
   /    /|  |__   .:   /:ハ_!  :::::::::::::::      Vl/ト彡l/// j/ノ  |
      / __|/ __\/´`i :// .:八  :::::::::    /  :::::ヾ二 メ/イ :.  l |
    /  /:.ノ/  `i \/、// / ./ヽ    丶_ _    、_ノ /_;j!  :.  l |
      /:.:.:/´ -─┐|、___):.:\/: /: : : \          ̄,.イイ|!  :.  l l
     /:.:.:./´   ,. }ノ:: }::::.:.:.:.ヽi: : r_‐土\    ,... -‐:.:´:;/:.:..|!  :.   l !
   . :..:|:.:.:.:{   イーノ::  V:.:.:.:.:.:`、<:.:.::::{ー仁壬⌒'⌒ヽ: 〃: : :|!   :.   l. l
  . : : : ::|:.:.:.:.\  `ヽ:::.   }:::::::.:.:.:.:ヾ┴:、:.ヽ;.:.::冫:ン⌒ラく〃: : : :|!   :.   l: !
: : : : :<:_::、:.:.:.:.:\   ヽ  ハー::斗-、:.:.:.:.:ヽ:.、_f´{{均):.:.:.:.:.:>.:: : : : :|!    :.   l; i、


         「そして、掃除用具を取り出して掃除を始める」

420 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:26:18 ID:LzppYjpc


   「ベタはまた、綺麗な尾を揺らしながら子を守っている」


           ヽ、::::::\!\  ___
           _ >‐-, <´__   `ヽ __
        <´::_::// /          __`   、
       _ ノ/ / //       /        ヽ、ヽノl__
-― _ ̄ -― ´/   /     /  ′       \    V´<_
―        //   /  / /  /             丶   V´ヽ
       /// /   ′ /  l  l        l    l  ヽ   !\ \
      /  l/| l  ! !   ! /l  l  l    ! l   l  !    !  l、
    /    l/! ! l `/ト l ! /l  !  / !   l l  l l  ト ヽ
\           l/! l /_l_ !`ヽl ト、 !〃ヽ ∧ / !  l l   ! ヽ\
  >、             >、!∧!   !ヽ!ヽ! lヽ/{!/_!/!_/   ! !  ! !      ふふっ…
/  ヽ/     ///l ヽ ー=ミ、 レ′!V´,r=_-‐、ヽ ! / / / !l
__ 」〉  / / / i 、!  /////    j∧〈:i´r=ミ:〉/l/ /! /! / !
  二_//     / ∧_|               Vl/ト彡l/// l/ l/  !
 |>、:::::::`ヽ、  / / / ハ         ′   ヾ二 メ/l/        !
::::::::/.::::__::::\/ / |/  ヽ、    `  -   、_ノ /ノl /      !
::::::::: ̄::::::\`ヽ:\  l     >、             ̄∠ ノl/   l    l
::::::::::::::::::::::::::∨.:::::::\! <´_ \ _  -‐__ ´ //.::::′   !    l
:::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::ヽ<´:::\`ヽ _ `V´  `ヽ:::::/l:.        !
::::::::::::::::::::::::::::::ヽ _::::::::: ̄::::::::ハ::::::\)_ノヽ-―く::::/::l:::..   !    l
:::::::::::::::::::::::::::::::::::\::`ヽ、::::/.::::ヽ:::::r=ヘ、__ノ::/.::::!::::..  l      l


      「私はほんの少しだけ、彼らが羨ましくなってしまう」

421 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:26:30 ID:LzppYjpc


   「私はまた、魔法の時間が来ることを願ってやまない」


     〃    /   /         爪   ヽ ハ  ',     ヽ
     爪     /   / 〃 〃    } }||   |i       ,   {   ',
   / |l ',   ′   !  ″ ″,, =ミ、 } }リ   ||  }   }   }
  ´   .| } {  i |  | |  i|  i{ {{  }}ハ /    刈     .′  ;
 \   |l ィ {  i |‐-{ L _i{ 八i{\〃 i}ハ  }/ |   ′ /   ,′
   〉  从{   N ∧{∧「 Iト i{  {{ リ斗=ァ7T{ /  /    i{    今日は…いつ帰ってくる…かな?
.  /     Ⅵ{  |v'{ Ⅵ苧ミ、 }八 乂{__rセi{rnヘ.ヽ  |} /  八
 /     Ⅸ\ト込. 弋(り介   ′弋Z_{八ゞソ} i} / |}八 i{  \
.       川 丶{ ,ハ`¨¨´         `マハ辷ツノ ′|  | i|
       / jリ  }   :     ;      `ーヘ{`ヽ   l|  | i|
.      / ″ ′ 八     `      乂.ノ  〉ー┤ !八
     //  /  /   丶.   ー 一        厶-ァl ! 丶
.    /′  /  /    {ト .       ,.  ノ´  {八 ‘,  \
  -=ニ二 ̄ ̄二ニ=ミ  r'⌒Y> -=≦/⌒ア , -=ミ ヘ  ’,
  }  }        ` <⌒'ー'⌒ヽ /  /  /  /   丶 \
  └rく _             \廴{__ V  /  /  /     \ \
   }    }             \ { }{⌒⌒´  /


   「すべてがオレンジ色に染まって、優しくなる時間を」

422 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:26:43 ID:LzppYjpc


    「私には愛する時間がある」


                           ,、  ____  __ r{
                       ≦三ミvk´=彡´   ` `ヽ.
                         ∠:ァ个`/   、   i   \
                           / イ /イ / /X/リハヽ  、ヽ
                             /〃 ,イ彡 ハ大_ミ`メ、厶ハ jハノ
            ..==ミ、         /イ / / ,イ {ハィ'=ミ、′《㏍从乂
          〃       ヾ 、     ,// .ィ/ /ハ ハ、""'  〉ミイ 人ヾ
           /′ ..=rャ= ミ≧=≦彡'/,ィ///イハ ノ j) 、_, 〃.:ヾ ヽ)
          /  /: : \: : :.` X=彡イ/:/ /〃/、′  ,ィ//}  } /
      ==≠==ァ┤ : : : : \: : : : \彡=大マ斗v'了≧ュ<_// 〃
   〃´    /イ 八: : : :r 、: :`: .、: : :.` く: : : :`ヾミ`ー、`≡};リイ厶┴‐-'入             _ . ._-==ァ
   /′   =彡  / 入: : ヽ `ー- ミx:. : : :.`ヾ:、: :ゞ:ぅ: :`: :{(_¨´: : : : :., 片 }_____ ,、____ _..=彡ィ ´: : :. :./   _.ノ〉
  ′ // / /  /  ヽ : :_`ニァ    トミ=ー- Yrソ(し-、 : :〈kiヲ: : : : i√:〃´: : :/´: : :.`: :``<: :`¨: :…ヘ¨^,7´  ー‐ - .. _
    〃 _ 才"  / r‐… ¨ __,、  :.. ! YУ: !乂.: : : :'ー-ミ`_j): .;ィく:/: : : 〃: : : : : : : : : : : : :`: :.、: : : : : :《{       ¨ニ_‐;’
  == フ´  =彡   ー… ¨ -‐'   :. ヾ 厂7 人ヾミx:. : : :. :. :.`≦、: :ヾ-―… …―=ミ:. :. :. : : : : : :マ¨ヾ ̄``ー- .__一z'
    //  〃 ,ィア  ,才" .ィク    ノ′´.:ハ: : : \: : : : : : : :.ハ : :_}          `ヽ: : : : : : : :\:.‘,
.    〃   /// /   (_ . ィ"/ /〉 /: :/: :/ ∧: : : : ゝ:_:_:_:_:ノ!: :}: :ノ            \: : : : : : : :ヾ',
   / /才" 〃 /      〃 /:/ /: : :イ:/ / 乂:. : : :. :. :. : :// /                  ` ー― =彡゚
.  / 〃 |{ //   /   { ` ": :廴ノ:.:._彡   〃 />': : : : : : .:〃: : ;′
  ′{  乂彡   /       ヽ:.____: :イ    ハィ' 〈_; : : : : : : 〈 : : /
   /イ   〃  ノィ      ̄ィ" ノ  ィ / /  √: : :. :. : : : :ヽ:.`>
  // /  イ   / /     // 〃 /才…=ァ一': : __;¨ ー-: : ;イ: :`Y^y‐…-、
 /  .′ // ./  /     / / ;/ 〃人 ir'`ヽ: : √ヽ:. : : : :/ヾ、: : `ヾミ: : : : }
.:′   ! /厶′  .′ . ィ  _,ム、/_∠r彡:.=辷_ノ廴/´: : 廴 / : : : : \ : : rヘ: : :/==ミ、
.    jr     〃´_ ..=ァ´// /   /´: : :. :.《 : : : : `" : : : : : : : : `Yー彡ー'    ))



                   「それだけでも、幸せなものだと思う」

423 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:27:00 ID:LzppYjpc


    「彼はいつ――帰ってくるだろう?」


                ̄   、
            ´        \
     /              ヽ
      /                ノヾ
    '            ー ´  ヽ
    l              / _  ヽ
.   l              l / \ l
.    l              冫.   く
   l               l    ノ!
   l               `ー‐ f r'
   l                  ノ'
   !                     /
   ,'                   /
 ̄ `ー -               /
        `  、        /
:.:.:.:.:.:...        、      /
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..      .:.:ヽ _ ´
ー- :.:.:.:.:.:.:.:..   ..:.:.:.:.:.:ヽ
    ` 、:.:.:.:.:.:.:...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
       、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
       ..:.`:.:、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
      ..:.:.:.:.:.:.:.`:.:、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./


     「こうして、春の日差しが私をまた、優しくしてくれるのだ」

424 : ◆gDQ5bE8qg2 : 2012/04/07(土) 10:29:07 ID:LzppYjpc
…ということで、突発的な投下はおしまい、です。
このやらない夫と薔薇水晶が、作中人物と同一人物なのかは…
あえて明言しない、という逃げ方をさせていただきます。

これからも、何かを思いついたら投下するかもしれませんので、
よろしければお付き合いくださいませ…!

ゲリラ投下に気づいてくださった方々は、ありがとうございますw

425 : 名前なんて無いだろ常識的に考えて : 2012/04/07(土) 10:35:51 ID:cuQuE64c
ゲリラ乙

426 : 名前なんて無いだろ常識的に考えて : 2012/04/07(土) 11:31:33 ID:gExeoaiA
乙でした。
本編ラストの時は、ばらしーがない夫に依存しすぎるのではないかと思いましたが、
作中の彼らもこういう未来であってほしいですね…

427 : 名前なんて無いだろ常識的に考えて : 2012/04/07(土) 12:24:16 ID:1Yq.It0U
乙でした!
難しい話は置いといて、二人が幸せそうでほっこりです。

428 : 名前なんて無いだろ常識的に考えて : 2012/04/07(土) 12:31:09 ID:strjKfwQ
乙です

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    27やる夫は暗黒騎士からパラディンになるようです27やる太は異世界日記を綴るようです
    28◆25NC1ovscM総合28やる夫、デビルサマナーになるってよ
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    30カーきゃん□30女神が愛した白饅頭


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