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亜人はBARに居る 第05話 「人間嫌いの歌」

目次 現行スレ

374 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:00:31 ID:17fc18db


ヴァンパイアとは、と聞かれて答えられない人物は少ないだろう

人間の血を食料とし、不死身に近い肉体を持ち、夜を住処とする存在

文献によって違いはあるが、人間を軽く引き裂く膂力、念動力などの超能力
魔眼と呼ばれる相手を呪う、もしくは魅了する瞳など、様々な力を持つとされている


                             、
                            ,、 }::::、
                           ノ::ソ:::::}ヽ
                          トィ:::/::::::/::::}::、
                         /i::::'::::::::'::::::/i:::'.,
                         ,i:::l:::{::::::::l::::::':::l::::l
                        ,':l:::|:::i::::::::l:::/::::'::{:i
                        l::|:::l:::l:、:::::レ::::/::::i::l
                        _j:::!`^^ヽ-'''^^´~ヾ::!_        __
                        ハミ}{  、  /  { Yヘ}      /ニニニニトニ-、
                        {入 t:::..、} {_..:::ァ ハ/    ,ィニニ}ニニlニニニiニニハ、
                        ヾ_!\ ̄ } {  ̄/ レ    iニニ{ニニニlニニニハニニ{ニ,
                       ,ィ´/}   ヽl レ    /トヽ   }ニニ∨ニlニニニニハニニl、
                      /:.{;/:∧`'ヒャ笠ャフ´/ :}::::}:.、  lニニニ∨/ニニニニハニニH
                   _/:.:.:.:.`.  ∧`-二-´./  l::::l:.:.:.、 ヽニニニ/ニニニニニニハニニlニl
            -‐- 、_,イ:.:.r':.:.:.:.:.:.:.:.:.\ {\__..イ  l y: : : : ト-ヽ/ニニニニニニニl lニニlニl
         <      \`、:l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ヾ  /  /: : : : : : l: :/ニニニニニ/ニニ∨ニiiニl
      / . : : : : : : : : .   ヽ.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>  /  /⌒ヽ: : : :j/ニニニニニrニニニニ}ニニi H
     / . : : : : : : : : : : : : : : : . . ト、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./>-―ニ<ク 人:/ニニニニニニニニニニニlニニlニH
    ' . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l.:.ヽ.:.:.:.:.:.:./二{ /´ ,r---K´: /ニニニニニニニニ/ニニニlニニlニlニl
    i . : : : : : : : : :  : : :_: -:-:‐: :、l.:.:.:.\.:.:/__>}⌒7i  ハ >'ニニニニニニニニ/ニニニニlニニlニlニl
     , : : : : : : : : : : . .: : : : :    :.\.:.:.:`/: : / / ./ l  }>'ニニニニニニニニ/ニニニlニニlニlニl
    l: : : : : : : : : : : :i: : : : : :    : : :ヽ: : :/ / ,-/_ j /ニニニニニニニニニ/ニニニニニlニニlニlニl
     、 : : : : : : : : : : l: : : : : .    : : : :i h  / /,-''ニニニニニニニニニニニニニニニニニニlニニニニlニl
     ヽ_: : : : : : : : : 、 : : : : : : : : : : : : : l/_ '-'ニ/ニニニニニニニニニニニニニニiニニニニlニニニlニニニl
      /=ト‐-: : _: : : : 、: : : : : : : :_:_ィ''´/ニニ/ニニニニニニニニ/ニニニ/ニニニlニニニニlニニニlニニニl
      iニハ: : : : : : : : : >、: : :/´ニ/ニニ/ニニニニニニニ/ニニニ/ニニニニlニニニニlニニニlニニニl
      lニニニ、: : : : : i: : : :。ィ<ニニ/ニニ/ニニニニニニニ/ニニニニ/ニニニニニlニニニニ,ニニニlニニニl
      ニニニ\:_:_:_:_/ニニニニ>'ニニ/ニニニニニニ´ニニニニニニ/ニニニニニニニニニ,ニニニニ,ニニニl
      ∨ニ\ニニニニニニニニニ/ニニニニニニニ/ニニニニニニ/ニニニニニニ/ニニニ,ニニニニニニニニl
       ニニ\ニニニニニニニニニ/ニニニニニニ./ニニニニニニ/ニニニニニニ/ニニニ,ニニニ/ニニニニニl
       ,ニニニニ\ニニニニニ./ニニニニニニ/ニニニ/ニニ/ニニニニニニ/ニニ,ニニニニニニニニニニl
       {ニ\ニニニ\ニニ/ニニニニニニニ/ニニニ/ニニニ/ニニニニニニニニニニニニニ/ニニニニニニl
        }ニニ\ニニニニーニニニニニニニ/ニニニ/ニニニニ/ニニニニニニニニニニニニニ/ニニニニニニ/
        l\ニニ\ニニニニニニニニニ/ニニニ/ニニニニニ/ニニニニニニニニニニニニニ/ニニニニニニ/
        ニ\ニニニニー――ニニ´ニニニ/ニニニニニニ/ニニニニニニニニニニニニニ/ニニニニニニ/
        ∨ニ\ニニニニニニニニニニニ/ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/ニニニニニニ/
         ∨ニニ\ニニニニニニニ/ニニニニニニニ/ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/


但し、ヴァンパイアは例外なく弱点の存在する生き物だ

日光、銀の武器や十字架、ニンニクの匂い、清らかな水、白木の杭、血液不足による飢えや発狂
人間を越えた分だけ、人間のルールから縛られているような、そんな脆弱さを感じてしまう

しかし彼らはその弱点で縛られてなお、ヴァンパイアとして生きていくために自らを律し、行動する

ただ強いだけではなく、人間と同じ脆弱性を持っているからこそ
ヴァンパイアという存在は魅力的に映るのかもしれない
.




375 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:00:55 ID:17fc18db


その反面、ヴァンパイアの亜人はそれほど人間からかけ離れてはいない

様々な弱点は、人間で言えば「嫌いな物」と分類できるような範囲だ
しかし日光だけは苦手意識が強いようで、生活習慣が夜型の人間が非常に多い


           __
      ,. '_´  `゙丶、
     . '/´ `   ‐<゚⌒ヽ                                         _,.。-==≡≡≡==ェx、_
     f/         ゙、  .|                                      _,.ィ^三三三三三三三三三ミ=x、
  / ゜ .i   ,1.}ヽ、 、  '. ノ                    __,,...、。. xzz-===≡≡≡≡≡三三三三三三三三三三三三
  ‘  {   { ./ |j.  \!  ゚ム'、              _,..z=王彡==三三三三三三三三三三三三三三三三三三三>‐'^ ̄
.   ヽ | 、 | / ノ  /_, l},  Viヽ、          _,。-f^三三三三三三三三三三三'三三三 三三三三三三三三三三I/
    `{ ヘ{^ー-   ´ '^,,,.|ヘ 'ト.ヘ`     _,.ィf三三三三三三三三三三三三三ミ三三三三三三三三三三三三三/
     代ヾ~` ,   ,.、  ハ }1^`'ー=≦三三三三三三三三三三ィ三三三三三三三三三 三三三三三三三/
     V`'ト、.  < .ノ .イ/ }.j:|      /  `'<ミ三三三三三三彡'^三三三三三三三三三三三三三三三ミ/
      /{ヘ, 1 i` 'tr.x,ヘ /\'゙/     .'    ,/    `゙ <三三三三三三三三三三三三三三三三三三ジ
.    └へk.V.  :V `i{   `’     {_,. '´           ``'=<_ミ三三__三三三三三三三三>'´
         `ヾi 1  l1         lー、-------xr‐;_‐ ''^        ノ`/'''^´ 寸Z7777777=ァ≠'~
             ヽ'、 .{l       .:  V、;_/////// ̄`>x...、_ノ_ノ...、____'゙う'///>‐''^
           ‘、  i:、      :   ト.、  ̄ ̄ ̄`¨'<Z_////////////>''^´
                ヽ `:、 、       `'ー -┐_     ` ̄   ̄ ̄´
              ヽ. \、 `丶 、...      '、  l::.`ヽ、
                  丶. \、            i  ト:、:.:.ハ
                   ‘ト.  \、        }  }:;:.:ヘ:.:'、
                    1    `k、      ./ /、:.: :.:、::'、
                      }:.、   `ト、     ノ:.:.:l;.:.:..:1:.:!
                      /:i::.`i:‐..、_}:.:\..-'^::!:.:.:.:.:l:.:.:.:.:i:.:〉
                   j:.:{:.:.:{::.::.::.i:::.::.:.:j:.:.: :.::}::.:.:.:.:l:.:.:.:.:}:/


但し吸血―――血を飲む行為に関しては、ヴァンパイアの慢性的な鉄分不足が医学的に証明されており
国から輸血用の血液パックが毎月支給されてくる

普通の食事に加えた血の食事、それが彼らの最低限の生活水準ということだ
.

376 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:01:20 ID:17fc18db


唯一、彼らが人間とかけ離れている部分は、やはり瞳だろう
ヴァンパイアの瞳には、魔が宿っている  文字通りの魔眼なのだ

彼らの瞳を直接覗き込むと、「理性」が揺らぎ、「本能」が刺激される

       .・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
つまりは、最も他人に犯されがたい「心」を動かしてしまうのだ


.       ヘ   ./   ,、!\    \       ヽ、_  ,、
       /i  /   !ヽli|i\    \  ヽ  \ 二ニ-ー`
      ノ j  /    l´  「 .\     .\  ヾ、  \`ー- -'ヽ
    イ __/ ./  ,' ./  ., .l  ∧、  ヽ  .\  \  ` 、ー、_ \
    / /ノ ./  , i / iヽ{ l  .i .'iヽ\  \  \  \  ヾー-  、`\
  ,-'-''´//  ./ l !、 |´{ .! .| { .l lヽ\ ヽ \ヾ \ `ー---、- \
../,-',-'  /{  / { .ト.{ l { l  | { .レ,,ッ=キ=、__ヽ ヘ }  ー与=、、\
´ / ,イ ,-' ,从'  { l.! { lヘ .{ l! .| { .{〃、i!.ノ,〃ゝ,  }     \>
.// l / ,イ ,ヘ イヘlト ',ヘ ヘ{ l、{ ヘ{、ミー彡/´/ ヘ ヘ`ー、 ヘー、ヽ  >、
{  {// .! ./  /l .〈 L ヘ .い! `   .\__/ ./  ヘ  \ `ヽ}  /   ハ
   !  l {{  {l l  \´\ ` .`       ./、 iヽ .ヘー、ヽ`  ./     ハ
     '  ヽ {トヘ {、 .ー、          /ノ}/ ヽ } ∨ /       l
        `.} ヽlヽ ∧\       .//   )  !./        |
         .{ ヘ   `   \, -- ―‐.´ェ       |.l/ /      .l
         }   `i    ヘ    > ´┐    ヘ .!| /      ./
         .|   .,'     ゝ、>    /ヽ    ヘ,'        ./
         ∧  ,'     ヘ       ∧_    l/  /    ./
         .ヘ   ,'      .ヽ、   / /  |  ノ /     /
          |ヘ {       !、       .!  |/      /
          l   ヘ       い      ヘ /       /
          |    \     |        ∨       /
         <´     > 、___ l        ヘヽ      /
         |       |  \ |        ヘ      /
         l       :l    ヘ l             /


発覚した当初は危険視されていたその力だが、現在では対処法が確立されている
単純なことだが、ヴァンパイアの瞳を直接覗かなければいい

     サングラス
つまりは色眼鏡
日光に弱いヴァンパイアにとっても人間にとっても、最も友好的な手段だった
.

377 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:01:45 ID:17fc18db



(;ノ";";~);;/  (ヾ ;";(;;";)
     ((;ノ ;;;";"ヾ';''ヾ;( ̄```' ‐ .、._,,
             (;ノ ̄```' ‐ .、._,, ̄```' ‐ .、._
            ヾ人);;;::::::.......    ̄```' ‐ .、._"'ヽ
              |(;ノヾ;;;::::::......          ヽ ヽ
              | (;ノ;;;::::::......           ヽ,..;;'.           これはそんなヴァンパイアと
              |((;ノ;;;::::::......           , i.;:::|
              |(;ノヾ;;;::::::.......         /二二二二二/i     瞳の奥に隠された心に纏わる
              |((;;;;:::::.....,           | BAR   ...;;| |
______________,,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l       |: AXANAEL .| |.     一つの夜の物語
__|__|____|__,,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l;;;   |_____;|/
_|__|__|__|_| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l   |:|∥.;:| |:| ∥
__|__|__|__,,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ,|:|∥.::| |:| ∥
"""'''           """'''~  """'''" ""'''"""'''"""'''"""'''"""'''



.

378 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:02:10 ID:17fc18db






                      ┌─────────────┐
                       亜人はBARに居る

                       BAR -AXANAEL-
                      └─────────────┘

                       第05話 「人間嫌いの歌」








379 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:02:37 ID:17fc18db


その日は、女性客の来店が無い日だった

それに反比例するように、男性の客が約束もしていないのに集まるという
なんとも男女比を考えない神の采配というやつである


               /             }: : : : : : : : :.\ \
           〈                 }: : : : : : : : : : :.i⌒ヽ
              \_ ..斗 冖=‐-=====' -―…‐ ミ、|   〉
             {_{::斗r七7::::/\__ .斗-‐…‐-ミ、   /
              /:/:::::イ /: ,:代_ッ冖`ト/ ハ:/-―\::i\ /
            ,/// |::i// ` ̄´   //代ッ> /ハjー-ヽ
              /::i| } (,|::|:.:.:.:..          {   ′{
.           /.::::::八乂 |::|:.:.:.:..       __ 冫  ;⌒ヽ
        /-‐ァ/:::::\_|::|:.:.:.:..              /        「なんでこうも男ばっかし集まるのかねぇ
          /.:::::::::::::::八ト、.:.:...    -‐―ュ  /
          ∠ イ.::::::::∧{    \:.     ー=‐  /           店の中に潤いが足りんよ、潤いが」
             //^V‐- ミ.   \  /L.!V ハ./
       _,∠____ : : : : : : ` : . . `:{____}_}リ′
      / . : : : : : : : . \‐  ミ: : : :.`: . 、/
     / -‐=== : : : : 、: . \ : : \: : : : : :\
   / . : : : : : : : : : : : .\: :∨.::ハ \: : : : :/
.  /. : -‐… : : : : : : …‐-: \ V : i   ヽ: :/
  く: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : } : |    V



       ._iヽ|`‐┘`"V`;-'`i'、li/i、iヽ,、
     ..>;;;;;;;、ミミヾ`ヽ、\ヾ川|! ノノ_丿
    .._」;;;;;;;;;;ヾ\ミヽ\ヾ、ヾ〃i '~=、
    .>;;;;;;;;;ミ;;;;;-;;;;;;ミ三ミ/::~)ソ ,、ミミ、
    ゞ;;;;;;;三二;;;;; ̄=={  /" !ノi!))
    ..~);;;;;;;:;;;;;;;:__-二三フ   ='`ヾ;; (.         「そう言われても
    〈;;;;;;:;;;三/ノ\三'  U  "、__;:"〈
      ノ;;;;;:;;彡!ヽ 〈L'゙ :::::....   ゛ "`-,.       どうしようもないです」
     .ノ;;;;;:;;/!/`ヽ-'         r ‐'"
   .ノ /`'"'  ,'   |          __〉
    /;;:  ‐- / i  ヽ_          ,!
   ┐ _,  /  |  ;  ̄_`::..    (
   '  -二{   i  ;   i / ̄` -ー'
   .ノi_ ヽ,ノ\ |  ; ;ノ/



                  / ̄ ̄ \
                  __ノ `⌒   \
                    (●).(● )    |     「ま、こんな日もありますよね」
                 (__人___)    |
               , =二ニニヽ、   |
             /  二 ヽ、`,┘   ト、_____
             /   -、 }、j┘  イ// : : : .`' ー- 、
              /    /{_/ニニ,´>/ : : : : : : : : : : :ヽ
           _/___ ノ : 「r{::::ヘ  / : : : : : : : : : : : : : : '、
          / : : : : :ヾミ : :.i r:::', y : : : : : : : : : :/ : : : : : :'
          : : : : : : : :/ : : i .i:::::i ,i : : : : : : : : : r : : : : : : : :i
        ,' : : : : : : : / : : : :i i::::::ii: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|
        ,' : : : : : : : ハ : : : :',i::::::ii : : : : : : : : : :.| : : : : : :/|
        ,' : : : : : : : /. :ハ : : : :',::::::|: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|
      / : : : : : : :./ :/ V: : : : ',:::|: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|
.

380 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:03:02 ID:17fc18db


           // : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ミ》、: : : :ヽ
          / ./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ー---‐-‐-: : : : :ヾ心: : : : ∨
            //: : : : : : : |: : : : : /: : : : : : : : ≧==ミ、: : : . Ⅶト、: :: : :.',.     「仕方ありませんねー
        //: : : : : : i: : |: : : _/ ヽ : : :: : : : : ノ んu(_゚:,: : : : : .Vf´二',: : :.'
.       //: : : : : : : i: : |ー'゙,z=≦ミ.\: : : : : ',  {::::::::.:.ソ} 〃ノrnノ::::::::}:!: : !.       存分に潤ってください♪」
        〃 !: : : : : : : :i: !〃んu(_゚:, ヽ: : : : l  ヾ゚ニ -'  l「 { { ∨:::::ノl : : !
.      ″ |: : l: : : : , lハ:::V{l {:::::::.:.ソ}   \: {      /// 八 ヽヽ∨:! !: :!
      {{  l: : |: : : : :l ∧:::ヘ ヾ゚ニ‐'     ,       .ー=彡イリ } } 〉Vl: :!      _ .-┐
      ヽ l: : ト、: : : :|/ }\::\                   /// / //ノ 〉:./,>. . :´: : : : : : !
       ヾヘ: :l ヽ: : :!/ // ノ\::V///          ノ .ノ/       / - : : : : : : : : : : : /
         ヽ{  丶: :〈〈 〈 (ハ`''ー- 、 ____       /      .イ ノ : : : : : : : : : : : /
.           \ \〈\ ` ` ー- .._        /       //: :_\_:_:_:_:_: : :-─!
.                ハ\       `ヽ 、   {     / :./:/´  ` -.-.一:´ ̄l
                 い\ 丶、      Yi ー‐ |   ー- {  /: :i      ヽ : :`:ー<____
                  ヽ\\ `''ァー-   }」   │     |/: : :l       V : : : : :/
                     r=ミ ̄`7     厶 -‐ァ |    │ : : !        ト \/
                 }:::::}\/     /|::|:/:/│    | : : .ハ       l /
                     l:::::/: /     / f´::ゞ':::::│    │ : : :.ハ       !: :\


そんな虎徹のぼやきに応じるように
ハクはカウンター越しに極上の笑みを浮かべた



  /ヾ::::::::::::::::::ヽヽ、
 く___>:::::::::::,'ヘヽ >       「うーん、ハクちゃんは何ていうか
/:イ-.:レ -ー   -、 ヘ!
フ::イl l/    |  |.        可愛いんだけどさー
フ:イ`ーi|    '   /
   | `ー ,  ̄、 , '           おじさん的には空気とか水なんだよなー」
  ,,rへ、_ ` 〔´__
/l :ヽ、 ゙7'r'Yヽ、゙ー、


                 /⌒
                 {厶-‐-ミ
                x<  ̄`ヾヽ  ヽ
                 /   刈  い n
             「 / /\i |  L」[]  }
              | i 7ー-弌|  ヒr'シ}   '
              | | !:伝≡:|  |∪フ /-‐=ニ7
                И:Ⅵ ''"´   |T´ , 仁二ニ′
            人 {   u i  | Υニ`マニ7.       「えー?
.                }小 ⊂つ|  ! 圦ニニ>
                 _! 7フ瓜  | j  ',`く_.           嬉しいんだか悲しいんだか
                Y´ K  { l ム ′ 〉 }`ヽ
               j |〉 |` レ ´ ; / /  }       微妙な評価ですソレ…」
             f==7〈 |   ,' 〈   /DTM
    r f⌒ヽ.    /ニ7  \| / //  {i====!
    「しし^「ヽヽ.__/ニ7   }:| ,' 〃/7、 マニニ|
   /し   > ヽマ≧,′   圦{/ /し'7ヽマ=-ミニ{
   し'⌒ヽ__,、__,} iニ八    「:::7ノ  〈/ ハ マニニヾ
          |≧x| lニニニ`ト-=と,.ィ=、  と | |ニニニ}
        !|:i:i:i| |ニニニ| 〉 i:i:| {`マ´:::} !ニニア
.          辷ノ丿ニニノ /  i:i:i|  \辷'厶イ
         `¨´ ̄ ̄ く  i:i:i:|      |
.

381 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:03:26 ID:17fc18db


そんなやり取りをしている時に、店内に入ってきたのは一人の影は
またしても男性であった

コートに帽子、黒いサングラスと、夜道を歩くには不都合そうな服装である


                     ___
                   r'´        ̄三二ハ
                   }三ニ=  ー-=三三!
                   }三三ニ   ≧三三{
                   }rー-<__三二ニr<_{
                  ノ ̄  ー<r '"´__彡 ー====≡ニニ≡==ー-ミ
           __ . - '"´三ニ=ー<  ≧三三三二ニ=- '"´ ̄    __ 彡 ゙
  rー_‐=≡ニ三=- _        __ 二ニ=-=才:r=i--― ‐  "   ̄
  `ー-=ニ二三三≧ニ==- -=才f::::{{: : : }メ人: : :从:::::!
          ̄        从从` ´ i|ハ  厂:::乂           「お邪魔するよ、マスター」
                  /}::::ハ   ヽ_り  .′:::{ \
                 / ∧:::::厶 辷=.ア ' }ハ从  ∨
            .  : ´:'  :三fハ从ト ヽ  ̄ .厶イ/ }}=-_  '.: : .
        . : : ´    /  ニ二{   }} .ゝゝ-イ  {{  {:三_  ∨ `: : .
    /⌒f         /  :ニ二{ ,八o /.⌒Yo .リ  }.≦    ∨    `ーrーく
   /ニ_  :{     _:/   =ニ二}   ∨}r--{ヘ/:.  {三__   ∨     }: ハ
    }ニ7  }=ニ二三./   .-=ニ三}   才 i {.∧    {ニ=_   _彡三二ニニ{  ∧
.  /ニリ ∧:{三三三≧=--ぇ :-≧{  /:/ { i| :∧   {≦  <:三三二ニ:リ ハ :∧
.. /:ニ/ /ニ-∨ニニ_> ´  _-ニ三} ..′}/  }  ∧   }二        {三-/ }弍  \
. /:ニ/ 'ニニ_八三三}     ≧三ニ} ,  :{  :}    \:{三ニ_    ∧=/ ハニハ   〉


その男は外見そのままの渋い声でそう言った


              ____ ____
            /¨ ̄   ̄`ヾヽ  ___
           /  ,,.x≦⌒   ´ ̄   ミメ、
          /  //   γ´{    ⌒  、  \
           / 〃     {  ハ  ヾ       ヽ   :.
            〃 //      ハ  '.   '. i ト、      ハ
            /  i/    /イj ∨   :}从 \      :.、
         {{  il :   ,',' {{  廴,  、j_ヽj^刈    }‘,
           ル'.:   li ‐七¨ ̄',   | ̄`¨卞 }!    | }
         ヽ小  i  ル  __ V  | __. _j |i   1:| ノ
          |i从  i  Kx===ミ. ∨ } ,===z, !i   ハ}
          || ヾ ハi : i       Ⅵ       リ   / リ.        「アーカードさん、いらっしゃいませ
          ||  个从八      ,     / / /
             从 __∨ 込≧=-       ノイ//::メ、.       どうぞお好きな席へ」
            \:::::∨ハヘ>. `   ´ イ:j  j〈::::::::::::>
             Y ̄Vハ〈::} >--< ,i._l  i ハ ̄Y
               K´::∨ .',∨       |  リハ}::::┤
              !:._イ∨ .';:∨ ',   /  {  :!:::::::L>.
           γ´  i:::::', ';:::',‐-   -―ハ i|::::::::j   ヽ
           ,'    |:::::::} }_厶     /::! :l|:::::::::l     :
           /i   i |::::;イ /::::::/    ノ:::::| リT¨ヽ}Y   卜、
         /:::::|   Yレ'j.:{∧:::::!       ヽ::::!j i l.:.:.:.:j!    |:::::\
       /:::::::;' |   {::::j: :i:::::';::l  ':. .:´ }:::lハ i ';.:.:.:|   |:::::::::::::>
      ∠:::::::/ | _  |::::! !.:.:.:.|   :. .:  j.:.:.:.} } }:.:.:.} _ |`ヽ/
         `ヽ /!´⌒`ヾ:::{: :ハ::.:.:.{: . .::} :{: .. :j.:.:.:.! i !:.:::j´⌒ヾ}/
             ゙|.:.:.:.:.:::::i|:i:!: : :.';:.:.ヘ : .:ノ 乂:./.:.:.:! i |:::::;l::::::.:.:.:.!
          |.:.:.:::::::::l|:i::|: : : :V;;;;;\    /;;;;;;;;| i |;彡l!::::::.:.:.:j


アーカード、と呼ばれたその男はコートだけをかけ
帽子とサングラスはそのままに、カウンターに腰掛ける

彼と初めて会うガッツだけは、その行為に違和感を覚えるが
虎徹もやらない夫も、もちろんハクも何も言わなかった

彼を亜人―――ヴァンパイアと知っていたからだ
.

382 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:03:52 ID:17fc18db


アーカードはこの店から少し離れた場所で、ワインバーを経営している

夜に活動しやすい大多数のヴァンパイアの例に漏れず
彼も夜の仕事を営んでいるのだ


                               、 /
                            _   }i(\、\、  、  、   ,
                               `Y-=ミヾー=ミー≠ミヾーvi{
                          r≠ミ彡-=ニ二三三三ミヾV/リ
    、-、 |    l   l   /  /  |...{i<´`ヾー=ニ二三三三ミヾー<
 \==ーヒl-===   l   /  / / |,...`  ー }r=ニ二三三三三ミヾハ
   \ ヽ `"  l  l  / ./ ./ , '゙|, イ :゙__彡-=ニ三i/=ニ三{rセj }ソ ,,-
=============================i,へ |  | ー=ヘハ从三|\三≧=ー': : :{___
  ___________ ||YヱYYヱヱ.|| _______ .l: ̄ [「L!,.. .-‐../}ミ}ゞvzzヤ,′:{ : :/: : : : : : :≧=ー‐=彡{rァ
  |l::::::::::::::l|゙|| i⌒i | i⌒i || {lilililili} | i'""~,-ハ ハ ノ/: : ハiハ ≧=〈{ /:{: :,': : : : : :/ヘ: : : : : : : :/{
  |l:T:T:T;:l|゙|| l.Y.l | l.Y.l ||  lニニコ | l [「L| |[ |{.../: : : : : {ニ| }マ{ /i{::{:/: : : : :.:/: : : ,z≧=、:.:/___}
___ 二二二_.|| l|l | l|l ||____________|~""''' ‐-. /: :}三三≧=彡ハ/ニ}::/: : : : :.:/: : : /i:i:i:i:i:i:i}'
 l | l l l || l ̄l | l ̄l || l | '''- .._"''' ‐...__/_:_:_ヾニニニ==;ィ /二}/: : : : : :{!: : :./i{:i:=,:〈
 (ニ二 ̄ ̄ ̄ ̄二ニ)l  l || l |     "'''-. 》三三三≧==彡 /ニニ(: : : : : : : : : ィi:i:i{i:i:iゞー}__
-----  ̄|~}{~| ̄_____-------(二)...  }三三≧======≦ニVニニニ/≧==-、<i:i:i:i八:i:i:i:i:i≧=ヽ
 ̄ ̄/ | 十 l.__||ll|ll||  ̄ ̄ ||_l|(二 ).ゝ< : : : : : : : : : }!∧ニ}!ニニ/ニニ∧: : :Vi:i/i:i:i:iヽ\i:i:i:i:i:i|
 ̄/ ̄ ノ ⌒ ||、||二|| ̄ ̄ ̄..|| l|.||_.゙く: : : :f'´ ̄ ̄ ̄ ̄}二i}/ニイ'ニニニ∧: : :V:i:i:i:i:i:i:i:i:}:i:ハ:i:i:i:i|
/------- - |l .||  || ---------|l ||:` ー }: : : : : : : : :/ニニi}"´ニニニOニニ∧: : :V:i:i:i:i:i:i:i}/:i:}:i:i:ノ
     /    |....  r―==ニ二三三三三!: : : : : : :.:/ニニニ}!ニニニニニニニニ∧: : : ̄ ̄ ̄ ̄`
                 {:o:o:o:o:o: : : : : : : :.:.l : : : : :.:./ニニニニ}!ニニニOニニニニニ≧=、: : : : : : : : : :ヽ
                ゞ、__,,..  -―===ニi}: : : : : /ヾー=ミv'ニニニニニニニニニニニ{ニ≧=====、、: : :,
             __,、_   __,,r‐ vvニニニニニニニニVハ/'OニニOニニニニニニニトニニニニニニニ>< : ,
             |_i{r」! / ,、 ヾ< ! }ニニニニニニニニニ}/'ニニニニニニニニニニニニニ: \ニニニ〃  -=ミ,:,
             |≠i{fニ≧='三三/ }!_ハニニニニニニニニニ}ニニニニニニニニニニニニニニ{: : : >、i{{r'´     V:,
             | ̄i{ r==ァ‐vr‐v }「: :└‐‐======ーァニニニニニニニニニニニニニニニ{: : : : : : :〕___、  Vハ____
             |  i{ |6!{'ゝ'ゝ'ゝ': : : : : : : : : : : : : : /ニニニニニニニニニニニニニニニニ{、: : : : : : }/////,ヽ V/≧r′
             |  i{ { ̄ __,,ィ//: : : : : : : : : : : : : :〈r‐=≠ニ二三三二ニ≠=- ミ、\ : : :ム-ァ' 7 ァハr'///{i
             |  i{ {, . :´ : ://: : : : : : : : : : : : : : : :`マ-=ニニニⅤ-=ニニニニニニマ′ \: :.:ゝ'ゝ.'ゝ'ヘl{////{!\
             |  「;」! : : : イ/: : : : : : : : : : : : : : : : : :.i}-=ニニニⅤ-=ニニニニニニ,   \ : : : : : il6l{////{!: : :ヽ
             |  | {!: :/"´: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.i}-=ニニニニⅤ-=ニニニニニニ,    \: : : :` ={////{!: : : ハ
             ,'|  | {!:':/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/i}ー=ニニニニⅤ-=ニニニニニニ,     \: : : :i{////{!: : : : : }!,
            /:.:|  |_{!/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:/  i}ー=ニニニニニⅤ-=ニニニニニニ,      \: :i{////{!: : : : /: }!,
          /: :.:. ̄: :/ ̄`Z,_,、,,..ハ/},/}___/   i}ー=ニニニニニⅤ-=ニニニニニニ,         ヽi{////{!: : : : : /: }!,


彼の店、「 Abel Cain 」は、こちらの「 AXANAEL 」より開業が早い

こちらより亜人に開けた店という訳ではないが
店主が亜人ということで、彼の店にも亜人の客が多く訪れる

同じ亜人の経営者同士ということで、ハクとアーカードは交流があり
こうして互いの店を訪れたりするのだ
.

383 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:04:16 ID:17fc18db


そういう間柄なので、店の常連同士が行き来したりすることがあるため
店の常連客はアーカードをよく知っていた


              / ̄ ̄\
            /  ⌒´  ⌒
.           |   ( ⌒) (.⌒)
           |   (___人__)     「お疲れ様です、旦那」
               |        ノ
             |          |
            j、_       |
           √::::::...`ミュ、r<
           /.::7 ̄ ̄. : : .:.:.ヽ
        / .:::/.:.:.: : : : : : : :.:.::..\
         ,' .::::/.:.: : : : : : :./ ⌒ 、ヽ
         i .::.::.::.:. : : : : : .:.:.:.:.:::::...ヽ:.',
        i ::::.::.::.::.:.: : :/ .:.:.:.:.:.:.:.::::::: }::
        i ::::::.::.::.:.:.:.:/ .:.:.:.:.::::::::::::: ,.:: i
        ', :::::::::::::::く .::::::::::::::::/:::〈:::: |



                   __ _
                {¨'<::::...ヽ::::`ー- .、
              _f´..:::::::::::::::::::::::::::\::ハ
             <:代:::::::::::::::::\::\::::::::::\
            イ::/丿〉\::ト、::::\::\:::ヽ:::\
         ___///ミV::ヽr彡≧\ミ\:::\ミ=ー
      >'´'y / ///レ'ィfテy、;, <代ソ〉 ヽ〉㍉、:::\
.     /  (ニ'_/_/フ¨ア/:ハ  ̄/ ヽ  ̄  リ jソハ::ヾ''\.    「どーも旦那ぁ!
-一f¨{´   -一 ⌒ / /イ:::ハ  ヽ -  、   rイ:::::',ミ=ー
  代弋__,, 、_ 彡'     |/ ヽ  ー ニニ7   jl::ヽ::::ハ.        今日はあっちの店、休みですか?」
  -一≦            /Vl `==一  / {::::ハ\',
         _        />ヽイ_ト彡'イ  ,込:::ハ ヾ
: : : >、/ヽ、/.:>.、_r..、_ ´ ///ヽ、__彡: : : : /ミニ==ー-- ___
: : : : : : : : : : : : : : : : : : }`ヾミ彡 /q/::ヽ、: p: :/    ̄¨¨¨''''r
: : : : : : : : : :: : : : : : : : :.l     j{ ∧φ:/\/         /
: : : : : : : : : : : : : : : : : : j     'レ: ノ::Y: : : : /       /:
: : : : : : : : : : : : : : : : : :;'    ,: : /::o:l : : : /       /: :
` ー-ミ: : : : : : : : : : : :./      {: /:::o::l: : : /        {: : :
    \: : : : : : : : /     |: l::::o:::|: : /         ': : :
      `ヽ: : : : :/       |::j:::o::::|: / lニニニニニニニl   '; :


こちらの店ではハクがマスターであるため、虎徹はアーカードを「旦那」と呼ぶ
その愛称は、いつのまにか馴染みの面子には定着していた


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.    /ハ:.:.:.:.:.{ヘ   ゞー-- イ .'/.:fー‐  "
       从:.:.八∧   `  ̄´ ,:゙.::::|              「ああ
   ,. : ´:抃::{.   \     .イハi从
.  /. : : : ハ八    >-=≦.ノ_               たまには私も客にならんとな」
/ ̄: : : : : ::} }\      ハ: :\
: : : : : : : : : / . |   `ー-ミ .}  \: :\
: : : : : : : : : } | o .才⌒ヾオアメ }: : : \
: : : : : : : : :∧ ゝ< \:i:i:i:i:i:ハ {\: : : :.\
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384 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:04:39 ID:17fc18db


                〆⌒ヽ、
                      }i
                  ,....-_;;:‐--' =ミ
           /  7      、   ヽ \
.            /ヾ、 〉 、ヽ     \ 、 ヽ \. 
.           ,     /  i\ \     \! :.‘,i}. 
        ,:.  ∨   卜\ 入   __∧ l .レ.
.           {  l/ レ  T ̄\ヽ `< ∥从乂、 
.           ,  /,イ | i { ___\、 ク示才"| . |ヽ          「お飲み物はマイラで?」
.  ヾ三≧==ァ,ィ  ノ !l !ィ仗示`   マ;;ソ ,!ノソ|! 
.   寸三三三ミl! /| ! ,ハ、マ_ン    ヽ´ /i'  !ム
.    マ三≧=-!ノ^∥ ノ!ヽ\ ゛       ハ ∧ハ   ト、
.     シ´ ̄  ヽマ川ヽ\ヽ `ヽ、 ー ' イ l  |ヽ‘, ノ レ-、ー―- 、
.      .ヽ    ィ三y>’,`ゝ    ヽ,-ィl |l  | !トヘ' /´イニ、| ̄  ̄´
.       ィムミ//  ハ〃辷ニニ二ヽ、レ ,|  ! ゙li´ヘ !`у,.ィ y'
.     /三ィ´イ_ ,イ   ∨////////≧、`i.  |、∧ i}⌒ /
.     ヾシ'''''"        ∨//////////`i¦|∧ \jlz≦‘,
.       .! |  `ヽ    ,, -ー∨//////////|  |//ヽ、!|\∧‘,
.       L≧…¨”\/ ,ィ777∨/////////|  |///ノ/_ニ`ヽ_;
               lレ//////,∨////////!│|//イ////〃
              《///////∨///////il |. レ//////


アーカードのようなヴァンパイアの亜人は、血を連想させる赤い飲み物を好む
人によってその好みはそれぞれだが、彼はその中でもワインを愛飲していた

カクテルも言わずもがなである


            f≪_       _.厶斗==ミfp  ̄ハ_
   _ . . .-‐:=:=:}ー--===≦三___斗<二二ニニ   { : : : ̄ :_:二ニ≡
 ̄. : : : : : : ::厶_ __         __乂f====彡ニ二三三三三三
__: : : : : : : : : : : ̄三三二二三 ̄ : : : : : : : :-===≡ニ三三
三二ニ==-‐ : : : : : : : : : : :______________三三二ニ==-
三三二二ニニ====--‐―    マ.:.:.:.:.:.ィ"    Y.:.:.:.f⌒v:| ̄
         /.:.:.i i.:.:.:i{     :}i:.:.:.: i{       }i.:.:.::}fハ }:!        「ああ、頼むよ」
           イ.:i. ∧从 八     八f.:.:八     八.:.:.:'リ ィ.:!
.         乂ハ.:.:.i.{.:.:{: :.ゞ=<: :ハ.:.:.:ハ =彡!i.:.:..:}/.:.::|
         )) }.: 从.:ハ::::::.........::: ::::j|.:.从 ::.......: :从.:.:.{ハ八
          八.:.:.:.:从: : : : : : :. ∧:乂: : : : : :イ.:.:..:..{∧{
         / :}/ハハ  fr.     ゛   .ィ 7j从!.:.リ :\ー .
    _>. :´ : : : : 乂∧  ゞVrー_‐‐fVア  /八((: : : \ `: : .
ニ二三/ : : : : : {   ∧  ヽ ̄_ ̄__,   .イ(  ∨ : : : .\: : `ー-
三二_イニ=- : : : : ハ.   \        /    .′: : : : :.\: : : :
二ニ/=-_ : : : : : :.∧    \      /    ./. : : : : : : \: : :
.

385 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:05:02 ID:17fc18db


注文を済ませたアーカードは、カウンター席に腰を下ろす
視線を巡らせた視線をガッツにとめると、サングラス越しの微笑を浮かべた


                              _______  
                            〈: : : : `ーi 
                     rー- .. .._   jー-r- ._.{
                     .\/////≧=≧ー-=ミ} 
                        <ノ.:弌__j:f⌒iー-≧.. _____
                          乂:.:.ハ .〈抃::刈イ(二ニ=-― "
                         从{∧ー弍イハ           「さて…君とは初めて会うね
                  r=孑=≦:/ //辷セrく}: :ヽ
                 .イ: : :: :: :: ::/ // }fメ{^´ {{: : :{`ー- .  _.     自己紹介が遅れて済まない
               /. i : : : : ::/.//_ノ : 〈 .〃. : :j: : : : : : , : ハ
.              /. : l: : : :/. ://. : : : : :∨. : : : {: : : : : :/. : : }.   私はアーカード  見ての通り…ヴァンパイアだ」
.            /. : : : :./. : ://}. : :才.:::人: : : : }} . :: ::/. : : : {
            }: : : : : : :\ : ///7f个ーイ}} : : :: ::}}. : ::イ. : : : : ハ
             八rー-ミ: : : : >i/ }/ }才:i{.}}: :厶斗:/. : : : : : : ::{
             ノ: : : :  ̄ : : /ニハハニニリ} : : ` .<. : : : : : :i: : : :{
       __     ./. :_: : : : : : : />}ニ=ミv/. : : : : : : /. : : /⌒辷气乂
    Y´三二ニミ.く: : :  ̄: ̄>j 才ニ=气}.∨_:: :: :: ::/⌒ヾ: : : :7!..|
     }三二ニ==-_`_<: : : {{ { rーメ   }}ハ: : ̄三二ニ≡=∧|
     }三二ニ===ニ二三>乂rー-气=-イイiリ: : : : : : : : : : : : : : :}!
     }三f´///`ヽr<_三三三≧=====イ: : : : : : : : :_:三二ニイ|
     }三∨/////∨三三二二ニニ≡===-≧=≡ニ{      〉〉



           ヽ;;;...ii;;,,ヽトl∨ノハ ,,,,/;
         、 ;;;iiゞヾllノトiiiiノ!!ii;i`ノ/;/i`/;
        _ミミヽミ´;;;ll i:ミ》l ll>ゝi,ii,lliiヽレ;;/l/l/
       >=r`illミミii;; i;巛l`∨ii/ト iハノir::i/リ!lli
      ,-;ヽミii:ミミ:l{<ミiii i i、i:::iii::liiilll::i i/i:ii ii lll彡/
      -,-´i;;;;ミiミミ!!;;.>!!>)i{iii::ll´iii´iハ;ii;;ii;ii,i,i;;ii`l;iレ;
      ∠iiミii;;;、i,,、iトiiii,`iillllii;;ill;:ii l;llii liノl:ノ/l/ノr-
       /:::ゝlミ,;;;ll;;..ミlillilll>ヾl;iヽii ll,iii:::ll;llll`ii`//7
      ,」ミミ巛ミii::::::: ´´.//レ,,//`iノiiiii:::llll::ii:、ノ彡
      >ミ、ミミミミiiミ/ ./ll/./i//iハヾヾiYiilヽゞハ.      「どうも、俺はガッツ
、     ヽ, k=、;ミiiミ    レ iレiリ/i l.lレiリl iil lli
::ヽ     .<l:::r-コiミ  <巛ミ=:lwii .:jii リ /レ;illゝ         見ての通り…かどうか分からないですけど
::彡、    .1ヽヽソミ   <...  ̄`.ミ、:: リ/彡》_;;/
::::  \   /ハハ,ヽi::    `─´ ̄.ソ ; iノ二゚ノi.          ドワーフやってます」
 //iiiiiii:::iii/  :`:1::::         ; l    i
iiiiiiii:::iiilllii::k   ` ::        ... ::: .l   /
llliii::iiilllii::iiiiヽ::   ヽ       ヽ-,__,:i.  /ヽ、,;-;、
llll:::iiiiillll::iiiiiiiヽ, ::::   \    _____, ./liii::iiiヾllll::lli:iii
iiiii:::iiiilllll::iiiiiilili:: ::  ::::ヽ,   ヽ─-´/llllii::iiiiiii::illllll::il
:::lllii:::iiiiiiii:::iiiiii:\:::::: ::::::::\  `─´¨ イllll::iiiiiiiiii:::iiiiiii::i:
::::lll::iiiiiiiiiiil::iiiiiiiiiii\: :::::: :::::`───´iiii:::iiiiii:iiii::lllllllllll::
.

386 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:05:28 ID:17fc18db


           / ̄ ̄\
         /  _ノ´ ヽ、
.        |   ( ●) (●)
        |   (___人__)           「あ、そうか
            |       _.ノ
          |     _/__゙ヽ_.          ガッツ君は旦那にもそうだけど
         j、_    (〈_r- ヽ ヽ、
        √::::::...`ミュ、r'、〈`ヽ、 |       ヴァンパイアにも会ったことなかったんだっけ?」」
        /.::7 ̄ ̄. : : .:.:.ヽ_ヽ   ト、
     / .:::/.:::::::::::::::::::::::::::::..\Yー‐ソ,
      ,' .::::/.::::::::::::::::::::/ ⌒ 、ヽ,:::::::::|
      i .:::::::::::::::::::::::. ::::::::::::::..ヽ::.',::::::::|
     i ::::::::::::::::::::::/ .:::::::::::::.::::: }::::;::::::::|
     i ::::::::::::::::::::::l .::::::::::::::::::::: ,.:: i::::::::|
     ', :::::::::::::::::::::;i .::::ヽ::::::::::::::l_:::|:::::::|



                                     ///////////>.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
                                    ///////////.イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
                             /////////////.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>=ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:
                            //////////////.:.:.:.:.r=ミ{.:.:.:{{: : : :リハ:.:.fハ:.:.:.:.:.:.:.:.
   「ほう、そうなのかね              .イ//////////////.:.:.:..:.{{: : :从:.:.ゝ--イ 八.:{ri{.:.:.:.:.:.:.:.:
                          ///////////////.′:.:.:.:从ー〈 乂:乂    }:ハ/.:.:.:.:.:.:.:.:
    ヴァンパイアはそれなりに.       ////////////////i..:.:.:.:.:.:..∧  ヾソ       从!.:.:.:.:.:.:.:.:.:
                         乂//////////////,|.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ r r== ー ヽ 从.:.:.:.:.:.:.:.:.:
    数の多い亜人のはずだが」       ` ー‐ --------ノi:.:.:.:.:.:.:.fくハ   ̄ ´   イ  }ハ.:.:.:.:.:.:.
                                     从∧(乂  .∧     イ  /.i:{乂ハ:.
                                            ィ//,ゝ _.ィ"> ´/.i: イニニ`ヽ:
                                         /,//// ノ<f⌒ヾ./イ ./ニニニニ-\
                                        /.//// }ニニ〉rく  .:/ニニニ=-<ニ
                                    _ -ニ/////  ノニ_イ   .::/ニニニニニニニ.`ヽ



              / /:::::::::::::::/      _   \
.          //::::::::::::/      /_    冫
.        / /::::::::::::/      ,;´ "|□匸二 了
.        ゝ L:::::::::::L__  ..z:: ‥"´ ̄\  `、\ _
.      <:::::::=ニ二::::::::::::::彡",ィヽ、、\ へ  \ \__ 二ニィ.      「そんなもんでしょう
.          `ゞ_トェ,,\ヽ rヒ壬iゝ\、ヘ ト\ ヽ、 、\.   
               `ャ依l \、`      l/ 」ヽ  ト 、. \.       亜人の数はそれなりに多くても
                ヤ|          「r|  \ ヽ `  ヽ.
                ヽ ―`   .,ィ    / ,/ォ ハ` .\   `..    特定の種族っつーと、意外と会えないもんですよ」
                  \ヤニニ" 、  / :; l /―┐ `
                    Vl |\ lゝ´/ ,:/ "   ヽ
                      ヾー`ヽ  ::/     ___`:ュ
                 ┌──ァく冫´     /´  \::::::::\
                 / / C^.::\ c/  /     \:::::::::..\
              _/ ,  イ::;;;/ >、 /         \:::::::::::::::ヽ 、
.             ┌:什 / レ´::::/  / /          /" ̄ ̄ ___\
            / / У C::::::/  /           /   /      |
.         /  | / /::::::::/ /            /   / /´ ̄ ̄ 了
.      r‐ァ´     / C::::::/ /             /  /      _  冫
.     イ ∠     / /::::::::/ /             /  /        \ 冫
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387 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:05:51 ID:17fc18db


           -― 、      r、
          /´ ̄ ヽ }      マ{
      /     _ }/ー'´ ̄ ` マ
     /    , ィ´ /         う 、
        イ              ヽ \
       イ/         ヽ\、     ヾ 、\
      / /           ', ハ ヽ }  ヽ. ハ ヾ 、
      i/   ! ,イ l     ー!┼-キ!‐ !  ',  リ       「職業柄…というわけでは無いでしょうけど
      l|   i  ! l |x     ハ jzュキ-ァ lヽ
      マ   l | メ{ ',    ! 仆!jリ 'リ jト. Y !         .アーカードさんのお店は
      V    ヾ!/ X!zテ   j `´~、`/l ', } |
     r-ュ、    ∧xチtjレ゚\ノ 、   ′! マ j、.          ヴァンパイアの方が多くいらっいますからね」
     マニム  メ ゞ゚´、`      ,   イ  Y ヽ
      マニム   \、_,   -   .人 ム  ト、  :.
       ゝ ̄ ヽ  ヾ ̄.._    イ ト、 ム  マ \l
       _〉ニア⌒ト、 \{   ̄   ! j マム  ト ̄ :.
     ´アム /    ! ヽ. \、_   j /  マム !  `ぅ、
  ィ´ イニ Y    |   \ ヽ  `      lム|     。
    ムニニ ム   i  /ヽヽ ハ   _   /  i ハ!     Y
    〈ニニ ニム   l イl    Y\}   `ヾ{   !/      }
    `ヾj /⌒、  i/ V   L_リ >。_  ヽ j: !      ム
     /    / ハ    !      `≧ュ>、 V:,ィ      イニヽ
   /   /    :.  ハ        `ヾ>:/:l._ , ィニニニ\


そういいながら、ハクは完成したカクテルをアーカードに手渡した

緋色の液体で喉を潤し、彼はマスターの言葉が意味するところを理解する


: : : : : : : : : : : : : : : : : : :-‐― .< : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 丶
: : : : : : : : : : : >:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:..:.:.:.\ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
: : : : : : : : : :/.:.:.:.:.:.:>__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : '
: : : : : : : : : :}:_:.:.:.:.:i{f   .ハ.:.:.:.:ィ==ミ:.:.:ハ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :}
: : : : : : : : : :}゙ メ i:.八_ _乂.:/ {{  j{:.:.:.' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,
: : : : : : : : : j! {.:.从    7/ i|ゞ=イ }:.:.:{ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
: : : : : : : : :八j.:.::{ r   ((` "   ノ.:.:.′: : : : : : : : : : : : : : : :> ´
`  ー-=ァ:.:.:.:.:.:.ハ  ーぇ===vハ 7.:./ . : : : : : : _   -‐  ´
.    /ハ:.:.:.:.:.{ヘ   ゞー-- イ .'/.:fー‐  "
       从:.:.八∧   `  ̄´ ,:゙.::::|             「ああ…言われてみればそうだ
   ,. : ´:抃::{.   \     .イハi从
.  /. : : : ハ八    >-=≦.ノ_                    同種に宣伝しているわけでは無いが
/ ̄: : : : : ::} }\      ハ: :\
: : : : : : : : : / . |   `ー-ミ .}  \: :\            店主がこうであるから、足を運びやすいのだろうな」
: : : : : : : : : } | o .才⌒ヾオアメ }: : : \
: : : : : : : : :∧ ゝ< \:i:i:i:i:i:ハ {\: : : :.\
.

388 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:06:17 ID:17fc18db


             ./ー=ニ二二二二二厶イ: : : : : : : : : : :.>く二二二
             {≧≦二ニ=ー=孑: : : : : : : : : : : : : :>イ/ ハV二二
            /: :辷: : : : : : : : : : : : : : : : : :><ニニニV  ム∨二二
           /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :><二二二二ニV  .} }二ニ
        ..<: : : : : : : : : : : : : : : : :>⌒寸≦圦二二二ニニ∨ . |二ニ     「ははは、私としたことが…
      <: : : : : : : : : : : : : : : ><{    ∨三ハ二ニニニニニ∨ ∧二
   ..:<: : : : : : : : : : : : : :><{ 寸ニ圦     }ニイ.∧二二二二} /二二.     自らの常識が世界の常識では無いのは
..<: : : : : : : : : : : : > ’ム二ニ圦 .}二ニ\   ノ' .!   V二二ニニ| V二二.     良く知っているはずなのだがな
: : : : : : : : :.> ’    ムニニニニニ7 マニ二ム¨´     ∧二二二| Vマニ| 
: : :.> ’        .ムハニニニニ7/  \ マニム       7 Vニニ二.|    マ|       いやいや失敬」
             .{7 .|ニニニ7  _   Ν  /  ∧ニニニ/}    八
             .| .八{ ハー=ニニT___ イ/  ./ }ニニ/ ノ    ./
             .|  乂 ) 寸ニニYエエ7/     |ニ./     /
                    マ{寸二二´       ムイ   / /:
                     |  マハ.       /   ./ /: : : :
                   ><: : :.:ム    // |.  /  /: : : : :
                 /: : : : : : : : ハ__ イ / .|/   /: : : : :


小さく笑いながらアーカードは自嘲する


              / /:::::::::::::::/      _   \
             //::::::::::::/      /_    冫
           / /::::::::::::/      ,;´ "|□匸二 了
           ゝ L:::::::::::L__  ..z:: ‥"´ ̄\  `、\ _        「まったく、旦那はほんと性格が堅すぎますって
         <:::::::=ニ二::::::::::::::彡",ィヽ、、\ へ  \ \__ 二ニィ
         厂ト、  `ゞ_トェ,,\ヽ rヒ壬iゝ\、ヘ ト\ ヽ、 、\       こーゆー時は、ヴァンパイア初心者のガッツくんに
        : ; |    `ャ依l \、`      l/ 」ヽ  ト 、. \
        ;  :; |     ヤ|          「r|  \ ヽ `  ヽ....  優しくレクチャアしてあげるのが
    _厂ヽ |  : :|     ヽ ―`   .,ィ    / ,/ォ ハ` .\   `
   r" :; Y ヽl  ;  |       \ヤニニ" 、  / :; l /―┐ `       亜人生の先輩ってもんですぜ!」
   |  ;  : 冫 ̄ コ  _     Vl |\ lゝ´/ ,:/ "   ヽ
   ヽ__ト┘ヒ二二ミ| / _〕    ヾー`ヽ  ::/     ___`:ュ
    ト、 ヽ    _ Y  /   ┌──ァく冫´     /´  \::::::::\
    |  `:; /    ∨    / / C^.::\ c/  /     \:::::::::..\
    ヽ   У    /    _/ ,  イ::;;;/ >、 /         \:::::::::::::::ヽ 、
    ∧_ヽ _ /   ┌:什 / レ´::::/  / /          /" ̄ ̄ ___\
   ∧  フ  /    / / У C::::::/  /           /   /      |
   /` ミ二二フ   /  | / /::::::::/ /            /   / /´ ̄ ̄ 了
  /   /  / r‐ァ´     / C::::::/ /             /  /      _  冫
/   /  / イ ∠     / /::::::::/ /             /  /        \ 冫



              ,、∧ハノ丶人/ヽ'lノi_
         ノlヽノ) /ヽ'   ) ノ  i フ ̄i_
      iV!/l .| ! /!./ !,/-‐'ノ ̄ノノ;ノ ノ_
      l,|.i_ノ /',i/ ノ-'"ノ' l 'ノフミノ)彡 (
    iv'ノ '、 / ',/"./ . ノ, -‐ー'ヽ`>ニ >
  .i、 i、| /   Y./ヽ、, '", ;;彡'"二i'⌒ヽ"、二ニゝ
  、| ` 、ヽ`ミノニヽ/" `゙ー''彡三| lミ、.i_, ゝノノ>
 _iヽ‐-ヾ、,、 (,,`ヾ       ミ` ` l`''ヽ  `ゝ
 ヽ_`_、-,'`;;| `‐-`, '"         ヽノ">ヾ!` \,'"          「なんスか、亜人生って…」」
  ヾ;;__/l,ヾ! i. /,' ./l!        ヽ ' ,   /:.:.:.:.:.:.
    |;!'、  '、/;i ."'゚./             `  ヽ  |:.:.:.:.:.:.:.:
    ! \.ヽ `:::、          u.   ,'',  .', ,ノ:.:.:.:.:/
      .゙i/ヽ,_            /::::!   !:.:.:.:.:,':.:.:.:
       `"'|   ._)     ,,    ./:::::',  ノ:.:.:.:./:.:.:.:
         、 ;:_,,"   /    ./::::::::  ./:.:.:.:./:.:.:.:.:
         `" ̄ヽ_/ /      :::::::::: /:.:.:.:./:.:.:.:.:.:
              `''、    .,/ ,-‐、:::,.':.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:
               ヽ,__,,'/―ー''":.:.:.:ノ:.:.:.:.:.:.:.:
                ./:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.,/:.,':.:.:.:.:.:.:.:.:.
.

389 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:06:42 ID:17fc18db


                                     -‐==ニニニニ7丶
                                    //ニニニニニニニニ /   ゚。
.       「そりゃあお前さんアレだよ              { /二ニニニニニ二 {
                                     / ,仁二二二二二 {     \
..     亜人の人生だから亜人生!            / {二二二二二ニニ{    ,__/
                                \{二二二二二二ニ{  ∠エ}
..     いま俺が作りました、ライブ感!」        .∠三二二二二二≧=彡:::::::::\
                                 /:::::| 元汽::::::| 竺ニ\::::::ト :::::::::\
                                   -‐ァ:::::::| `¨´ 'lヽ{`    }ヾ{:::::ヾ{ ̄`
                      / ̄)           _/:::::::::::.     '         ヒノ::::::::::..   /⌒)
             「 ̄`ヽ‐- 、  {  {             ̄/:::::::::::. 、_`_´___,.  / |:::::\ ::::::.. {  {
              ⌒ <__ ノ ⌒7              ∠  ‐ァ/ハ V二二ノ / , |::::::::{ 「〔〕 ー-ミ ゚。
            「 ̄ {` ¬{   |      _ ........-‐..........{....{ Vー1下ヘ/ //{\:::::..`ー 、 ′\i
             `r--r-イ \  | ̄`¨¨¨「........................./|.......ヾー屶‐"__/./........\{ __ .>'⌒ ヽ
                  l__},ノ}   ∧..............| ̄  ̄ ̄  ̄   |.0../  ̄\...........∧...........〈. . . -‐: :二ヽ ゚.
               {_},ノ   /.....゚。..........           |.../|::::O:::::|....0...′ `ー-- 〔{  ̄「|  ‐-  \
                 ∧ ー==チ...........゚..........|            !/ ..〉=‐/\../      〔 ̄ ̄ ‐-     }
             ∧ ー--‐/................}........|            |.../:::O::V........〉         ̄\     (_)
             , ′ ー-‐ / .................|........|            |..{::::::::::::{....../          /........(_)ー--‐ (_){
                      / .................. |........|            |..|:::::O ::|.../          /.........人(_)(_)彡_ヽ
         /       /........................|........|            |..|::::::::::: !/          /.........{Oニニo゚ニ| 〔 ノノ



       ._iヽ|`‐┘`"V`;-'`i'、li/i、iヽ,、
     ..>;;;;;;;、ミミヾ`ヽ、\ヾ川|! ノノ_丿
    .._」;;;;;;;;;;ヾ\ミヽ\ヾ、ヾ〃i '~=、
    .>;;;;;;;;;ミ;;;;;-;;;;;;ミ三ミ/::~)ソ ,、ミミ、
    ゞ;;;;;;;三二;;;;; ̄=={  /" !ノi!))
    ..~);;;;;;;:;;;;;;;:__-二三フ   ='`ヾ;; (
    〈;;;;;;:;;;三/ノ\三'  U  "、__;:"〈        「そーすか」
      ノ;;;;;:;;彡!ヽ 〈L'゙ :::::....   ゛ "`-,
     .ノ;;;;;:;;/!/`ヽ-'         r ‐'"
   .ノ /`'"'  ,'   |          __〉
    /;;:  ‐- / i  ヽ_          ,!
   ┐ _,  /  |  ;  ̄_`::..    (
   '  -二{   i  ;   i / ̄` -ー'
   .ノi_ ヽ,ノ\ |  ; ;ノ/



               /  ̄  ̄\
                 , '       \
             |         |        「虎鉄さん
                | .u.       |
               |         |       最近なんか脊髄反射で喋ってませんか?」
             |         ,
                ',         ,.
              ヽ_,'________r
                  /:::::::::::::::::::ト,
                /  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ;,、_
            __,,./"" :::::::::::::: ' ,:::::::::::::ヽ,、
       / ..::\ ..:::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::: !:::ヽ
      / .::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::: i::::::.`
      l ;ノ:::::::::::::::: l:::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::: !::::::::::i
     く  :::::::::::::::::::: !:::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::: イ::::::: {
        l ::::::::::::::::ヽ;;|:::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::: |:::::::::
      l  ::::::::::::::::::: 〉::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::: |:::::::: i
        l| ::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::::: |::::::::: |
      l ::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::i.:::::::::::: |:::::::::: i
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390 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:07:08 ID:17fc18db


           }_/__          ∧
           f-=ミ      ̄三二ニ≡=-ゝ .
       _  -=≧ー-- -‐==ニ二三 ̄       ̄三二ニ≡.   「まぁ虎徹のそれは今始まった事ではなかろう
-‐==≡ニ二     _三二ニニ=---=ミ=-:-:-:-: r====-‐   ̄
_三二ニ=-‐  ァ:ニ二: !| ∨ {.:.:.:.:.:.:.:./ハ{.:.:.:.:.:.:.:.:.:{                  ともあれガッツ君だったな
.        /ハ:.i:{:.:.,八_j!イ从:i.:.:.:.{fr j.:.:.:.:.:.:.:.:抃    
.         }从/  ;八   }!.:.:八 .イ .:.:.:.:.:.:.从                せっかくの機会だ、見識を深めると良い
            ̄ア=-‐ぇ' j.:./  }:.l.:.:.:.:.:.:.:..:{ _    
             え'"´     ハハ.:.:.:...> ´ {              ヴァンパイア
              }    ,  _ -‐≦=ー-ミ\              私たちに対して何か気になることはあるかな?」
              ゝ-<> ´. イ        ヽ\
               r< .イ
             / /


虎徹の発言は軽く流していたが
アーカードは彼の言葉通りに、ガッツを促した

ガッツは顎に手を当てて黙考の後に、口を開く



              ,、∧ハノ丶人/ヽ'lノi_
         ノlヽノ) /ヽ'   ) ノ  i フ ̄i_
      iV!/l .| ! /!./ !,/-‐'ノ ̄ノノ;ノ ノ_
      l,|.i_ノ /',i/ ノ-'"ノ' l 'ノフミノ)彡 (
    iv'ノ '、 / ',/"./ . ノ, -‐ー'ヽ`>ニ >
  .i、 i、| /   Y./ヽ、, '", ;;彡'"二i'⌒ヽ"、二ニゝ
  、| ` 、ヽ`ミノニヽ/" `゙ー''彡三| lミ、.i_, ゝノノ>               「そうですね…
 _iヽ‐-ヾ、,、 (,,`ヾ       ミ` ` l`''ヽ  `ゝ
 ヽ_`_、-,'`;;| `‐-`, '"         ヽノ">ヾ!` \,'"             本で見れるくらいの事は知ってますけど
  ヾ;;__/l,ヾ! i. /,' ./l!        ヽ ' ,   /:.:.:.:.:.:.
    |;!'、  '、/;i ."'゚./             `  ヽ  |:.:.:.:.:.:.:.: 
    ! \.ヽ `:::、              ,'',  .', ,ノ:.:.:.:.:/         …やっぱり一番気になるのは
      .゙i/ヽ,_            /::::!   !:.:.:.:.:,':.:.:.:
       `"'|   ._)     ,,    ./:::::',  ノ:.:.:.:./:.:.:.:         ヴァンパイアの瞳、でしょうか」
         、 ;:_,,"   /    ./::::::::  ./:.:.:.:./:.:.:.:.:
         `" ̄ヽ_/ /      :::::::::: /:.:.:.:./:.:.:.:.:.:
              `''、    .,/ ,-‐、:::,.':.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:
               ヽ,__,,'/―ー''":.:.:.:ノ:.:.:.:.:.:.:.:
                ./:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.,/:.,':.:.:.:.:.:.:.:.:.



                  __
               , "     ゛ーヘ- 、_       、
          rニ;,   /             !ヾヽヽ、       )ヽ.
          {r、}   /         /     |  \ヾー--- "  j
        ヾ.'、 /  /j       /      !   \ヽ` ー-- "
           ヽ`、j //   !    /!     j    ヘ ハ
.            ヽr=! !     i!   i! | ,イ   ハ       }! |
            {::::ヘ}|!  | ,ハーt--r' |  i!ート,    i| !i
       ____  ;ヾ=ェi|  i|/ィオテミ!ソ  ! ,!xャァj!  ハ. ! i !
.       {::::::::::::::`ヽゞミj|   |《{゚し:::)   i. /fo::}イ   j | | j !
       ヽ::::::,;;;-----;|   | ー '"   j/ ゝ-' ハ  イ.j/ノノ...   「あー、魔眼のことですか
.       `く  _;;ー|   | ""     ,  "/ i / j,/     
          >´::::::::::::::|  |\.   -=    イ 'イ |
.       _,,ゝ、:::;;;;;;;r|  |_ `   ーr<.´jノ  |  |         それに関してはいろんな本や資料も
.      //::::/7;;;;;;;},.!   | \__  .{   `!'、   |  |..         なんでか描写がふわっとしてるんですよねー
.    / /:::::::/'/  ヾ!   |   ¨ハ  `ヽ{! {ー‐| |
     { /::::::/./     }!  i!   { ヽ、 i} `7、 |  i|ヽ...       今のアーカードさんみたいに
    ヽー '¨`{     }!  |\ jヾ、  7 ヽ〈\,|  i| |        サングラス越しなら問題ないっていうのは
.     \   ヘ     ソヽハ!  ` \ヽ. `ヽ }> 〉 \j |.       きっちり書かれていますけど」
       \.  ヽ     }y'       ヾニニ{  `r'  \|
    、    )   ハ //         `ヽトー;'     ヽ.
    i`ー '"    / <  {            i} ヘ       }
.    ヽ、____ ノ   } ∧            .イ!  }    ノ
.

391 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:07:31 ID:17fc18db


                                \i:i:\
                           _.. .-‐ミ、i:i:iヽト、 .}
                    _ ..zz≧i:i:i:i:i:i:i:i:i:iⅥi:i:}i:乂
                    ..-=三:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ
                  ,..-''' ̄>i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
                     /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i/i:i:i:i:i:i:i:i /i: }
                    /i:≠i:i:i:i:i:i:i:i:iイi:i:/i:{i:i:i:i:/i /i:i:i:} .     「ふむ、確かにな
                       /  /i:i:i:i..、-''"/i:i:/ {i:Ⅵi:i: /从i:i:i:}
                   {  八i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i≧xミ、i:i:i Y⌒ヽi乂     ならば、百聞は一見にしかず―――」
                      /  .Yi:i:i/i:i:i:i:i乂`¨´ Ⅶi:{i`:=:く从
                      乂/i:/{i:i:八   :}i:i:i:i:i:ィi:i/i:ノ
                            {{ .乂{i: 〉 `ー`zzz久i:iト、
                       _,..-'''"ノ:∧ .`冖i:i:/}}:::}、
             /  ,..-(>===<:::::::/「㍉:`: ==彳彡'}:::::::≧:..
            /γ‐マ___Y⌒`ー--、  `ヽ}}ミ三厂`マ彡7::::::::::::::::::::::≧: .
              {_{{   }厂乂__ノ_i:i:i:,-==ミ、 ∨ //⌒{ ミ/::}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧:、
            ./:: \`=彳   `ミ、 `::{ .r= ...、 {//  :{ ./::: }::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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     \:::::::::::::/::::::::::::::::::/::::: : :/圭圭圭ト、____ .,イ{___::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : /:::::::::::::::::::::::::::}
        .\:::::::::::::::::::::::::イ::::::::::::::/圭圭圭){{`ー=彳 /::∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::ノ
         `ー=====、::::}::::::::::: /圭圭::/ }}____.../::::::::::‘,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /:::::::::::::::::::::::::/
                 Ⅵ::::::::::/圭圭≠::::::::{{:>´:::::::::O::::::::,:::::::::::::::::::``丶、._ ____厂
                Ⅶ:::::/{{圭圭圭圭ニく::::::::::::::::::::O:::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::/
                }}:::/:::{{圭圭圭圭圭:〉:::::::::::::::::::::O:::::::::\::::::::::::::::::::::::::/
                }}//::::{{圭圭ニO圭圭:ヽ.:::::::::::::::::::O:::::::::::}:::::::\\ : /
                {{、{:::::::{{圭圭圭圭圭圭∧::::::::::::::::::::::::::::/}/ヽ::::::ヽ :/
                {{ :\::::〉圭圭圭圭圭圭:∧:::::::::::::::::::::::/:/::::::Ⅶ:::: /
                {{ ::::::У圭圭圭圭圭圭圭∧:::::::::::::::: /:/::::::::/} }::/
                {{:::::::{{圭圭ニO圭圭圭圭圭.\:::::::::::/:::::: /::} }/


そういうとアーカードは、自分の目を覆っていたサングラスを取り外す
色眼鏡の奥に隠されていた瞳は、カクテルと同じ緋色に輝いていた



       /i:i:i://i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}/i:i:i:i:i:i:\
      ./i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:‐- ...,,
 \   /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:>....
   ∨ ./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ミi:i.、
   i}./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ir==、i:i:ヽ
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   .l!i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:  =-‐介㍉ー=∨  .Ⅵi:i:i:i\
    |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/     {i    \i}、  \i:i:i:i:i:\
    乂i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ i{ト、__ =-‐.\    `ー㍉  `ー===彳.      「見てみると良い
  /  )i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i 人____/. }i}|イ i > .     , ィzzzミ \
: : : : i: i/: i!: i: i: i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i://./(・)/ソi  /i:i:i:i:i:i:〕>=  双イ¨¨㍉.         私の……眼を」
 /⌒ヽi: i : i : i: i: i: i: i: i:i:i: i:i: i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{i {.i イ`ー=ニ彡_.. / -‐ ¨      マi:iii{    Ⅶ
: : : : : : i: i: i: i: i: i:i: i:i: i:i:i: i:i:i:i:i: i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i从| ノノ / ̄    i }i     __,, /爻乂    }i:}
: : : :\i: i: i: i:i: i:i: i: i: i: i: i: i: i: i:i: i:i:i: i:i:i:i:ii:i:ム // .人_______. ノノ-‐ '''""/ i} `戔、zzz彡ii}
: : : : \i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i:i: i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i} 〈   /イ 〉i:i:i:i:i:i:i:i:i: /  , .   `¨¨¨¨´
      `i: i: i: i: i: i:i: i: i: i: i: i: i: i: i: i : i i:ト、i} .Ⅶ  イ^} ,i:i:i:i:i:i:> '"   ..ノ  マ    /
    i: i: i: i: i: i: i: i:i: i: i:i: i:i: i:i: i:i i:i:i\ :i} `ー彡イノiノ / ̄ ̄   ヽ .</   ノ}_,..-'''⌒ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:
 i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i `ー==ニハハYイ_//`iー=ニ... <i:i:i:i:i/   /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
i: i:i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i:/∧\`ー--- =彡′./i:i:i:i:i:i:i:i r===彳ヽ /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
i: i: i: i: i:i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i:i{ { Ⅶ.\      /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i乂____ /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
i: i: i: i: i: i:i: i: i: i:i: i: i: i: i: i: i: i: i: ii:∧ Ⅶ 会===ニ夭i:i:i:i://i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i:i: ∧ Ⅶ`ー、i:i:i:i:i:i:i:/ .i}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
i: i: i: i: i: i: i:i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i ∧ \i:i:i:i:i:ii:i:/イo 八i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i: i:i: i: i:i: i: i: i: i: i ∧/⌒ヽ.i:i/ィ===彳i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
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392 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:07:56 ID:17fc18db


              i`‐-、ノヽ、/;\/L,_ノi,__,,
          _|\ノ;;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;;:;└;"ヽ
         ヾ;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;:;;;;;;;;|__,、
        __|`;'";;;;;;;;;:;;;;;;;;;:;;;;;;;;;:;;;;;;;;;:;;;;;;;;;:;;;;;;;;;:;;;;;;;;;:;;;;;;;;;:/_
       _i;;;;;;;;;:;;;;;;;;;:;;;;;;;;;:;;;;;;;;;:;;;;;;;;;:;;;;;;;;;:;;;;;;;;;:;;;;;;;;;:;;;;;;;;;:;;;;; ノ_
       _ゝ;;;;;;;;:;;;;;;;;:;;;;;;;;:;;;;;;;;:;;;;;;;;:;;;;;;;;:;;;;;;;;:;;;;;;;;:;;;;;;;;:;;;;;;;;:;;;;;;  /_,,
      ,>;;;;;;;:;;;;;;;:;;;;;| V!!\ノiヾ,i!,;;;;;;;;:;;;;;;;;:;;;;;;;;:;;;;;;;;:;;;;;;;;:;;;;;;;;:;;/
     _フ;;;;;;;:;;;;;;;:;;;;;リ  |  i | ! l;;;;;;;:;;;;;;;:;;;;;;;:;;;;;;;:;;;;;;;:;;;;;;;:;;;;;;;:;7_
     ヾ;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;:!ヾi   !  ',  l |;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;:;;;/
     \;;;;;;:;;;;;;:;\ヽ   '、    i !;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;:;;;;;;:/
     ,ゞ;;;;;:;;;;;:;;;;;ヽ\`ヽ `、  ! i;;;;;:;;;;;:;;;;;:;;;;;:;;;;;:;;;;;:;;;;;:;;;;;:;;;;;:;;フ
     >;;;;;:;;;;;:;;;;;:\ヽ、 \ ヽ、ヽ };;;;;:;;;;;:;;;;;:;;;;;:;;;〈"~゛i;;;;;:;;;;;:;;;;_〉
      \;;;;:;;;;:;;;;:;;;;:/ /~゛`i/'' /;;;;:;;;;:;,、;;;;:;;;;iヾ;;ヽ |;;;;:;;;;:/ |
       「\;;;;:;;;;:/ !//./i ./! ./i;;;;/i;;;;;| !;;!^i;;| |;;!| |;;;;:;;/ / |
      | ヽ、ヾ;;;;!:;_|/ .|/ | ./ |;;;;;! |;;;;! |;| lノ i/i! .!、;;;;l i  .|
      i   ヽ /::ヾ、;;;`'‐-、V  ヾノ}|/ ソ _,,, -;;ー;;'/ ` i! i ) !
      .!   (i|::::::;;;;;:`;;ー;;:-、ヽ,__i|.l }__,ノ,-‐r ;'''"フ   ;|ソ. /
       ヽ L|:::::;;;:,;;`'―-:;'"~;:;:;:;|ノヾソ、;;;`=゛='゛ /  ;;|__/
        \_|::::;;;;| ゙'ー‐'''"i:::::i,;;;l  |  `ヾ"   "  ノl;;;;|
          |:::::;;;;ヽ、_ /::::::::,;;;|ー'       _,冫 ! |
          i;'―---‐::::::::::::::;!,;;;| .| 、    "    /  |
          ヽ:::;;;;;/;;:::::::::::;;└、   /`       /  i
           \;;;!;;;:::::::::::::::::::;;`ー';;        \; '
            ヽ;;/:::;--'=='ー'==''ー-i ノ /   /
             \::::::::;;;~`;--─--‐'';;;:::::.," /
               \::;;;;;;;;i      }   /  /
                `'''ー'------'-ー'"



ガッツとアーカードの視線が交錯する

それはあたかも、不死身の吸血鬼と救世の英雄が対峙するような、英雄叙事詩めいた光景だった



      、     \ ー==ニ二三三三三 ̄`\:\:::::\
      \ ___ >:::::: ̄:::::::::::::::::::::::::: ̄ ̄ヾ::::ヾ:::}:::::::::)_
          `¨¨¨¨¨¨´>:::´::::::::::::::::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::' /´:::::::\
         ー==≦:::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
          /::::::::::::/:::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:\::\::::::::\     「さぁ、どうかね、ガッツ君
          //:::::::/::::::::::::::::::::´:::::::;:::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::|::::::}::::::ヽ:::::::::}
    ー  //:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::;:::::/:::;:::::::::::{::::::{::::::::::}::::::::|.     忌憚なき意見を述べてくれたまえ」
.     //:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::/::::/:::/::::::::::::}::::::}:::::::イヽ::八
_  ー='/:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::/:::::::/:|:/::::::::::::::l:::::/:/::| l}:!l::|
    /イ::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::/::::::::::/:j:|':::::::::::::::/:::/j:::ハ| l}:!レ
  /'//:::::::::::;::::::::::/:/:::/::::::/::::::::::/::::::::::/:/!:!::::::::::::::::/, ィ:::| l| 从 ̄ ̄ ̄ ̄ 丶
..///::::::::::::/:::::/::::/:::/:::::::::/:__::厶__ノ_|:l:::::::::::::::'::イー.'l:|/:/V::|         \
_//::::::::::::/:::::::〃:://::::::::::´/:::::::/:::: ̄二ニニヽ:::::::::::::/≠"j:|:/ |:::|          ゚
./::::::::::::/::::::::::〃:::::/::::::::::::::::/::::::::'ーz==㌃_ラ二抖::::::::::/ {  /::!   |:::|           ’、
:::::::::::::/::::::::::::::/::::::/:::::::::::::::::::/::::::::::::/ミ::/=彡'::::/|::::::::/|  / |:l 、 |:::|                ゚,
::::: :/:::::::::::::::::/::::::/::::::::::::::::/:::::::::::/、\'  ̄/:/ノ!:::::/八.   レ/  |、:;               ′
::/::::::::::::::::::::/::::::/::::::::::::::::/::::::::::::::/  ー \:::/ //l:::/ .... _丿 イ }. |::i::\               ,
'::::::::::::::::::::::::/::::::/::::::::::::::::イ:::::::::::::/{   ./ /\ // j:/  _ /ノ゚/  ;:/`ヾ:!             ′
/::::::::::::::::::::/::::::/:::::::::::://::::::::/i::l:::!   | ./{{\ ` 。:/ ´ - こ´ '´   从  レ                 }
::::::::::::::::::::/i:::::::' :::::/  l:::::::/ .l::i从.  |∧` ヽ\  /`> 。 ,   .,ィ {               /
|::::::::::::::::/|::::::::::::/   l::::::{ .人ゞ`.  |{ \ ‘,`_ー<///// ̄ _.| :!              /
l::::::::::::::/ . |:::::::::::/     !::::::!  \  ト、  \.‘,ー‐ ≫、/r、、(_j,}ハ              /
|:::::::::::::{  .|::::::::::{     |::::::|     ∧ \  \、_, イ >く  ーr‐' |          /


393 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:08:19 ID:17fc18db


           ヽ;;;...ii;;,,ヽトl∨ノハ ,,,,/;
         、 ;;;iiゞヾllノトiiiiノ!!ii;i`ノ/;/i`/;
        _ミミヽミ´;;;ll i:ミ》l ll>ゝi,ii,lliiヽレ;;/l/l/
       >=r`illミミii;; i;巛l`∨ii/ト iハノir::i/リ!lli
      ,-;ヽミii:ミミ:l{<ミiii i i、i:::iii::liiilll::i i/i:ii ii lll彡/
      -,-´i;;;;ミiミミ!!;;.>!!>)i{iii::ll´iii´iハ;ii;;ii;ii,i,i;;ii`l;iレ;
      ∠iiミii;;;、i,,、iトiiii,`iillllii;;ill;:ii l;llii liノl:ノ/l/ノr-
       /:::ゝlミ,;;;ll;;..ミlillilll>ヾl;iヽii ll,iii:::ll;llll`ii`//7
      ,」ミミ巛ミii::::::: ´´.//レ,,//`iノiiiii:::llll::ii:、ノ彡
      >ミ、ミミミミiiミ/ ./ll/./i//iハヾヾiYiilヽゞハ          「意見…というわけじゃないですが
、     ヽ, k=、;ミiiミ    レ iレiリ/i l.lレiリl iil lli
::ヽ     .<l:::r-コiミ  <巛ミ=:lwii .:jii リ /レ;illゝ
::彡、    .1ヽヽソミ   <...  ̄`.ミ、:: リ/彡》_;;/             吸い込まれそうな紅い眼だな……と」
::::  \   /ハハ,ヽi::    `─´ ̄.ソ ; iノ二゚ノi
 //iiiiiii:::iii/  :`:1::::         ; l    i
iiiiiiii:::iiilllii::k   ` ::        ... ::: .l   /
llliii::iiilllii::iiiiヽ::   ヽ       ヽ-,__,:i.  /ヽ、,;-;、
llll:::iiiiillll::iiiiiiiヽ, ::::   \    _____, ./liii::iiiヾllll::lli:iii
iiiii:::iiiilllll::iiiiiilili:: ::  ::::ヽ,   ヽ─-´/llllii::iiiiiii::illllll::il
:::lllii:::iiiiiiii:::iiiiii:\:::::: ::::::::\  `─´¨ イllll::iiiiiiiiii:::iiiiiii::i:
::::lll::iiiiiiiiiiil::iiiiiiiiiii\: :::::: :::::`───´iiii:::iiiiii:iiii::lllllllllll::



 ///                       \
  .//                          ヽ
 //
  /        /
 ./        /
       ._/ /./}/i     i
    {  / ,`㍉{、{      i从
    {  ,==ミ丶| .\   //.∧                       「……ほう、なるほど
    { {{′r=\\   .i.{ {i ∨ __....
    { i乂_`¨ .У}   |x≦¨ ∨     }               そうかそうか」
    { { {`ミニ豸㍉} :/}>=tゥ==ォ      }
  i  i{ { {      .八  }ミー=ニ彡′    .}
  i  i{ 乂     ./ /:∨ :} }    八     }≧: .      \
  i  i{ {. 、__. 、 / , ∨} } ./  }     }   ≧:.     \
  i  i{ i∧ `寸i.∨/  } } iイ   i}     }       ≧.
  /  .乂i .∧ ゝ`ー===彡} } i |    .}     }        \    ヽ.
      } .∧._  ̄ ,.イ i} }\i}    i} }  .} }          ヽ      、
 /   / }}v{ \ ̄/r=} }、c.\   i} }  .} }          /
     ./ .}} i{ c .〉=⌒\   ̄}} .. .i} }  .} }            /
    /  }} i{  ./     }   }}    i} }  .} }         /           ` 、
   ./   从i乂∧  ‐=ニ〈   }} . ...i} }  .} }
  /     Ⅵ i \_______}  }}..   .i} }  .} }        /
 ./      Ⅵ   )⌒i个 、 }}..   .i} }  .} }     (
/       .Ⅵ /   }   \   .i} }  i} }      }
.

394 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:08:44 ID:17fc18db


ふ、と何故か緊張していた場の空気が変わる
それに応じるように、アーカードは肩をすくめてこう言った


               /.::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::.`ヽ
                .::::::::::::::::;i_i::::l‐i-i::ハ::::::::::::i
              /.:::::::::::::/[l::|::::|,rッく::::::::::::::::l        _
        . -、ー=彡'.::::::::::ィゞ从:::ゝ ̄ }i:::::::::::::l       { \
ヽ    / /`Y´.:::イ::::::::::(\〈{`ヽ. 从:::::::::::|     { \  \{
 }.  / / /人 i{ |::::::::::::.ヽ_,_-‐=-' ノ}::::::::::::..      ∧  \    「……ま、こんなものなのさ
 }/ / / , く  ヽ:|::::i::::::::::ト´ -‐'  ハ::::::::::::::..    { ' .  ヽ
〃  ' / / ノ  ノ::l::::i::::::::::}ト.、   //::::::::::::::::.\  |、 ヽ.     おそらくこう書かれていたのではないかね?
 、    ' /ー=彡::l::::|:::::::::「\>-='/.:::::::∧:::::::::::::`ヽ| \ _ヽノ
 : .ヽ  _/      |::l::::|:::::::::lニ厶=‐<イi::::;′:ヽ._:::::::::::人  . : : : :....  彼らの瞳は「理性」を揺らがせ、「本能」を刺激し
 : : : : : /     |:::::i:|:::::::::ト^Y^ヽ/ ノリ:::l   ::::::::ト=ニ. __`ヽ : : : :...  人の「心」を動かしてしまう…」
ー-=r '    ____」::::八:::::::.∨∧.:/彡:::::;リ .::::::::::i , , , , , /∧二ニ
ー-ァ′,.-< , , , , ,〃イ:::::ハ:::::::ハi「:.:.\l::::::i:! .::::::::::::. .:::::::/∧::{7 ノ
:∨  /∧::::::::::::/{ {八:' /}::::::|∧:.:.:.:.:从{八‐- ... _::::::. .::://.::::.Vくo
::::\, /.::::ヽ::/.:::::乂:/ //}::|リ{:.:.\:.:.:.:.)ヽ:.:.:.:.:.:.:/.:::::::∨ ::::::::::|  >'
o::/,'.:::::::/.::::::::::::/ //八l  》、:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:.:.:./.::::::::::::V.::::::::::l/o::
:/ /.:::/.:::::::::::::::   .::::{ {:::{  || \:.:.:.\:.:.:.:.:く::::::::::::::::::ヽ::::::〈::::::::::
' .::/.::::::::::::::::::  .:::::::Vl:人 /,=   ).:.:.:.:.)ー-、:.:ヽ-=ニ二_:::::::::.\:::::
:::::::`二ニ=-、::::   ::::::::::(  //  /ー‐‐く    )'⌒::::::::::::/.::::::::::::∧::



                        , ィ彡}
                      /彡イノ  ト、  ト、
       ,r≠         (/i(___ ヾ\ゞヽ
     //  f⌒ヽ       ゙ヾ///////フナ////\
    '1!|{   ト、_____r≦i//////////////∧
      \\ `ー三三三ァ/////////////////////`ヽ
      `ーミ三彡//////////////////////////////∧         ___
    ニヽ   ` ̄{/づ/////////////////////////////∧       //// ̄
      ヾ≧x1__二ソi////////////////////////////∧     /////ー‐ァ
      !////////////////////////////i//|!////////}    /彡/////
      _乂//ト-=≦////////////////// | |/ |∨///// ∧  / ∠///{
    r=≠ \{  >//////////////////|_i|-‐|__∨/ r<//∧       `Y∧_
.     )爪ー=≦三彡///////////木ソ/////|ヒ弋ツノ }//} }///\     |// ̄.       「言い換えればそれは
   //////////////////////// ///∧//|  ̄   |//|ノ//////\__ノ/ノ
   /////////////////////// ムイ}/  \ト、     |////////////// /            ”本心を喋らせる”
    / ̄ ̄Y////////二ソ//∧ | /   | │ \  |///////////////フ77ー彡
      /{_}/メ≠} /==フ人/{ ヽ ヽ_ヽ_'_/ イ//∧ヽ ̄: :==<三//////
    _i/二ニ-‐  ̄: : ::/イ: : ヾ\{∧`ー三─ '/人/ {: : l l: : : : : : : : : :  ̄: :==     単にそれだけのことなのだよ」
     ̄ : : : : : : : : : // : : : : | ̄\. \   //  /Y : : ヘヽ: : : : : : : : : : : : : : : :
   : : : : : : : : : : : / /: : : : : : : :|   ゝ、  ̄ /   / }: : : : ヘ ',: : : : : : : : : : : : : : :
   : : : : : : : : : : / /: : : : : : : : :i.0 ,イヘ  } /λ σ/  |: : : : : :ヘ ',: : : : : : : : : : : : : :
    : : : : : : : : : / / : : : : : : : : : |∨ ヾY三Yリ \/  l : : : : : : ヘヽ: : : : : : : : : : : : :
    : : : : : : : : / / : : : : : : : : : : |\  }三ミソ     /|: : : : : : : : ヘ ヽ: : : : : : : : : : :
    : : : : : : : / / O : : : : : : : : : |_ィ彡川川  //i! : : : : : : : : : ヘ ヽ: : : : : : : : : :
    : : : : : : : \\ : : : : r==≦彡イ彡イ彡イ     |: : : : : : : : :O: :} }: : : : : : : : :
    : : : : : : : : : :\\ : : }イ彡イ川{イ爪イ爪イ   / | : : : : : : : : : //: : : : : : : : : :
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395 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:09:08 ID:17fc18db


                    / ̄ ̄\
                  /   ,ノ ヽ、_
              |    ( ●)(●)
             |     (___人__)
                  |        、'         「それ…ずっと不思議に思ってたんですよね
                 |       |
                }._\     , |           亜人の事を書いた本なんかだと
        .__ __ ,.〈\\>ニニァ´
       /: : < : : : : : : \  /゙i ゙i、          すごくとんでもない力、のような書かれ方だったから」
      , ' .: : : : : : : : : : :l: : : .∨',:::::ト|゙i \_
     .{ : : : : : : : :゙i : : :」 : : ::', Y´゙i. |: : : : .\
      |: : : : : : : : :\ : : :\ : ',|::::::i |: : : : ',: : `,
     ', : : : : : : : : : | : : : : : : :.',:::::゙i|: : : : . ',: : }
       (,:/:/ニ`ン---r : : : : : ',::::| : : : : : ',: : ',
        `: ´ : : : :V ,r'二ヽ_: : : : :',:|: : : : : : ',_,rー'、
       {∨ : : :└」_,r' 二 ヽ: : : : ',|.: >< ̄\.: \
       {: ∨ : : : : :」.ゝ-''゙~ ̄ ̄ ̄ ̄: : : : ゙i ム: : : ' ,
         l: : ∨: : : ./: : : : : : : : : : : : : : : : 、/: : : : : : }
        }: : : \ : : : : : : : : : : : : : : : /゛ ̄: : : : : : : :, '


アーカード――ヴァンパイア当人から聞いた時に、やらない夫が思ったことがそれだった
しかしサングラスをかけ直した彼は、こう続ける


         ///////////>.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.        ///////////.イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
..    /////////////.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>=ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:
   //////////////.:.:.:.:.r=ミ{.:.:.:{{えrォリハ:.:.fハ:.:.:.:.:.:.:.:.
  .イ//////////////.:.:.:..:.{{: : :从:.:.ゝ--イ 八.:{ri{.:.:.:.:.:.:.:.:.     「人間が思っていることをそのまま口にするのが
 ///////////////.′:.:.:.:从ー〈 乂:乂    }:ハ/.:.:.:.:.:.:.:.:
.////////////////i..:.:.:.:.:.:..∧  ヾソ       从!.:.:.:.:.:.:.:.:.:       良いことばかりとは限らないだろう
乂//////////////,|.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ r r== ー ヽ 从.:.:.:.:.:.:.:.:.:
  ` ー‐ --------ノi:.:.:.:.:.:.:.fくハ   ̄ ´   イ  }ハ.:.:.:.:.:.:..     知らなければいいことも、世の中には無数にある」
            从∧(乂  .∧     イ  /.i:{乂ハ:.
                   ィ//,ゝ _.ィ"> ´/.i: イニニ`ヽ:
                /,//// ノ<f⌒ヾ./イ ./ニニニニ-\
               /.//// }ニニ〉rく  .:/ニニニ=-<ニ
           ,   ´./////  ノニ_イ   .::/ニニニニニニニ.`ヽ



                       _
             _,. ─: : :  ̄: : :Y⌒ヽ、
            <: : : : : : : : : : : : : :l    \
       /. : : : : : : : : : : : : : : : : : l     \
      / |: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:l.        \
      .  |: : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.l          \
       l  |: : : : : : : : : : : : : : : : : : ::l ‐            i
     .   |: : : : >'´_,.>'´: : : : : : :l'            |
     |  /: : : >'´: : : : : : : : : : : :/             _|
     / /-'´: : : : : : : : : : : : : : : : {          /イ
    ./<!: : : : : : : :>‐─====、二ニ¬ー''/ |_,}
     \ \_,.>'´- ' ´-t─┌i───_、‐癶='──'∧       「こればっかりは、旦那の言うとおりさ
       .>‐<: : :>'´ヱニム.∧ヽ<二´≦__ヽ{ヾi:.ハ Vハ∧
     / /イ「´ 弋モテ 〉>`ヾ、く < モテ Xヽ/rxハ Vハハ.       世の中の人間が全員、本心のままだったら
    ./ /Y¨ハ  ` ` ̄´ ´   イ ヽ ` ̄´   〃 /ハ∨}ヽ\.      社会なんて成り立たねーよ
   / , ″ハ ハ         !          ,′ハ: ハ.l l   `ヽ
  ./ /i//: ハ__i                ム.ノ: : : : ハ |        誰でも自分の本心と、自分の外面とを
  .ハ/ l//: : :.:.:八       ヽ_j ''        爿: : : :∧:ハ!.        ちょこっとづつ折り合いつけて生きてんのさ」
  |/ //!: : : : : :.|X     ____ _     / /.: : : :| V:.:|
    /′}:.:/|: : : | X  ´  ー─‐  `   / |:.: : : /   V:|
     /:/ !: : /!  X  /| /| |k |k //   !: ハ:∧   ヾ
     /″ |:.:/「`>、 >、:.ー゙::| |:ム斗゙X′/|: | ∨:|
       }://:.、: :.:.: >、`ー‐'┴ ‐ ´ <:.:.:.:ハハ ヽ|
        /∧:ハ:.:.:.:.:.:.:.:`>──<´:.:.:.:.:.:.:.:. ∧
      __ /.:.:.:.:.: \:.:.:.:.:.:{:::::::::::::::}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ __
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396 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:09:32 ID:17fc18db


          ,. '´⌒ゝ'"   ̄  ̄`   、
      /  , '⌒ヾ} ´ ̄  `ヽ.    {ミ}
.    〃 /           \  {ミ!、
.     {  /    /    }、    ヽ || '
.       ′    /」∧   T寸i=‐+   ハ|| !
      {1   ‐i爪{  、   ;x-刈、}   !:jjヽ        「もしかして、ヴァンパイアに対しての
.     从N   以=x , /,ォ示=ァ! |ヲノ ,′
.       八 个゙辷リ ∨  辷ソ|l  レ' ∠-‐. :7.   印象操作…だったりするんですかね?
         ヽ ゞ ¨´ ,       |l   レ'_:::::::::::/
        | }、   _ _    リ  ′.、ヽ/.    みだりに近づかないように、っていう…」
        |   |i≧ァ- = ≦イ /iK:::::::Y
         Ⅳ、ル∠__ト  -}__! /」 |:::\:|
           γ/{〈|  / 〉j/^ヽK ヽ:\
             {/ l l !ノ_〃 Y   }、::::、ヽ:.\
.             (  {  ̄/   ノi== i ';:::::> ´ ̄`
            L_〉 .{___ ,{ |:::::|∨
           |:::}/  j    | |:::::: |
           |:/ヽ/    ‘,|::::::::|
           |{[i[二]ニi]ニニ|:::::::::|



                 ハ ,ィ /ヽ_,.ィ_ノi、_,.
             i、_ト';;;ゞiソ;;;;;:/i;;;i,r‐'";:
          .i、j;;`i ;;川;;;;i;;;/;:,.,.シ;;: ;;;;:;
       .、ゞ‐!゙i; ;/;;ノ;;;;:;ノ:;r‐;;'";; ,,,,;;: ;:;:;:
      __ヾ`ヾ;:゙i、i;;i;;i;;;;;/;;;;:/;:;:彡;;;;:;:;彡;
      `ヾ;;ヽ、;;;;ヾゞ;,ィ;;;;;彡 ;:;:;:;::彡;;;;;/
     .,.フ;;;;ゞ;:;゙y';;,ィ;!l;;iミ;;;三;:;:;:;:;:;三三
    i'´i;ィ;;イ:;;ト、;i ゙、ヾ;iヾ;;;;:三;;;;:;;:;:;;/,、ヽ
      l;;!、;;|、;l ゙i,  _,,   `゙'三三;/ん、 ゙i          「危険を刷り込んでおいて
       ゙i;!  }、  ,,r;;-'     三シ /⌒'i l.|
        l_,.ィジ゙__,,..,       `‐/ /        予防する…ってことですか」
           ヾ゙::ヘ;!__/        ゙) /
           .j       /     {__/ .;
         /`            |   ;
        .(              :|   ;
         `'''‐、             /:l   ;
           〉-─         /: :l  .;
           .`'i      /:::  :: __,r─
            j     /'⌒i  // ,ノ
            .ヽ、,,,、-''´    V ////
                _,、イブ/ /:: // /
               _,//:/ i゙./ /: //∠
              ./ i: i゙ .レ' :::::レ' /;:1/
              .r'゙  i: :| / ,y'゙.// /i)::
              .|  i :l },. ,.r'":/ / `''-
            .|  | :i i'゙xxx /_,.-


ハクの意見に全面的に同意したのは、当のヴァンパイア本人だった


                              _______  
                            〈: : : : `ーi 
                     rー- .. .._   jー-r- ._.{
                     .\/////≧=≧ー-=ミ} 
                        <ノ.:弌__j:f⌒iー-≧.. _____
                          乂:.:.ハ .〈抃::刈イ(二ニ=-― "
                         从{∧ー弍イハ         
                  r=孑=≦:/ //辷セrく}: :ヽ
                 .イ: : :: :: :: ::/ // }fメ{^´ {{: : :{`ー- .  _..       「おそらくは、そうだろうな
               /. i : : : : ::/.//_ノ : 〈 .〃. : :j: : : : : : , : ハ
.              /. : l: : : :/. ://. : : : : :∨. : : : {: : : : : :/. : : }..      君子危うきに近寄らず
.            /. : : : :./. : ://}. : :才.:::人: : : : }} . :: ::/. : : : {
            }: : : : : : :\ : ///7f个ーイ}} : : :: ::}}. : ::イ. : : : : ハ .       安全圏と危険域を把握することは
             八rー-ミ: : : : >i/ }/ }才:i{.}}: :厶斗:/. : : : : : : ::{      何事においても大事なことさ」
             ノ: : : :  ̄ : : /ニハハニニリ} : : ` .<. : : : : : :i: : : :{
       __     ./. :_: : : : : : : />}ニ=ミv/. : : : : : : /. : : /⌒辷气乂
    Y´三二ニミ.く: : :  ̄: ̄>j 才ニ=气}.∨_:: :: :: ::/⌒ヾ: : : :7!..|
     }三二ニ==-_`_<: : : {{ { rーメ   }}ハ: : ̄三二ニ≡=∧|
     }三二ニ===ニ二三>乂rー-气=-イイiリ: : : : : : : : : : : : : : :}!
     }三f´///`ヽr<_三三三≧=====イ: : : : : : : : :_:三二ニイ|
     }三∨/////∨三三二二ニニ≡===-≧=≡ニ{      〉〉
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397 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:09:57 ID:17fc18db


: : : : : : : : : : : : : : : : : : :-‐― .< : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 丶
: : : : : : : : : : : >:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:..:.:.:.\ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
: : : : : : : : : :/.:.:.:.:.:.:>__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : '
: : : : : : : : : :}:_:.:.:.:.:i{f   .ハ.:.:.:.:ィ==ミ:.:.:ハ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :}
: : : : : : : : : :}゙ メ i:.八_ _乂.:/ {{  j{:.:.:.' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,
: : : : : : : : : j! {.:.从    7/ i|ゞ=イ }:.:.:{ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
: : : : : : : : :八j.:.::{ r   ((` "   ノ.:.:.′: : : : : : : : : : : : : : : :> ´
`  ー-=ァ:.:.:.:.:.:.ハ  ーぇ===vハ 7.:./ . : : : : : : _   -‐  ´
.    /ハ:.:.:.:.:.{ヘ   ゞー-- イ .'/.:fー‐  "             「しかしね、 私は気に入っているよ
       从:.:.八∧   `  ̄´ ,:゙.::::|
   ,. : ´:抃::{.   \     .イハi从                 確かにこの眼は、私たちにとって強みであり、弱みだ
.  /. : : : ハ八    >-=≦.ノ_
/ ̄: : : : : ::} }\      ハ: :\                    だが私たちにとっては、ヴァンパイアたる種族の
: : : : : : : : : / . |   `ー-ミ .}  \: :\
: : : : : : : : : } | o .才⌒ヾオアメ }: : : \                   明確な証でもあるのさ」
: : : : : : : : :∧ ゝ< \:i:i:i:i:i:ハ {\: : : :.\



                    _____
                      /////ム
                  /======ム
                 ,,<三≧ニニニ≦三三>,,
          __,,<三>ニニI{ゞ='}jゞ=' }ニニニニニ>,,.    「人間には無い強みを持ち、弱さを自ら律して生きる
           `ヾ¨¨´ニニニニ圦ゝwーェノ,′ニ二二二ノ
                   〃イ/y}ヽ`¨´ィ八}ヽハ___
                   .八_.j'{/{.! `¨ j!ヽ≦: : : : : ヾ.      まさしく物語の中の”ヴァンパイア”という生き方ではないか?」
  /}         r≦: : : : :∧ :}  厂 /: : : : : 〃: :∧
}゙i_ } {__r‐ァ      ヽ: : : : : /: :}ハ Уニ/ヽ: : : :〃: :/: :ハ
ゝヽ'   〈          〉: : : ': :ノ./ニニニ': : : ゝ: :{{: : : :/:八
´¨\  }、         /: : 〈: :{ ./ニニニ': :/: : : :ゞ,: : : :': : :\     r 、
   {≧=' },      /:}: : : } i ./ニニニ':ィ.: : : : : : : `7ヾ: : : : :_≧=ー入 ヽ
   マ: : : ム    /: :{: : : ヽj/ニニニ'ヽ: : : : : : : : :./   \´: : :〃:r‐ } {
    マ: : : :ム、ィ: : : : :}: : :.:/}'ニニニ': : :.,: : : : : : /      ヽ: :{{ {
    マ: : : : :ヾ: : : /}://ニニニ': : : : >: : : : .ィ       ≧=:〕   } ヽ
      マ: : : : : :〃 イ/:.:/ニニニ': : :./: : : /         /.}ヾヽr‐' /
      `ー== ´ /:.:.ヽ/ニニニ' : /: : : : :{             `¨ー'ー'¨¨´
           /: : : : イニニニ{_イ: : :.ー=彡{___
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398 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:10:21 ID:17fc18db


そう言い切るアーカードの姿は、どこか美しさを帯びていた
きっとそれは、自らの弱さを飲み込んだ者だけが生み出せる、目に見えない輝きなのだろう


           /i_,ノヽル1、_
     .l、 ノ`, l´`´;;;`;´;;;;;;;;;;`´イ-´レ-
    _ゝ`;;;;;;;;;;ヘ;;;;;i;;/;;;;;;;;;;;;;;; /;;;;;;;;;;;;;;と
   ,,ゞ;;;;;;;;;;;)`、ヾ;;;;i ;;ノ 1;i:ノ;;;;;;/´;;;;;;;;;;レ
   <;;;;;;\;;;`ヾ ;;;;ヾノ;;iイ;;;;;;;;;;;;彡;;;;;;;;;;;;;;;`;7
   ,ゝ;;;;;;;ヾ;;;;;;;`;;;;;;;ゞ;;r;;;;<`i;;;;;i`ヾ;;;;彡三;そ
   `っ;;ノ´ゞ;;;;i´i;リ;:i´i;l `i、!.iノ`  `i;;;;;;;;;;;;`ゝ
   >;;;;i::: i/ Y ヽiヽi .ヾ   l    ];;;;;;;;;;;;; >
   7;;::l;:::_,--、i .Y r ̄二≡ミミ ゞ;;;;;;;;;;;;T     「前向き…なんですね」
   .フゞ;;;;;;;;;;;;;;;;ゞ ヾ :f´r::::__y≠ヾ;;;;;;;;;;イ
    ヽ,;;:`i ̄ `ゝll   `〈 弋_ノ ケ  \´ /.1
    i´ヽ:::` ̄ ´:;;l-;     ̄    :: i./-i )
    `i;;i;;i::   :;,;        、   ゝ- /
    i,;;ゝ:::  ::ノ. , 、,      ヾ .r´ノ、
      ヽ:::::   ´` = ̄         i-´;ト
      \:::  ;;;::_____、      `  i イヽ,
       i,::::::::_`─  ̄`     / ′ i
       i`,:::::` 二 `     /     1
       l;;;ヘ;;::    ヽ   /   /  ::;;;i
        l;;;;;;;ヘ,__ ,, ッ´  , -i   ≡i



                     ___
                   r'´        ̄三二ハ
                   }三ニ=  ー-=三三!
                   }三三ニ   ≧三三{
                   }rー-<__三二ニr<_{
                  ノ ̄  ー<r '"´__彡 ー====≡ニニ≡==ー-ミ
           __ . - '"´三ニ=ー<  ≧三三三二ニ=- '"´ ̄    __ 彡 ゙
  rー_‐=≡ニ三=- _        __ 二ニ=-=才:r=i--― ‐  "   ̄
  `ー-=ニ二三三≧ニ==- -=才f::::{{: : : }メ人: : :从:::::!
          ̄        从从` ´ i|ハ  厂:::乂               「後ろを向いていては
                  /}::::ハ   ヽ_り  .′:::{ \
                 / ∧:::::厶 辷=.ア ' }ハ从  ∨             前に歩きづらいからな」
            .  : ´:'  :三fハ从ト ヽ  ̄ .厶イ/ }}=-_  '.: : .
        . : : ´    /  ニ二{   }} .ゝゝ-イ  {{  {:三_  ∨ `: : .
    /⌒f         /  :ニ二{ ,八o /.⌒Yo .リ  }.≦    ∨    `ーrーく
   /ニ_  :{     _:/   =ニ二}   ∨}r--{ヘ/:.  {三__   ∨     }: ハ
    }ニ7  }=ニ二三./   .-=ニ三}   才 i {.∧    {ニ=_   _彡三二ニニ{  ∧
.  /ニリ ∧:{三三三≧=--ぇ :-≧{  /:/ { i| :∧   {≦  <:三三二ニ:リ ハ :∧
.. /:ニ/ /ニ-∨ニニ_> ´  _-ニ三} ..′}/  }  ∧   }二        {三-/ }弍  \
. /:ニ/ 'ニニ_八三三}     ≧三ニ} ,  :{  :}    \:{三ニ_    ∧=/ ハニハ   〉


そういって、彼は顔をほころばせた
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399 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:10:45 ID:17fc18db


                                \i:i:\
                           _.. .-‐ミ、i:i:iヽト、 .}
                    _ ..zz≧i:i:i:i:i:i:i:i:i:iⅥi:i:}i:乂
                    ..-=三:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ
                  ,..-''' ̄>i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
                     /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i/i:i:i:i:i:i:i:i /i: }
                    /i:≠i:i:i:i:i:i:i:i:iイi:i:/i:{i:i:i:i:/i /i:i:i:}     「それに……言ったろう?
                       /  /i:i:i:i..、-''"/i:i:/ {i:Ⅵi:i: /从i:i:i:}
                   {  八i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i≧xミ、i:i:i Y⌒ヽi乂       この力も悪いことばかりではないのだ」
                      /  .Yi:i:i/i:i:i:i:i乂`¨´ Ⅶi:{i`:=:く从
                      乂/i:/{i:i:八   :}i:i:i:i:i:ィi:i/i:ノ
                            {{ .乂{i: 〉 `ー`zzz久i:iト、
                       _,..-'''"ノ:∧ .`冖i:i:/}}:::}、
             /  ,..-(>===<:::::::/「㍉:`: ==彳彡'}:::::::≧:..
            /γ‐マ___Y⌒`ー--、  `ヽ}}ミ三厂`マ彡7::::::::::::::::::::::≧: .
              {_{{   }厂乂__ノ_i:i:i:,-==ミ、 ∨ //⌒{ ミ/::}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧:、
            ./:: \`=彳   `ミ、 `::{ .r= ...、 {//  :{ ./::: }::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /:::::::::::::::`===、::::::::::::: \ゝ厂¨¨` 、∨   |/:::::: }:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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     \:::::::::::::/::::::::::::::::::/::::: : :/圭圭圭ト、____ .,イ{___::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : /:::::::::::::::::::::::::::}
        .\:::::::::::::::::::::::::イ::::::::::::::/圭圭圭){{`ー=彳 /::∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::ノ
         `ー=====、::::}::::::::::: /圭圭::/ }}____.../::::::::::‘,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /:::::::::::::::::::::::::/



 ///                       \
  .//                          ヽ
 //
  /        /                              「今夜のように、誰かが私の隣に居るとき
 ./        /                       
       ._/ /./}/i     i                      その人物は絶対に目を合わせようとしないのだよ
    {  / ,`㍉{、{      i从
    {  ,==ミ丶| .\   //.∧                
    { {{′r=\\   .i.{ {i ∨ __....                    どこかの誰かさんは、ある人に対して
    { i乂_`¨ .У}   |x≦¨ ∨     }.        
    { { {`ミニ豸㍉} :/}>=tゥ==ォ      }               どうも素直になりたくないらしいな」
  i  i{ { {      .八  }ミー=ニ彡′    .}
  i  i{ 乂     ./ /:∨ :} }    八     }≧: .      \
  i  i{ {. 、__. 、 / , ∨} } ./  }     }   ≧:.     \
  i  i{ i∧ `寸i.∨/  } } iイ   i}     }       ≧.
  /  .乂i .∧ ゝ`ー===彡} } i |    .}     }        \    ヽ.
      } .∧._  ̄ ,.イ i} }\i}    i} }  .} }          ヽ      、
 /   / }}v{ \ ̄/r=} }、c.\   i} }  .} }          /
     ./ .}} i{ c .〉=⌒\   ̄}} .. .i} }  .} }            /
    /  }} i{  ./     }   }}    i} }  .} }         /           ` 、
   ./   从i乂∧  ‐=ニ〈   }} . ...i} }  .} }
  /     Ⅵ i \_______}  }}..   .i} }  .} }        /
 ./      Ⅵ   )⌒i个 、 }}..   .i} }  .} }     (
/       .Ⅵ /   }   \   .i} }  i} }      }


そう言いながらアーカードが魔眼で捕らえていたのは
カウンター越しに居る、マスターの姿だった

何故か、彼女は瞳を逸らしている
.

400 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:11:08 ID:17fc18db


               /             }: : : : : : : : :.\ \
           〈                 }: : : : : : : : : : :.i⌒ヽ
              \_ ..斗 冖=‐-=====' -―…‐ ミ、|   〉
             {_{::斗r七7::::/\__ .斗-‐…‐-ミ、   /
              /:/:::::イ /: ,:代_ッ冖`ト/ ハ:/-―\::i\ /
            ,/// |::i// ` ̄´   //代ッ> /ハjー-ヽ
              /::i| } (,|::|:.:.:.:..          {   ′{
.           /.::::::八乂 |::|:.:.:.:..       __ 冫  ;⌒ヽ    「へぇー、誰ですか?」
        /-‐ァ/:::::\_|::|:.:.:.:..              /
          /.:::::::::::::::八ト、.:.:...    -‐―ュ  /
          ∠ イ.::::::::∧{    \:.     ー=‐  /
             //^V‐- ミ.   \  /L.!V ハ./
       _,∠____ : : : : : : ` : . . `:{____}_}リ′
      / . : : : : : : : . \‐  ミ: : : :.`: . 、/
     / -‐=== : : : : 、: . \ : : \: : : : : :\
   / . : : : : : : : : : : : .\: :∨.::ハ \: : : : :/
.  /. : -‐… : : : : : : …‐-: \ V : i   ヽ: :/
  く: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : } : |    V



               /.::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::.`ヽ
                .::::::::::::::::;i_i::::l‐i-i::ハ::::::::::::i
              /.:::::::::::::/[l::|::::|,rッく::::::::::::::::l        _
        . -、ー=彡'.::::::::::ィゞ从:::ゝ ̄ }i:::::::::::::l       { \
ヽ    / /`Y´.:::イ::::::::::(\〈{`ヽ. 从:::::::::::|     { \  \{
 }.  / / /人 i{ |::::::::::::.ヽ_,_-‐=-' ノ}::::::::::::..      ∧  \
 }/ / / , く  ヽ:|::::i::::::::::ト´ -‐'  ハ::::::::::::::..    { ' .  ヽ
〃  ' / / ノ  ノ::l::::i::::::::::}ト.、   //::::::::::::::::.\  |、 ヽ
 、    ' /ー=彡::l::::|:::::::::「\>-='/.:::::::∧:::::::::::::`ヽ| \ _ヽノ.      「いやはや、誰だろうねぇ」
 : .ヽ  _/      |::l::::|:::::::::lニ厶=‐<イi::::;′:ヽ._:::::::::::人  . : : : :
 : : : : : /     |:::::i:|:::::::::ト^Y^ヽ/ ノリ:::l   ::::::::ト=ニ. __`ヽ : : : :
ー-=r '    ____」::::八:::::::.∨∧.:/彡:::::;リ .::::::::::i , , , , , /∧二ニ
ー-ァ′,.-< , , , , ,〃イ:::::ハ:::::::ハi「:.:.\l::::::i:! .::::::::::::. .:::::::/∧::{7 ノ
:∨  /∧::::::::::::/{ {八:' /}::::::|∧:.:.:.:.:从{八‐- ... _::::::. .::://.::::.Vくo
::::\, /.::::ヽ::/.:::::乂:/ //}::|リ{:.:.\:.:.:.:.)ヽ:.:.:.:.:.:.:/.:::::::∨ ::::::::::|  >'
o::/,'.:::::::/.::::::::::::/ //八l  》、:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:.:.:./.::::::::::::V.::::::::::l/o::
:/ /.:::/.:::::::::::::::   .::::{ {:::{  || \:.:.:.\:.:.:.:.:く::::::::::::::::::ヽ::::::〈::::::::::
' .::/.::::::::::::::::::  .:::::::Vl:人 /,=   ).:.:.:.:.)ー-、:.:ヽ-=ニ二_:::::::::.\:::::
:::::::`二ニ=-、::::   ::::::::::(  //  /ー‐‐く    )'⌒::::::::::::/.::::::::::::∧::



   ((   x≦三 ̄      ミメ、
    `≧x、_( 〃´⌒`ヽ  (⌒ヽ.
  x≦フ ,.´⌒`ヾ  ⌒ヾ∨  `ヾ_》、  ヘ
/ / 〃       マ ミメ、}i  \  \:.、  ハ
 〃 //    ‘, ∨  ! 、  \  ヾ:x  ハ
//  ! {       '  ‘,    \  ∨. |ミi   ,
    '.        Ⅵ 卜、     ヾ.  ∨|ミ|  i !
,イ !  Ⅳ      jハ| \    i}\ lミト、、j,'
| |  i |\ _,  ー十廾==‐\. li   lミト:::》/____       「だ、だれでしょうねー」
| |  lΓ´\.   ∧リ≧=云¬Ⅶ ハlミ| }::}:::::::::::::::/
ハ    k云=ヾ  ヘ〃辷少rイ :}} i lⅣノ ⌒ヽ::/
_'. \ 辷少'" !\ ヘ.i/i/i/i/i ∧Ⅵ F ミメ、  /
\::ヽ{ ヽ〉/i/i ノ   ヽ}   u ノイ〉 /\::::::::::ヽ/
  〉二 ゞ≧=- ヾ         从 ハヾヽ\::/ー‐‐..:::7
ー:::::::::::/込   ー==‐ァ   /ムイ ', :∨\::::::::::::::::::/
У⌒> . i| 介: . `こ´  /    i! ハ: :∨ヽ\xz≦  ̄`ヽ
      >! l i.:.:.>、  イ /  /|!j  i: : :.'.<´       ‘,
     /: | i l.:.:.:.:/\  ,′ /: :l.!  |: : : l             .
    /: : : :! j! !.:.:./  )     /:/li!  ト、: : l          i
  ∠: イ ̄フ!i |.:./`ー-  -=イ.: : : |!  |: :\|             |
.

401 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:11:31 ID:17fc18db


                  / ̄ ̄ \
                  __ノ `⌒   \
                    (⌒).(⌒ )    |           「目は口ほどに物を言う
                 (__人___)    |
               , =二ニニヽ、   |          ほんと昔の人は上手いこというよねぇ」
             /  二 ヽ、`,┘   ト、_____
             /   -、 }、j┘  イ// : : : .`' ー- 、
              /    /{_/ニニ,´>/ : : : : : : : : : : :ヽ
           _/___ ノ : 「r{::::ヘ  / : : : : : : : : : : : : : : '、
          / : : : : :ヾミ : :.i r:::', y : : : : : : : : : :/ : : : : : :'
          : : : : : : : :/ : : i .i:::::i ,i : : : : : : : : : r : : : : : : : :i
        ,' : : : : : : : / : : : :i i::::::ii: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|
        ,' : : : : : : : ハ : : : :',i::::::ii : : : : : : : : : :.| : : : : : :/|
        ,' : : : : : : : /. :ハ : : : :',::::::|: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|
      / : : : : : : :./ :/ V: : : : ',:::|: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|



         ヽト _ゝト__ト,, __イ-ヾ─,
      、>`ヘi:::::::::___::≡_:ミ::::::=二--i_____
    _ヽ_-`::::::::三__::::ク///ノミ,三ミ;;;;;ミ:::::::<__
  丶二`:::::::::::彡エ゙/:ノ/ll::ノ/i:ノ!:::ミ `l`,ミ,:::::::, ,<ヽ
  _==ラ ヶ/!:::::ヶ//ノi f//ノ,)::l!ノハl\,:::::ヽ ヽ トゝ
  イ 彡/ヶク::/:::/レ:::::i//:/ /::リ.ll::i!!::::l \`ヽ::iヾ
  /イ/ ´ ´´/ノ:::::::::::/l::::イハ´:/i:::ノlヘヽ:i, iwi ` ト
  ノ/  ;; イ:::/l::/ .i/__}:/-/´レl::レ!!:ヽ::\ i_\i
 ´ ´lイ /ノiノi:l,,::!_,:l i/;;;;l´彡 ´`ヾノi://::::::ノl /ヘi,`、       「全くです」
   /ノ!ノ,-;;;;;;ヽ、 ヽ  r_i:ク=ゝ/i/:i:::/::/./ニヽiヽ
     l ヘ-、  _.!-.i ヽ,         !イノf__ノ ` }!
     ´ lノ!- ̄ /.ハ i      i   .l;ノ/.) 厂イ
      /i  / ヽ_ヽ,i      .l       /:::lヽ    .∧
       !  i.!、 、,ノ      l  . ┌7´ `ヘi    /;;;i
       `i  ´`-,            !`    \/─彡:::!
        `i /_´─ ̄ 二`      / __/`-´彡ヘ彡彡ヽ
       _ /´i ヽ─ ´ ̄    ,∧ ノ/ヽ!:::::::!::/,,,,<´:: ̄
      __l::::::::`i         ,/::::::ヘ,.\;;;_`_ ,-<:::::::::::::::::::
     .ヘi:::::::::::::::\     _,ヘヾ 彡::彡- `:;;;<::::::::::::::::__::::::
    ノ::iヽヽ:::::::::::::`i7ヘ-´:::::::ヽ 彡:::-─´´:::::__::/´ ̄   `ヽ
   >::ヘ`.ヽ:::,ヘ-´;;:::::\,::::ノ-;;;´::::::::::> ´
 -7´: ヽ::::iヽ,!/::彡 彡:: <::::::::::::::::::::/
 /:::::::: `!;;ノ´_彡 -:::´::::::::::::::::::::::::::::/
 :::::::::::::::`-ヘ  :`ヽ:::::::::::::::::::::::::::::`l

                                                  【オワリ】


.

402 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:12:06 ID:17fc18db


                     (乂_: : : : : : : : : :|::|: : : : : : : : : :_乂)
                       (乂_: : : : : : : : :|:」: : : : : : : : : _乂)
                           (乂_:_:_:_:_:,...:':.:´:. ̄.:.::.:二:.:.、:_:_:_:_:乂)
                        (乂乂乂/.:,:.:.´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ:\乂乂乂)
   これにて、第05話終了かしら     .____/.:∠.:.:_:_:.:.:.:.:.i'⌒Y⌒゙i:.:.:.:',
                             }厂¨¨7:./\:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト={薔}=イ:.:.:.:.}        \
                        {{   ;':.:;   `ー─==\仆/、_:_从__, -y' ̄:ヽ__)}
                              ,{:.:.{       ィテ=ミ   f; )〃:/〃:{/{:イ\:ノ
                             八:.:.'. ⌒_     {ト:::::j}   _厶{{:.:{:.{:.{'  ̄ \
                            \:\r=ミ    " ¨´   /人  ̄  ̄      !
.     閲覧ありがとうございます           }:从   、     /r=、::\  、    |
                        f^Yi     /´ }:,>.. _ー ´_/r{ニ}__j!:::::::\ ヾ\  ノ
.    ..::ー-、                   .\|     ( /ヾ:_(\「:|〃  しi|::||:c:::::::l \__ イト、__
.  〃::::..  ',                            {ヾ:__(\}::ト、   `||〈j!:::::c:ノ   \ゝ く__ ̄\
.  j:::::::::ji:... |                     (___ノミ:}( \}レ{,_  〈j \ ̄介    / |」\]   \
.  (::::::`¨:j:¨´                      ` ̄ ̄´( \ノ:|〈フ)、____ノ \    |
.  ∧:::::-:::イ                            ̄,|:::|_У} ヾ    〈_\ 介|
.rー'   ー‐' |                                /::}:::K_丿 :   /ヾ  r^y|
.弋ミNイ::}_{:.. ヽ                          {::::[]::::}   |   /   _(У |
.从 (::..... Yアミ  \                          \:::ノ、__/   /  _(У: : |
.  ヾ::::.从:::....... Y `ヽ                               /  (.У: : : :|


403 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/28(Tue) 21:13:18 ID:17fc18db


       |、   (⌒×⌒)
       | `二¨ヽ〈 八 〉 |          では、次の投下は明日 3/29 21:00から
       |   _ ` トイ'、l
       |  ィこ:Y_| Vハ/.            幕間 第05話を投下させていただくかしら
       |   {しリ`イ ソ
       | ̄ }   ,、.ノイヽ   ..::ー-、.   
       |ー_'_ イヽ Lヽソ〃::::..  ',
       |lヽ⊥〉  ハ {ソj:::::::::ji:... |
       |ー|┘    V´(::::::`¨:j:¨´
      r-、_ 〈 、 l, ィ、ヘ ∧:::::-:::イ
     └j  !\-くノ:ト、〉}   ー‐' |          
       {_ ノ|    |」l_!イミNイ::}_{:.. ヽ
       |:::::j      人(::..... Yアミ  \.      旦那といったらこの人だよね
       |_:ムzェ--'´   \:::.从:::....... Y `ヽ.   
       |   └ヒュ、_    }三三ニV jハ .j..    それでは今晩はこれにて
       | l   l └'冖=ュォ’三三三チ | || イ 
       | l    l  l 丿ミ三三彡' :| || }
       | ヽ   l  l イ   }={    :: || j
       | 、 ヽ   ノ ネ、  }={    :: ヾ ヽ
.

404 : 普通のやる夫さん : 2017/03/28(Tue) 21:27:32 ID:ce6dec36
乙です

405 : 普通のやる夫さん : 2017/03/28(Tue) 21:28:47 ID:1d91246f
乙乙
旦那は格好いいな。

406 : 普通のやる夫さん : 2017/03/28(Tue) 21:29:07 ID:da7c04f9
乙ー

409 : 普通のやる夫さん : 2017/03/28(Tue) 22:06:37 ID:50cffbb8
乙津
丸太に弱いんだろうか?

412 : 普通のやる夫さん : 2017/03/28(Tue) 23:17:35 ID:ceae6846

こてっちゃんとハクさん双方が相手の好意に気付いてないだけで両方OKじゃねえか! 祝ってやんよ!!!

413 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/29(Wed) 00:04:32 ID:3a8a4fb5

>>409
丸太は最強の武器だから仕方ないね

       |      |            |
       |____」_______L___
.   __」7´   L   ,〃二ミ.,f二 |   「 ̄ ̄ ̄
   ̄ ̄ ̄|ヽ    ノ{   ir」f斧jYf斧n|  | 
       ト、ヽ∨从 { ,小{!乏山笊り|  |
.       」 ヽ厶ィ¨¨く、厶「fr益ェjソ |  |
    ̄ ̄T厂ブ      \ ヽ之7´ │ 亅
.       |ーく「,,,,        \ノ厂  |   「 ̄ ̄
.       |ノく巛{      \ \___」   |
   __,上.二二\\    \ \_\_|
 「 ̄ ̄ ̄|       \\     \ \  ̄| ̄ ̄ ̄
.                \\\   \ \
                    \\\   \ \
                    \\\   \ \
                     \\\   \ \
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>>412
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関連記事
130734 :日常の名無しさん:2020/10/27(火) 00:03:24 ID:-[ ]
警察には喉から手が出るほど欲しい能力だなぁ

しかしここ、面白いけど誤字がひどい・・・
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