スポンサーリンク
プロフィール

Author:やる夫達のいる日常
最新記事の表示件数を増やしてみました。

PASSを設定していないコメントに編集用リンクが表示されないように変更しました。

Chrome76以降ではAAの表示が改善されているようなのでフォント周りを少し調整しました。
現在Chrome76以降でCPUの使用率等がおかしいとの情報もあるのでFireFoxを併用するなどした方が良いのかも……。


※コメントに関して少しだけ
 一部のスラング的な表現が含まれている場合、内容の如何を問わず承認しない場合があります。ご了承ください。

このブログについて詳しくはこちら
About
プライバシーポリシー


現行作品リスト
完結作品リスト


※注意
当ブログからの転載はおやめください。
元スレ及び掲示板の規約に従うようお願いします。


推奨ブラウザ
Firefox
Google Chrome
IE(AA以外の部分で若干の表示崩れあり)

その他ブラウザは非推奨です


Saitamaarフォント様を導入しています。
手持ちのiOS及びAndroid環境で表示確認済みです。



したらば掲示板文字化け発生中
元AAがわかる物や文字化けの規則性がわかっている物は、出来る限り修正していく予定です(わからなかったらそのままになるかも…)



やる夫観察日記様より
やる夫はmotherの主人公のようですサルベージ完了
YARUO2 レナの逆襲サルベージ完了
YARUO3 だれかさんの最期サルベージ完了



相互リンク、相互RSS募集してます
連絡等は以下のどちらかへ
(Twitterで連絡してくださる方がありがたいです)
@yaruonitijou
メールフォーム


作業量的に安価・あんこ作品のまとめ依頼の受付を一時停止します。非安価作品については受け付けていますのでお気軽にどうぞ。

ブログ内検索(テスト中)
最新コメント
スポンサーリンク
カテゴリ
PR
カウンター
Total PV

Total UA

Online
現在の閲覧者数:
リンク(敬称略)
やる夫系掲示板
やる夫板Ⅱ
やる夫スレヒロイン板(新)
やらない夫板Ⅱ
小さなやる夫板
やる夫楽曲短編投下所(livedoor版)
やる夫楽曲短編投下所(seesaa版)

やる夫系紹介サイト
やる夫.jp
やる夫wiki
やる夫RSS+インデックス
やる夫澪標
やる夫見聞録
やるリンク(試験運用中)
やる夫スレキャラクター出演作まとめwiki
やる夫ログ
やる夫Link
やる夫電脳インデックス
やるリンク改
やる夫ガイド

やる夫まとめ
やる夫短篇集地獄編
やる夫短篇集阿修羅編
やる夫短編集あしゅら編
ぶらりとやる夫
ヒーローまとめてやる夫
やるやら書庫
やる夫の暇つぶし
やる夫の暇つぶし麻亜屈
やる夫之書
やる模
やらない夫オンリーブログ
やる夫AGE
このやる夫スレ、まとめてもよろしいですか?
AA・やる夫文庫
やるやら鍋
やる夫疾風怒濤
隣のAA
やる夫叙事詩
やる夫まとめ堂
勝手にやる夫を纏めたりするブログ
泳ぐやる夫シアター
RPG系AA物語まとめるお
嗚呼! やる夫道
やるやらできやら
やる夫道中記
やるぽん!
やる夫まとめに挑戦
東方やる夫スレ纏め
暇な時にやる夫まとめ
やる夫を拾い読み
やる夫スレ自分チェック用
大惨事!!スーパーAA大戦α
やる夫のブックシェルフ

レビューサイト
チラシの裏の読書感想文
まけいぬのとおぼえ
へっぽこデジタル生活
貧者の一読
駄目人間は静かに暮らしたい
トリガーハッピーエンド
SSの紹介とか感想とかを書きなぐるサイト
ヴィーナさんのスコップ感想欄

作品・作者別wiki
ドジっ子ちっきー ◆zQtZuWsqf6のまとめページ@wiki
できない子のMM部活動日誌
やらない夫は宿を再興するそうです
麻呂と丸京の100万G返済生活
やる夫が異世界で前を向いて生きるようです
Fate/Parallel Lines @ 総合ウィキ
◆5wbYUif2XM総合うぃき
逆アクセスランキング(ずっとテスト中)
スポンサーリンク

ナイチンゲール婦長に関するトリビア 第七回 『父、ウィリアムについて』

目次 現行スレ

155 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:08:13 ID:ePB6HGZY0

          /\
        //\ \
       //////\ \
       \///////\ \
         \///////\ \
          \///////\ \
            \///////\ \
             \///////\ \
              \///////\ \
                \///////\ /
           -   _  .\/////< ̄\
    >::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<\//// }::::j::::}       フローレンスが看護婦になると決意した際、
 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\//ノ::::ノ::j
/:::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::´_ノ <        最も強硬に反対したのは母のファニィである。
:::::::/::::::::::::/マ:::::::::/マ:::::::::i::::::マ:::::::、:::::::マ::マ:::\´ <
::/::::::::::::/ マ:::::/_ マ:::::::i:::::::iマ::::::}\:::::マ:マ:::::}\  \    ファニィはその後もフローレンスとは
::::::::::/:::::/  レ ー_-マ:::::i:::::::i .マノ  マ::::V:マ:::i_}__  }
ー--{::::::i.  ´::::::::::` 、`i:::::i::::::;i, --  マ::::}::',::::{\ \}     事あるごとにぶつかり合い、最終的には
::::::::::i:::::i { ::::::・::::  } j:::j::::::;j :::::.:: ` .マノ:、`> ..\ \
::::::::i:\i. '、 '''''''' ノ j::/::::/  '::::::::'' } .{:::::| ̄:::`> .\ \   没交渉状態となった。
:::::::::|::::i    ー ´  .j// ,`  _  ´ V:::|::ヘ ̄    \ノ
::::',::::i:::i                     V:|_::\
::::\マヘ::i    .i` ≧ -   j      ノノ、
:::::::::::マ\ _   .{       /     ノ:/::::\
\\_\i    ー __/__  -  ´i/          「看護婦になる? 認めるわけねーだろ、そんなの」
   /           ヘ  /
  /    イ         ヘ´




156 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:08:40 ID:ePB6HGZY0

             __
           . : : : ´: : : : : :`: : : ..、r‐、__
       /: : : : : : : : : : : : :ヽ: :/:`ヽヽミ、
      ./: /: : : :.∧: : : :}、: /: V: : : : :∨ハ
     /: /: : : :./ ハ: : / ∨: : :.|: : : }ハ: V: }    この二人の関係にかろうじて平穏というものが
      ; /: !:.{: /≦三}/ミ、 '. : : :|彡ミ、: V:V!
     l| ⌒|: V / ⌒ヽ  }: : リ ⌒ヽ}:.八>   あったとすれば、それは母親のファニィが痴呆と成り、
     l|: { .l: : { { ::・:: }   }/ ::::・:: }个|:人
    .八.ゝ! : :! ゝ __ .ノ  ´ , ゝ __ ノ .|: !(⌒  フローレンスの介護を必要とした時期だけと言ってよく、
    /: : : 八: {      _        }: |´
    -=≦: : ヾト 。._ .{ : : : У   _ . イ:人   真の意味で和解はこの二人には最後まで訪れなかった。
       ̄ 乂:_:_(   ̄ ~¨  ¨「:人:_}/ゝ:_>
          / .′     | ∨
          .′ {       | }         「ばあさんやご飯はまだかいのう?」
           l{  {YVNVM人}_ .!
           (__ )ニニニニニ]/ノ=<>、
             |^ヽ////.rv'´V`〉⌒ヽ_.〉
             |  { ⌒^´ .}  }.〈: : : :/
             |  {     .}  } `¨´

                        _    _
                       '": : : : : : : : : `: .、
                 /: : : : : : : : : : : : : : : : :\
                 /: : : : : : : : : : : : : : : 、: : : : : ヽ
                ': : : :/: : : : : : :i: : : :ヽ: : :ヽ: : : : : :、
              /: : : :.': : !: : : : : ': : : : :'; : : : :. : : : : :':
               ': :!: : :|: : |: : : : : :ト、: : : }: : : : '; : : : : :':
                 |: :l.: : :ト: :l '; :.ヽ ! \';.l : : : : l.: : : : : :   ,.イ´
               V: :、_ゝ、 \!`>t::ァフ : : : : l⌒; : : :.}/:./
              Y: :ヽ弋ッヽ   ´ ̄ ´l: : : : :.lヽ.} : : /: :/-:.、
                l : : :.  /         !: : : :.:ハ.イ: : /://⌒ヽ     「一昨日食べたでしょう?」
                 l:i.: : :.  ヽ      /: : : :/:´: !: /: : :/_
                 l:l: : : ト.  ー ‐    /: : : /!: : : :,イ__/´⌒`
               ';!: : :.! \      .// ´ .ト.(二ニニ)、
                ヽ: : l   >‐ '"./ _,..イ l./:./:)l、 〉
                    \l   l\!,.-‐ ''"    V:./、ハ \
               _,.--、___l .!          V: :.ノl__l\!
                / /二ニ/ヽ ,'      ./ rー<)! ', 〉
             ,イ ./ /  /   V__-‐ ''" -‐!    ` </、

157 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:09:08 ID:ePB6HGZY0

                 /: : : : /: : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : :V_):\
             /: : : / : : : : : : ′i: : : : : : : : : :i: : : : : :V__)ハ
            ‐-=≦: : : : : : : : :i.: .:| i: : : : : : :: ::|: : :i: : : :V_):ハ
             : : : : : / i: : i.: : .:|.:_.:|_|\i: :i: : : ::|: : :|: : : : V: :⌒`
               : : : : :/.:.:|: : |.:.:ィi|\:N  ヽ ! : : : |:_:_:|: : : : : : :{
            i : : イ ィi:|: : | : :|,ィi笊夾ミ :ノ: : : /.: .:ノ: : : : (: ::{    そんな二人が珍しく意見が一致した時がある。
                ノ.:.:.:.:.|:i:/ |: : |\|ヾ 乂ノ ⌒>:/ィ爪}: : :/:ハ: :.
            .: : : : : |:i\|: : |  `     ::::::::::   V/:レ:' /: : \:.  それは、
          / /: : : : |:i:i:i八: 、          `  /: : ::イ `、: : : \
            /:7: : : : : Ⅵ(:i:i:}\\ u        /:: : :: ::|   V: : }
           {: : : V∧:Vノ^'<: : :}h。   (: : ` ィi{: : :V: : !   ノ.:.:ノ
           {: : : : V∧:V    ̄‐=ミiト。s≦i:i:i:i{〉: : :V :!イ‐=彡
             V,: : : :\V:V    /A\ 〉~^‐-=': : :/V:ノ

            .、__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人
            .)                                            (
            .).  うちの一族の連中は揃いも揃って頑固で怒りっぽすぎ!!... ...(
            .)                                            (
            .⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y

                      . -―――- .
                   . :´:/ : : : : : : : \: :` . 、
                 /: : :/: ; : : l: : : : ヽ: : ヽ: : : \
                    , . : : : : : /: : : l!: : : : : |: : : : , : : : :ヽ
                /: : /: : //|: : : :| ヽ : : :/: : : :, : : : : :',        ということだった。
                  ,: /: :' \_/ | |: :_jI斗*''~: |: : : : : : : : : : }  ,.イ
                   |/: :イ : : jIヽ|∧: :|,ィ茨ミ,リ l: : : :| : : : : :|/: /      無論、自分も含めて、ということだろう。
                 / /: | : f芋ミ    ̄ ヒ」 ムイ: : : :|): : : :./: : /_
             /イル |ヘ_} ヒ」,        /: : : :.:|: : : :/: /: :.ヽ    その程度の自己認識はあったと思いたい。
                     从: :}          //: : : :/ : : //:/⌒ソ
                  /: : :八    __    'イ: : : :イ: : l≠≠》k、
         __       ヘ: : : :| ヽ  V  ヽ  /: :./ レ'ム云云≠=‐-、
                    \:.|   \`  ̄ ∠_/, -ニ三㌻        /',

158 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:10:03 ID:ePB6HGZY0

                  . . .-――-. . _
               . . ´ : /: : : : : : :ヽ :`: 、
                  /: : : /: : : : /: : :|: : :', : : :\   /
                /: : : : / : /: :__/: : : :|: : : : : : : : ヽ   /
              ': : : : : |: : | ´ /:.`ヽ,イ : :.:|:.| : : : |l: ',  ―
            |: : : : : :!: : |: :/И: / И: :ナナメ : |:!: |         確かにこの女傑の不屈さは、母方の祖父によく似ていた
          _|: |: : : (|: : |レf≠ミ、   ̄  ! ! : :!|:/
         ((⌒ヾハ: : : |: : |  切}   ィ≠ミ、l| |: :ノ ′        と言われる。他にも、金に頓着しない点や、
          `,.-‐ミヘ: : |: : |        切} リ:イル'
          /: :/⌒ヾ≠): :|ヽ       イ: :| l:|           患者と晩餐会のゲストという違いはあるものの、他者への
            | : {  ソ: :|l≧ミ_ゝ \ ィ ァ/|: |ハ
          ヽノ 人/`寸三≧} `ーく=-_И:|            ホスピタリティ等、明らかにフローレンスは母親譲りの性格をしていた。
             _-==ノ`''< ̄~' {アニニフ  ̄ - _
         _-==/>s。 `''<//´,二」  ,  ´}           姓はナイチンゲールだったものの、フローレンスは
       _-=ニニ/     >s。ハ  ´r=J /   |
         {ア´⌒\           `', ´ ャノ `''< |          性格的に母親の家系であるスミス一族の性質をしっかり
         |     \} /       _-ハ  l}\   `ヽ   ,-、-、__
       ,       'i{       /-_ノ   リ-_ V  _ヽ-'、l }マ }ュ`i  引き継いでいたと思われる。
       ∧       l    /三三≧'__ン、} _= }   〉`, ,`´/
       / ∧      l:.:.  /寸三三三ヤ : :| _= |  /     /
       / ∧        !:.: . /   `マ三ヤ: : :.:|_=  {,.イ    /
       / ∧      l : /       ̄/: : :  |= ,イニ{   、,ィ´
         ./ ∧      |:/        / : :   _= ./ニニム  /=}
           / ∧    イ       /:     _= /|二二ムイノ=|
          / ∧   {      /    ,,ィ ̄| マニ二ニア
            ./ ∧          /    ∥| | `寸ニア´
                〉、      /`'''<_,_{{__,|__|ー‐'' ̄
             /  >―<>s。  ∥  } .}} }
           /           ̄ヽ_j__}},ィ'
           〉、              ||  }
         ///≧s。             ||  }_、

159 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:10:25 ID:ePB6HGZY0

          /     , 、 v,
         /_     l   l      ,、
           /     l--、__.l       /∨
          レv   /   `l ,   /--∨  ll        そして、二人のそんな性格は
           ∨  l ━━".∨i   /.-- ∨ /l
     ず      ”八l     / ` ’'. ━━∨ i  イ     父親であるウィリアム・ナイチンゲールとは
      ず        l    〈          レ'
       ず      {     `         r- '     似ても似つかないものだった。
            r---`-- ,         / ト、/
           _ '--、     ` ,    ,x≦  /.∧
         ,-' 、--、 `,     /-- '      /  ∧
         i   、--、 `,     /、     /
        イ   、--、 `,    /  >  <      /
        /.}   、--、 `,    / /  r-、 \    /

160 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:10:44 ID:ePB6HGZY0

                    r、
              r、/:::\__ノ|
            ノ:::::::::::::::::::八
             ¨7::::::::::::::::::::::::>
               <::::::::::::::::::::::::ゝ
            从::::::::::::::::::从
.                乂{从ル'.
           >-‐"~ ̄~~‐-<_
           / |       / / ヽ                 第七回 「父、ウィリアムについて」
           ,' .| /``~、、{/
          ,'  ',       |i   |
             ',      .|   |
         {   ∧       .!.  |
               /       |.  |
         |   | .〉ニニニニニニ|
         |   |/       .|   {.
         |  /  /.!       |   V
         |  〈  /=|    .八   ',
         |  |¨¨ニ ̄ ̄ ̄ ̄‘,  ',
         | ̄||ニニニ/|ニニニニ‘, }
         乂{{|ニニニ/ |ニニニニ } ̄|
           |ニニニ,' .|ニニニニr'  ノ
           |ニニ=-  !ニニニ|  ̄
           |ニニ=-  iニニニ|
           |ニ=-.   !ニニニ|.
           |ニニニ|   |ニニニ|.
           |ニニニ|   |ニニニニ|
           /ニニニ}.   !ニニニ|
             ニニニニ,'   ニニニ,'
          ,'ニニニニ    {ニニニ.{.
          |ニニニ/    ',ニニニ!
           |ニニニ      ',ニニニ!
            |ニニ=       ニニ.|
.          |ニ=-        |ニニ.|
.          |ニ=-        |ニニ八
.           |ニ=-|.     .|ニニニ\__.
         | ̄ ̄)     | ̄ ̄ ̄ /
             ̄ ̄       ̄ ̄ ̄

161 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:11:36 ID:ePB6HGZY0


           ヾニニニニニニニニニニニニニニニニニニア
.         _,イニニニニニニニニニニニニニニニニニニア
.       ゞニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニミh、  ウィリアムについては伝記の著者によって評価はわりと異なる。
.          /ニニニニニニニニニニニニニニニニニニア
.         ,イニニニ< ◯ 〉ニニニ〈 ◯ >ニニニ〈   彼について、家族内でフローレンスの
.          `ミニニニニニニニニニニニニニニァ―''`
             jニニニニニニニニニニニニニニl     唯一の味方だったというものもいれば、
.           イ‐''フニニニニニニニニニニニニ|
               マニニニニニニニニニニ从    娘の事を最後まで認めなかった頑固者だとも言われている。
.               'ツニニニニニニニ-ゝ
              ,,ノニニニニニニ乂,,_

162 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:12:42 ID:ePB6HGZY0



                 ,: ,..-_,.ィ
               、-‐.、/:{::::::::::::ノ-.....ィ
          、..イ:::::::::::::::::::::::::::::、::::く
           /:::::::::/:::::::ハ:::::ハ::::::`、     その理由はおそらく、フローレンスの人生において
           ノ:::::::::::l::/::/,ノ-、, ‐、::ゝ
            ̄j:::;:‐:、{´  { /}i.ヽj:ノ    この人物は母のファニィ、姉のパーセノープらと比べて、
             '"八`_   ゝ-' ゝ'゙ )
            / .‐ `,.-‐`、ー '_イ     影が薄いことにある。この男は他の二人ほどには
              /ヽ(   し_// 厂ヽ }
.            〈、_ > ,...`_´ ,.'"`ヽ     娘の人生への干渉しようとしなかった。
         /`ー=,..'"    ',.ヽ  i .|
__-=ニ二二二ゝー'"    ',  .! l  l .〉     つまり、記録が少ないゆえに評価がぶれるのだろう。
ニニニニニニニ>---‐=ニl  .l .ノ‐''" `ヽ
 ̄―-=ニニニニニニニニ( ̄´ `ー、-‐'゙
             ̄ ̄ ̄―=>---- '

163 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:13:10 ID:ePB6HGZY0

                   /
                  /〃──-ェ,,
               ,, < { l      ` 、
              /            \
               /               ハ
.             /              _  ハ
            /   /i   i\      ム マ ゞニ=-‐       で、娘であるフローレンスは父親の事をどう思っていたかだが……
           ''.   ; マ ト、ム \、     ム マ i!
          ∥i   |__マ; \゙、 _\ヽ l\ム ヾ\
          ∥ |   |__`  ``  _マ, iヽ ヽ} | /
          " . |   i弋歹ヾ    ''弋歹ソ} |    ' }
            }八 ヾ、 ̄  .:i    ̄ ,i! |   /    ノ}     「父は一つとして、事を成し遂げるということがありませんでした」
              |ハ∧ヽ   `     / i! |  /! _ェ==' /
             / マ \  ー-‐  ,イ ノ/ / r´-─ "__ ____
               ∨、〕i:.、 __ / ム'´  ヾイ: ̄入─-ヾ ̄ ̄ ヾ
          ≠三ニヽ__| ̄`li!l ̄ ̄´ ヽ /: : :/   ̄\===''
         // {    {  iノ_|i!|_{┼}/ `|: : : /      ̄ ̄ヽ__     と極めて辛辣な評価を下している。
     ,, < ´  |   |  //       ヽ: /         \゙===
   ,,<         |   | //         y              \
   '             |   |/           \           ∧
  ;             |   |             i! \/         ∧
   ,            |   |             i! 'i |\         ',
   ∨        |   |             |\            }
    マ        |   |             /  \            /
     ヽ       l   l            イ    \_____/
      }        l__l             ∥!ヽ    /  !
     /        lt─‐tl          ∥  ム-‐─' ィ }'

164 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:14:02 ID:ePB6HGZY0

              _ ,ィイ:::≦,._..: ,
            ..,≧::::、:::::::::::::::::::ン、
           ≦':::::::::::-::、::::::::::::::、::ド        この男は娘や妻と違って生まれながらに裕福だったわけではない。
            ,ゝ:::::::::::::`:::::::::、::::::::ヾゝ
           :::イ:::::::::ハハ::::::::::::}::::::ヽ       若い時は人並み程度にはお金に困ったこともあったようだった。
         ./ '"`!:::::{_ lイ::::ノ:ノ:ハ:::トヽ.._
        /    ヾ:ハ rュ '"''ェィ./     ':,   それが突然、親戚からの相続が転がり込んできて、金持ちになってしまった。
       .l      ` ヽ 、', /'"      .;
        }         `´     _..   ;   さらに幸運は続き(フローレンスは不幸と評したが)、相続した土地に
       .!    イ、     ,:    ハ` ヽ   ;
        ;    l_ヽ   ,.:   -/  V   .:;  鉛の鉱山が発見され、何をしたわけでも無いのに金に不自由ない
            .l ` ヽフ < /   ヘ _.  .l
        ':   l.._ ヽ : - ' l、    ./´  .l  生活が送れるようになってしまったのである。
         l   ヽ≧ ‐-‐≦三ヽ―ゥ'    ノ
        ./≧、.  ヽ三棗三三三ニ,:'   / ̄¨ 、
       /三三\  ゝ、三三ニ./ - //      ヽ
       {≧三三三く__..ノ 、三/   /ニニ〈  _   ノ
       ヘ三三三三} ハ ':!/, .ノ≠ ̄  ̄ _.. ≠'
        ヘ三三ニイ{j ハ  〉'-{_、! < ̄ ̄´
          `´ィ==ミ、-ー'-'ヘv彡ニヽ、
           辷云'ノ    ド=辷ソ
               ィ、,。、,、、,
              ぐツソンハ从

165 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:15:02 ID:ePB6HGZY0

  \: : : : : : : . . .        : .  : . .      |/ l
-= '_: : : : : : : : : : : : :  .   : : .  . .   .   | ノ
 /: : : : : : : : : : : : : : : . : : . . : : : : . : :  : .  ./ -,
'´: : : : : : : : : : : : : : : : . : : : : : : : : ,、: : : : : : . :   /
`ヽ: : : : : : : : : : : : : . . .   . : : :/  `ヽ 、: : : : /
/__: : : : : : : : : r =ヽ: : : : : : . ._./      ヾ、/      結婚もできたのもその財産のおかげだった。ファニィの父は
  /: : : : : : : /   i : , - '´   、      /
  /__: : : : : : l ヽ-ソ        \、    l      財産のない男と娘を結婚させる気はサラサラ無かったからだ。
  /: : : : : :ゝ  i        、  ヾヽ.  |
   ̄|: :彡´ ヽ_ v         ` -=' ゙ r
-== ラ´.      l              l
  f      / .l..     u.        l     「うちの娘はかなりわがままに育ってしまったからな。思う存分、
: :i;;;;ヽ、    /  ヘ             _ ,
: :ヾ;;;;;ヽ    l    \      -= - ' ´     贅沢できる家じゃないと絶対に結婚生活はうまくいかん」
: : : \;;;;;ヽ  |     \.     ,-'
: : : : : \;;;;;ヽl      . ヽ   ./
: : : : : : : \;;;;;;ヽ、   /;;;;;;冫 - `l
: : : : : : : : : :\;;;;;;;;;`7//|;;;|: : : : : : l           実際、ファニィはウィリアムと結婚する数か月前までは他の
: : : : : : : : : : : : : : 7/´  レヘ: : : : : : |
: : : : : : : : : : : : : : | |   f  /: : : : : : |         男と結婚するつもりだったが相手が裕福でなかったため、
: : : : : : : : : : : : : : | |/;;;;l  |ヽ : : : : : |
                               父親の同意が得られず断念している。

166 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:15:49 ID:ePB6HGZY0

             ノ}
              /::::斗r七:::::....ノ}
        _{V:::::::::::::::::::::::::::::::::≧n、      こんな人生だったからか、良くも悪くも、
       _,ノ::::::::::::::,、丶`:::、:::::::`ヽ、::::}h、
      ⌒ア:::::::::::/::::::::::::::::i/ヽ::::::::::ヽ:::<⌒   ウィリアムには執念というものが欠けていた。
       /:::::::::::::/::::::::::::::::::|"~}::::::::ヽ:`、::'、
     _ノ::::::::::::::/:::/:::::::::::/} i{::::::::::l:::::l:::::ゝ  例えばだが、彼は若いときから政治活動に興味を持っており、
      ⌒>:::::::::{:::/l二二二  二二l:::::l⌒ヾ
      /::::::::γ寸〃 凵    凵 |/ヘ    一度、国会議員の選挙に出馬しているのだが、
      ⌒>::ヽ          '    l
        杁x介 、        _,、 丿    選挙で賄賂が横行しているのを見て、政治に絶望し、
       /─-z、7≧=‐z─ 、\ `、
         l ``ヽ、 /    ll  ヽ Y ‘,  二度と政治活動は行わなくなってしまう。
       l ‐-  X≪ニニニニニ「 :|  ̄:!
        ヽ    ∧     ||    | Τ ̄l  また娘の看護婦という進路を翻意させるのを最初に
          }、   ∧- -‐ Y⌒ | |   |
          |ヽ          }_,.| l  |  諦めたのも、彼である。柔軟とも言えるが。
          | ゝ_,,.. _ 。r≦二  乂_ ノ

167 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:16:11 ID:ePB6HGZY0

                    ,.'"                 ` 、
              /   /
                    ,.'        |           '.,
               /    /   ./      | l| l  |     /,
            ′  l |  | l{ l{ !|  | l| l  |      /,
             !{  | l_」|_ | l{ l{_」」_ | l| l  |  l|  l   /,
             !{V | l |V |V', { !| `~| l  |  l|  |  |       そんな半ば植物のような人生を送った彼が
             ゙{. ヾャ==ミ ヾヾ」L二L」_| l  |  l|  |  |
.              / /ゝ ゞ'     _Vソィ~"  |-、 |  l.  .: 斗ァ     情熱を示し、そして(彼の望んだ形ではなかったが)
             ∥ ,' : ',. /          //  l| | |  l   ,' / .ィ/
.              !{ l{: : :{ く          /イ./ ,' /_ノ| ! //s≦/    成果をあげたのが娘への教育だろう。
.              ゙{V', :八 、     / // /l/ ∨ l| /, '.。s≦ミメ、
                  \:{ヾヽ  ̄     />' /.jI斗 /./斗- ミメ、ヾ}
                  `  ∧___ ..。s≦ _ -ニニ}-、⌒ヽ`Y   `\
                        ,ィf_ -ニニニ二二}ア -_ _}ヽ:`Y
                       _ -V}二二ニニニ/ニニ-_ _}ヽ:`Y
                _ -ニニ/リニニニ>'"/二二ニニ-_ _}ヽ:`Y
                   {ニニ/O :V¨¨´: :. :./二二二二ニニ-_ _}ヽ:`Y
                   {>'"/: : : イ: : : : : :./二二二二二二ニ-_ _}ヽ:`Y
               . . : :´:/>''"´: : : : : : : :./二二二ニニニニニニ-_ _}ヽ:`Y
         ,.'": : :.,.'": : : : : : : : : : : : :./二二二二二二二二ニ∧___}ヽ:`Y
         /: : :. :., ': : : : : : : : : : : : :. :. :./二二二二ニニニニニニニ}、__ヽjヽ:`ー、
.       ,.': : :. :. :./: : : : : : : : : : : : : : : : :.{二二二二二ニニニニニニ} 乂_ヽ}ヽ : ',
     ,': : : : : W: : : : : : : : : : : : : : : : : : {二二二ニニニニニニニニ、}   乂_ヽ}ー'}ヽ
.    W: : : : : : : {: : : : : : : : : : : : : : : : : : :V二二ニニニニニニニニニ`¨ニ=-  _ イ .ノ
     {: : : :. :. :./,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : V二二二二二二二二二二二二二二ニ=- _
.     ',: : : :. :. :./,: : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :.`ー--=ニユL」_二二二二二二二ニニニニ}

168 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:17:14 ID:ePB6HGZY0

            <::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
               ノ:::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::i⌒
.             ⌒7:::::::::::::/::::::ヽ::::}:::::::::::::::::::::::\::::::::::::::∨
              ∠::::::::::::::::::::::::::::::∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
            /::::::::::::::∧:::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::|⌒     娘二人への教育は当時の上流階級で一般的だった
                {:::::::::::::/ ',:::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::: |
            八:::::::::/   ', ::::|\ト、::::::::::::::: /、::::::::::: ::::\    家庭教師ではなく、彼が直接教授する形で行われた。
             从:::/x==ミ \|  x≠ミ`、:::/  .}::::::::/¨¨⌒
                  ∨ノ|           ∨ __ノ:::/       分野はフランス語、イタリア語、ラテン語、ギリシャ語などの
                      ノ         /::::::/
                  圦   `  _    ノ ∨         語学、各国の歴史や哲学、それに数学や自然科学にまで
                        ∨::::::ノ イ   }
                    \ ____、‐''゛  。s≦、        及んだようだった。女子への教育としては当時の
                     ノ\__,,。s≦   ∧
                     _,.。 ''  .ハ      / \      水準からすると異例と言っていい程に充実した内容である。
               _,,.. -‐ ''"´/⌒\  ∨    /  ./ \
           /     ./ /¨/¨|_ ∨。+・'‘´  ./
                       /  ./ 〉      /      \
          ∨      | \〈〉    ./      /            \
          /        ノ   ∨⌒  ./\   /           ∨
          |    ./   |/   ./   \/                  ∨
.      ./   .|   /|                            |
      /   .| / .八    /               |         |

169 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:18:04 ID:ePB6HGZY0

                _               ,ィア
                    マk、         Ⅳ
                   Ⅶk             {ニ、       __   __
        _,、__         Ⅳム            Ⅶム       ⅥY:i:}:i:ト.、
      _,≠ミkミiミⅣr― 、 /ミメリ         マニハ、_  <⌒V, ヘⅣハ
      Ⅵ^'γ辷ン/ //ミメリ              マメソミk_ ヽ__) γLソ
         ゝ-ノ  >ィ7〈 ム爻シ′ _ . .-―――-. .-マンハミk///≧x_  ヽ
         /_ニイ'///∧.!ニニ{イミ}ィk、 : : : : : : : : : : : : : :`マハム'/////〉  ̄`     もっともこの授業を真面目にこなしていたのは
        ゙̄寸////>V彡'リミリハ7: : : : : : 、: : : : : :l: 、: :、、マ}ム////
           マ/,イ   ∨シミ/ハ7: : :.|、: : : |、: : : : :|!:|ヽ: |!:ヽ:ヽ/^V        妹のフローレンスだけで姉のパーセは
  /ヽ/|/ヽ_ V∧    Vソハツ: : : :.| \:.\ヽ: :.ル|//ハ:ノ^/__
  |/レヘ/|__/  /∧ / l `ーァ‐ミ:| :|-≠ミk`´V ー'_,イ: :マ////>       ことあるごとに母親への元へと逃げ出すのが常だった。
           ∠////〉__}  }   }、:〉 :::::     .、 "⌒゙ |: :ヽV/ノ´
  /∨\/フ   (///⌒、 )/V 辷|     ___′ ::::::ヽ: : }ヽ:\
  ヽ|ヽ|\/   /: :>']  |∧´  ∨八  γ´∨  `ヽ   八: |、ハ: : ヽ
  _       /:::/  `ー'しヘ    ∨:.:\ |       ノ /ヽ)}:|_ノ! : : |
  ∨ム       |::::|     /: ∧    \: :}>_ー―‐ ´_イイ  ´{ |  |: : /       「ギリシャ語なんてつまんなーい!」
   Vム     !l从  ,ィ7: : :.:∧    >廴___ ̄) ̄ /: |   l/  ;/
    `マk、    _ ィア/: /: : : :ハ `  /ニ/|| | |マk /: : |
       Ⅵ  ,ィ//ア/:./: /: :/: |l  /ニ/ .! l l ! マ': : : |
   _  }l| ム/ンイ:./|: ハ : | : | /ニ/ / / .! | }: : : :l
   |::::::`ヽ}Ⅳ/´ ´ ̄   |/ ヽ| : |,/ニ/ / /__-ム. | | : : : \
   |::::::::ニミV´ ̄ ̄〉   '    ヾ:|ニアz≦二二7ニ_l l: : : :l\:\_
   |::::::::::::、j"´:::::::ノ           }二二二二l≠l二Y∨ヽ:ヽ_ ̄
   ' ̄ ̄ムハ:::::/       _jニ二二二l≠l二ヤ^    ̄
     ム{_-=≦三三三三マ二≧寸ニ二/ニ二/
     Ⅳ-=≦三三三三三-寸二-≧=≠=ニアム
     /イ三三三三三三三/-寸二二∧二二ア=-_
     (⌒}三三三三三三/三三ニ≧ァイ三マア´\三ニ=-_
    ^γ寸三三三三/三三三三/三三ム三三ニ\三三三≧ァュ

170 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:18:42 ID:ePB6HGZY0

                     , >` - ー―― - 、
                  ___/            `ーフ
                  >        ,__/\    `、
                 /          l    i    ト、_
              ___/           l    l l∨   l⌒     なぜ彼が世間一般の常識と異なり、
               7                l.   ∨ レノ  ̄i
               /               l           l    娘達にこうした教育を施したのかはよくわからない。
                ̄/         v ノ           l
                /        ` 、             l     授業中の父と娘はまるで、友人のようだった、
               ⌒l          ̄\_       /
                 ∨、 、      |        /       とも言われているから、学者肌で家族で唯一の男性である
                   '\,、    ノ      /
                      レv_ /      {         この男は案外大した意図もなく、同好の士が
                        /  ` --   __v' ∨
                     /、        l/\ Y- 、     ほしかっただけなのかもしれない。
                     /   ` 、      l\/.〈  i}
                ,- ≦  ヽ     `  ---' .◇ \ l
               l       ヽ    /       ||  >ト,
                /        ヽ /      ,x ≦,x '∨
               l          '   , x ≦ ,x  ||  ∨
               l          ≪_____,x      ||  .∨
               l         /          ||  /
               l        /   、          ||  i
               l        l        __     ||   l
              .l        l.             ||  /

171 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:19:26 ID:ePB6HGZY0

          _
       r ⌒、\\
        ∧ \ __、_j_ノ
        { \ノ(_ )                     __
     ___L_j___  ィ                  、丶`  ⌒``~、
    fニニニニニニニ=‐',               、丶`               、
.     Vニニニニニニニ=‐〉                〃              丶      何にせよ、この時のウィリアムの教育は
.     Vニニニニニニ=‐{             i{   /    / i{          ',
      V⌒ ̄     ,            八 \{N  厶ィハ         ',    婦長のその後の活躍、ないし暴走に一役
      ',        ',                /\病カ\{ 病かアV  }    }
         ',      `、           /  /厂〈         /   /´}   jL _  買ったのは事実である。
        ',       〉,          i l/ l  r== ┐   ,'  厶ィ′  /⌒ ̄
          ,     /⌒``~、、       v/ 心.  l:::::::::l  ,'   /⌒  / /ア⌒  二十才前後の時に出席したある会合で
           ',            ``~、、    ∧└= ┘ 厶 ィヘV//^>′
          ',            \ <⌒\会=‐ _  ´  /^\イ⌒ト    エジプト史や地質学についてまで専門家と
          }                 ``~、>/(ハ_  イニニニ/__>、ソ  )\
          ``~、、                   |⌒|  Vi{ニ(@)=/ 寸ニ≧s。 )\渡り合ったと言うから相当なものだろう。
              ``~、、          {/ |  l   L{ニニ彡゙    ⌒\ニニ>、 ハ
                       ``~、、   /^  |  |  Oア7         V/  \j
                       ``/      |  | O //         /     、
                         '       ∧ ∨//           /        \
                       {        ∧ ∨/           {         \
                      人       ∧ ∨           {          \
                            、       ∧ ∨         \           、

172 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:20:49 ID:ePB6HGZY0

                    r、
              r、/:::\__ノ|
            ノ:::::::::::::::::::八
             ¨7::::::::::::::::::::::::>    さて、冒頭に述べたウィリアムの娘の
               <::::::::::::::::::::::::ゝ
            从::::::::::::::::::从    職業選択に対する評価だが、やはり一貫して
.                乂{从ル'.
           >-‐"~ ̄~~‐-<_  肯定的なものではなかったと思われる。
           / |       / / ヽ
           ,' .| /``~、、{/
          ,'  ',       |i   |
             ',      .|   |
         {   ∧       .!.  |
               /       |.  |
         |   | .〉ニニニニニニ|
         |   |/       .|   {.

173 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:22:14 ID:ePB6HGZY0

                                 〈\      姉のパースや母親がフローレンスの看護婦という
                                       ∨゙\
                                       |__ハ  選択に父親よりずっと強硬な拒否反応を
                                       |___}|
                                    /⌒ア/  示したのは事実だが、そんな彼女らも
                             . -=ニ  ̄~_,/
                           __   // ⌒77゙´     クリミア戦争の際は多少なりとも、彼女に協力的だった。
                        /二-_ /二-  |{ ̄ 厶{
                   |二二二-_二-_ ,〉斗匕⌒\            / ̄〉
                   |二二二二\/ )/ 二二〕___          // /
                   L 二二.,,__/  //. : : : : : : : : `. .     / ∨
                  /|二二二,⌒7 . : : / : : : : : : : : : : : .V⌒ヽ|/ ハ
                   /:/|二 ,///V´/. : :/. :Χ:/. : :/ : : : : : ∨/ |,〉'}__,}
                  /:/  乂./\|¦.∨. : ∧: トミ\ / . : : /. : : :〈 ∧.ノア′
               . :/        ∧| (,| : /. :Ν /斥:`:/: :/|: / : : ∨ |/      「フローがボールを送ってくれって?
              |: ′      /: 八 ,リ: : : |/  └'' |∧:/_//| : : |\リ
              |: :       /. ⌒゙个|: : : |  '''     (x=ミリ : : し'゙二二‐ __   そんなもの、何に使うのかしら? まあいいわ
              ∨       . : /|: :¦|: : 八       仏ジ : ∧|ニ,\二二ア
                      //  : : : : | i : 「`   ‐┐   '''ノ )/,>ニ|二\/ニ〉  必要って言うなら送ってあげましょ」
                     //  /. :/ : :| i : :|\     イ∩:|--二.人 二 〉/
             ー=彡 ´    /. :/. : : | i : :|ニ{ 「 ̄: i 「| | | l |i⌒゙'┘ \:\
                       __厶斗‐ァ'八: :.!,VL : : i :| ¦; |八       `、: .
                       /二二,/ /\ ‘((__{,(\l  ノ!: .\      : :|
                     二.//⌒゙ /〈〉/:\〉⌒ ∧ ゙Y´ ノ:jI斗‐┐     |: ;
                  |二|{  }/二/|{〈〉}|∨二八,{/二∧ニニ| 、   |/
                  |二|{ :/〈〉ア^  :|{二}|: ∨二‐〈二二.∨ニニ|  \,丿
                _ -‐…━|〈〉|{ |二/    :|{〈〉}|  ∨〈〉‐∨/二‐  ̄__)‐┐` ‐-
              「⌒\  八ニ|{ |ニ7    ,|{二}|  |{二}l|,〈   〈'⌒^  |__
          〈 ̄ ̄\ ∨^ ∨〉, ∨__,,... 斗--- ミ.、 |{二/  ̄:    V /  | \
          }、    \|r'⌒∨〉,〈ニ/二二二二二`V,/   '.  ⌒〈‐ミ¦  \
          〈 \    \____∨〉,∨二二二|〈〉|二二 (_    '.   ∨ノ
          `V⌒ヽ, -‐‐- ミ|二| 〉二二二|二|二二i二〉  ⌒>.   〈  / ____}
.             └'゙⌒Y⌒^     \⌒ヽ,二二|〈〉|二二i/-=ニ/} '.    \{  〉≧=一

174 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:22:48 ID:ePB6HGZY0


          >''~| _______ノ|
      ___Y:::::::::::::::::::::::::::::/___
     /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
   /:::::::::: ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈     だがこの時期、父親に関しては何らかのアクションをとったという
  ⌒7::::::::/::::::::/ ̄`、::::::::::::::::::::::::::::::::\
   /:::::::/::::::::/    \:::::::|\ :: ト::::|⌒  記録はほとんど見られない。唯一、娘の置かれた危機的な状況を
   /:::::::::::::::::::|   ○ \ |○\| ソ
  ./⌒7:::::::|\|            |    知った時にこの男としては珍しく激怒の色を見せたというのがあるが、
   ./::::::: |                |
..   ̄ ̄ヽ|       ⊂⊃     |    かといってその状況から娘を助けようという行動をすることもなかった。
..      |                |
..      |                |     もっとも実際問題として、この男に何かができたとも思えないが。

175 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:26:01 ID:ePB6HGZY0

                                     。+/
                         ∧/|__。+・'‘´::::/
                   ___,,.. -‐ '' "´::::::::Y::::::::::::::::::::个s。      確かに、父親はフローレンスが看護婦という道を選んだことを、
                フ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈
                  <::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミh、__  事実上、最初に認めた家族である。彼は生涯に渡って娘が
                    ⌒7 ::::::::::::: ┌─‐┐::::::::::::::::::::::::::::::>'´
                / ::::::::::::::::: |   .l::::::::::::::::::::::::::::::::∨   家から離れ、看護婦として独立して生活するために
                  __ノ:::::::::::::::::::::::|``~、!::::::::::::::::::ハ::::::::::::∨
                  ⌒Y :::::::::::::::::::: |筏㍉ノ:::::::::::/ .|::::::::::::::::',  不自由ないように収入を得られるよう手配もした。しかしそれは、
               ノ:::::::::{ \|\{乂ソ/イ:::/r佗ぅ|::::::::::ト--\
                ̄ ̄|乂_      レ   ゞ-'..|`, ::: |
                  |::::: ',             /ノ::::N    「しょうがないな。フローには負けたよ。あとこれ、お小遣い。
                  |:::::::::',   ヽ      /\::八
                  レ' |/込     ̄            お母さんには内緒だからね」
               _         / ≧s。__  イ
            /⌒ヽ   ¨ ー─イ   /  .| |
             /   ∨    / \__/<>| |
           .ノ      |   /        <> \\_____     というホームコメディに登場する娘に甘い
         .-‐==‐-   |  〈ロ≧=-  、、__|::|_  \ |  |   ヽ
.      〈        |   ヽニニ /⌒`ニニニ≧=-ロ〉 |   |   父親という内容とはいささか異なる。
      /        .| /  /、 ヽ \〉|::| ̄ ̄ ̄ ヽ }   |
      /       .//  ./   ヽ ト 丿|::|       ∨  .八

176 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:27:24 ID:ePB6HGZY0

_从/(____、--ミ/}
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈
::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
::::::〈::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 八__ノ}
::::::::: ̄\ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ノ  娘の看護婦という進路を後押しする少し前、
::::::::::::::::::::`、 :::::::::::::::::::::::::::::::::: イ
::::::::::::::::::::::∧::::::::::::::::::::::::::::::〈     フローレンスが看護婦になるかどうか、という激論を
::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::: `、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',   家族がしている最中に書かれたと思しき彼の走り書きには
::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|   主として以下のようなことが書かれている。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::: 八
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::八 ::::::::: >
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /  ̄
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::::::/∨`¨       「パースのことが心配だ。あの子とフローは別々に
::::::::::::::::::::::::::::/ /
 ̄ ̄乂/从≧sイ           暮らすべきだろう」
         \
______ 丿
         `ヽ
    > -──-ミ.
  /.:.:.:.:.:.:.:.:   \
 ./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:   \_
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:    ',
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:>‐-ミ .    }
.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨.  ,'
.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∨ .i
..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∨ {.
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |

177 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:28:56 ID:ePB6HGZY0


      ノ:i:i:i}              i{:i:i:i}h、              _ ,< >''"
     /:i:i:i:/               `'<:i:}h、        _ ,< >''"
    /:i:i:i:i/          _,,.. ..,,_    _`'<}h、   _ ,< >''"
   .i:i:i:/       ≫''"´: : : : : : : :`'≪i}h、}h、 V∧< >''"
   :i:i:i/       /: : : : : : : :`、: : : : : : : V∧:i:iV:i:/^^^^7
.  i:i/    ____ : : : : : : : : : : : :.`、: : : : : : :V∧:i:iV ̄`'<
.   {i:{ ___/:i:i][:i/ /.: : :i: : : : : : : : : : : : i : : : :V∧i:i:i.\    >        どういうことかというと、姉のパースは
.   {i:{ih、 i{:i:i:i:][:' /: : : :i|: :i: : : : : :i_:_i ‐ ! : : : : Wハ:i:i{   / 、
/ W}h、}h{:i:i:i:][i/ : : i: :l|_ ‐、.: .: : :|i.:.|斗jセチ : : : ̄ }^ゝ‐彡': : :丶、      看護婦になるという妹の選択に反対したのだが、
    寸:i:}h,Ⅵ:i八!: : :i|/ V \ : 八 {: ・ } i : : :: / .r‐.、 \: : : : :\
   ( ̄ア Ⅵi:i:{ : : l| ji斗fセチ ヽ :: 'ゝ- ゛ :: : : i/  {  }\. \: : : : `、   その反対の仕方が常軌を逸していた。
    >'  . Ⅵi:{: : 八{ ',・ ):::::::,    _  i: : ::|i /\ jn、 `、 ` 、: : :.`、
>''" /__   v∧从∧ `¨゛  _. : : : V} i|: : ::||i(   \,ノ\    \: : :`、
>''" 厂: : /\__}⌒^ii⌒`、;#;  〈: : : : : :ノ ||: : ::|j斗‐‐/i__\   `、   V: :ハ   「看護婦になる!? 一体、何を考えているの!?」
   /: : : /    ̄  . ||: : : i}h、   \-- ‐=‐  /\__ ⌒7⌒`丶、,〉、  }:/ : :}
.  / : : : ′       .||: : : :V: : ≧s。...,,,/ ,ィ/ / ノ\′  >__{ニ}h、/ ∨   馬鹿なの!? 非常識にも程があるわ!
  : : : : ::       八i : : ::V: : : : }h、' ィi〔 / / / /i{__ ,//{ }h、ニ` 、
  i: : : i:i      ./: : | : i: : V: :_ノr‐‐ ' j7.// /∧:{‐‐=≦⌒`寸h、ニY  \   ああああああああ!! 痛い痛い痛い!! 頭が痛い!!」
  |/\l:|     . _ --: : -=≦ニ=‐rニミY/i//:∨ニニNニニニ=‐>'^ヽ ヽ!
 / (__\   _ ‐/ア´ ̄ : : ̄    /ニニ7i|{//ニニ‐_    ̄ ̄ /   \
    ⌒ヽ) /7    \{   _-=ニ7ニイ ‐=ニ=‐_      {__      `、
 i  Aア'/ア´         \_‐ニニ7i=〈:〉=li ‐=ニ=‐_    r‐=ニ=‐  }`、   彼女は一度スイッチが入ると酸欠で気絶するまで
 |: / `¨ア         /ニニニ7 i|ニニニl|  ‐=ニ=‐_  __{    ̄‐ニ} ^`、
 | /   i{      ィi{ /ニニニア :l|ニニニl|   ‐=ニ=‐_^7ニニ == ‐‐ V ∧  妹を罵り続けたという。
 |i:     八  _.ィi〔.: : :.Vニ〈〉 7 . ::||ニニニl|   ‐=〈〉ニ}‘ {     _ ‐ ∧_'∧
⌒!  /  \ ̄ ̄ }: : : Vニニ7.: :.: .:||=〈:〉=l|: : .  ‐=ニニ!′\_ ‐ ̄ ./ 厂⌒ 父親は知り合いの医者からこのままではパースは精神に
\ <     }   ̄ \: : Vニ7:_:_:/八 人 八\:_:_: ‐=ニ|: :i\: \_____/__/ ̄
  \ \ ‐‐=⌒ヽ______}: : :V7  _ ‐=ニ}ニ{ニ=‐ _  ‐=八:|  `、: :厂 ̄´    変調をきたす恐れがあるとまで言われていた。
 _/ニ==‐ ‐‐… >'⌒: i :}{‐=ニ ニニニ∧ニニニニ ニ=‐ {:. . !   ∨ V∧
 ̄     //i: : :/   i: ::八i{ニニ]=ニニニ∨ニニニニ[ニニ[: : :    }  V∧    もうとっくに変調をきたしている気がするのは1だけだろうか?
      /  :|: :/   j / ..}{ニニ]ニニニニ][=ニニ== [ニニ[\:`、     }:ノ
         八 {     :/  八ニ]=ニニニ〈〉ニニニニ[ニニ[\\`、  '"´
         \   '  /\ニ7ニニニニ][=ニニ== [ニニ[⌒  \、
-- ‐‐ -- ___ - __/ニニア≧=- _∧_  ‐=≦ニ`、
ニニニニニニ=‐ ‐=\ニニアニニニニニYニニニニ}h、ニニ}h、  _
ニニニニニニニニニ=‐\=ニニニニニニ∧ニニニニニ}h、ニ/ニニニニ==‐‐ _

178 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:29:29 ID:ePB6HGZY0


                     , >` - ー―― - 、
                  ___/            `ーフ
                  >        ,__/\    `、
                 /          l    i    ト、_    姉がどうしてそこまで激烈な反応を示したかは別の機会にするとして
              ___/           l    l l∨   l⌒
               7                l.   ∨ レノ  ̄i   つまり、彼がフローレンスに対して行った金銭援助は第一の目的として
               /               l           l
                ̄/         v ノ           l   この姉妹を引き剥がすことにあったと思われる。
                /        ` 、             l
               ⌒l          ̄\_       /     顔を合わせなければ喧嘩のしようもない。つまり、
                 ∨、 、      |        /
                   '\,、    ノ      /
                      レv_ /      {        「もういい。認める。認めるからもう家から出てってくれ。
                        /  ` --   __v' ∨
                     /、        l/\ Y- 、     生活に必要な金は出してやるから、それでいいだろう?」
                     /   ` 、      l\/.〈  i}
                ,- ≦  ヽ     `  ---' .◇ \ l
               l       ヽ    /       ||  >ト,    というようないわば手切れ金に近い形だったのかもしれない。
                /        ヽ /      ,x ≦,x '∨
               l          '   , x ≦ ,x  ||  ∨
               l          ≪_____,x      ||  .∨
               l         /          ||  /
               l        /   、          ||  i
               l        l        __     ||   l
              .l        l.             ||  /

179 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:31:35 ID:ePB6HGZY0


                             ____
                       、丶` ⌒  _ ⌒``ヽ、
                         /    /         、  丶
                     '     /         \   ,
                        /   /  {      \       ',
                    /   /           ',      ',    いずれにせよ、父親が認めたことでフローレンスは
                  ′   /  /  {         ,      {
                  i{   /   '{   {、         {      {   実家から物理的にも独立し、そして彼の財産に死ぬまで
                 八 斗=ミ/ \ { `、  |     {      {
                     |\jVり^ }  斗==ミ、 |     {      {   支えられることになる。
                     |  {^¨^ 7   Vり >|     {ヽ     ',
                     |  l  /     ^¨¨^^ |     {) }   }     ,
                     | ∧            |     {ノ  '     }    もし、仮に父親が一度目の落選にめげずに
                     |  l∧         j    {  /   !  /__
                     |  | i〉, ‘ ’     /     ∧ r=ミ、 j/⌒i}  政治活動を続けていたらそれに膨大な金がかかったわけで、
                     |  | |/ 、 __   ィ,′    /Lノ{ニ[う)(ニ(うソ
                       八  、ノ   ⌒}  7     /⌒ ̄ ̄ }(⌒\    ナイチンゲールが思い通りに活動できたのはある意味
                       \ノ   f⌒ v厶イ⌒{/ニニ}    人\  }、
                   xfニニニニニニ{ニ} i{ /ニニニニニノL /{  )   ノハ   父親が「一つとして事をなしとげる事がなかった」
                  /  ̄/ ̄ /⌒\_j{ノニニニ=‐ ´( ((⌒\   (  }
                  ,    /   /   厂 ̄      ``~<≧s。ノ>  おかげかもしれない。
                    /   /   /   /              ``~ノ、
                /   /   /   /                /  }                     第七回 おしまい

180 : ◆JDoh5u/I1A : 2018/02/25(日) 22:32:51 ID:ePB6HGZY0
今晩は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
次回はまた再来週くらいかな、と思ってます。

181 : 書き込みが反映され辛いようです。連続投稿にご注意を。 : 2018/02/25(日) 22:56:24 ID:EnAaiE7Y0
乙です

関連記事
23433 :日常の名無しさん:2018/02/26(月) 16:58:42 ID:-[ ]
ええ・・・・ むっちゃ博識で学がありますやんか・・・・
そこんとこ評価してやりましょうや、金があっても英語も満足に話せず簿記3級に大苦戦した人をよく知ってますよ。
23441 :日常の名無しさん:2018/02/26(月) 21:10:07 ID:FZ55A1xU[ 編集 ]
頑固な妻とヒス持ちの娘と超頑固な娘に囲まれてたから相対的に意思が弱く見えたのでは?
23453 :日常の名無しさん:2018/02/27(火) 09:39:08 ID:-[ ]
父親の何も引き継いでいないなんで嘘じゃないかな
言い過ぎた間違いだと思う
娘は父親から物事見極める目を養い、受け継いだと思うよ

ただ頑固成分も入って後年高官クラッシャーになったけどさ
23527 :日常の名無しさん:2018/03/03(土) 00:46:47 ID:oUlld6/Q[ 編集 ]
こんな女3人に男1人が囲まれてりゃそりゃね…
コメントの投稿










管理者にだけ表示を許可する ※書き込む前は一旦冷静に


トラックバック
この記事のトラックバックURL

最新記事
現行作品リスト (10/31)
  • やる夫は恋を応援するようです 第47話 (10/19)
  • アメリカンヒーローアカデミア 2 (10/19)
  • アメリカンヒーローアカデミア 1 (10/19)
  • やる夫がロードバイクに乗るようです 第二部 第十六話 (10/19)
  • やる夫は(人間の女の子には)モテない冒険者 02 (10/19)
  • 国際的な小咄 5559 理と法について、韓国人に聞いてみた (10/19)
  • 国際的な小咄 5558 多分スレ住民からは畜生といわれそうなあんこスレ (10/19)
  • 国際的な小咄 5557 あくまでも私の予想ですが沖縄は…… (10/19)
  • 国際的な小咄 5555~5556 逆もまたある ~ 昔の羽州は (10/19)
  • 国際的な小咄 5554 鳥かごの狂気 (10/19)
  • 徳川RTA 一周目 1549年 秋 (10/19)
  • やる夫は出口のないダンジョンを彷徨うようです その17 (10/19)
  • ユーノは輝く者のようです Episode 04 スクラップブック (10/19)
  • ユーノは輝く者のようです Episode 03 すずめばちの巣 (10/19)
  • 国際的な小咄 5553 やべー奴過ぎて草 (10/19)
  • 国際的な小咄 5552 韓国人から見た儒教 (10/19)
  • 国際的な小咄 5551 なんかわかる(Byいろいろ) (10/19)
  • 国際的な小咄 5550 島原とかいう地獄 (10/19)
  • 国際的な小咄 5549 田舎の教育格差の問題を見て思い出した話 (10/19)
  • やる夫は願いを叶えるようです ロストレクイエム第2話 「カミハダレトオドルベキ」 その9 (10/19)
  • やる夫は願いを叶えるようです ロストレクイエム第2話 「カミハダレトオドルベキ」 その8 (10/19)
  • やる夫は願いを叶えるようです ロストレクイエム第2話 「カミハダレトオドルベキ」 その7 (10/19)
  • やる夫は願いを叶えるようです ロストレクイエム第2話 「カミハダレトオドルベキ」 その6 (10/19)
  • やるやらは偽りの太陽に祈るようです 埋めネタ (10/19)
  • やる夫はギルドを経営するようです 第23話 (10/19)
  • 国際的な小咄 5548 コストコのジャーキー (10/19)
  • 国際的な小咄 5547 まとめの人にわかりやすく言う、本スレの流れ (10/19)
  • 国際的な小咄 5546 負の連鎖 (10/19)
  • 国際的な小咄 5545 西欧の庶子 (10/19)
  • 国際的な小咄 5544 すごい邦訳 (10/19)
  • やる夫は暗黒騎士からパラディンになるようです 第1話「なぜだ!?非情なるバロン王国」 (10/18)
  • やる夫は暗黒騎士からパラディンになるようです 予告編 (10/18)
  • カーきゃん□ 16回目 「『次回!いよいよ新章突入!!』って煽りが入りそうな話」 (10/18)
  • ユーノは輝く者のようです Episode 02 ホテルへ (10/18)
  • ユーノは輝く者のようです Episode 01 その日まで (10/18)
  • ユーノは輝く者のようです Prologue 一つの可能性 (10/18)
  • DSKB戦隊シリーズ「秘密兵器」トリシューラ 第五話 その六 (10/18)
  • 徳川RTA 一周目 1549年 夏③ (10/18)
  • 徳川RTA 一周目 1549年 夏② (10/18)
  • 徳川RTA 一周目 1549年 夏① (10/18)
  • 国際的な小咄 5543 酒が飲めるぞ (10/18)
  • 国際的な小咄 5542 ブラジルの笑えない笑い話 (10/18)
  • 国際的な小咄 5541 メキシコのあるあるネタ (10/18)
  • 国際的な小咄 5540 内政物 (10/18)
  • 国際的な小咄 5539 人を殺すとき、或いはやる夫スレを作るときに大事なこと (10/18)
  • 英雄を作ろう! ~006話:ようこそ、天国に一番近い都市へ!~ その39 (10/18)
  • 英雄を作ろう! ~006話:ようこそ、天国に一番近い都市へ!~ その38 (10/18)
  • あんこ時々安価でクトゥルフ神話TRPG シナリオ19「向日葵は陽炎」 その1 (10/18)
  • あんこ時々安価でクトゥルフ神話TRPG キャラメイク15 (10/18)
  • やる夫RSS(←やる夫、AA、SS等まとめ  アンテナ、感想系、その他→)
    相互募集中!
    月間ランキング(2019/09)
    ※完結作品は集計した前の月(今回であれば8月)までに最終話が更新された作品を対象としています。
    ※殿堂入りのため除外→国際的な小咄

    現行作品ランキング 完結作品ランキング
    1異世界からかえってきたやる夫君のお話1やる夫が異世界で前を向いて生きるようです
    2あんこ時々安価でクトゥルフ神話TRPG2やる夫は異世界で皆を助けていくようです
    3あさねこの小話空間3やる夫が異世界で絆を紡いでいくようです
    4やる夫とミクが崩壊した世界を歩いていくようです4異世界食堂できない夫
    5英雄を作ろう!5華麗なる召喚術士ルイズの召喚獣、入即出やる夫
    6白頭と灰かぶりの魔女6やる夫はソロハンターのようです
    7やる夫は出口のないダンジョンを彷徨うようです7やるおたちの異世界・世知辛チート物語
    8やる夫は魔導を極めるようです8やる夫たちは三連星(代理)のようです
    9やる夫はアダムになるようです9ローグライク異世界転生
    10やる夫のアトリエ~ザールブルグの錬金術工房~10召喚勇者、やる夫のチートは微妙である
    11やる夫は海自の教育隊に入隊するようです11金欠ほのぼの冒険物語
    12森人 陽 ◆ZPJ5/.UMScの洗濯籠12レベルを上げるスレ
    13やる夫は封印されし魔王だったようです13やる夫はLVが上がらないようです
    14やる夫は人形使いと呼ばれるようです14オーバーあんこ
    15やる夫は異世界で仲間達と生きる【渡り鳥】になるようです。15やる夫の野望
    16二人はヒャッハー世界の何でも屋16やる夫はエンフィールドで暮らすようです
    17◆25NC1ovscM総合17俺の息子は転生者
    18やる夫は竜の人財のようです18食事処 ~やる夫の大釜~
    19やるやらは偽りの太陽に祈るようです19やらない夫の洞窟物語
    20やる夫がロードバイクに乗るようです20やる夫が冒険者学校でパティシエを目指すようです
    21カーきゃん□21女神が愛した白饅頭
    22我ら町内限定正義の味方22あんこくさい連合頑張る!
    23恋愛騒動七番勝負!~ネタバレすると二人はくっつく~23やる夫ファンタジー
    24ハシビロコウ◆.jWOXYLbLoの投下巣箱24やる太は異世界日記を綴るようです
    25やらない夫はエンフィールドで暮らすようです25STALKING!!
    26やらない夫は集われるようです26路傍の果ての英雄譚
    27やる夫たちの4コマシアター27恋心とシュガーラブ
    28ロケッ都団が征く!!28彼女たちは売れ残りのようです
    29できない食堂 ◆jiPnTb1M/w(◆iWQK9irtW6)の短編投下所29北方人民共和国の興亡
    30やる夫達は死の遊戯に抗うようです30高森藍子はアイドルになるようです


    過去ログはこちら


    ブログパーツ