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Author:やる夫達のいる日常
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そういえばいつのまにやらコメントの№が8万を突破
10万が先か一日400が先か


11/8 342
11/9 359
11/10 367
一日のコメント数がついにここまで……
400はいつ頃になるかなー?


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黄金の魔女ベアトリーチェの宝飾店 第三話

目次 現行スレ

125 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:02:30 ID:PBOOk70QSa



      三三三i = }|                        ____
      rfzrfzrく=くj::{                         }/////{
      ルルル{リイ!|                     _///////\
       ̄ ̄ ̄ ̄| | {_______________}K}三三三三く
              | | {三三三三三三三三三三三三三三{乂,イ|      |!  : : :.
              | | {玄!                    }文{イ  !       |!  : : : :.
              | | {rfi{                       }fマ{  |      |!  : : : : :.
              | | {セi_____________忙リ   ゞ===彡  . : : : :
      ====<| | {り>≦i{     __ ノノ    : : : : . . .       . . : : : : : .
              | | {爿辷之}    .// ̄ ̄      : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .
              | | {k八K{   //            . . . . . . . . . . . . . .


       ┏┓
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       ┃|
       ┃|   宝飾店の看板に、ボウッと火が灯った。
       ┃|
             夕暮れ時の街路には忙し気と悠々の足取りが行き交う。ガス灯看板なぞ視界に入らない

             かの様に。事実として、余程の事が無ければ視界に入ったとしても認識されない。

             宝飾店の店主、黄金の魔女は何処までも傲慢に人を選ぶ。自らが研磨、カッティングを

             施す石を選び抜くと同じに、自身の領域に足を踏み入れる者をもだ。


.




126 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:06:03 ID:PBOOk70QSa



                      l::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l      i:::::::::::::::::::.: /
                       l::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l      !::::::::::::::::::.:./
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                        l::::::i:::::::.:.:.:.:.:.:.: |.      i:::::::::::::::.:./
                     l::::::l:::::::.:./:.:.:.:.:|     !::::::::::::::.:/
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                       l:::: |::::/:.:.:.:.:.:.:.|   /:::::::::::::::.:l
                           l:::::|:/:.:.:.:.:.:.:.:.:l   ∧:::::::::::::::.:〉
                          |::: l':.:.:.:.:.:.:.:.:. !   {i ー ⌒i´
                         l::/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ',  ヾ、    !
                          /::ヽ:―‐:.、:.:.:.:.:.:〉   l!   ヽ
                     〈:::::, ― 、:::.:.:.:.:!   l{     }
                      V      ̄ ヽ   ヾ 、_ ノ
                      ´          |     ` ー ´
                     /          ‐'}
                  { ` ー―――‐ ´ ‐'
                   ー――――― ´

       ┏┓
       ┗╋━━━━━━━━━━━
       ┏╋───────────
       ┃|
       ┃|   そんな肉体の認識齟齬が引き起こされるガス灯看板に向かい、真っ直ぐに
       ┃|
             歩を進める者が一人。

             スーツを着た、サラリーマンと言った風体である……。

.

127 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:09:13 ID:PBOOk70QSa

                                      ,.,.,.,.,.,.,.,
                               , イミミ彡彡ミ彡ミミヽ
                         ノミ彡彡彡彡彡彡ミ彡ミミヽ
                          ミ彡彡彡彡彡彡彡彡ミ彡ミミミ
                        ミ彡彡彡'"´}/}/        ミミ
                         ミ彡彡{  /-/―- -―-  ミミ}
                            ミ彡彡ゝ  y=≠ゝ  y≠=x ミ/
             .             ゝミミ/  イ r_辷テヽ {r辷テ lハ
                          〈rヘ`′       ´  :.`'   |)}
                         ヽハ、         ,;   :、   |ノ
             .               `ーヘ         {:..  〉  l
                                     ー `二´‐
                              ,ト、      ー    ノ、
                                /:l、 \        /} \
                              / | \ ::::...... __//    ヽー
                         , /  ; |  \__:/  /     |    ー   _
                       //  , ' |   厶厶   /      .|                  _
             .         < /   ,ノ| /VVV\「 ̄Vー―‐'                /  ヽ
                 rr<      厶イ´/  .|/ヽ///Λ ,| ==   |             /    ',
             .  / l            〈  ゜.|i  l////,l /:|      /     〈 ヽ      ./   /〉  ,
               / :|          マ  |:i.  |////l/i:i|     ./      V》       /   //   ,
             . /  |           / ヽ :|:i:! |////i:i:i:i|    /         V》    /   //    ,
             /   :|          ./   ',|:i:i |///i:i:i:i:i|   ./          'V》   ./   //     ,

       ┏┓
       ┗╋━━━━━━━━━━━
       ┏╋───────────
       ┃|
       ┃|   ガス灯看板の下、ぴたりと足を止めた男。名を井之頭五郎と言う。
       ┃|
             五郎は、厳然なるも装飾曲線過剰な外界と魔女の領域を隔てる扉に、事も無げ

             慣れた風に手を掛け、全く遠慮も無く、宝飾店へと足を踏み入れた。

.

128 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:12:28 ID:PBOOk70QSa


                                                    , -- 、
                    __,ィf≧=≦三ミー 、                            ( __ノ ヽ
              __ノ彡´,. - ―― - :.<ミ、                     \    }
             r'//            `ヽ                       ,メ:イ
             /i,ィ/ーr, /                ',                      / ヾ'
          {V )Y/ /                   ハ                  / {/
          }ミヽ }!ゝ'             i i    i   ,             {`ー く,ィ !
             !リ,..イ }         |    .i |  i__|v!  ト、               ィ`ヽ. V} !
           {彡 ア/    .|    .!、   | i/ __,,,', |ノ          /{. V¨} レ ,
          `ゞソ1}     iトiヽ!__{ ヽ__ jー′ィチTア | |ヽ       / .)´,ゝ ヽ! i  ,
             くノ}リ|    || | }_     '"ゞ-’  ! .l!`ミ、     / / / ,\` ,} .ノ
               .Li_ |  .| | ! ==ミ          | { ノ/    ゝ ´   /   ノ´ /
                Y  | | i^マソ   `:.     ト、 ', {          {  .:   ′        ……よォ。そろそろだと
                |,r' | | ', ',    ー '   ,ィ'/! ヽ乂_         !ー、   ./
                 ノ{ i} .j  ', ',   ー-= 彡' /rソ、_ ゝ ソ_       |.   ̄,           思ってたぜぇ?
               く ヽ. { ヽ. ゝ `ー- 、 .. イ ,ィJ /,'/   `ヽ  / }    ト、
                `ヽ ゝ..        マソ乙ノ < <      ,  ゝ !     !. Y
                 , ´ } ル!` > ..     ',   /ヽヽ     v-( ,|    ., ノ、
              /    {乂 `ーァ ヽ   ′! _ / ノ/   ,    V ム    .!  }
                 ,     ` 7,/ ( ハ    |        V     ,ゝ ∧   Vく
                .i      ゞし' ノ ,. !    .!           {    ,ゝ.イ `ヽ  V ヽ
               ,     /⌒Y , ヘ)}      ,         ',  r-ツ丿{、__八  マ  )
              ノ',  ノ⌒ヽ ィ  ノ{ `ヽ    !  {        ヽ./ ノ!/:::::::::::ヽ   } く::、
             .(´ ルr'´ r-y v' √:::::!::ヽ{ハ    i.  ',         Y 乂_::::/::::::::乂__,リ {::.
               ,ノ __{ー '   r 、/!::::::::}::::::乂ー、  |  ヽ        ル⌒{::::{::::::::::`ミ、 ヾ'´ノ、::,
             ゝ vー- イ` J´ヽヽ::ィ:::!:::::::::Y ) |ヽ   ヽ     / __ノ、:::::!:::::::::::::::ヽ `ー ):!
             乂___r- 、ノ::::::::::::ゝ マ::}::::::::::レイ.、 !(ー-、 ', __ ,.イ r'; ; ; ;}:::::!::::::::::::::::::ミ、 y'::ノ
  -------------------|::::::::::::::::::/:::::::〃::::::::`ミ`ヽヾ, ) ン<r>: : /;,;,;,;ノ=ミ、::::::::::::::::::乂___`)-------------
                     !::::::::::::::::;:::::::::;'::::::::::::::::::V,} ! {; ; ; ; (0): :./ー-´   ` ̄ ̄ ̄ ̄
                     {::::::::::::::::!::::::::|::::::::::::::::::::::{`ヽ  `ニフ:i: :`ヽ
                 ゞー-== }::::::::!::::::::::::::::::::::::::く { `ヽ; ;}ー-´
                     |::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::V ゝ (
                          ゝ-=ミ::::::::::::::::::::/ヽ:::ヽ ) `ーr- 、
                          ` ̄`ー ´  ゝ:::乂__      }
                                   `ー--- ´



             _|_三三ニニ杉     /   / ̄¨≦i彡三ミミ
            r'´,-vヾ三ニ≧''´    /__ _,/     `┴川ミト
            i  イ ). `ー''´      ̄    ̄`ヽ、     从ミハ
            |  {((         ィ====-,,,   `ー-  /厂リ
            ヽ ゝ         ´ ,,____`┴’  ,,,,_  ,'″.    
              \_         ´ 、_7::ソ} i  ,ィ__`ミノ
               ,' i            ̄` " くフt:> /
           r=イ  |                |  ̄. /
          / VV . |            ,,,,__  |  /          ええ、今年もよろしくお願いします。
       ィ´    VV∧          (     . |  ,'
    /¨ { i     VV∧      `' 、   ヽ __ ノ .,
    ..../{ i      V\ヽ        _ー ,,_,,  ./
    ::  | |.        V \        ""   ./
    ::  | |        V  :\         ∧\
    ::  | |        V   :\      ,.イ .∧ \

.

129 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:17:28 ID:PBOOk70QSa


                _rノ´フ≠ー=ミ、_
               _/rノォ、__ /´ ̄ ヘ-.、
             f ソ薔ハ Y  }        \
             r〉乂こノ  }-- /  ./   ,    ヽ
             {乂ー<ノ ヘ /}_  /}    |  |  ハ
               { {l ーヽ _// |__/ミ.|     }  |   .ト
                Y八    《 ィ芹ミx   ̄ ヽ/}_./}  } l}
             人 .V⌒}ハ し;rソ      .ィz .介 .ハノ
                 乂l{ 匂| } ::::`::::    心 》/_.ノハ}
                   V .ノリ    __     '`‘ /{
                У/} 、  V: : : :ァ   /八
                  { {fr_v\  こ´   .イヽ  )
            ィ=ニ_ニミ、.乂>乙> ≦    )/   -― 、
           ノ/}: : : :}}ヾ}ヽ) <ニニ{   __/    {    }ヽ  __
          r/: :} l: : : :||: :\-、ヽ- 、 >-' ‐  ̄ノ―'―― '--' {_    ヽ
          (リ: : :| !: :. :‘ハ : : \}. \ /    <ニ=-_―_-_-=ニ二二二>.ノ)) .
          /: : ://: : : : :V,: : : :ヽ /{      ー---――アニニニニニニ` <ニ>、
        ./{: : 《ゝ: /:ー:-}}-: :、: :./ .|   r―=ニ二-_ィ<ニニニニニニ/ノ/ノィ_>ニ》
          V{: : : :/: : : : ::ヾ: //  {  /{ォ   `ヽ ̄  `ヽー--.//´ ,/ / /- ´
         `ォ: ´:{ {: : : : : : }/ /   |_ ,/´ l}    ‘.      ∨:/   //イ
            }}: : :\\: // /__ / }  l|_             V    r<
          八: : : : \{:/:.{ /     /---イ}::::::-:―::::::::::::::::::::}    .ハ
          ` <ヽ:_:_|′:|′   ./_   /:::::: ̄::ニ=-:::::::::::/   {-》
                 ̄ |: : 〃ニ=―-{/}  /_::ニ=-:::_:::::::::::::::イ {    .|l∧
               八 : {{     /___./_´     ̄7´:{、 八   .ハ∧
                  .V||      /   /       {: : |   ∧ / ̄ }イ
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       ┃|   ぞんざいな、しかし馴染みの者に対しての声を掛けた店主は、五郎に背を向けて
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             店内の黄金に耀く豪奢な扉の奥へと消え……、僅かな時を置いて戻って来た時には。

             香ばしい芳香を放つ菓子と紅茶を満載させた、華奢なシルバートレイを両手に持ち

             見るからに上機嫌と言った様子であった。

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130 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:20:55 ID:PBOOk70QSa



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        ┃|
        ┃|   ペリドットのアンティークペンダントを魔女から購入し、身に付けたちひろも座った
        ┃|
              アカンサスの唐草文様装飾の猫足のテーブルセットは、魔女の手によって華奢な

              三段ケーキスタンドと、優美なシノワズリのティーセットに占拠され……。

              椅子に座った五郎に対し、過剰戦力と言って良い迎撃体制が取られた。

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131 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:23:17 ID:PBOOk70QSa


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        ┃|
        ┃|   五郎は手始めに芳しい深紅色の紅茶のカップを取り、戦端を開いた。
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              表情が緩んでいる所から、魔女の歓待への喜び以前に甘党である様だ。

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132 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:26:27 ID:PBOOk70QSa


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               }:.{ヾミニ=―‐-.:.:.:.:.:‐=ニ彡')
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               i  ((:.\ヾミ=――-.:ーニニ二三彡'} !
              i  Yヾミt、ヾミニ―-.:-=ニ三彡'//       _, -v― v ―― v―-、_
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                                      . ∨            / //
                                      _ゝ,、 /(  λ )ヽノ( ,イv'./ _
                                  λ ̄ `   >- _\V/_ '-<^ゞC)=ニ二´
                                 (   ̄ フ ‘-'こ'ん’_いふ_こ-’       ̄j
                                  `κ´_ /    八    \ _`ν´
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        ┃|   贅を尽くした菓子を黙々と口に運び、時折、僅かな身振り手振りで誰に向けたもの
        ┃|
              では無い感嘆を表す、井之頭五郎。

              この男が黄金の魔女の領域に招かれる様になって、四年目を数える。

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133 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:29:22 ID:PBOOk70QSa


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        ┃|   四年前のハロウィーン、本来はケルト系社会の収穫祭と悪霊除けのサウィン祭が
        ┃|
              元となった、今の日本では仮装イベントと認識されている日が近付いた頃。

              何となしの気紛れを起こした魔女が、ガス灯看板の認識阻害を僅かな時間とは言え

              解除した際に来店したのが、五郎であった。

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134 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:32:27 ID:PBOOk70QSa





                          彡ニニニニニニニニニニニニニミ彡ニニニニニニミ
                          彡ニニニニニニニニニニニニニニ>── 、ニニニ}
                          彡ニニア⌒¨¨フxァ/⌒¨      `i!ニ二}
                          彡二{    // 〃      -‐- 八ニニ{
                 γ´ ̄ ̄ ̄ ヽ  マニム   f7‐‐{!‐---‐ ´  x‐-、  マ7^マ
                  {   も    }  マニ7 ´ x─‐ミ、   rzァ"´⌒ヽ 'YX} i
                    八.  ぐ    ノ r‐ ∨  〃⌒¨¨゛¨ 、   ,アrz、ヽ   !^}! !
                    ー── ´  ∧f⌒,   〃f乃` ノ  ヽ ┴ ´    !ノ /
                           ∧、{ム    ̄ ̄   ..::           !ノ
                                ∧ ム        ,::::   、      i.         γ´ ̄ ̄ ̄ヽ
                             ー‐、      {:::.   ノ     ├         |   も   i
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                 γ´ ̄`ヽ       x≦' }:,     {ー--ァ==≦´rァ    '! ∧       乂___ ノ‐-
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        ┃|
        ┃|   一心不乱に魔女が饗(きょう)した菓子と茶を口に運んでいるが……、この井之頭五郎と
        ┃|
              言う男。今現在も、四年前からも変わらず、ビジネスの為に魔女の宝飾店に来ているのだ。

              栗の渋皮煮のモンブランを片付けた後は、狼の口がバックリと開いたスコーンを手に取り

              瑞々しい赤色をしたリンゴンベリージャムを着けている男は、輸入雑貨の貿易商を営んでいる。

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135 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:35:07 ID:PBOOk70QSa



                          ヽ__, -____ }, -── 、==、_-ヽ、__
                           V ー' /-‐'''''‐- 、 ` ヽ、`ヽ__} ヽ
                            } /        ヽ 、 \、 ヽ`ヽ、      _j|_
                            `/    /       ヽヽ ヽ. ノ、ノ )       ̄|! ̄
                            | l   l l  l  l    l ヽノノ} `V                |
                            Ll_‐- 、 l  l l l   } 彡 イノノ)           __j|__
                             | ッ=、ヽ /, -─‐- 、 レ'ノ}リ レ'                ̄|「 ̄
                              !.、!_゚j    ,rヤ。‐z } / /ゝ/                 |!
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        ┃|
        ┃|   営んでいると言っても、四年前に魔女が聞いてみたなら店舗を持たず、個人で商いを
        ┃|
              続けていると言う。

              アクセサリーを求めている訳でも無く、何故宝飾店へ来たのかと、何時もの調子で意地

              悪く、更に魔女が問うたならば……。

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136 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:37:45 ID:PBOOk70QSa



                                                      ( )
            -=ミ  ⌒ヽ                                   }〕
       「     _      、_ - ==ミ、                             ( )
        .  r ¨   ヽ            ー=ミ、                     〔{
          ∨ }!      l         _        \                     ( )
         / }!、      ,      _ - ¨¨¨¨` _     ヽ                   }〕
       /     ̄  `" ,.::::  .ノ          ` _      .                   ( )
         {       _ =ミ::   ¨ヽ         j                      _〔{__
       ` -==彡"    `_       __  -'                       |l ̄l||
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       ┃|
       ┃|   顧客から欧州系衣装を主にした仮装イベントをハロウィン近辺に開催するので、その
       ┃|
             関連雑貨や小道具等の仕入れを依頼され。

             それを念頭に夕暮れの街を歩いていた所、ボウッとガス火の灯った豪奢な唐草細工の

             看板と、重厚なバロック様式そのままの扉を見て、思わず来店したのだとか。

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137 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:40:27 ID:PBOOk70QSa


                          ;   , ;
                         ノ   .: .:
                        r'  ノノ_,ノ
               ―――― 、  }  { ,:´
             .     _   ) r'  し)
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        ┃|
        ┃|   それを聞き、様々に得心が行った魔女は。
        ┃|
              そうした仮装イベントならとアイマスク等の小物を五郎相手に卸す事に決めたのである。

              魔女の卸すアイマスク等の製造元は、はてさて一体全体、どんな場所と時で、誰が作り

              上げた物なのかは、横に放り投げて触れない方が良い様な気がするが。

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138 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:44:55 ID:PBOOk70QSa

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       ┃|
       ┃|   そんな魔女との契約から四年経った今。どうして五郎がむっしゃもっしゃと、幾ら男の
       ┃|
             腹塞ぎとは言え過剰なアフタヌーン・ティーを、しかも独りで楽しんでいるのかは……。

             実は、これも魔女との契約の一つであった。

             宝飾品を求めに来たのでは無いのなら、取引の際、輸入雑貨商の知識の有る五郎は

             黄金の魔女ベアトリーチェ自慢のイタリアバロック様式に満ちた内装を眺めながらに

             菓子を食べ、茶を喫して行け。と。

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139 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:47:20 ID:PBOOk70QSa


                / ̄/⌒ヾー-ヘ
         __.才{ > ´ ̄   ̄` <ハ
       ..r {_f´ .≠´ ̄  ̄`ヾ`ヽ    \`ヽ
       厶f ⌒/  /    ヽ    `ヾ: }ハ. i_
         } . /  ′ !  !  '.    ∨  ′!∨:}
       f´ /.′  !  :!  :   V   ' :// ; '〈
       辷{ : :  :! !:|! i|:   ∨ :i:i!/ /| !: }
        7'.i | ! i|_|__|i:i≠≧==≠=ミ|:彡イi iノ
       ...⌒L!从ー-ミ ` ̄斗云=ミx jハ才v. '
         .八ム rf≠ミ   7 ( u)ア゛// '}/
           ∧ ゞ=}   `ー=^ //_.イ/
       .      ∧   i      // ^7
           // ヽ  `rー- 、 u{.乂. !ュ
       .   //    、 ヾニア  ィ `ヾ}: :{
          { {      >rvイ乙才/(: : 〉、
           ゞメ      ハ. : : : : : 〉/  `ー-
            リ     /.  ∨. : : /

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       ┃|
       ┃|   まぁ、アフタヌーン・ティーの契約は、契約と言うよりかは魔女の強引なフォローの
       ┃|
             結果であったのだが。

             欧州系仮装イベントの雑貨手配のあれそれを五郎が魔女と話していた際、夕暮れ時も

             災いしてか、五郎の腹の虫が大きく自己主張してしまったのだ。

             四年前のその時も、魔女は自分のオヤツの為に用意していたディンブラ茶葉の紅茶と

             焼き立てアップルパイのバニラアイスクリーム添えを五郎に食べさせた……。

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140 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:50:19 ID:PBOOk70QSa

                          _,,..--、
                         //⌒ヾ
                     rァ=¨ -  ̄ー─ァ
                   r‐ヘ/ {.l    ',  ̄ヽ\
                 マ///, lヾV   l  l ',\)
                    {/f^〈〈 l、__Y  l、 _l__ l} }
                 厶/∧', ァ‐ゝ‐/__L_从/
                    ̄fVー'⌒   '⌒ ァ==ミ
      /} /}   _   __   r'ゝハ  ー ' ャ /
     -ゝf /r‐っ ̄l ̄ ̄ ̄   `ー乂\ゝ ノ/
      Τl V l' r'  `l         ノ }≧≦^ヽ
       `ゝ--─ T .:    _ィY^i-、__ノ-─-、_/~~Y^ヽ
              |  l  ,ィチ//〕 ‐弋 丶  , - //-/ヽ/八
                lィ//〃//\‐ゞ〉 ̄ v  ̄ 〈>//ヾ//\
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       ┃|
       ┃|   この毎年の習慣となった、五郎独りだけのアフタヌーン・ティー。
       ┃|
             五郎はこれも仕事の内と割り切っても居るのか、楽しんでいる。そして、魔女自身も

             その健啖ぶりを愉快だとばかりに、言葉を掛ける事無く、只々眺め入るばかり。

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141 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:53:28 ID:PBOOk70QSa

              , -‐ '三ヾ、∠三z
          ,. '三三三三三r三三三辷、
     .  ∠三三三三三三三!モ三三三 }
       Z三三三三三三三三|ヒ三三三 }
       〉三三ヲ´77'´77  ̄ ̄ ̄`ヽ三ニ|
       '.三「   〃 〃       |三リ
        '.三}  ,.厶‐ナ‐- , -─-  |三|
        '.三〉 r=ニニユ   r=ニニユ レニヽ
       ,.- V    ィfエヌ 、 , rァエラ   |)j /
       !に>'.                  | '/           ふぅ……、ご馳走様でした。
       ヽ. ゝ'.                 レ'
         `ヽ'.     〈     〉    |     'ミ_'⌒)    今年も美味しかったです。
             '.   、 `ー‐ ' ,. -'  /- 、      (´  ⌒)
         厂.∧    ̄`ニ´    /、  ヽ      `~ー'
       ,. ‐7 〈 { \         / !   ヽー 、
     '´  /   '. \`ヽ、_____/  l    ヽ
       /    '.  ` ー 、__,. '´    l     ヽ
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     .  /   、  ̄ヽ  !厶 、ヽ  /   /



                              / ,ゝイ ⌒ヽ    \ヽ
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                             乂| イ |___ルゞ.,_,.., イ i| ,ゝ、 i〉
                             \|__ヤ   イ0 ノ冫 /イノ〉/       ……おう。今年も
                                  弋 弋)  `   / l/ /
                                 ハ ヽ_ _,   / ヘ〈          胸がすく思いだったぜぇ。
                                /ゝへ ー  /ヽ( ヘ
                               ( (   >イヘ  》 ヘ\
                                 ソ /ト ノ\ V (     > ̄lゝ
                      _,、_  __,,,... -  ゝl:八 l  ゝ  -ー''/ /〉⌒lヽ
                  _ ,,--- // /ヽュ、     イ:::(ヽi      / /l:l:::::::::l:::}
           夂-‐ '' "´  ''''ー‐ト、リ、イ  \ヘ /:::::::::( l l   i   / /::/::::::::l::〈
                          ̄\  Y:::〈:::::::{::〉l l  / /::::/::::::::::::l:::l
                           イ\ ゝ、::::::/::ゝヽヽ〈 /l:::::::l:::::::::::::::::/::::l
                           /   V\lヽ:::/::、´~~{ ゝ⌒:/、:::::::::/::::::}
                           丁\ l\l::\{::::〉ーゝ:/:::::::ヽ/::ー::√
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                           丁> ゝ i::::::::::}::::::::l:::::::::::::::::::〉:l::::/
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             ,イヘヽ::::::::::::::::::::::::::(,,_ ヽ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ/ ̄:〉:::::::):::l
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           ./::/:::::::::ゞ、::::::::::::::::::::ム_∥::::::::::::::::::::::::::::レ'"~~::}::::::::::::l:::::::::l::::l

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142 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:56:30 ID:PBOOk70QSa


                        /::::::::::::::::::::::::::::::::::;>ー--、
                          彡::::::::::::::::::::::::::::::::::ア:::::::::::::::::::::ヽ
                          ,イ::::Y´/ ̄ ̄ ¨¨''弋:::::::::::::::::::::::::::
                      从イ /‐- -─ -   }::::::::::::::::::::::
                            ム-、  fニニニニー  `ヽ:::::::;=ミ:::
                       {ーィモ、  辷tラ    ミイ :ハ
                            |.  ̄/              ノ
                         | ./             r‐イ::
                         | {__ )  __         .:::::/
                         ', ー 一 ´      /::::/
                          ',           ノ Х
                             ヽ         ,ィ : :|:ヽ
                          `ー‐t‐‐=ニ  /.: :;イ: : :\
                                ,ィー' ´ ラ': : :./: : : : : : :ヽ
                              彡ヘ、/: : :/: : : : : : : : :
                          ト㍉': : : :/: : : : : : : : : : :
                        r彡'´: :ト、:イ: : : : : : : : : : : : :
                         /: : : : : :〉: : : : : : : : : : : : : : : :
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       ┏┓
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       ┃|
       ┃|   一息吐いた後。
       ┃|
             魔女の用意した欧州の仮装小物が詰まった鞄を手に提げ、アッサリと魔女の領域を

             出て行こうとする五郎。

             この男には、黄金の魔女は宝石を見繕わないのか――……。

.

143 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 21:59:48 ID:PBOOk70QSa


                        /| \/    /二ニ=ー
                     .才/二|。ム{ヘ   /二二二二二二ニニ=ー
                  <二/二/乂 |:::Y人/二二二二二二二二二二二ヽ
               /ニニニニ/二7  /::7   /二二二二二二二二二二二〈
              ./二二二/二7  /:::::|   /艾二二二二二二二二二二二〉
              |二二二才ニ7  ./::::::::|  '二二ニニ7二二二二二二二二二)
              |二二/ニニ7  /:::::::::/   l二二二7二二二二二二二二二ニ
              |二二|二ニ7 ./::::::::/    |ニニニニ7二二二二二二二二二二
              |二二|ニニ7 /::::::::::|    |二二7二二二二二二二二二二ニム
              |二二|二7 .|::::::::::::|    |二ニ7二二二二二二二二二二二二
              |二二|ニ7  .|::::::::::::|   |二7二二二二二ニニニ圦二二二二二
              |二二| 7   .|::::::::::::|    |二7二二二二二ニニニ7  V二二二二二
              |二二|7   .|ニニ⊃|    |ニ7二二二二二二ニ7   V二二二二二
              |二二|'    .|::::::::::::|    |:7二二二二二二ニ7     V二二二二二
              |二二|    |::::::::::::|    |二二二二二二二7       .V二二二二二
              |二二|    |::::::::::::|    |二二二二二二二|       .V二二二二ニ〉
              |二二|     寸::/    |二二二二二二ニ人       /二二ニニニニ/

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        ┃|
        ┃|    五郎の胸元。ネクタイを飾る鰐口のネクタイピンの装飾部分に留められた石。
        ┃|
               そこで、既に魔女の手仕事の成果が鈍色の光を放っていた。

               鏡面仕上げのカッティングが為された黒銀色のその石は赤鉄鉱、ヘマタイトと

               呼ばれる宝石である。

               ギリシャ神話の戦神、マルスの石と呼ばれる歴史ある石で有り、魔女が個人で

               輸入雑貨商を営む五郎に戦神の加護ぞあれ。と、渡したものだ。

.

144 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 22:03:30 ID:PBOOk70QSa



                            ,ォ,。 == 、
                           ,ァィ , ._ ヽ ',
                          .,! !゛,゛( ` ', !',
                          |l ゛ ‐-- .イソ!゙
                          ゙リ、ミ 三 彡∥     ……Be', e stato divertente.
                           ',! `!゙'^'´!´リ
                         ァ^r‐ '´`¨¨´'‐。、_,
                         ;': :',!        !./ヽ
                        ,': :: :',  '゙ ., ゙'  ノ: : ::!
                       ,イ: : :: :ゝ、____l___ノ: : : : :',
                      ,。ゝ: : : ;ィ: : : : : : : : :,: : : ::ィ、
                     ヾ: : : : ::',.',: : : : : : : :.'ァ: : : ::.ッ
                     /: : : ::γ ,!: : : : : : : :.、l: : : : ヽ
                   ,。-': : : : : !,.イ: : : : : : : : : ::ヽ: : : : :!
                   ,./: : : : : : ::,': : : : : : : : : : : :: :: ヽ,: : :!
                 / /ヽ、_: : : :,': : : : : : : : : : : : : : : : :`.´
                イ、/∥ | 7‐ァ: :: : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ
                  ヾ、_!ィ l ソ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.'.,
                   ./: :`''´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::ヽ
                   /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: :゙.,
                 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :!
                ./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : !
                ,': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.゙,
               ,': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',_
               ,゙: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
              .〈: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : '.,_
              .,゙: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : '.,
             .,': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :!
            ...,': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /

       ┏┓
       ┗╋━━━━━━━━━━━
       ┏╋───────────
       ┃|
       ┃|   あの健啖家に、遥かな古代ギリシャの時より戦場からの無事の帰還をとの
       ┃|
             祈りが込められた石を見繕ったのは、やり過ぎだったか。と、魔女の脳裏に

             そんな考えが閃いた時には……。

             独り、魔女の視線は、外界を隔てる厳然なる扉へ送られるばかりである。

                                                 fine.
.

145 : ◆Yy5Ow5uI1E (アウアウ 2961-8283) : 2018/10/17(水) 22:06:13 ID:PBOOk70QSa
今日の投下は以上になります。
皆様も、どうぞ良きハロウィーン祭への日々をお過ごし下さい。
お疲れ様でした。

146 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで (ワッチョイ a6d9-d57c) : 2018/10/17(水) 22:21:24 ID:812GV5eM00
乙でしたー。
なんとも味のある関係やなあ。

147 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで (ワッチョイ bef4-97d1) : 2018/10/17(水) 23:04:09 ID:h7JOQHAE00
乙でした。

148 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで (ワッチョイ ac61-19b1) : 2018/10/17(水) 23:06:23 ID:fJeHlzfA00
乙です

149 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで (アウアウ aa04-19b1) : 2018/10/17(水) 23:18:24 ID:206/IGloSa
乙です。

150 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで (ワッチョイ 1687-19b1) : 2018/10/17(水) 23:28:16 ID:4wM255eU00
乙でした!

玄人同士のコミュニケーション
いい雰囲気だ

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