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亜人はBARに居る 第07話 「霊媒少女キャリー」

目次 現行スレ

899 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:00:44 ID:a4a1443f


カニングフォーク
イングランドの歴史において、民間呪術士を指す言葉である

「魔法使い」、「賢人」、「呪医」、「拝み屋」、「器用な人」
近代では「白魔女」と呼ばれることもある


              ,x1x/xik,
           /{//  ////{x1,
.          /      / ///i{        __ __ __ __ _
.           {     ′////[__三二ニ≡==-    ` 、
            }     /≫ '"                     \
           ___.:i:i:i:/              -‐…z      丶
            じ'Tki,//             , '゚  .≫_三ミ、     \_
.           幺___/           / /  | |  / )ミ,_     ~゚ニ=‐-  _
         〈,/ /           // . -‐| |=/ / /)七_      _ 二ニ`ヽ
          _,ィf厂/           し'゙ /  二| |/ /// _ _ _≧‐-=ニ三_     }
        , '゙ ¦ {ヒ ,, ・・・ ミiト _瓜イ /}} ¨ア ′′<___ ニ弐_     ~\  {
       {_r勹 |:lY         ヽ  Y´/ 〈^Y ∠ _,.. =‐--‐'’‐==‐-ミ     〈^  .、
       / :/戈N:|      \)V マ/,   },ノ /⌒    _}   ‐==‐-{     }   }
        / ,i'    !ll i l{いVf仡 lハ マ/,  (__/ {   ,r之三ニ丶 `ヽ《   _厂   〃
.       ,;i'      Vい玳ぅ   ル∧ マ/  厶,∧__/ | \\   丶 \_⊥ニ  -《
    __/_;;/て__      }介=元く_/  . V   { ㌻⌒¨   `、  、\\,ノ       〉
   /~ ミ__A__)   ___ノノj   { U!  } }i   }K      l l  ト、 [\/⌒{:r'⌒V  j {
   V⌒ヽ 》n《   ⌒ア /     .,_ノ 八_レ゙  }     | l  l | ト _   }!/⌒`ーく ;
.   / __  }K ーく  //      `ア /      ″   | l || j」  `  {\_  _)}
  {´  `Y´ ̄^  ( ((      /,  .'   `ーr≪.      ! j l八        ヽ⌒' ‐宀'′
.  \___/       ⌒`   / ,  /     ¦  `ヽ     V⌒  ヽ        \_
.                /   { { {                  ',      〈
              ‐=ァ    ⌒う                   }     \}
                  /                      f⌒¨¨´       \}
             /⌒ー‐‐=ァ                  |\         \}
.             ′     {          }         j\       \/
              {        '/     /\\    , '゚            }
                V/     '/   /    \_ __/        、  /
.                  `}        '//           \           V/
                   |                              }
                  |                       :i           ′
                    `~へ、                ::|         /
                        トミ             |jL.,_____/
                   ! 〕ト.,__        jノ|
                        、__ノ    \   . イ |
                           `¨´  }_ _j|
                                   {_  }
                              ノx i{
                                '⌒ jl}
                               {   ノリ
                                `ー=彡


彼らの主たる役割は「妖術に対する守護」であり
呪術によって他人を害する「魔女」に対抗する存在として、認知されていた

その他にも、薬草や呪文による治療、失せ者や宝探し、占星術に代表される占いなどが主な仕事である

呪術を用いるという点では魔女と同じ存在であるが、大抵の人々は、悪意のある呪術を用いる魔女と
有益な呪術との間に一線を引いており、カニングフォークが糾弾の対象となることは、ほとんど無かった





900 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:01:18 ID:a4a1443f


亜人としての彼らは、その伝承の通りに呪術士としての能力を生まれながらに持っている

現代の技術に変換すれば、薬学は医療関係者、失せ者探しは警察業や探偵業、占いは言わずもがな
どの能力も、現代社会おいては需要を持つ力である


                     /   ┃       /∧
               / __/[        '/∧
              //     [      -──ヘ
              \\∧    [_            ,
              ( '’ }}    [      -‐──┴―-  ..,,___
                `ー'″ ___[_        ______,,,...二二ニ=-  ..,,_
                  '″      __,,. -=::7Τ:::「::::ハ 二二二二二二二二二> ..,,_
               '″      -=ニ斗守ミ7:: 八∧::::::| 二二二二二二二二二二二〉>
          ,  '″       -=ニ7:::::|:: 八  厶イ|x守|:::::リ 二二二二二二二二二二>'″
         '″ __,,  -=ニ二二7::::(|:::::ゝ    ′ イ:|/ 二二二二二二二二二>'″
    _,  <二二二二二二二二ア::::::::::|:::::「    _   人| 二二二二二二二> ´
  <〈二二二二二二二二二ア ::::::::::::::::::个   __/::::|三三三三二≧ "´
    `“ '¬─=ニ二三三/ ::::::::::::_∠|:::::トミ  [::::::| ::::|√ ̄ ̄
              /::::::::::_r<二 ] :: |\_フく.〕┤:八
              /:::::::::/     ∨:::::|⌒\__Y⌒^L:\
              /:::::::::∠二..  ニフ:::::::ノ  ⌒Lノ⌒ ∨、`\
         /:::::::::∠二..  /∨::::/\__/≪》ーく  ̄\}::\
          /::::/ ̄    //〈::: 人/    /[[\   rく`
         《三{{              \∨\   /  〕|〕\__/ ∨
'⌒ニ=ー‐='⌒《彡ヘ             xく\/    〕|〕    ∨
      / 《彡ヘ          _xくル' }    川     } }
          ≪彡クァァア⌒'≪フ]リン´: : /: : : : : /,'/: : : : :/人
         /  ⌒㌻     \>: : : : : : : : :ー=た=- : ;_/
           /ア   , -=…'^\: :-- : : -=彳| : : : /
            / {{  //    ,   \: : : : : : :[|| :   {


                                       ・ ・ ・
そんな彼らの唯一の欠点と言えば、亜人と定義づけるうえでの地味さであろうか


彼らの能力は確かに優れているのだが、他の亜人たちと比べ
卓越した才能を持った人間と極端な差があるわけではない

最初からそれを知識や才能として持っているという違いはあるのだが
.

901 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:01:45 ID:a4a1443f



(;ノ";";~);;/  (ヾ ;";(;;";)
     ((;ノ ;;;";"ヾ';''ヾ;( ̄```' ‐ .、._,,
             (;ノ ̄```' ‐ .、._,, ̄```' ‐ .、._
            ヾ人);;;::::::.......    ̄```' ‐ .、._"'ヽ
              |(;ノヾ;;;::::::......          ヽ ヽ
              | (;ノ;;;::::::......           ヽ,..;;'.           これはそんなカニングフォークと
              |((;ノ;;;::::::......           , i.;:::|
              |(;ノヾ;;;::::::.......         /二二二二二/i     刻まれた過去が生んだ
              |((;;;;:::::.....,           | BAR   ...;;| |
______________,,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l       |: AXANAEL .| |.     一つの夜の物語
__|__|____|__,,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l;;;   |_____;|/
_|__|__|__|_| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l   |:|∥.;:| |:| ∥
__|__|__|__,,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ,|:|∥.::| |:| ∥
"""'''           """'''~  """'''" ""'''"""'''"""'''"""'''"""'''



.

902 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:02:09 ID:a4a1443f






                      ┌─────────────┐
                       亜人はBARに居る

                       BAR -AXANAEL-
                      └─────────────┘

                    第07話 「霊媒少女キャリー」








903 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:02:42 ID:a4a1443f


とある日の夜

やらない夫が店に来たとき、店内では三人が談笑していた
マスターのハクと虎徹、そしてもう一人は見知らぬ女性である


                     / ̄ ̄ \
            -`  ⌒ ヽ、_    \
              ´   ●)(● )     |        「占い師、ですか」
                    (_人_)    |
                   '、       |
                 |         |
                 | 、     .ィハ、_
                 ≧ュ─ー ´ /.......ヽ
              //Y:::ハ、 ̄/...:::::::::::...>、
              ,.<..::/:r〉:::li `y .:::::::/::::::::::::::::::..ヽ、
           /.::::::::/:::{,'::::|i  / .:::::::/::::::::::::::::::::::::::∧
            j ::::::::::> :.{::::::l / .:::<:::::::::::::/..::::::::::::::Λ
           i :::、:::〈 :::i::::::レ .:::::::/::::::::::i:::::::::::::::::::::::::}
             i :::Λ::::', ::i:::::/ .::/::::::::::::::V..::::::::::::::::::::イ',
             | :::::Λ:::::', :i::/ .::::::::::::::::::::::V..:::::::::::::::::::::ハ:i


ハクから紹介を聞いたやらない夫が、気になった部分はそこだった


              -──── ‐-  、
              /:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::` 、
       _ -=≠=-:: :: :: :: :: :: :: :: :: ̄¨¨ヽ:: :: :: ヽ
     /´ /:: :: :: :: :: ::/ :: :: :: :、: :: :: :: :\:: :: ハ
.        /:: :: :: :: ::/:/ ::{:: \:: :: :ヽ:: :: :: :: ::\:: :!
       /: :: :: ::i:: / :{:: ::|ヽ:: ::ヽ :: ハ::ヽ: :: :: :: ヽ}
      .::/ :: :: ::!::{:: :ハ : ! \斗-:|─トハ :: :: :: |::'
      |:i:: :: :: ::|斗:七!: |   ヽト::j j/ ヽ:: :: :: jハ       「ええ、そうです
      |:{:: :: :: ::{从! リヽj    ⌒笊卞ミ }:: :://
      |:ハ :: :: :‘, ィf笊卞     弋cソ'' |: /j/        私のお仕事はそれになりますね」
      ノハ:: ヽ:: :ヽ弋ぅソ        厶イ
        ヽ:: \:: ゝ    '      人ノ┐
          `⌒`个 .    ー '   イ`<:::」
               ≧=‐- </.!:: :: :ヽ
         r-── 7´:::/_}__|「 ´   ト`ヽ┴─--、
        .::マ´ ̄¨フ>'´/7ハ  ノ }:::::::マ ̄¨7:::.
        ,::::::V:::/´ ´ ' /7{__{   /::::::::::〉:::::/::::::}
       ,'::::::::r'´      イ {  〉\_/:::::::<:::::/:::::::::!
       /⌒/  ,,-<{ハ  /⌒! //:::::::::::::::>イ:::::::::::!
       {\,'  /》::::::ハ∧/  |/}/::::::::::::/:ヽ::::::::::::ヽ
       |::::::\/イ/::::::{ V{  /}/::::::::::/:::::::::ハ:::::::::::/
       ∧:::::::::::::∧::::::!  マヽ∧{:::::::/‐-、::::::::::}:::::::イ
        /:::::\___/:|∧::::|  ヾ{,/ |:/::::::::::::::ヽ::::リ:::::::::!
.      {::::::::::::::::::/:::::::Ⅵ   |! j/::::::::::::::::::::::У::::::::::|
.      |::::::::::::::::/:::::::::::::{    八{:::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::!
.      ∧::::::::::::::{:::::::::::::::!  イヘ:|::::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::|
     ∧:ヘ:::::::::::::|::::::::::::::|  |! |:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::|
     {:∧:::::::::::::/:::::::::::::::}  | | |::::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::!
     ::::::::::::::::イ:::::::::::::::::|  || |::::::::::::::::::::/ {:::::::::::::::::!
     \__/ ノ::::::::::::::::::|   || |:::::::::::::::::::ハ|:::::::::::::::::|


そう答えながら彼女――リネットは、目の前にあるロングアイランド・アイスティーを手に取る

琥珀色の液体にそっと口をつけるその仕草は
まるでアフタヌーン・ティーを楽しむ淑女のようであった

904 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:03:14 ID:a4a1443f


リネットは、この市内で占い師として店を構えているカニングフォークの亜人だ

占う内容は失せ物、探し人、恋愛占いなど多岐に渡り
紅茶占いを、主な占いの方法として用いている

流石に亜人と言うべきか、非常によく当たり、しかも若い女性ということで
大繁盛とまではいかなくても、そこそこに知名度を得ている占い師だ


                               ,
                             , ',、ヽ
                          /./  |!
                   . . : :´: 二-<. _/   |!
                  /: : : : : : : : ヽ: : : : :ヽ  !
          _  -_―ィ=-―: :、、: : 、: : :\ヽ: : :.ヽト
          ヽ', ̄ /イ´: :l: : : :i: ';: ヽ\: : ヽヽ: : : 、',
           ヽ、/' /: : : :|:!l: : |!:| 、: :ム-_―ム!: : : i:';
.             /、 i:|: ; : :!:!:';: :| '; \',ヘ,,ム.、 |:;: :/:.|!
             ` !:i: |:.: :リ/ヘ!_   ´弋:C !|:!:/、i !
.              ';!;:.';::.: 〈 ィオ:c     `" /イ'ソ
                ';.'.;ヽ_:.ヽ弋リ   、     K、‐--,
    _            ' ,ヽ'‐-    _ ノ   イ|::::.ヽ-!
  /:::::::::::: \           ,..-:`‐-、__   / イミ:_:: |_
 !:::/  ̄`ヽ:..ヽ           i:: : : : : `: :i', ̄ {ヘ. `,:.\_ヽヽ
  -'      i::. |          .i:::.: : : : : : :i: ',_ 〉'j、_,'.ヽ:∠_: :| 
       ,':. ,'            !::;::::.: : 、:..: :';‐', ヽr 、 .,'、: :.!:l|
       /: /      , _ -<',ヽ::.: : ヽ::::.';: :', 、 ',`ヽ,'∨、:.iヽ
        /: /   _.r(:<-_‐<´ニ-!',:丶:.: : ヽ::.';:、:',.!\ i、,' ';:|_::.',
.      /: /  /イ:.`|`´     |::',:::.ヽ.: : : ヽ!:イ',\!`,.;'.:.:.:.';::`リ
     i:.. i   !' リ|.:.::ト、      .|: :',:::.: :丶: : :ヽo,':.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:!::/
.      ';.. ',    \ヽ       /: : ::',::::.: : ヽ: : :i'.:.:.:.:/.:  .:.:,イ;'、
.      ';:. ',      `    ノ: : : : ::'.,::.: : :: : : :', /   .:./::!:.|
        '.;..ヽ    _,.......'=:‐-: : :_: :.::',::::.: : : : :.',.:  ..:.;.':::::!: !
       \_ヽ: ´: : :ヽ:.,: :,、: : : : : : : :::',:::::.: : : : :',.:.:.:.:/:::::::::|: !
.         ,/:: : : : : : : ヽ:.:ヽ_: :`: : 、: : : :::〉::::: :: : : :.',.:./:::::::::::::i: |
.      ,イ/::;. -‐、- : :_: ヽ:.i: : : 、: : : 〉:_:∧:::::.: : : : :.';':::::::::::::::::';:|、
      i:/:/     ` .  ヽ:.|: ::::..: : 7:.o/__.:i:::.::.: : : : :',、:::::::::::::::::i:<::>
      !|/:::.        ` _ヽ: : ::::/: :./.:__..:.',:::..: : : : : : !:::::::::::::::::!:.'; ヽ
     !'i::::::.     -―- ヽ: :_/:::/.:. _ _:i::::::::..: : : :';::::::::::::::::|: :.'; 'ヽ
      ';::::::.../       `、 _: iエエ-'‐-:ヽ:::::::.: : : :';-‐: :´i`!: : :';.ノ!
.   __'_;:/:::..      __. ヽ::..    ̄‐ ´ヽ::::.: : : 〉::.: : ノ〉: : :./
 r ´  |.  ヽ::::::::..  /        ヽ:::/      -‐ 、: :ノ';::;: ':/:_:イ
 ヽ _ ',   `、:::::::/           ヽ::::::::...../     .ヽ ヽ::/ ヽ


余談だが、占いの時に用いている衣装がファンシーな猫を模していることでも知られている
本人曰く、使い魔である猫と同化することで、占いの精度が上がるということだ

それが彼女のルーティーンなのか、単なるコスプレなのか、本当に魔術的な何かなのか
真偽は定かではないが、それを見たさに男の客もわりと多く訪れるらしい

これも一石二鳥というものだろうか
..

905 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:03:37 ID:a4a1443f


そんな彼女がこの店に来るようになったのは
ハクがリネットの店に訪れたことがきっかけである

しかし、その目的や何を占ったかに関しては
プライベートであるため伏せさせていただく


            _   _   __    ___     _
          (´  (´  /´ ̄`\/´ ̄ ヽ ___,,..) `)
            `''ー-`‐--    /r       --‐''´
                   , -{ l ── - . .
               , .     ヾ         ` .、
             /                   \、
             ./         ,ィ             ヽ: ヽ
            '     / / .|    ト、   ヽ  ヽ [ ]
           i   l _./ /  |     | ヽ l.  _',   ', .N
           l   |  l`.7ー-、!    .|__斗弋´:.:|   .! N
           |   ! .ll:/ __ V    .|   l'__ ヽ |    !.N
               l  |l'/ ヽ ヽjヽ |. / ヽ `|    l N
             .{   V Κ (ヽ 》   ヽl/ くヽ .》 |    !::::i
               トj \`ー''      \ `ー'' |l   |_r',
            ヽ   ト|////////////u/|l   | .,
             \从   ι  l ̄ ̄ ̄ヽ   ィ!l  ./__/__
                | > 。._V____ノ.。< /:l /::::::::::::/
                |r,┴─‐'´tl   lァ`ー-/,イ /:::::::::::〈
                   / \ニニニl   ./二二ニ,.l/',.:___/
      , ‐-、 lヽ    /  i \ニニ! ̄`/二二/  !:::::::::::..,   \ ヽ
.      l    ヽ!. ',   /  |___\ニl 0./ニニ./  ./ .!:::::::::_/ , -‐、  |
   / , ヽ.   /  'vt'、   .j  ___ヽl_/__,イ__ ̄`/  l、 ! l /   .〉
 / /   \     l二\ ノ  ヽ   {_}    /   !, -─'}. l .l'__   /
         ` 、.  Vニ八   .ゝt'´| | `t、/   |ニニニV 、   .ノ



  |!-‐== 、-‐: :  ̄ ¨__- 、   _____
   !  /: : : : : : : : : : : :.ヾく二 -‐‐ ¨フ
   ∨: : : ://:. ;〃: l: : : :i: : ∧    /
  .〃:/: :〃:.:/ /l: :|ヽ: : l: :|: :.∨ /
  //:/!: : lム⊥_{ W_ヾ:ト、l: : :.Yi
.   l/ |!: :.{ ∨‐    - `メ リ: i :}:リ
.   |! |\ir=ミ   ≠=ミ ノ:.从リ
       !::::::: ,   :::::::∠ノュ ノ.
        ヽ  ┌ ┐   ,.ィ:ァ<.
          > 、_ .,.ィ ⊥ォ: : :.Y
        ____ ノT゙ ̄/::ヽ: : ム
      〃:::/:::}从/:::::/:::::ヾ: : ゙Y
      〃-‐ヽノフ∠::_/¨::::;::-‐-Y: :{
    ,{:{::::::/ //:::::::>〃:::::::::::::}: : :)
    /::{::::/ //::::/:::〃 ::::::::::::::i : : ゙ヽ,


だいたい想像はつくと思われるが
.

906 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:04:04 ID:a4a1443f


    / ̄ ̄\
   / _ノ  ヽ、_ \
.  | ( ●)(● ) |.         「へぇ、結構有名な方なんですね
.  |  (__人__)  │
   |   `⌒ ´   |          …俺はあんまりそっち方面に興味が無くて」
.   |           |
.   ヽ       /
    ヽ      /
     〉-r:::┬〈、
   /Λ 〉.:〈 7//\
. /////V::::::V/////\
///////∧::://///////}
.////////∨/////////{



            , -; ニニ=―       rn
            ( (, - ―――― - _ | i|
             _/              `| i|
         /"             __    | i| \
        /         〃         ヾ;、| i|  ' 、
         /        !   |      ヽヽi|   ∧
      〃   /   !   i! i!      ',ヘ    }
       |     {    |   !  i|    !  i;:}    |
       ! i    i!斗孑|  iナ升ト 、  !  };:|    !
      jハ ! .ハノニリ|  ,八 `_\.  ハr'";;ハ    ! .       「やらない夫さんは、占い、嫌いなんですか?」
       '! | /,イ'て。ヾハ |! ,イて。;ヾ;/ !:::::::::}   ’
.          !ハ! } 辷ソノ  `   辷ソ ノj  }:::::::ノ  ,'
          } ∧ , ,          , , ,'イリヾ!"   /____
           { ∧    `      / i!  {  X"::::::::::/
.         |  }! \   c    イ;| ハ i!<  ゛ー-{
.          |  i!  !>/´ヽ´   リ、| ! |ー:`、ヾ、_/
        |  |>ー/ミ、ヽー '- 、  `|  ハ`} }__ヽ
        | /  {:::::::::ヾ、二ニ}__  i! {  ! ∨ ̄7、
         | |   |:::::::::::::ヽ\y)、` ノ.ノ  j /   / }
.         リノ|   |::::::::::::::::::〉}'’∧. ´   // } リ  |、__
.        ´  |   }::::::::::::::::::j'∨ ',ヽ;.  〉./ /  》 i!::::::::::::::7
          |   |::::::::::::::::ノ \ ヾ. Y {/ /   ヽ.|ー--、ノ
          }   |::::::::::::::/   \ヽ. i  }/      \__ 〈
           |   |::::::::::::::|      、ヾ!.j:_ノ       ヽ:ニ)
           |   |::::::::::::::|      {;;;;;;;ソ         }
            r"⌒|:::::::::::::::|.      }:::「         ノ
          《::::::::,!:::::::::::::::|       ノ:::::|、      /
          }:::::::::::::::::::::::::|     "/|::::::|.゛       〈|




           / ̄ ̄\
         /  _ノ´ ヽ、
.        |   ( ●) (●)
        |   (___人__)        「嫌いってわけじゃないですよ
            |       _.ノ
          |     _/__゙ヽ_          あんまり信じていないというか」
         j、_    (〈_r- ヽ ヽ、
        √::::::...`ミュ、r'、〈`ヽ、 |
        /.::7 ̄ ̄. : : .:.:.ヽ_ヽ   ト、
     / .:::/.:::::::::::::::::::::::::::::..\Yー‐ソ,
      ,' .::::/.::::::::::::::::::::/ ⌒ 、ヽ,:::::::::|
      i .:::::::::::::::::::::::. ::::::::::::::..ヽ::.',::::::::|
     i ::::::::::::::::::::::/ .:::::::::::::.::::: }::::;::::::::|
     i ::::::::::::::::::::::l .::::::::::::::::::::: ,.:: i::::::::|
     ', :::::::::::::::::::::;i .::::ヽ::::::::::::::l_:::|:::::::|


やらない夫のドライな反応に、虎徹は疑問をぶつけた


               /             }: : : : : : : : :.\ \
           〈                 }: : : : : : : : : : :.i⌒ヽ
              \_ ..斗 冖=‐-=====' -―…‐ ミ、|   〉
             {_{::斗r七7::::/\__ .斗-‐…‐-ミ、   /
              /:/:::::イ /: ,:代_ッ冖`ト/ ハ:/-―\::i\ /
            ,/// |::i// ` ̄´   //代ッ> /ハjー-ヽ
              /::i| } (,|::|:.:.:.:..          {   ′{
.           /.::::::八乂 |::|:.:.:.:..       __ 冫  ;⌒ヽ     「んだよ、ない夫ちゃん
        /-‐ァ/:::::\_|::|:.:.:.:..              /
          /.:::::::::::::::八ト、.:.:...    -‐―ュ  /           なんか信じられない理由でもあんの?」
          ∠ イ.::::::::∧{    \:.     ー=‐  /
             //^V‐- ミ.   \  /L.!V ハ./
       _,∠____ : : : : : : ` : . . `:{____}_}リ′
      / . : : : : : : : . \‐  ミ: : : :.`: . 、/
     / -‐=== : : : : 、: . \ : : \: : : : : :\
   / . : : : : : : : : : : : .\: :∨.::ハ \: : : : :/
.  /. : -‐… : : : : : : …‐-: \ V : i   ヽ: :/
  く: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : } : |    V


907 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:04:51 ID:a4a1443f


    / ̄ ̄\
  /   _ノ  \
  |    ( ●)(●).         「いや、別に深い意味があるわけじゃないんですけど
 . |     (__人__)
   |     ` ⌒´ノ.        おみくじみたいなものだと思ってるだけなんですよ
 .  |     ∩ ノ ⊃
  /ヾ.、_  ノヾ、_ノ         良いことは信じるし、悪い事は信じないでしょう?」
 (.:::::::\ /::::./ノ:│
  \:::::..“::::/_|::::::|
   \::/Φ:::::::::::/
      ̄  ̄ ̄



          ..  ---   、
       .  ´         ヽ
     /              \
   /    /              ヽ
  /     /   .i i   .|       │
  ,'    ,' /.. \|、 |i    l/ |      ',、\       「その考えは分からなくもないけどさぁ
  l   i  イ´  / l .! |  .,'|  .l  .|  l │
  |  .l  .|  ./  l/ l  / l ./ ヽ l   |  l.       本職の占い師さんの前で
_.', r |  l./三三 |ノ  三三 ! / l  ,'ヽ |
!::::::ヽ| l  | 、、、       、、、|〈 | /.           よくそういうこと言えるよねー」」
ヽ::::::::ヽ.|  l            U  / l 'i
 ヽ ̄ .l  |._   r ―--、  .  ' |  |
  l /:|  l.:/l   ― <i´   l  l
 〈::|:::::::/l  |'| ヽ   |,、\:!ヽ   |  |
  \:/.::|  l へ\ l' .ヽ l::/   l  l



            ,.  ――  .,
           ,. '"        ⌒` 、
       ,. -=≦             \
    /  ´     、   ト   |    v,
   /´ /    .| l |  {\ |丶 .|ヽl   v,
    '  ,     |,从 |{  \|¬〒!^ヽ   v,
     l l|    jI斗<{´  ` イ芯ヾ, '  }l
     l l| |  ´ { ,ィ芯     乂タ '’} ,.イ'      「別に構いませんよ、マスター
      从 |', ト、 从乂タ      : : :./イノ
      ヽ ',{^{≧=-: : :  丶     八        占いって言うのは、もともとそういうものですから」
        ヽ ゝ'人    ー  ´   .イヽニ{
            个s。 _ ,. イV / `
               r'ー芥-'v_,人
            ,.斗r7  | .!  ヾト '、__
       ,.斗 ≦/ニニ∧_/只\ ノ}ニVニ=- 、
        |ニニニ/ニニ{ト', ノT{  / }ニニVニニ/'|
        |^',ニニ>ー'{ ∨,l: : :レr/}ニニくニニ/ニ|
       |ニ',ニ/ニニ{  V'ヽ/レ'  }ニニ/ニ/二'\
       |ニ'{∧ニニ{  ∨レ’  }ニニ/ー{ニニ' (
.         |ニニ}ニ',ニ{   }f     }ニ'ニニ'二'_ ト!
          |ニニ}ニニ',ニ!   八   }/ニニ'ニニ'
        |ニニ}ニニ',{  ,.:  ,    ,ニニニ{二'


ハクの言葉に、話題の中心人物であるリネットは、穏やかな表情のままそう応えた
.

908 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:05:20 ID:a4a1443f


      ,.  ´,.  ―     。s≦ニ≧s。,
     / /           ⌒丶    `ヽ
    '  '          ,'      ヽ    \
.    '  /   / '   /  /   V    :,
.  /  '   / /  /}   ∧ l    ,    :,
  '  ' /  ,.斗-==ミ、/  |  / |   l  :,
.  {  |ハ  ' / j/斗-ミ//  | =ミく   l| | ,
 八 jレ',  {/〃うr'}      ,=ミ、`ヾ  j| | |.        「そうですね…一つ質問しましょうか
   ∨⌒, {  乂ク      んr} チ /   '| ハ|
    ヽ(ハ { : : :        ゞ'’ ' / } / j/   
  r―‐≧s。        ' : : : '/// ´.           皆さん、占いっていうものは
  `⌒/ヽ\}ト、   ` ー    八´
    〈  )/  \      ,. イ              誰の為のものだと思いますか?」
    __) /^'  ., }≧=- <
   ( ノニヽ   `ヽ,「 、
 。s≦\ニニ\    }l }≧s。., _
/ニニニニ\ニニヽ、 ' V,ヽニ\ニ∧
ニ≧s。ニニ∧ニニ∧人 }ー:、、ニ'<ハ
ニニニニヽニニノLニニ∧ 丶:::::〉ヽニ/∧
ニニニニ}ニニニ≧s。   Y:::\Vニニニl


やらない夫の占い感を受けて、リネットが質問を投げかけた


                       _
             _,. ─: : :  ̄: : :Y⌒ヽ、
            <: : : : : : : : : : : : : :l    \
       /. : : : : : : : : : : : : : : : : : l     \
      / |: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:l.        \
      .  |: : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.l          \
       l  |: : : : : : : : : : : : : : : : : : ::l ‐            i
     .   |: : : : >'´_,.>'´: : : : : : :l'            |
     |  /: : : >'´: : : : : : : : : : : :/             _|
     / /-'´: : : : : : : : : : : : : : : : {          /イ
    ./<!: : : : : : : :>‐─====、二ニ¬ー''/ |_,}.         「誰のため?
     \ \_,.>'´- ' ´-t─┌i───_、‐癶='──'∧
       .>‐<: : :>'´ヱニム.∧ヽ<二´≦__ヽ{ヾi:.ハ Vハ∧.        ……そりゃあその占いを
     / /イ「´ 弋モテ 〉>`ヾ、く < モテ Xヽ/rxハ Vハハ
    ./ /Y¨ハ  ` ` ̄´ ´   イ ヽ ` ̄´   〃 /ハ∨}ヽ\..    見たり聞いたりする人のためじゃねぇの?」
   / , ″ハ ハ         !          ,′ハ: ハ.l l   `ヽ
  ./ /i//: ハ__i                ム.ノ: : : : ハ |
  .ハ/ l//: : :.:.:八       ヽ_j ''        爿: : : :∧:ハ!
  |/ //!: : : : : :.|X     ____ _     / /.: : : :| V:.:|
    /′}:.:/|: : : | X  ´  ー─‐  `   / |:.: : : /   V:|
     /:/ !: : /!  X  /| /| |k |k //   !: ハ:∧   ヾ
     /″ |:.:/「`>、 >、:.ー゙::| |:ム斗゙X′/|: | ∨:|
       }://:.、: :.:.: >、`ー‐'┴ ‐ ´ <:.:.:.:ハハ ヽ|
        /∧:ハ:.:.:.:.:.:.:.:`>──<´:.:.:.:.:.:.:.:. ∧
      __ /.:.:.:.:.: \:.:.:.:.:.:{:::::::::::::::}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ __



          ,. '´⌒ゝ'"   ̄  ̄`   、
      /  , '⌒ヾ} ´ ̄  `ヽ.    {ミ}
.    〃 /           \  {ミ!、
.     {  /    /    }、    ヽ || '
.       ′    /il∧  ‐十寸=‐   ハ|| !
      {1   ‐大{'=、   ;x-刈、}   !:jjヽ
.     从N   以=x , /,ォ示=ァ! |ヲノ ,′.      「私も、虎徹さんと同意見かな
.       八 个゙Vrリ ∨  Vrソ|l  レ' ∠-‐. :7
         ヽ ゞ ¨´ ,    "" |l   レ'_:::::::::::/.      いろんな種類があるけど最終的には
        | }、  マ _フ     リ  ′.、ヽ/
        |   |i≧ァ- = ≦イ /iK:::::::Y          その占いの結果や言葉を望んだ人のためだよね」
         Ⅳ、ル∠__ト  -}__! /」 |:::\:|
           γ/{〈|  / 〉j/^ヽK ヽ:\
             {/ l l !ノ_〃 Y   }、::::、ヽ:.\
.             (  {  ̄/   ノi== i ';:::::> ´ ̄`
            L_〉 .{___ ,{ |:::::|∨
           |:::}/  j    | |:::::: |
           |:/ヽ/    ‘,|::::::::|
           |{[i[二]ニi]ニニ|:::::::::|


909 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:05:42 ID:a4a1443f


二人の見解に、リネットは満足げに微笑む


              -──── ‐-  、
              /:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::` 、
       _ -=≠=-:: :: :: :: :: :: :: :: :: ̄¨¨ヽ:: :: :: ヽ
     /´ /:: :: :: :: :: ::/ :: :: :: :、: :: :: :: :\:: :: ハ
.        /:: :: :: :: ::/:/ ::{:: \:: :: :ヽ:: :: :: :: ::\:: :!
       /: :: :: ::i:: / :{:: ::|ヽ:: ::ヽ :: ハ::ヽ: :: :: :: ヽ}
      .::/ :: :: ::!::{:: :ハ : ! \斗-:|─トハ :: :: :: |::'         「ええ、その通りです
      |:i:: :: :: ::|斗:七!: |   ヽト::j j/ ヽ:: :: :: jハ
      |:{:: :: :: ::{从! リヽj    ⌒笊卞ミ }:: :://          一般的な占いというものすべき事は
      |:ハ :: :: :‘, ィf笊卞     弋cソ'' |: /j/
      ノハ:: ヽ:: :ヽ弋ぅソ        厶イ            尋ねてきたお客様が、最も望むであろう事柄を
        ヽ:: \:: ゝ    '      人ノ┐
          `⌒`个 .    ー '   イ`<:::」.           探し、導き、伝えてあげることです
               ≧=‐- </.!:: :: :ヽ
         r-── 7´:::/_}__|「 ´   ト`ヽ┴─--、
        .::マ´ ̄¨フ>'´/7ハ  ノ }:::::::マ ̄¨7:::.        失せ物などは、多少意味合いが違いますけどね」
        ,::::::V:::/´ ´ ' /7{__{   /::::::::::〉:::::/::::::}
       ,'::::::::r'´      イ {  〉\_/:::::::<:::::/:::::::::!
       /⌒/  ,,-<{ハ  /⌒! //:::::::::::::::>イ:::::::::::!
       {\,'  /》::::::ハ∧/  |/}/::::::::::::/:ヽ::::::::::::ヽ
       |::::::\/イ/::::::{ V{  /}/::::::::::/:::::::::ハ:::::::::::/
       ∧:::::::::::::∧::::::!  マヽ∧{:::::::/‐-、::::::::::}:::::::イ
        /:::::\___/:|∧::::|  ヾ{,/ |:/::::::::::::::ヽ::::リ:::::::::!



                   _
          , -=====-.、: : ̄: : : : :' : -...
       /   ィ::´: : : :\: : : : : : : : : :ヽ:`ヽ
.         /: : : : : : : : : : : : : : : :\: : : : \::\
.        /: : : : : :/: : : : : : |: : : : : : : \: : : : ヽ: ハ
       /: : : : : :/: : :/: : :/:||: : : :i: : : : ::i: : : : : :.,: :'
        : : : : : :/: : :/|: : / || : : : |: : : : :|: : : : : ::|: : '       「でも、私たちが語った言葉をどうとらえるかは
       |: : : : : :|: : / .|: /   |! : : ::|: : : : :|: : : : : ::|: : :|
       |: :| : : ::|:::/=|/=  |=|: :/_|:| : :/|: : : : : :|: : :|.        その人の自由なんですよ
       |: :| : : ::|/ __    i/ 二|! /=|: : : : : :|: : .|
      ∧:| : : ::||イr:心ヽ    ィ心ハヽ |: : : /|::|: ::/         良い結果であれ、悪い結果であれ
      | \: : :|| 弋ソ       込:リ ノ.j: : /-|∧/
      ヽ  \|ヘ ::::::::      :::::::::::  /ィヽ)j ノ          その言葉を聞いて、自分がどのように行動するかは、
                `         ,_ /
             \   ー-    /i::ハミミミソ            受け取った側が決めることですから」
               y _      ィi: :|/::|:::j
            _,.イ: : :i≧- 二 .ノ .|/: :ノ: ノ
           /,:;/:|: ::丿   || |  :ト<:/
           / :{: : Y´:|   |.| |i  ム:::ヽ.
        _, =-{ ::∧:ソ::::::|  ∧_|∧  /i::::::ヽ


その上で彼女は、自身の占いに対する見解を口にした
それを聞いて、虎徹も合点がいった様子だ


              -‐…‐-ミ
.         <        ヽ 丶
      /     丶  r─‐<⌒  …‐-ミ
.      (           と⌒__  ー      ‰〕> 、
       \           \`ヽ      βア⌒^    ,
        _}≠≠=‐-  ,,,_  _) ≧=─┴く        ″   ,
       ∠/  ∠⌒7 `ミ=ァ ァ⌒¨ T^`  `丶、          > ___.        「あ~、テレビの星座占いみたいなもんかな?
.     / <⌒ 〈 /乙刀 //|::::::::} }      \        /  ー┐
      ⌒7  〉,ヽ           |   ハ/        \   / /    └     自分の運勢が良い日は、そのアドバイスに
.      厶ィ   厂ハ       ^ / /            ー-〈/
       ノィ / ,/ :} 、  ー _一 /       __,,..   -‐/     __彡       /    したがってみたりするけど
         И く\  \ー'{   }′¨¨⌒〈   /  /     ー-==≠ /
     ,  ^  ^ , \   ¨¨¨¨´ヽ    ∨     ≠         /.       逆に悪い時は、解消する方法を試してみたり
 __,,.  ^       〉  `¨¨ア⌒  ー──‐    /   ′      /
/⌒ヽ__,,..  -‐     ,、/〈::::゚:::}\}      ,   -=≠=-‐ =-‐           まるっきり無視しちまったりするな」
    、         ′  Υ:〈  i|     ^  / ≠-‐
    "          ,  |::゚:::  | ____  ,/  /
    二,             ^  |:::::::. | 冖冖
                  二二 |::: ゚:::. |      /
.    /  ,             |:::::::::. ;      }′
    ′ ′           :::::゚:::′     |
  /_彡く                :::::/      |
:..,.:′    ,            ∨.         |
^..      ^            /         |
                   ′        |
        }            :  o.       |


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.     /: : ://: : : : : : : /: : : : : : : : : : : ;|:|  !: : : : : : : :.| : : : : : : ヽ
    |: : :,'/: : : : : : : /: : /: : : /: : : : / !|  ! : : : | : :.|: ! : : : : ヽ: :ハ
    |: : / : : : : : : : ': : /: : :.:/| : : : / !|  |: ! : :.!: : :!.:ト、 : : : : !: : !
    |: /: : :/ : : : : :|:.:/|: : :/_⊥=≠  ||  j=|:≠|:≠|=!ミ : : : :.:|: : |
    |/: : :/| : : : : : !::,x|=テ ̄|::/    リ   j/ j/ j/ |: : : : :ノ: : '
    |: : :/: |: : : : : :|/ レ′ ノ'              |: : : :/ |:./
    |: :/: : |: : : : : :|                ,,x===ミノ: : :./ j/
    |:八: :人: : : :八   ,,x===-      ´    /: :./
    |′ ヘ| { \ : : :\〃             ``` ムィ       「ええ、まさにその通りです
       ヽ. ヽ\: :ヾ、 ```       ,         |/
        \ ヾ´゙ー─                  ノ.        私たち占い師は未来を見ているのではなく、あくまで
             ̄¨゙ミ:x        ー ‐ '    /
         {三三三>会; 、            /             "現在このような状況から想定されること" を見ていますから」
           / : : :.:.ノi| > .. _    _..ィ
         //: : : : :/=|\       ̄|ト、
           |:| : : :/三ヘ  ` ー-- < |ニ\


つまり占い師が示すのは、これから進むべき指針であり
それをどう選択するのは自分自身である、ということだ


    / ̄ ̄\
  /   _ノ  \.         「まぁ未来の事とかは占い師の仕事じゃなくて、
  |    ( 一)(●)
  |     (__人__)          預言者の仕事ですからね
   |     `⌒´ノ
   |   ,.<))/´二⊃
   ヽ / /  '‐、ニ⊃.        …ああ、だから俺が占いを信じないっていうのも
   ヽ、l    ´ヽ〉
''"::l:::::::/    __人〉        別にリネットさんが怒ることじゃないってことですか」
:::::::::|_/ヽ.   /|||||゙!:゙、-、_
:::::::/´∨/`ー'〉゙||i l\>::::゙'ー、
:::y′.: ',ゝ、_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::!
/: ://: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|



                       __
               __  ,. <´       `> 、
              _,,イ´⌒>ゝ、             ヽ、
              /                     \
             /                      ヘ
               /           ,' l!     ,、  ヽ ヘ    ヘ
             ′   ,' ,i,、 ,i ハ 、  トヽ   ',. i      ハ
           ,′   i ムl!_ム_} ヘ ト、 l',_ム=__,}     ハ...   「ええ、占いを信じない、ということはつまり
           |  ,    レ''「ヘ ハ 「 ヘ!ヘ 「ニj ヽ |、!、|   ,. , |
           { ,i ',   {' >=キ-、  ヽヽ、{=ニニキ、 }   i ,i } .     他人の意見に流されず、自分で行動していく
            | ハ 、 ',',.{{´{::l!っ       {::l!っ 》,'  /| ,ハ |
                lハ ト、ヘヘ. ヒり       Vり /  ノ ,i ハノ.     ということですからね
              ヽト、ヽヽ、´ `   、   ´ ` ノz/  レ
                ゝヘ                 ノ'、
                    八     `こ,´    人ヽ、>           そう考える人に言えることはただ一つだけ
                       > 、      イi: : ハ
                      ri、` - ´ ,トi: i: : :ソ            「自分を信じてください」 という言葉だけなんですよ
                        /} >=<  ';.ヘ.: : :ヽ
                  , z ':.:.ノ  ,i i    i:.:.:.ヽ、}
               ,x '/:.:.:.∧   ノ ヘ   ノ!:.:.:.:.ヘ:.> 、         ね? 怒る理由なんてありません」
            __, ':./:.:.:.:.:.:i', ヽ イ>=<ヘ_ / !:.:.:.:.:.ヘ:.:.:.:.>、
            f:.i:.:.:.:.:ヘ、:.:.:{∧  ヘ 〉l!l〈ノ   ∧:.:.:.:.:.ノ:.:.:.:.:.:.:zハ
            {:.:';.:.:.:/:.:ヘ:| ヘ、  {:.:.:.:}   / }>''´、:.:.:.:.:./:.:.ノ
            |:.:.:i:.:.ヘ:.:.:.:.:.|   ヘ |:.:.:.:|   /  |:.:.:.:.ノ:.:.:.:.:/:.:./


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            -――-   _
                       <
        /             \  __
     , '         /           Y⌒ヽ
.    /.::       ,                   )
   /.::       /       /      ハ
  ノイ       /     斗==ミ /     }
.   |       /    ,/イ厶イ  /           「まぁ、私のお仕事としては
.   l:::.   /⌒i    / ィ::j7ヽ |// i   '
     :::. i{  |i   i  ヒソ   イ乂ハ: /.        そういう人ばかりになられると、商売あがったりですので
.     、八 .从   | ::::.      く::/ン′
       \ >‐r \ |           〉         適度に悩んで助言を求めていただけると嬉しいですかね」
         }  ,::| >、    r‐ァ  /
.     ,イ /.::|       `   イ
     { ^   イ      `ト ´__
     人 /{  ー-  __〕^\\ヽ
    {  ヽ  \     <\_j ヽi  i
.    >、 ::::}    \    i:::::(:::)^Y\|
   〃、:iー〈       ヽ.   | ̄]i:::.\勹\
   |  人 :.\/i{    X匸j匸j匸j辷メ  ㌧.、
.    〉   [ ̄::^ヽ    ',           ' ,



             / ̄ ̄\
          /   _ノ  \
          |    ( ⌒)(⌒)
           l     (__人__).     「職業的にはよくても、仕事的には悪いというのは
          l     ` ⌒´ノ
            |           |.      なんというか悩ましいですねぇ」
          ヽ       l
            _,ゝ、   _,ノ
        ,、-='l \_,ン g<\
     / \ └〆\ i=i|\'\
    丿   ゙i   \ \=il / i!
     l    l    \\| /=|l
     |    |     \i/   ||



            //:::::::::::::::::::::::::::::/           ヽ
            / _/::::::::::::::::::::::::::/           ',
          { /´:::::::::::::::::::::::::/             〉
              、\:::::::::::::::::::::く          x<二 __/
            >''´ ̄`ヾ::::::::',     x<.__l_l_/
             `⌒ア}代ッ、\:::>─く:::::::::::\::\::::\         「ま、全員が全員ない夫ちゃんみたいじゃないし
             / ; `¨ア{7{ 代ッ、 ∨:ト<::ヘ:::::ヽ::::::>
                   {  / |   `¨´   V}|::/{\:';::::::丶::\.       心配のし過ぎってやつだろ
                 '. 〈            |} ノ /:::丶:::::ヘ:::::ヽ
                、 ´         r┬く:::::::、:::、\ア⌒
                  }__ミー-一     '  }:::::}:::::::}:::::\         ちなみにそんなリネットちゃんは
                 {::/ ハ__,、  /  /介ヘ:::::ハ\:::ヘ
                  ヾ、{:::::::::>´  / /  ∨ }  ヽ:}.       どんな占いが得意なんだ?」
                     `,コ〔     //      }┐
                  / /ヘ、_,. <       >人
                   {  ハ::::}        ,. <´ : : : : \
                   } /}o:::j      /: : : : : : : : : : : :
                  {, /::::ハ   /: : : : : : : : : : : : : :
                   /,:o:::/ |  /: : : :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                  //::::::/ l/: : : :/


912 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:07:03 ID:a4a1443f


      ,.  ´,.  ―     。s≦ニ≧s。,
     / /           ⌒丶    `ヽ
    '  '          ,'      ヽ    \
.    '  /   / '   /  /   V    :,
.  /  '   / /  /}   ∧ l    ,    :,
  '  ' /  ,.斗-==ミ、/  |  / |   l  :,
.  {  |ハ  ' / j/斗-ミ//  | =ミく   l| | ,.       「占いの方法としては、紅茶占いですけど
 八 jレ',  {/〃うr'}      ,=ミ、`ヾ  j| | |
   ∨⌒, {  乂ク      んr} チ /   '| ハ|      内容で多いのは、やっぱり恋愛でしょうかね
    ヽ(ハ { : : :        ゞ'’ ' / } / j/
  r―‐≧s。        ' : : : '/// ´   
  `⌒/ヽ\}ト、   ` ー    八´              相性占いだったり、まだ見ぬ相手との出会いだったり
    〈  )/  \      ,. イ
    __) /^'  ., }≧=- <                客層も女性の方が多いですから」
   ( ノニヽ   `ヽ,「 、
 。s≦\ニニ\    }l }≧s。., _
/ニニニニ\ニニヽ、 ' V,ヽニ\ニ∧
ニ≧s。ニニ∧ニニ∧人 }ー:、、ニ'<ハ
ニニニニヽニニノLニニ∧ 丶:::::〉ヽニ/∧
ニニニニ}ニニニ≧s。   Y:::\Vニニニl


紅茶占いとは、紅茶を飲んだ後のカップに残った茶葉の位置や形で
様々なことを導き出す占いの方法である

随分優雅な占いだな、とやらない夫は思いながら、確かに女性向きの占いだな、とも感じた


                  / ̄ ̄ \
                  __ノ `⌒   \
                    (●).(● )    |
                 (__人___)    |
               , =二ニニヽ、   |                 「女性はそういう占い好きですよねぇ
             /  二 ヽ、`,┘   ト、_____
             /   -、 }、j┘  イ// : : : .`' ー- 、      別に相手との相性なんて、話したり接していれば
              /    /{_/ニニ,´>/ : : : : : : : : : : :ヽ
           _/___ ノ : 「r{::::ヘ  / : : : : : : : : : : : : : : '、.   分かると思うんですけど」
          / : : : : :ヾミ : :.i r:::', y : : : : : : : : : :/ : : : : : :'
          : : : : : : : :/ : : i .i:::::i ,i : : : : : : : : : r : : : : : : : :i
        ,' : : : : : : : / : : : :i i::::::ii: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|
        ,' : : : : : : : ハ : : : :',i::::::ii : : : : : : : : : :.| : : : : : :/|
        ,' : : : : : : : /. :ハ : : : :',::::::|: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|
      / : : : : : : :./ :/ V: : : : ',:::|: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|



                   _
              , -― 二_  ̄`ヽ
           ,ィ´'´ ̄     `ヽ  )
             ,イ´           } ノ
         /         , -ー'´ー  ̄ ̄`ヽ、      r、
         /        /             ヽ.     |ハ
        ,'       , イ           、     \.  ト'´
        !       /                 ',     ヾト、.!|
        ヽ   , /    i ',      i     ',      V|j|
          `ー' ,'  l  l ハ      ト、   ',      !|ノ
             ,   |  ! l ',       !__ヽ_ l      Y
             l   | l j-‐ヾ´    l  \  ̄l     |
             !   l イj_‐-ゝ 、   ',xz=≦=ュ-_   i l           「まぁそういう目に見えないものこそ
             | i  !__zィ≦=ぅ、 ヽ',   ', ´T:t:cゝヽ  i| !
             l |  ! ´-ゞ-゚'ソ   !\_{ ´ゝ-'゚イ   ! ハ !.            第三者に証明して欲しいんじゃないかな?
                 ! |i !  l               j  /イ‐リ.
              ', i ゝ',  i                ,'  / ノ//∧            誰かに言ってもらうことで安心することって
             rヘ l/ハ ハ    、_  _,。   ノ /イ/////ハ
             !/ハ!//ハ ',ヽ、       , イ/ ////_//           結構あるもんだよ」
             Y_>-| 、 V/ > 、  ィ  // , ハ ̄ _/
             ヽ__l ハ ゝ'/ハ     イィ /|/77//
              V///リハ Vj´      / ハヾ、_{`ヽ,、
            , ゚ ̄ ̄77ハ  リ`ヽ   イ´! l///ハ./i ̄ `ヽ`≧ュ、
                 // /l  !       l |ァ-ュ、ハl|    Y//ハ
           l       l/,イl|  j       l lj///`ヽ!|     l///|
           !   ヽ j////j ハ   ., '  r! !//////l{ /   l///j
           l   ,' ,ィ'///// /ハ: : . . i  ノハ V/////ハ',   ヾ_ノ
               i  ,'/////ノ//ハヽ: : :l: . / /ヽ V//////ヽ  jヽ
           r'-='//////´////∧ \ : / ////ゝ!//////ハ ̄ヽ \
           l__{/////////////ゝ,、Y_, イ/////////////l-、_ { 、ヽ
          イ///!////////////ハ__ノ//////////////j///j  ハ \


ハクが女性の目線から補足すると、やらない夫はなるほど、と納得する
このあたりは男性目線からすれば理解しづらいものであるからだ


913 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:07:26 ID:a4a1443f


                                     -‐==ニニニニ7丶
                                    //ニニニニニニニニ /   ゚。
                                     { /二ニニニニニ二 {
.    「ま、そういう女っ気が微塵もない          / ,仁二二二二二 {     \
                                 / {二二二二二ニニ{    ,__/
.     ない夫ちゃんが言っても                \{二二二二二二ニ{  ∠エ}
                                   ∠三二二二二二≧=彡:::::::::\
.     説得力はねぇわなー」                    /:::::| 元汽::::::| 竺ニ\::::::ト :::::::::\
                                   -‐ァ:::::::| `¨´ 'lヽ{`    }ヾ{:::::ヾ{ ̄`
                      / ̄)           _/:::::::::::.     '         ヒノ::::::::::..   /⌒)
             「 ̄`ヽ‐- 、  {  {             ̄/:::::::::::. 、_`_´___,.  / |:::::\ ::::::.. {  {
              ⌒ <__ ノ ⌒7              ∠  ‐ァ/ハ V二二ノ / , |::::::::{ 「〔〕 ー-ミ ゚。
            「 ̄ {` ¬{   |      _ ........-‐..........{....{ Vー1下ヘ/ //{\:::::..`ー 、 ′\i
             `r--r-イ \  | ̄`¨¨¨「........................./|.......ヾー屶‐"__/./........\{ __ .>'⌒ ヽ
                  l__},ノ}   ∧..............| ̄  ̄ ̄  ̄   |.0../  ̄\...........∧...........〈. . . -‐: :二ヽ ゚.
               {_},ノ   /.....゚。..........           |.../|::::O:::::|....0...′ `ー-- 〔{  ̄「|  ‐-  \
                 ∧ ー==チ...........゚..........|            !/ ..〉=‐/\../      〔 ̄ ̄ ‐-     }
             ∧ ー--‐/................}........|            |.../:::O::V........〉         ̄\     (_)
             , ′ ー-‐ / .................|........|            |..{::::::::::::{....../          /........(_)ー--‐ (_){
                      / .................. |........|            |..|:::::O ::|.../          /.........人(_)(_)彡_ヽ
         /       /........................|........|            |..|::::::::::: !/          /.........{Oニニo゚ニ| 〔 ノノ



             / ̄ ̄ \ -、_
          _,ノ ヽ、__   / / ,〉、
         (=)(= )/ ´/ /)
.          (__人_) {    , ' ´,/
          '、`⌒ ´  V __, <´           「……まぁそうですね」
           |     〈´/::::Λ
           |       ヤ::::::::::::::Λ
          `ュ`ー─ー V::::::::::::::Λ
          /ム _ , -./V::::::::::::::Λ、
.     _,. -/:/:::ハ ,/´..::/i:::::::::::::::::::Vヘ
    //./.:::/:::l y .::::::/::::i::::::::::::::::::.∨}
    j ::::::::>.:::/:::::l ./ .::::::::::::::::i::::::::::::::::::::レ;
   i :::r :〈 ::::i::::::::レ .::::::::::::::::::::〉、:::::::::::::::::ノ
.  i :::| :::::'., :i::::::/.:::::::::::::::::::::::::::`::-==::イ
.   | :::| ::::::::', :i::/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/


虎鉄さんもそうじゃないですか、と言いかけて、やらない夫は口をつぐんだ
その言葉に、虎鉄はイエスと答えそうな気がしたからだ

それによって、若干一名に致命的なダメージが発生する可能性があるため
やらない夫は大人の対応をしたのである


914 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:07:53 ID:a4a1443f


            ,.  ――  .,
           ,. '"        ⌒` 、
       ,. -=≦             \
    /  ´     、   ト   |    v,
   /´ /    .| l |  {\ |丶 .|ヽl   v,
    '  ,     |,从 |{  \|¬〒!^ヽ   v,
     l l|    jI斗<{´  ` イ芯ヾ, '  }l
     l l| |  ´ { ,ィ芯     乂タ '’} ,.イ'           「多いのは恋愛の占いですけど…
      从 |', ト、 从乂タ      : : :./イノ
      ヽ ',{^{≧=-: : :  丶     八             私が得意なのは別にあるんですよ
        ヽ ゝ'人    ー  ´   .イヽニ{
            个s。 _ ,. イV / `
               r'ー芥-'v_,人               本当の意味での "占い" です」
            ,.斗r7  | .!  ヾト '、__
       ,.斗 ≦/ニニ∧_/只\ ノ}ニVニ=- 、
        |ニニニ/ニニ{ト', ノT{  / }ニニVニニ/'|
        |^',ニニ>ー'{ ∨,l: : :レr/}ニニくニニ/ニ|
       |ニ',ニ/ニニ{  V'ヽ/レ'  }ニニ/ニ/二'\
       |ニ'{∧ニニ{  ∨レ’  }ニニ/ー{ニニ' (
.         |ニニ}ニ',ニ{   }f     }ニ'ニニ'二'_ ト!
          |ニニ}ニニ',ニ!   八   }/ニニ'ニニ'
        |ニニ}ニニ',{  ,.:  ,    ,ニニニ{二'


リネットの謎めいた言葉は、三人に疑問符を植え付けた
互いに首を傾げているやらない夫と虎徹を見て、ハクがその疑問を口にする


                            __
       ,. -‐                 ‐-|::!
    , '",. -─=‐             ヽ   |:jヽ
   /´/ /   /    /    ヽ     ヽ  ||  ',
    /´7   / i     /!  i  :.:`、:.   ヾx||   !
     / イ  ,' !  l  / l  l  _ :.:.:',:.:.ヽ.  l Ⅶヽ.:|
     / / |  l  l  _| 斗!'´!   !ヽ ~::T!ー::l-: l. : :|Ⅳ}:             「本当の占い…って
     |,'  l  ! .:| ト|,ィ==ミ  ! ケ=ォ、ヽ! / : : l-〃    _ .-┐
     i  l l  .:l ヾ {;;゙ー_ソ \|  !.;;゙ン '~ レ    |:/:/{. : ´: : : : : : !       …ホントとかウソとかあるの?」
       ヽ|  .:|  | ´            ` u |   l/_/: : : : : : : : /
          ト、 :l   l      `        l   |: :!:_:_:_: : : : : : /
          ヽ!  人     -       ノ! :. l_:_:_:_:_: : :-─!
           | !  :.>、        ィ j  :i. l .-.-.一: :´ ̄ll
           jハ  :.:.| `ヽ、_,.、-:'´::  l  .:i i`ヽ_ : : : : : : :l
           :.:.:\ :.:.|  / /ハ:::::  ノ .:/リ:::ノ  `''ー::、  _!



            -――-   _
                       <
        /             \  __
     , '         /           Y⌒ヽ
.    /.::       ,                   ) 
   /.::       /       /      ハ 
  ノイ       /     斗==ミ /     }
.   |       /    ,/イ厶イ  /    
.   l:::.   /⌒i    / ィ::j7ヽ |// i   '.      「ちょっと分かりづらかったですかね
     :::. i{  |i   i  ヒソ   イ乂ハ: /. 
.     、八 .从   | ::::.      く::/ン′.         普段私がやっているのは、「占う」というプロセスを
       \ >‐r \ |           〉.   
         }  ,::| >、    r‐ァ  /          見た目が映えるように演出して、その最中に
.     ,イ /.::|       `   イ      
     { ^   イ      `ト ´__.              相手を観察し、発言を引き出しながら答えを導き出す…
     人 /{  ー-  __〕^\\ヽ     
    {  ヽ  \     <\_j ヽi  i         いわば "技術としての占い" なんです」
.    >、 ::::}    \    i:::::(:::)^Y\|
   〃、:iー〈       ヽ.   | ̄]i:::.\勹\
   |  人 :.\/i{    X匸j匸j匸j辷メ  ㌧.、
.    〉   [ ̄::^ヽ    ',           ' ,
   i    个ー ::::)      ,             . : :.
   |     ̄)_/〉㌧、   i: : .        . : : : :i
   |       ^' {i ::ハ  |: : : : : : : : : : . : : : : : :
   |        八:: ,リ  |: : : : : : : : : : : : : : : :;
   |        i  ^  ヽ|: : : : : : : : : : / : : : :イ
   |        |    |: : : : : : : : :/ : : : : :i


915 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:08:19 ID:a4a1443f


              / /:::::::::::::::/      _   \
             //::::::::::::/      /_    冫
           / /::::::::::::/      ,;´ "|□匸二 了
           ゝ L:::::::::::L__  ..z:: ‥"´ ̄\  `、\ _
         <:::::::=ニ二::::::::::::::彡",ィヽ、、\ へ  \ \__ 二ニィ..    「ああ、つまるところ超能力とかじゃなく
         厂ト、  `ゞ_トェ,,\ヽ rヒ壬iゝ\、ヘ ト\ ヽ、 、\   
        : ; |    `ャ依l \、`      l/ 」ヽ  ト 、. \..       ロジカル
        ;  :; |     ヤ|          「r|  \ ヽ `  ヽ     論理的なヤツってことか?」
    _厂ヽ |  : :|     ヽ ―`   .,ィ    / ,/ォ ハ` .\   `
   r" :; Y ヽl  ;  |       \ヤニニ" 、  / :; l /―┐ `
   |  ;  : 冫 ̄ コ  _     Vl |\ lゝ´/ ,:/ "   ヽ
   ヽ__ト┘ヒ二二ミ| / _〕    ヾー`ヽ  ::/     ___`:ュ
    ト、 ヽ    _ Y  /   ┌──ァく冫´     /´  \::::::::\
    |  `:; /    ∨    / / C^.::\ c/  /     \:::::::::..\
    ヽ   У    /    _/ ,  イ::;;;/ >、 /         \:::::::::::::::ヽ 、
    ∧_ヽ _ /   ┌:什 / レ´::::/  / /          /" ̄ ̄ ___\
   ∧  フ  /    / / У C::::::/  /           /   /      |
   /` ミ二二フ   /  | / /::::::::/ /            /   / /´ ̄ ̄ 了
  /   /  / r‐ァ´     / C::::::/ /             /  /      _  冫
/   /  / イ ∠     / /::::::::/ /             /  /        \ 冫


つまり、リネットが普段行っている占いは
いわゆる統計学や心理学に近いものであり、超常的なものではないということだ


      /    /    l     }   ',       iヽ            '. '
       l    /     │   /j     , ト、 __,,j_ l  ∧       '. '
      l   /    /|   /,′   =f'"゙^¨フ''¬ミ;;,_ハ}        , ,  
.        i   /  ,;;;=≠''デ゙//      '.|  | /   |/  `'|        | i
.       i   _;≠´//'  | //       j  j厶_‐-ミ    |     |ヽ | l. 
.      i,;/i i //  __|./          '゙ん::::::゙ヽ,\ |    | │ l.   「その通りです
       i 从i ,ン,.ニ¨寸          {:.:::::::゚'._)} j} j   リ | │
i         i/  i〃/:::::::; ヽ              、:::::.:.:ノリ  ,゙  /| '  ノ.            カニングフォーク
.i ト、      , /,' {(:.::::::゚'-;             ゙ー-‐'゙   / /' |/           でも私が 亜人 としての能力を使った場合は
. i i {\    ' ト(   、:.::::::::ノ'                .:.:.::::::.:/イ/
 i:i八( \   、`   `- ´                .:.:::::.:  i                  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
. ii  \ \   \  :.:.:::::::.:.        '           '            相手が心の底から教えてほしい事だけが
     丶、` ー- ヽ :.:::::::.:.           ,         ノ
      />-\           ー-  '"        /              頭に浮かんでくるんですよ
     ///´   \               . '
    く/ 〈      }ノト .._          イ]_                 もちろん、相手が何も言わなくても、です」
.          \     〈ノ イ[~ ''  ー--‐ ´ / |ーrr- .._
         ノヽ  _(/ : 丿 `''ー- ..__/  │ {{:::.::.::.::.::.: ̄{ ̄ ̄~`7ー-、
  _,,..  -─┴=ァ'´: : : : : |       { ii }     ヘ、}}::.::.::.::.::.::.::.:}:::::::::::://: : :∧
 ̄{:::::::::::::::::::::::::::/ : : : : : : :│      } ii {      ヽ}}:.::.::.::.::.::.::.:「 ̄ ̄ j: : :/ : }


彼女の言葉が真実ならば、それが間違いなく超常的なことである


                    / ̄ ̄\
                  /   ,ノ ヽ、_
              |    ( ●)(●)
             |     (___人__)          「なかなか不思議な力ですね、それ
                  |        、'      
                 |       |            数学で計算式をすっ飛ばして答えがわかる
                }._\     , |        
        .__ __ ,.〈\\>ニニァ´.              …みたいなものなんですかね」
       /: : < : : : : : : \  /゙i ゙i、
      , ' .: : : : : : : : : : :l: : : .∨',:::::ト|゙i \_
     .{ : : : : : : : :゙i : : :」 : : ::', Y´゙i. |: : : : .\
      |: : : : : : : : :\ : : :\ : ',|::::::i |: : : : ',: : `,
     ', : : : : : : : : : | : : : : : : :.',:::::゙i|: : : : . ',: : }
       (,:/:/ニ`ン---r : : : : : ',::::| : : : : : ',: : ',
        `: ´ : : : :V ,r'二ヽ_: : : : :',:|: : : : : : ',_,rー'、
       {∨ : : :└」_,r' 二 ヽ: : : : ',|.: >< ̄\.: \
       {: ∨ : : : : :」.ゝ-''゙~ ̄ ̄ ̄ ̄: : : : ゙i ム: : : ' ,
         l: : ∨: : : ./: : : : : : : : : : : : : : : : 、/: : : : : : }
        }: : : \ : : : : : : : : : : : : : : : /゛ ̄: : : : : : : :, '


916 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:08:44 ID:a4a1443f


      ,.  ´,.  ―     。s≦ニ≧s。,
     / /           ⌒丶    `ヽ
    '  '          ,'      ヽ    \
.    '  /   / '   /  /   V    :,
.  /  '   / /  /}   ∧ l    ,    :,
  '  ' /  ,.斗-==ミ、/  |  / |   l  :,
.  {  |ハ  ' / j/斗-ミ//  | =ミく   l| | ,
 八 jレ',  {/〃うr'}      ,=ミ、`ヾ  j| | |         「よかったら、どなたか試してみますか?」
   ∨⌒, {  乂ク      んr} チ /   '| ハ|
    ヽ(ハ { : : :        ゞ'’ ' / } / j/ 
  r―‐≧s。        ' : : : '/// ´
  `⌒/ヽ\}ト、   ` ー    八´
    〈  )/  \      ,. イ
    __) /^'  ., }≧=- <
   ( ノニヽ   `ヽ,「 、
 。s≦\ニニ\    }l }≧s。., _
/ニニニニ\ニニヽ、 ' V,ヽニ\ニ∧
ニ≧s。ニニ∧ニニ∧人 }ー:、、ニ'<ハ
ニニニニヽニニノLニニ∧ 丶:::::〉ヽニ/∧
ニニニニ}ニニニ≧s。   Y:::\Vニニニl



                            __
       ,. -‐                 ‐-|::!
    , '",. -─=‐             ヽ   |:jヽ
   /´/ /   /    /    ヽ     ヽ  ||  ',
    /´7   / i     /!  i  :.:`、:.   ヾx||   !
     / イ  ,' !  l  / l  lヽ _ :.:.:',:.:.ヽ.  l Ⅶヽ.:|
     / / |  l  l   |,/  !   !  ヽ、::!ー::l-: l. : :|Ⅳ}:             「あ、面白そうだねー
     |,'  l  ! .:| ト| ´ ̄ ヽ  !   ̄`` ヽ!:/ : : l-〃    _ .-┐
     i  l l  .:l ヾ z==s \|  z==x  レ   |:/:/{. : ´: : : : : : :!       誰をやってもらおうか?」
       ヽ|  .:|  |                |   l/_/: : : : : : : : /
          ト、 :l  ⊂⊃    `      ⊂⊃    |: :!:_:_:_: : : : : :/
          ヽ!  人   r──┐    ノ! :. l_:_:_:_:_: : :-─!
           | !  :.>、 ヽ _ ノ  ィ j  :i. l .-.-.一: :´ ̄ll
           jハ  :.:.| `ヽ、_,.、-:'´::  l  .:i i`ヽ_ : : : : : : :l
           :.:.:\ :.:.|  / /ハ:::::  ノ .:/リ:::ノ  `''ー::、  _!


リネットの提案に、真っ先に飛びついたのはハクだった
そして虎徹もそれに便乗する


                                     -‐==ニニニニ7丶
                                    //ニニニニニニニニ /   ゚。
    「ここはない夫ちゃんでしょう!              { /二ニニニニニ二 {
                                     / ,仁二二二二二 {     \
     ほら、こーゆーのって興味ない奴が       ./ {二二二二二ニニ{    ,__/
     超常体験することによって               \{二二二二二二ニ{  ∠エ}
     いつのまにかマニアに成長する            ∠三二二二二二≧=彡:::::::::\
                                 /:::::| 元汽::::::| 竺ニ\::::::ト :::::::::\
     …ってのが定番じゃん」            -‐ァ:::::::| `¨´ 'lヽ{`    }ヾ{:::::ヾ{ ̄`
                      / ̄)           _/:::::::::::.     '         ヒノ::::::::::..   /⌒)
             「 ̄`ヽ‐- 、  {  {             ̄/:::::::::::. 、_`_´___,.  / |:::::\ ::::::.. {  {
              ⌒ <__ ノ ⌒7              ∠  ‐ァ/ハ V二二ノ / , |::::::::{ 「〔〕 ー-ミ ゚。
            「 ̄ {` ¬{   |      _ ........-‐..........{....{ Vー1下ヘ/ //{\:::::..`ー 、 ′\i
             `r--r-イ \  | ̄`¨¨¨「........................./|.......ヾー屶‐"__/./........\{ __ .>'⌒ ヽ
                  l__},ノ}   ∧..............| ̄  ̄ ̄  ̄   |.0../  ̄\...........∧...........〈. . . -‐: :二ヽ ゚.
               {_},ノ   /.....゚。..........           |.../|::::O:::::|....0...′ `ー-- 〔{  ̄「|  ‐-  \
                 ∧ ー==チ...........゚..........|            !/ ..〉=‐/\../      〔 ̄ ̄ ‐-     }
             ∧ ー--‐/................}........|            |.../:::O::V........〉         ̄\     (_)
             , ′ ー-‐ / .................|........|            |..{::::::::::::{....../          /........(_)ー--‐ (_){
                      / .................. |........|            |..|:::::O ::|.../          /.........人(_)(_)彡_ヽ
         /       /........................|........|            |..|::::::::::: !/          /.........{Oニニo゚ニ| 〔 ノノ



       ─- 、
     /    ヽ
     | u    |
     |      |
     |   ュニニヽ、
      ヽ/ : : : : \:\.             「いや、あまり信じてないだけで
        i : : : : : : : ヘ :.ヽ
       ', : : : : : : : : ', : :'.,            興味ないとは言ってませんからね、俺」
       ', : : : :.\ : i : : :.'.,
.        i:', : : : : : ヽト、 : : :',
.       iハ : : : : : : |: ', : : :.',
       リ.:i: : : : : : :! : : : : : ト、
        i : !: : : : : : :|: : : : : : i:.',
         i : :i: : : : : : :|: : : : : : | :.',
         i : :r : : : : :丿 : : : : : | : :',
        ,' :.7 : : : : : / : : : : : : |: : :i
        / :/ : : : : : / : : : : : : : i : : i


917 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:09:12 ID:a4a1443f


            ,.  ――  .,
           ,. '"        ⌒` 、
       ,. -=≦             \
    /  ´     、   ト   |    v,
   /´ /    .| l |  {\ |丶 .|ヽl   v,
    '  ,     |,从 |{  \|¬〒!^ヽ   v,
     l l|    jI斗<{´  ` イ芯ヾ, '  }l
     l l| |  ´ { ,ィ芯     乂タ '’} ,.イ'
      从 |', ト、 从乂タ      : : :./イノ           「それでは、やらない夫さんを見てみましょうか」
      ヽ ',{^{≧=-: : :  丶     八
        ヽ ゝ'人    ー  ´   .イヽニ{
            个s。 _ ,. イV / `
               r'ー芥-'v_,人
            ,.斗r7  | .!  ヾト '、__
       ,.斗 ≦/ニニ∧_/只\ ノ}ニVニ=- 、
        |ニニニ/ニニ{ト', ノT{  / }ニニVニニ/'|
        |^',ニニ>ー'{ ∨,l: : :レr/}ニニくニニ/ニ|
       |ニ',ニ/ニニ{  V'ヽ/レ'  }ニニ/ニ/二'\
       |ニ'{∧ニニ{  ∨レ’  }ニニ/ー{ニニ' (
.         |ニニ}ニ',ニ{   }f     }ニ'ニニ'二'_ ト!
          |ニニ}ニニ',ニ!   八   }/ニニ'ニニ'
        |ニニ}ニニ',{  ,.:  ,    ,ニニニ{二'


なし崩し的に自分が標的にされ、やらない夫は頭を掻く


                     ______
                    /     \-一ヽ、 __r‐- 、_
                 /    __,ノ ヽ、_,7    7 } : : : :\__
                  |    ( ─)(─)/` ‐  / /: : : : : : : :` ‐-、
                  | U  (___人__)‐-─≦/ : : : : : : : : : : : : : 丶、
                  |     ` ⌒´ノ    └‐-、__:.:.:.:.:. : : : : : : : : : ヽ
                  |           |          `ヽ.:.:.:.:.:.:.: : : : : : : }..   「…じゃあ、お願いします
                  ト、       |       __,. -<`丶、:.:.:.:.: : : : :/
                  ..ハ、.,ヽ., ___ ,__ノ--─一⌒V : : : : : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:r´     でも、何か知りたいこと…あったかなぁ?」
            .=彳: '、 ヽ、___  ヘヽ:.\: : : : : :、 : i: : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:/
         x< : : : / : : i   /:::ヽ  V : :ヽ: : : : :ヽ : : : : : .:.:.:.:.:.:.:/
     , -‐'´: : : : : : <: : : ∧、 ∧::::::∧ l: : <:_ : : : : i: .:.:.:.:.:.:.:.:.>'´
      /: : : : : : : : : : : : >' : : l V  !::::{ `!: : : : : l: : : : :!:.:.:.:>''゙´
    f : : ヽ : : : : : : Υ : : : : l   l::::::i  !: : : : :/: : : : i.:/
    ゝ: : : i : : : : : : : V: : : : :l  {::::::i !: : : : /: : : : :f´
     j : : : : i: : : : : : : : :ヽ : : : ゙、 !:::::::i l: : : :./: : : : : l


指名を受けて、考え込んでしまったやらない夫に
リネットは小さく笑いながら、彼を諭した


.     /: : ://: : : : : : : /: : : : : : : : : : : ;|:|  !: : : : : : : :.| : : : : : : ヽ
    |: : :,'/: : : : : : : /: : /: : : /: : : : / !|  ! : : : | : :.|: ! : : : : ヽ: :ハ
    |: : / : : : : : : : ': : /: : :.:/| : : : / !|  |: ! : :.!: : :!.:ト、 : : : : !: : !
    |: /: : :/ : : : : :|:.:/|: : :/_⊥=≠  ||  j=|:≠|:≠|=!ミ : : : :.:|: : |
    |/: : :/| : : : : : !::,x|=テ ̄|::/    リ   j/ j/ j/ |: : : : :ノ: : '
    |: : :/: |: : : : : :|/ レ′ ノ'              |: : : :/ |:./
    |: :/: : |: : : : : :|                ,,x===ミノ: : :./ j/.       「別に考えなくてもいいんですよ
    |:八: :人: : : :八   ,,x===-      ´    /: :./ 
    |′ ヘ| { \ : : :\〃             ``` ムィ           それを知るための占いなんですから
       ヽ. ヽ\: :ヾ、 ```       ,         |/
        \ ヾ´゙ー─                  ノ            楽にしてください」
             ̄¨゙ミ:x        ー ‐ '    /
         {三三三>会; 、            /
           / : : :.:.ノi| > .. _    _..ィ
         //: : : : :/=|\       ̄|ト、
           |:| : : :/三ヘ  ` ー-- < |ニ\


918 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:09:36 ID:a4a1443f


そして彼女はおもむろに、懐から何かを取り出す
それは、大きな猫耳のついたカチューシャであった


                             / {/⌒ヽ
             }ー=ミ,      __/__//⌒'  \
             }  \ ^⌒´    /   ミ
                 丶/ . : : : : : : : : : : : : : : .\
                ∨   / : : : : : : : : : :И: .:/ : : : ∧
               / : .∨  .: : : : .:|: : : : : : :| :厶 |小: :∧
             ′: : :乂 { : : : : |.:|:|:イ|/ |人|/ : 八
.              : : : : : : : : : : : :八 :|从:/ 汽   八|/ノ'
           | : : : 人: : :| : : : : : Ν′ /)_    { '′
             八: :| : : : \| :| : : : : 人  Vク     ー┐
              人| : : : : : .:人.: .: : : : .\ 〟
              \: \: \. >ミ: : .{⌒   { ̄  八
               个ト \: \_, >     ノ /           「それじゃあ…よいしょっと」
 彡'⌒ミ廴__         ,>介ー{ 〕ト.._  ≧r―‐イ
  : : ; -{_j: : :└=ミ   __} : / :Lf ̄ミ x.   ー┥
  .:/   `¨¨乂: : ノミ/ ;ノ. : : ;ノ.:    .:≫=ミ∧__
          入: : .Y : :フ/´     .:′   .:∧{
.              `¨¨⌒^/ |   :   :       .:,
                   /  :|  .:|  :|      .:∧
                /  .:|  .:|  :|       .:/.:∧、
                  /  . .:|  .:|  :|      :/ ミ ∧\
              /   .: .:|  .:|  :|    .:   \ ハ
.               ′ .:. .:.|      :|    .:|      ヽ ;
            〈    .:  .:| .: .: .:|   .: .:|      }
              \.: .__;ノ .: :}   :|  .: ー=| .:    .:八
.       __   -==ニ二廴 `ヽ;ノ  .: |     ̄\.:.  .:/
  { ̄           .: .:.r≦   .: .:|.:  .:    \ .:/
              . .;ノ   .: .:八.:          \
.   ∨   .:                  .: . \.: .       \
    ∨       .:  .:/        . .:  .: \ .: .: .     \


リネットは躊躇なく、カチューシャを自らの頭にセットする
猫耳娘の完成であった
.

919 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:10:00 ID:a4a1443f


            / ̄ ̄\
          /  \    \
.         (●)(● )  u. |
         (__人__)  u   |.         「えーと……リネットさん?」
.         (`⌒ ´     |
          {         |
          {      u. /
       __\     /リ 厂`'‐- .._
      / :  : :介ーz<__」// |: : : : : : :ヽ
.    | : : : : ::〈 「`乂/  / 丿: : : : : : : |
      | : : : : : /: | {::::} / `7: : : : : : : :│
     | : : : 〈: :│ {::::l /. :/. : : : : : : : : |


脈絡のない行為に、やらない夫は困惑する
そこをフォローしてくれたのはマスターだった


          ,. '´⌒ゝ'"   ̄  ̄`   、
      /  , '⌒ヾ} ´ ̄  `ヽ.    {ミ}
.    〃 /           \  {ミ!、
.     {  /    /    }、    ヽ || '
.       ′    /il∧  ‐十寸=‐   ハ|| !
      {1   ‐大{'=、   ;x-刈、}   !:jjヽ
.     从N   以=x , /,ォ示=ァ! |ヲノ ,′.         「ああ、大丈夫だよやらない夫くん
.       八 个゙Vrリ ∨  Vrソ|l  レ' ∠-‐. :7
         ヽ ゞ ¨´ ,    "" |l   レ'_:::::::::::/      それはリネットさんの…えっと
        | }、  マ _フ     リ  ′.、ヽ/
        |   |i≧ァ- = ≦イ /iK:::::::Y.          仕事着みたいなものだから」
         Ⅳ、ル∠__ト  -}__! /」 |:::\:|
           γ/{〈|  / 〉j/^ヽK ヽ:\
             {/ l l !ノ_〃 Y   }、::::、ヽ:.\
.             (  {  ̄/   ノi== i ';:::::> ´ ̄`
            L_〉 .{___ ,{ |:::::|∨
           |:::}/  j    | |:::::: |
           |:/ヽ/    ‘,|::::::::|
           |{[i[二]ニi]ニニ|:::::::::|



                  , -‐ ⌒ ^ー- ..
               x<           > 、    ,.. : :xァ
      「: : =‐-. . く         ,.. _     厶. :彡   .:/
.        |: :      `ヽ}   >: : ´: : : : : : : :` : : v'-─-. . _,′
       : :.     /^: :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :<´  ̄ ミx
         ; .    /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :〃 : : : : : : : : `:.、    `ヾ
.         ' ;     ′ : : : / : : / : : : : : : : :イ : : : }: : : : : : : : ハ
        ヽ、 /: : : : : :/: : :/ : : : : : : : /:}i : : : :|: : : : :| : : : : :.
          「: : : : : : ′ 厶-‐=ァ /  八.: :≠=ミ、: :|: : : : : ::
          {: : : : : : |: :/  }.: : :彡   ′ ヽ:ノ } i : :j : : : : : }      「です
          {: : : : : : |V  xぅ=≦、        x=ミ、j : ′: : :ハ.:|
         八.: : : : .:| 〃ん(__,         ん(__,ヾイ : : : ' }:i.         なので、お気になさらず」
           ヽト.: : :| { { //.:リ         { //:リ }/.: : :/  j′
           (  ヾ.:{   ゞ - '        ー‐' ,_.:彡
               ゝ ,,. `   .::.::.:.      ′ .:..::. ′
            /`: : .、              ′
               /: : : : : : : :...     `   ´   ノ
.             { : : : : : : : : : > ..      .. <__
             ゝ: : : : : : : : : :」ー‐≧-r__´ト、⌒ヾ__
              >-ー─匕` 、.:.:.:.:.:.:.:.}、.:.:.:Y´.:.:.:.:.`ヽ
                /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ \.:.:.:.:儿 )、:廴.:.:.:.:.:.:.:.:\


と言われても、いきなり目の前の女性が猫のコスプレをすれば
気にならない人間はいるだろうか
.

920 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:10:23 ID:a4a1443f


        ト.._
        |l ーミ
        }l   \ `ヽ、 …‐
        }l       =-.......................ミ .   ―‥…=ァ
          l  /...............................................\   '^⌒7
.         ∧........./ ................ /...............ー=ニニ_  、 ,′
        /...../ .....................|../ ./ .../|.................. ハ\∨
        ...../..../ ....| ../....l| .../ ...∧|...|.....................,.ノ\
      |........./...|.斗/=¬ト/..//  |...|...|.................|   :,
      |...|∨.....|/ xlみミ../../′  |..廾ト/ .....|...l|    } .       「では、はじめましょう
      |...|..| .....Ⅳiトメ炊      xlみミ//...メ.|...l|   ノ
.      八|.从..小 ヒrク       iトメ炊イ 八从.            やらない夫さん、手を出してもらえますか?」
.        人..{ ゝ  〟     ,   ヒrク 人|/...,小
         ┏今ト,            〟〃八/ ノ ;
.        Y⌒¨\   { ̄       厶イ    ノ
         乂.........介: .   '′_.. イ
.      /⌒¨不「人  ≧ヤ〔 ̄厂⌒Y㌧     γ^  .....⌒ヽ
       /      | \:.:7^\:.:.|≧<....人....)ノ⌒V.........八...............\
           |   У≪ 。∨  {   ]Tト  .......人...ノ┛ \.............
.       {     |:     Ⅴ。       |  \          ).......
.      ∧      |:   _.. -= Ⅵ    V :|
      '.     |:, ´     :,    \|       \
             /. :       ′     ヽ、       \
           ′: .              \        \
      ¦   { : : : : .        ;        :,\        \


しかしその問題に決着のつく前に、占いは始まってしまったようだ
やらない夫はとりあえず、その問題を棚上げすることにした


                                               / ̄ ̄ \
                                             / __,ノ  '⌒ヽ
                                             |   (● ) (● ).i
                          「…お願いします」            |   (___人__) i
                                             |           ノ
    __                                             |          |
  _. } }   r 、                           __       ∧、       |
  iハi i   { '、                         /. . . . . .` -.. _,. イト、 ヽ、, ____,__ ノ
  } }-、i、  ゝ ヽ                       / . : : : : : : : : : : : : : :.ヽ \、 ___〈
 .ヽ/ .ハ,_ ̄{、  `、                    / : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ   ィ´:::.V、
   i リ ) i ヽ,  i、、____                /. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,√〉:.;〈 r .ヽ_,.
   ヽ,} {-、 ニ-、 ヾヽ .: :`ニ=-- 、_       / . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .∧}::::::',} : : : : : .`、
    ` -、_    ノ`} } : : : : : : : : : : : : `ニ=-、< . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.∧:::::::', : : : : : : .ヽ
        ` <、__ノノ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ : : : : : : : : : :>、: : : : : : : : : : : : : : : : ∧:::::',: : : : : : : : }
          `ニ彡" : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :>< : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .∧:::', : : : : : : :.r
            ¨ー=ニ二、_ : : : : : : : : : : : : : : : : : : :> ´   V : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :Λ::} : : : : : : :.}
                  ¨`-- 、_ : : : : : : : >' ´      V : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :V : : : : : : : i
                         ` ー ´        } : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : i


指示に従い、やらない夫はゆっくりと利き腕の右手を差し出す

リネットは「失礼します」と言いながら、やらない夫の手にそっと両手を添えた


                       x──ミ   ...  "´
                         厶⌒ー'’ ̄´
                    rァ”´               ...  "´
                 /`ー─……── 、ハ,.-r一''"
                     ′       `ー=f`ヽ)ノ ̄
               ィ/        ーミ__ヽノ
            /:./           ソ_ノ
           /:.:.:/        _..ィァ''′
          /:.:.:.:./    / ̄lノ ゝイ
         /:.:.:.:.::./    /
.     /:.:.:.:.:.:.:./    /
.

921 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:10:50 ID:a4a1443f


手を握ったまま、リネットはそっと瞳を閉じる

おそらくは、意識を集中しているのだろう
瞼も唇も、閉じたまま動く気配を見せず、彼女は停止していた

ハクと虎徹も、横目でこの様子を真剣に見つめている



    ヽ  `''ー-辷_  /                       \    `''ー-  ..,,_____
      \    ⌒≫-‐==≠==‐-ミ                   \      _,,.. -─ァア^
.         \ ,,  "/      /           /                    ヽニ二 ̄      //
         /ヘ, /     /  /       /               ヘ     ヽ       〃
        /   ∨     /   /       /, '{             ',       、       /
     〃     , / /  {  '      // i          ',   ,      ',    /
.       {{    ,' /  '    | │  /   ,'|i   i     }       |    |       |├ー'′
.          {/|  i     |  |│ {   ,' |i   i i    リハ     |  i |      |│
.          {: |  i    | __|,」ニハ==ャ!   iハ 、_/L.」_ }   |  i |     |│
             |  i    「 { ]厶斗ッ、{  { NV ̄ア7 ==⊥__j リ     i  |│
             | l八 {   lV/'             ノ    Ll_ ̄7   /i  '丿
             |/ l八   弋 . _,,.___,,二       ``二,,_.,,_ノ   ../ ! /
                \     ´¨¨´              `¨¨`..../ /)ノ j人
            ,.-‐'" ̄`ーヘ                   / イ-<_ `(   ヽ
            / | ::::::::::::::::::::::人                  /|::::::::.:.`丶、 }
         / : :│::::::::: -─/ : : :丶、    ー      .. .. イ : |、:::::::::::::::::.:.丶、
           | : : :  ̄ : : : : :/ : : : : l `   .         ´ /. : : | :`丶、::::::::::/ : ハ
.         | : : : :{: : : : : / : : : : : : |     r个ーr ´     /. : : : | : : : : :`丶/ : /: |
.          | : : : ∧ : : :〈 : : : : : : : |、 /ヘ{_人     /. : : : : | : : : : : : :/ : : : :│
        | : : :/ : ', : : : \ : : : : | ∨\>┴く/\  /. : : : : : | : : : : : :/ : : : : :│
         { : : : : : : ', : : : : :\: : :│   {   }    ∨ : : : : : : | : : : : :/ : : : : : :│
         { : : : : : : ',: : : :-─\: |     Y⌒ソ    / : : : : : :/ : : :/ : : : : : : ノ



そういった意味で行っているのは無いが、手の届く距離で
こうも無防備に瞳を閉じた女性を目の前にして、やらない夫もさすがに照れを隠せなかった

空いている左手で紅潮した頬を押さえつつ、彼女の行為の終わりを待つ



                  / ̄ ̄ \
               _ノ ヽ、__   \
                  (= ) (= )  _,-|、
               (__人___);//r' l |lヽ
                  '、` ⌒´   } } l レ }
                   |       j |,|l ノ__ _
                  |     /    /ィ : : : : ヽ
                 _/:.`ュ'ニニr´   / : : : : : : : ヽ
          __ ,.< : : : :{/:::ハ人   rノ∨ : : /: : : :',
       /: : : : : : : : : ク:::〈´∧'--:´" : :.∨.:/_/ : :l
      / : : : : : : : : : : /::::::i /:.∧ : : : : : : :∨ : : : : : : :l
    / : : : : : :Y : : : : :|:::::::y : : :∧ : : : : : : :∨ : : : \ !
  / : : : :\ : : :i : : : : : |:::::/: : : : :∧ : : : : : : : \ : : : : :〉
/ : : : : : : : : :\ :i : : : : : |:/: : : : : : :.∧ : : : : : : : :ハ : : : :|
.

922 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:11:13 ID:a4a1443f


時間にして三十秒か、一分は経っただろうか
リネットが目を開いた


                                   r=ミ
                            γ== ミ      ノ|   >==‐<
                        /       ` < : : ヽ   ノ.: : : :. : .
                           / : : : : : : ∧ 匕: : : : : : : : : \
                        {    : : : : \.: : : :.\ : : : : : : \\.:: : :.
                       |.  / : : : : : : : : : : : : : : : : : ∧.: .:.\\ ∧
                       人 /.: : : :. :.|: : |: :| : : |∨.: : : :.∧∨:| V∧ :
                           /{\: : : : :|: : |Ⅵ斗七∨.: : : :.∧Ⅵ: :V∧|
                          />|: : : : : : ||.:.了l:| V|  ∨:!.: :. .:.| N.:.:.| : j{
                      ̄ ̄| : : |: : l ||.:.:.|.从孑rァ Ⅵ∨: : |: j.: :.| : |
                         | : : |: : |八: :| 勺戎    |:l !.:.:.||イ: : :|: :j
                         小 |小: :!込Ν ´     ノ |: :从\ノイ三ア
                       /. |从 | Ⅵ: :人         V/   ∨─イ ̄心
                         |. `トΝ`ヽ           \    ∨¨ヽ: : :.∧
                            ノ  |ハ: :}  '´     _      ノ  ∧__: :ノ
                            | ヘノ   \_   ´  ハ  f斗 〃: : : :.}\
                                        / }   | :} _人___>'
                                       _ .. イj>  _/ j´: : :.ノ    ∧
                                      / /   . '´ //r</  |    ∧
                                  / /      イ: : :.|    :|.
                                  _ イ斗 / ..:' /:/: : :.ノ |   |    _ }


握っていた手を離し、少しだけぼんやりと落ちていた視線をゆっくりと上げ
その視線の先に、やらない夫を捕らえる


                   / ̄ ̄\
                 /   _,ノ `⌒
                 |    ( ●) (●)
                 .|     (___人__)
                 | u.      ノ
                  _,.|        |
        , --、―― < / |ヽ      丿
      / : : : : :ヽ : : : : :/ : :| \ __ _ /
     /. : : : : : : :| : : : く: : : :|、 /=|´| :| .\
    / : : : : : : : : : : : : : :> : | `'|::::/|/:,┘ : . ヽ
   ノ : : : : : : : : :/ : : : : ヽ : : |  |:::| / : :> : : : : :丶
  /.: : : : : : : : : ;' : : : : : : :∧: :| /::::|/: :/ : : : :/ : : : |
 / : : : : :-、 : :/. : : : : : : : : :Λ:|'::::::ノ: :/_ : : : / : : : .丶
/ : : : : : : : :`::、 : : : : : : : : : : : ',:|::://. : : ̄;/ : : : : : : . \
\ : : : : : : : : :.\ : : : : : : : : : : : /‐' : : : : : /ヽ、: : : : : : : : .ヽ
  \ : : : : : : : : : \.:./ : : : : : : : : : : : : : :;'  \ : : : : : : : : . \


緊張のためだろう
やらない夫は唾を飲み込み、彼女の言葉を待った


923 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:11:39 ID:a4a1443f



        辷== ─- ァ ´: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ  /  /
        ミ   ヽ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ/  /
.         ',   /: : : : : : : : : : : ヽ: : : :ヽ: : : : : : ヽ ノ.       「その人は、あなたを忘れていません
          ', /: : : : : {: : :l: {:、: : : :ト: : : :l : ヽ: : : : : ヽ
          Y: : :l: : :!:ハ: :ハ:ト: ト: : :z=≠== 、 : : : : : :ハ         あなたも、その人を忘れていません
          //: : :!: : |ノ」斗ヒ! ヽヽ: : }  ヽj:ハ:ト : : : :}:}:',. 
         /イ: : : {: :イ" jムリ  ヽ ヽj斥::心ヽ }: : : :イ:ハ:}         その傷は苦痛の痕ではありません
         !ハ: {: : :',: :| ァん心`    弋:z:ソ ノl: : : ハソ リ 
.         リ ム:!: : :ヽ八弋zソ         j/: イ} }         その傷は忘れないための楔です」
          jハ:ト: : :lハ      ’      /イニノ.   
.            ヽヘ:lゞ',     マ´ ̄ }    八_.. -‐ァ 
                ゝ    、  ノ   イ: `ヽ-'"
.                  ` ト 、    <j、ム: : : }_
               __  _ イハ` =彡'´ .}::ヽ:ヽ: j: : ヽ
              ,´:::`ア::::::/{/「ヽ   /::::::::}`ー‐-〈` ̄ `ヽ__ _
              /:::::/::::::/ ノ j }  /::::::::::l:´ ̄ >-=≧、: :-}: : : :ヽ
             ,:::/:::::::::/j イ⌒Yヽ /::::::::::::/:::/::::::::::::::::::}‐く: :ヽ: :_}`ヽ
             /:::\:::::/ /ヽ/ /:::::::::::::j/:::::::::::::::::::::::::!  `ー‐{: :ヽ:}
.            /:「 ̄ ̄イ/:.:.:.:/ イ/<´ ̄/:::::::::::::::::::::::::::::::l     `ートヽ
.           /:::::|::::::::/ {:.:.:.:.:.イ´ У::::::: ̄{::::::::::::::::::::::::::::::::::/       .ゝ、:




             //: : :  ´     \             \/: : : : : : : : : : : }}
            {{ /    /                 \: : : : : : : : : : //.   「それは赤い絆として
            >'      /                       \ : : : : : : //
            /       / ,   /         \      \ : : : //.      いつか固く結びつくでしょう
            / _/  /   / /     /     \   ヽ       ': :./∧
       /  /   /    /|   / /{    \            ∨/..  
             /   /   |厶L...、/ | |         ヽ |     |       |´  }    その左手を無くさない限り」
          '  /     /´|⌒/ 八| 八  -==ミ八   |       |  .,′
           |   i |    イ  -=ミ  \ ∨\  | l\          | |  ′
           |/ | |   l| i{ ,_ノリ      _ァ=ミ.|∨ ∨      八| /
.              |八   l|  Viソ         ,_ノJ仆  /       ∧ ∨\
               \   、、        弋//ソ }}     /)イ Vl/  `'く⌒\        /乙
               \|    '         、、、  厶  // ノ ⌒\   /⌒ `⌒><⌒】】   ⌒>
                   八                ∠. ∠  -匕_ __><    /  /_>'⌒\厂
                  \   ` ー        //    |: : l::\     ー'⌒ ー'⌒^´
                  /7\           /      :|: : :l:::::::::.....
                /: :/:::::::::丶、__.,、 -< _/       | : : l:::::::::::::::丶、_
                 _/: :/ ̄ ̄ /: : :/| \ ∧         /|: : : |\:::::::::: /: : : :)-、
              /{: : i: : : : :/: : :/ l|   / ∧        / ,': : : :|: : \/ : : /: : : :.
                /: : : :│: : :/: : :│ l| xぐ┴‐ヘ    / /|: : : : |: : : : : : : /: : : : : :∧_
               /: : 八: : : : /: : : : | |∨ マ¨¨ フ\/  / :| : : : : : : : : : : /: : : : : : : : :/\
          / : : : : : : \∨ : : : :│ |   ∨_/     /  | : : : : :丶 : : /: : : : : : : / : : : : \
           /: : : : : : : : : : : : :\: : : :|    /J〈      /  :| : : : : : : : ∨: : : : _彡: : : : : : : : : : :丶
.        /: : : : : : : : : : : : : : \/\: | ヽ. / '/∧    /   |: : : : : : :/| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
      /: : : : : : : : : : : : : : : : : :〈: : ∧|  ∨/////\/     :|: : : : /: : :|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\


924 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:12:07 ID:a4a1443f


リネットが語った言葉に、やらない夫は驚愕していた


             / ̄ ̄\
            /   _,.ノ  ヽ、_
            |    ( ○) (○)
           | U  (___人__)
            .|       __ノ__
            |     _/ ___\ヽ_
               人、   '-/____ ヽ  |
            _,/( ヽ、  __'-〈 、 ヽ  |
   _, 、 -― ''" :l : :.\  ヽ,、.゙,/ヽノ}   ト、
  /. : : : : : : : : : :|_: :.ヽ、 ∧:::〈ヽト{   〈j)、
 丿: : : : : : : : : : : : /: : :.∨ |:::::', |: ゞニニ彡〉,
. i : : : : : : : : |: : : : : \ : : : `、|::::::|,|:〈: : : : : : : ∧
/. : : : : : : : : !: : : : : : : \ : : :.'、:::::| : 〈: : : : : : : ∧
: : : : : : : : : : |: : : : : : : : : \: : :'.,:::|: ;∧: : : : : : : ∧
: : : : : : : : : 丿: : : : : : : : : : :.\: :V:./-∧: : : : : : : : v
: : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : レ : : : ∧: : : : : : : :}


彼女が語ったのは、子供の頃の思い出の人物
幼い頃に両親の都合で海外に引っ越して、その後連絡が途絶えてしまった友人の事

               ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
もちろん、ここの誰にも語ったことが無い記憶


                  , -‐、   , -.、
                /   ノ  ノ   ノ
               / 、_.ノ ./ 、_.ノ´
                 /  ノ /   .ノ  ,,-‐'⌒i
     .           / __ノ / /⌒ii´ /、_  .ノ´.
               l.   `iノ /   .|/  ,.'~´  .
                |   ,,,|./    丿 、_ノ ,-‐'´⌒)
     .         l.    |``''' /  .ノ ./ 丶,-‐'´
             |  ,___l    |、. / / 、,,/
     .         |   ノ     | `` '´-、 ,ノ
              | _/    |       )
                 | /     ヽ     |
              | .      ヽ::::.` 、,|
                 | :.       |::::  |
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               /      , ::::::'/
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             ,/      ::/:::::::::/


加えて、左手の事

やらない夫の左てのひらには、小さな火傷がある
子供の頃に負った傷で、もちろんこれも、店の誰にも見せていないし、語ってもいない


もちろんリネットが触って確かめた事でもない
               ・ ・
彼女が握っていたのは右手だったのだから


925 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:12:33 ID:a4a1443f


だが、やらない夫は驚きと同時に
胸のつかえがすっと溶けていくような感覚を覚えていた


                               _
                             ヽ、__  ヽ
                            ノ'ヘ_ノ    }
                               ソ  )    ,'
                                 {-' ̄     {
                            }``   __/_{
                            ト=ュヘ ̄ -‐≧‐-、_
                         _..ノrノ У´ : : : : : : : : :`、
                        ィ : :/;;;/>´ : : : : : : : / : : }
                        //:/;;;;;/ .: : : : : : : : :/ : : , - 〈
                    _/ :レ:/;;;/ : : : : : : : : : :|:/ : : :, - :`{
          ,.. ‐- 、   __、<ヽ :ノ i/ : : : : : : : : : :ヽL{.._/ _,. : :i
        / : : : : : : :\/ : : : :i :./ : : : : : : : : : : : : : : : .:.(, ‐'´. : : : :j
       / : : : : : : : : : : :\、 : :|./ : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.} : : : : : : !
     ,-'´,' : : : : : : : 、 : : : : :\、fZ二--- :、_:_:_:_: :`-、 : :.:.ヽ.:_,、 : : : !
    / : : : : : : : : : : :)ヽ h : : : :`キ-- : : : : : : : : `=-、ヽ.:.:.f-‐‐‐= :i


リネットの言ったことが、本当に正しいのかどうか
正直なところ、真偽のつけようがない

それはやらない夫自身も理解している


              / ̄ ̄\
            /  ヽ、_ .:::\
           (●)(● ) .:::::::|
           (__人__)   ::::::|
           (`⌒ ´    ::::|
               {         ..::::|
            {      ...:::ノ
              ヽ  ......::::ノ
.               _j:::::, イ>x、_
.             /i!イ__/////7>x
.            ///i|   ./////////l∧
           ////i|   ///////////l∧
            /////i| /////////////l∧
         ヽi////!.///////////////ハ
.            |/////////////////////ム
          i/////////////i/ ∨/////ム
            /////////////// ,ノ///////〉
         ///////////////ム////////,イ
.      ////////////////j////////
      //////////////////////l//
      〉77|//////////////////////≧x、__,
     i///j///////////j>--</////////
     ∨iLi////////////77777///////i/
      `” |/////////j/////////////j/


けれどもやらない夫は、いままで感じたことが無いほど
心が清々しく晴れているのを感じていた

                  ・ ・
それはきっと、彼女の言葉が事実だからなのだろう


926 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:12:57 ID:a4a1443f


        / ̄ ̄ \
        ⌒ `'⌒  \
.       |(⌒.) (⌒ )   |
       |(__人___)    |     「…ありがとうございます、リネットさん」
.        |         |
.        i          |
.       ヽ  、    . {
      -≦'ト、ーー- ´ ハ、
   /: : : : √ヽ、∠´//. :ゝ、
  /i : : : : /「::::/\ /. : : : : : : :.>、
  iV: : : :/ /:::/  /. : : : : : : : : : : : .\
  i.| : : ,' /:::::,' .:´. : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
  ii: : : i/::::::::i /. : : : : : : : : : : : :/ : : : : :',
  ;.: : : r::::::::γ: : : : : : : : : : : :./ : : : : : : : :
  i : : : i::::::::/: : : : : : : : : : : : : : : : :ノ : : : :i
  i : : : i:::::/ : : : : : : : : : : : : :.l : : / : : : : :i
  ' : : : i:/: : : : : : : : : : : : : : :ハ :/. : : : : : :i
  | : : :./ : : : : : : : : : : : : :/ :Y.. : : : : : : :i
  | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|: : : : : : : : :i


だからやらない夫は、無意識に礼を言っていた
そうするべきだと思っていたから


            /     /     ノ      ',   \\
           //     /   イ       ',    \ヽ
.         〃 /     /   / .|     }     }     ヽ ',
       /' ,′   ハ  /| {    }     ト、 }     ', ,
          {      |/ {,厶L.八    八」__ ,ハ V     }.}
            リ  ,   |ィ"{ ̄ `  ',  / 'Tナァiミ、|      ハ}.         「どういたしまして」
          ハ {   | lV       } /  」ノ丿 `ト、   l/l│
.          {  |八  | _,zニ=ミ、 j/   ,.ニ ..,_  リ   ,小|│
           {  \ ヘ、          ̄`ヾ/  /ノリ |/
               { .::::.:    '     :.:::::.:ノ イ(__/ ノ
              ヽ     、        厶-‐┐
                  \       ̄     . イ \-‐'
.            , イ二ニ=ー- .._> _     _, イト、ノ   )〉
           // 「     /  |ヽ` ー 'ニ -‐1  \-‐==ニ== 、
.          /  │   /   /|  /Y^|    |    \     / \
          {l   |   く     / .|/ |l |   ノ     〉   /   ノ}


その感謝の言葉に、リネットも素直にそう応えるのだった


927 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:13:22 ID:a4a1443f


             / :::::ミヽ ::::::::::::';:::::::::::::::::ヽ  :::::: ::::::::::\
             < ::三三ミヽ ::::::::::::';:::: ::l、::::::::ヽ ::::.:::::::::::::::ヽ
.              /.::::三ニ  ヽ::::::::::::';::: :lヽ::::::::::ヽ :::::::::::::::::l\ヽ
            / :::彡l_    ヽ::::::::::',:::.l  \:::::::ヽ::::::::::::::::',  \       「ちょいちょいちょい、そこ!
.             ∠;;::::彡:/ /ミ、__ ヽ:::::::::ト、! _,. =ヘ::::::ヽ::::::::::::::',
              V:::〈   ォ-そテ≧ゝ:::::',≦ィそテミ\::ト、::::::::::::',.          二人で納得しちゃってるけどさぁ
            /:::/ヽl   `` ̄´ ノ ト、l ヽ` ̄ ´   ハ ヽ::::::::::',
.            /::::ハ l ハ         l:. ヽ       ハ l/::::::::::::::',.          どういうことよ? なにがどうなってるワケ?
           /::::::,∧ヽヘ        l::.       /ノ/:::::::',ヽ:::::',
.           /:::,イ::,ィ:::ヽ、!        ^ ^′      /_ノ:\::::::', \::',.         説明プリーズ!」
          ////::::::::::ト、    , -=== 、    /::::::::::::ヽヽ::',  \
       /  /:::::::,ィ:::::::::lヽ   `ー――‐′  /::::::::ト、::::ヽ \
          /:::::://:::::::::::l ヽ /{__,.イ ト、__}ヽ/|::::::::::ト、\::ヽ
          /;.  ´  /:::, イィヘ、ヽ\_|_|__/ _|\:::::! \\ヽ
      /´    //  /::::::::`ー- 、__, -'´::::\ ヽl    \
                 /::::::::::::::::::::/;:;:\::::::::::::::::::::ヽ_
           _  -‐ ´\::::::::::::::::::/;:;:;:;:;:;:;:;ヽ::::::::::::::::::/_ `ー- 、_
     _ -‐ ´_  -‐ ´ ̄|\::O:::∧;:;:;:0;:;:;:∧:::O::::/:| `ー- 、_ `ー- 、_
_  -‐ ´_ -‐ ´       l::::::\ノ:::::〉;:;:;:;:;:;〈:::::ヽ:/:::::::l       `ー- 、_ `ー- 、_


虎徹は、二人だけで完結していた世界を問答無用で壊してきた

確かに彼から見れば、意味不明なリネットの言葉に、やらない夫がにこにこと納得している形である
そう思うもの無理はないだろう



     /′
     〈: (__.. - ―── 、rュ
     >ァ=一 :: : : : : : : : ヒ}
    //: : :,'l: : : : : :、: : : : _|| \
   / イ: //│: : : : : : \ : :Ⅶヽ「:]
    / /_l__」メ : :`ト、 ハ_:\|Ⅳ}∨}.         「そうですよー!
     |: :|八丶: : |∨ ヽ:V: :ヽ: : : |
     |: :}=== \{ヽ====|: : :|: ∧|.         説明してくださいお二人ともー!」
     |: :{""      ""|: /| /:.シ _.-┐
      丶\  ー(    /: /くj/∠:::: !
       \|>rーr‐r‐个/ヽ:|=ミ/:::/
         /∧ | |  | l/ ハ :.',
          //  Vハーく   / |  :.',


それはハクも同じだったようで、頬を膨らませつつ抗議してきた
.

928 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:13:51 ID:a4a1443f


             ,. -‐……--  ._  _ィニ二≧、
             '´           `く    厂
    f''冖宀=ァ'’         ヽ      ヽ  \  /
    { ̄ ` 7 / // /!i !   }     i   ∨
     、  / ,' ,' ' /' 川   ∧ ハ ハ |¦   |小
.      \/ ! i¦| {ム斗ト、  {/} Tiト幵! |   |ノ !i
      ,'/ i {¦l |V}从! \{八仏乏刋 //}川{  
      !{.! !¦!刈yヂく      f竿!ト乂} '//   |         「いやー、すみませーん
       |八 ヽ{ i云!マし'i}      ヒ_rリ }リ {/  人..
        V}从__ハ‘'='’     ,,,  仏从jル'′.        わたしは占い師ですからー
         `¬zァヘ '''  f⌒!  /!{                 頭に浮かんだことを話してるだけなんですよねー
          〔三几≧zx..`_.’ イ仏片
           ,ワ込J{  \_// ̄ ヽ┐            なので、やらない夫さん、お願いしますねー」
         _,ィ私z==ミ、 穴 { } } }ノ八
       f圷〔辻广{ {    }{方}人ル'ー' .:.:∧
       ム才" 八代_}、_}__レ'ノ兀ト、     .:/ ト、
.      〈尢リ ,イ.:.:: `ー一勺{从从代    .:.::! \
     匸」 /.:.:: .:.::.   /⌒Y⌒´ ト、    .:.::  }
     厂了{.:.:: .:.::   /}       { \    .:.::/
    {川!ハ \_,..イ   ! .:.::人.:.:: ノ .:.::}`ー‐一'′
    {! !リ{ ト、     }  {      〈 .:.:ノ       
    VN从ノ    ノ.:.:: |      | .:.::|      
            {.:.::..::|-‐     { .:.::{       


頭の耳の指す通り猫をかぶりながら、リネットは矛先をやらない夫へと移す

その台詞からすると彼女の占いは、対象人物の過去までを見れる訳ではないのか
あるいは全て知っているが、守秘する目的ではぐらかしているのか、どちらとも取れる

とりあえずはやらない夫は、それを後者で、彼女の優しさだと思うことにした


                  / ̄ ̄\
                /  __,ノ  ⌒
                    |   (⌒ ) (⌒ )
                  |    (___人__)i       「ええ、わかってますよ
                |        ノ
                   |        |       ちゃんと話しますから
                 人、       |
             _,イ ト、 ヽ 、 __ ,_ ノ
       ,. -─‐-´  `, へ  \__、_ハ        昔、俺が子供の頃に―――」
      /         :i  ハ、 イ;;ヽト、
     ト⌒        :i   `<´.〉:.;〈ヽ \、
     / , : . \       :L__ `v;;;;ヘ ' ,<ヽ
    ノ l : : : . ヽ: .      く   '';;;;;ヘ l `l `-、
    i  !: :    、: : : :     ヽ   '';;;;ヘi   i  r i
    /   ´: : :  ' : : :      \   '';;;::|  ,| __| |
.   /    : :   γイ: .       `、  ':;;:|  l、__j.|
  /     / /: : : : : : . .      `、 `':'}  |  |!


929 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:14:15 ID:a4a1443f


.    |ゝ「ノ|| | ',      |        /  |    |    |    /  ,. '    ,.∠ヽ
.\  |「 ̄|.|| |  ',     |      /    |    |    |  /  ,. '  _,r'-ヽf¨¨ ̄
.  \|| ij..|.|| |__',_____.|____/_____.|    |   / ,. '   _,. |-―‐:|:i:::::::::::
.....  ヾ―‐ヽ| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄!    ! / ,. '  _,.  ´  .|::::::::::::!:j,.-=ニ
.     .| ̄ ̄|  「 ̄ ̄i|┌───‐┐     .|  / ,. 'ri、_,.jゝ、 _ _,.ゝ-=ニ
.     .|    |  |===== .| 「 ̄ ̄ ̄i |     .|∠,.__'iri,.rff {' if j lィ'´---ヽ   __,.. -=ニ
.     .|    |  |__  | |      .l |       .| f f |r三=‐¨ | ハ、ノノ } } rニ-‐.i=f''ri´
ー、   |    |  |=、、i | .| |      .l |       .|__-=iir、iir'ヽ=ニ.ゝ i_ノ_ノ__| r'コ .|_|ー_
:::::∨!¨ゝ、  |  |_゚,j.}!.| .| |      .l |       .| | | |! |!|!_j_,.「r‐‐i |==‐‐i |¨¨´ ̄
.::ー<_:::>::└ィ .|  |三'-」 .| |      .l |       .|‐ry.v、ハ八_,.|.| --!.|i|.|-―l |――――
ハ:ゝ:::゙<、::i::{...|  |      |c==   .l |____   |_,|..!]! {!]|] |__|.|__|.|]i.|  .!.| r-r┐>-
:ノ':::::::::Vー,ノ,..|  |    __,.|」       ト\    `{_}-=┐」|r‐-iT| !== !.!ト|!==|.|ー-= /
.ヽ'::トシ:ィ-_,.ー.|__..|=-=ヾr‐、∨   ..| |\\     `´ ゝ'ュ=-|.| .,_ノ!|=L、 .!.!「r-=|!
::::}_;::i-=>ニ=-ヾ、ハ   i|! ',.〉‐=‐-r1.| .| \ \         |.| fー||ニ=-|‐r|.l≦三|!
.''.|  { r''     ∨i  i! // ̄ ̄ ̄∨'、  \ \         ,|.|八:|.!::::::::| .|.!.! `¨¨
 .|  ∧∨     ∨!  }!' ニニニニ三、' ,    \  \    ` < ィニニ≧ |> 、
. |  .∧∨      V! .//          ', .' ,.    \  \      ̄ ̄ ̄ ̄     >
. |   ∧∨      V /         i', ' ,     \   \__________
. |   /∧∨    }三ニ====ニ'--i ' ,       \
. | / /∧∨   // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽヽ ' ,      \、
. ./ /  .∧∨ //              ∧∨ ' ,        `ー――――――――‐
.   , ' ̄ ̄ ̄.∧∨//             ∧∨ ' ,             | > > 、
...., '        /∧/ {                ∧∨ ' ,                | | >、 > >
. '――――./― ∨三ニニニニニニニニニニ二_∨  ' ,             .| ト、  ` 、 `
        /    } |       |     ∨    .i| |∨  ' ,            .| | ` 、
       ./    i ||     .|      ∨    .|| | .∨   ' ,          | |   ` 、
..    ./     .| ||     .|      ∨   || |  .∨  ' ,        | ト、    `
....   /     / /       |         .∨   || |   ∨   ' ,         | | \


そうしてやらない夫は懐かしい思い出たちを、ゆっくりと皆に語り始めるのだった


                                                  【オワリ】


.

930 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:14:45 ID:a4a1443f



                     (乂_: : : : : : : : : :|::|: : : : : : : : : :_乂)
                       (乂_: : : : : : : : :|:」: : : : : : : : : _乂)
                           (乂_:_:_:_:_:,...:':.:´:. ̄.:.::.:二:.:.、:_:_:_:_:乂)
                        (乂乂乂/.:,:.:.´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ:\乂乂乂)
   これにて、第07話終了かしら     .____/.:∠.:.:_:_:.:.:.:.:.i'⌒Y⌒゙i:.:.:.:',
                             }厂¨¨7:./\:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト={薔}=イ:.:.:.:.}        \
                        {{   ;':.:;   `ー─==\仆/、_:_从__, -y' ̄:ヽ__)}
                              ,{:.:.{       ィテ=ミ   f; )〃:/〃:{/{:イ\:ノ
                             八:.:.'. ⌒_     {ト:::::j}   _厶{{:.:{:.{:.{'  ̄ \
                            \:\r=ミ    " ¨´   /人  ̄  ̄      !
.     閲覧ありがとうございます           }:从   、     /r=、::\  、    |
                        f^Yi     /´ }:,>.. _ー ´_/r{ニ}__j!:::::::\ ヾ\  ノ
.    ..::ー-、                   .\|     ( /ヾ:_(\「:|〃  しi|::||:c:::::::l \__ イト、__
.  〃::::..  ',                            {ヾ:__(\}::ト、   `||〈j!:::::c:ノ   \ゝ く__ ̄\
.  j:::::::::ji:... |                     (___ノミ:}( \}レ{,_  〈j \ ̄介    / |」\]   \
.  (::::::`¨:j:¨´                      ` ̄ ̄´( \ノ:|〈フ)、____ノ \    |
.  ∧:::::-:::イ                            ̄,|:::|_У} ヾ    〈_\ 介|
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.从 (::..... Yアミ  \                          \:::ノ、__/   /  _(У: : |
.  ヾ::::.从:::....... Y `ヽ                               /  (.У: : : :|


931 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:15:19 ID:a4a1443f


             ./ ̄ ̄ ̄`ヽ
          ./        .',.         ということで、リクエストキャラ三人目
           .| ⌒  . ⌒  |
              | ●   .●  |         リネット・ビショップさんです
. .             | ⊃ .、_,、_, ⊂ ,'
        /⌒ヽ...ヘ   .ゝ._)  /./⌒i       今回はカニングフォークという
      \  \`>,、 __ , .イ./ ヽ./     ちょっと変り種のチョイスになりました
.         \  r― , ., ‐┐ /
.           `i {::::::::::} {::::::::{. ./



        -――-  、
      , ヽ  \ \ ヽ
       / /ヘ 、 , _‐_-、, -_-、
     ,. /  ヘ  { l , rー┐、!}.        最初は空を飛ぶ魔物や妖怪を考えてたんだけど
     | l´`  \ く 人_人 >
     l l      \ | |l |/!.         魔女やウィッチの方向性で調べたら
      {!| O     O lL!L!.ノ}           「白魔女」なんてワードが引っかかったので
      Yヽ" 、_  " .ノ{_.」         そちらを採用したわ
      「二} r― 、/ ̄」ー{_}
      〔二!└‐ イl ̄ l  {._」.          リネットさんと占い師って職業は
     ,ィ/`i {._/_|_.ノ r-、}ト、       結構あってるんじゃないかと個人的に思うかしらー
    //!_ ,イ  / |   L   Y}ハ
     { ∟イ 」}   ハ      匕ノ_丿       ちなみに彼女のネコミミに関しては
    廴_ノ'  / l     \       半分ルーティーン、半分趣味よ
      /   /   !       >


※ここでのルーティンは、いわゆるスポーツ選手がやってる
 ゲンかつぎ的な意味です

932 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/04/30(Sun) 21:15:57 ID:a4a1443f


       |、   (⌒×⌒)
       | `二¨ヽ〈 八 〉 |          さて、次の投下は明日 5/1 18:00から
       |   _ ` トイ'、l
       |  ィこ:Y_| Vハ/.            幕間 第07話を投下させていただくかしら
       |   {しリ`イ ソ
       | ̄ }   ,、.ノイヽ   ..::ー-、.   
       |ー_'_ イヽ Lヽソ〃::::..  ',
       |lヽ⊥〉  ハ {ソj:::::::::ji:... |
       |ー|┘    V´(::::::`¨:j:¨´
      r-、_ 〈 、 l, ィ、ヘ ∧:::::-:::イ
     └j  !\-くノ:ト、〉}   ー‐' | 
       {_ ノ|    |」l_!イミNイ::}_{:.. ヽ     
       |:::::j      人(::..... Yアミ  \.           最近ネコミミ尽くしですね
       |_:ムzェ--'´   \:::.从:::....... Y `ヽ.        この後もなんか増えそうで困る、困らない
       |   └ヒュ、_    }三三ニV jハ .j... 
       | l   l └'冖=ュォ’三三三チ | || イ         では、今晩はこれにて
       | l    l  l 丿ミ三三彡' :| || }.  
       | ヽ   l  l イ   }={    :: || j
       | 、 ヽ   ノ ネ、  }={    :: ヾ ヽ


933 : 普通のやる夫さん : 2017/04/30(Sun) 21:20:25 ID:d9ff855b
乙であります!
なかなか不思議な・・・ハンターハンターの占いのアレみたいだなw

934 : 普通のやる夫さん : 2017/04/30(Sun) 21:23:57 ID:f79f2efd

占いといえばHOLICを思い出す

935 : 普通のやる夫さん : 2017/04/30(Sun) 21:32:56 ID:0fcd34ad
乙でしたー!!

カニングフォークって初めて聞いた

936 : 普通のやる夫さん : 2017/04/30(Sun) 21:58:51 ID:61f16e41

俺が前にそういう人に「観て」貰ったときもこんな感じだったわ―
あと録音とかはしないで、後で思い起こしてメモだけ取ってくれって言われた
なんでも聞き手が「どう受け止めるか」ってことそれ自体が大事なんだって

937 : 普通のやる夫さん : 2017/04/30(Sun) 22:02:51 ID:299c7ec4

某横綱は土俵に入る前に同じ缶コーヒーを飲むし、某大リーガーはカレーを食うが、それと同じでつまり猫耳は必要なんだよ(真顔)

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