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亜人はBARに居る 第04話 「薔薇園 オブ ザ デッド」

目次 現行スレ

291 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:01:17 ID:9ec59688


エルフという種族

ファンタジーと呼ばれる作品の中に、当たり前のように登場する
最も有名な亜人の一つだ


                   X...r=ニ二ヽ  ,
                ∧\゙.__  __〉/
          ト-、,-=ィィ`∧ } ト、゙´,ィj '
           `ーア'´i  };Y.〈¨ _! 7
            /  {.`  {;;;;;;`> <コ、
             ,'  .ノ x'{,=-ァ;;;;;;;;;;;;;;;.`、
           i ./ X=、{≦レ=r´二三=
           !'  ,〈  ∧〈  〉{ィー- .V
               /__,V∧_∧/>.人二 V
            / _/r X>‐イ./ .∧二__V
           'ィ´ .ノ ゞ、/、=〈    V´ `i       ,,=、
           ノ / .ト、 /_フ`、  ∧x=、,.!    >シ/  `
            〈 ヽ  /,  r'´ ,ィ二V .∧>v''V><  {.{
           ト,r、.! /}ヽ/ r';;;;}ニニV><  X    ノ.|
           `乂V∧ ’ { >< {.    X`',ィ  / , !
             ∧>< i、;;;;;トー{.    / `' V、/ /
       ,ニ=ニ><...∧;∧ {∧;;;トーV  ノ,、  }`v'
      r'´r'⌒ ̄`X .<_∧;;;,\》/.ソ _>=''´ソ .Y^^,
     ({({     //>、_∧ニ===ィ''¨ ̄`Y  :  |
.             // ,.ト、.∧《/, /ー‐rニ、{.   :  |
          // ,' .ト、, ∧`,《ー―{  \  :  |
          // ,' j.V゙ ∧'∧/,イヽ  .Y. :  |
          </‐z_|/   ,〉、 V / }   | :  |
              j= .,∧ .| .V/  V  {‐!,_|
             {ニ= イ ∧! ‐!'=''´{_   ヽ
               ,〈   》  ゙    _7   {
        、_  __ノ ヽ r'       } rx  ヽ
        ‘<__ニ=》''’       .V' 、\ }
                       X’`、 _》='
                       `ー‐''´


弓や魔法に長け、森と共に生きる狩人
男女ともに美形であり、特徴的な長い耳を持っている

手先が器用なのも彼らの特徴であり、木材や布地など繊細な自然物の加工技術で
エリフに勝るものはいない

寿命がないというのも大きな特徴であり、成長しきった後は老いることがない
総じて彼らは人間にとても近いが、人間より優れた種族として書かれることが多かった
.




292 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:01:42 ID:9ec59688


では、現代の亜人としての彼らはどのような存在なのか

長い耳をもち、男女ともに美形であり、なにより成長が一定で止まるため
そういった面から、現代のファッション業界にエルフの需要は尽きない

植物に関する豊富な知識は、薬学や食学にも大きな反映をもたらした

寿命に関しては、亜人たちが世の中に生まれ始めてから一世紀以上が経過した現在でも
エルフの死亡は確認されていないほどには長いようだ


               __,ノ}
.           /⌒Y_,ノ
       <_,ノ }レ'´ ̄\
           /  __}廴_
.            / i  / /_,ノ  \_
          }  l l{ r'⌒ヽ__   \
          人_ ヽ jノ  __\    人_
           }ト、  _}∠二二二   ̄ ̄\}
.           乂__/ ̄ /    \  \  \
      _  「/ 厂 ̄/ ノ             \
      |三=厂く___/ーく____///     / /⌒ミ-\
      / /ーく ̄\   ///     / /   `Y ハ
.       / /,人____\_\/ /     / /       ∨ }
      | l| { |ト、 ̄ ̄ ̄/ /     / /      ∨
   r― |_l|_  l{ \_____/ l{   _/__/   \__  } __
   \    -l{____/   ,≦二  ̄    ‐-   `V'´ /) }
     \   ノ――、 / /ィ世オ 大     世サ ラ {///
.      | }> _ \ V /,八__/_/ノ     ヽ--'^ /ー/
.      | |   }≧ー/ / /   /       ::.     /丁´
.     }人  l{ト、 / / / /      - ノ     /'^ヽ
     } }  \/___/                 /_ }
     | | \ \__| \u     '´ ̄  イ\ ∧
      | |  |l }>'´ ̄l___  > _       / ̄\__ ∧
.      j/ /     |三 ==――≧==f´   |  ヽ_,∧
      |/ ー――‐┴ 、 ―=======|     |   ∨∧__
     /             \      |\   |   ∨ ∧ \
.    _{____      \       ̄\ |    }ミ= ∧  ヽ
            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\―--    | リ   ∧   \ ‘,
                       ̄ ̄\   |/    / ∨三ミ \{_
     ___                \/__/   \___  ヽ \
           ̄ ̄ ̄\         ̄ / |\ \     \\  ∧  |
                  \_____/|_」  \/\     ∨ \ ∧,ノ\
                        /  |__/ヽ   \    \ ヽ∧   |
                         |   | ヽ /)\   ヽ    ∨  ∧ 八
                               |⊂ニ}/ │   i     ∨ ∧  }\
                          │  |/) |   |     ∨ ∧
                          /   / ⊂ニ|/  |   |     ∧  ∧


問題は、魔法というものが、世の中には存在しないことだろうか

但し前述したように、彼らの存在が現代社会に与えた影響は非常に大きく
そういう意味でエルフは、現代の魔法使いになったと解釈が出来るのかもしれない
.

293 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:02:06 ID:9ec59688



(;ノ";";~);;/  (ヾ ;";(;;";)
     ((;ノ ;;;";"ヾ';''ヾ;( ̄```' ‐ .、._,,
             (;ノ ̄```' ‐ .、._,, ̄```' ‐ .、._
            ヾ人);;;::::::.......    ̄```' ‐ .、._"'ヽ
              |(;ノヾ;;;::::::......          ヽ ヽ
              | (;ノ;;;::::::......           ヽ,..;;'.           これはそんなエルフの
              |((;ノ;;;::::::......           , i.;:::|
              |(;ノヾ;;;::::::.......         /二二二二二/i     満たされぬ感情が生んだ
              |((;;;;:::::.....,           | BAR   ...;;| |
______________,,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l       |: AXANAEL .| |.     一つの夜の物語
__|__|____|__,,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l;;;   |_____;|/
_|__|__|__|_| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l   |:|∥.;:| |:| ∥
__|__|__|__,,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ,|:|∥.::| |:| ∥
"""'''           """'''~  """'''" ""'''"""'''"""'''"""'''"""'''



.

294 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:02:35 ID:9ec59688






                      ┌─────────────┐
                       亜人はBARに居る

                       BAR -AXANAEL-
                      └─────────────┘

                        第04話 「薔薇園 オブ ザ デッド」








295 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:02:57 ID:9ec59688


今日のマスターは機嫌が良かった


     _,_.-、,-‐、            ,. '´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、 \
   ,ノ     `^"!_._       /: : ,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
 ,-'i^""''{     、ト-.,_`^┐   //: : / : l: : : : : : ',: \: : : : : : : :ヘ: !: -、: :! : :: : : ヽ
 }./.   `ー,  〉`´  `'、_}   /: : : /: : ハ: : :: : : : ',: : `\: : ___ :l:|: う :j Ⅶト : : : : : :ヽ
 |::::..    `‐'´      |   ′: ./: : : | ヘ : :: : : : :', : / テ==ヾ、ィ': : .Vf : : : : : : : ∨
 |::::::             |┼ l {1: : : : : .メ、 \: : :: : : V/ /     ヽ`: : : Vf 二、\:: l _ ノL
 |::::::             |__ ノL.从N: : : : ィテ≧   : : : イ; {l      l| : : : ,'l/::::::ヾ'! : : !   Y´
 |::::::             | .`Y´  八.: イ //   ', \: ´!   ',     j: : : : : |{:::::::::::}:レ!    ._ .   ,-、 /)
 |::::::             |、__     ヽ!l' ll   j   ` `   \_   _ノ.!: : : ;: !ヾ:::::::ノl : !  :´: : : :|__ / ////)
 |:::::::             .|/ ト、_、    j|| ll              ̄///|: :: : . |ヘ二ノ| ://: :  `Yニ{  レ,.=゙''"/
 |:::,.--―¬''''''¬‐-..,,,_ |人/ 〉l_ ', { ヽヽ_ノ        ヘ     | : : : /'´ : :/ノ:! : _:_:_:フ7_/  _ノ   '"‐'つ
 |'´::::..._,,...-----....,,,,_ ヽ{ .\j:: : :`ヽ ヘ ////   マ/::::::::::::j    .|: :/: -' /´ ,...<: : : :レ {l ! ´   ,二ニ⊃
 }‐'""´-‐‐¬‐‐‐--..,`ヽ{─'-. : : : : : ヽ ヽ         ` ー '     /!//≦>'´: : : : : : : : ::| メ\_, ィ─"
 ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ ::::::: : : : : : : : ヽ ト _          < | j/!j: : : : : : : :l: : : : : : <_`メ.ノ
  >ーーー-------‐''"´._ .、:::::::::::: : : : ┼ヽ !: : ::{>─    ィ ´ }  !/'   \ :__ノ L _: : : : : フ´__  .._
            `Y´  ヽ::::::::::::::::::: /ヽ\: |\::::∨  |:{:/| ̄ ̄ ` Z  \:.`Y´:::::::::,:、ー‐- -: : : ___   ̄ ̄: ¨: : : ‐-
                _ ノL_、:::/   /.:|/「7⌒ヽ-― \: :: : /   /´  :::レ '´┼`          ̄¨ニ -  _: : : : : \
                  Y´ ┼ヽ、   j:::::: :: : レ  Y: :: :/.: :.\/: : : ―≦ ┼ \: : : : : `   、        ミメ、: : : : : : ヽ
                        -- ' l::::: :/〈-―x}: :: :/: :: ::T ===、    \: : : : : : : : `: : 、        \
                           }∠-' |::{ ヽ≧x: :: :: :: :: ヽ: : : : : ::::::\     \: : : : : `:、: 丶         ヽ: : : }
                           ::::: ′.|:∧ \ \-‐… ノL.._: : : : : : : ─、    \: : : : : \\: : : ヽ       }: /
                           {: : : :: .{ |/0/ \ \: ::`Y´ \: : : : : : ::::::}      \: : : : : \\: 、:\     /


                        ── 、
                        /      \
                   /   _,.ノ ゝ、_
                   |   ( ⌒).(⌒)|  
                   | u.  (_ノ`)---、
                  _!   /――--;.:.:.:.}..
                _/:r | /,r ニニニフ.:.:.:|
         , -‐.........::::::::::::::| ヽ/ / '´,r―-'.:.:.:.:.:.:! 
        /..:::::::::::::::::::::ヽ::::::! !   ハ -ュ|:.:, '⌒ヽl
        /.::::::::::::::ヽ::::::::::::ヽ:::!/    } ` ̄ゝ{.:.:.:.:.:ノ
        /.::::::::::::::::::::ゝ:::::::::::l:/      /::Λ`T¨\
      l ::::::::::::::::::::::::::::::::::/〈     / ゞ:::リ ヽ'|:::::::..\
       | ::::::::::::::::::::::::::ハ:∧、二二ニイ'} |::::::|   !:::::::::::::..ヽ
      ! ::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::/ |::::::|   |:::::::::::::::: i
      l ::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::/|  |::::::|  |:::::::::::::: |
      ヽ::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::/:::|  |::::::| / i::::::::::::: l
        〉:\::::::::::/:::::::::::::::::::::::::/:::::;|  |::::::|   |::::::::::: !


酒が入っているのはいつものことなので、やらない夫も既に気にしていないが
それ以上にハクが喜んでいるのには、もう一つ理由がある

今日来店する予定のお客を、待ち望んでいるのだ
.

296 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:03:20 ID:9ec59688


そんなハクの期待に応えるように、扉の鐘が鳴る

耳ざとくその音に反応し、ハクが店の入り口に視線をやると
思っていた通りの姿がそこにあった


                            __
       ,. -‐                 ‐-|::!
    , '",. -─=‐             ヽ   |:jヽ
   /´/ /   /    /    ヽ     ヽ  ||  ',
    /´7   / i     /!  i  :.:`、:.   ヾx||   !
     / イ  ,' !  l  / l  lヽ _ :.:.:',:.:.ヽ.  l Ⅶヽ.:|
     / / |  l  l   |,/  !   !  ヽ、::!ー::l-: l. : :|Ⅳ}:
     |,'  l  ! .:| ト| ´ ̄ ヽ  !   ̄`` ヽ!:/ : : l-〃    _ .-┐     「いらっしゃいませー!」
     i  l l  .:l ヾ z==s \|  z==x  レ   |:/:/{. : ´: : : : : : :!
       ヽ|  .:|  |                |   l/_/: : : : : : : : /
          ト、 :l  ⊂⊃    `      ⊂⊃    |: :!:_:_:_: : : : : :/
          ヽ!  人   r──┐    ノ! :. l_:_:_:_:_: : :-─!
           | !  :.>、 ヽ _ ノ  ィ j  :i. l .-.-.一: :´ ̄ll
           jハ  :.:.| `ヽ、_,.、-:'´::  l  .:i i`ヽ_ : : : : : : :l
           :.:.:\ :.:.|  / /ハ:::::  ノ .:/リ:::ノ  `''ー::、  _!



                      ___
                        ,, ´:::::::::::::::::`''''ー;;;,、
                   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
                   /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
              ,::::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
                〈 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` 、
              '.::::::::::::::::::::::i!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
                '.::::::::::::::::::::j|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
                  l'ヽ::::,、:::::/.j::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /
               {  ∨ )/.ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ
                 〉、/  ーァ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉        「こんばんわ、マスター」
                 }='´ ̄´:::::i 、:::::ヽ::::\ :::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
                  l/ ):::::::::::::|!::',:::::::',:::::.',\:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
                  {r':::::::::::::::::::::::',:: ,rっ_,..', ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
                 `|:::::::::::::::::::::::::',(´l'´|;;;ノl::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
                    ̄i! ̄', ̄ ̄´ |:.:.l/;;;}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
                    /::::::ノ_  __,,. |:.:.iヽリ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,r'
                     `ヽ:::::::`ヽ''´ |:./,r´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,r'
             , -――- ..,,_ / ̄ ̄´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,r'
                /:::::::::::::::::::::::::::::`ー- 、_______/ー-、
            /:::::::::::::::::,;´::::::::::::::::::::::::\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
              /::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::`、 `ヽ:::::::::::::::::::::_,/ー、
              .'::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、:::::`ー-:::::::::´:::::::/:::::ヽ
           ..'::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::\
         .' :::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: `、::::::::::::::::_/:::::::::::::::::::::\
            l:::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、:::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::::\


マスターの弾んだ声に迎えられて店内に入ってきたのは
フードのついた長いローブを着た女性だった
.

297 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:03:45 ID:9ec59688


やらない夫もマスターの次に彼女に声をかける


            / ̄ ̄\
          /  ⌒´  ⌒
.         |   ( ⌒) (.⌒)
         |   (___人__)
.          |        ノ
           |          |         「どうもこんばんわ、メディアさん」
          j、_       |
         √::::::...`ミュ、r<
.      /.::7 ̄ ̄. : : .:.:.ヽ
      / .:::/.:.:.: : : : : : : :.:.::..\
.    ,' .::::/.:.: : : : : : :./ ⌒ 、ヽ
.    i .::.::.::.:. : : : : : .:.:.:.:.:::::...ヽ:.',
      i ::::.::.::.::.:.: : :/ .:.:.:.:.:.:.:.::::::: }::
      i ::::::.::.::.:.:.:.:/ .:.:.:.:.::::::::::::: ,.:: i
      ', :::::::::::::::く .::::::::::::::::/:::〈:::: |


メディア―――名前を呼ばれたローブの女性が、顔を覆っていたフードを取った
長い髪が滑るように流れ、彼女の顔があらわになる

街ですれ違ったなら、誰もが振り返るだろう
切れ長の瞳と同系色のロングヘアと、薄く小さな唇、そして最も特徴的な長い耳


                   _,,..-‐‐‐‐---.,,_
                _,r'´         `ヽ、
               _,r'´           ヽ、 `ヽ、
            _,r'´        、       ヽ   ヽ、
           ,r"  r'´   、 、 ヽ`ヽ、   ヽ ヽ ',ヽ `、
         ,r"    ヽヽ、 ヽ` 、`ヽ、` 、ヽ、   ヽ ヽ ', ヽ ヽ
        / ,r'    lヾ、 ヽ、 `、`ヽ、ヽ、ヾ、 __ ',',ヽヾ''''''''''''''''''フ
         /./     ヽ _,r''´ `、' ,`、ヽ,r‐''ヾ´`、 ', ; ; l', l´`y',r'''´`、
       l / .,r' / / i l     `、`y'´、ヽ_,r‐-,_ヽ;.;.; l ',lv',。' ',.',  ヽ
       レ ,/ i i  ! l     ,! `,r',i´..::::: l l ;;' ,! .;l/ヽ ,!; ',  `、`、
         ! il  ! l ', l _l,r‐      ' _,!-‐''''´ ,! ; .,! ;l`、 ヽ;ヽ',   `、`、
        l !l i l  ! .', l' l,,r_,,,,_          /l ,'/ i !'l ;`ヾ,! l ',   `、`、
       l,!ヽ!l i ! ',ヽ`<ヾ_,!         / ,!;/  l/ .l ;ヽ ヽlヽ',   `、`、
         ヽ、i ヽ , ヽヽ´  ,!        / /,'  /   !.;ヽ`ヽ ヽ    ヽ、ヽ
            `,r'  , '. `、  `  _ ノ   /,'  /   l i `、 ヽ,!、   ', `、
           ,r’  ,'   ; `ー-.,_  '  / ;  /  ,'_,ri !l  ヽヽ、ヽ   ;ヾ;、
         _,r", '  ,     ; ;  ;  ̄''‐-''7 ; ,' ム'''´::::_;r!l'ヽ ヽ、ヽ,!、 ', ; ヽ`、      「あら、坊やも居たのね
       r" , '  ,' ,    ; ; ;  ; ', ',  / ; ; <__;r''´___,,!l-ヽ ヽ`ヽ l , , l ヽ
      ,r" ,    , ,    ; ; ,  , , ', l ; , _!-‐''´;'::::'ヾ;:::`、 ヽ、ヽ! , , l        こんばんわ」
    ,r", ' ,  ,' ,  ,   ;  , ',  , ,  '! , ,r"::::::::::::::::::::::ヾ;::ヽ ヽ`、l , , .l
   ,/ , ,   ,  ,  ,   ;  ,  ,  , ' ,_l,,,,_/::::::::::::::::::::::::::::::::`:::`、 ヽヽ! ,  .l
  /  ,r-、  ,  ,     ;   ,  ', ,r'''y'::;;イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;!::l、  ヽ!、   !
. /r'''y:::/:ヽ___,   ,    ;   ,r''フ:::/;r" /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::lヽ  Yヽ l
. lr'7::'ー-'‐":::::_;;>‐-、 ,    ; ,r'7:;人;/`''7’::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::!;ヽ  l ヽ!
 !/::::::::;;r‐'''´ /::::::::::::ヽ、   /:<;r'7´/ ,/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::l;レl  ヽ ト、
 l:::::::l´,r'´ _,/::::::::;':::::::::::l_  'ー' ,/  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::l;;;;!  ト!;;ヽ
. └;-l ヽ f´/:::::::::;::::::::::::::',ヽ   l  /::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::l;;;;l   !;;;;;;;!
   ! l, ̄ヽl::::::::::::;::::::::::::::::;::l''ー、.!  .l:::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::;r:、:::::::::::;'l;;;;;;!  /;;;;/
   l l l  l::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::l.!  .!::::::::;r‐:ヾ:::::::::::::::::::::::::::;r';;;;;/:::::::::::::l;;;;;;; レ;`、/
  ヽ!ヽ  l::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::!ヾ::ヾ:'´::::::::::`、::::::::::::::::::/;;;;;;/::::::::::::::::!;;;;;;;;;;;;;;ヽ
     `、l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::: ト、!:::::!::::::::::::::::`、::::::::;/;;;;;;;;::::::::::::::::::::/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
      l::::::::;:::::::::::::::::::::::::::';::::!::::l;;;`ヾ l:::::::;;;;;;;;;;;;;ヾ;/__;;;;;;;;::::::::::::::::::/;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /
      l::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::ヾ;;;;;`、 `:、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;::::::::::::::::;/ヾ;;_;;;;;;;;;;;;;;;/
        !:::::::;::::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::ヾ;;;;;;`、:`、;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;::::::::::::::/;;;;;;;;;;;;;;;;;; ̄`ヽ、
       !::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::`、;;;;;;`、:ヾ;;;;;;;;;;;;;;!;::::::::::::/`ー -;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヾ`
        !::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::':;:::::::::::::ヾ;;;;;;ヾ:ヾ;;;_;;r'ヾ.__:/l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!


エルフの亜人―――メディアはにこやかに微笑みながらそう言った
.

298 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:04:11 ID:9ec59688


メディアはやらない夫が知る限り、虎徹と並んでこの店で最も長い常連客だ

もちろんただの客というわけではなく、店を作る資金も彼女が出資しているため
実質的なオーナーである


       ,. -‐‐――‐- ,.
     ,‘.   .   ヽ.   ヽ.
   ,:' ,.:' .  .::'     ヽ.   ヽ.
  / ./. .:  ハ.;:ハ   :. i ヽ.   、. ヽ.
  / /.:; ;: i. i゙゙`""!i : i::. l!. : 、  ヾ:. ヽ
 ,',イ:.:;: i: .l:.l    |:! ::.i!:i:.i!: :  ',  ',、:. ヽ.
. !,' i:.::i: |:. l;:.!   l::i!::i!!;ィ:ナ: :. :',  ',ヽ.:. \
./ |::/! i!`トN、   !' iィムムリ-:.:. ├-、゙、 ヾ:..  ヽ、
'   l;'.::!:Tキなメ ノ イ'弋...ナ|: ::::i. :i/:::..!:. ヽー、  \                ___
  j'.;人!ハゝ‐'j     ̄ !i ::::i!::i..`.、__,::::..__'`ヽ、`ヽ、 __ ,ゝィ‐、-r-.‐、‐;=、、ィ'ー‐-、
  ,'.'.::::/::ヘ   _      .|:i :::A::|‐=‐‐'´ ̄ ̄`ヽ´メ⌒'´メ、='ー'‐'ー'ー'/.:.:;'.:i!-=ミ、
  //.:::∧:::::ゝ. ヽ`)  ,. ィ'リ!:: |=!|':´: : : : : : : : : : : ゙Yー'、‐'、:::.\ー―-/.:.:;.:.:.:}   ヽ
 ,'/i::::/、.ヘ::::::;rft.、_. </.:ノ:|:: i: :|!: :,ヘー-、=--、: :',、::.ヾ、\:::::\,ィノ.:.:/.:.:./、
_/'_,|::;,'=ゞメ`く::,n、i::::/'.:::;'::ィ'j::/:´!: : :i=‐'_;,;':=-メ、ーゝ!--.、‐=彡'`Y.:.:.:/.:..:/`ヾ:.、
/': :.!/i!:、: :(:::/ノi |i<!::/. : ノ:/. : !: ;-:¨: : : :/.::メ´/´.:.:.:.:.:.:.7´.:.:__ノ.:.:./==/:::\ヾ:.、
: : : |: :!: :ヽ/Y.'.:.!:|ゝi/. :, :ィ'ノ. : : : : : : : :/.::メ.:::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{:.:.7`ヽ、:.:.:.:./.:`メ、:::\
: : : : : : : :/:ノ./_i:.|'ヽ.ヽ: ':':´: : : : : : : :/.:::/.::::/‐、:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.j:.:.:./:.:〉ヾ.::丶
: : : : : : :/.://(:.Yil|l!;ノ. : : : : ;=―/.::::/.:::/.:::::::: ̄ ̄ ̄´`ヾーヽ;/.:._;ィ:.:/::.\\
: : : :/´/.:.:'.:':.:;ゝ〉孑ンー―'´.:::/.:::::::-―'´.:::\::::::::::|:::::::\::::::\::.`ー'‐'''´ヾ.::.、:.丶


出資金、という単語が出たため思い当たったかもしれないが、メディアはいわゆる起業家だった

アロマテラピー、という単語が世界に根付く前から会社を立ち上げ、その事業に着手し
精神安定・身体改善・美肌効果などなど、様々なエッセンシャルオイルの製法・抽出法を
エルフの知識でもって作り上げて特許化した

美と健康は一生涯の買い物であるため、その需要が尽きることは当面のところ無い

なお現在は家庭に入っており、自分の会社は当時の副社長に任せて退社している
地元でカルチャースクールの教室などを開き、悠々自適の毎日のようだ


                                  : : ´: : : : : : : : : : -
                               /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :`:
                                /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
                            /: : : : : : :/: : : ; : : : : : : : : :_: : : : : : : \
                             /: : : : : : :/ : : /: : ; : /: : : :./ミヽ/:ヽ: : : : ヽ
                               ∥: : : : : :7!i : : |!: : |: :|: : : ∥ `´~ヾ! : :、 : :
                   ,.  -‐…‐-ミ..   ∥: : : : : : l:|:!: : :!|: : |: :!l: : :l:!       |:|: : } : ハ
             /  ´ ̄ ̄``  ヽ.. ':!: : : : : : :l: |!',: :|:! ̄!:T-- l-      |:l: :メ: : トl
               ( (   ____ _     jノ. l:l: 、一 =l: : : ゞー芹示ミヽ! |   /ー-/ |l::/ }
           -‐ `ー´       `丶、 . |:|: : ヽヘ(`l : : : : |  乂rソ       !示ヽl |l; ノ
.        ,  ´    /⌒         \..゙: : : :\ l : : : : |          ゞ' /:!
..     /     〃   :.     `ヽ 、  [=]..: : : :.l : : : : |            / /: :|
..    ,_  -‐… 7{ニ二ニ }ヽニ==‐- ', ぃ [=] 、.: : | : : : : !.       、    ./ : :l
    〃-‐    / |    j  ',     i H [_].: : : : |: : : : : ト.       ̄ .....: : : :.!
..    ,イ   _≠―.|    ;        | H  |:|  i...: |: : : :|: :| >      /|: : : : :|
.   !/     /x=ミ、|   ナ―- _|     | H  !:l  |..: |i: : : :l: :|    `  -: : : :|: : : : :|
.    |  |i   / 《ヒソ |  ラ丐ミ |     ; H , ,′!.|l:l: : : :乂ヽ-…-/ : | ,,_ : | : : : |
...... ¦ !i  i.:.:. ー'八 / ヒソ》:|i    / j/://   ,’.゙!l:ゝ -彡イニニニニニニヽ.: :.:|
.....  ; 八 ;   ´  V   `.:.:.:.:.|   / /r7/  /.:j | ゝ= '/ニニニニニニニニム: : :|
.    乂  ヽ{           |  , ' /=し'}  /=ニ二ニニァ..゙ニニニニニニニニ=-: :|
.         八   、 __       j/ ,==7 , ゙=ニニニニア....ニニニニニニニニニ=-:|
        /  ,ヽ         _!  j-‐ '/  `ヽア....ニニニニニニニニニニニハ
       '  /   、__  、 -‐   /   厶-┐、   /゙ニニニニニニニニニニニニニ!
     i  ;  /: : : : :ヽ   /  / : : : |こ\_/  ニニニニニニニニニニニニ彡≧、
     |  |ア´: : : : / }  ′ /: : : : :|`マニ`ー- 、....ニニニニニニニニニ<ニニニニ{
     f| ∠-┐ : : / ヽ  _/   厶-┐: :l   ` <ニニ\
     ||  j斗': : :/    '´〃  /:| |: : ;     `マニニ\
     ||/ : |: : /     /′ ;: : :|  | :/      }`マア´
    /: : : : | :/ / /: : i   ⅰ : l  レ′      ;_,/
.    ′: : : : i|/〃/,  -┤   | : : ; }         ハ
    i : : : : : {厂 7´: : : : :| ,ハ{ : : ∨         /: ',
    | : : : : {   /: : : : : : :| { : : : : /、   DTM / ! i


公私ともに昔から世話になっているメディアを、ハクは人として、そして女性として尊敬している
兄弟姉妹の居ない彼女にとって、メディアは年の離れた姉のような存在でもあった
.

299 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:04:36 ID:9ec59688


普段は主婦兼講師であるメディアは、他の常連のように頻繁に店に来れるわけではない
ハクの喜びようもそこから生まれているものだ


                〆⌒ヽ、
                      }i
                  ,....-_;;:‐--' =ミ
           /  7      、   ヽ \
.            /ヾ、 〉 、ヽ     \ 、 ヽ \. 
.           ,     /  i\ \     \! :.‘,i}. 
        ,:.  ∨   卜\ 入   __∧ l .レ. 
.           {  l/ レ  T ̄\ヽ `< ∥从乂、 
.           ,  /,イ | i { ___\、 ク示才"| . |ヽ           「お待たせしました」
.  ヾ三≧==ァ,ィ  ノ !l !ィ仗示`   マ;;ソ ,!ノソ|! 
.   寸三三三ミl! /| ! ,ハ、マ_ン    ヽ´ /i'  !ム
.    マ三≧=-!ノ^∥ ノ!ヽ\ ゛       ハ ∧ハ   ト、
.     シ´ ̄  ヽマ川ヽ\ヽ `ヽ、 ー ' イ l  |ヽ‘, ノ レ-、ー―- 、
.      .ヽ    ィ三y>’,`ゝ    ヽ,-ィl |l  | !トヘ' /´イニ、| ̄  ̄´
.       ィムミ//  ハ〃辷ニニ二ヽ、レ ,|  ! ゙li´ヘ !`у,.ィ y'
.     /三ィ´イ_ ,イ   ∨////////≧、`i.  |、∧ i}⌒ /
.     ヾシ'''''"        ∨//////////`i¦|∧ \jlz≦‘,
.       .! |  `ヽ    ,, -ー∨//////////|  |//ヽ、!|\∧‘,
.       L≧…¨”\/ ,ィ777∨/////////|  |///ノ/_ニ`ヽ_;
               lレ//////,∨////////!│|//イ////〃
              《///////∨///////il |. レ//////


マスターからカクテルグラスを受け取ったメディアは、注がれたスカーレット・レディにそっと口をつける
香りと味をゆっくりと感じながら、真紅の液体を飲み干した



             ,.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.`:.:―- ..、
           ,.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ
              /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:':.、
           /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.,:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`、
           ./:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.://:.:.:.:.:.:.:.:.:,,..、:.:.:.:.:.:.',
        ./:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:/:/:.::.:.:.:.:.:.::./ヽi、}:.,、.:.:.:.',
       /:.:.:.:.:.:.::.:/:.:.:.:/:/:/.,_/::. /    `ー|:.:.:.:.:l         「美味しいわ
       ,':.:.:<´二/:.:.:.://:./_,._, `/ 、      .|:.:.::.::l
       ,':.:.:.:.:.\.l:.:.:.:.:|/i/ //、   _\     |:.:.::.:.l           腕が上がったようね」
       ,' .:.:.:.:.:.:.:.:j:.:.:.:.:l. |// `'''ー'`   ,,-‐-j:.i/:.:.j
      ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:l            /、_,´/::.|:.:/
     ,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|、    、     i/:.//|/
     ,'.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:,|:.:.:.:.:| ` 、    ー‐  イ:.:.:.:´i:.:.{
    ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/|:.:.:.:.:|:  \_  イ:.:.:.: |:.:.:.:.:.:|:.:.|
 _,,..r''´ ̄`''ー-ノ`|:.:.:.:.:|__/=、,,、|:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:|:.:.|
´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ー、:.:.:.:|―‐〈_、;;;r 、`ーr'`ヽ:.:.:lヽ:.|
.

300 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:05:01 ID:9ec59688


           -――-  、
_Λ_    .  ´         丶
`V´  /                \
   /    /               ヽ
  /     /      i   |         ',
  ,'    ,' /.. --|、 |i    l_ |
  l   i  イ´  / l .! |  .,'|  j、   |   l.     「そ、そうですかね…」
  |  .l  .|  ./  l/ l  / l ./ ヽ  |   |
_.', r |  l./ ○   |.ノ  ○   l ハ  ,'
!::::::ヽ| l  |///////////|〈 |/
ヽ::::::::ヽ.|  l       r―,     / lイ
 ヽ ̄ .l  |._    ` ´    .  ' |   |   _Λ_
  l /:|  l.:/l   ― <i´   l  l   `V´
 〈::|:::::::/l  |'| ヽ   |,、\:!ヽ   |  |
  \:/.::|  l へ\ l' .ヽ l::/   |  |


メディアからの賛辞を受け取ったハクは、にやけてしまう表情を隠せずにいた
彼女の前では、普段大人びているマスターも、幼く見えてしまう


                                          . . -‐…‐- 、,. - 、
                                          . : ´: : . .       . . : : \
                                          /: : . .          . . : : ヽ.
                                      /: : . .              . . : : : ,
                                        ,: : : . .  、    へ、     ヽ. . : : ',
                                     i i : : . .|ヾヾ〃'"´ヽi: i: : :   ;   : :,
                                     | | i| :| :|       |: |i |i |i : i  : : ;
                                     | | i| :| :l      _|: |i |i |i i |  : : l
   「せっかくだから、坊やも試してみて御覧なさい.     八八リ:ム、、    ´.ィ芹必乂 :|_ : : |   
                                      乂从芹心    ┴'┴ |  :| `ソ|
    とても美味しいわよ、このカクテル」                | |:ハ"¨´        |  :|iイ:.:人.  
                                        | |:ハ  〈        l  :||`Y :) )
                                        | | : :i:\  マ _フ  ./!  :|| ( (:ハ
                                        | | : :|:| : :ヽ.   /  :  || 个トイ
                                        | | : :|:|/ ; ; ;| ¨´     :   从人ノ八
                                      ノノ: : i/ ; ; ; ;j       ' 〃:ハ;.`ヾノ
                                       ,,xく|:. :.;′; ;/__   .:  ′ :/; ; ∨;`ヽ\
                                   ,ィf/´|:. :i ; ; /     ー;′ //;./; ; ; ; ; ヾ\
                                      //´; ; ; ;|:. :| ; /ミY芸Y升/|:. ://; ; ; ; ; Y; ; ; ; ;ヾ;ヽ
                                  //; ; ; ; ; ;|:. :| /彡イ外ミV゙/ 八://; ; ; ; ; ; ;l; ; ; ; ; ; l l:',
                                    //; ; ; ; ;/ 八 :.|;什イ介ミ//.;/ノ; ; ; ; ; ; ; ; ;l; ; ; ;__j_j_i
                                 {/; ; ; ; ;/ ; ; ; Ⅵ二=ニ二/;/i ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; | ;/; ;才ニヘ
                                   ハヘ; ; /-==≠{二三二|/.; ;.l=く⌒ー==-; ;__|///; ; ; ; ; ; ,



                    / ̄ ̄\
                  /   ⌒  ⌒_
              |    ( ⌒)(⌒)
             |     (___人__)
                  |        、'.           「そうですね
                 |       |
                }._\     , |.            次は同じものを頼んでみます」
        .__ __ ,.〈\\>ニニァ´
       /: : < : : : : : : \  /゙i ゙i、
      , ' .: : : : : : : : : : :l: : : .∨',:::::ト|゙i \_
     .{ : : : : : : : :゙i : : :」 : : ::', Y´゙i. |: : : : .\
      |: : : : : : : : :\ : : :\ : ',|::::::i |: : : : ',: : `,
     ', : : : : : : : : : | : : : : : : :.',:::::゙i|: : : : . ',: : }
       (,:/:/ニ`ン---r : : : : : ',::::| : : : : : ',: : ',
        `: ´ : : : :V ,r'二ヽ_: : : : :',:|: : : : : : ',_,rー'、
       {∨ : : :└」_,r' 二 ヽ: : : : ',|.: >< ̄\.: \
       {: ∨ : : : : :」.ゝ-''゙~ ̄ ̄ ̄ ̄: : : : ゙i ム: : : ' ,
         l: : ∨: : : ./: : : : : : : : : : : : : : : : 、/: : : : : : }
        }: : : \ : : : : : : : : : : : : : : : /゛ ̄: : : : : : : :, '


そんなことを思うやらない夫も、彼女に「坊や」と呼ばれるのを
気恥ずかしく思いつつも、悪くは感じていない

なにせ彼女は、本当に映画の世界にしかいないような美しい女性なのだ
男として仕方のないことである
.

301 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:05:25 ID:9ec59688


                  _..,,.._   _..,,.._
               , :.:.´:.:.:.:.:.:.:`´.:.:.:.:.:..:.:.:.`ヽ
                .:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.': .
                  .':.:.:,:.:.:.:.:,r 、:.:.:.:.:.:.:.:, 、:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.':.
              .':.:./:.:.:.//   \ ,/.  '.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:'.
             .'.:./:.:.:.//`ヽlVヽY/l/´ '.:..:.:.:.:.',:.:.:.:.:'.
            .':.:,':.:.:.,':,'           .l:.:.:.:.:.',:',:.:.:.:.:'.
              l.:.,':.:.:.,':.l              |:.:i:.:.:.:l:.l:.:.:.:.:.'..       「そういえば、今日来るのは坊やだけ?
               j:.:lハ:.:l_:|____ノ  、 ___,l_:l_.:./:/:.:.:.:.:.:'.
             .l_,,.',:.i:-r 仆心、    `´ツト心`ヾl/:.|:.:.:.:.::.:'..         もう、みんな付き合いが悪いわねぇ」
          / :}:.:.ハ.:l、辷リ     ´ ゞ利_ノl:.:.:.|`ヽ:ハlヽ
          `ヽ._j:..:.: /               .|:.:.:.|  >.}:.:l
             j:.:.:,':.i:.:.ハ      !        八:.:|ー´ :ヾ.〈
           .';.:/:.:,':.:.:.l`.、    , 、     ,イ:.|:.:.:.|:.:.>、:.:l:.:.)
            .':.:/:.:/:.:.:.:j:.:.:..: 、  ヽ'   .イ:.:.:.:|:.:.:.',:〈:.:.ヽY、
           ..':../:.:/:.:.:.:.,':.:.:.:.:.:..:> _   < |:.:.:.:.|:.:.:.:.',:.〉、:.リ.:l
         .':.:/_./:.:.:.:/.l:.:.:.:.:.:.:.:.:j、___,,...j:.:.:.:.|i:.:.:.:.:',ヽ:.ヽノ、
    _,,.. -‐''"´;;/:.:.:.:/:.ノ;;ヽ-''"´, 、_, -、テ―‐'ヽ⌒|!:.:.:.:.:.',´ ̄ ̄`;;;,,,、
  r';;;;´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:/:.:/ー'⌒ヽ,. ‐'´/  /_    ,r'‐、;;|.:.!.:..ヽ',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ
  l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/./::i/;;;;,._Y´/ _,/ _     ヽ⌒ヽ;;;;;;;;;|/l:.:.:.:lヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙i



           / ̄ ̄\
         /  _ノ´ ヽ、
.        |   ( ●) (●)
        |   (___人__)
            |       _.ノ            「旦那は仕事です
          |     _/__゙ヽ_
         j、_    (〈_r- ヽ ヽ、        あっちが忙しいみたいですね
        √::::::...`ミュ、r'、〈`ヽ、 |
        /.::7 ̄ ̄. : : .:.:.ヽ_ヽ   ト、.        虎徹さんも同じく」
     / .:::/.:::::::::::::::::::::::::::::..\Yー‐ソ,
      ,' .::::/.::::::::::::::::::::/ ⌒ 、ヽ,:::::::::|
      i .:::::::::::::::::::::::. ::::::::::::::..ヽ::.',::::::::|
     i ::::::::::::::::::::::/ .:::::::::::::.::::: }::::;::::::::|
     i ::::::::::::::::::::::l .::::::::::::::::::::: ,.:: i::::::::|
     ', :::::::::::::::::::::;i .::::ヽ::::::::::::::l_:::|:::::::|



             ,.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.`:.:―- ..、
           ,.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ
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           /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.,:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`、
           ./:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.://:.:.:.:.:.:.:.:.:,,..、:.:.:.:.:.:.',
        ./:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:/:/:.::.:.:.:.:.:.::./ヽi、}:.,、.:.:.:.',
       /:.:.:.:.:.:.::.:/:.:.:.:/:/:/.,_/::. /    `ー|:.:.:.:.:l      「もう、間が悪いわねぇ
       ,':.:.:<´二/:.:.:.://:./_,._, `/ 、      .|:.:.::.::l
       ,':.:.:.:.:.\.l:.:.:.:.:|/i/ //、...,,__ `ー'     |:.:.::.:.l
       ,' .:.:.:.:.:.:.:.:j:.:.:.:.:l. |//    `   ,,-‐-j:.i/:.:.j        チビ虎はどうでもいいけど…」
      ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:l          ,ィ=ミ'/::.|:.:/
     ,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|、 U  rー、 、   i/:.//|/
     ,'.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:,|:.:.:.:.:| ` 、 ゝ __jノ , イ:.:.:.:´i:.:.{
    ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/|:.:.:.:.:|:  \_  イ:.:.:.: |:.:.:.:.:.:|:.:.|
 _,,..r''´ ̄`''ー-ノ`|:.:.:.:.:|__/=、,,、|:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:|:.:.|
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基本的にメディアはチビ虎――虎徹に対して容赦がない

どうも彼女は、ああいうヘラヘラとした男性が苦手なのだそうだ
人間、誰しも相性はある
.

302 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:05:49 ID:9ec59688


                            __
       ,. -‐                 ‐-|::!
    , '",. -─=‐             ヽ   |:jヽ
   /´/ /   /    /    ヽ     ヽ  ||  ',.        「あ、でも今日は清姫ちゃんが来るそうですよ
    /´7   / i     /!  i  :.:`、:.   ヾx||   !
     / イ  ,' !  l  / l  lヽ _ :.:.:',:.:.ヽ.  l Ⅶヽ.:|.        メディアさんはまだ会ってなかったですよね」
     / / |  l  l   |,/  !   !  ヽ、::!ー::l-: l. : :|Ⅳ}:
     |,'  l  ! .:| ト| ´ ̄ ヽ  !   ̄`` ヽ!:/ : : l-〃    _ .-┐
     i  l l  .:l ヾ z==s \|  z==x  レ   |:/:/{. : ´: : : : : : :!
       ヽ|  .:|  |                |   l/_/: : : : : : : : /
          ト、 :l  ⊂⊃    `      ⊂⊃    |: :!:_:_:_: : : : : :/
          ヽ!  人   r──┐    ノ! :. l_:_:_:_:_: : :-─!
           | !  :.>、 ヽ _ ノ  ィ j  :i. l .-.-.一: :´ ̄ll
           jハ  :.:.| `ヽ、_,.、-:'´::  l  .:i i`ヽ_ : : : : : : :l
           :.:.:\ :.:.|  / /ハ:::::  ノ .:/リ:::ノ  `''ー::、  _!



                   .  ´ ̄  ̄`   、
                /                \
              , '                ヽ
.             // /    /           ヽ
             // //  / /   /`ヽ ,. 、   i   ヽ
.            // //  / /__ __/´~~`⌒i ト、  l   i
           // /.!   i|ィ´i // `   __| l l  i    |
.          // .//!   l|リ,.テ〒ヾ   ,. -.| l i  |    !.   「最近ここに来てるっていう龍人の子よね
          // ,. --|  i| 乂r' !    〃l7! l l  i  /
.         // `ー‐!   l|        tr':ソ //  / ./       面白い子って聞いたから、会うのが楽しみだわ」
       __//   //|  i|、   ____ '  彡1\/イ/
       /  `ー‐‐〈___|  l| \  !___ノ  イイil X >j/
     /            !   i|  `ーr‐‐ 1/ ! llij 〉ハ
.    /           |  l|\_____ト、i´l  .| | ̄\ /\
   /              !   i|\i」」」/ ! !  l |   V /
  /         /ヽ N  i|     /∧ l |    V \
/        /,. -- ヽ ヽ.リ     //  Vj |      V /
        //    ``ー ‐ 、/⌒ヽ/⌒ヽ      ヽ



               .   ___
                  /   \
                /   _ノ  \
              . │   ( ●)(●)
                 |     (__人__)
        .   .     |      ` ⌒´ノ.         「まぁ個性的な子ですね
            .  |         }
           __,ノ ヽ.ヽ       }゛.         それに、ここに来てる人の中じゃ一番若――――」
       y彳 ";;;;;;ヽ  ヽ'ヽ   ノ
     /  ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;';, ヽ. ::::::>/
    /     ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;';,`ヽ/ヽ、
   /      ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;', ,.r`i ヽ、
   |      ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;', /::iヾ;;rァ /
   |      ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'"',  `!;;ノ! ト、
   |      ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',  ,';;;;|i,.!;;;ヽ.
   |    ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'';;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;ヽ,
      ;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i


うかつにも言いかけた言葉を、やらない夫は飲みこんだ
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303 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:06:20 ID:9ec59688


                    _,,,,,,_     ________
                 _,,-''´    ヽ ,,-''´     `ヽ、
                ,-"       レ′         ヽ
              ,;''                    ヽ
             ,;",;'7                      `、
             /,;' /     /ヽ、 ,r'´!           ヽ
               // ! ,'    /` ` `′´ !             `、
            レ′i ,i i   i       ヽ  i  `、 、      i
            !   ! i ! i   l        ヽ ト、 `、`、       !
             !   ! !i !   !         i ! ヽ ヽ i       !
             !  l,!l !   !         レ′ヽ `、!        !
             !  l ! ! !  l              `、__.!      !
            !   ! ! !__,!,,,,,__::::::::::::::::::::,, -‐_,,¨,,,,,i  !      !
            !   !、`、!,,l-┬、-、::::::::::::::::: ,r'´i__!__,! l}''!¨  i¨¨_'''''‐-,,_..    「……いま何か言った?
             !  _,,! ヽ ヾヽ!、`__!, '::::::::::::::::::  ´   !l !  i'´  。 ゚,/
          _,,i-''´_,!  ヽヾ`、  ::::::::::::::::::::::::::    ,ノl l  l_,,>-''i´i.        やらない夫くん……」
         < 。 。 ¨ !   ! ``              ! l  lヽ_,!、,! !
          `''i-<_i-!   !、       !       ! !  lヽ  ,' /!
           l   l   il ヽ、     -‐‐-     /! !  l ! `ー〈 l
           !   l   l !  `ヽ           / ! /   ! ヽ   !
           !   l   l l     !`ヽ、     /   レ!    !   !`ー<´!
             !    !  l !    !    `''''''''´    /     !  l    !、
           i    !  l !    !         /!    i   l`ヽ、 ! i
            /    l   ! l   /_         /   /   ヽ、 `′!
          /     l   ! l  /、::::¨:::''''‐----‐‐:i    /        !ー--!ヽ、
        /      !   ! !'´  ¨''''‐--------‐!  / ` 、     `ー,-,,_,! !
       /      __,,,,!   l ! i            !  /   `ヽ、 ___ ヽ   l
        /_,,-‐'''¨¨ヽ   !   ! ! iー--- ..,,_       l  i---‐‐   /::::¨''''‐-〈,l_
     _,,-"::::::::::::::::::::::`.、 !   l ヽヽ    `      '´ ! l      /:::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
    ,-":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!   ! ヽヽ          l !    /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l   !   `          l !   /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` 、
  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ  !i            l  !/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ !ヽ            !.!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`
  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::::`..、       _,,-"::l,!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー ----‐'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::



が、しかしそれは遅かったようだ
メディアからの突き刺さるよな視線がやらない夫を刺してくる

元の顔立ちが良いため、そういった表情になると感じる恐怖は倍増するのだ



                         / ̄ ̄\
                         /_ノ  `⌒ \
              _           | (⌒ ) (⌒ ) .|
             | !        | (__人___)   |     「わか……わかりやすい子だって言ったんですよ
             | !        |  ` ⌒ ´ u. .|
             | !   ,.-,    | u.       |.       ホントデスヨ?」
           _,ノ ┴、/ ,/       ヽ       r
          r `二ヽ ) i      ヽ _ 、___,   ト
           |  ー、〉 /     _,,,,ノr  `   /i\,,,,_
            |  r_,j j__,,.. r''''"/::;| \`'/   ,'::;;;r;;;;;;;;;;;;:: r ‐-、
            |   ) ノ ::::::::;;;;;;;/::;;;;|  /\  /::;;; l;;;;;;;;;;:: ::;;;;;;;:: ヽ
          ノニ-、 ,/::;;|:::;;;;;;;;;>::;;|/(::::ノ \/::;;;く;;;;;;;;;;;;:: i::;;;;;;;;;;;:: }
       √..:::;;; ヽ、〉;:;;|::::;;;;;;;;{ ::;;;;;|  "::く  /:::;;;;/;;;;;;;;;;;;:: |::;;;;;;;;;:. ノ }
        /..:::::;;;;;;;;;;;;;;;〉;;;;|::::;;;;;;;;;:{ ::;;;;| |:::::::| /:::;;;:/;;;;;;;;;;;;;:: |::;;;;;;;;;;;;;;;;:: }


物理的な痛みさえ感じさせるその視線をなんとか耐えつつ、やらない夫は誤魔化した
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304 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:06:46 ID:9ec59688


                 /⌒
                 {厶-‐-ミ
                x<  ̄`ヾヽ  ヽ
                 /   刈  い n
             「 / /\i |  L」[]  }
              | i 7ー-弌|  ヒr'シ}   '
              | | !:伝≡:|  |∪フ /-‐=ニ7
                И:Ⅵ ''"´   |T´ , 仁二ニ′
            人 {   u i  | Υニ`マニ7 .       「ま、まぁともかく
.                }小 ⊂つ|  ! 圦ニニ>
                 _! 7フ瓜  | j  ',`く_         清姫ちゃんは来るそうです
                Y´ K  { l ム ′ 〉 }`ヽ
               j |〉 |` レ ´ ; / /  }
             f==7〈 |   ,' 〈   /DTM      あ、ガッツくんはどう?」
    r f⌒ヽ.    /ニ7  \| / //  {i====!
    「しし^「ヽヽ.__/ニ7   }:| ,' 〃/7、 マニニ|
   /し   > ヽマ≧,′   圦{/ /し'7ヽマ=-ミニ{
   し'⌒ヽ__,、__,} iニ八    「:::7ノ  〈/ ハ マニニヾ
          |≧x| lニニニ`ト-=と,.ィ=、  と | |ニニニ}
        !|:i:i:i| |ニニニ| 〉 i:i:| {`マ´:::} !ニニア
.          辷ノ丿ニニノ /  i:i:i|  \辷'厶イ
         `¨´ ̄ ̄ く  i:i:i:|      |



    / ̄ ̄\
  /   _ノ  \
  |    ( ●)(●)
 . |     (__人__)     「来れれば、とは言ってました」
   |     ` ⌒´ノ
 .  |     ∩ ノ ⊃
  /ヾ.、_  ノヾ、_ノ
 (.:::::::\ /::::./ノ:│
  \:::::..“::::/_|::::::|
   \::/Φ:::::::::::/
      ̄  ̄ ̄


ガッツの名前が出て、メディアがぴくりと肩を震わせる


             ,.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.`:.:―- ..、
           ,.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ
              /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:':.、
           /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.,:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`、
           ./:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.://:.:.:.:.:.:.:.:.:,,..、:.:.:.:.:.:.',
        ./:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:/:/:.::.:.:.:.:.:.::./ヽi、}:.,、.:.:.:.',
       /:.:.:.:.:.:.::.:/:.:.:.:/:/:/.,_/::. /    `ー|:.:.:.:.:l
       ,':.:.:<´二/:.:.:.://:./_,._, `/ 、      .|:.:.::.::l.        「ねぇ坊や、その子確かドワーフよね
       ,':.:.:.:.:.\.l:.:.:.:.:|/i/ /{ ソ > 、_\     |:.:.::.:.l
       ,' .:.:.:.:.:.:.:.:j:.:.:.:.:l. |//`ー'- `   _,,-‐-j:.i/:.:.j
      ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:l             /ソ7´/::.|:.:/         ……やっぱり体格いいの?」
     ,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|、  u.       i/:.//|/
     ,'.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:,|:.:.:.:.:| ` 、    ー‐  イ:.:.:.:´i:.:.{
    ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/|:.:.:.:.:|:  \_  イ:.:.:.: |:.:.:.:.:.:|:.:.|
 _,,..r''´ ̄`''ー-ノ`|:.:.:.:.:|__/=、,,、|:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:|:.:.|
´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ー、:.:.:.:|―‐〈_、;;;r 、`ーr'`ヽ:.:.:lヽ:.|
.

305 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:07:10 ID:9ec59688


                                        / ̄ ̄ \
                                        __ノ `⌒   \
                                          (●).(● )    |
                                       (__人___)    |
   「まぁ俺よりは                              , =二ニニヽ、   |
                                   /  二 ヽ、`,┘   ト、_____
                                   /   -、 }、j┘  イ// : : : .`' ー- 、
   ……ああ、メディアさん苦手でしたっけね       /    /{_/ニニ,´>/ : : : : : : : : : : :ヽ
                                 _/___ ノ : 「r{::::ヘ  / : : : : : : : : : : : : : : '、
   ガタイのいい人が」                 / : : : : :ヾミ : :.i r:::', y : : : : : : : : : :/ : : : : : :'
                                : : : : : : : :/ : : i .i:::::i ,i : : : : : : : : : r : : : : : : : :i
                              ,' : : : : : : : / : : : :i i::::::ii: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|
                              ,' : : : : : : : ハ : : : :',i::::::ii : : : : : : : : : :.| : : : : : :/|
                              ,' : : : : : : : /. :ハ : : : :',::::::|: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|
                            / : : : : : : :./ :/ V: : : : ',:::|: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|



                      . . : : ´: : : : : : : : : : -
                     /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :`:.
                      /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
                  /: : : : : : :/: : : ; : : : : : : : : :_: : : : : : : \
                   /: : : : : : :/ : : /: : ; : /: : : :./ミヽ/:ヽ: : : : ヽ
               ∥: : : : : :7!i : : |!: : |: :|: : : ∥ `´~ヾ! : :、 : :.
               ∥: : : : : : l:|:!: : :!|: : |: :!l: : :l:!       |:|: : } : ハ
               ':!: : : : : : :l: |!',: :|:! ̄!:T-- l- '    |:l: :メ: : トl
                  l:l: 、一 =l: : : ゞー芹示ミヽ! |   /ー-/ |l::/ }
               |:|: : ヽヘ(`l : : : : |  乂rソ       !示ヽl |l; ノ
                 |:| : : : :\ l : : : : |          ゞ' /:!
                  |:l: : : : : : :.l : : : : |            / /: :|
              l:l: : : : : : : | : : : : !            / : :l.         「筋肉なんて滅びればいいと思うわ」
                , | : : : : : : |: : : : : ト      -=,ァ  , : : : :.!
              ; :| : : : : : : |: : : :|: :| >      /|: : : : :|
               i: | : : : : : : |i: : : :l: :|    `  -: : : :|: : : : :|
             l: :!: : : : : : |l:l: : : :乂ヽ-…-/ : | ,,_ : | : : : |
               l: :|: : : : : :l !l:ゝ -彡イニニニニニニヽ.: :.:|
            l: :i: : : : : :j | ゝ= '/ニニニニニニニニム: : :|
              l: :l: : : : : jニ|ニニ/ニニニニニニニニニ=-: :|
             ,': :l : : : : 7ニ乂シニニニニニニニニニニ=-:|
             /: /: : : : /ニニニニニニニニニニニニニニハ
          / :/: : : : /ニニニニニニニニニニニニニニニ!
           /: /: : : : /ニニニニニニニニニニニニニニ彡≧、
        / :/: : : : /ニニニニニニニニニニニニニ<ニニニニ{


               ベジタリアン
エルフが基本的に菜食主義者だからかは不明だが、彼女は肉が嫌いなのだ
それに合わせて筋骨隆々な男も嫌いらしい

ドワーフとエルフは、様々な物語で不仲である事が多いが
亜人であってもそれが続いているのかはわからない
.

306 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:07:36 ID:9ec59688


そんな会話で噂をしていたおかげか、店の扉が動いた
鐘の音を響かせながら、店内に清姫が姿を現す


                        /|                    ∧
                    ∧|    -‐: :   ̄ ̄ : : ‐- ..、 | ∧
                      ∧/| /. : : :          : : : :\| /∧
                 | //. :                : : | /∧
                    ∧ | /. :                ____|,  /∧
               〈 ∨/. :     |            \ \ /∧
               ∨ /. :     l  | :l:      |       \  /∧__
                    ∨: : l    :|  | :|:.    |    :|: .    `ト- ∠二
            ________j{ : : :|   :|l  | :l: :    /| :| :| |: :   , }/ / ̄
                \____八      :|:|l  | l|: :  :/.:| :| :| |: :   /∧∠_____
                /∠㏍、  \|从 |八: . :/ /|::/|/| |: : : //厶%Жア
               \\]Ж\  :灯苧ミ \/|/ ,灯苧ミ:|: : : /  ̄\[/
                 ̄了 \\:杙-夕       代-夕小イヘ}   : : |
                   |   :| 斗 ⌒`   ,:    ⌒`/   |ノj   : : :|
                   l   :| :小、          //  :|イi   : : :|     「みなさま、こんばんわ」
                     ,  . :|  ァ‐‐=z,、`  ´    //  :|::|:|   : : :|
                 / . ::/:| :/-=㍉_/ト __ . : ´ /// ∧!:!:.   : : :|
                   / : ::/. :|/-=㍉_//V∧  /// / :∧!::.  \|
               / : ::/. : /-=㍉_//:: V∧//: :////∧: :.   \
                 / : ::///-=㍉_//:: :: :V//:: :: :: ://////\: :  \\
             / : ://,/-=㍉_/∧:: :: :/:: :: : ::///|///////\: :  \
               / : :///,/-=㍉_///∧/:: :: :: ://///|//////// ∧: : \\
           / //,/,/-=㍉_/// / :: :: : ///////l|/////////∧: :  丶
            ///////-=㍉_/// / :: :: :://///////l|//////// //|: : .   \
          ///,〈///-=㍉_/// / :: ::///////////l|///////// /l|: : :     \
         ////////)┐㍉///,/:: :: :: ::////////// l|///,///// //l|: : :      \
          /////_///㍉///,/:: :: :: ::////////,/,/ l|/,////// ///l|: : : :\      \
       /ヘ/ //>、 /≫-=≒=≒=≒=-≪///////////// /// /l : : : : \   : .\\
    ___/:: :: ::{     / ∧厶二三二三三二三二\ ///////// 〈//// : : : : : : : 丶   : : .\
   ///|:: :: :: ::{    //∧-=ニ三二三二三二三ニ=////// ////∧//: : : : : : : : : : : : 、: : : : .\



          ,. '´⌒ゝ'"   ̄  ̄`   、
      /  , '⌒ヾ} ´ ̄  `ヽ.    {ミ}
.    〃 /           \  {ミ!、
.     {  /    /    }、    ヽ || '
.       ′    /il∧  ‐十寸=‐   ハ|| !
      {1   ‐大{'=、   ;x-刈、}   !:jjヽ
.     从N   以=x , /,ォ示=ァ! |ヲノ ,′      「あ、噂をすればだね
.       八 个゙Vrリ ∨  Vrソ|l  レ' ∠-‐. :7
         ヽ ゞ ¨´ ,    "" |l   レ'_:::::::::::/      いらっしゃいませ~」
        | }、  マ _フ     リ  ′.、ヽ/
        |   |i≧ァ- = ≦イ /iK:::::::Y
         Ⅳ、ル∠__ト  -}__! /」 |:::\:|
           γ/{〈|  / 〉j/^ヽK ヽ:\
             {/ l l !ノ_〃 Y   }、::::、ヽ:.\
.             (  {  ̄/   ノi== i ';:::::> ´ ̄`
            L_〉 .{___ ,{ |:::::|∨
           |:::}/  j    | |:::::: |
           |:/ヽ/    ‘,|::::::::|
           |{[i[二]ニi]ニニ|:::::::::|


307 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:08:02 ID:9ec59688


           ト、
          | ヽ  /|
        ト、j.  `¨´ .i  ト、
        |      ヽ-'
     ト、j`
      N.   ___
.      /       \
      /           ',
       |-、_j ヽ._/` .l
       || | | | | | | | | | .|
       || | | | | | | | |  |.        「こんばん――――わっ!?」
       |  (__人__) u |
..     ',  |::::::::::| u .|
      ', |::::::::::|   ノ
      ,ヽ_ ̄ ̄_,,-''、
       / | ヽ ̄/.| ヽ
     ./  .| /‐<  |  ヽ
.      l   |/〉-〈 ヽ|   .l
.      |     |  .|     |


清姫に声をかけようとしたやらない夫は、急に体を引っ張られる
何事かと思ってみると、服の肩口をメディアが掴んで引き寄せていたのだ


                                                          _,,,,..-‐''''¨ : :
                                    __,,, ... ---‐‐‐‐‐------- ...,,,,-‐ '',;¨''´_;,;,;-‐'''¨''ヽ
                               _,,..-‐''´: : :.:.:.: : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::_;;-''´::;r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
                             ,,-''´::: .:.::::: : ;, - : :'': : ¨: : ̄: :  ̄: :''' : '':´: :.::::/;;;;;;;;iiilllliii;;;;;;;;;;;;;;
                             ,r"::::::.:.::: : : : '': - : '' : ¨: ヽ、 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::: : /;;;;;;;;;;;iillllllllllllllliii;;;;;;;;
                           /:::::: : : : : : :.:.: : : : : : : : : : : : :` 、‐:- :,;,;__;,;,-‐'7’;;;;;;;;;;;;i';llllll;;;;;;;;;;l`、;;;;
                            f:::: :.:.: :.:::: : : : : :.:.:._;,-:'': ¨: f¨ヽ¨ `、- ;,:.:.:.:::::::::i’;;;;ili;;;;;;;;;ll';llli;;;;;;;;;;;;;;`、;
                         i::::.: .:::: .:.::: : :.:::;r''´: : .:.:.::::::::! r ` 、 l:ヽ、 _''_-;-!;;;;;;illllli;;;;;;;ll';llllii;;;;;;;;;;;;;ヽ
                          !::: .:.;;-::''::¨:::¨ :''' :- :,;;_:::::: : l l::::.、 `、ト、: : ::::::::: :l;;;;;;;;llllllli;;;;;;ll';llllllii;;;;;;;;;;;;i
                           !: :::':::: :.:.:.:.:.:.:. : : : : : : : ` 、 ;! ー、! l ! !:::.: ::::::::ヽ;;;;;;;lllllllii;;;;;l';llllllllii;;;;;;;;;
                          !::.:::::::::: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ   `、 `! "!ヽ::::.:. : :.:ヽ;;;lllllllliii;;;;l';::lllllllliii;;;;
                          !: :.::::; - 、:::::::::::.:.: : : : : : : : : `、ヽ、   !  ! ` -- 〈/;`;、;llllllllliii;;l'l;lllllllllllii
                         !::: ;.:-:::::;;ヽ_:.: : ::::`:、 : : :::: : : ヽヽ`   l  ヽ   / ヽ;;;;`、llllllllliii;;;;'l;lllllllll
   「…………坊や              〈::::::.:.: : : ::::ヽ::¨_:‐::;;::`:、: ::::: : ::::iヽ`   !  ヽ._,/   !;;;;;ヽ;lllllllllii;;;;;';;;llllll
                         i::: ::::::、:.:. ::::::!: :.:.ヽ:. `:、ヽ ::: : :::::!ヽ` l f i      ,,!;;;;;; :!;'ll;llllllllii;;illl'll
                         !: :::::: : `::、:. ::!:.: : :.:`:、 : :ヽ :: : :::::!ヽ` l   ! ! _,,..-''´: ;;;;;;;; :l、;lllll'llll;lllllillll
..   清姫って……あの子?」.     .! ::::::::::: :::. `、 !、:.: : :`、ヽ: : !::: : :::::!ヽ、 !   `ト";;;;;;;; ;;; : ;;;;;;;; :!l;;llll;;;;;;;';;ll;ll
                           ! :r;;、::. : :ヽ:ヽ!:`、 : : `、`、 l:::: :::::::!.,,,_ l '/`´;;;;;;;;;;;;;; ;;; : ;;;;;;; :!ヾ、_;;;;;;;;;;;;;
                          `ー -iヽ : : ヽ:l:、: ヽ: : ド、f¨!:: :::::::l、_ `l/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;; : ;;;i;;; :!   ̄ヾ¨;
                            l: :`、: : :`l :ヽ : `、`〈l¨l!:: ::::::::!llll¨lヽr;、;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;; : ;;i;; :l     `
                            l : : `、: :`!ヽ:`ー/¨;;;rl:::.:::::::::!_;;:-!‐'`、` 、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; : i;; :!    
                            !: : : ::`、、l;r''`´l`ー'";;!:::::::::::::!::::::_!;;-‐''ヽ;;-ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ :l /;¨;;ヽ
                              ! : : : ::: 〈l;;;r‐--┐;;;;;;!i:::i::::::::レ"'''!¨:: ̄::::::::::::::::¨:::'''‐--、 '´;;iilllllllll
                               !: : : ::::<´!;;`;;-‐''´;;;;;;;!l::::!:::::::l::::::::::!::::::::::          ¨ `ヾ、''''‐
                            i : : : ::;':`l、r"llli;;;;_;;;-、!;!:::!::::::::!::::::::::!:::::............            `
                           i : : :/::: l :`y''''´;;;;;;/l!!::l:::::::i:!;;_:::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::.........     
                             /: /::::: : :!: ;;;l;;;_;;-";;;;;;;;r!::l::::::l;!--¨-l¨'''ヽ;;;;;;__:::::::::::::::::::::::::::::::::::::......
                           /''´::::::: : : :!;;;;;;;;;;ヽー --''";;;;!:!i::::l`y´;r"l:::::::::::::::::-i ̄¨¨i¨''''''‐=''''''''''''''


押し殺した声で彼女はそれだけを口にする


               / ̄ ̄\
             / ノ  \ \
             |  (●)(●) |
.             | u.(__人__) .|   「は……はい、そうですけど…」
        r、      |   ` ⌒´  .|
      ,.く\\r、   ヽ      ノ
      \\\ヽ}   ヽ     /
       rヽ `   ヽ  ノ7i:7、/ァ'´ヽ
        └'`{  .   \.|.:i..:::ソ,/:::::::::i
            ヽ、._  ∥ヽ、_,r':::::::::::.|
            `ヽ、:::::::::::/':::::|
               `'ー'´


一体何事かと思わず身構えてしまった
メディアは震えるようにやらない夫の方に顔を埋めていたが、勢いよく顔を上げる
.

308 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:08:32 ID:9ec59688



                 ./       ,,-‐ 、   / 彡ヘ        ヘ
                /        .|ミ≧~ヾ'""´ー"´'ヽ       ヽヘ
                .ハ       | ̄          .ヘ ヘ     .ヘヘ
                ハ     |   .|            ヘ ヘ     ',ヘ
               | .|   l  .|  | .|         .-――ヘ‐Aー |.  、 ',ヘ
               | .|   ヘ  .l  トレ          __|_ヘ ハ } . i !|ヘ
               | |   ヘ .ヘ/|iヾ、        _ ≧≠__厶,∨',  ハハ l      「とっっっっても可愛いじゃない!!」
               | |   ヘイ{、 {い‐  .      爪 厂リ刈 /}  /__',__
               ', ト、   ヾ/ .彡丐ミ.、       .乂辷iシノl ハ\|,,,-ー―  フ
                ', | ヽ、  ヾ 爪辷うツ         ////弋¨゚.、 :.,\   /
                !  ,, | 7 .ト、>''"/ )  丿     r― ⌒ヽ ', ゚,\イヘ
            ,,ィ'"´._,,/|  | // / ./ )        `ニ⌒{.  ', ', { ノト、',
             <、'"´ / ;|  {  / / /              ーγ`  ', ! i/l .ハ
.               7ー-〈  :,  :, ./ / /     _. = _ー   _彡'    〉 } }i', 入 .ヘ
               / l l\.}  У ./ ∧     ⌒こ。  /        /:|∨ / .ヘ
             / ,' l〈 人 ヽ ヽ.  \      l        / ',  > /、  ヘ
.             / /_ | ,イ  \       \      |     ヽ,/|  ', 〈 | /.ヽ .ヽ
.           < ̄  ̄>ヾ   \       \ー‐イ        ヽ|    | >| /、  ヽ ヽ
       /   \     }!   \_        } 人        ヽ|  .|∨ l .〉  ヽ, ヽ
.        /   ( ヽ ヽ    }',    リ⌒     /    \       ヽノ| | ヾ /   ', ハ
       ′   \  、 、   l ′  ./      /-ニ辷辷ヽ       \|__|/Y ソ',   ',  .ヘ
.       /    ヾ \  i   | }  /      ./      ノヽ       \| ̄¨>ー´>、__ ',
.    /  ',    ',       ヾ /      ,'、        ヽ       \ィ'"  ィ   ヾ
.    /   ヘ    ヘ ヘ      ./      .,'  ヽ  _   ,/ ヽ        .\彡  /  ノヽ
.   / l   ヘ    ヘ      /       ',-ー-、/ ヾ  /  ヘ         \ /  / .|





   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)
. |     (__人__)    「…………………………」
  |     ` ⌒´ノ
.  |         }
.  ヽ        }
   ヽ     ノ
   /::::::..ヘヤ:>.
    |::::::::::...:.ソ.:|
    |:::::::::::.::::::::|






   / ̄ ̄\
 /  ノ ヽ、\
. |   (●)(●)|
. |   (_人_)│    「…………………………へ?」
 |     ` ⌒´  |
  |           |
.  ヽ      /
   ヽ     /
   ,7:./h::フ<
    |::::.ヽi:::.ソ|
    |:::::::::.`´.:|


その笑顔は、やらない夫が見たこともないほど純粋であった
.

309 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:08:59 ID:9ec59688


               (⌒ ⌒)
              \/              (⌒ ⌒)
                                    \/
                        __
    (⌒ ⌒)            /`ヽ´.._,. <ヽ` ヽ
.      \/          /    `´    \ \
                   /  / 仆、∧  ヽ  ハ   ヽ      「こんばんわ清姫さん、初めましてね
               / /    ll.|`゛´V  }  ! ハ:. ハ
                /:/|   ム:|'   ト A__ハ_ :|:::.. l.       私はメディアっていうの
                |/ .| .|: ∨,.リ   V,、∨´!  !_::::. !       ここのオーナーをやっているわ
                |,.-イ∧ :l/ \   / \ |  | `ヽ|_
             (( |ヽ_レ_/ {cxx      xxc |  |___ _〉 )).   ハクちゃんとわたしとで一緒にこのお店を作ったのよ
                 | / ゝ、       イ! /|\ ::|
                 ./   /::>=='ィ ´{:|レ .:!.::/_:| .       あなたのような新しいお客様に来てもらえて
                   ,'  _/,r‐=、ィ´ノ  y  |;/ `ヽ      本当に嬉しいわ
                    |  //y ´二⊇ゝ-.rイ  : !:::::::: <´
                   | :/ {/ ´ ‐=;´. /V .::: |ヽ::::.. >..   普段はあまり来れないけど
                   | l 〈   r‐<.:./ _;〉  /| \く.     ぜひともお店を贔屓にてちょうだい」
                   Κ  ヾ≧ソ{ ‐-/´/| /: //∠イ|: 〉
  (⌒ ⌒)         }' \ __,イ ∨ /:::レ! /:     !'
.   \/         /  ..:::::::::::;'   | !::::|/.:::   : |
              /   :::::::::l   l !: ! .::: :::     |


メディアは矢継ぎ早に清姫に話しかけていく
先程までのクールビューティーな姿は、影も形も見当たらなかった


                         |ヘ
          /                 | ∧
       / |        ---   _   | ∧
       / | ,  ´    _      `   ';  ∧
      ,'  /        \       V  ∧
      ,  /                   V  ∧
   |\ /                  \ ̄ ----∧
   |  ヽ:/                   \      } ___
   \ /   ,'                l  ` ト- / ̄ /
 __〉{    :|  l  l       |  |   }    V   /         「まぁ、そうなのですね
 \  从    | _l_ l _     , lーl-.- 、/    /-< ̄   、
   > -〉   |\|\ |ヘ` l  // |/-|/| /    /     /     ぜひともたくさん来ますわ
  \  人 、人 _ -==ミVヘ // ァ≠=ミ/  // |Y^Y_ /
   \,,/| \\ 从"           ///イ } || |_|l           わたくし、このお店が大好きですから」
     | | |_|ヽ|ヽ       '       |   |_ノ    ,
     |_|    | 心     __    |   |    V  '
     l     l  ト    `  ´   イ   ,;     V  ,
     ,     /l  |  >  _  イ _ |   / V    V
    /    / l   -- V∧   // l  /  〉\   ヽ l
    /   / ̄/ ̄|  V∧////l / /|  \  \
   /   l    〈    |   V////  l / ´  |    \  ヽ
   / ___ |     〉  |    V/   /「 ̄ ̄      > 、 \
  / / V |    |   |   /   /  |         /\ |   \



            _人_
            `Y´
                     _,,.. ..,,_
              _,,..-‐、,:.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.`ヽ     <ゝ
             ´ ̄>:., -:.,,::..:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`...、   ´
               /,イ:_;;::ノ `lーl-`x'、ハヽ:.:ヽ
              ' l:.:.:三三  チ三三ミ 〉l:ハ:.:.:^ヽ:..r:::、ノヽ_ノ{
    _人_         ./:/xxx _   xxx/:./`ヽ:.:.ヽ_ノ`ー'`ー、:.{
    `Y´       ./:.:.:.l    ヽ |    ./:./r''´:.:.:.:.:._,,.. -、‐ァ
               //l:..> _   ー   /:./イ/〉ー''´ ヽ  \`ヽ      「あらあらうふふ
              ./´  |/:.:.:.:.:.: ‐ァ _/:.:.:// >'     ヽ_/:.:.:.l
               !ヽ:i、:.:.lヽ〉 < ヽ:/´,イ┐  _,,.. -‐´.:.:.:.:/        お姉さん嬉しいわ~」
                  ` >'´ /|‐/ └‐┘、 ´∨ヽlヽ:./
                 , < \ / .|〈      \  ヽ  `
                ´¨\_./\| ` ̄フー--―' ̄´ _人_
                         (_,,x''ミ、  o ', '.   `Y´
                         く         .', '.
                         ヽ     o ', '.
                             \     ', '.
                             \_,r‐i=〉-'
                              ヽ l/
                                ヽj


清姫の返答に、メディアは空でも飛べそうな面持ちである
実際、椅子から飛び上がっていた
.

310 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:09:25 ID:9ec59688


             ,.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.`:.:―- ..、
           ,.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ
              /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:':.、
           /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.,:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`、
           ./:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.://:.:.:.:.:.:.:.:.:,,..、:.:.:.:.:.:.',
        ./:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:/:/:.::.:.:.:.:.:.::./ヽi、}:.,、.:.:.:.',.    「それにしても、その和服ステキねぇ
       /:.:.:.:.:.:.::.:/:.:.:.:/:/:/.,_/::. /    `ー|:.:.:.:.:l
       ,':.:.:<´二/:.:.:.://:./_,._,:.∠_      .|:.:.::.::l      いまの子ってみーんな特別な日でしか和服着ないから
       ,':.:.:.:.:.\.l:.:.:.:.:|/i/ /tュ..,, _`ー'    |:.:.::.:.l      ちょっと勿体ないと思うのよ
       ,' .:.:.:.:.:.:.:.:j:.:.:.:.:l. |//  `ヽ`    '^ヽj:.i/:..j
      ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:l    xxxx      /ミ、.:/::.|:.:/.      日本人の体型に一番合った服装なんだから
     ,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|、    、     i/:.//|/.       もっと着てしかるべきだと思わない?」
     ,'.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:,|:.:.:.:.:| ` 、    ー‐  イ:.:.:.:´i:.:.{
    ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/|:.:.:.:.:|:  \_  イ:.:.:.: |:.:.:.:.:.:|:.:.|
 _,,..r''´ ̄`''ー-ノ`|:.:.:.:.:|__/=、,,、|:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:|:.:.|
´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ー、:.:.:.:|―‐〈_、;;;r 、`ーr'`ヽ:.:.:lヽ:.|



            /|     '"´ ̄    ̄~"''     iヽ
.           / :レ'´              ヽ|   ,
          {/                   |  ',
          {ヽ,:´             、     弋 ー- 、 ',
     弋゙~∨   :i j  /      :i      i \   ',
       `';′    j {  !     |  j ,ハ  !   `ト  `フ
      /|     {灯`∧     :i,ハフlフ T .;   厶 <
      \:、    y犾ぇ\  ノ ッ犾¨㍉ イ   /`ヽ/ .      「ええ、和服はいいものです
        {}\{   { {:......:}  `゛  {:............:}V  .,:゙  {}
             l\:リ弋..ツ     ゚、:.__.:ツ厶イ   |          でもメディア様の洋服も素敵ですわ」
.           |! 圦""          ""イ l    !
.            |l   {> .,_/^ア‐' _,.  <:/ /
            八  j  /=∧▽ /  ∨ / ,.:゙       ',
.          /  \{ r'-f′У/   i Vイ        ,
          ′   /辷'!iミ竺竺彡{  V           ',


女子二人が衣服トークで盛り上がる中














               / ̄ ̄\   
             / ノ  \ \ 
             |  (◎)(◎) | 
             |  (__人__)  | 
                 |   |!i!i!i!i|  .} 
               |   |i!i!i!i:|  }           , -"~  /        ~゙'' - ,
              ヽ  ` ⌒´   }       , ‐ '" , '   ,'               ゙'
       ___._,r、   iヽ     ノ....   //  ./  ,{
     /`ヽ_j'、_ノ ̄l!'´ヾ-` ¨¨_ {   , '  ,r  , ' / |    ハ,         丶  ヽ r ァ
    ∧ ,ノ  Yヽ  l  ヽ     7ヽ~. , ' , "/ - //    |   |',. \       l     ',    / /
   /-'´「 ヽ ヽj_. l   ト、  /〃ハ...,'  ' ./ , / ' ゙,''-,,_. ',  |    \    i    i   / /
  r'´, イ ヽ、 `,__,ィ、__)| l  ヾヽ∧'〃.゙/  /!. ,, / ,r''"~~゙'t,''  、 |_,,',,, --メ-― !   l  / /
  / '´  ト、  Yrイ  ∧l ',  ヽ  T イ/ i ././ i!     'i! ヽ l ,,~r'''''‐-',  i    ', / /!
 ,′   .}、二ィ } /   l ヽ   ', |、、ヘ. |.゙!/ /  '',,,  ,,,''    V i!     i!' }    '/ / j
 i     トz'_ノ,イ    |   ',.  ', l、ヽヘ |/ /    ゙'''''"      i!,    ,i! j     レ ノ ,ノ
 |   ノ \¨7/     l  ト、  ヾ 、ヽ.../ ',     _.       ゙''--- ''  j    イ  |____
 ゝ─'-- -r-`'      l  ',.ヽ ヽ.  /  / ',.    /  ~~゙゙''''‐‐-,,       ノ   / 7_____ \
                      /  /,ー ' ,.  i         i     ,'    /  /: : : : : : : ノ
                    , rY  r     > ,,.i         .|    /   /___ノ: : : : : : : /
                   r''i | |    / ./゙, ,_.       ,'   , /   ノ   ヽー―く
                   ,,-'"|. | .' |  |    / /~~,,,'i゙'''‐‐- .,,,,,,-'-‐'',' /   /'"    `、: : : \
                      ', ',  i ./   ,' /'''‐‐-',      /,,,__ /   /"/      ヽ、: _ノ
                     , -' ,,' |/    i. /'''‐-- ,,,' ,,____,,,r '‐---/   / , ' , '       `
                r''"  ゙'‐'''''     |/~゙゙'''‐-- ,,,,____ '''‐--,' i   i / / ,,


残る二人は、豆鉄砲を食らった鳩のごとく唖然としていた
.

311 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:09:52 ID:9ec59688


            / ̄ ̄\
          /  \    \
.         (●)(● )  u. |
         (__人__)  u   |      「…あんなメディアさん、初めてみました」
.         (`⌒ ´     |
          {         |
          {      u. /
       __\     /リ 厂`'‐- .._
      / :  : :介ーz<__」// |: : : : : : :ヽ
.    | : : : : ::〈 「`乂/  / 丿: : : : : : : |
      | : : : : : /: | {::::} / `7: : : : : : : :│
     | : : : 〈: :│ {::::l /. :/. : : : : : : : : |


                            __
       ,. -‐                 ‐-|::!
    , '",. -─=‐             ヽ   |:jヽ
   /´/ /   /    /    ヽ     ヽ  ||  ',
    /´7   / i     /!  i  :.:`、:.   ヾx||   !
     / イ  ,' !  l  / l  l  _ :.:.:',:.:.ヽ.  l Ⅶヽ.:|              「わ、私もだよ
     / / |  l  l  _| 斗!'´!   !ヽ ~::T!ー::l-: l. : :|Ⅳ}:
     |,'  l  ! .:| ト|,ィ==ミ  ! ケ=ォ、ヽ! / : : l-〃    _ .-┐     付き合いは長いけど…」
     i  l l  .:l ヾ {;;゙ー_ソ \|  !.;;゙ン '~ レ    |:/:/{. : ´: : : : : : !
       ヽ|  .:|  | ´            ` u |   l/_/: : : : : : : : /
          ト、 :l   l      `        l   |: :!:_:_:_: : : : : : /
          ヽ!  人     -       ノ! :. l_:_:_:_:_: : :-─!
           | !  :.>、        ィ j  :i. l .-.-.一: :´ ̄ll
           jハ  :.:.| `ヽ、_,.、-:'´::  l  .:i i`ヽ_ : : : : : : :l
           :.:.:\ :.:.|  / /ハ:::::  ノ .:/リ:::ノ  `''ー::、  _!


そう言ったハクだったが、何かに思い当たったらしく、こう続ける


                       _
                         /'⌒ `
                        __( /
                    ⌒へ〈>ヘ、
               /          ヾ
.               //    |
              /:     八    }     }
               レ′/`ー‐.   Λ  }l  }
.          __/ / |「巧列、 {__`ー八 メ、
            {//レク{、 l|  ̄  ヽ{巧列 | `ヽ_)__
          {////Λ八    '  `^'人|  ////}.       「あー…でもよくよく考えたら
          { ̄ ̄ ̄レ个  ¬ u くl}: 八/ ̄ ̄}
            V77>‐ |l.l!/) 〕l爪 [ ̄}/ト ミ 7777       いままでメディアさんが合ったお客さんで
.           ∨  ./レ/厶    ]  | |ヽ V//
            { /=ミ{ ′ ,ハ     ]/| |ヽ〉 }          清姫ちゃんほど年の離れて
           。 レ'⌒{    J    }丿{、  }
           ,′/ ,>|  /     /   {\/           しかも身長の小さい女の子は居なかった…かも」
.           {___レ{//{  /\ ノ、/     } }}
          /7 / 人'Λ ////〉彡_____/ /}
.        ///{////≧=--イ竺7________ノ〈
        ////{//////////[/__]>'´ ̄ V///〉
        \///////////_ノ[.__]__ノ{///′
         \///////厂  [___]    {///}
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              _/       [____]   V//Λ
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            {≧===--L ヽ/--‐=≦}//リ
           V=ニニニニニニニニニニニニニニ=}笊′
.

312 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:10:17 ID:9ec59688


               /  ̄  ̄\
                 , '       \
             |         |
                | .        |    「……可愛い子とか…好きだったんですかね?」
               |      u.  |
             |         ,
                ',         ,.
              ヽ_,'________r
                  /:::::::::::::::::::ト,
                /  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ;,、_
            __,,./"" :::::::::::::: ' ,:::::::::::::ヽ,、
       / ..::\ ..:::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::: !:::ヽ
      / .::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::: i::::::.`
      l ;ノ:::::::::::::::: l:::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::: !::::::::::i
     く  :::::::::::::::::::: !:::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::: イ::::::: {
        l ::::::::::::::::ヽ;;|:::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::: |:::::::::
      l  ::::::::::::::::::: 〉::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::: |:::::::: i
        l| ::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::::: |::::::::: |
      l ::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::i.:::::::::::: |:::::::::: i


            ______
            /, -――- 、ヽ.
         //  , :-―一 'ー- .
           ´_ ,/       _     \
           `¨ 7     〈,ソ    `;
             iλ  ヽ,._//   u.  j        「た、たぶん…ね……」
              jハ   j;;;;;;} ヽ、 ;  /
            !ヽ r==== 、j ソー‐‐、
             ヽ._} }二二ニ={ }=ニ二'{
               j .{__ イ ハヽ. ____}
               ノノ.// /::/! i ';ヽヽ;\
              _,r ;、 /::::/ /::/ i! i! !::ヽヽ;\
          r´ー‐'7::::/ /::/| i!  i! |::::ヽ ヽ;::',
.            {´ ̄´/:::/ /::/ | |  リ |:::::}  }::::|


ガラガラと、何かが音を立てて崩れるのを二人は聞いていた

それは多分メディアに対するイメージとか印象とか、諸々そんな感じのものだろう
.

313 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:10:43 ID:9ec59688


              / ̄ ̄\
            /  ⌒´  ⌒
.           |   ( ⌒) (.⌒)
           |   (___人__).      「でも……なんだかちょっと嬉しいです
               |        ノ
             |          |        メディアさんって、何となく雲の上の人みたいに
            j、_       |
           √::::::...`ミュ、r<         思ってましたから」
           /.::7 ̄ ̄. : : .:.:.ヽ
        / .:::/.:.:.: : : : : : : :.:.::..\
         ,' .::::/.:.: : : : : : :./ ⌒ 、ヽ
         i .::.::.::.:. : : : : : .:.:.:.:.:::::...ヽ:.',
        i ::::.::.::.::.:.: : :/ .:.:.:.:.:.:.:.::::::: }::
        i ::::::.::.::.:.:.:.:/ .:.:.:.:.::::::::::::: ,.:: i
        ', :::::::::::::::く .::::::::::::::::/:::〈:::: |


やらない夫にとって、完璧な女性だと思っていた人の意外な一面
それは十分に「人間らしさ」を感じさせるものだったのだろう

ハクも、同じ気持ちだったようだ


           -― 、      r、
          /´ ̄ ヽ }      マ{
      /     _ }/ー'´ ̄ ` マ
     /    , ィ´ /         う 、
        イ              ヽ \
       イ/         ヽ\、     ヾ 、\
      / /           ', ハ ヽ }  ヽ. ハ ヾ 、
      i/   ! ,イ l     ー!┼-キ!‐ !  ',  リ .       「…そうだね、私もそう思ってたかも
      l|   i  ! l |x     ハ jzュキ-ァ lヽ
      マ   l | メ{ ',    ! 仆!jリ 'リ jト. Y !
      V    ヾ!/ X!zテ   j `´~、`/l ', } |        でも違うよね
     r-ュ、    ∧xチtjレ゚\ノ 、   ′! マ j、
     マニム  メ ゞ゚´、`      ,   イ  Y ヽ         メディアさんだって人間だもん」
      マニム   \、_,   -   .人 ム  ト、  :.
       ゝ ̄ ヽ  ヾ ̄.._    イ ト、 ム  マ \l
       _〉ニア⌒ト、 \{   ̄   ! j マム  ト ̄ :.
     ´アム /    ! ヽ. \、_   j /  マム !  `ぅ、
  ィ´ イニ Y    |   \ ヽ  `      lム|     。
    ムニニ ム   i  /ヽヽ ハ   _   /  i ハ!     Y
    〈ニニ ニム   l イl    Y\}   `ヾ{   !/      }
    `ヾj /⌒、  i/ V   L_リ >。_  ヽ j: !      ム
     /    / ハ    !      `≧ュ>、 V:,ィ      イニヽ
   /   /    :.  ハ        `ヾ>:/:l._ , ィニニニ\
      /    ィ7ヽ/人         )、_: ィ:{ 八ニニニニニ
   j    ′  ノ`! lマ ∨ニ>。      彡´| : : : 〈  マニニニニニ
   |!  ;'  , 〔ニレ!ム  ヾニニ≧=、 ´ /ヽl!: : : : l!  マニニニニニ
   li  {  ムニニ<`マヽ Yニニニニムー'  ィ| : : : : ト.  マニニニニニ
   l |! {ニニニニ 、ヾ≧!ニニニニニrニニヽ: : : :|_ム  マニニニニニ
     l  いニニニニ>ュ マニニニニニ、 ニニヽ: :jニム  マニニニ
.

314 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:11:08 ID:9ec59688


なごやかな気持ちで談笑していた二人だったが
それを引き戻したのはメディアの叱責だった


       ,. -‐‐――‐- ,.
     ,‘.   .   ヽ.   ヽ.
   ,:' ,.:' .  .::'     ヽ.   ヽ.
  / ./. .:  ハ.;:ハ   :. i ヽ.   、. ヽ.
  / /.:; ;: i. i゙゙`""!i : i::. l!. : 、  ヾ:. ヽ          「ちょっとハク、清姫さんの飲み物がないわよ!」
 ,',イ:.:;: i: .l:.l    |:! ::.i!:i:.i!: :  ',  ',、:. ヽ.
. !,' i:.::i: |:. l;:.!   l::i!::i!!;ィ:ナ: :. :',  ',ヽ.:. \
./ |::/! i!`トN、   !' iィムムリ-:.:. ├-、゙、 ヾ:..  ヽ、
'   l;'.::!:Tキなメ ノ イ'弋...ナ|: ::::i. :i/:::..!:. ヽー、  \                ___
  j'.;人!ハゝ‐'j     ̄ !i ::::i!::i..`.、__,::::..__'`ヽ、`ヽ、 __ ,ゝィ‐、-r-.‐、‐;=、、ィ'ー‐-、
  ,'.'.::::/::ヘ   _      .|:i :::A::|‐=‐‐'´ ̄ ̄`ヽ´メ⌒'´メ、='ー'‐'ー'ー'/.:.:;'.:i!-=ミ、
  //.:::∧:::::ゝ. ヽ`)  ,. ィ'リ!:: |=!|':´: : : : : : : : : : : ゙Yー'、‐'、:::.\ー―-/.:.:;.:.:.:}   ヽ
 ,'/i::::/、.ヘ::::::;rft.、_. </.:ノ:|:: i: :|!: :,ヘー-、=--、: :',、::.ヾ、\:::::\,ィノ.:.:/.:.:./、
_/'_,|::;,'=ゞメ`く::,n、i::::/'.:::;'::ィ'j::/:´!: : :i=‐'_;,;':=-メ、ーゝ!--.、‐=彡'`Y.:.:.:/.:..:/`ヾ:.、
/': :.!/i!:、: :(:::/ノi |i<!::/. : ノ:/. : !: ;-:¨: : : :/.::メ´/´.:.:.:.:.:.:.7´.:.:__ノ.:.:./==/:::\ヾ:.、
: : : |: :!: :ヽ/Y.'.:.!:|ゝi/. :, :ィ'ノ. : : : : : : : :/.::メ.:::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{:.:.7`ヽ、:.:.:.:./.:`メ、:::\
: : : : : : : :/:ノ./_i:.|'ヽ.ヽ: ':':´: : : : : : : :/.:::/.::::/‐、:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.j:.:.:./:.:〉ヾ.::丶
: : : : : : :/.://(:.Yil|l!;ノ. : : : : ;=―/.::::/.:::/.:::::::: ̄ ̄ ̄´`ヾーヽ;/.:._;ィ:.:/::.\\
: : : :/´/.:.:'.:':.:;ゝ〉孑ンー―'´.:::/.:::::::-―'´.:::\::::::::::|:::::::\::::::\::.`ー'‐'''´ヾ.::.、:.丶



             __ . -‐…‐- .    へ
          ,∠マハ          `ヽレ⌒ヽ
        /⌒ヾマハ  u       `ヽ
       ォ     マハ     /}   }  :.
        {       以   ./:i:i,   ,/|  :}
  ヽ三ミァ、,      彳 i{: /i:i:i:i/ /} !  ′
   ヾミミミk    f^!  l|/:i:i:i://i:i/: | /.
    ヽ ̄ゝ     {圦  |:i:i:i,/:i:i:i:/ : j/.        「あっ! ごめんなさい!
.       `〆ソ /⌒:. ヽ i|⌒ー~~{ : /
     ./三/     !㍉、{(⌒> イ/         すぐ作りますーーっ!!」
    <三ミ/ 1   |イ }`7 爪/ ′
    / ./`ー '|==='|.ノ_」 /  :/n /)
  ,    ,   .!ニニ|仁_] : ∠⌒Y∠ノ)
  |    |   |ニニ||ニア´ニニ} |-‐ぅ nハヘ
  |    |   |ニニ}∠ニニニニニ} |ァ´⌒'///j
  |    |   |ニニニニニニニニニレ 1‐┬‐ ' ´
  |    |   {ニニニニニニ=‐≦ニ{ {__/


一気に現実に引き戻され、ハクは急いで仕事に取り掛かった
.

315 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:11:35 ID:9ec59688


マスターも大変だ、などと思いながらラム・コークを飲むやらない夫が
自分の携帯の点滅に気づいた

そこにはガッツからのメッセージが表示されていて
「今から店に行きます」という文面


                        ── 、
                        /      \
                   /   _,.ノ ゝ、_
                   |   ( ●).( ●) 
                   |    (_ノ`)---、
                  _!   /――--;.:.:.:.}...       「あ、ハクさん
                _/:r | /,r ニニニフ.:.:.:|
         , -‐.........::::::::::::::| ヽ/ / '´,r―-'.:.:.:.:.:.:!.        ガッツくんが来るみたい―――」
        /..:::::::::::::::::::::ヽ::::::! !   ハ -ュ|:.:, '⌒ヽl
        /.::::::::::::::ヽ::::::::::::ヽ:::!/    } ` ̄ゝ{.:.:.:.:.:ノ
        /.::::::::::::::::::::ゝ:::::::::::l:/      /::Λ`T¨\
      l ::::::::::::::::::::::::::::::::::/〈     / ゞ:::リ ヽ'|:::::::..\
       | ::::::::::::::::::::::::::ハ:∧、二二ニイ'} |::::::|   !:::::::::::::..ヽ
      ! ::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::/ |::::::|   |:::::::::::::::: i
      l ::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::/|  |::::::|  |:::::::::::::: |
      ヽ::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::/:::|  |::::::| / i::::::::::::: l
        〉:\::::::::::/:::::::::::::::::::::::::/:::::;|  |::::::|   |::::::::::: !


そう言いかけたとき、店の入口から響く鐘の音
長身の男―ーガッツがそこに居た


           ヽ;;;...ii;;,,ヽトl∨ノハ ,,,,/;
         、 ;;;iiゞヾllノトiiiiノ!!ii;i`ノ/;/i`/;
        _ミミヽミ´;;;ll i:ミ》l ll>ゝi,ii,lliiヽレ;;/l/l/
       >=r`illミミii;; i;巛l`∨ii/ト iハノir::i/リ!lli
      ,-;ヽミii:ミミ:l{<ミiii i i、i:::iii::liiilll::i i/i:ii ii lll彡/
      -,-´i;;;;ミiミミ!!;;.>!!>)i{iii::ll´iii´iハ;ii;;ii;ii,i,i;;ii`l;iレ;
      ∠iiミii;;;、i,,、iトiiii,`iillllii;;ill;:ii l;llii liノl:ノ/l/ノr-
       /:::ゝlミ,;;;ll;;..ミlillilll>ヾl;iヽii ll,iii:::ll;llll`ii`//7
      ,」ミミ巛ミii::::::: ´´.//レ,,//`iノiiiii:::llll::ii:、ノ彡
      >ミ、ミミミミiiミ/ ./ll/./i//iハヾヾiYiilヽゞハ       「こんばんわ
、     ヽ, k=、;ミiiミ    レ iレiリ/i l.lレiリl iil lli
::ヽ     .<l:::r-コiミ  <巛ミ=:lwii .:jii リ /レ;illゝ.          ……賑やかっすね、今日は」
::彡、    .1ヽヽソミ   <...  ̄`.ミ、:: リ/彡》_;;/
::::  \   /ハハ,ヽi::    `─´ ̄.ソ ; iノ二゚ノi
 //iiiiiii:::iii/  :`:1::::         ; l    i
iiiiiiii:::iiilllii::k   ` ::        ... ::: .l   /
llliii::iiilllii::iiiiヽ::   ヽ       ヽ-,__,:i.  /ヽ、,;-;、
llll:::iiiiillll::iiiiiiiヽ, ::::   \    _____, ./liii::iiiヾllll::lli:iii
iiiii:::iiiilllll::iiiiiilili:: ::  ::::ヽ,   ヽ─-´/llllii::iiiiiii::illllll::il
:::lllii:::iiiiiiii:::iiiiii:\:::::: ::::::::\  `─´¨ イllll::iiiiiiiiii:::iiiiiii::i:
::::lll::iiiiiiiiiiil::iiiiiiiiiii\: :::::: :::::`───´iiii:::iiiiii:iiii::lllllllllll::
.

316 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:12:02 ID:9ec59688


         /  /   /      \        ヽ     V. N  ',
.        /  /   /   / \     ',     ',     }i N
       /   ,        ,   \    ',          |i N
.       ,   |i   |i   |iノ''    ヽ i ̄/i =- 、  i    |i::liト.   i
.       i   |i   |i. /|       | ,  | iハ}   |i   |i::lll:::}   |i     「あ、いらっしゃいませ!
.       l   |i   |/ i从.       | ,ィ竓示ミx |i   |i::ill:::}   |i
.      !.  |i.   八 x竓示ミ    ! ''う し' ソ '|i |i   |i::lj:::}.  八      来れたんだね、よかった~」
      八  |i   〃う しハ`  ノ   ゞ--   |i八.   |i::::::/  '
        \,八    {ヾゞz少'     ///// イ'     |i<  ム-=7
        \   圦 ///// }          |i    |i   '三三=/
.           \ >ゝ              |i    |i  /三三=/
           {    ゝ     、  ノ   ' |i    |i. /    /
                 { >         /|_ |i   八'    /
         _ ∧    l‐   ̄ 〕   -     li  八   , ---=ミ=7



           /i_,ノヽル1、_
     .l、 ノ`, l´`´;;;`;´;;;;;;;;;;`´イ-´レ-
    _ゝ`;;;;;;;;;;ヘ;;;;;i;;/;;;;;;;;;;;;;;; /;;;;;;;;;;;;;;と
   ,,ゞ;;;;;;;;;;;)`、ヾ;;;;i ;;ノ 1;i:ノ;;;;;;/´;;;;;;;;;;レ
   <;;;;;;\;;;`ヾ ;;;;ヾノ;;iイ;;;;;;;;;;;;彡;;;;;;;;;;;;;;;`;7
   ,ゝ;;;;;;;ヾ;;;;;;;`;;;;;;;ゞ;;r;;;;<`i;;;;;i`ヾ;;;;彡三;そ
   `っ;;ノ´ゞ;;;;i´i;リ;:i´i;l `i、!.iノ`  `i;;;;;;;;;;;;`ゝ
   >;;;;i::: i/ Y ヽiヽi .ヾ   l    ];;;;;;;;;;;;; >
   7;;::l;:::_,--、i .Y r ̄二≡ミミ ゞ;;;;;;;;;;;;T
   .フゞ;;;;;;;;;;;;;;;;ゞ ヾ :f´r::::__y≠ヾ;;;;;;;;;;イ.       「今日のことはマスターからも聞いてましたし
    ヽ,;;:`i ̄ `ゝll   `〈 弋_ノ ケ  \´ /.1
    i´ヽ:::` ̄ ´:;;l-;     ̄    :: i./-i )      せっかくなんで」
    `i;;i;;i::   :;,;        、   ゝ- /
    i,;;ゝ:::  ::ノ. , 、,      ヾ .r´ノ、
      ヽ:::::   ´` = ̄         i-´;ト
      \:::  ;;;::_____、      `  i イヽ,
       i,::::::::_`─  ̄`     / ′ i
       i`,:::::` 二 `     /     1
       l;;;ヘ;;::    ヽ   /   /  ::;;;i
        l;;;;;;;ヘ,__ ,, ッ´  , -i   ≡i
.

317 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:12:25 ID:9ec59688


来店者に気づき、メディアと話していた清姫は
ぱぁっと顔を輝かせる


    j!  .|   _   -―――-  /   |
.    ,′ レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、   /}
   /   .|./ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .` 〈 .|
  ./    | ./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \
 /    /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ / ̄  / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|     / .| . . . . . . __|__ . . . . . . .  ̄| ̄|ヽ| . . . .∨
|    ィ´ . . . | .| . .|/ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ノ! .|.. . .|
|  /.::」 . . . ...| .|/| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ィ===ミz、! . . |
_/⌒ハ . . . . ', | . .|ヽィ==ミ } . .ノ . ./ィ {:i:ヽ:| }】. . .i .|
    .} . . . ..ヽ ィ/ /:,-:::| /} ./   辷ノ ノ|  /./
、   /|ヽ . . . . 【{.  { :i::」:|             .|/|イ.       「こんばんわ、ガッツ様
|「 . ! | i! . . . ..\  `¨ ´       、   ,:,:,: |//|
|| . .| .ヽ」\ . .\|  ,:,:,:,,       ′     |//|.       来て頂けたのですね」
|| . .| . |∧ . `⌒「                /|//|
|| . .| .//∧   ∧        , -‐ フ   ∠|/,!
|| . .|////∧   `ゝ     ` ー ´   イ| . |/,!
|| ..//////∧ . . .∧ `≧   __/二Vヽ.ノ//
/:/ ///ィf二ニ}!、 . . ∧     ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ィ仁二二 Ⅶヽ . .∧   ,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i\.∧_   |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒\二二二二}ヽi!i!i!.\}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i\二二二}ト:\i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二}ト:::>i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::`ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二}ト:::::::::::>i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二}ト::::::::::: ,ィ ¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}



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冫、〉;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;';;;;;l\;;!、\;`、:::  彡'' ̄二;;;;;;――-''' ̄;;;;;;
///;;;;;;;;;;;;;;;/l;;;;;;/::;;;|l  ヾ;;';::::ヾi   <;;;"==== ̄;;;;;;;;;;;;;;厂ヽ、
イ/ i;;;/ |;;;;;;;/ |;;;;∧;;;;|l  liヽ!::::!:!   ,三;;;;;;二三三彡;;;//二ヽ
|ノ !;;;| .!;;|;;;! i;;;;| ';;;|!  l! リ :レ:..  二;=‐-=二三二;/ /=ニゝl
.〉、 ヾ! `;l;;;l ';;;;! ヾ;|    ,┌─;;;,_  ...:::::::ヾ二三l /--、 !
{;;,、‐ヾ、 `;;| `;;| __'_/_,/´,f二二´     ::::::::ヽ三l {   |ノ,        「おう
  ``丶=ニヾ  、(-_,___r'ニ'"ニ-ソ/!    /r  :::ヾ!ヾ`〉‐' /;;
 ___|`-=-'|  ;;;   ::;;ヾ `‐'‐二//        ノ`´::: ./  /ヾ;;        ま、今日の主賓は俺じゃないけどな」
 |:::::::',_ "!__ _::        ̄        //::::: ,'― ":|
 !、::::::´、  ! ̄::            ,、   ̄ " // :|;i
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  /::::::/;;;;;ヽ       、             ニ二 ニ:!;;  |
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.

318 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:12:54 ID:9ec59688


           ト、
          | ヽ  /|
        ト、j.  `¨´ .i  ト、
        |      ヽ-'
     ト、j`
      N.   ___
.      /       \
      /           ',
       |-、_j ヽ._/` .l
       || | | | | | | | | | .|        「すまない、ガッツ君
       || | | | | | | | |  |. 
       |  (__人__) u |.           さっきまでメッセージに気づかな――――かっ!?」
..     ',  |::::::::::| u .|
      ', |::::::::::|   ノ
      ,ヽ_ ̄ ̄_,,-''、
       / | ヽ ̄/.| ヽ
     ./  .| /‐<  |  ヽ
.      l   |/〉-〈 ヽ|   .l
.      |     |  .|     |


ガッツに声をかけようとしたやらない夫は、急に体を引っ張られる
何事かと思ってみると、服の肩口をメディアが掴んで引き寄せていたのだ

デジャビュ、である


                                                          _,,,,..-‐''''¨ : :
                                    __,,, ... ---‐‐‐‐‐------- ...,,,,-‐ '',;¨''´_;,;,;-‐'''¨''ヽ
                               _,,..-‐''´: : :.:.:.: : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::_;;-''´::;r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
                             ,,-''´::: .:.::::: : ;, - : :'': : ¨: : ̄: :  ̄: :''' : '':´: :.::::/;;;;;;;;iiilllliii;;;;;;;;;;;;;;
                             ,r"::::::.:.::: : : : '': - : '' : ¨: ヽ、 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::: : /;;;;;;;;;;;iillllllllllllllliii;;;;;;;;
                           /:::::: : : : : : :.:.: : : : : : : : : : : : :` 、‐:- :,;,;__;,;,-‐'7’;;;;;;;;;;;;i';llllll;;;;;;;;;;l`、;;;;
                            f:::: :.:.: :.:::: : : : : :.:.:._;,-:'': ¨: f¨ヽ¨ `、- ;,:.:.:.:::::::::i’;;;;ili;;;;;;;;;ll';llli;;;;;;;;;;;;;;`、;
                         i::::.: .:::: .:.::: : :.:::;r''´: : .:.:.::::::::! r ` 、 l:ヽ、 _''_-;-!;;;;;;illllli;;;;;;;ll';llllii;;;;;;;;;;;;;ヽ
                          !::: .:.;;-::''::¨:::¨ :''' :- :,;;_:::::: : l l::::.、 `、ト、: : ::::::::: :l;;;;;;;;llllllli;;;;;;ll';llllllii;;;;;;;;;;;;i
                           !: :::':::: :.:.:.:.:.:.:. : : : : : : : ` 、 ;! ー、! l ! !:::.: ::::::::ヽ;;;;;;;lllllllii;;;;;l';llllllllii;;;;;;;;;
                          !::.:::::::::: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ   `、 `! "!ヽ::::.:. : :.:ヽ;;;lllllllliii;;;;l';::lllllllliii;;;;
                          !: :.::::; - 、:::::::::::.:.: : : : : : : : : `、ヽ、   !  ! ` -- 〈/;`;、;llllllllliii;;l'l;lllllllllllii
                         !::: ;.:-:::::;;ヽ_:.: : ::::`:、 : : :::: : : ヽヽ`   l  ヽ   / ヽ;;;;`、llllllllliii;;;;'l;lllllllll
   「…………坊や              〈::::::.:.: : : ::::ヽ::¨_:‐::;;::`:、: ::::: : ::::iヽ`   !  ヽ._,/   !;;;;;ヽ;lllllllllii;;;;;';;;llllll
                         i::: ::::::、:.:. ::::::!: :.:.ヽ:. `:、ヽ ::: : :::::!ヽ` l f i      ,,!;;;;;; :!;'ll;llllllllii;;illl'll
                         !: :::::: : `::、:. ::!:.: : :.:`:、 : :ヽ :: : :::::!ヽ` l   ! ! _,,..-''´: ;;;;;;;; :l、;lllll'llll;lllllillll
..   ガッツって……あの子?」.    .! ::::::::::: :::. `、 !、:.: : :`、ヽ: : !::: : :::::!ヽ、 !   `ト";;;;;;;; ;;; : ;;;;;;;; :!l;;llll;;;;;;;';;ll;ll
                           ! :r;;、::. : :ヽ:ヽ!:`、 : : `、`、 l:::: :::::::!.,,,_ l '/`´;;;;;;;;;;;;;; ;;; : ;;;;;;; :!ヾ、_;;;;;;;;;;;;;
                          `ー -iヽ : : ヽ:l:、: ヽ: : ド、f¨!:: :::::::l、_ `l/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;; : ;;;i;;; :!   ̄ヾ¨;
                            l: :`、: : :`l :ヽ : `、`〈l¨l!:: ::::::::!llll¨lヽr;、;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;; : ;;i;; :l     `
                            l : : `、: :`!ヽ:`ー/¨;;;rl:::.:::::::::!_;;:-!‐'`、` 、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; : i;; :!    
                            !: : : ::`、、l;r''`´l`ー'";;!:::::::::::::!::::::_!;;-‐''ヽ;;-ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ :l /;¨;;ヽ
                              ! : : : ::: 〈l;;;r‐--┐;;;;;;!i:::i::::::::レ"'''!¨:: ̄::::::::::::::::¨:::'''‐--、 '´;;iilllllllll
                               !: : : ::::<´!;;`;;-‐''´;;;;;;;!l::::!:::::::l::::::::::!::::::::::          ¨ `ヾ、''''‐
                            i : : : ::;':`l、r"llli;;;;_;;;-、!;!:::!::::::::!::::::::::!:::::............            `
                           i : : :/::: l :`y''''´;;;;;;/l!!::l:::::::i:!;;_:::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::.........     
                             /: /::::: : :!: ;;;l;;;_;;-";;;;;;;;r!::l::::::l;!--¨-l¨'''ヽ;;;;;;__:::::::::::::::::::::::::::::::::::::......
                           /''´::::::: : : :!;;;;;;;;;;ヽー --''";;;;!:!i::::l`y´;r"l:::::::::::::::::-i ̄¨¨i¨''''''‐=''''''''''''''


押し殺した声で彼女はそれだけを口にする


               / ̄ ̄\
             / ノ  \ \
             |  (●)(●) |
.             | u.(__人__) .|   「は……はい、そうですけど…」
        r、      |   ` ⌒´  .|
      ,.く\\r、   ヽ      ノ
      \\\ヽ}   ヽ     /
       rヽ `   ヽ  ノ7i:7、/ァ'´ヽ
        └'`{  .   \.|.:i..:::ソ,/:::::::::i
            ヽ、._  ∥ヽ、_,r':::::::::::.|
            `ヽ、:::::::::::/':::::|
               `'ー'´


今度はいったい何事か
メディアは震えるようにやらない夫の方に顔を埋めていたが、再び勢いよく顔を上げる
.

319 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:13:20 ID:9ec59688

             ,.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.`:.:―- ..、
           ,.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ
              /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:':.、
           /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.,:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`、
           ./:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.://:.:.:.:.:.:.:.:.:,,..、:.:.:.:.:.:.',
        ./:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:/:/:.::.:.:.:.:.:.::./ヽi、}:.,、.:.:.:.',
       /:.:.:.:.:.:.::.:/:.:.:.:/:/:/.,_/::. /    `ー|:.:.:.:.:l
       ,':.:.:<´二/:.:.:.://:./_,./:./       .|:.:.::.::l
       ,':.:.:.:.:.\.l:.:.:.:.:|/i/ ハ7ァ- ..  ,     |:.:.::.:.l.       「……単刀直入に聞くわ、坊や
       ,' .:.:.:.:.:.:.:.:j:.:.:.:.:l. |//`ー‐ `ー'  _,,-‐-j:.i/:.:.j
      ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:l u          /ソ7´/::.|:.:/       あの二人、付き合ってるのかしら?」
     ,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|、  \ ..,,_   i/:.//|/
     ,'.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:,|:.:.:.:.:| ` 、   `ー ´, イ:.:.:.:´i:.:.{
    ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/|:.:.:.:.:|:  \_  イ:.:.:.: |:.:.:.:.:.:|:.:.|
 _,,..r''´ ̄`''ー-ノ`|:.:.:.:.:|__/=、,,、|:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:|:.:.|
´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ー、:.:.:.:|―‐〈_、;;;r 、`ーr'`ヽ:.:.:lヽ:.|


小さい声でメディアはそんなことを質問してくる
なお、その表情はやらない夫が見たこともないほど引きつっていた


           / ̄ ̄\
         /  _ノ´ ヽ、
.        |   ( ●) (●)
        |   (___人__)
            | u.     _.ノ
          |     _/__゙ヽ_         「まぁ、目下進行中…と言いますか」
         j、_    (〈_r- ヽ ヽ、
        √::::::...`ミュ、r'、〈`ヽ、 |
        /.::7 ̄ ̄. : : .:.:.ヽ_ヽ   ト、
     / .:::/.:::::::::::::::::::::::::::::..\Yー‐ソ,
      ,' .::::/.::::::::::::::::::::/ ⌒ 、ヽ,:::::::::|
      i .:::::::::::::::::::::::. ::::::::::::::..ヽ::.',::::::::|
     i ::::::::::::::::::::::/ .:::::::::::::.::::: }::::;::::::::|
     i ::::::::::::::::::::::l .::::::::::::::::::::: ,.:: i::::::::|
     ', :::::::::::::::::::::;i .::::ヽ::::::::::::::l_:::|:::::::|


事実を端的に伝えるやらない夫
その事実を受け止めて、メディアは肩を震わせていた


                  _..,,.._   _..,,.._
               , :.:.´:.:.:.:.:.:.:`´.:.:.:.:.:..:.:.:.`ヽ
                .:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.': .
                  .':.:.:,:.:.:.:.:,r 、:.:.:.:.:.:.:.:, 、:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.':.
              .':.:./:.:.:.//   \ ,/.  '.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:'.
             .'.:./:.:.:.//`ヽlVヽY/l/´ '.:..:.:.:.:.',:.:.:.:.:'.
            .':.:,':.:.:.,':,'           .l:.:.:.:.:.',:',:.:.:.:.:'.
              l.:.,':.:.:.,':.l              |:.:i:.:.:.:l:.l:.:.:.:.:.'.
               j:.:lハ:.:l:、|_            _|:/':.:./:/:.:.:.:.:.:'. .       「…そうよね、私には分かるわ
             .lr‐',:.iヽ|r行心-'ー'  、,-ィチY ヽ/l/:.|ー-ァ:.:'.
              j.ヽ }:.ハ ヽ -‐ '     `ー '-c' l:.:.:.| ノ:.:ハlヽ       あの子の目は…恋する少女の目ですもの…」
           j:.::.:j:..:.: / / /        / / /  |:.:.:.|:.:.〉、:.}:.:l
             j:.:.:,':.i:.:.ハ      !        八:.:|.〈:.:.:ヾ.〈      でも―――」
           .';.:/:.:,':.:.:.l`.、   ,、..____,、   イ:.|:.:.:.|:.:.>、:.:l:.:.)
            .':.:/:.:/:.:.:.:j:.:.:..: 、 ` ̄ ̄`´ イ:.:.:.:|:.:.:.',:〈:.:.ヽY、
           ..':../:.:/:.:.:.:.,':.:.:.:.:.:..:> _   < |:.:.:.:.|:.:.:.:.',:.〉、:.リ.:l
         .':.:/_./:.:.:.:/.l:.:.:.:.:.:.:.:.:j、___,,...j:.:.:.:.|i:.:.:.:.:',ヽ:.ヽノ、
    _,,.. -‐''"´;;/:.:.:.:/:.ノ;;ヽ-''"´, 、_, -、テ―‐'ヽ⌒|!:.:.:.:.:.',´ ̄ ̄`;;;,,,、
  r';;;;´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:/:.:/ー'⌒ヽ,. ‐'´/  /_    ,r'‐、;;|.:.!.:..ヽ',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ
  l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/./::i/;;;;,._Y´/ _,/ _     ヽ⌒ヽ;;;;;;;;;|/l:.:.:.:lヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙i
  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/|,':../;;;;/;;; >〈  /´ `ヽ   `x. ヽ;;;;/;;;|:.:.i/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;リ
  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;|//;;;ノ'´/`} / _.     '.  /ー-。'ヽ\;;;|:./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;〈
  ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|/;;;;;;〉'´   .'/´ `ヽ ..' /::::::: |!:::::\ヽ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{
  ',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;, 、_, 、::/'__     './/〉:::::::::|!::::::::::`|;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;|
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320 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:13:46 ID:9ec59688


                             _,,,,,,,,,,,,,___
                             _,,.-‐'''´      ̄`ー,-.,,__
                         ,r''´  ,, ''  ,r'      `  `ヽ、
                     . ,r''´ ,, ''   ,,r'´,. '  ,, '   ,     `ヽ
                     ,r'フ ,, ''   ..:;;r''..:; ',  ., '' , '  .;
                   ,r',r'’,,.'', '.:..::,r'7"..;: ', ' ..,::' ..;:'    ;';..
                  ,f /., ''., ' , ' ,r',r'’.:;:'.,.' .::..;:'  .:;:'   .: ;: ;::.
                ,/,イ,/ ,,/ .,f /..:::;/,/ ..:::;:'  .::; ..:   ..:::;: :;:::.   :.
                    レ/,i' ,イ ./ /.::;;イ:;i'.::::::;i ..::::;'..::   .:::;: .:;::::. :..  ::.
                    レ レ/ / /.::///i.::::::;i .,'.::::;:'.::;'::  ..::::;: .::;::::: :::::.. ::
                   i / ./.:/// ,!::::;i' ,.'.::::;'.:::;'::::  .::::;:. .::;:::::..::::::::::
                 _,ノ レ' f/ ,i`、;ii ,i.:::::;'.:::;i::::::. .::::::;:. .:::;::::::::::::::;::      「こんなに…
             ┌-‐''´     `ーi、:;/i;/!:::::;i::::;i::::::::. ..:::;:;::..:::::;:::::::::::::;::
                 i        .、/ ヽレ !、::;!l:::;!l::::::::..:::::;:;:::::::::;:::::::::::::;:::       まるで太陽のような可愛い少女が…」
                  ヽ        `、/`、 !:`!:i:::!:i;i;:::::::.:::;:;:::::::::::;::::::::::::;:::
                  fヽ        ヽ。‐ヽ v`:!:l::l:::'i:::::::::;:;::::::::::::;::::::::::;::::
              ,! ヽ.             ....!::i;!::l:::::ヽ::::::;:;::::::::::::;::::::::;:::::
                i               l :::::::!:::ヾir'、::;:;':;:::::::::;:::::;:::::;:'
             ,!.                 ...i :::::::l ::::::l´k ヽ:::'i::::::::;::;:::;:':::
              i.                 .l :::::::! ::::::iノ ,/::::f:`:、:::::;:'::i::::
                 `ヽ、               .l ::::::;! ::::::i_,/::i:::::i;:::::::Y::::::;!:::
                     ̄i'''‐-._   --‐‐'´l ::::::i ::::::i:::;::::!::::f:、:::::i:::::;i:::::
                     l::::::;::::ヽ      ! ::::;! :: .:l:::;::::i::::i::::`:、i:;/:i:::::
                   !::::;::::::::.i     l :: ,i  :: .:i:::;:::::i:::ヽ:::::::i:::::i:::::


メディアは瞳をうるませながら、そんなことを呟く
目尻に浮かんだ涙がこぼれないように必死で耐えていたが――


.          /:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.::.:.:.:.:ヽ:.:.:.>:.:.:.、
        /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、
       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:/ .!:.:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
.      /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.!:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:/、_、l!/_,..∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
      /:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.{:.:.:.!:.:.:.:!:.从:.:.:.!:.!      .}:.:!:.:.::.:.:.:.:.::.:.
     /:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.!:.:.:.!:.:.:.:.!:/∨:从:!      }:.!:.:.:.!:.:.:.:.:.:∧
     /:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:!:.:∧:.:.从! ∨:! ',:!._ノノ   .!从:.:.:!:.:.:.!:.:.}:.}
.    {:.:.:.:.:.:.:.:.l!:.:.:.:.::..',:.:!斗=!ヾ!~∨!~ヾ '  ヽ斗! .}:.イ:.:.:,':.:.:l!:}
    {:.:.:.:.:.:.:.:.l!:.:.:.:.:.:.:.〉:{. x斗三ニミ_      _ノ`ンノ.!:.:イ:.:.:.}.リ
.    {:.:.:.:.:>┤:.:.:.:.:.:.:代(__/ヾ   "''     =ニミ、/:./.!:.:/
.   .{、'' ´.-っ!:.:.:.:.:.:.:.:! ヾ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:      、 :.:. U人 !:/.         「あんな……
    {:.:\ 、( !:.:.:.:.:.:.:.:!.              '   ! ヽ >
.   {:.:.:.:.:.\ !:.:.:.:.:.:.:.:.!.                 |_/         あんな筋肉になびくのぉーー!!?」
   }:.:.:!:.:.:.:.:.!l:.:.:.:.:.:.:.∧     ィ=ーー---- 、  /
.   }:.:.:!:.:.:.:.!:!:l!:.:.:.:.:.:.:.:∧    i:::::::::::::::::::::::::::::::::}. /
   }:.:.:!:.:.:.:.!:.!∧_:.:.:.:.、:.:∧、  、: : : : : : : : : : :.ノ イノ
.  }:.:/:.:.:.:.!:>''"     \ヽ> 、  ̄ ̄ ̄ ̄ ィ:.}xイ
.  }:.:/:.:.:./ > = < ヽヽ、 __> .、- イ:.:.!:.レ:ノ
  }:./:.:∨ /        <.∨:ヽ  ̄" !:.:.:.:.:.:├_:イ
 }:./:.∨./.:          ヾ}:.:.:.∨! !!:.:.:.:.:.ヽ!  メ、
..}:.:!:.:.:!.イ::::.           .!:.:.:.:.∨从:.:.:.:.:ヾ /  ',
.}:.:!:.:.:.!::!:::::.           .!:.:.:.:.:.:∨∨:.:.:.:.:.:〈.   !
!:.:!:.:.:.:!::!::::::..         \ !:.:.:.:.:.:.∨ \:.:.:.:.:.:ヽ  !


やらない夫に抱きついて、大声で泣き出してしまった
.

321 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:14:10 ID:9ec59688


                          __r┐
                       /    { iヽr、
                      , ´ u ( ヽ   } | ,} }ヽ
                     ヽ、__ `:、 ヽ. j V ,{j, |
                     /〉○ )  `、 `Y    ´ ノ、
                   _ノ(  ´)   〉      〈 〉
                     __/   `==く  J {       /             「えーーっ!?
               / : :\ヽ  }r┬}   ゝ    /
             ,.ィ'゙ : : : : : :ヽ`八⌒´   「 ̄ ̄ ̄ ] _            ちょ、ちょちょちょ
           /. : : : : : : : : : : У}``   「 ̄ ̄ ̄ ̄「: : : :`ヽ
         /´ : : : : : : : : : : :y'´: :`┬ュニム| : : : : : : : : | : : : : : : :、       ちょっとメディアさーーーん!!?」
       r'´ : : : : : : : : : : : : :/`ヽ、 :/:::ヽ/| : : : : : : : : | : :ヽ : : : :|
      / : : : : : : : : : : : : :/ : : : : : :/{:::// :| : : : : : : : : | : : : : : : : l
     / : : : : : : : : : : : : :/ : : : : : : : :{/::{ / : :| : : : : : : : : |、 : :r‐-、: :|
     '、. : : : : : : : : : :イヽ: : : : : : : :{:::::{ / .:/| : : : : : : : : :! : : : : : :/|
       ヽ : : : : : : : : : : : : :/: : : : : :.|::::::/ : : : : | : : : : : : : : :|ヽ: : : : : :!
          ̄``''ー‐'´ ̄ヽ{: : : : : : : |:::/ : : : : : :| : : : : : : : : : : : :| : : ノ
                  | : : : : : : :|/ : : : : : : : | : : : : : : : : : : : |ィ´
                 | : : : : : : : : : : : : : : : :.| : : : : : : : ://´:|
                      | : : : : : : : : : : : : : : : : \__/: : : : :|
                    } : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |


これまでのメディアからは想像しがたい姿を再び目撃し、やらない夫は混乱する

彼にはすすり泣く彼女を受け止めることしか出来なかった


               イ       -――-  .    厂!
              / { .  '"´-―- ミ       .  L」
             _ 廴'" -―-      ` ッx     ` |:|
         . '"                  マ:i>、   |:|.
        / /   ′   i             寸心 |:|‘.
       . ' . '     .|    、              マ:i:ハ.|:| ‘.
      ./イ/     .|     |\            W.才|. :!
       .′      |     |   、              V/:l:|ヽ l            「め、メディアさーーん!
       .′     Λ    l __,,≧、'´         Ⅵリ.ハ.l
        i        i   、  '   x抖刄¨㍉      か-'/l.'     _--┐....  もーーっ!!、
        | i     | :/、  ', .〃 Wrとつ\      V==リ  _-二二二ニ
        | l     .斗'_..ィ云.  ':   一´ill|||| `ト、    V.ン'-=ニ二二二二:.    どうなってるんですか、もーーっ!!?」
        | Λ    〃 V::ツト、  '.          | \   W二二二二二二
        |′‘.    l とつ ノ \. '         |   \ l.'二二二-   ̄-
            ‘.   l、    ヽ   \'.         |   |、` |=-::::::::::::::::::::::::/
          ‘.   lハ        > - 、   .|   | マ:::::::___::::::{
           、  l ‘.     x ´     〉  |   |  ‘二二二二二リ
                \| .! 、     ヽ_ / /.|   |   ‘二二二二.-
              ヽ|  `  .,        '   .|   |   ‘`≦ッ-=ニ
                    |   i/≧=-- ヘ    .|   |    ヽ:.:.:l≧''"´ ̄ ̄`
                    |   |\.イ二二癶  .|: i  l    .l:.:.:.:l
                    |   |   }ニニア:.:.:.〉 .Ⅵ  ;    /:.:.:.:.:,
                    |   |   _. /:.:./}  ∨  . ̄ /:.:.:.:.:.:.:.,
                    |   i:|  /:.:.:.:/' ̄`   V  . /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,  ,,
                /|   l:|/:.:.:.:.:./       V  .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,/
              .:|  l: | ヽ:.:.:.:.:/     ,,  V  ':.:.:.:.:._:.:.:.-‐:.、i    ..
              | .|  l: |/:.:.:.:.′  /   .Λ  ':.:.:.:.>:.:.:.:.:.:.:',


ガラガラと崩れたカケラが砂になって散るのを感じながら
こっちが泣きたいとばかりにハクも叫ぶ
.

322 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:14:37 ID:9ec59688


              /  _,,..              ..,,_    ',V
           / ,  ´                 、  ', V
         / //                   \', V
        /  /,>ァ        l         ヘ、. i   V
       '   イ" /         ll   l      ヘ.ヾ、.  ヽ
     /     /  /  l i  /  l l   l     i .ヘ `丶 .V
 .     V.  7 ,′ ,'  l i  ∧  ||  |  小 ji   ヽ     i    ,
  、   V /^   i  | :i /_,ム イ:l  lト ,/.」_,ハl  | ト   ノ-‐ ´ ,'
   \ `"ヾーV    |  十ナ7´   V| ハ  八/  |/´"T ‐ l       /.    「ま、ますたぁ
    \.   ', ',  i   | x:==ミ   ', /  ===ミx l: : / i  , -‐<
    , ´``ー  ', l  ',: :〃 '゚ :::::ハ     V   ;'゚:::::::ハ ヾ/ ,'      `、       メディア様は、大丈夫ですか?
  〈´   , 、,ヽ ', l  \{{ V::::: i         i::::::: リ }}/: ,'ー´`-‐''"´
   `ヽ 、/,' i   \',  ',  Cつ-‐''゚//////``''Cつ ,' ,' |     ',.        清姫はなにかいけない事を
      i,'    | ',   o  ///////////_/o:  i     ',         してしまいましたか?
      ,'      |   ○ i' ,                 ⌒ア°  '     ',
      ,'    ,′'   ',  :  ` 、   r~‐~ー、  ,、く i   〇,'       ',
      ,'       ',  ! i    >、,_ ̄⌒ ̄..ィ´  i    ,        ',
     ,'       '  '',i ',    _ }  `"  ´ {   ,' ,',  ,       ',
    ,'        ', ,',..',', -‐'' V∧      ∧V ''‐,'-', ,'        ',
    ,'       / ',',', ',: : : : V∧     ∧V: : : :,': : i/,'  \     ',
   ,'       i∧   ', ',: : : : : V∧   ∧V: : : : : : : ,'   ∧i     ',
   ,'       、 i:::::'    ',: : : : : : V∧  ∧V: : : : : : : :,'   , '::::',  , -,   ',
  ,'       i `ト::,:::::',    ',: : : : : : V∧∧V: : : : : : : :,'   ,':::::::y´  ,'    ',
  ,'       i     \}    ',: : : : : : V∧V: : : : : : : :,'   '::::/   ,'     ',


メディアに感化され、清姫ももらい泣きをしてしまった

このままでは涙の連鎖戦線が構築されてしまう
マスターは頭を高速回転させて答えを紡ぎだした


          . -‐- .
        〃   __ヽ____
         {  . '´     j     ` : .
        /      ,     ヽ   ヽ,
         /  ./   /|  ∧  ',   ハ{}
        ./   ,'  、/ .|  /  、 } :∨ ii        「えーっとぉ!?
        {  .{ ∠\_|. / _,∠∨ ul|厶ij
       |ii  .Y´ぅ心 j/ ´ぅ心ヽ: !__}ii|.         き、清姫ちゃん大丈夫だいじょうぶ
       Ni  l{ 弋__ノi/i/i弋__ノ,ノ 圧|iil_
        j八 l|.:u.¨ r――vォ¨.:|i 厶イ三/.       メディアさんのは…ええと…うん、そう
        _, 、i_ヽト   |    | イ://三ミ/
     〈/ / /ぅ ,`ヱT T 入 j/ __{.       知ってるよね!!」
       ヽ   _} / ∧><_イ⌒;三ミ\
        .,イ .人/=/  只 =',==}三ミノ
     厶≠ニニマ{   |: :}  |ニ|
       マニニニニ/j  ノ: ,′ |ニ|
      マニニ/ { /: :/⌒' !ニ|
.

323 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:15:02 ID:9ec59688



                   , -  ̄ ̄  ‐-  ,,,___      __
              ./  ,,,,  ニニ====- . _ ̄ 二ニニ _フ
            /  /. ´     ,,__   > .
            ./  /.´           .へ      .\
           / ./i              \      \.         「涙って……
            .ゝ__,                     \     .、ヽ
            /          , _             ヽ、 .   ソ.         嬉しいときも出るんだよ…」
              /           ム、`‐、 ____  _ 二.ムー-= _ \
            .{   .\      ムヽ、 \ ,≧ー---、__ ト、 ヽ i
             l   .、 `ト、 __,,,, ム `>  xz==x、 ` .ム   .\
            i   .ム  」/、   .ム    .イb:::::::} 》、  ム>、  ムー---    ----  ,,,____
            .マ  .ムマ.ム   __L,,, \   辷:ソ   マ、..ム.|`ー ,,__
            .マ  .i.l ヽム..,示 ̄ムー‐‐    ̄ ̄   .トリ、 .ム/ ,
       ___ ヽ、 リ 、 . 《 .b::::::;}         u. ./ リ..ト、.リ  _/ニニ≧‐- ,__
       l´/ / _,,, ).」 iヽ ムヽ ..` ゞ´     ,    ,   .ノ 乂ーノ /.≦三ニマ     `>、
    , -- リノiノ-、= .ノ__ヽ_ヽ . . ム     ___    ,  | .(  ̄.{_ノ三三三ニマ       /  ` ー
   /  .,  ̄  ー-´´/  マムヽ、 \        ./ . ..i .ム三三三マ三三ニム  _ <
.   /       _,,, -‐´  _ムム__>=-ミ≧ー - ´  ..├-.ム≦三ニニ=====-´
  /     ,ー´      マ三ヽ|三ニ≧-ヽ}       ム::、 :::::::`:y´               /
. /      /             守三≧-=´ /_ノ ヽ         .`ー、:::::::: \            .> ´
      ./         , -‐  ̄フ´: : /´ノ          ,  ム :::::::::::: \       > ´
. .    /        /   /:::::::::_ ム .ー-- 、   , - ‐    }-‐- ,_::::::::ム  .,= =≦ム
     .        .<   /::: __ /ヽ ム              /::::::::::: ≧ュ、_ ≦ニニニニ三ム
    .{      .<    ./ _ /.ノ ::::::::::: ム             { :::::::::::::: ム  .{ヽト、
.     i  <´       ̄   /::::::::::::::::`>、   ヽ  /  ノ:::::::::::::::::::`>.」   \
    .i´           ', .ノ::::::::::::::::::::::::::::::\   .y .   / :::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ    .\
... .   ノ           .>-./:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ム.  ',  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ム  \ \
  /        >´  .{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ム i ./ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ム .   ヽ \


とっておきの笑顔で、彼女は清姫にそう伝えるのだった


.

324 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:15:28 ID:9ec59688


その一言で、清姫の心に堤防が築かれたようだった


             l,            \
             |ヘ           マ丶、
             |i!ヘ     ,.. -─:マ!i!丶、 .,
.              !i!i!iヘ , '         マi!i!i!i丶、丶、
               W/     __   マi!i!i!i!i!丶、.\
         ヽ、 ,>"        `゙'<i!i=-寸i!i!i!i!i!i\ ':,
.         У     ,         `゙'<i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ヽ,ヘ
.          /      '            `゙'<i!i!i!i!i!i!i!i!L,ィi!i!iア
        ,′     ′               `ヾ、i!/i!i!i!i!i〃
        ,′      .i                  マi!i!i!i!イ
.       i         !             i            Vイ==ァ
.        !        !   ,       、!            } ,、ニ=/
.        ',       '. ィ"         `丶、 _!     ム' T〈.        「……じゃあ、メディア様は?」
.        ',       ´  .、      .;_ !  「Τi    ,!´.Υi! !
.          ヘ      __ 、ヽ、   ./ノ./__,,,リzzx、、 .ハ ノ i! ',
          ` <   ゙、示芯=ヽ、/ '""Τ心り}イ /,、,.У   ',
              `.T ゙.乂f:j        ゞ‐''" 从i' l||Y   .',
.             l| | i :/:/:  '     :/:/: ./ l l|l Lzァi  ',、
                |ヘ l ヘ       _      / { l .! l |=-く|   ',ヽ
                | ヘ{  i > ..,_丶:,_:) ,r '1 ,′   ' |!  ∨  ',. \
.               |  ヘ {.ユ   イニヘf7  | リ   _ノ    ∨. ':,  ヽ
              l    〉V     i!i!i!i!i!i',ヘ.  N ィi!「{ l  、__,,.. L..,,_ ':,  .ヽ
             ,l  .r‐ァ′   !i!i!i!i!i!ij }    ',!i!>''"´,vzvzvzvz} ':,  ヽ
.            /l  |i!7     .i!i!i!iム V l     Wzvi!i!i!i!i!i!i!i!i!i!iW     ':,
           / l   .ji7     i!i!i!i!i!ム .y !    Wi!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!iW         ',



                            __
       ,. -‐                 ‐-|::!
    , '",. -─=‐             ヽ   |:jヽ
   /´/ /   /    /    ヽ     ヽ  ||  ',.      「こんなにたくさんの人が来てくれて
    /´7   / i     /!  i  :.:`、:.   ヾx||   !
     / イ  ,' !  l  / l  lヽ _ :.:.:',:.:.ヽ.  l Ⅶヽ.:|.      嬉しい、ってことだよ」
     / / |  l  l   |,/  !   !  ヽ、::!ー::l-: l. : :|Ⅳ}:
     |,'  l  ! .:| ト| ´ ̄ ヽ  !   ̄`` ヽ!:/ : : l-〃    _ .-┐
     i  l l  .:l ヾ z==s \|  z==x  レ   |:/:/{. : ´: : : : : : :!
       ヽ|  .:|  |                |   l/_/: : : : : : : : /
          ト、 :l  ⊂⊃    `      ⊂⊃    |: :!:_:_:_: : : : : :/
          ヽ!  人   r──┐    ノ! :. l_:_:_:_:_: : :-─!
           | !  :.>、 ヽ _ ノ  ィ j  :i. l .-.-.一: :´ ̄ll
           jハ  :.:.| `ヽ、_,.、-:'´::  l  .:i i`ヽ_ : : : : : : :l
           :.:.:\ :.:.|  / /ハ:::::  ノ .:/リ:::ノ  `''ー::、  _!



               |ヽ       ____
               | ハY >''て    |\`''<  >''7
               |/ |>'´: : : ≧: : : : : |  \: : ,イ  /
              r'~ /: : : / : : : : : : : : :',   \.  /
              | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ヘ    ヽ |∨__
              ヽ ̄,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :`ヽ  /´ /
             >l : : : : :l : : : : : :___: : : : : : : |/ /===ミ
              ヘ |: : >'" ̄ : : : : : : : `''< : : | /   //
                 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ト<⌒ヽ_/    「なら、良かったです」
              ハ、 ト、ヽ、 : : : :,イ:/ィ:/|イ:イ/: :|.i 「| :「|l
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            ,イ: : : : : : 从八 /ニニニ7∧ヘ/},イ´   /    __、:\
        , イ: : : : : : : : : :/ 7/ニニニ7/ //    /     / ヽ!: :\
.    >''´: : : : : : : : : : : /| 7/ニニア,イ//    /  | //    l : : : :` 、
  >''´ : : : : : :/ : : : : : : |. 7/ニニアイ. /    /    i |./     |! : : : : : :ヽ


いまだにすすり泣くメディアの声は聞こえているが
清姫にはそれが感動のむせび泣きに変換されている

彼女の明るい表情に、ハクは胸を撫で下ろすのだった
.

325 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:15:53 ID:9ec59688


いきなりの展開についていけなかったガッツは
立ち尽くしていた姿勢のまま、マスターに問う


   ∨  ∧      |VN   |! :/:::::ノ::ノ::ノ:::::::::::,:イ::::::ノ::::::/:::::::/__ _ /
.     ∨  ∧    」 > ゞ 、ゞ:∧ / :/ :/ ⅣY"´ ≪ー=彡:::::=::::∠ノ
      ∨  ∧  <ン /l i :/ :X|/|:/ |::| )ノ ノ >ーニ三彡:::::::::::::/__
     ∨  ∧   //N´Ⅵ/ イ__l ,イ.zヽ|- 、 ヾ ≫―ニ三彡::::::::::::∠
.      ∨  ∧./{ .| ー ソ{ ( r >- ≠=一ヽ  ヾ=ニ三彡::::::::::::::>
        ∨  ∧ ∨ _, j    γY ひ > "   `ミ.三三≧::::::::::∧
       ∨  ∧  `} ̄/-    .ゝ `≠"       〉三γ `Y:::::>     「あの……俺、なんか悪いことしました?」
.         ∨  ∧  ;/           ノ`ー、 ヾソ,;{ j !:::::(__
           ∨  ∧ 入r  _ 冫       ヽノ^"´   ノ ー /::::〃 ̄
          ∨  ∧ i  ` ¨            、 / ィヘ イ:::::::ゝ
.            ∨  ∧! Y´二 ー 、     ―=<∨ゝ j  Y从〈
              ∨  ∧〈 ` ̄´ ̄ ′'        `/ /   ∧ |
             ∨ / j  ̄ ̄         . < _/i::::\人人ノ
       /\ _.ノゝイ|!/.{    、 _     . < ___ノ、:::::::ゞ:::::::\\\
    、 .イ:::イヽ::::::::::::::\ _ゝ __   -=__ ノ、::::::::::::::\::::::>―――
    \:::::::イヾ、:::::( ̄ ̄:::::::::|   ハ ̄´ヽ:::::::::::::::\::::::::>:::::/::::::::::::::::::::



        __
  =ニ二__   \
          ヽ   \
           \  |
             | ./
      -―――‐//―- 、
  /               \
../             \    ヽ
.    /      ト、    ト、    ヽ
    /  /    | \   | \ \ |
   メ|  /    /   ',  `ナ‐- .', λ |
  〃  |   /ノ   | / ≡≡っI .l.           「誰も悪くないよぅ……たぶん」
  У|   .|-―7≡≡≡ |/      レ、
  小l  .|  l´ し′            l
ヽ 守.   Ⅵ                /__
三≧ヾ   ∧      ⊂二ニニつ イ:::::::::::::::::: ̄厂 ̄ヽ
彡斗イ.∨  ∧_____ -- <:::::::::::::::::::::::::::://__ノ
イⅣ |  ∨  ∧ヽ==、フ          ̄ ̄ ̄ ̄
´Ⅳ: :l i  ∨  ∧.    ヽ
Ⅳ : : `ヘ彡∨, <___ノ
V: : : : , <
斗<


その一言しか、ハクも出てこなかった
.

326 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:16:22 ID:9ec59688



なお、やらない夫がこの状況から開放されたのは
実に20分も後であった


                                          '
                                            |
                                             |
                                             |.l
                                             |j
                                            i ゝ____,,__   u.
             /:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.::.:.:.:.:ヽ:.:.:.>:.:.:.、               〉 ハ{・ソ ¨テj   u.
        /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、        /  ´´` "
       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:/ .!:.:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ      /     | | |
.      /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.!:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:/、_、l!/_,..∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.    f           ` . u,
      /:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.{:.:.:.!:.:.:.:!:.从:.:.:.!:.!      .}:.:!:.:.::.:.:.:.:.::.:....   ゝ          }      _
     /:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.!:.:.:.!:.:.:.:.!:/∨:从:!      }:.!:.:.:.!:.:.:.:.:.:∧.    `ー┬  -‐ ¨       /
     /:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:!:.:∧:.:.从! ∨:! ',:!._ノノ   .!从:.:.:!:.:.:.!:.:.}:.}        └ -  `         /
.    {:.:.:.:.:.:.:.:.l!:.:.:.:.::..',:.:!斗=!ヾ!~∨!~ヾ '  ヽ斗! .}:.イ:.:.:,':.:.:l!:}.         |         /
    {:.:.:.:.:.:.:.:.l!:.:.:.:.:.:.:.〉:{. x斗三ニミ_      _ノ`ンノ.!:.:イ:.:.:.}.リ.         |        /
.    {:.:.:.:.:>┤:.:.:.:.:.:.:代(__/ヾ   "''     =ニミ、/:./.!:.:/.          ヽ____, イ
..   {、'' ´.-っ!:.:.:.:.:.:.:.:! ヾ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:      、 :.:. U人 !:/          ハ ̄////|          /
    {:.:\ 、( !:.:.:.:.:.:.:.:!.              '   ! ヽ >..     _ ノ j/////j_iヽ      ,/
.   {:.:.:.:.:.\ !:.:.:.:.:.:.:.:.!.                 |_/     ////////_ナ´   ',     /
   }:.:.:!:.:.:.:.:.!l:.:.:.:.:.:.:.∧     ィ=ーー---- 、  /.       ノ////////ー 、_
.   }:.:.:!:.:.:.:.!:!:l!:.:.:.:.:.:.:.:∧    i:::::::::::::::::::::::::::::::::}. /.    、/////////j      ヽ    / ̄ ̄ ̄ j///
   }:.:.:!:.:.:.:.!:.!∧_:.:.:.:.、:.:∧、  、: : : : : : : :,. ‥  ¨ ̄ ̄////////////{               //
.  }:.:/:.:.:.:.!:>''"     \ヽ> 、  ̄....,./////////////////////////ゝ                //////
.  }:.:/:.:.:./ > = < ヽヽ、 __....//////////////////////////////|    /       ////////
  }:./:.:∨ /        <.∨:..゙////////////////////////////////|    /      ///////////
 }:./:.∨./.:          ヾ}:.: /////////////////////////////////|.   /    ////////////
..}:.:!:.:.:!.イ::::.           .!:. /////////////////////////////////|   /   .///////////////
.}:.:!:.:.:.!::!:::::.           .!:.゙//|//////////////////////////////j| /   /////////////////
!:.:!:.:.:.:!::!::::::..         \ !: //|//////////////////////////////j|  //////////////////


                                                  【オワリ】


.

327 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:16:54 ID:9ec59688


                     (乂_: : : : : : : : : :|::|: : : : : : : : : :_乂)
                       (乂_: : : : : : : : :|:」: : : : : : : : : _乂)
                           (乂_:_:_:_:_:,...:':.:´:. ̄.:.::.:二:.:.、:_:_:_:_:乂)
                        (乂乂乂/.:,:.:.´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ:\乂乂乂)
   これにて、第04話終了かしら     .____/.:∠.:.:_:_:.:.:.:.:.i'⌒Y⌒゙i:.:.:.:',
                             }厂¨¨7:./\:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト={薔}=イ:.:.:.:.}        \
                        {{   ;':.:;   `ー─==\仆/、_:_从__, -y' ̄:ヽ__)}
                              ,{:.:.{       ィテ=ミ   f; )〃:/〃:{/{:イ\:ノ
                             八:.:.'. ⌒_     {ト:::::j}   _厶{{:.:{:.{:.{'  ̄ \
                            \:\r=ミ    " ¨´   /人  ̄  ̄      !
.     閲覧ありがとうございます           }:从   、     /r=、::\  、    |
                        f^Yi     /´ }:,>.. _ー ´_/r{ニ}__j!:::::::\ ヾ\  ノ
.    ..::ー-、                   .\|     ( /ヾ:_(\「:|〃  しi|::||:c:::::::l \__ イト、__
.  〃::::..  ',                            {ヾ:__(\}::ト、   `||〈j!:::::c:ノ   \ゝ く__ ̄\
.  j:::::::::ji:... |                     (___ノミ:}( \}レ{,_  〈j \ ̄介    / |」\]   \
.  (::::::`¨:j:¨´                      ` ̄ ̄´( \ノ:|〈フ)、____ノ \    |
.  ∧:::::-:::イ                            ̄,|:::|_У} ヾ    〈_\ 介|
.rー'   ー‐' |                                /::}:::K_丿 :   /ヾ  r^y|
.弋ミNイ::}_{:.. ヽ                          {::::[]::::}   |   /   _(У |
.从 (::..... Yアミ  \                          \:::ノ、__/   /  _(У: : |
.  ヾ::::.从:::....... Y `ヽ                               /  (.У: : : :|


328 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:17:38 ID:9ec59688


             ./ ̄ ̄ ̄`ヽ
          ./        .',         なお、チビ虎という渾名ですが
           .| ⌒  . ⌒  |
              | ●   .●  |.         メディアさんが虎徹さんの名前から「虎」
. .             | ⊃ .、_,、_, ⊂ ,'.       それとあったばかりの頃は若造だったので「チビ」
        /⌒ヽ...ヘ   .ゝ._)  /./⌒i
      \  \`>,、 __ , .イ./ ヽ./..    あわせてチビ虎です
.         \  r― , ., ‐┐ /
.           `i {::::::::::} {::::::::{. ./



       __ __
      /(_` l⌒o }
.    ,′/ `ヽミ-vイ
    rv^O  O'`r{.          ちなみに虎徹さんの年齢は30台後半よ
.    ハヘ.  l ̄|  厶
    _/^>`ニ-ィ ハ         その人をチビ扱いできるということは
 |__| l 仁l|V介イ 仁!  〉
r{_}`ヽ┬ 、_fニヽ  |.         つまりメディアさんは――――――あら、誰か来たみたいかしら
<V厶′   / VL  {| ∧
  /    /   ヽ └ '′ ヽ、


329 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 21:18:59 ID:9ec59688


       |、   (⌒×⌒)
       | `二¨ヽ〈 八 〉 |           さて、次の投下は明日 3/27
       |   _ ` トイ'、l
       |  ィこ:Y_| Vハ/.             また早くて申し訳ないけど18:00から
       |   {しリ`イ ソ
       | ̄ }   ,、.ノイヽ   ..::ー-、.      幕間 第04話を投下させていただくかしら
       |ー_'_ イヽ Lヽソ〃::::..  ',
       |lヽ⊥〉  ハ {ソj:::::::::ji:... |
       |ー|┘    V´(::::::`¨:j:¨´
      r-、_ 〈 、 l, ィ、ヘ ∧:::::-:::イ
     └j  !\-くノ:ト、〉}   ー‐' |           本当はクールなメディアさんを書くつもりだったんだ
       {_ ノ|    |」l_!イミNイ::}_{:.. ヽ
       |:::::j      人(::..... Yアミ  \.       でもかわいいAAがいっぱいあるなら使いたくなるだろ!
       |_:ムzェ--'´   \:::.从:::....... Y `ヽ.    俺は悪くねぇ!俺は悪くねぇ!
       |   └ヒュ、_    }三三ニV jハ .j. 
       | l   l └'冖=ュォ’三三三チ | || イ    ということで、今晩はこれにて
       | l    l  l 丿ミ三三彡' :| || }
       | ヽ   l  l イ   }={    :: || j
       | 、 ヽ   ノ ネ、  }={    :: ヾ ヽ
.

331 : 普通のやる夫さん : 2017/03/26(Sun) 21:33:26 ID:bec70116
乙~
メディアさんはきっとスラっとした長身で虎徹さんなんて小さく見えるんですよね

333 : 普通のやる夫さん : 2017/03/26(Sun) 21:48:15 ID:d6d80d05
乙でしたー

メディアさんの旦那はやっぱり総一郎様でしょうか

334 : 普通のやる夫さん : 2017/03/26(Sun) 21:49:17 ID:cce708ac
乙津
清姫を曾孫可愛がりするメディアか(棒

336 : 普通のやる夫さん : 2017/03/26(Sun) 22:26:25 ID:b9046114

メディアさまwww

338 : 普通のやる夫さん : 2017/03/26(Sun) 22:38:22 ID:ab690df2

メディアさん自分の為の若作りをビジネスにしたんじゃ(炎爆

339 : ◆jsXgrE.VEg : 2017/03/26(Sun) 23:03:56 ID:9ec59688

             ./ ̄ ̄ ̄`ヽ
          ./        .',
           .| ⌒  . ⌒  |.       メディアさんの人気が私はとても嬉しい
              | ●   .●  |
. .             | ⊃ .、_,、_, ⊂ ,'        好きなキャラなんだけど以外にAA少ないんですよね
        /⌒ヽ...ヘ   .ゝ._)  /./⌒i.     FGO効果でちょっと増えたみたいですけども
      \  \`>,、 __ , .イ./ ヽ./
.         \  r― , ., ‐┐ /
.           `i {::::::::::} {::::::::{. ./



     _ _
    (´ `)) _
     -' 「 、__ `f⌒ー-'⌒l!
   / /\ ー、ゞfニ薔ニヲ
  //, '/  \`ー=ヘ、/メヽ
  { l! /       l i|  l.     それと、これまでのキャラクターの家族・友人関係については
  `i |l   ●    メノ  |       本編・幕間とは別に外伝、という形で書こうと思ってるかしら
  `l 、_,、_, ⊂⊃/   /
   ヽ {_ノ    {ミ  /        まだ書いてないからいつ投下するかわからないけどもー
  (` = -r-rム_/
   ト、  | |    ヽ
   l.  T7_/     ハ


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13806 :日常の名無しさん:2017/03/27(月) 20:48:07 ID:-[ ]
エルフの亜人は植物の知識が豊富っていうけど、亜人になると知識面でも影響が出るの?
13809 :日常の名無しさん:2017/03/28(火) 00:07:31 ID:-[ ]
知識っていうけど選別が得意なんじゃない?
生薬かじると全部同じ草にしか見えんくてやばいけど、訓練か才能かでぱっと見分けられる人もいるし
種族として植物に関する感覚が鋭いと当然知識も増えるだろうし
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    3アメリカンヒーローアカデミア3やる夫が異世界で絆を紡いでいくようです
    4あんこ時々安価でクトゥルフ神話TRPG4やる夫とミクが崩壊した世界を歩いていくようです
    5やる夫は異世界で仲間達と生きる【渡り鳥】になるようです。5華麗なる召喚術士ルイズの召喚獣、入即出やる夫
    6白頭と灰かぶりの魔女6やるおたちの異世界・世知辛チート物語
    7英雄を作ろう!7やる夫はソロハンターのようです
    8アカガネ山のやる夫8異世界食堂できない夫
    9やる夫は魔導を極めるようです9ローグライク異世界転生
    10ドクオが異世界転生したようです10召喚勇者、やる夫のチートは微妙である
    11やる夫はギルドを経営するようです11あんこくさい連合頑張る!
    12あんこ時々安価で鬼滅の刃12やる夫たちは三連星(代理)のようです
    13やるおぐらんどおーだー13レベルを上げるスレ
    14できない子とSCP14やる夫はLVが上がらないようです
    15徳川RTA15オーバーあんこ
    16やらない夫で異世界転移もの16やる夫の野望
    17やる夫は人形使いと呼ばれるようです17やる夫は魔女に支配されるようです
    18やる夫がロードバイクに乗るようです18俺の息子は転生者
    19やる夫は竜の人財のようです19やる夫、デビルサマナーになるってよ
    20やる夫のアトリエ~ザールブルグの錬金術工房~20やる夫はエンフィールドで暮らすようです
    21やる夫は暗黒騎士からパラディンになるようです21食事処 ~やる夫の大釜~
    22森人 陽 ◆ZPJ5/.UMScの洗濯籠22やる夫は魔界の王を決める戦いに参加するようです
    23カーきゃん□23女神が愛した白饅頭
    24◆s90IbI9oR2の雑談etc所24彼女たちは売れ残りのようです
    25ドラクエⅤの世界でビルダーズ25やる夫が桃太郎の舞台に立つようで
    26二人はヒャッハー世界の何でも屋26やる夫達は荒野を駆ける猟犬のようです
    27やる夫は光を目指すようです27路傍の果ての英雄譚
    28やるやらは偽りの太陽に祈るようです28やる夫と翠星石はタッグデュエルのパートナーになるようです
    29やる弟切草29怪獣育成日記
    30魔女はやる夫になるようです30恋心とシュガーラブ


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