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Author:やる夫達のいる日常
デイリーランキングの方の設定がいつのまにか変わっていた…?再設定しました。

ウィークリーのページランキングで使用していたサービスが完全に沈黙したもよう……。

そういえばいつのまにやらコメントの№が8万を突破
10万が先か一日400が先か


11/8 342
11/9 359
11/10 367
一日のコメント数がついにここまで……
400はいつ頃になるかなー?


PASSを設定していないコメントに編集用リンクが表示されないように変更しました。


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もうi2iさんぐらいしかないかな……?
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黄金の魔女ベアトリーチェの宝飾店 幕間

目次 現行スレ

69 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:07:26 ID:bOGNiWSsSa
                                            。

                       o
                                             '
                       ゜。         ,。― 、.         ハ
                        ,-'⌒ヽ_ノ⌒´ ○   `ー'⌒ヽ._ノ } ;
                        l\  。         。 .:.:::.::.:::.  _ノ0::;
                          `⌒ヽ_ノ⌒ヽ 。       /⌒´    イ○  ..:.:
                        '       o  `ー'⌒ヽ_ノ    ..:.::..::::.′
                                        :...:::.:.:.:..:::::::::从
                                      :...:.:.:.:.::::::::.:::::イ
                          \          ...::.:.:...:.:.::::::::.:..::/
                                   :.:.::::.::::::::::::: . イ
                        : rf:ヽ   `.     _:::: : -<   ゛::
                       :::::::{::::::::} ゚           o    ゛::   ゜
                       :::::":゙:乂::ノ   .:::::"::::ミ     。 。 ゛::    ;:
                     :......:::::゙::::..    :::弋:::::ノ    ::   ゛::   o
                     ′   ゙::::           ::   ゛::
                          ゙:::.           ::    ,.::      ○
                           ゙:::.               ::
                         。   ゛:;;         。           ゛::
                             ゛::      o              ゛::
                       o       :::                     ゛::.
                     ○          ゛:::

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          ┃|
          ┃|   黄金の魔女ベアトリーチェは、手を差し伸べる事にした。
          ┃|
                今にも我を形作らんと身を捩るかの意志を前に、柳眉も、弧を描いた長い

                睫毛も微動だにせず、それを見詰めている。

                じっと見詰めている白き顔貌は、協力を選んだと言うに、寧ろ詰まらなそうな

                見飽きた事象を前にしている様であった。

                見飽きた。そう、それが事実なのであろう……。

 .




70 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:10:05 ID:bOGNiWSsSa


              |::::::|   |_____   |:::::::::|      |:::::::::|    || ̄ ̄ ̄”||    ',:::|::::::::j{     {::::: |:::::|
           .    |:::::::|  :|γ⌒ヽ |  .|::::::::|      .|::::::: |    ||       :||    :|:::|:::::::j{    i{::::::|: ::|
           __    |::::: |  :|{    }:|   |:::::::|       |::::::::|   ||       :||    :|:::|::::::j{     i{::::::|:: |
           ‐l    |:::::il   |乂_ノ|  |::::::|      .|::: : |   ||____,||    :||::|:::::j{     i{:::::|:::|
           二ヽ  |::::||   |ー─ー‐|  .| : |      |::::::i|   └────┘    .|i:::|:::j{      .i{::::|::|
           ]|丁  l:::||   |ZZZZZl   |:: |  : :  l::::::||<)           く..)  ||:::|::j{     :   .|::::|:|
           弋夕  Vリ  .:| | |  | |   |:::|   i i   l:: /| }^ヽ   /^\     }^}  | VV  :  i :  .|::::リ
            |::|   TT  :| | |  | |   |=|   | |   |=|_|_{‐〈__く====>___{ 〈_|__|┤  i  i  i  T''T
            |::|   .|: |   :| | |  | |   |:::l   | |   |:::||::| ̄|]::::::::兀兀兀::::::::::| ̄|::::::|::|::|   | .|  l  .|::: |
           二二二>|: | ...:| | |_,,| |   |:::|.  | .| 弌二二二二二二二二二二二二アア  |  |  |  |:::::|
           TTT|_|. ..|: | : :| | | ̄.:| |   |:::|.  | .|  ||丁¨¨¨¨||二二二~~|丁¨¨¨¨丁||::|:::|,、===、、 | .レッ==
            ̄丁/_」⊥_ | | |  | |   |:::|......|. . |.......||::|:::II::::ィシ´ ̄ ̄`ヾi}::|::::::II::::::|::||::|:::{{_   _}} . .|. .|{{_
           :::::::|x㌻ ̄ ̄``ヾ弌ニニ⊥. |:|......|. ...|... ..||└─‐{{      j}└──┘ />| }}=={{. .. . |. .|::}}===
           :::::::{i:i{        Vハ___|   |:::|... .|. . .|. . .||TTi¨¨゙V     / |:|⌒>⌒7 /|/ ̄ ̄ \...| / ̄ ̄
           :::::::jり       ゝ┴┴ュュ |:::|. ._|.......|_,,|:|: ||  |j     / |:|,ィ㌻~//|//|二二二二」__{二二二
           、_ノノ            {:{二二_⌒_____,|:|_,||__/     {  |//  //ii|/iリ|| :|l ̄ ̄|||| :|| || ̄ ̄
           i:心       .:____LL       _ ⊥∠ ̄__ ̄゛ヽ>{i:{─ノノ:|i:|ィ㌻|_,||____||||,,,_||_||_
           `Y:ハ_,、-‐  ̄     _、-‐ ¨|  _、 '' ゙        ィi「|/__ Y∨゙|||ノノ_Y .||.: .: .: .: .: ||.: .||.: .: .: ̄
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           ..Vi:i:i:i:i:≧=‐=≦⌒  乂≧x.:.:∨:||.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|i:|.:.:.:.:.: |i|┘  'vハ Ⅶ,マ>
            Vi:γ´ ̄        `Yi:}.:.:.:|i:||.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|i:|.:.:.:.: └     V:,  寸,

         ┏┓
         ┗╋━━━━━━━━━━━
         ┏╋───────────
         ┃|
         ┃|   事の起こりは、魔女の客礼の場としても創り上げた荘厳華麗そのもの、バロック
         ┃|
               様式の宝飾店に在る店主のみが使う、金無垢と見紛う開き戸を隔てた場所での

               異変であった。

.

71 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:12:56 ID:bOGNiWSsSa




                                  ┌┐___ri
                                  | | ̄ ̄ ̄}]h
                                  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|h
                     _________[]_〕 _    |〕〕___________
                | ̄ ̄ ̄| |               |_|_|___}リ          | |      |
                |      | |            └┘-==- ''´ |            | |      |
                |      | |            |         .|            | |┬┐...  .|
                |      | |________[二二二二二二二]_______.|_|_} i}.   .|
                |      | |───────────────────────}.   .|
                | ̄ ̄ ̄|_{二二二二二二] ==、i─────‐i ̄ [二二二二二二二ノ ̄ ̄´
                └───────{ r┤ i{ (_) }i====ィ'''''v===i| ̄ ̄ ̄| |i ̄ ̄iooo◎|
                         //] i]__ヾニ彡   i{ (_) }i  i|___| |i二二}ooo  i
                  _/~~ヽ,  i{__]/  |  ̄ ̄ ̄ ̄ ヾニ彡 ̄ ̄ ̄ ̄ | . |i (__) ooo   i
                 {///}  _\__}_{==.|      <◎ ◎´       .| . |i===========リ
                 / =┘ r=={ノ二ニ} } |       {}   ◎       |  }---{=======イ
               /     〕ニニリ ̄~リ .|                 |_|  i|
               /______{__i}_/|____________..|  |  i|
             |              |  |                | ̄ヾ==イ
             |              |/. |                |
             |_〕================〔_|/.└┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.└┘

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         ┃|
         ┃|   そこは、扉一枚隔てた宝飾店と同じく金爛の領域であったが、趣が大きく異なった場所。
         ┃|
               バロック建築の宮殿、その広大な一室そのものと言えるが、工房以外の何物でも無く。

               石を削り出す平面研削盤。石の輝きを生み出す様々な研磨機。多種多様の先端部分を

               揃えた細かな削りや磨き出しを行うリューター。彫刻や石を指輪等に留める事に使用

               される細いペンの様な形状のタガネは数多。それらが整然と設置されているのだ。

               魔女の宝飾製作の要。魔術で形成された夢幻工房にして、現代科学結晶の宝飾工房。

               この工房に有る、魔女の手ずから集められた輝きの源が異変の元である。

.

72 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:14:42 ID:bOGNiWSsSa


                                       _/ ̄\
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                            〈   /__  Y   ー‐  \V                  l
                            /!  /⌒   /ノ        `<             - + -
        _j|_          .      / | 〈___/   -─         ̄\             l
         ̄|! ̄          .     /  |   |___/  /     r=ミ     \
                 |          /   イ   |=ニ   ∠___/}   \__ノ
            __j|__    .   /   .ト八_ノ   /      / /
               ̄|「 ̄        /    /   `ー==彡        /             _j|_
                |!      .  乂__/     ‘                          ̄|! ̄
         十     |                                                  |
       __j!__                  r‐-、 `'   __rュ__ ゚' o, '゚'                __j|__
          ̄|! ̄               、.√(   ),、゚r,ー'´   `ヽ、,,'  O)                  ̄|「 ̄
                   _i_          ー '  γ       ト、_,                      |!
                    !         'r‐、) ,ヘl        N´              十     |
                             `ー '  _.i|       ,ノ`j             __j!__
                               ゚,'r  ヽ、_    ノ,'' 、 o)             ̄|! ̄
                               ,_.ル'   ト テ` )`i( )) ''´
                             ( V   .iヘ'   ` ' ー '、_ ,
                               ゝ  ノ'(O,`    、,( ) ;)
                                     ` ̄`ー、 ヽ    O)
         ┏┓
         ┗╋━━━━━━━━━━━
         ┏╋───────────
         ┃|
         ┃|   マベ真珠。ひとの世の大多数が真珠と聞けば思い浮かべるであろう、アコヤ貝を母貝と
         ┃|
               する白玉の真珠とは母貝を異にし、マベ貝を母貝とする半円形が最も多い真珠の一つ。

               魔女は自身の眼鏡に適った、真珠層の虹色の照りも一際素晴らしく、青み深い、ひとの

               世では驚愕に値する大きさのマベ真珠を工房にて宝飾細工を施そうとしていた所……

               稀なる宝珠は、宝飾となる前に魔女に対し、自我を主張し始めていたのだった。

               心臓の鼓動にも似た光の脈動が、マベ真珠より発せられ……。

               その光に、黄金の魔女ベアトリーチェの繊手が差し伸べられる。

.

73 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:16:36 ID:bOGNiWSsSa

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                    BGM : https://sp.nicovideo.jp/watch/nm3582590
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                    _r ⌒⌒   `ヽv⌒ 、
                  ノ─‐   r  ̄ ̄ ̄`ヽ ハ _
                  f        - ミ    \ }
              __/ / ̄          \   \
          ィ==ヘ//Y / /       ', ヽ     ヽ     |i        紺碧の海と銀の月光から成る織糸を
         f/////////∨ ' /      } l ヽ ヽ     li
         {///__////{ ,' ,'  /   / ハ } } } |l |  }       その身に巻き取り虹色に輝く宝珠よ。
           ゙'''- _r/////{ { '  l{l  /}   l } } } }l |l l l
           ィi〔///////{ ∨ {lf寸 //ノ-‐v⌒`/⌒`l |l}       其方、どの様な姿を夢想する?
         {/////////∧ 丶_ノ  ̄       ,ィ´ l、_ィぃ} |ニヽ
          \//f'辷//ハ l }___    f/ ,斗,7仄 { ノ      海竜か? オンディーヌか?
             V'"ノ/////} l }、_辷__=ミヽ  〔`ー彡' V ∨
             {///////} l人`ゝ-’'^¨            l弋       はたまた、シレーナであるか?
             ``'~-v' 人ー、           ァ '  \
               _ /‐'  `>   、__ __`_"-‐//     丶
           / ̄         >、 `ゝ--‐ //    _  _ ` ー-   --、- 、
          lf               ∨ >--'   ,'    /////〕iト        `ヽ\
          {{     _ --、f´ヽ       |^ハvvvvvv{ノ⌒V\///////〕iト   マ二< ̄
           寸ーこ_/////\_)     _ノ////////|__ /ノ \__ \/////ヽ   ̄\
          /_r─'⌒寸//八 )‐ヤ ´ ゝ======‐'| ー、ヽ  /////\\ ///∧    ¨ヽ
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         ┃|
         ┃|   魔女が差し伸べた手と、マベ真珠を中心に、生成の魔力が奔流する。
         ┃|
               光の脈動を放つ宝珠への魔女の問い掛けの度に、虹色の光は指向を得て工房を

               強く強く、太陽の光が射し込むが如く照らし行き……。

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74 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:19:00 ID:bOGNiWSsSa


       \ ~"''~、、\ ハ_/ 〈  〉 〉
    ニ=‐--ミ     ⌒´   √ ∨)/
    -=ニ二_\   '⌒> /'  |\
    -=ニ二二/  ///  /' / / |'⌒
    -=ニ二 ̄   / /  ∥/ノ( {\          /
    -‐=ニ⌒ / /    Ⅳ'⌒〈ー  \     //
      ___/,,......,,,      {fか  ; (   `¨¨´/ ∥
    / ,,.x≪'"⌒       |lJリ  厂 >― <  ∥
     ''" _,,..x≪⌒     〈匕 ノシ |>     /'
    -=ニ辷彡'⌒ヽ      `^⌒  |‐---‐   /
    弋廴シ /⌒       \   |     /     其方、妾の愛しき宝珠より変じるのだ。
    "^¨¨^´´           ヽ |¨¨¨¨¨´
    \            ― ノ' ,           宝飾となるは否と、妾に意志を示したのだ。
    \\        `¨¨¨´/
    ⌒\\                 _/            見事、自らを形作って見せよ!
    _   \\         / /
    ⌒\_\\_   -‐= ア  /             妾に意志を目にもの見せてみよ!
        `⌒¨´ Y‐-== 匕/  '
    \         |l  -‐  ´ /
    :::: \     :||
    \::::::::::::....... /i|      {
      \::: /⌒/ |うぅ=--‐ ´
        / :/ /―――――-ミ
    /\ / /  '              \
    // ∧ {/                  \
    /〈 ̄ /                      \
    /∧7                        \


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         ┃|
         ┃|   魔女の高慢な挑発が紅い唇から発せられる度に、光が凝結を見せる。
         ┃|
               虹色にも青色にも輝く透ける鱗が、マベ真珠の周りに浮かび、渦を巻き

               花吹雪の様に黄金の工房に満ちる。

               マベ真珠の精霊とも言える意志存在が形作る姿は、鱗ある姿らしい。

               海竜か、それとも人魚か……。水のエレメントに立脚した存在だ。

               そのどちらかであると、思われるが。

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75 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:22:37 ID:bOGNiWSsSa
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                    `Y´                 .|           `Y´
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                                    o     `Y´
                                     .;
                                 O
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        ┃|
        ┃|   水の一滴が大海に落ちるかの時を経て。
        ┃|
              マベ真珠の変成が、恙無(つつがな)く遂げられた——……。

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76 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:25:44 ID:bOGNiWSsSa

                                                 r .、
                                         }⌒^ヽ_/丿}
                                       r、___}___/     ∧ ̄ヽ ヽ .、
                                    -‐ {     _,.斗*''“   \ノ く く \
                              __,,x≦__,,,,,,x≦`ー=ニ   /     )  }  }  ト、
                           __/_{{___________    `-‐=≦、     く  く く 〈 }\
                        r   /  /⌒ヽi:i:i:/i:i:i:i:i}   .},、   \   _ノ  ノ .}  } ∧,ハ
                       } .{〈 '⌒}ノ. ⌒\/i:i:i:i:i:.′ ./  ヽ   }}   }  /^ヽノ r'′ ノ__,,ハ
                          _,,'   /(_/>、r㍉、\i:i:/   .′  }   /ヽ__ノ __{  l  }⌒ ′}__,,ハ
                ____ _,,''”≫''ト、{:〃: :((ハ_∨米x、「.  .′  ,イ/⌒{   \ (∧ /  }__ノ}⌒ヽ .,
                {   ハ≫''”((__/\: /(>'´ 、 ` .米X}ヽ .′  {ハ  {    〉 .{ ',′rく  `  ノ イ^,
                ゞ-<   \ヽ:ト、: :{劣 ' ` }:\.乂_)′   (_ノ  ヽ   \{⌒\′)-=≦、_,ノ ,}
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       ,イ  ,イ                   爻rf=≧x爻    })                     /(____/ /
      __/.ム_/./                    {I{i:i:{;I(i:i:i:Vヽ   /                /x≦¨¨” /
    ヽ=, ,.--., .二7             乂,_k*㍉ノノ       _,.斗*=ミ、      /㍉、_____,.,
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       ./´                                     /   /                          ,イニニニ Z
              ,イニニニ Z                             /     /                        ./´ ,イ Z/
             ./´ ,イ Z/                _  ___,,.x*''´    ./                         .//
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         ┃|
         ┃|   黄金の魔女の夢幻工房に姿を顕したのは、虹色に光る青きマベ真珠と同じ鱗が
         ┃|
               耀かしいシレーナ、人魚であった。

               あどけなさの有る頬に、滄海から汲み取られた髪色と瞳の取り合わせが不思議な

               雰囲気を放っている。

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77 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:27:22 ID:bOGNiWSsSa



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     l.:.:.:.:.:.:.:.:.:l '/ /  λ    Ⅵ ∧    i    ヽ
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     l.:.:.:.:.:./  :l  ,'l    , l ヽ. }:\λ   !   .l   i
      ,.:.:イz ‐''7.λ i! .ィ'ミ:、 , l  マi!. ,. 。、ヽ l  .l   l
      l:.:.:.:.:.:.:.://: :Ⅵ l :仍i! v    ’.ィ:is。、v!  l   l:.
      L.:.:..:.:.:.:l l: :: :マ:、 んリ         忙イ!. !  l ,. -;l::.
       l___.l l: : : :l`'' `''’         弋ツ .l   l l].リl::.      うっ……、あ。
      l.:.:.:.:.:.:.l l: : : :l    ’             !  .l/::/
      `i    l l: : : :`               l  ;N:::::/
            l l: : l: : l: `   ´`        "l / リ: /
        ,  Ⅵ: :ト、 l: :! :/` _ ,., _ ’   !/r''’:/
         v  ハ: l vヽ!v  ノ }i'"    `: .ィ /:::: /
        } y'  v:、    / / i.ィ'}    x'’ /:::::.イ
        l'r‐:r‐:、   ̄ ̄ ヽ.{...ノ.ノ 。o '’  ./,.。 '’iヘ.  /
       .ィ'””`ヽ. r‐:r‐:r:イi"i"i"i`:r-:、      ,':::ヘ/



                  _《i:i:i:Y⌒7/廴ノ ⌒Y_ヽ
                 /i:i:八i:i:i:i:/__         Y⌒7
                  rくi:i:i:i: >''"         ⌒“''*、 ヽノヽ
                 }i:i:i:/ /   /  ヽ    \ \ ∨ Y
               ノi:.   /        V/    ヽ   VY〉
               《i:/ / ′    i|          |  i| V乂〉ノ
               八 /.:|i     | i|    |    }  i| |  》Y
                  |i /{i     | i|    }     八 }  / /
                八{八__ 人 i|    /   /  /  ′/)/
                   ノハx,,,,,_\  /──《__/  /^7/
                     /  癶 ぅソヽ    xrt===ァ// ノ
                 / 八.∧  ̄      ゞ イ / (/       シレーナ……。
                //        、        〈  |
               ( (     \  __      / { {        人魚の溢す涙が真珠で
                ) )      })h、  `  ィ(  | |
                /       リ\   ´ /    |        あるなら、真っ当、か。
               r==厂ヽ_ /i:i:i:i: ≧s。.     八リ
             〈/ニニニヽ廴ノ `~、、i:i:i:i:{   )/
            //ニニニニ∧圦       ̄八   (
          /ニ/ニニニニニ∧ノ',  ``~、 \廴
         /ニ /ニニニニニニ∧∧         \〉 ⌒ヽ
        《ニニ 《ニニニニニニニ》八       。s≦.\ニ ∨
        八ニニ∨ニニニニニニ/ニW乂≧s。  V    〉》⌒',
        ニ\ニ \ニニニニ ノニニ/廴ノ乂⌒ \ /《)〉  `、
       八ニニ》ニ/ニニニニ∨/ニ.:ニニニニニ|]ニ=- -=≦⌒ ))
         \./ニ/ニニニニニ Vニニ{ニニニニニ|ニ⌒≧s。〉¨´⌒}h、
          /ニ/ニニニニニニ Vニ.|ニニニニニ|ニニニニ.\ニニニ ヽ

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78 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:30:56 ID:bOGNiWSsSa



            〉:.ー'.::ノ.:/  . : :/ / .:/ :l | :l .:| :.ヽ
           「ヽ.:</厂\: :/ / .:/ :| :| :l .:| : : ',
           \二仄\_ノ/ | :| :|  :l .:| :l .:| : : .l
            ノ .:| |l Ⅵ l 厂≧ 、  ̄`  ┴ヘ ノ
            丶.::| |/⌒| |  「「じヘ `  ,. =≦厂      さて、変成も終わったなら
            〈人八  | ヽ  `      ヘじリイ
             L、ヽ>ヘ .:        l   八        回転バレル研磨機の上で
               └ヘ.;∧|    _ ´  / ヽ _
                 イ_丿\ └ニ'′/   ⌒〉       何時までもプワプワと浮いて
                〈爪`ー⌒ヽ __,        /
        , ─ 、     ノ//////厂      /       居るでないわ。
       仄〉─  >┬ '⌒ ー──ヘ
     //〈 , ─-〈 │  ̄ ̄ 丶    > 、_
    /////八    八 |              厂 Y⌒>¬、
   /////////>   ヽ\    厂 `ヽ ,、/⌒ヽ|  ⌒)/ハ
   //l |///////⌒>/\\_人: : : :=O=: : : : ノ   ///∧



                . : : ¨: ̄:¨: . . . .、
       ..     /: : : : : : : : : : : : : : : :.\
            .:': :i: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
           /: : : ',: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .
          . : : :.:.:.i:.: : : : : \: : : : : : : : : : : : :.
           i: : : : : |从: : |: : :、 、__ : |: |: :i|: : : :|i
           |: : : :.:.x=ミ\| \:.x==ミ|: |: :i|: : : :|i
           |: : : : il r::i ヽ   r:::||: : :ハ: : :从      へッ!?
           lハ: : :从 ゞ' 、    `´ |: : i_ノ: :/
           ∨: :i /:./:.    /:./:.八:/_彡'__       えっ、ふぁ、あぅっ!
       .      ∨个  _⊂ つ イ ://
       .     ∨!ヽ八≧r=≦ / ノノ     i
             i ヽ  \ 〕〔彡 ´   i     |
             |=- ヽ    ̄     |-==- _|\
       ..     _|////       rュ.i//////|  \
             ノ 、 Y⌒yrュvi_y彡≦ニ ̄ ̄ ̄|i
            〉、i ヽ'ニニ≧=彡ニニ |77777八    \
            ヽ   ∨ニ=-Yニニニ ,'/////,'  ゝ--=ミ,)
              \//´  r┴====彡/////  〕    \
               i/\   i|'////////////  /      > -ァ、
              `<≧=-7-=======彡' ==========彡≦ニニ\
                 Y<i /  r==\ニニ≧辷辷彡イニニニニニ,\

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79 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:33:05 ID:bOGNiWSsSa



            {人::(,)ヘ/`ヽ}_i´ヽ_|_      ,'   i  ',        ',
           {:::::ゝ_i::::::Yノ:::::i:::::`ヽ,.i  i  | |   ',  ', ',  `、 .',
          丶、゙、`ー':::ノ´::_,ノ::::::::::/ |  |  | |   ',  ', ',   ', |
            く`ーi´:::/\:::::::::::/.| |  |  ', ',   i  i  | _i |
             ヽ,-孑´三ニニ=イ | |  ',   ', ',   |_|_/´- i ,'               二足歩行の脚では
              ヽ_ i| \\‐i ト |_|  ',>‐―' ̄ ̄//_二,ィ_ |/
                    { `ヾi´ヽヽ ', | 二ニ=―_/ノ //ゞ-彡 イヽ、_,へ/`ヽー 、      無いから降りられねぇか?
                ゙ー-{ 人) ) i|斗モエテフ冫   i   ̄  ト、`ヽ、/    )/∧
                   ヽ_// ヽ  ¨¨ ´       |     ,'  Y ノイ _/////',      では、数瞬待て。
                   //、_           |     ,'  i´,'´ | (///////ヽ
             /`ヽ_,ゝ''/ ∧ /ヽ      ,__'__,ィ  /  q i  | ̄`ヽ//////`、
       ,――-、/   ', / , '  ヽ丶-丶、   イニニニ=' /(;:;:;:;`ヽヽ i __ノ////////)
      /´),―‐-\   ', ', ゝ、__` 、 し'ヽ、 `::ー‐ /   つ.:,/;;;;;;\|  (//////// /
      /////ヽ  ヽ  ', ー──= 、 丶 、 `≧ ― ´  (;:;:;:.,,';;;;;;;;;;;;;|;:;: ̄`ヽ//// /
     /////    ヽ  ', ____ノ)__     /´ `i.,::;:;{;;;;;;;;;;;;;/.,::;_ノ////,'
    .//////ヽ     _ヽ  '     /, '    ̄`ヽ   '    _ゝ-、;;;;;;,ノ.:,:;'(//////i
    ////////\/ ̄ヽ ヽ ヽ  //   ,―- _    /    ',;:;:;:.:,:;'////////∧
    ///////////////i_\\ ( ´     i    `ゝ‐。i     ',.:,;:;:;:,::;;;/////////
    //////////////////) \  \―---|    人_ノ、     i.,::;;;#.;:///////




                          _ . . . . . . _
                     . . : : :.r‐-: : : : : : : : : : : .、
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                 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ        ⌒ヽ(
                ,.': : : : : : : : : :.; : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、         )て
                 /.: : : : : : : : : :.ハ.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :  .   __ノ(`
                .': : : : : : : : : : / ': : : : : : : : :.!: : : : : : : : : : : : :,      `Y^\
                  ': : : : : : : : : /l'   ' : : : :.!: : : :ト : : : : : : :!: : : : : :
     .            l: : : : l: : : :./  ̄` ; : : : lヽ: : l´ヽ: l∨: :l: : : : : : ,
                l: : : : :.!: : l/ _  ヽ、: :.! ': :l _∨ .l: :,: : l: : : : :
                l: : : : : :V:,l/ ‐、`    \l  V´, ‐.、ヽ!/: : :|: : : : :l
               l: : : : : :.ト、! f丿ハ           f丿ハ .l: : : : : : : :!:'
                 i!: : :i: : :.l ` Vr ソ        Vr ソ .!: : : : : : : ト:.'、     へッ、へぁッ?!
                .' !: : :l: : :.!   , , ,      ,    , , ,  ! : :.l: : : : '
                ノ '∨: :l: : :.l                u !: : :}: :.,'j/
     .            V: :l: : :.l. 、      (   )       イ: :/: :/
                ヽ: ',: : :'; : : >-, _   _ -<: : / :/j/
                 \:、: :V从:.Kl_   __lヽ:ハj//;/
                   ヽ\:、_. 」    ヽ '"  L ._´
                  _    ヽ \  _ ハ _ /       ._
     .           , '"          \. V ./         ヽ
               /          /` ´\          ',
               } 、          /      \            !
                /       , '"ー-,. 、  ,. -.r‐'i` 、       、
     .         l      /__-ニニ-_ '`;⌒;ヽ_-ニニ-_ノ\     |

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80 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:37:11 ID:bOGNiWSsSa


                      /⌒j∨⌒V /  _/       ′ ||
                    /|  /^|  r'jI斗‐ j/ ̄ ̄∨ '  j ,
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                     /ア¨:弌=ア: : : : : :/: : : : : : :| |   }  ',
                  /V: : : : : / : : : : : 〈: : : : : : : :| |   }:  ′/
                    / | : : : : : : : : : : : :|: : : : : : : |ハ∨__∧  ∨ /
                   ./ 八: : : : : :jk、: : : :|: : : : : : :.′ニ寸{ }  ∨
                ,    i\:_: ィf个====| : : : : : : j|ニニニj\{    、_
      .           ′    :|: : `マニニマニ|: : : : : : {ニニニ∨ )k、    ̄二ニ=-  _
               /  /   :|: :(⌒マニニマニj: : : : : : : {ニニニ人{⌒ ー――-⌒>―‐ 、  ̄ ̄¨  ‐-
               _/     |: : `⌒マf⌒`∨: : : : : : : :}rfえ⌒ィヘ     _ ィ(_     )
           _  -./      |: : : : : : |\ニ′ : : : : : : 厂ニニニ ≧==彡ニ厂 ⌒弌   (__
      _  -  _,/    ./   |: : : : : : ∨⌒i{: : : : : : : :,′ニニニニニニニノ /   弌  ∨ ̄¨¨ ―-
        /⌒       ./   |: : : : : : }⌒ }: : : : : : : ′`トュニニニニ厂 / |       マ ∨
      /           _',: : : : : : :} ∧}: : : : : : ,′___乂ニニア   / /    マ__,>へ、
           /     __,ア⌒/,: : : : : : }/// }: : : : : :′ ̄    ̄∨  _/ /_     , __    \
          /    __ア´  ┌┴=ミ: : :}/// }: :_.. -┴┐     /    xr  ¨7⌒丶、 ′`ヽ    \
            __ア       `、     \// レ´    /      , '′   /    __   \ }  i|
           __ア          `、    人/〈      i{     ./   ィ´  .  ´     `丶∨ .ノ
           _7            ∧   {/∧ ∨    ',     ,′ / i| /   -=====-  | ∧
           7          /∧ _ ∨∧ {  ==ミ ′   ′/   |/  /          ヽ| {⌒\
      ≧=- i{             //⌒ {/ ∧〉′   {   i{ /   i| ./          | ∨ 八
          .人         _ -/     寸 }      ∨\{ヘ    ∧/             | |   `¨
            ≧=---   ̄  ./     ノ ノ   、  ∨ ⌒\_/ ∧            l  八
                  _//  /  / / |  } } ‘, 、     /∧               | ./    _
                 /厂{「 ,. -┤ ,′〈  j / .ノ  i⌒          、          | ′-=≦⌒
                 〈  j| {  .i__ノ   、_j } iノ .ノ!__ノ          `、          厂
                   ` (_ノ         V_ノ¨´            \         /
                                                  ≧=-  -<

         ┏┓
         ┗╋━━━━━━━━━━━
         ┏╋───────────
         ┃|
         ┃|   魔女の言葉通り、瞬き二回程度の後に人魚の青く輝く鱗の尾鰭は人間が
         ┃|
               地を踏み締めて歩む為の脚に変化していた。

               人魚の尾鰭を人間の脚に変じさせる。

               何処かの世界的に知られた童話をなぞる技を容易くやってのけた魔女は、

               工房の床にへたり込んでしまっている存在を見下ろすと……。

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81 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:39:37 ID:bOGNiWSsSa


                       _,,!''´`''''''''V、 __,,,,-、_, -‐-‐-、
                     _,,!r--、'''''''', -‐-,/二ニ''''''ヽ--'--、
                     ヽ  !ヽ__ /_,,,,,/,,,,__ ` ‐、 ヽ,)_ `,
                     !__ノ  /‐"/   ヽ  ヽ` -、 ヽノノ、 `!
                     ゝ-,  /   /       ヽ  >'/ ノヽ' }        案ずるな。
                       !_,i   l   i  i   i'、彡 /ノ< Y
                        | i  i   i  l  '、 __,',i ヽ,/! i i-{        脚は其方の好みで尾鰭にも変じる。
                         i '、_'、__ゝ-`‐‐'"_,,-‐' } }-'、/
                           '、ー_.  ‐r‐tニア  !ノ  !        歓迎しよう、赤子の水精霊よ。
                           `、` ゞ'ノ    ̄ ,,,,, {!、ノ
                            ','''' ヽ     ,    }i ヽ         意志が形を成した此方側へ。
                        , タ.   ヽ、  ‐='"   / !'"
                     ,, ", "      ` ‐ ,,__ ,/,,// i     __
                   , ", "       ,,-=''''''''i、ニ-‐'"  ノヽ,,-'" __`、__
                 , ,,""       , -‐/ , ‐'"゙ゝ_,, -‐'"  /,ィ'" ,-v--'ヾ、
               ,, ,,""        ノ:::::ニ! / .r、  , -‐i  _,,,ノイi,,-'`´::;;:::::::ヽ:::',
      i''''Y"‐- 、__, ,,""        ,-‐":::::::ヽ‐ヽン -(ニ)-‐ .!二 -‐"-':::::::::::::::ヽ:::::::`:ノ
       i  v‐、,, " " 、        ,':::::/:::::;‐"、`}-‐‐/! !`ー'、_!、_'-"::::!!::::::::::::::::!!:::ノ:ヽ,
    ,,-、. i、/  ノ-、   ヽ     , -‐'''''ヽ/::::/:::::::`-':::/-‐'"!!::::::::::::::!`‐-,-、_,,-‐'":::::::::::::i
    (  ノ,,"(_ /  ノ_,,,   i    /:;;=''":::::::!::::!::::::::::::/::::::::::::::!!::::::::::::::::!/:: /:::!!::::::::::::ヽ:::::::::::!
    `ー'   ゝ,!  _ノ _,  ト、  i:::/::::::::::::::;ヽ::ヽ:::::::::';:::::::::::::::ヽ:::::::;; ノ:::::!:::::!!:::::::::::::::i !::::::ノ
           `'''7ヽ  ト、!、,j-!、:::::::::ノノ::`ー──' ──‐' ─":::/::/ ヽ_ヽ:::::::::;;ノ-‐'"
           /`- ', /、 !!:::ヽ::`''''、´:::::::/::j、:::ヾi:::::::l i::::::::::/:::::::i:::/  ,, -' ̄ ̄::ヽ
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               {:.l:.:〈( ,イ〈:..{.    '' ̄ ''   , ーニ'',ヽ:/:. :l:. :.l
               `ヽ:.:ヽ .y.ヽ:ヽ         | (:lb:)ヽヽ、/:イ/      妾は黄金の魔女にして、金牛宮の
                {_ヽヽ ) ヽ:) ,_     , /  ``''´`/"y´リ
                 >| 、/ノ |;;;;;;`` ' 、       ./          魔女ベアトリーチェ。
                    | {´‐-、 |ヽ、;;;;;;;;;;;;:..`'.ァ'   /:l,
                    _| `弋ヽ} ',:.:.:.:..`ヽ、:/  /`ヽ、ヽ         其方が形を得た此所、この領域の主。
                 <y~Y`~シノ ヽ;;__/  , ィ´   __ >:〉
                 /;;;7´イ;;;,、'ヽ,  ‐ , ィ'´   ( ̄,ィ'´          其方が一人前と成るまで、妾が後見ぞ。
       _,,       __/;;;;;レ;´;;;;;;;;;;;;ヽ`_''ス、      `ヽ、、
        ヽ  ヽー'' ´   ` 、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l^~´      ,, -=ソ
         ヽ  ヽ ー―‐- 、 `ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;|`ヽ、ヘゥ、 ((
          ヽ  ヽ      ヽ   ̄ ̄     ヽ ヽス ヽ



        -=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-


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82 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:41:22 ID:bOGNiWSsSa

                  __
               イ : : : : : : : : : `ヽ
               /: :{: : : : : : : : : : : : : \
           〃:: :: :{: : : : : : : : : : : :: : : : :.
            ′: :: :/{: : : :ヽ: : : :‘, : : : : :‘,
             .: : : : :/ 从: : : : \: : :ヘ : : : : : ハ
           .: : : : /⌒lヽ\: :'厂\: :}: :从 : ∧
           ノル': ::リ x=ミ ヾ\ ィテミ、! : l, 、: :: :}\
   .        |: : 从 う;l      圦リ |:: :} }:: ::}     ベ……ア、ト、ォー……
   .        |: : ハ 弋リ      `ー' .|:: :}.ノ: : :リ
             |: / : :.    '      |:: :}ハj丿     ベア、ト、リィー……チェ。
            |/{: :: :ト     ー '   イ: :ノ ル'
             八: 从: l: :≧=- . r‐| 〃
             `  ヾ ` / 冫f´  λ、
            r‐‐-′入〃仆、〆  ` ヽ
           〃/孑   冫┴ 、\    ヽ\
           /  -‐=  ̄ /Yl \    ヘ  }
           l rf千ミ孑{ 'ニ}幵ノV\  `寸
          /二{:::::::::::: ̄{  ヲ::::::::\}| \ ヘ
   .       ′ {::::::::::: ,z┘ 丿:::::::::::::从 -‐┤マ、
           {ニニ人:::::/  \く::::::::::,::::/ 厂  ̄| ハ}



                       _____
               _f´ ̄r>: ´//ィ 才  ̄`  .
            .  i  i _ ノ `7  ̄/   `  ̄`  :'.
             / i ̄rf=ミ⌒Y `ヽ    ヽ ヽ ハ
             } / _jr=fハ `ヾー-く  |   ' ∨ハ !:
             〉.」 }彳rfぅ}刈 〉 ハ} i    ∨.∨/从
            : }. { / 廴ゞ=彡イ{.  ノ! ! !:i  ∨イ f豸、       うむ、声帯からの発声も問題無いな。
            . Y.∨\_f´__彡イ才⌒i| i |: 孑爻 V仆ハ
             L_.}≠ミ乂__彡._/  八i.斗彳..ィ  ヾ i 丿    では、其方を何と呼ぼうか。
              人  }.∨∨ハゞ=彡ハ:{ ≠t以   〉{
                `ヽ乂∨∨ V⌒ヾ从 `≠    .イハ
                   ` < 八 う`ヾ    え:ソi }
                      }f´ >-イリ .. ____ 人
                      }弐v,  //  .イ__ _ _
                      人::::爻//Lzf才
                 > ´   \:.:⌒ヾ:.:.:{
               /          ` ー=彡


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         ┃|
         ┃|   黄金の魔女の領域に、初々しく耀かしき水を纏う存在が出現した。
         ┃|
               こうした力を内包した宝珠の変成は、魔女にとっては初めての事では無いらしい。

               赤子と魔女は人魚を評していたが、この性情の魔女が赤子に対してどの様に

               接するのか。考えるだに不安が過る気もするが……。

.

83 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:43:26 ID:bOGNiWSsSa


   :::Y::)人::::::ヽ:::::::ノ:/: : :l: : : : : : : : : :l: : : :l: : ヘ:ヘ
   :ノ:Y:::::ノ::::::::::Y´: ,': : : |: : : : : : : : :..:|: : : :|: : : ',∧
   :::::ノ:/::::::::::::/─、: : : :|: : : : : : : : :.::|: : : :|: : : :Y:ク
   >'"::::Y::::::::::/  ./: : : :.|: : : : : : : : : :||: : : |: : _|:.|: ノ
   ::::::::ノ::::::::ノ、___ノ: : : :.:.|: : : : : : : _| l‐‐/ ̄|:.|:彡
   <::_ノ-イ:、: :`: :|ィ`:`:─<´      /-- _,|:|ノ|        ……Ghita.
    .    Y\: : :|: Y____‐__.-、`ヽ   '彡モタノ .|{ |
        |: ∨:/`Y| `人ヲクノ`      ` ´  ハイ       よろしかろう。其方、これよりは
          \ヘ|   ハ  ` ´           | ',',
          ヽヽ//ヽ       、 .,      / .',',      【オッタヴィア・ギタ】を名乗るが良い。
            //\ヘ     __   ィ.   /   .',',
             //  `ヘ\     -‐  ./   ,ノ
           ヾ、  マ }_ >      //   /
              )  .〉-ソフヽ_r‐、_´__/> (                          _ _‐ ''"
             (  |::::::::`::>-イ、<ノ<_/                   ( ̄ ̄ヘ, --‐ >'´ , .ノ ̄
               }::::::::::::::::::::::::::::::::::::{                 _ ∠-==、  ヘ'"/ /
               /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|           __, _‐'ニ´イ`\  Y〉  .〉   /
   __   ___     /` <::::::::::::::::::::::::::::::{         =='‐''"´.   }、   ヽ .|  / /
   `)\/_  \ /      ` <__::::_ノ\     __        |_ノ   ノ }、__/ /
   <__/´___,ハ   \ ` ‐‐---- -、       ` ─< \イ´\ヘ.  /   /  ヘ,,ィ=Y




                /   . : : : :, .、: : : : : : : : :` 、
                /   . : : : : : : | : :`: : : : : : : : : : ヽ
              /   . : : : : : : : :| . : : : : : : : : : : : : : :` 、
         .    /   . ./       /l: . : : : : : : : :i: : : : : : : : ヽ
            /  . : /: : : : : : ::/ .l:i: : : : :i: : : : !: : : : :i: : : : iヽ
         .   | . : : : !: : : : : : : :!  !|: : : : :l: : : : :l: : : : :l: : : : !::`.
            l . : : : ::|: : :i: : : イ:l   l|: : : : :.l: : : : :!: : : : :|: : : :|:ト、ヽ
         .  |. :i: : : ::l: : :|: : :i |;l,.-‐‐ト: : : : :ト、: :-┼ャ、: :.l: : : :l:l  ヽ
           l: ::|: : : :l: : : !: : | l/    ヽ: : ∧ `ヽ: :ハ: : !: : : トヽ
           l: ::l: : : :l: : :ヽ: :/ ,,-==、   \:∧_ x=ヌ、.|: :|: : : :| l:!
           |: ::l: : : :!: : : :X:ト〃う `.     `゙'ー' う`.` !: l: : : :!ノ'      ギ、タ。ギタ?
           |: ::i: : : :!: : : : lヽ ト、_,=!       ト、_リ |/: : : :l
           l: ::l: : : |: : : : :!   ゞ- '        `‐' 、、 ||: : : |      オッタビ……、ヴィ……?
           人: l:: : :!: : : : |   ``        `     l|: : : !
            ヽ:l: : :|: : : : :ト、              /: : : l
             ヽl: :i: : : : :!: : ::i  、    ´`  ,. . : :i: : : : : /
         .     ∨!: : : : トハl== _ ` =-‐i、/|/|: :_:_: /
                ヽ: : : !_ソ   `X" ´ ̄ i_   と _>、
             , -‐―ヽ_kヽ i=、l !, 、    /`  _|/ / ̄`、
           /         ヾ=_-!|_//_, -'     l __ / ' ̄ l
          /         / >-< ヽ     |  X / !
          |           / /    ヽ ヽ     !   ̄  /ヽ

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84 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:45:20 ID:bOGNiWSsSa

                        __
                  _ r―<~"''~、\
                  /'  /    \ \\\
              _/ /  //{   |   \   マ L
               〈:i:i/ /i| /{ 八  ∧ |  〉   ∧ {
             _/ / L/⌒¨¨ ̄/⌒\{  |/  V      オッタヴィアよ。先ずは紅茶だ。
            ∨ / i| |       __ハ Y   /
            人/:i| |/⌒    弋シ⌒| i|⌒〈       紅茶を香りを聞き、生(き)のままの
              \:i| |弋シ⌒        | l| 〈 ノ
                | | :.     、     | |L /        水色と味を楽しめるが淑女への一歩よ。
                | |::∧    , 、   /| √
                | |⌒ ゝ    '/,     /            歩む意志有らば、付いて参れ。
                | |    > _'// /rv 〉
                _ {リ㍉     |__(ハ //'/     __
          / -=二 ∨ ∧     |//}/ /'/ // 〉_/二\__
         /二二l ̄ /し⌒ト--´ ̄/ 〈ヒ) / /〉^〈二二二二二
          二二:/ /二'⌒>)ト   {   〈/ //  \/⌒\二
         |二ニ:/ /ニニ〈⌒ヽ|   }   ' / 〉 /⌒〉二二二二
        /=ニ/ /ニ二二V^八   ,     / }っ  〈二二二二二
         |ニ / /二二二 〈⌒7 \/     / 人,ン  〉 \二二二
        人 〈 〈二二二二 | 〈  ,'   / /   ̄\ 二 \二
         \  '/ニニ二二| ハ /  / YY=-   /\二 〉



               / : : |: : : : : |: : : : : :, ィ: : : : :|: : : :/  ハ: : : |: : : : : : : :|
               /: : : 」: : : : : |: : /: :/ |: : : : :l: .:.:/    | : : |: : : : : : : :|
              /イ: :{ |: : : : : !: メ、_/ |: : :./: .:./、   | : 厶: : : ; : : ;ヘ             __
                | : N: : : : : |ィ介⌒卞ト一/: : / ゝィ¬坏、|: : : ; : : ハ !\            (/⌒))
                |:.|: :|: : : : : !/' {;;;メ、} |.:/: : /   ^{;;;メ、} | : :/: : ,' !|     o o o o o o   〔l´
                |人从: : : :! 辷クノ ' //     辷クノ |: /: : /ヽ リ              O
                /   ハ : :ヾ、       ′           j/: : :/ _ \    こう、ちゃ。
            .   /   __λ: :ヘ ゛゙ ゛゙    '     ゛゙ "゛ ノ : /  ヽ 丶
              / ,イ´    \: :ヽ 、  r = _  ッ   ィ^ /      } |
            . // {       ヽ: \>>.  _  ィ///イ      ,'  |
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         ┃|
         ┃|   スパルタ式と言うより、置いてきぼり染みた接し方は、やはりと首肯して
         ┃|
               しまいかねない。

               しかし、【オッタヴィア・ギタ】と名付けられた人魚は、魔女の言葉と内容

               自体は理解しているらしい。

               そこは、ひとの世からすれば夢想、その結晶であり超常存在の証左で

               ある故なのであろう。

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85 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:47:53 ID:bOGNiWSsSa

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            .            V: :l: : :.l. 、     `   ´    . イ: :/: :/
                       ヽ: ',: : :'; : : >-, _   _ -<: : / :/j/
                        \:、: :V从:.Kl_   __lヽ:ハj//;/
                          ヽ\:、_. 」    ヽ '"  L ._´
                         _    ヽ \  _ ハ _ /       ._
            .           , '"          \. V ./         ヽ
                      /          /` ´\          ',
                      } 、          /      \            !
                       /       , '"ー-,. 、  ,. -.r‐'i` 、       、
            .         l      /__-ニニ-_ '`;⌒;ヽ_-ニニ-_ノ\     |
            .         |   ,. イゝ'ニニニニニニニニニニニニニヽ }ヽ    l

   ゜    ○             o      o ゜    ○             o      o      o   ゜    。
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         ┃|
         ┃|   誕生を祝う盛大な茶会となった一時へと、黄金の魔女により与えられた脚で
         ┃|
               心許無い足取りではあったが向かうオッタヴィア。

               マベ真珠の精気、水精霊、人魚のオッタヴィア。

               黄金の魔女ベアトリーチェの庇護の元、豪奢華麗な領域でどの様に光輝く

               か。魔女の楽しみが一つ、増えたのであった。

                                                   fine.
.

86 : ◆l3wbotqtLQ (アウアウ 7b53-7468) : 2019/04/02(火) 20:50:25 ID:bOGNiWSsSa

                                                                               n__◎
                                                                               | r‐┘   ,⊆ 己、
               ._ _............._                                                          ∟ニコ    `フ 广´       n__◎
             ,ィシン''"  ¨¨ ヽ、ヽ、                                                   r‐、r 、      ̄          | r‐┘   ,⊆ 己、
             〈;;メ´  ,,. ィ j!  ヽ__,>、                                                       `ー-ミ ト、   ∧          ∟ニコ    `フ 广′
             / i .i ./| .f.j .ji .|i レ//|                                             ⊂二ニニ=ー { `ミY ノ    ‐- .          ̄
             ! .i k‐トLj〈 ム-ヒ_.jV//j                                                         `ー-┐└‐- . ‐- . `ヽ  /|
             ト| | i「じ>: : :.く.じ.' リレ′      今日の投下は以上である。                                        ∨ ミ ミミ`ヽ `ヽ /  }
        . ヾ、   八.  t‐‐ィ rツ′                                                                 ,>-‐ っっっ)__{丿ノ
        .   \、_ {{ >-.`.-.'.<!          所謂、レギュラーメンバーが増えた幕間であった。                          /) ) x-‐っつ ) ) ) ) )) `ヽ、
            ゞ!i:ト、__ノノ::ノ凡f::'.;:';ヽ                                                       .  -‐……‐-ミ/) ) ) ) ) ) ) ) ) /`ー-┘
             l l:l:::::::::::.(!::::!::::i;ハ';';::j、         以後、オッタヴィアの事をよろしく頼む。                   . ´ ..::::::::::::::::::::::::::..`ヽ) ) ) ) ) ) )/
             ヾヾ:::::::::ノi:::i::::儿_〉:::::ヘ、                                              /  .i ::::::il:! ::::::..ヽ::::::::::::. ) ) ) )/
              ヾ y'´::〈;:ィ:、ィ:乂;::::::::::ハ       では、Sogni d'oro!                       ⊂=‐ ,′' .:∧:i:::|!ト、 :::::::.P:::|::::::i ) )/
              ./::;;:::::::,i::i::.i、ヾ`トャ=彳                                        ⊂=‐ }:::|:::/`ーハノ七 ヽ :::P:::|::::::{r''´
              /:'´::::,,ノ.ハヾヽヾヽヾハ                                          ⊂ ノイ:レ丐ミ  丐ミァ|::::|-、|:::::ト!
             j゙,r:::::ノノ"::::',::ヘ::ゝヾヽ.ハ                                       .      |:::}辷ソ  辷ソ l ::|_ソ廴{
            ノノ::,、シ::::;、:::::`:、`ー、ヽ、八                                        .     /jハ廴____,从j/
          ,.イ:::::彡"`''´::::`ー´"~ヘ、`ー.ニ\                                         (_ノ         / /
           ゙''''''"ー---‐--‐--ー‐ ー.=---‐′                                                   (_ノ

.

87 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで (ワッチョイ 492e-6e79) : 2019/04/02(火) 20:51:33 ID:V6VPey1c00
乙です
まずは世界を好きになってね

88 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで (ワッチョイ a1b0-6e79) : 2019/04/02(火) 20:52:04 ID:P1DbK7IE00
乙でした
サヤカチャンカワイイヤッター!!

89 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで (ワッチョイ d950-6e79) : 2019/04/02(火) 20:58:51 ID:2T82m4l.00
乙でしたー!

90 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで (バックシ 5803-6e79) : 2019/04/02(火) 21:09:28 ID:l7Y2gqv.MM
乙でした

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